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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 オチの必要性よ、第9話。もう、事前にあの謎燃料が出てきた時点で「えぇ……」ってなってたけど、あんな激アツ展開からまさかそこに持っていくとはおもわないじゃん……。ちなみに「服までとかしちゃう溶液」は確実に人体に害があると思われるので、ズボン(パンツ)だけ心配してる場合じゃない。多分、ラストシーンの後に死傷者が出てる。

 さておきタイトルに堂々と冠されたミーナさんメイン回。今期はエイラーニャやルキシャリのように(いつも通り)ニコイチでお当番回を任された人間が多かったわけだが、坂本さんがいなくなったこともあり、ミーナさんはめでたく単身でのお当番である。これが引退前のセレモニーみたいに見えてしまうのが辛いところだが……こうして進退を問われる展開があるのも今作ならではと言えなくもないね。おそらくこの世界観を作る最初の最初で「なんでうら若い女の子ばっかり戦場に出るんだよ!」っていう当然のツッコミを回避するために「ババアはウィッチになれねぇんだよ!」という設定を作ってしまったがために、こうして「二十歳過ぎたら引退ですよ」という余計な枷が生まれてしまったわけだ。まぁ、坂本さんの時もそうだったし、引退がらみですったもんだするのも立派にドラマになるので、これはこれで美味しいかもしれん。普通に考えたら、高校が舞台の部活モノとかは常に引退問題がつきまとうわけだしな。これを回避しようとしたら、サザエさん時空を用意するか、とにかく時間の進行を遅らせるしかない。どこぞの戦車アニメのように1つの試合に2年かければそうそう引退せずに済むわけだからな(向こうの世界ではミーナさんの中の人は一応引退扱いなんですかね?)。

 もう自分には時間が無いと意識せざるを得ないミーナさん。別に小隊のみんなは元気だし、きっと後進だって育ってきてるだろう。たった1人の退役にそこまで大きな意味は無いし、ミーナさんだって引き際はある程度わきまえているのだろうが、今回ばかりは祖国の命運がかかったオペレーションということでやきもきが抑えられない。長年の悲願をなんとか自分の手で成し遂げたいという思いがミーナさんに無茶をさせる。そして、程よい無茶を提供してくれるネウロイさんは本当に空気を読んでくれる。なんか、こうして見てると他のアニメの敵性存在と比べて、ネウロイさんは随分感情豊かな気もするよな。今回のタスクだって、なんかすげぇ情感がこもってて、「せっかくの巣を壊されたく無いんですわー」っていう素直な生物種としての本能が見える気がする。

 しかし、そうしてネウロイが頑張るからこそ、ウィッチはもっと頑張れるわけで。久しぶりの登場と相成ったウルスラも加えたカールスラント軍団は、ミーナのサポートのために全力でのワンチーム。今期はバルクホルンさんの活躍シーンが多いのは嬉しいですね。かなり巣に肉薄している様子も見て取れるし、いよいよクライマックスという緊張感が高まる。ただ、よく分からんのは今回の作戦ってロケットネウロイを1発撃ち落として終わりではなかったはずなんだよな? 仮にあそこでネウロイが掃射状態に入らなかったとしたら、多分毎日1発ずつ精度が上がったロケットは撃ち続けられたはず。その上で、ミーナさんたちの射出位置はすでにバレているわけで、2日目以降の攻撃阻止は多分無理だったような気がする。どういうプランでわざわざ敵軍お膝元まで出てきてたんだろうね。まぁ、結果オーライといえばそれまでなんだけども。

 今回の全力放出で、おそらくミーナさんの見せ場は終わりだろう。彼女も坂本さんと同じ引退組にクレジットされることになるとは思うが、そうなれば新入りが頑張る展開に……なるのか? ならんのか? 大丈夫か服部。

 

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 単なる痴話喧嘩やんけ、第8話。ルッキーニ回でもないのにチワ喧嘩とはこれいかに(ルキシャリ回でいうの忘れただけやで)。

 いや、本当に単なる痴話喧嘩なんだけどさ……まぁ、当方残念ながらエイラーニャ推しでもないので、そこまで刺さる話にならないってだけで、内容は大体ルキシャリ回と同じようなもんである。一応2人の特殊能力が関係する構造にはなっているわけだが相変わらず空気を読んだネウロイさんがそれ用の戦闘を用立ててくれるから話が早くて助かる。「霧が出たぞ」→「広域探索能力の出番だな」。「でも探査できない敵がいるぞ」→「予知能力で助かった」。なんとまぁ、当たり前のお話。ただ、こうしてみるとエイラの方は無条件でサーニャの性能を信じていたことで活動できたのに対し、ピンチを招いたのはエイラを信じきれなかったサーニャのせいなので、なんだか関係性の不均衡ができてしまっているのは気になる。なんかサーニャが不義理みたいに見えちゃうんだよな。

 そしてサトゥルヌス祭ってのはこの次元におけるクリスマスなんだろうと思って調べてみたら、クリスマスとは全然違う別なお祭りらしいわね。「ヒンメリ」も気になったから確認したけど、元来土着信仰の精霊祭などの飾りだったものが、キリスト教徒によるクリスマス文化の流入によりフィンランドから消えかかっていたが、逆にクリスマス文化との融合を狙って今日に復活させたらしい。なかなか面白い現象である。エイラもそんなヒンメリ文化の担い手の一人だったわけだね。画像検索とかでみてみるといろんな形があって楽しい構造体。こういう地方独自の細工がクリスマスツリーにかかってるのも面白い光景かもね。

 あんまり今回は本編にいじることがなかったのでせっかくなので外国の文化を学んでみました。そんなことよりも、個人的にはミーナさんとバルクホルンさんの「リミット」の話の方が気になるんですけどね。やっぱそこは無視できない要素なのか……頑張れ年増軍団……(まだ20だよ)。

 

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 このくらいのタイミングで挟む総集編がなんか久しぶり、第8話。春・夏クールはコロナの影響でそもそも体力のない作品自体が放送されなかったからなぁ。今作の場合は事前に予定していた総集編なのか、それともいわゆる万策パターンなのか。気になるところでの小休止となってしまった。

 しかし、こういう世界観も意外と新鮮なものである。普通に考えたら現在の地球のパラレルなのは間違いなくて、千葉の館山を舞台にしていて、クラウはヨーロッパからやってきてるから世界地図も現実と同じ。微妙に名前を変えて現実をベースにしているストパンなんかともまた違って、今作の場合は「現実と同じなんやろな」という漠然とした事前の了解みたいなものがあった。しかしまぁ、フィクションはフィクションなわけで、ここから急に現実と全然違う設定をぶっこんだとしても決してアンフェアというわけではないだろう。いや、そんなこと言い始めたらフィクション世界は何をやってもOKになってしまうのでどこかで線引きは必要になるだろうが……少なくとも、この世界には北欧神話は無い。もしくは、失われている。

 こういう変化球ってのは、別に言われてしまえばそれまでなのだけど、こちらとしては一切想定してなかったのでちょっとしたフックとしては効果的。アニメやゲームの中の用語として使い古された北欧神話のあれこれが、この世界では未知のものとして取り扱われている。なるほど、そりゃ突然出てきた「オーディン」を名乗る神を誰も実際的な存在と結びつけなかったのも納得できるというわけだ。まぁ、あんだけかっちりした世界観があるのだから、「最初からなかった」というよりも「失われた」という方が正しい気がするが。オーディン自体が過去の自分の歴史(つまりは北欧神話)を全て消し去り、改めてこの世に神話を刻もうとしている図なのかもしれん。

 そして、そんなこととは全然関係ないが今週もミコちゃんはすこぶる可愛い。今作はミコちゃんとアズズの2人でもっていると言っても過言ではないわけだが(?)、ミコちゃんの自己犠牲の精神と、他人にその責任を一切感じさせない天真爛漫さは裏表なしの100%魅力成分である。改めて確認しとくけど、最終的にミコちゃんが死ぬようなシナリオは絶対ゆるさねぇからな。今回の作戦、どう考えてもミコちゃん死亡フラグにしか見えないのだが、まぁ、シールド隊の犠牲くらいでなんとか落とし前をつけてほしい。あいつらは別に死んでもいいので。

 そしてクラウの謎リンクから生み出されたヴァルハラゲート。普通に考えたらこれだってオーディンの手のひらの上のはずなのだが、それをわかった上でアズズたちは進んでいるのだろうか。ゴールはどこだと思ってるんだろうか。そして引き続き影の薄さを挽回できないおソノの運命は? 総集編の次へ続く。

 

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 ビバ7話! 第7話! 毎回恒例の、いわば「7話回」。いやぁ、すべらんなぁ。

 ほんと、ずっと笑いっぱなしの30分。臆面もなくここまで堂々とネタをやり切ってくれるからこそのストパンよな。この「7話ムーブ」も本当に久しぶりなんだけど、一切衰えないどころか、普段のシリアスが強かっただけに振り切れ具合が逆にキレッキレに見える。潔くて大変結構。いいぞもっとやれなんだけど、あんまやりすぎてもありがたみがなくなりそうで悩ましい。とりあえず、ドイツにある土偶 is何。もう、最初のツボ登場シーンで無理。

 ネタしかないエピソードなのでどこから拾っていけばいいのかと困ってしまうが、とりあえずメンバー1人ずつ見ていけばいいんだろうか。一応形の上ではリーネ回であり、アイキャッチなどの要所でリーネちゃんが正妻の貫禄を見せつけているものの、スタートはまずルッキーニから。シャーリー回ではちょっと可哀想なポジションだったので、改めて振り切れたルキ成分100%の様子を見ていると、「あぁ、帰ってきたなぁ」と感慨深い。なんか、今年に入ってからまた千和の仕事が元気になってきた気がしますね。「100万の命云々」でも変な役やってたし。これこそいいぞもっとやれである。

 エイラーニャは次回がお当番回なので今回は控えめだが、最初にサーニャが揉まれた時のエイラで爆笑してしまった。まぁ、ショウガナイネ。この人はどんな状況でもストレートに告白できるのが強いわ。そしてルッキーニの相方であるシャーリーは今回「バストアップ回」ということで逆に出番が無いかと思われたが……流石に規格外をさらに規格外にするとギャグなんだな。そして、まだお若いはずなのに垂れてきてるんですか?(個人の感想です) ……ナイトブラとかどうっスかね? ちなみに、さらに地味だったのはミーナさんなのだが、並べてみると、キャストの中で貴重なおっぱいが今回は影が薄いというのは因果なものである。まぁ、過去に7話担当した人は控えめにしとかないとバランスが悪くなるから。あの状況でも全裸でシャワーから出てこないのは彼女なりのギリギリの理性だったんだろうか。

 前回素晴らしい働きを見せてくれたハルトマンとバルクホルンさんも今回は全力でギャグへ。ほんとに何がしたいんだお前は。そしてさりげなく芳佳ちゃんに「バルクホルンさんの馬鹿力」とか言われてるのも草。おねーちゃん、やっぱりネタ回できっちりネタ要員に回ってくれる律儀さがえらい。個人的には謎のMVPを受賞したのはペリーヌさん。ペリーヌブチギレからのジャガイモ突撃までの流れ、完璧じゃないですか。こういうの見てると、「最近はテンション芸が回ってくることも減っただろう中堅〜ベテランキャスト陣は呆れながらやってたんだろうか、楽しくやれたんだろうか」っていうことが気になるんですが、みゆきちと千和あたりが集まってバカをやるってのも、10年ぶりくらいの可能性があるんですよ。なんか、見てるだけで幸せになれます。

 そして我らが淫獣、芳佳ちゃんは全部マジモードからの本領発揮。結局今回は、芳佳ちゃんが合法的に乳を揉むために用意されたエピソードというしかないのだよな。いや、結局揉んでないんだけどさ。こいつらの中での「セクシャル」の線引きが全然わからんわ。どこまでがセーフでどっからが「恥ずかしい」になるんでしょうかね。よくわかんないけど、今後は芳佳ちゃんが毎回乳をもみまくれば解決するだけの話にならないのかしら。どこのダイミダラーだ。

 楽しい時間をありがとう。もし次のシリーズがあったとしたら、これを超える7話を作れるのだろうか(何年後の話だろうな)。

 

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 せっかくのシリアスなのに天塚さんの尻が……第7話。もう、痴女とかいうレベルの格好じゃないんでギャグにしか見えないんだよな……。いや、でも我が知己は「シリアスって尻尻なんだ」という気づきを得ているやつがいたし、これこそがシリアスの極致……。

 一応、今回が中盤の山場ということになるのだろう。ただ、残念ながら序盤の「うわーい、ミコちゃん可愛いー! アズズも可愛いー!」と思って見守っていた時と比べると、ここのところのシリアスはあんまり気が乗らない展開である(いや、ミコちゃんは変わらず可愛い)。まぁ、ダイレクトに萌え要素が減ってるからってのもあるだろうが……どうにも展開が納得できないのである。今回のシリアスだって、結局どこで何がどうなってるのかよくわからんしなぁ。

 もともと「オーディンが胡散臭すぎる」ってんで、今回のピラー殲滅戦が無理ゲーなのだろうということは予想がついていた。それにしたってここまで完敗になるとは思ってもみなかったが、改めて人類とピラーの差をまざまざと見せつけられ、絶望する以外に選択肢が無い状態である。ここまで追い込まれて、今後何に期待したらいいかもわからないのだが、そんな圧倒的な戦力差を見せつけられたにしては、なんか戦況がおかしい気がするのだ。ピラー側があれだけの戦力を持ちながら積極的に人類を殲滅しに来ないのは「休眠期」とやらが絡む部分もあるからまだ良いのだが、そんだけの絶望的な状況で、人類側は何をやっているのだろうか。

 一番分からんのは、なんであそこで天塚が生存者の救出なんてミッションに挑もうと思ったかだ。すでに全力投入での敗戦という結果は出ているわけで、今更そんな「負け戦の戦場」に残存兵を探しに行く意味はほとんどない。普通に考えて生きている可能性も殆どないのだし、そんなわずかな望みのために貴重な戦力をさらに失うリスクと、撤退補佐の人員を割くデメリットを許容できるとも思えない。さらにさらに、今回は戦場において「ロストしたワルキューレの機体が敵側に回っている」というさらなる絶望までもが提示されている。そんな状況で、ネームドを単身駆り出して、「敵側に奪われるかもしれない」という想定は誰もしなかったのだろうか? まー、何をやっても絶望的な状況に変わりはないのでいっそ人道的な義憤を優先させた結果と考えることはできるかもしれないが、そんな無鉄砲なヤケクソ作戦に過去の思い出を利用されてしまったおソノはいい迷惑である。挙句、最終的には天塚が失われて全然関係ない奴が帰ってきた。いや、生きてたんかい、っていうのも驚きだし、一体どんな状況なら、わざわざペンダントだけ託して死ぬなんて面倒臭い状況が起こるというのだろう。流石に、その辺はやりすぎだ。シリアスにしたいという狙いばかりが先行して、どうにもちぐはぐなシナリオになってしまっている。

 やっぱり空戦パートでそこまでのめり込めないってのは純粋にハンデなんだよなぁ……。あ、でも天塚の従者3人が「松竹梅」っていう名前で、わざわざキャストも松竹梅で揃えてるのはちょっと感動した。松はまだしも、梅は割と貴重だよな。

 

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 尊さ、そして筋肉、そう、バルクホルンだ! 第6話!!! いやぁ、最高ですね。ストパンのアツさ、尊さ、そしてバカバカしさがすべて詰まったお話。やっぱカールスラント軍人は最高やね!! ビバ、友好国(決してリベリオンと敵対する意思はありません)。

 というわけで、説明不要でとにかく盛り上がれるお話。いつからだったろう、私が501の中でもバルクホルンさんが大好きになってしまったのは。多分2期目からだと思うんだけど、おねーちゃんの宮藤愛が突き抜けてるところとか、徹頭徹尾石頭のくせして最終的にギャグメーカーになっちゃうポンコツなところとか、本当に愛らしい。そして当然ハルトマンとのコンビネーションも最高である。今回は「ズボン」にもやたらスポットが当たっている回で、ハルトマンのおかげで色々と開けっぴろげなシーンも楽しめましたね。ノーパンで寝てるのは別にいいんだけどさ、ズボンがあれ1枚だけってことはないよね? 大丈夫だよね?

 今回最高なところ1つ目、とにかくシャープでスマートでグレートな戦闘描写。最初に襲撃されるシーンのあまりにキビキビしたネウロイのモーションも楽しいし、それに対応しようと奮戦する2人との空戦作画は今期でも随一。こういう空戦の描き方もあるんだよなぁ。そして、復讐のバルクホルンさんが1機目を撃墜するところが随分あっさりだったもんだから「なんや、こんなクライマックスあるかい」と思ってたら、まさかの「追いネウロイ」でさらなる超絶戦闘へ突入。エーリカの生死を巡ってテンション乱高下のおねーちゃんがおかしくなってしまい、まさかのネウロイ相手の筋肉祭り。もう、今期は西のストパン、東のゴールデンカムイっていう筋肉フィーバーですね。ホモがいいかレズがいいかで、お好みの方をお選びください。

 今回最高なところ2つ目、おねーちゃんのお願いマッスル。2日で限界までウェイトを落とすバルクホルンさん、そこそこ力石の領域。ぜってぇそんな急激に変わるわけないやんけ、とか、それこそ力石ばりにスタミナ犠牲になるやり、とか思うけど、必ず最後に愛は勝つ。そもそも、視聴者だってあのおっそろしい筋肉見せられたら押し黙るしかないだろう。今作は尻や胸を楽しむアニメには違いないが、違うそうじゃない。いや、これでいい。こういう見せ方だってそれは人それぞれだッ。

 時を戻そう。今回最高なところ3つ目、画風すら変わってしまったようなバルクホルンさんに対し、それでも微動だにしないエーリカ。今回は助けられるお姫様ポジションに徹するのかと思ったが、ラストはしっかり見せてくれましたね。その上で、あれこれ容赦無くおねーちゃんを刺激してくれるおかげで、わけのわからん映像がたっぷり見られたよ。ズボンの中にごついリボルバーとか、谷間にたまたまチョコレートとか。もう、全編にわたって「汗臭そう……」しか出てこないお話ですよね。まぁ、エーリカだって2日間森の中をさまよってたんだから臭いと思うけど。もう、臭いドイツ人ばっかりのアニメやな。

 今回最高に心配なところ。サウナ、誰かちゃんと直したのかな……。

 

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 オランダだからチューリップの話にしましょうっていう実に安易な発想、第5話。まぁ、別にそれ自体は全然構わないのだが、視聴後に「で、結局なんだったんや?」ってなるよく分からない目的のお話ではあった。

 まぁ、目的はなんだって聞かれたら「ペリ犬さんの活躍を描きたかった」っていう結論になるんでしょうけどね。ペリーヌさんの最大の魅力はやっぱり小うるさくキーキー言ってる時に発揮されると思うのだけど、坂本少佐を巡る最大のライバルである芳佳ちゃんのことをまるっきり認めてしまい、割とシリーズ序盤から本当に優雅なお貴族様として落ち着いてしまった感があり、「あの頃の犬よもう一度」と思ってもその勇姿を見ることは叶わなかった。いや、別におしとやか軍人でも別にいいんだけど、せっかくだったら元気な姿も見たいじゃないですか。そこで今回のように、芳佳ちゃん以外にペリーヌさんをキーキー言わせられる外野を用意して、手っ取り早く引っ掻き回そうっていうシナリオラインになるわけだ。うむ、製作理念は分かった。分かったけど、やっぱり今回の話ってなんだったんだろう。

 静夏が割と早い段階で「こんなことしてていいんだろうか」というツッコミを入れていたが、まさにそんな感じのお話。一応オランダはすでに国土を奪還しているので戦地にはなってないし、前線にほど近い国で、さらなる国威発揚のために国民の心の拠り所、国の象徴たる「クイーン」を刺激しようっていうお仕事は分からなくもないのだが、結果的には「その辺の庭師の連中が頑張って咲かせようとしていたチューリップが1輪咲いた」というお話でしかなくて、途中のボイラーのくだりなんかはかなり強引な設定。そして強引さを超えて完全にブックを理解した上で出てきてくれるネウロイさんの大活躍はむしろ微笑ましいくらいで、あのネウロイがどこで何してて、今回出てきてなんで温室を襲いに行ったのかもさっぱり分からない。まぁ、先週もそうだったし、ネウロイさんってのは本当に柔軟にウィッチ側のニーズに応えてくれる存在なのである。サービスシーンはガメラ回転でしょうかね。そこらじゅうの地面にあんなもんが埋まってるとしたらそれはそれで問題だよな。

 まー、結局あんまりピンとこない話ではあったのだが、一応ペリーヌさんの活躍が見られたということで良しとしておこう。パンツァーフォー。

 

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 ちゃんとカプコンに許諾とったんやろな? 第5話。技出してる方はともかく、ガイルとかもモーションがそのまんまなので見たら1発でわかるのはやっぱりすごいな。イズナドロップ、久しぶりに見たわ。

 どうでもいいところから入ってみたが、今回は戦闘シーンなしの「つなぎ」回である。前回鳴り物入りで参戦した(かと思った)新キャラ・天塚は、結局どれくらいの傑物なのかはよく分からず、鬱陶しいシールド隊を3名追加するだけにとどまった。過去の因縁、特におソノとの関係性は次回以降に持ち越しなので、なんだかはっきりしないモヤモヤが1週間続くことになる。このタイミングでのキャラの投入を考えると、どうにも次の侵攻作戦で犠牲になる捨て駒ポジションのような気がするのだが……。

 常に不穏な空気が流れ続ける最大の原因は、やはりオーディンの腹の中が全く見えてこないせいだろう。1話目の時点で「どう考えてもワルキューレVSピラーって神サイドが用意したマッチポンプじゃねぇの?」という疑念が生まれていたため、こうしてオーディンの主導で話が進んでいくと、「絶対なんかあるやんけ」と勘ぐってしまうことになる。今回のお話で、そんなオーディンに対してワルキューレたちも頭から信用しているわけではないということが確認できたので「父親に裏切られた最悪の事態」みたいな鬱展開にはならないかもしれないが、オーディンがソースの情報で「ピラーが寝てるから今だよ」って言われても、絶対それだけで終わるわけはないので少なからず被害は出るだろう。そして、その時に一番危ないのは、ぽっと出の天塚さんなわけである。まぁ、メインの4人が死ぬ展開は流石に無いと思いたいので、その程度の犠牲で済むなら御の字だが……。

 今回はおソノにもうちょいスポットが当たるかと思ったが、結局何をイライラしているのかもはっきり分からないままで持ち越し。その分、アズズ&ミコのカップリングがさらに愛らしさと絆の強さを増してヒロイン度数を上げにいっている。特にミコちゃんはここまで「バカのくせに鋭い」「バカのくせに天使」「バカだけどママみが強い」などの加点要素を並べてきたが、今回はついに「もう馬鹿ですらないのでは?」みたいな勘の良さも見せつけ、オールラウンドに隙がなくなってきた。お利口キャラのくせに神にストⅡで負けちゃうアズズがかわいそう。いや、でも今回の顔芸も良かったのでアズズもちゃんと可愛いですよ。

 こうなってくると怖いのは、一応メインヒロインなはずのクラウの影が薄くなることである。おいクラウ、大食い要素で明後日の方向にアピールしてる場合じゃないぞ。ちなみに今回クラウが完食してた「あぶらぼうず」が気になって調べたんだけど、あれ、よく都市伝説的に名前が出てくる超絶やばい魚のバラムツの流れのやつみたいじゃん。「刺身だと数切れでもやばい」みたいなことが書いてあったので、1尾まるごと完食したクラウはその後……。

 ワルキューレはトイレとか行かない(結論)。

 

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 シャリルキの純な尊み……第4話。こんなベタベタのベタなのに一切の不満が残らないすっきりした喉越し。これこそストパンのカップリングであるなぁ。

 シャーリー、こんなに男前だっけ、って思うくらいに男前だし、ルッキーニはこんなに子供だっけって思うくらいに子供……だったな。うん、そこはイメージブレてない。むしろ初登場からそれなりに歳を重ねてるんだからもうちょい精神的な成長があってもいいんじゃないかと苦言を呈したくなるレベルなのだが、しかし今の時代になっても純正の千和ワークが聞けるキャラはいまやルッキーニくらいになってしまったので、彼女にはずっとこのままでいて欲しいとも思う。娘さんも随分大きくなっただろうが、「お母さんはルッキーニなんだよ」っていうわけのわからない教育で健やかに育って欲しい。パンツじゃないから大丈夫。

 スピード狂というシャーリーの特性を打ち出したエピソードはすっかりおなじみのものであるが、今回はシンプルにルッキーニとの関係性を見せるために(相変わらずネウロイさんも空気を読んだ登場をして)分かりやすい話にまとまった。確かに誰もが思う通りに「もう、毎回すげぇスピードで飛んでるんだから今更地上はどうでもよくね?」とは思うわけだが、そこにルッキーニとの友情を混ぜ込み、クライマックスはどうなるかみんなわかってるのにしっかり盛り上がれる展開を作っている。いや、「いくらなんでもルッキーニがやらかしすぎだろ」とは思わないでもないが、そこまでやらかしてこそ、シャーリーの株は上がりますからね。ついでにバルクホルンさんもいつも以上に格好いいところを見せてくれています。やっぱり坂本さんがいなくなったおかげで、年上チームの活躍の機会は増えてる感じがあるな。

 放送日の関係で「シグルリ」と割と並びで見てしまってかぶる要素が多々あるのだが、ストパンはストパンらしい部分でちゃんと差が出せているので没個性にならない。今回も「そこで股間にこだわらなくても……」みたいなアングルの取り方がアクロバティックだったし、クライマックスのシャーリーの加速シーンなんて、短いカットながらもその疾走感が抜群に画面に映えていて気持ちいい。画は長年変わってないように見えて現代でも色褪せないのだから、考えてみりゃ大した作品である。

 来週はペリ犬さんか。結局、501は全メンバーにちゃんと思い入れがあるからどのお話を見ても楽しいのだよな。

 

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