忍者ブログ
最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8]

 銀髪美女に腹パンいれようぜ、第6話。「女子供も容赦なく殺す」なのか「女子供には絶対に手を出さない」なのかはわからないが、とりあえず作品の総意として差別なく殴られるし撃たれる。そういう世界だ。

 急激に設定が湧き出して、正直処理しきれてない。一応これまでな〜んか違和感だった「フェナの周りの諸々の事象、全部都合よく回りすぎじゃない?」と思ってた部分については、「そもそもフェナがとんでもねぇ謎の中心にいる人間だったんだからしょうがねぇんだよ」という形で答えを出した。正直お宝探しっつっても「フェナの親父さんが稼いだ遺産」くらいだったらここまでいろんな思惑が絡んでおおごとになっちゃうのはおかしいって思うじゃん。でも実際はそうじゃなかった。国家レベルすら超えている、伝説レベルのお宝探しともなれば、そりゃぁ諸々駆り出されるのも納得するしかねぇよな。

 確認する必要があるのは、まず何と言っても雪丸たちの素性。これまで「ほら、親父さんに世話になって、仕えるって約束してたから」という謎のサムライ軍団程度の認識だったが、実はもっともっと昔から異国の地にも情報網を張り巡らす、生粋の国家規模諜報員だったという。そのために育てられた「影の一族」みたいなもんなので常人離れしたスキルを持っているのもある程度は納得できるし、組織の規模や、意思の統制などの面でまだまだ謎は多いので一筋縄ではいかない。まぁ、実際に「任務」らしい任務ってのはここ何年かは行われてなかったみたいだし、普段のユルさは時代の中で薄れていったエリート意識のほころびなのかもしれない。ただ、今回紫檀が言ってた「島に戻らないと抜け人扱いで殺されることになるんだが?」っていう理屈はよく分からんけど。まだフェナが不要になったかどうかも分からんのだし、最終目標を考えればフェナの救出作戦にも一定の説得力はあると思うんだけどねぇ。

 2つ目の謎ポイントは「エデン」という存在そのもの。単に「草薙剣が保管されてる場所」っていうだけなら分からんではない。フェナの親父さんのご先祖様と関係者が草薙剣の行方を知った上で守り続ける一族であって、その秘密を守るためのコードネームとして「エデン」というよく分からない名前で呼んでいるならありそうな話だ。ただ、あくまで例え話なのかもしれないが、今回出てきた「世界中の秘宝の伝説が最終的に帰する場所」っていうのはよく分からんな。そんなおおごとになるような「場所」がこの世界のグランドラインにあるというのだろうか。そして、フェナの親父さんはたった1人でそんな世界の秘密を守り続けていたというのだろうか。そりゃ殺されるわな。

 そして最後に、今回暴れまわった森川ボイスのイケメン、アベルの存在。フェナのお母さんの肖像画を飾り、さらに明らかに親愛の情を見せているということで……血縁者って考えるのが一番手っ取り早いのかな。だとしたらフェナが知らないっていうのも変な話だが……まぁ、幼い頃に何らかの理由で母方の親族と接点がなかった可能性はあるけどね。ただ、もしアダムの立ち位置が「心底フェナのことを心配している人間」だとするなら、「ゴブリン」の悪評が真実であれデマであれ、アダムがフェナの身柄を引き受けること自体には一定の正当性があるようには感じる。そりゃま、雪丸たちだって「ハウトマン家の守護」を任されていたという大義名分はあるのだろうが、最終的にフェナが穏やかな日常に戻る際にどっちが必要かっていうと……今んところ雪丸たちと絡んでもいいことないような気がするんだよな……。ほんとに、「しばしの船旅で情が移っている」以外の優位性はない可能性が……うーむ、流石にそれは薄情な考え方なのだろうか。

 雪丸たちの勢力・アダムの勢力が微妙に喧嘩しなくてもいいかもしれないのに喧嘩していて、そこに火種を増やす女海賊連中が独立。この三つ巴の形でここからは展開していくということになるんだろうか。フェナに「さらわれる姫」以外のアイデンティティを与えてあげてほしい……。

 

拍手

PR

 謎の! 質が! ゴツい! 第5話! いや、なんかもう、「俺たちは雰囲気でトレジャーハントしている……」みたいな状態になっとる。

 前回の石の産地探索の時点で「ずいぶん行き当たりばったりで運任せの旅だよな」とは思っていたが、一応、産地を訪ねて製品の出所を知るっていうのは意味があったし、整合性が無くもなかった。そこからジャンヌダルクという不条理へとつながり、謎は現実と空想の狭間へ飛び込む……という感じで予想していたのだが、なんかもう、一気に空想に飛びすぎた感があるぞ。

 オルレアンが実際にどんな土地なのかは分からんが、多分あんな大量の横穴をあけまくった採石場はない気がするし、その奥に掘り進んだら地下神殿なんて絶対にないのだ。そこが今作でのオリジナルの「空想」要素ってことになるんだろう。そして、そんなぽっと出の巨大地下遺跡は何故か周りの住民には一切感知されず、フェナが「昔来た」ときからほぼ手付かずの状態で残っている。さらに、謎の「座標」を残すためにやたらと手の込んだ機構が仕組まれており、フェナはその機構の存在自体を知らないはずなのだが、そこに辿り着くまでの順路は何故か知っている。どういうこと? そこまで微細に記憶が埋め込まれてるなら、もういちいちガラス板持っておりて行かんでも、座標そのものを教えてもらってりゃよかったのに。フェナの記憶という便利すぎるアイテムは「そういうもんだからしょうがない」と言われれば本当にどうしようもない部分ではあるのだが、流石に「なんでわざわざドキドキ謎解きイベントをこなさないと先に進めないようにデザインされているの?」って部分の説明は欲しいぞ。でないといくらなんでも理不尽だし……。

 そして、さらなる謎の存在となったのは敵対する女海賊団である。てっきり、こないだの街ではたまたまぶつかっちゃった同業他社というだけなのかと思ってたら、どうやらフェナの血筋とは何やら因縁があるご様子。「エルドラド」というキーワードも登場し、なんかよく分かんないけどそれがワンピースみたいに世界のどこかに隠されている設定になっているようだ。この時代だとすでに黄金の国・ジパングも開発済みだし、もう世界に黄金郷は残っていない気もするのだが……。

 というわけで、謎のデザインが本当に「勢い重視で理屈がよく分からない」状態なので、周りのキャラ達も振り回されて大変そうである。雪丸、これ以上ストレス貯めたら本当に体壊しそうだな……。

 

 

拍手

 キュアフラミンゴとパパイヤの邂逅、第4話。まぁ、今作だって海から離れないお話だし、ある意味でたいそうトロピカってるといえなくもないな(言えないな)。

 なんか想像してたのとは随分違う方向にお話が転がり始めた。フェナのご一家の歴史に関わる謎なのかと思っていたのに、こんなところでも名前が出てくるのかよジャンヌダルク。中世ヨーロッパの英雄が、何故か突然「海賊」の残したお宝に関わってくるという。まー、考えてみりゃ我々はフェナの一族に関することなんて何も知らないのだから、掘り下げてった結果がそうした歴史ドラマであっても別に不思議はないのだが。物語の舞台は18世紀あたりらしいので、既にジャンヌダルクの存在は「歴史」になっているはずだが、さて、それがフェナの親父さんの石にどうつながってくるのか。ここから国を巻き込んだ一大スペクタクルになったらおっかないが……なんか、なりそうだよなぁ。

 謎の想像以上の大きさに対し、姫様を引き連れた珍道中は相変わらずのホーム感というか、一切のシリアスがないままで呑気な旅路。フェナは前回の襲撃騒動から自身の無力さを悔い、忍者連中をせっついてコーチングしてもらう所存。狭い潜水艦の中じゃ筋トレすらままならないのであまり効率はよくなさそうだが……お供の連中は歳の割にチート級の実力を持ってる連中ばかりなので、何か一発で強くなれる秘伝とかがあるのかもしれん。とりあえず、いろんな人に師事して色んな技術をパクっていこう。……今のところ、フェナはあんまりそっちの才能に恵まれてるようには見えないけどね……。雪丸とのイチャイチャさえ平常運転ならそれでいいという結論に落ち着きそう。

 

拍手

 大洗の学園艦暗部で見た光景、第3話。潜水艦も実質学園艦みたいなもんだし、これもう大洗なのでは?

 さておき、3話目でもテンポは落ちず。というか、むしろ退去したキャラが全員あさっての方向に好き勝手にアクセルふかしてるおかげでどんどん多方面に広がっているような愉快さがある。今回確認できて嬉しかったのは、「どんだけシリアスに見せてるシーンでも、次のカットでは瞬時にギャグに行けるよ」というメリハリの付け方と潔さ。せっかく雪丸がフェナと2人きりで良い雰囲気だったのに突然瞬間移動したのには笑ってしまった。

 フェナの手下(?)連中は前回に引き続きみんなして満遍なく活躍しているが、一応今回は騒がしい双子の活躍シーンが一番多かったかな。多分このキャラ設定だと、双子は双子のまま突き進む気がする。「かげきしょうじょ」の時みたいに「双子だからこそ持つ悩み」とか、「過去に双子だったから起こった悲劇」とか、そういう切り崩し方は無しにして、常に狛犬のようにフェナの周りに一対のガードとして存在し、画面中を所狭しと飛び回ることでひたすら動きをつけていく役割だ。殺陣シーンはどれも決まっているが、この双子が見せる胡散臭い動きがギャグじゃなくて凄みになってるのは良いところではなかろうか。

 その他、中の人もあってか気になる存在は花梨ちゃんかな。良いネーミングセンスと良いテンション。本当にみんなしてマイペースで他人を無視して喋るくせに、よりによってみんなテンポが違うので誰1人噛み合わないっていう雑然とした雰囲気がブレていない。そんな中でも花梨の低血圧・高テンションの使い分けは良いアクセントだ。カツオ、美味しいからね。

 シナリオ部分に関しては、「たまたま立ち寄った街で親父が託したのに似てる石があったからとりあえずその産地に向かおう」というトレジャーハントストーリーとしてはありえないくらいに適当な接続。あんまりそっちでひねくれた展開は期待しないほうが良さそうだが、冒険活劇アニメだとするなら、あんまり小難しいこと考えさせてもしょうがないしね。ひとまずフェナの百面相が見られればそれでいいや。

 

拍手

 海賊が船に乗り込む話なのにサンジ(の中の人)置いてかれててワロタ、第2話。まさかの2話目にしてあっという間にクルー確定というスピードワンピースである。

 よかった、2話目もちゃんと面白かったよ。すげぇテンポが良いね。映像作劇もそうだし、音響の重ね方の会話劇も観ていて気持ちがいい。まだまだストーリーとしては準備段階ってことでいくらでも想像が広げられる分期待が大きくなってるってのはあるだろうけど、毎回これくらいのテンポでやってくれるなら退屈しなそうだ。

 一応これも「ヒロインのヘアスタイルが変わるアニメ」ということになった。まぁ、残念ながら2話目時点でさっさと散髪されてしまってはあんまり印象が固まってなかったのでイメージチェンジの効果はないのだが、とりあえず1つ1つの行動にきちんとフェナというヒロインのキャラが乗っているので意義が分かるようにはなっている。冷静に考えてみりゃ、長年囚われの身だったところをいきなり救出され、なんかよく分からんガラス板1枚を託されただけで「親父の残した謎を解け」とか言われても無茶に決まってるし、下手したら娘さんのモチベーションだってついてこない案件な気がするのだが、フェナは元が跳ねっ返りの性格ということもあり、自然に「船1隻やるからいろんなところ回って親父の謎解きしろ」と言われても二つ返事でOKしちゃいそうなのだ。主人公さえ気分が乗ってくれるなら、視聴者サイドとしてはあとはワクワク宝探し物語である。いつの世も、七つの海を渡って財宝を探す物語は楽しいのである。まぁ、20年以上も連載が続くとどうなるかは知らんが……。

 唯一気になるとすれば、いきなり7人のクルーが確定してしまい、それぞれにキャラを掘り下げたり交流を描いたりってのがほぼ不可能になっちゃったことなのだが……そこはあまり問題じゃないのかねぇ。船のサイズを考えるともう1人2人削っといた方がよかった気もするが……。

拍手

 筋運びがアイドルアニメじゃないんだよ、第6話。いろんな部分がおっかないのに、今回はラストシーンが……ねぇ、どうなっちゃうの?

 突き詰めれば、今作の怖い要素って全部せりあに帰結するんだよ。いや、今となっちゃぁもう彼女をせりあと呼んでいいのかどうかもよく分からないのだが……とにかく彼女の周りで起こったあれこれが満遍なく怖い。そしてそれに拍車を掛けるアリスが控えているという構図。どうやらその奥には五年前の事件が大きく関わっているようなのだが、そのあたりの事実関係はいまだに全容が明らかになっていないため、この世界におけるドールの存在がどのような鍵を握っているのかはいまだ明確ではない。だから満遍なく怖い。

 せりあの家庭だってさ、これまでせりあが脳裏に焼き付けてた記憶だけだって充分怖いし、ひどいんだよ。「自分が最後にひどいこと言っちゃった家族が惨死」っていうだけでバッドエピソードなんだよ。それを4話かかって思い出して、とんでもねぇ闇を抱えたヒロインだな、って結論で落ち着いたはずなのに、今回はさらにそこからもう一回転ひねって叩き落とすっていう。なんでそこまで徹底してせりあをいじめようとするかな。いっそのこと、全部彼女の脳内の話でしたっていうオチだけで片付けられないもんだろうか。

 そして、メインの筋だけを追っていたら完全なるサイコホラーになるところなのだが、そこに微妙に丸っこい女の子どうしのあれこれを交えていくことでアイドル要素というか、分かりやすい掴み要素を残しているおかげで、これがかえって奇妙なハイブリッドになって不気味さに拍車をかけるという。そりゃね、あいりちゃんの頑張りでなんとかせりあが戻ってこられたのは喜ばしいことなんだよ。少女二人の理屈を超えた友情(?)物語は実に美しい。ただ、こうまで色々とひっくり返る世界だと、果たしてこのままあいりちゃんはせりあを守りきれるんだろうか、というのは不安が続くわけでね。まこちんがどれだけ頑張っても……この空気を覆せるかどうか……。

拍手

 え、ちょっと待って、聞いてない、第4話。そんな方向に行くの? いや、え? それキツい……。

 確かにこれまでもなんだか不穏な空気は漂っている作品だったのは間違いないが、それでもまっすぐに舞台アイドルになるために練習を積んでいく展開になれば、あとは「IDOLY PRIDE」と区別がつかないようなお話になっていくのかと思ってたのに……いろんな闇が……。まぁそうよね、考えてみたら数年前に大災害でいろんな人を失ってるって設定があったんだものね。そりゃ各々が抱えているもんもあるでしょうけども。

 それにしたって主人公よ。お前、ここまでよく生きてこられたな、っていうのと、そのテンションでゲキドル目指そうとしちゃったのはなんの運命なんだよってのと。よりにもよって得意技が「見たもののコピー」って設定、業が深過ぎやしませんかね? 自己の喪失がアイデンティティって、そりゃまぁ、そういう人生歩んでたんだろうな、っていう……いまさら亡くなった両親に縛られちゃってるのはどうかと思うのだが、あの歳でぬぐいきれない傷を刻まれ、そりゃ治すチャンスもなかっただろうよ。この子に必要なのは舞台演劇じゃなくて、メンタルヘルスなんじゃないんか。

 そして、そんなせりあに対して、余計なタイミングでアクセル踏んじゃったあいり。いや、お前もお前で距離の詰め方さぁ……タイミングが最悪だったってのもあるけど、そりゃ色々おかしくもなるだろ。その上で、せりあの状態異常を見て心配してんだか嫉妬してんだか、闇と闇をぶつけ合って相殺しようとするのやめろや。

 もう、まことちゃんだけが頼りだよ。早く助けてまこちん。

拍手

 普通のええ話やないかい、第11話。そりゃそうなるやろ、っていう展開だったけど、最後にはちょっとうるっときちゃうのズルいな。

 結局、今作における「龍捕りと龍の関係性」ってのは一筋縄ではいかぬものなのだ。そりゃミカみたいに貪欲に、利益を超えたところで龍を捕ることに命をかける奴だっているだろうし、船に乗ってる連中はみんな生活のために必死に龍を捕ろうとする。つまり、殺そうとしている。ただ、それは別に龍が憎いからではないし、長らく空で暮らしているからこそ、龍への敬意だって人一倍持ち合わせてもいるのだ。そうした精神性は、以前ミカが立ち寄った爺さんのところでタキタの前に提示されていた。確かに龍を殺すし、その肉は美味しいものとしてありがたくいただく。しかし、決して感謝は忘れてはいけないし、ただ殺すことに邁進するべきではない。この辺りの「獲物と猟師の関係性」ってのは、太古の昔からどんな文化にも根強く存在しているものに違いない。

 今回、タキタはひょんなことからこの「命と、関係性と」を徹底して考える必要に迫られた。ちょっと浮かれ気味で遭遇した龍の群れ。そこで荒稼ぎできるかと思ったらわずかな油断から命の危機。その命を救ってくれたのは紛れもなく龍であり、命の恩人たる龍の残していった子供龍は、敵意もなくタキタに懐いてしまう。これでずっと一緒に旅を続けられる関係性だったらなんの問題もなかっただろう。そうして「狩ったものの子供」を引き取って育てあげ、最高のバディになっていくお話なんてのも割と定番ではある。ちょっとニュアンスは違うけどトリコとテリーみたいな奴だ。できることならタキタも龍の子供との親交を深め、ゆくゆくは「龍を駆り、龍を狩る」なんて謎のドラゴンライダーになって欲しかったものだが、残念ながら龍の生態系がそれを許さなかったようだ。こうして人間と一緒に生活できずに「群れにおかえり」するのも、これまた王道の感動ストーリーであろう。龍は単体だとあまりにも得体がしれないのでどうなることかと心配になったが、マタギのおねーさんと一緒に様々な世界をみることによって、タキタと龍の関係性も十二分に掘り下げることができた。これでまた、「龍捕り」タキタが一回り大きくなったことだろう。

 しかし、これでクインザザはまた赤字だけ抱えることになってるんだが……そろそろやばいんじゃなかろうか? この後で目の色変えて群れを狩りまくるのもなんか違う気がするし……悩まし。

拍手

 大鍋で調理してる上でタバコ吸ってんじゃねぇよ、第9話。もう、なんかそこだけやたら気になって……。「灰が落ちるやろが!」ってのが一番気になる部分ではあるが、「美味しんぼ」で育った人間なので「タバコ吸う人間が料理なんて出来るわけないだろ」みたいな偏見もあります。ちなみに高校時代に行きつけのラーメン屋のオヤジはヘビースモーカーでした。

 さておき、無事に長編ストーリーが完結した、と見ていいんだろうな。実はここ2回くらいは感想を書かずにスルーしてたんだけど、大きな流れの中にあるのでどういう風に落ち着くのかが予想できずに見守るしかなかったのである。あとはまぁ、お料理シーンが出なかったので文字通りに食指が動かなかったってのもあるんだけども。やっぱり飯食ってナンボの作品だと思うのよね。龍とのバトルも大事ではあるのだが、登場する龍は毎回生態レベルで違う生き物みたいに見えるし、なかなかバトルで巧妙な展開なんてのは望むべくもなくて、だいたい力押しで抑え込むからね。今回は特に地上戦ばかりだったので「この龍、幾ら何でも進化が怖過ぎだろ」っていう感想しか出てこんかったわ。

 そして、「龍のデザインが毎回違いすぎる」というところから出てくる素朴な疑問なのだが、龍捕りの人たちって、毎回その龍のデザインに合わせて解体を考えているんだろうか。牛や豚なら「どこの部位が美味しいんだ」みたいなことがわかってどの個体でも同じような解体が可能だろうけど、こんだけデザインが異なる龍だと、可食部すら個体レベルで違う気がするんだけど。今回の龍の場合、あの巨大なソーラーレイ照射部分とか食えたりするんだろうか。

 そして、今回は「三日がかりで解体が行われた」とのことだが、龍肉の賞味期限ってどれくらいのもんなんだろう。保存のための加工法がいくつか確認できるので、普通に考えて一般的な獣肉と同じ扱いで問題ないと思うのだが、龍が殺されてからあれだけ炎天下で放置されてたら随分腐敗も進行してしまう気がするのだが……やっぱり悪くなりそうな部分から解体してしかるべき処置をしているのかしらね。「脳油」なんてのはしばらく放っておいても問題なさそうだから後になって回収しても良さそうだけど(でも腐りかけの頭に入るのは嫌だな……)。サイズで考えれば、体積は肉牛の数百倍はありそうだし、解体には一体どれだけの人手と時間が必要になるやら……それを極めていると考えれば、やっぱり龍捕りって偉いんだな。

 そして、久しぶりに登場したお料理コーナーのメインは2品。1つは「家ごとに戦争が起こる」という物騒な煮込み料理。日本各地で聞いたことがあるタイプの文化戦争誘発メニューか。見たところパプリカ・ニンニクあたりの食材は共通しているようなので、味のベースが共通していて、具材レベルでご家庭のこだわりがあるってことなんだろうな。同じ地域で結婚すると夫婦間で戦争が起こるね。そしてもう一品用意されたのは、「トリコ」みたいなサイズのカツ。こちらは衣にチーズを混ぜた「ミラノ風」と呼ばれるタイプのカツレツ。美味いんだよなぁ。そりゃミカじゃなくても独り占めしたくなるのもわかるわ。久しぶりにお腹がすく展開、良かったです。

 お話としては、ジローの淡い初恋イベントとして終了したっぽいが、一応ジローの髪型が変わるという影響も残った。前にもどこかで触れたが個人的に「髪型が変化するヒロイン」というのが微妙にツボなのだが、本作における実質的なヒロインである(??)ジローの髪型が変わったことはなんとなくニヤニヤしちゃうポイントだ。ジロー、またこの街に帰ってきたいって思うようになってるだろうけど、果たしてカーチャはそれまで新しい男を作らずに待っててくれるかな……。

 

拍手



忍者ブログ [PR]
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
25 26 27
28 29 30
ブログ内検索
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
ーーーーーーーーーー
↑越えられない壁
沢城みゆき 斎藤千和 
中原麻衣  田中理恵  
渡辺明乃 能登麻美子
佐藤利奈  佐藤聡美
高垣彩陽   悠木碧
最新CM
[04/25 な]
[04/19 NONAME]
[04/17 NONAME]
[04/17 NONAME]
[04/13 NONAME]
バーコード