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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 最近は記事立てる気力もあまり湧かなくなっているが……まぁ、一応毎年のことなので。継続は力なり。もしかしたらあと数十年したら権威が生じている可能性もあるかもしれない。その頃私はどうなっているのでしょうか(生きてる前提か?)。

 

 

 

○主演男優・女優賞

津田健次郎・石川由依

 突然のツダケン!!!!!!

 ごめん、流石に笑った。いや、別に異存はないのだけども……え、この賞ってそういう立ち位置の賞だったっけ……でもまぁ、過去には平田さんとかも受賞してるから。しかし改めて去年はツダケンイヤーだったなぁ。ゴシップも含めてだけども。ここまで圧倒的にシェアを独占してる人間がいれば、そりゃ「主演男優賞」という肩書きも納得行こうってもんさ。「実はそこまで主演はないのでは?」というお約束のツッコミはスルーの方向で。

 石川由依についても、「いうほど主演か?」という疑問はあるものの、まぁ、最近はきっちり仕事ができるようになってきたので、箔がついてもっと頑張れるんじゃないかとプラスに捉えることができる。2013年に助演賞を受賞した時に「なんやこれ! 進撃に対する忖度選考やんけ! フザケンナ!」とキレていたのが懐かしいですね。でもあん時は普通に下手だったからなぁ……。

 

 

○助演男優・女優賞

子安武人・島﨑信長・上田麗奈・鬼頭明里

 ツダケンと子安を並べるアワード、いったい何を目指しているんだ……。まぁ、毎年ベテラン勢が名前をあげられることは多いし、実際子安は「主演」ではないのだが……ほんと、この一年はどの異世界にも必ず子安がいるのでおっかなかったわ。信長も……まぁ、確かに最近は主演っていうよりもユージオポジみたいな仕事が増えてるのは事実かも。新人賞の受賞が2012、そして禎丞の主演受賞が2015か……(特に意味はないです)。そして女性陣。うえしゃまに正装させて舞台上にあげたかったんだろ? そうだろ? うん、ありがとう。鬼頭はもう、この位置でいいよ。「どう考えてもお前が主演だ」とかいう話はもう別にいいよね。

 

 

○新人男優・女優賞

伊藤昌弘・小林千晃・土屋神葉

逢来りん・市ノ瀬加那・杉山里穂・藤原夏海・和氣あず未

 男性は左から「ピンとこない」「割と好き」「なんで今年?」。伊藤某はアルゴナビスでメインボーカルしてた子らしいのだが、それ以外に目立った活動の記憶がない。小林千晃はビルドダイバーズで初めて認識して、直後にGREAT PRETENDERでいい仕事をしてくれた。現在もSK∞で活躍中なので、この中では一番印象深い。土屋神葉は名前が特徴的だったので「ボールルームへようこそ」の主演の時に覚えたが、今年選出される理由はよく分からない。

 女性は左から「知らない」「ほら見ろ!」「新人かぁ」「新人かぁ」「どうせなら鬼頭と並べてあげろよ」。一番左の子はアイカツがらみらしいので知らなくても仕方ない。市ノ瀬加那は助演クラスの活躍でいいと思う。杉山里穂、あまりに安定感があるので新人っぽさが全くないけど、デビュー年は一応2017ってことになってるのかな? 今年一年で一気に仕事を増やしてきました。藤原夏海はそれ以上に「新人か?」という印象が強く、もう立派な一枚看板だよね。確認したら私が名前を覚えた「少年メイド」がまさに2016年の作品だったか。そして和氣ちゃんは……こんだけ活躍してもまだ「新人」扱いとなると、やっぱり女性声優って大変だなぁ。個人的には一ノ瀬・和氣両名にはここから助演へのステップアップを期待。

 

 

○歌唱賞

ワルキューレ

 なんで今年なんだろう。まぁ、地道に活動は続けてるみたいだけども。あんまり興味がないのでよく知らない。

 

 

○パーソナリティ賞

安元洋貴

 これもちょっと笑った。確認したら去年が森久保だったのか。安元のトーク回しは割と安定してると思う。なんちゅうか、地頭が良いというか、飛び道具の使い方と平常時のバランス感覚が良い。そしてやっぱり声がずるい。

 

 

 以下はその他の賞。あれ、ひろCじゃなくなったのはやっぱり殿堂入りで消されたからか? あとにゃんぱすの「インフルエンサー」はなんか違う気がする。声優業以外のところでどんどん拡大してるやんけ。関さんが中尾隆聖に四年遅れての受賞ってのがなんか良いバランス。山路さんと小宮さんの「確かにこの2人だけで海外ドラマ20本くらいは作れるやろ」っていう安定感がすごい。

 

○海外映画・ドラマ賞 ・ 山路和弘・小宮和枝

○ゲーム賞 ・ 該当なし

○シナジー賞 ・ プレミア音楽朗読劇「VOICARION IX 帝国声歌舞伎〜信長の犬〜」

○富山敬賞 ・ 関俊彦

○高橋和枝賞 ・ 榊原良子

○キッズファミリー賞 ・ 中川里江

○インフルエンサー賞 ・ 小岩井ことり

○MVS ・ 下野紘

○功労賞 ・ 津嘉山正種・増山江威子

特別賞 ・ 鬼滅の刃

 

 

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 今年もやるよ、やったよ、声優名鑑チェックだ! すでにネットニュースなんかにもなってたので「ネット界隈どんだけ暇なんだ?」と思ったが、報道の責任も無いのにひたすら声優の数を数える趣味を持つのが俺という個人だ。よろしくな。まぁ、恒例行事になっちゃったからなぁ……。それにしたってさぁ、この数はさぁ……。

 


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 去年まではスルーしてましたが、リクエストがあったので一応やってみました。女性編に比べるとだいぶページ数も少ないし、これくらいの作業なら構わないか、と思ってのこと。正直、男性編はめくってても知らん名前は結構いるんじゃないかなぁ、と思ってたんですが、体感では女性編とそんなに変わらないですね。むしろ男性の方が息が長くて「安定のこの人!」みたいな顔が多いので、ページをめくっていて「おおっ、おおっ!」ってなる流れが多かったかもしれません。個人的には怒涛の野島家ラッシュとかが好き。あと塩屋兄弟が全然関係無い汐谷さんが間に挟まったせいで上下にならんで「同じ顔やんけ!」ってなってるとことか。

 一応数字を確認してみると、今年度の掲載人数は595名。去年からの増加が12名である(つまり昨年度は583名)。そりゃま、これでも「多すぎやろ……」って思うのは間違いないが、女性声優の907人に比べりゃまだまだかわいいもんである。こうしてみると男性声優は女性よりも競争が少ないとみることもできるが、その分余ってるパイが少ないハードな業界ともいえる。やっぱりこうしてみると男女で業務形態(というか求められる仕事?)が違ってんだろな、とは思うわね。

 個人的に、男性声優についてはあんまり日頃から興味を持って調べないので改めて名鑑を見てて「へぇ」って思うことが多くて、そのうち1つはこっそりした改名。例えば笹沼晃(ガンダムSEEDのディアッカの人)がいつの間にか「笹沼尭羅」に改名していたなんて事実は初めて知ったし、しかも今回知った理由として「改名して、また戻したから」っていう(最新号でまた「晃」に戻っていた)。そしてもう一人、森訓久が現在「モリノリ久」名義になっている。しかもすげぇ最近の出来事じゃねぇか。何してんだもりしゃん。

 あと、宣材写真は割とこまめに変えている人がいるようで、笑ってしまったのは大ベテランの鈴木清信氏が今年から突然の禿頭になってたこと。出家でもしたんかいな。園部好徳氏もつるつるになってるし、やっぱりね、男性にはね、そういうタイミングがあるんだよね……。なお、中尾隆聖は思い切って染めてますね。こういう歳の取り方は良いなぁ。

 

 

 

 以下、具体的な出入りについてのまとめである。まず、昨年度版に掲載されておらず、今年載っていたのは以下の19名。

 

IN(19名)

五十嵐雅 伊藤昌弘 岩崎諒太 岩中睦樹 小澤廉

北村諒 小西成弥 小林竜之 子安光樹 榊原優希

佐藤元 高梨謙吾 竹内栄治 橘龍丸 徳留慎乃佑

バトリ勝悟 日向大輔 真野拓実 室元気 

 

 真っ当な新人が多いが、女性編に比べるとここに出てくる名前でも平均年齢が高いのが特徴。調べてみると舞台などの他のジャンルから登録されてくる人が結構多く、さらにバンドリプロジェクト「アルゴナビス」関連など、ある程度他分野で実績が出ている人間が声優業務にも関わるという構図がちょいちょい。まぁ、この声優名鑑、萩原聖人やクリカンも載ってるからね……。小林竜之がこのタイミングで掲載される意味もよくわからんのだが、歌唱から役者業に少しずつ浸透してきているという証拠なのかしら。

 そして、そんな中でも一番注目したい、というか注目してしまったのは、「子安光樹」という名前。そう、あの子安武人の息子さんである。そんな奴がデビューしてるなんて全然知らなかったのだが、名鑑を見て行ったら一発で「これ親子やん!!!」ってわかってしまったので笑った。これは似てるわ……ただ、本人が喋ってる動画も探してみたけど、声質はあんまり似てない気もする。まぁ、まだ若いので今後どういう変化を見せるかだが、子安ラインの役者にはならない気がするな。他の2世声優もだいたいそうだけども。大塚明夫が見事に親父さんっぽい声を出せてるのとか、もしかしたらレアなのかもしれんな。

 他にも、女性編と同様にちらっと国際色が感じられたりするのも自然な流れかね。ちなみに、室元気については「えっ? まだ載ってなかったの?」と思って確認したら2014年までは掲載されており、これもおそらく事務所移籍とかの関係で取り除かれ、戻ってくるまでにこんだけかかったってことなんだろう。割と基準が適当ではあるんだよな。

 

 

OUT(7名)

石井マーク 石原壮馬 海老名翔太 勝田久 鎌田匠

徳武竜也 中村正

 こちらは去年掲載されており、今年名前がなかった7名。このうち鬼籍に入ったのは勝田久氏・中村正氏の2名。二人とも押しも押されもせぬ大看板。年齢を考えれば致し方ないところであるが、特に勝田さんの場合は現代声優「教育」ビジネスにおいても象徴的存在だったのである。

 他にも、無期限休業を発表した石井マーク、完全廃業を発表した徳武竜也あたりも割とわかりやすいところ。最近は男女ともに、若手でもスパッと「引退」を宣言する流れも増えてきているのかもしれませんな。まぁ、その何十倍も声も出せないまま消えていく若手が多いだろうが……。

 残りの若手に関しては、なんで掲載されないのかわかんない人もいるけど……「石原壮馬」だけは調べたらなんかやたら黒い理由が出てきてちょっとテンション下がった。まぁ、裾野が広がるとこういう案件も出てくるわなぁ……。

 声優を目指す皆さん、これからも清廉に、精進なさってください。

 

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 毎年一応軽く眺めているので一応記事立てしておこう、声優アワードである。最近は内容云々を飛び越えて、「まぁ、なんだかんだで続けてるだけでも偉いのかもな……」とか思い始めてきた。私みたいな人間が特に盛り上がってない時点で、あんまり声優ファンにもこのアワードに存在意義を見出している人間はいないんじゃないかと勝手に思っているのだが……どうなんだろう。こうして続けていくうちに、少しずつそこに権威や意義が生まれていくっていう考え方もあるし、全部が全部間違いとも思わない。ただ、結局「どういう選出なのか」っていう部分にある程度の透明性がない限りは意味がないとは思うのだが……どうなんだろうね。他の分野の著名な賞、アカデミーとかってそういう部分に指針はあるんでしょうかね?

 

 


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 さぁ、毎年やってることなので今年もやるよ! 「声優グランプリ」付録の「声優名鑑」の差分チェックだ。毎年書いてることだけど、おっちゃんもいい加減歳が歳なので、若手声優を熱心に追いかけたりするモチベーションは年々低下しており、最近じゃぁラジオもなかなか聞けない始末。心の老化もあるのだろうが、何より体力がな……色々と趣味を満喫しようとするのって、実はとても体力がいることなのじゃよ。

 でもまぁ、年に1回くらいはこうして名鑑とにらめっこし、現代の声優業界のあれこれに思いを馳せるのも悪くない。というか、これくらいやらんと、現代の状況についていくことが出来ない。……いや、そうはいっても、この量はちょっと……。

 


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「劇団スフィア」 *→6

 今期、「何がおすすめなんですか」って聞かれるといつものように「ブログ見ろ」と答えることしかできなかったわけですが、いまいち推せる作品に乏しかった中、個人的にイチオシだと言えたのは実はこれなんです。アニメですらない。アニメじゃない。ほんとのことさ。

 とりあえず間違いなくいえるのことは「やっぱ俺このユニット大好きやわ」ということ。最近ミュージックレインも第3世代の登場を打ち出し、すでに2世代前の「古株」となったスフィアの面々。年齢的にもいい具合に円熟味を増し、「アイドル」だった時代から一人一人の「個性派女優」へと確実にキャリアを重ねている。そんな中でスフィアの素晴らしいところは、ユニット間でのウェイトの差が無く、4人が全て「看板」たり得るところである。出たての頃は戸松が突出していたが、「最後」の美菜子が異形の進化を遂げることで全員に並び立ち、誰もが一筋縄ではいかない声優・女優としてその地位を不動のものとした。一人一人を見ていても変幻自在の芸幅の広さには感心するばかりだが、その4人が集まり、5本もの脚本で全て異なる立ち位置の役柄を演じてくれるという当番組の企画は、スフィアというユニットが持つ旨味を最大限に発揮できる最高の舞台だった。もう、誰が画面に写ってても面白いのである。

 甲乙つけがたいが、個人的に一番のお気に入りは4本目の「渇望〜三十路の祭りに〜」だろうか。設定自体がちょうどキャスト自体の年齢層に近く、結成10周年を超えたスフィアの節目の物語としても不思議なリンクがあるようなないような(あったら困るんだけど)。とにかくブチギレる演技が多かったこともあり、リーダーである彩陽のかっ飛ばした演技が見られるのも良いし、ホスト役となってシナリオを回すのが「若女将」風の美菜子というセッティングも最高。豊崎キャラは軽薄だと味わいが増すし、タバコを加えてくたびれ果てた戸松の風貌はなぜか恐ろしいまでの説得力がある。やはり10年以上この4人を追いかけ続けた地層の積み重ねが、こうした配役の妙をさらに楽しいものにしてくれている。

 一人ずつ見ていくと、彩陽はとにかく損な役回りというか、徹底したコメディリリーフを演じさせた時のノリがひたすら濃い。そういう意味でベストアクトは2作目の「血塗られたブラジャー」だろうか。表情全体を使ったムカつくキャラの造形が最高で、徹底して憎まれ役になってくれるので2作目や4作目の物語に遠慮なく没入することができる。

 豊崎はどこかズレた空気感で4人の中でもアクセントになる印象があり、そういう意味ではラストの「コミックオブザデッド」での浮いた存在感が稀有である。これだけフワフワと煙に巻くようなキャラ造形を作っているのに、どこか「ありそう」と思わせる空気の匂わせ方は天然由来の成分なのだろうか。「ラブホテル602」でのビシッとスーツを決めた衣装の時に見えるスタイルの良さも、アクターとしての素地の良さを見せつけてくれている。

 常に中心にあってユニットをかき回す戸松。本人のイメージそのままのカッ飛んだ役を見せてくれる時のエネルギー量は相変わらずだし、声優業でもしばしば見られる抑えた役どころでもしっかり爪痕を残すだけの存在感を放つのは声の力なのか、彼女の圧の強さ故か。彼女の目を剥いた表情はなぜか実家のような安心感があり、4作目のようなシリアスな作品の中での恫喝や激情、5作目のようなコミカルな演技の中でのおどけや一発ギャグとしても十全に仕事をしている。力に加えて技まで手にしたら最強ではないか。

 そして、ここ数年のスフィアを語る上で外すことができないのは寿美菜子という屋台骨の存在。彼女が上り詰めたことでスフィアが完成したと言っても過言ではない。戸松や彩陽のような圧があるわけではないので調整役に回ることが多いイメージなのだが、彼女が中心となった4作目が一番のインパクトを残したことを考えれば、やはり裏に表に自由に出し入れできる役者としての技量が尋常ではないことの表れだ。そしてなんと言っても「ラブホテル602」での彼女の役回り……ねぇ、なんで美菜子は「そっち」のイメージがこんなに強いの? 最高かよ。

 個人的には脚本ごとの好みで言えば4>3>2≧5>1くらいかな。正直、1本目の「SHELTER」はすごく安易な「マイナー劇団が思いついた寸劇」みたいな印象だったのであまりハマらなかったのだが(だから番組開始時に感想を書く気もなかった)、2作目以降で「自由すぎる集団やなぁ」というのがよくわかり、急激に盛り上がったのである。

 スフィアの中で1人でも好きな声優がいる、という人はぜひ見てほしい怪作である。過去に放送していた「スフィアクラブ」とは意味合いが全然違うので、これだけでも永久保存版。っていうか、もっとこういう番組が増えればいいのに。

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 気づけば学園祭イベントも久しぶりやなぁ。確認したら一応去年の秋もしゅが美のイベントいってるから1年ぶりではあるんだが、ちゃんと抽選応募しての参加だと2年前の京大のころあずイベント以来か。おじさんもなかなかフットワークが悪くなってきて、学生たちのイベントにも参加しにくくなってきてるのでねぇ。

 ただ、流石に今回は見ておきたかった。何しろゲストは今をときめく小原好美である。ぶっちゃけ、最近は声優ラジオとかもさっぱり聞かなくなってしまったので人となりについては全く知らない状態だったのだが、むしろ「役を通して」という(声優としてはごく真っ当な)接し方だけでたっぷりとインパクトを与えてくれる小原好美という人物をいきなり生で拝めるチャンス。さすがの京大、毎年ゲスト選びがシュートである。そりゃもう、女房を質に入れてでも見に行かねばなるまい。しかも今回は当選通知を見たら席がめっちゃ前、めっちゃセンター。もう、特等席でしたよ。この距離で声優が見られるイベントなんてそうそうないと思います。近さと軽さは学園祭イベントの最大の魅力ですね。

 


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 特に感想も無くなってしまっているイベントではあるのだが、一応毎年記事立てしてたので今年もメモ程度に。今年は例年以上に「置きにきた」印象のラインナップになっている。まぁ、そのおかげで大きく波風を立てる要素も無いのは良いというべきか地味と言うべきか。

 考えてみりゃ、もともとこういう「渋い受賞」を望んでいたような気もするんだよな。話題優先の「声優もどき」の受賞に嫌悪感を示していた部分が大きかったわけで。でも、いざ「じゃぁこれなら文句ないだろ」と出されると、「お、おう……」としか反応できないというダブスタ気味の印象。やっぱりこうしてみると、裏方商売としての声優という仕事が正当に評価を受けるということがどれだけ難しいことなのかがよくわかる。業界の裾野が広がりすぎて、「今年1年の業界のムーブメント」として代表者を選ぼうとしても、視点が散漫になりすぎてなかなか万人が納得する選出が叶わないっていうのも、この賞の難しさのひとつなのかもしれないなぁ。ファンがいて、オタクやマニアがいて、業界人がいる中で、それぞれが見ている「理想の声優像」が共通の認識を持っていなければ、落とし所がなくなるのは当たり前の話で。これが普通のアカデミー賞みたいな認知が得られるようになってこそ声優が地位を確立したといえるのだろうが、なかなかそこまでのパラダイムシフトも起こらないだろうし……。ムズカシス。

 

 


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 今年もやるよ! 「声優グランプリ」付録「声優名鑑(女性編)」の差分チェックだ。もう、毎年やってるもんだから完全に惰性でやってる感があるな。おっちゃんも若い頃はこの「名鑑」がバイブルみたいな扱いでな。更新されるたびにワクワクしたもんだし、好きな声優のプロフィールを目一杯暗記して、誰について聞かれてもそらんじられるようにしておいたもんじゃ。最近ではすっかり意欲も記憶力も薄れてしまって……この年に1回の機会でもない限り俯瞰なんてせんのじゃよ。自分と同世代の声優だったら覚えやすいけど、娘みたいな年齢の子まで出てきたら、流石に「1世代下の子」っていう覚え方しか出来んじゃろ……いや、娘は流石に言い過ぎだけど。


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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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