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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「RobiHachi」 5→4 多分、一番盛り上がったのはウォンバットが出てきたところ。「それは卑怯じゃね?」って思ったけど、もう高松オリジナル作品はそういう扱いでええんか。 まぁ、本当にそれくらいしか印象はないんだけども……いつも通りのノリって言えばそれまでなんだが、一応野郎どうしのバディもので、後からおっかけてくる杉田の存在なんかも考えたらどっちかっていうと女性ファン狙いの作品なのは間違い無いんだろうが、劇中のヒザクリガーのネタ回しとかはむしろダイレクトに野郎向けというか、オタク向けのネタになってるわけで、この作品の空気にこだわって愛着を持つ層ってのは恐ろしくニッチな気がするんだよな。ギャグも肌に合う人間には気持ちがいいものだろうけど、すでにテイストは「おなじみの」になってるわけで、そこまで爆発力が出ることもないからヌルく、ユルくの演出になってしまうのは致し方ない。結局、延々既定路線で低空飛行を続ける作品になることは避けられないわけで……。割とあっという間に忘れられる存在になっちゃう気はするよね。 もしかしたら、一番の目的は「東海道中膝栗毛」に興味を持ってもらうことだったのかもしれない。今作を見て「元ネタが気になる!」ってんで岩波文庫を手にすることが……いや、無いよなぁ……。
PR 「この音とまれ!」 5→6 最後「えっ?」って終わってしまったけど、分割2クールなのね。まぁ、だとしてももうちょい「終わった」感を出して欲しかったのだけど……。そこが完璧だったらもう1点加点してもよかった。それくらいに最終回は感動した。 最初は「まー、よくあるジャンプ漫画(部活漫画)のフォーマットだよな」くらいの認識で見始めた作品だったが、回を増すごとに面白くなっていき、気づけば当たり作品が少なかった今期の1クール作品の中では(「さらざんまい」を別次元だとして)一番好きになった作品かもしれない。なんでだろ、部活ものに弱い部分はあるかもしれないけど、もしかしたら音響に直接影響される作品に弱いのかもしれない。「これとユーフォだけやんけ」って思ったけど、考えてみたらキャロチューもそうだし、「四月は君の嘘」とか「坂道のアポロン」とかもそうだな。「ピアノの森」も終わってみれば嫌いじゃなかったし。 まっすぐな部活もの、そしてわかりやすいキャラ造形で、焦点が絞りやすいお話。奇抜なストーリーなんてものは出てこないが、奇抜なのは「箏」というテーマ設定だけでも充分である。その「箏」を中心にしてチカを置いて、武蔵・さとわちゃんなどを配置しおえた時点で1つの形は出来上がっていた。たとえば最終回の展開は本当にグッときたんだけど、先週時点でチカが怪我しちゃったところで「え〜、せっかくクライマックスの演奏なのに怪我要素入れちゃうの〜、フルスペックでみたかったよ〜」とがっかりしたのだが、この怪我要素が各方面に様々な影響を与え、最後の舞台はチカの物語のクライマックスであるのはもちろん、光太に大活躍の舞台を与えるきっかけになり、さとわちゃんには「自分なりのリーダー論」を再認識させる機会となり、武蔵には信じたものを貫くことの大切さを教える場となり、顧問には冷笑的な世界観を吹き飛ばす劇的な出会いとなった。様々な物語がチカの怪我というただ一点で交差する筋立ては、「安易な部活もの」と斬って捨てるには勿体無い完成度だ。 そして、こうした卒のない「青春ストーリー」を鮮やかに彩る箏の音色。事あるごとに繰り返してきたが、本当に今作は「箏」という道具立てがアニメーション媒体と見事に融合し、素晴らしい音響面、そしてそれに見合った演奏シーンを引き立てあっている。箏の演奏の細かな技術なんてものはわからないが、虚実を織り交ぜた幻想的な演奏風景で、誰がうまくて誰が下手なのか、曲が目指しているイメージはなんなのか、そしてそれが周りの観客にどんな影響を与えうるのか、「アニメだからこそ」伝えられる要素が取りこぼしなく詰め込まれている。一見すると地味な部分ではあるのだが、私みたいな人間がこれまで一切触れたことのない「箏曲」に心奪われた時点で、今作はもう大成功と言っていいだろう。 あとはまぁ、キャラがみんな良いしね。今回の一件でようやく顧問との壁も乗り越えられそうだし、次クールでは箏曲部が本格始動といったところじゃなかろうか。周りの高校には様々な因縁を抱えたライバルも配置できたし、1期目が「序章」だとしたら次からが「本章」であろう。まぁ、その序章がこんだけ面白かったことが次へのプレッシャーになる可能性はあるけれども。 機会があったら原作も手に取ってみたいところだが、いかんせん分割では続きを知りたくない部分もあるので悩ましい。おとなしく次を待つしかないかなぁ。 「新幹線変形ロボ シンカリオン」 5→7 1年半の付き合いに幕。これ、絶対にロスが辛いやつや……来週からは土曜の朝にガンガンズダダン出来ないかと思うと、ぽっかりと何かが失われたような気持ちだ。 気づけば本当に良い作品になったものである。スタート時は「完全に思いつきやろこんなもん」と思いながら見始めたし、実際、シリーズ序盤は惰性で観ているような部分も多かった気がするのだが、気づけばズブズブとその世界観にハマりこんでいった。「子供向け作品」っていうレッテルって、馬鹿にする意味で使う場合もあるんだけど、こうしてとても素直に、まっすぐなヒューマンドラマを見せつけられる媒体でもあるんだよね。特撮ならライダーやら戦隊やらである程度満たされる部分ではあるものの、そうしたお約束以外の新しい作品で、胸のすく物語が見られるというのはまた格別だった。 「子供向け」ではあるんだけど「子供だまし」ではないっていうのも大事なポイント。まずもって「新幹線」がテーマになっている時点で無茶な作劇はできないはずなのだが、今作は「現実の新幹線」との地続きの作劇のバランスが絶妙で、本当に「線路がないからいけない」とか、「門司と大宮がベース」とか、「もしかしたら本当にJRはシンカリオンを開発・管理してるんじゃ……」なんて思わせるようなラインがニクい。そして「新幹線」だからテーマが「進化」って単なるダジャレやんけ、って思ってたら、少しずつこのテーマ設定が掘り下げられていき、最終的には「ヒトの進化とは何か」という遠大な問題にも肉薄していく。「人と人のつながり」が進化を支え、「人類が互いを想いあって繋がるための道具」が新幹線であるっていう接続、「いやいや何言うてんねん」という気持ちもありつつ、「確かに言われてみれば」という納得もある。単なる勧善懲悪の物語にならず、異種間交流を通じて人類の在り方を模索する展開は、子供さん達にもきちんと考える余地を与える教育的なテーマだし、湿っぽくならずに「ロボットアニメ」としての見せ方を維持しながら描き切ったのは本当にお見事である。 そして、そんな王道シナリオに加えて、本作は大人と子供の両方に向けた細かいくすぐり要素も大きな魅力。何よりも鉄オタのハヤトのキャラが秀逸で、彼が何よりも新幹線を愛しているという大前提があるおかげで、多少の無茶なら誤魔化せてしまえるし、毎回「鉄オタギミック」を仕込むことで新幹線アニメとしての独自性を維持しながら、「新幹線ってすごいなぁ、楽しそうだなぁ」ということを見せびらかすことができる。唐突に初音ミクやエヴァとコラボするフットワークの軽さも長期シリーズの中ではいいアクセントになっており、今となってはエヴァ回とかほんと意味わからんのに、「まぁ、面白いからいいやん」と丸め込める懐の深さがある。 あとはもう、ハヤトも含めたキャラの魅力ね。個人的にはどうしても肩入れしてしまうのが初代のエージェント4人組。こういう苦悩を抱えた敵勢力の葛藤ってのは本当に好きなネタなんだけど、セイリュウはもちろん、個人的にはスザク姐さんのことが好きすぎてね。最終回での突然のビャッコとゲンブの登場で号泣してしまった。姐さん、是非幸せな人生を歩んで欲しい。他にもアキタ・ツラヌキのマブダチ連中が一切ぶれることなくギャグにシリアスにハヤトをサポートしてくれたし、フタバさんとアズサのヒロイン勢も毎回キュート。特にアズサは「現代アニメだから小学生Youtuberって発想が安易すぎやろ」と思ってたのに、その設定と性格がみるみる本編に影響を与え、最後には地球人類を救った英雄の1人にすらなっていたのは驚きである。男の子が元気、女の子も可愛い。なんとありがたい話ではないか。是非とも健全な少年少女たちは、このアニメから入って命に関わるアニメ道にはまり込んで欲しい(中の人達も豪華だし、ここから声優道に目覚めるちびっこもいるかもしれないな!)。 本当に、最終回を観てその興奮冷めやらぬ状況で書いているのでとっ散らかった内容になってる気がするが、まぁ、1年半のシリーズを簡単にまとめられるわけもないし、今はこれでいいや。是非とも冬の映画は観に行かせてもらいますね。 「文豪ストレイドッグス(第3期)」 *→6 我ながら腰が定まらず申し訳ない話だが、じわじわ好きになってるアニメシリーズ。放送開始時には「どんなんだっけなぁ、そんなに好きじゃなかったしなぁ」と思って見始めたやつだったのだが、今期は割と素直に楽しむことができました。 もともと印象がよくなかった理由は主に2つで、「流石に時代が近い実在の人物の扱いが酷くない?」という嫌悪感と、「能力バトルを謳ってるくせに能力の説明や処理が面白くない」という不満。このうち後者については根本的に解決されてないはずなのだが、シリーズを続けることでレギュラーキャラの能力については「当然そこにあるもの」として処理されるようになっており、むしろ大上段から「能力バトル!」を謳わずとも自然なバトル漫画になってきていたので受け入れやすくなった。まぁ、「割と処理が適当なんだ」って理解しているからこそ楽しめる部分も増えたということ。そして、前者の問題についてはすでに問題にすらならない。過去の偉人をどうこうする流れって、もう現代のコンテンツ消費の中では当たり前のことになってるしね。そしてシリーズを重ねることで、「こっちの芥川とあっちの芥川は全然違うものなのだ」っていうことがちゃんと理解できるようになったことも大きい。いや、最初からそのぐらいの区別はつくだろ、って話ではあるんだが、普通は「そういう名前」をつけることに意味があるって思うじゃない。「あ、別に意味ないんだな」ってわかればこそ、「たまたま偉人と同姓同名の連中のバトル漫画」っていう処理が可能になるんですわ。 そうして減点要素を取り除いていくと、あとは「五十嵐&榎戸作品」という素直な魅力が発揮されることになる。やっぱり、根源的に五十嵐さんの作るテンポが好きなのよね。ヘナヘナな作画も多かった今期、この作品は文句なしのボンズ作画でバトルにしろ萌え(?)絵にしろフル回転で見せてくれていたし、バラエティ豊かなバトル要素が違和感なく画面に躍動するデザインは流石のもの。また、キャラの数は増える一方なのにむしろ物語は焦点が絞られてみやすくなっているのもありがたいポイント。前シリーズで何やってたかなんてほとんど覚えてなかったのに、意外と支障なく今回の事件は追うことができたし、やっぱり石田彰が悪いことしてる様子を見るのって楽しいんですよ。三つ巴で絡む組織の総当たり戦っていう設定自体も盛り上がる要素だしねぇ。 次のシリーズがあるなら、もう素直にファン目線で観て良いと思います。まぁ、欲を言えば五十嵐さんたちにはまた頭の悪いオリジナル作品で見せて欲しいとは思ってるんだけどさ。 「からくりサーカス」 5→5 兎にも角にも、3クールの長丁場をお疲れ様でした。「うしおととら」は微妙な回もあったけど、こちらはそこまで作画崩れもなく、印象的な1枚絵を多用した作劇は富士鷹作品の魅せ方として正しい方向性だったと思いますよ。 ぶっちゃけ、やっぱりシナリオの端折り方には賛否両論というか、否の方がいっぱい出てくるのはしょうがないと思う。つじつま合わせにあくせくしてしまっているために要所で見たらかなり無理やりな展開だし、例えば仲町サーカスの扱いなんてのは相当適当。ヴィルマもリーゼも「いっそ存在自体を消してしまった方が取り回しが良かったんじゃ」と思うような部分がかなり多かった。序盤はずっと原作との比較ばっかり気にしてしまったので、そうした「足りない」部分が目について素直に楽しめない部分も多かった。 ただまぁ、3クールに強引にまとめて「名場面をとにかく切り取るダイジェスト作品」だと考えると、なるほど作者が構成を再編集したというのもうなづける気がする。どこがなくなって、どこが残ったのか、それを見ていると「からくりサーカス・真」みたいな作品はもしかしたらこれで良かったのかな、という気もする。原作一気読みしてる時に途中で「ちょっとダレてるな……」と思ったのは事実だし、よりスマートに、コアの部分だけを描いたアナザーバージョンとして、これはこれでありなんじゃないかと思えるようになってきた。それもこれも、「実際にオートマータが動いて、濃い顔のキャラも動いてくれてる」というアニメーションの楽しみそのものが純粋にプラスで受け止めるられるから。キャスティングはかなり好みだったし、限られた時間とはいえ、キャラが真剣にしゃべり、動けば、作品の持つ熱量というのは素直に魅力になってくるものだ。 まー、作品そのものにそこまで大きな執着がないから「まぁ、これでもいいんじゃない?」くらいの受け止め方ができただけで、やっぱり熱心なファンには「物足りない」作品になってた可能性はあるんだけどさ。「なんでアニメにはシルベストリがいないんだ!」ってキレる人だって世の中にはいるだろうし、もっともな意見だ。そこはもう、求めるものの違いとしか。私の場合「アニメで見てみたいなぁ」と思っていた要素は割と見せてもらった気がするんですよ。まぁ、主にコロンビーヌのところなんですけどね。 やっぱりキャストが好きだったってのが僕としては加点要素が多い部分で、ぶっちゃけ原作ではあんまり好きじゃない列車編、むしろアニメでは盛り上がったんですよ。多分最古の4人と最後の4人のキャストがお気に入りだったことが大きいと思う。特にハーレクインに三宅健太をキャスティングしたのは本当にナイスセンスだと思うわ。もう、あそこはあの声しかない。そして最後まで世界を引っ張り回した古川登志夫ボイスのジン。老いも若きも変幻自在のあの芸は、「これこそ声優だ」というお見事なもの。そして、勝役で見事な大役を果たした植田千尋。初主演とは思えない堂々たる仕事ぶりで今後が楽しみな人材である。これだけの作品でメインを任されたのは、今後の役者人生を考えると本当に良い経験になったんじゃなかろうか。今後もこの作品の名前を思い出せるような存在になれば良いね。 「叛逆性ミリオンアーサー(第2期)」 5→5 面白かったっていうと魂レベルが下がりそうだけど面白かったよ。これ、メインストーリーもクソもないのでだらだらやってくれたら、どんどんキャラが馴染んできてみやすくなっていくタイプの奴だ。 別に映像もどうってことない。というかショボい部類。でも、可愛いキャラはたまにギュッと可愛い。特に今期は妖精チームが頑張ってるシーンが多くて、妖精がアーサーとの友情を確認する時の健気さは割と高得点。それが錬金だったり山猫だったりするとなお良い。アーサー+妖精で12人もキャラがいるので1期だけでは消化しきれなかった部分があったが、キャストも豪華なので少しずつ馴染むようになり、アホな話でフル回転してくれればそれだけで割と楽しかった。一応本編中ではシリアスな展開もあるにはあるのだが、団長があの通りの性格なのでシリアスになりきらずにどこかユルい雰囲気を残してくれているのもありがたい。もう、難しい話はいいから毎回適当な時代に飛んで、アホみたいなエクスカリバーをへし折りながらドタバタする話を繰り返しやってシーズンを伸ばしてくれればいいと思う。やっぱり、前もどっかで書いたけど「ギャラクシーエンジェル」の後継みたいな印象があるんだよな。やってることは全然違うんだけど、キャラのトンチキ具合とか、舞台設定を一切気にしないクソみたいな展開はGAのコワレ具合に似てる気がするんだよな。まぁ、多少壊れておかないと、最後の「弱酸性」につなぐ時に問題があるからね(まぁ、現状でも大問題だったが……)。流石に「弱酸性」だけを立て続けに流されても耐えられないので、カクテルについてる塩みたいに、ちびちびやりながら本編を見るのが一番良いバランスなのです。全力でぶっ壊れたゆかちがほぼ毎週聞けるのがほんと楽しかった。 そういやソシャゲアニメだったはずなのにかやのんボイスのキャラに「ガチャ回せ」っていわれなかったな……。 「なんでここに先生が!?」 5→5 文句があるとすれば、「もっとたゆたゆver」でも別に規制が外れるわけじゃなかったところです。雰囲気と全然関係ない目隠しは本当にやめてほしい。いえ、エロい目的とかじゃなく、画面に雑味が入るのが嫌なだけですよ。ほんとですよ。毎回言ってますからね。鬼印の時代からね。 金子ひらくがお届けするいつも通りのジャンル。きっちりふさわしい原作を見つけて、求められるフルスペックのアニメをお届けする職人気質の作品。もう、これは日本の伝統芸能と言ってもいいレベルなのではなかろうか。世界に誇れるかどうかは別として。今作は15分アニメで、なおかつヒロイン4人をサクサク展開させていくという、非常に身の丈にあったサイズがスナック感覚で良い。こういうオムニバスの場合はヒロインの属性をガラッと変えて4人のバリーエションを広げるわけだが、今作の場合はタイトルのおかげで全員が「教師と生徒」という関係性だけは共通なので、ヒロインのキャラ次第でその関係性も微妙に変わっていくという味わいがある。どのペアにしても「まぁ、さっさと卒業後に幸せになればいいんじゃない?」って思える関係性だし、存外我々の深い部分に「教師と生徒のイケナイ関係」というものへの憧れがあるのかもしれない。まぁ、人生において一度たりとも「ときめくような女教師」に出会ったことはないですけど。中学以降で記憶にある女性の教員って渡辺直美みたいな家庭科教師だけで、「お前に栄養管理がどうこうとか言われたくねぇよ」って思ってた。 あと個人的にはのじょさんが普段とはちょっと違うスタンスの役やってるのが印象的でよかったね。男主人公も含めて、結構好きなキャスティングでした。 「賢者の孫」 3→3 なんかもう、これはこれでいいんじゃないかな。点は下げないよ。正直、スマホ太郎よりは黙々と観てたし。まぁ、人はそれを慣れというのかもしれないけれど。 「盾の勇者」と違って、こちらは本当に清々しいまでに「なろう系の系譜」をお届けしてくれる。いや、知った口を聞いてる割にはなろう小説なんて1冊も読んだことないから何がメインストリームでどんなムーブメントがあるかなんてのは本当に耳学問でしか知らないのだが、まぁ、そんな朧な知識から得られる「なろうの血脈」みたいなものがたっぷりと感じられる作品。でもさ、これって世に出て、出版されて、アニメ化されてるからバカにされるけど、思い返せば、男の子の脳内には、少なからずある世界なんじゃないのかな、って思うんだよね。 黒歴史でもなんでもなくて、私が初めて「創作小説」を書いたのは忘れもしない小学6年生の時である。おとぎ話とファンタジーのコンパチみたいな世界観で、設定も何も考えずに「よくあるRPG的なおつかい」をつないでいくだけのシナリオ。当時は原稿用紙に鉛筆書きだったが、確か主人公パーティを小学校のクラスメイトの名前にして、敵キャラとか、村の名前とか、武器の名前とか、そういうのも全部クラスの人間とか先生とかのパロディにして書いたんですよ(覚えてるのは、「ケンタ」っていう名前の奴を○○ケンっていう剣の名前にしたことくらい)。流石に日本中の男子がそうして謎ファンタジー小説を書いたとは思わないけど、ゲームなんかでそういう世界を知ったら、「自分ならどんなお話を作るかな」って考えたことがある人は多いと思う。人間、誰もがファンタジー作家の可能性を秘めているんですよ。 でも、メディアってのはそんな妄想を垂れ流す場ではなかった。面白くもなんともない妄想と行き当たりばったりの「どっかで見た設定」のパッチワークなんて、わざわざ金を払って読みたい人間はいない。みんなそれがわかってるから、仮に妄想があったとしても、脳内で収まってきたんだ。しかし時代は進み、そんな脳内がネットという形で外界に垂れ流されるようになる。検閲機構を持たない生の「子供脳」。それがじわじわと染み出して、最終的にこのアニメが出来上がったんだ。だから余計な設定なんて考えないし、とにかくその場で「格好いい」と思ったこと、「気持ちいい」と思ったこと、「読者がやってほしいんじゃないか」と思ったことをつなげていくのだ。やはり、このライブ感というか、「男の子が生きてる」感じってのは他の媒体では絶対出てこないものですよ。まぁ、出さない方が良いからだけど。 誰がこれをアニメにしようと言い出したのかはわからない。そりゃアニメ作ってる方だって、なんで作らなきゃいけないかもわからないだろう。でも、こうして「子供脳」の共有を行うことで快楽を得る層が一定数いることは間違い無いようなのだ(売れてなきゃアニメ化しないもんね)。今や、小説やゲームを飛び越えて、「脳内ファンタジー」は新たな時代を迎えているのかもしれない。そんな無限の可能性を見せてくれる、素晴らしい作品だった。 一言でまとめると、「最後まで見届けた俺ってえらくない?」 「世話やきキツネの仙狐さん」 5→5 モーフモフ(ハイ!)モーフモフ! ここまでステータス極振りしてる作品って案外久しぶりな気もする。中身はない。ほんとにない。こう言うこと書くと「中身があるってどういうことですか?!」みたいなことを突っ込まれることがあるけど、今作の場合、ただひたすらに社畜が癒しを求めるという作品の性質上、「無い」というのはむしろ褒め言葉である。浮世の雑事を忘れて、ただひたすらに虚無に浸る物語、それが今作の目指すべき姿であり、ぶっちゃけかなり成功していた気がする。似たような「押しかけ異種女房作品」としては「メイドラゴン」がそこそこ被る気がしていたのだが、あちらにあった指向性のエネルギーはこちらの求めているものではなく、当然エロスなんてものも必要ない。ただひたすら内に内に。全ては仙狐さんの尻尾の中へ。 あまりにも「癒し」の方向性を強く出しすぎたせいで、本来の顧客層であるはずの社畜連中が現実との差を処理しきれなくなりかえって今作でダメージを負ったなんて噂も耳にしたが、幸か不幸か、こちとらそんな不幸な社畜ではないので、そこまで強烈に仙狐を求めてもいないし、今作を見続けてリストカットしたいと思うようなことはなかった。もっと殺伐とした感情を抱えて観た時に今作がどんな風に映るのかは気になるところだが、そんな状態には絶対なりたくないので、今の自分の境遇に感謝することにしよう。とりあえず、そんなぬるま湯の人生をあゆむ人間からすると、「まぁ、普通に萌えアニメだったよね」で終わる作品である。ただ、やはり一点特化型なので打撃力が高いのは事実であり、「うちにも仙狐さんがいてくれればいいのに」とは素直に思った。僕は和食より洋食派なんですが、グラタンみたいなものもちゃんと練習してレパートリーを増やしてくれるんでしょうかね。仙狐さんにカロリーコントロールされるダイエットとかもやってみたい気がする。俺は何を言ってるんだ。 こうしてみると、やっぱり俺もいくらかは蝕まれていたのかもしれません。だって、もふもふは正義だもの。まぁ、僕はケモ娘よりも純正の獣でいいと思うタイプなので、今期もふクイーンの座は仙狐さんではなくフィーロちゃんに差し上げたいと思います。あ、でも「今期和氣ちゃんクイーン」はあげてもいい。いい具合に感染度合いが増してる気がします。 |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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