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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
やることがいちいちエグいて……第12話。そりゃこれまでも遠慮ないミサイルぶっぱとかとんでもないこと散々やってきたけど、ヤク漬けょぅι゛ょのガチレイプはあかんて……。 四季庁侵攻は止まらず、今週はずっとピンチが継続。一応冬組は造反分子だった可哀想な女の子(石原)をなんとか説得し、移動が可能になった上で華歳の動きについても情報を手にいれることができたが時すでにお寿司。侵攻はとめらんねぇし、四季庁への道のりも前途多難。とりあえずバイクマンばりの能力でショートカットコースを築いてはみたが……あとどれくらいの距離があるのだろう。狼星さん、ノーヘルな上にアイスバーンをじかに走行するのはだいぶ危ないと思いますよ。凍蝶のドラテクによほどの信頼があるのか。 一方、庁舎内に閉じ込められた春組は引き続き進退極まる状態。物理的にも身動きが取れないし、周りの連中はもはや誰も信用できない。イカレた仲間となった長月率いる「彼岸西」についても、今はかろうじて拘束しないでいられるギリギリの信頼感。今回駆けつけてくれたのは冬組護衛の職員だったらしいのだが、そいつらも「春組護衛を全部ぶっ殺してきました」ってんで、もはや省庁から派遣される役人すら誰も信用できないという。冬組チームをギリで信用できたのも、ここ2年間のお付き合いのおかげでしかなく、改めてさくらさんたちはずっと孤立無縁の状態で戦い抜いてきたことがよく分かる。 なんとか繋がった電話口では狼星が石原から手に入れた情報を伝えていく。その中には「四季庁爆破計画」なんて物騒なものも含まれていたが、雛菊さんからすると一番厄介だったのは「華歳のボス、観鈴が直接雛菊さんを迎えにいくらしいで」という情報。そこで再びフラッシュバックする、あの女との地獄の8年間。今回の回想シーンは観鈴側からも描かれており、そっちでは「観鈴さんも酷い目に遭ってきたんだから、暴れ回るのにも同情の余地があるだろ」みたいなニュアンスもゼロではないのだが、どう考えてもインプットされた悪逆に対するアウトプットされる非道の度が過ぎる。女性の尊厳を守ろうと躍起になった若かりし頃の反動が強姦教唆なのは流石にアウトすぎる。さらに撫子ちゃんを誘拐しておきながら再び雛菊に迫ろうとしてるあたりも節操なしで見てられない。この女はやはりどこをどう切り取っても狂っているし壊れているのだ。 そんな観鈴との日々で少しずつ磨耗していった雛菊は、最後の強姦宣告でついに限界を迎える。それまでギリギリで守り抜いてきた自我(雛菊ファーストとでも呼ぶべきか)は精神的自死を選び、残された新たな雛菊(雛菊セカンド、もしくは雛菊モーティス)に代替わりする。セカンドに吃音の気があるのはこの追い詰められた環境で生み出された存在であるが故か。そして皮肉なことに、この極限状態でバトンタッチしたセカンドが代行者としての才を開花させ、状況の打開に成功したのであった。もう少しはやく、雛菊「本人」が春パワーに目覚めていれば逃げ切れる算段もあったかもしれないのだが……少なくとも現状でファーストが帰ってくる気配はない。まぁ、あれだけのことをされた過去は「無かったことに」したいのは間違いないしなぁ。雛菊さんも自我の分断に悩まされているが、さくらさんが今後どのように受け入れていくかでファーストの存在も揺れ動きそうである。 しかし、今はとにかく現状打破が目標。春の力を操れるようになった雛菊はあの頃と違って観鈴に対抗する手段がないわけではない。しかし、純粋な恐怖に支配された現状のメンタリティでどこまで戦えるものか。彼女に必要なのは観鈴に打ち勝つ勇気なのか、それとも観鈴のありようすら認める包容力なのか。ここからは1手も間違えられない戦いだ。 PR 何が何やら、第11話。敵対組織の軍事力が埒外なもんで、もはや何ができるのかもよく分からんようになってる……。 春夏秋冬、4つの季節が手を取り合って1つの目標へ一致団結。こんなにも分かりやすいクライマックスも無いで! と思っていたのに、四季庁に集まったのはあくまでも春と秋まで。夏組は賊の足取り調査のために竜胆と行動を共にし、我らが雛菊さんは冬組を待つために四季庁内で一時待機。そんなわずかな瞬間を的確に狙われた。なんで狙われたのかは分からないが……まぁ、内通者がおるんやろなぁ……考えてみりゃ、そもそも現行の代行者の行動に対しては四季庁内の意見もまとまっておらず、風当たりも少なくない状態。そりゃ不穏分子だって混ざり放題だろうよ。 そんな不穏分子の1つとしてドびっくりだったのが、秋の事務官を務めていた長月であった。彼女は日笠率いるクレイジーテロ集団「華歳」でこそなかったものの、なんと別な組織からの内通者だったという。ちょっと待て聞いてない。テロ組織がいるだけでも厄介なのに、代行者文化を壊そうとしてる連中って複数あるんかい。曰く「10年前のあの事件の雛菊さんがあまりにも尊すぎるから春の信奉者になりました。だから他の3つの季節とか要らないと思います」という0か100かの極論軍団。それが「彼岸西」というチームだそうで。長月さんはそこの命令で秋に潜伏し、秋を壊滅させる機会を伺っていたのでしょう。ただ、彼女の場合は残念ながらエンジェルちゃん(撫子)に触れすぎたせいで情も湧き、現在は彼女を殺すことはできないとのこと。 ほんならもうちょい心入れ替えてくれや、とは思うのだが、それでも春への盲信はノンストップらしく、雛菊さん推しの激強火推し活は文字通りの過激派に。死地を乗り越えて強くなったさくらさんが護衛でなかったなら、おそらく雛菊さんは今回も不埒者の手に落ちていたことだろう。ギリギリのところで雛菊さんを守りきり、今回ばかりはさくらさんの面目躍如である。 しかし、「彼岸西」の狼藉こそ事前に防げたものの、ほんちゃんの「華歳」の侵攻はあまりにも苛烈で止められない。代行者の本丸とも言える四季庁施設内でこの有様では、もはやどこにいたって代行者を守りきることなんてできないんじゃなかろうか。でもしょうがない。相手の暴力があまりにもデカすぎる。大量の私兵、潤沢な武装。しまいにゃロケランまで持ち出してくるし、いかに代行者と護衛官が異能を発揮したとて、たかだか数人で抑え込むにも限界はあるだろう。 時を同じくして、庁舎に向かっていた冬組も襲撃を受けて大ピンチ。狼星さんたちは襲撃慣れしてるもんだから銃弾の雨の中でもうっかり長電話しちゃうくらいの余裕は見せるが、そこで念願叶って繋がった雛菊との通話も決して狼星が望んだ内容ではなかった。そして轟く爆発音。あまりのことにテンパった狼星の冬の力は暴走し、景色は樹氷の森のごとく一変させてしまう。「代行者の力は忌まわしきもの」とするテロリストたちに格好の餌を与えてしまうようなこの状況、さらに混迷は深まり、冬組も進退極まる状況。 何が正義で何が悪なのか。分からないけど、多分雛菊の眩しさだけは、この世界の標となるのだろう。さくらさんが、しかめっ面であんなすらすら褒め言葉しか出てこなかったんだから。 揃い踏み、第10話。四季の共同戦線、想像以上に連携がスムーズ。こんなこといっちゃ当人たちには申し訳ないが、10年前の事件で予行演習できてた連中は対応力がダンチ。 お勤めを果たして秋の下へ駆けつけた春組。どうやらここは完全に初対面らしく、秋組の竜胆は「なんで見ず知らずの俺らを助けてくれるんだよ」と警戒気味。まぁ、ただでさえ想像を絶する仕打ちで撫子を失ってしまったわけで、訳の分からないものを無条件に信じられるほど心の余裕がないのは仕方ないだろう。これまでの代行者の歴史の中で、会合で四季それぞれが出会うことはあったとしても、どうやらいちいち別なチームと仲良くするような前例はあまりなかったらしい。こと春と秋は真逆の季節でもあり、業務中の接触なども最小限だったのかもしれない。そんな「初対面」の人間が、これだけの大事件で何も言わずに手を差し伸べてくれるのは怪しむのは当然である。 しかし、何しろその人とはあの花葉雛菊様なのである。徹底した自己犠牲の精神と崇高な善意を持つ春の象徴。そんな彼女が秋を助けたいと言っており、護衛官は主君が死ねと言えば秒で死ぬ絶対忠誠を誓ったさくらさん。そりゃもう何が何でも秋への助力は惜しまない。そして雛菊もさくらも、「誘拐される側」としては大先輩でもある。テンパって無礼とも取れる振る舞いをしてしまう竜胆を前にしても、さくらさんは「そうだよな、テンパるよな、分かる分かる」と腕組みマウント。「二度と自分たちと同じ不幸を味わう人間が現れないように」と、協力は惜しまない姿勢だ。もちろん、前提条件として秋の従者が本気の忠誠を見せてくれた時だけ、という想定だったかもしれないが、竜胆にはその権利があることを、さくらは出会ってすぐに見抜いている。 春と秋、正反対の季節が接触し、さらにその間に夏を引き込む。夏は10年前の事件には絡んでいないので今回は本当に「ヘルプ」扱いだが、直前に襲撃を受けているおかげで完全な部外者というわけでもない。代行者護衛の大変さは充分理解しているだろうし、自分たちを襲ったのと同じような連中が今回の事件を企てているというなら、報復の機会とも取れるだろう。こないだ雛菊たちの世話になったこともあり、隣接する秋の救援も快諾してくれた。そして前回から引き続き、冬も言わずもがな。竜胆が相談できる同性の代行者関係者は冬しかいないということもあり、竜胆と狼星は以前からコンタクトは取っていたらしい。改めて狼星の方から全面協力の提案があり、ここも竜胆にとっては助かるポイント。とにかくこれで、全ての季節が(少なくとも代行者レベルでは)接続したのである。 しかし敵もさるもの。撫子誘拐の実行犯である観鈴・ヘンダーソンは10年前の事件の首謀者でもある。おかげで本来なら人となりなど掴めそうもないポジションなのだが、同じ目にあった雛菊さんから結構な量の情報が提供されている。曰く、こいつの目的は失ってしまった我が子の埋め合わせであり、撫子ちゃんくらいの幼女なら彼女の「ママごっこ」の相手にはちょうどいいという分析。おそらく、ご自身も相当長い間そうした身分を強いられていたのだろう。幼女ばかりを拐かす思想犯、だいぶイカれた存在である。日笠陽子の演技プランは「なんか軽さの中に異常さが混ざる極悪人」であり、しれっとこの国の常識をひっくり返しかねないような「季節の私用乱用」プランも組めるなかなかの曲者。何が面倒って、基本的な行動原理が個人的なモチベーションからきているため、典型的な思想犯に比べてその心情を掴みにくいこと。国家の基盤すら揺るがすとんでもねぇことをやらかしてるくせして、その目的の根っこの部分に「幼女を可愛がりたいです」なんて私的すぎる感情が混ざってたら、そりゃ対策もやりにくくてしょうがない。彼女の異常性にどこまで迫れるかが今回の事件解決の鍵なので、やはり一番密に関係を持っていた雛菊が解決チームのキーマンになるのは間違いなさそうだ。 駒は出揃った。あとは、それぞれの想いの強さの勝負だ。 秋に集え! 第9話! 王道激アツ展開、待ち侘びた我が世の春も遠からじ。 前々回が秋事変、そこから前回は回想に入って全ての始まりとなった春の事件が挟まれたもんで「どんな構成やねん」と首を傾げたものだが、当然ここにつながってくる。過去の痛みを知っているから、あの日の涙をもう見たくはないから、皆手を取り合って立ち上がるのだ。 今回はやはり春の護衛官・さくらさんの面目躍如。10年分の遅れを取り戻さんとする四季庁があまりにもブラック過ぎるハードスケジュールで顕現を迫り、ただでさえ華奢な雛菊さんはだいぶお疲れモード。そんなところに秋の大事件まで飛び込んできて「心身ともに限界やろがい、もうちょい代行者を大事にせーや」と訴えるも、お役人たちは知らんぷり。いつだってホワイトカラーに現場の苦労なんて届きやしねぇ。それでぷりぷりしていたさくらさんだったが、だからといって自分たちのことで手一杯なんて言ってられない。秋は遥か彼方で悲鳴を上げているに違いないのだ。未だ会ったことすらない別チームの代行者のことを思い、雛菊もさくらも胸を痛める。 そんな2人の気持ちを汲み取り、動いたのは狼星だった。かつて自分たちの落ち度で雛菊を誘拐されてしまったという大きな後悔。終わったことを悔やんでもしょうがないが、せめてあの時の禊として、今回の秋の事件については全力で当たりたいと決意表明。お上の意向など完全に無視してでも、狼星と凍蝶の2人だけは秋に協力することをさくらに告げる。ここで狼星がわざわざさくらに連絡したのは、さくらも同じように居ても立ってもいられないだろうことは容易く想像できたから。ただでさえ顕現ハードワークで疲弊しているであろう雛菊たちにこれ以上の無理をさせるのは冬組の本意ではない。だからこそ、同じ痛みを分かち合った自分たちが秋の捜索に全力を注ぐから、春組は心配せずにゆっくり職務を全うせよと、そう伝えたのだ。 なかなかに鼻もちならない提案。さくらさんは(雛菊さんを横取りされそうだから)狼星なんて大っ嫌いだし、凍蝶にも近づきたくない。冬なんて無視してしまいたい気持ちもある。それでも、さくらさんはお馬鹿ではないのであの事件で冬が「悪い」わけではないことだってちゃんと分かっている。怒りを向ける先がないせいで、手っ取り早く叩いても受け止めてくれている冬組に当たり散らしているだけなのだ。そんなこたぁさくらさんも理解しているし、なんなら冬の2人だってさくらの気持ちは痛いほど分かる。だからこそ、表面的にはやいやい言いながらも、春と冬は繋がれるのだ。 こうしてみると、やはり隣接した季節どうしのつながりは強い(というか反対側の季節との接点がほんとに無い)。秋の情報は冬を通して春にもたらされ、夏組との連携は春が取り仕切って冬に伝えるのである。秋を救いたいというモチベーションが一番高いのは当然冬だろうし、きっと夏だって秋との交流は多かったはず。そんな全員に働きかけたのが、本来なら秋との接点が一番薄いはずの雛菊さんである。やはりこの人は強かった。彼女の頑張りは今も昔も変わらず、かつての事件での尊き犠牲は、狼星を動かし、現在の彼女の熱意は夏姉妹に伝わった。こうして、本来集うことがなかったかもしれない四季が、心を1つにするのである。 今、後方に憂いなし。正しき季節を執り行うため、さぁ、季節を代行せよ。
いや秋組の立場は、第8話。先週文字通りに特大の爆弾を落としておいて、秋組完全放置とかいう生殺しプレイ。そんでここにきて歴史のターニングポイントをとんでもねぇ熱量で描きやがって、「すまん秋、ちょっと待ってて」てなもんで。 秋組のニュースが届き、撫子鹵獲の報によっていやでも過去の傷が疼く狼星。あれだけ必死に代行者たちを守る体制を敷いているというのに、結局は敵対組織のいいようにやられてしまう、その歴史が繰り返されてしまった。そこで今回は、春・冬組の最大の傷をフラッシュバックの形で振り返るお話だ。 終始モノクロで展開される過去の思い出。最後にぶっ壊される前提で進行するため、その内実はとても「善い」物語である。代行者という特殊な立場にあるためにどうしたって周囲の人間と馴染むことができない狼星。そこにやってきた春の代行者も何やら複雑な事情を抱えているとかで、同病を相憐れむわけでもないが、自然な流れで距離を縮めていく幼子2人。まぁ、狼星サイドから見れば「俺の春」ってなことで単なる一目惚れだったわけなんだけども。そりゃね、雛菊可愛いからな。惚れちゃうのもしょうがないよな(どこぞの護衛官談)。 不器用にもちょっとずつ親交を深めていく少年少女の様子は大変愛らしいもので、狼星にとっては初めての「友達」、撫子にとっては貴重な代行者の「先輩」であり、同じ立場で色々と相談できる初めての男友達でもある。春を顕現させるまではずっと冬の状態なので雪景色の中でできる交流は全部やっちゃう勢いで、短期間ながらもかけがえのない時間を過ごしたことだろう。ちなみに同時並行で「凍蝶×さくら」の護衛官コンビも関係を深めており、一旦落ち着いてみれば今作はどこの関係性をとっても異性カップルが成立するように組まれていることが分かる。まぁ、そんな中でもさくら→雛菊の矢印が突出してでけぇのは事実なのだろうが。雛菊を狼星に取られちゃった気がするさくらさんは露骨な嫉妬を見せるが、それと同時に頼れる凍蝶へもほのかな熱視線を送ったりするのである。いいペアリングじゃないですか。 しかし、この世界はそうしていちゃこらしてるだけで終わるような安穏としたものではない。悪意はいつでも突然降ってくるようで、よりによって4人が一番幸せを噛み締めているタイミングで容赦ないミリタリーアタック。幸せな憩いの場が一転して阿鼻叫喚の戦場へと変わっていく。この辺のギャップと熱量の差が今作のどうにもエグいところである。どれだけ護衛官が研鑽を積んでいたとしても、大群で押し寄せる現代兵器に抗えるほどではなく、凍蝶もさくらも次々に銃弾に倒れていく。残された狼星はこの場を乗り切る最終手段として「自死」を選択しようとするも、そこに待ったをかけるのは実は今回の一件で一番の強さを見せた雛菊さんである。「死を望んでる奴がいたからとて、死んだ先に解決があるわけではない」という幼子には到底辿り着けないほどの残酷な現実を、雛菊は我が身をもって知っている。母の苦しみが一切報われなかったことは、癒えない傷として刻み込まれている。そして目の前の狼星がまた同じ過ちを犯そうとしているとなれば、雛菊は我が身を賭してでも止めなければいけなかったのだ。練習以外では使ったことがなかった春パワー。その神々しいまでの「顕現」は少なくとも敵対勢力の気を引くには充分だったようだ。最大限の囮役を果たし、雛菊は敵の手に落ちる。そして、残された3人には決して癒えることのない後悔の傷を残していったのである。 これだけの顛末があったのだとしたら……狼星・凍蝶・さくらの現在の妄執も致し方ないだろう。雛菊に関しては現在「2人目」になってしまっているため、あの当時の鮮烈さは失われてしまっているわけだが……おそらくさくらは今後は我が身の全てをもって、あの当時の雛菊様を取り戻しにいくのだろうな。それくらいの価値が、この子にはあるんだ。 それにしても……今回はキャストの喉が心配になりますね。さくら役の青山吉能、そして幼い狼星は島袋美由利である。……なんてカルマ値の高いキャスティングなんだ……。
怒涛すぎるやろ、第7話。こないだの夏の一件がサブエピソードくらいのウェイトで終わってたから、てっきりこのアニメは春(と冬)を中心に描くだけなのだと思っていたが……ここまでもったいぶって出てこなかった秋組、一番の事件を起こす。 まぁ、いうて一番興味が湧かなそうだよな、っていうのはなんとなく感じてたんだよ。春はガチ百合、夏は姉妹百合、冬がホモォと同性カップルが醸している中で、秋だけは唯一異性カップルであることが明かされており、「幼女と従者」という関係性もあってあんまり濃厚なあれこれは出てこない気がしていたのである。雛菊さんもだいぶ幼女味が強いからキャラが被りそうってのもあったし。実際、冒頭で登場した秋の主従関係はおよそ予想通りのものだった。可愛いお姫様に頼れるナイト。まぁ、陳腐ではあるが1組こういうチームがいた方が他の3組が引き立つんじゃないかと、それくらいに思っていた。 しかし、秋の護衛官・竜胆が代行者・撫子の下を離れたタイミングで1つ目の裏切りが発生する。あのスパダリ風味溢れるナイト様は実はヤニをすっぱすっぱ吸ってしまうやさぐれ王子様だったのである。誠心誠意ご奉仕していたと思われていたムーブも「業務」としてこなしていると本人は言うし、ここまで登場したバディと比較したらなんとも薄情で、味気ないカップリングだと。その埋め合わせとして、秋には何やらクセの強そうなサポートメンバーが登場しており、白衣でモニタリングを続ける下世話な研究員こそが竜胆のほんとのバディなのではないかと、そんなことすら思ってしまった。 しかし、そこからお話はもう少し回る。散々仕事への愚痴をこぼした竜胆だが、よくよく聞いてみれば別に「子守りなんてうんざりだぜ」みたいな悪態をついているわけではない。護衛官という任務はそりゃ責任を伴うものなのでハードだろうし文句の1つも言いたくなるだろうが、どうやら彼は別にこの仕事が嫌いってわけでもなさそうだぞ。なんだかんだで撫子のことはガチで最優先に考えてるっぽいぞ。サポート監察官の白衣女(長月という)曰く、「代行者と護衛官は契約の都合上、極度の共依存になりやすい」……。あ、そうなんすね。この2人もなんだかんだでやっぱべったりなんスね。まぁ、露骨にロリへの執着を見せちゃうとそれはそれで問題なので……コンプライアンスにも配慮した竜胆さんの立ち回り、改めてご苦労様です。 そうして秋が平和な日常を過ごす中、我らが春コンビは遅れた春を届けるために文字通りに東奔西走。本州を北上し、ようやくこの度青森から北海道へ渡るようである。順調に進むその旅路の先には、雛菊の憧れの狼星も待っている。浮かれちゃう雛菊だが、当然さくらはいい顔をしない。前回掘り下げたさくらの複雑な胸の内、どうしたって代行者どうしは交流が必要にもなってくるようで、予想以上に早く向き合わなければいけないタイミングになってしまったようだ。冬組の方も「今度こそは絶対守ってみせる」ってんで護衛に力を入れているし、さくらの胸中など無視するかのように、春と冬のつながりは密になっていく。 そしてそんな物語の「中心」が固まったと思った時に、特大の爆弾が落ちた。マジで文字通りに。ええええぇ……この世界、代行者のためならそこまでやんのかよ……もう敵対組織の規模とか狙いとか、何もかもが分からねぇよ……多分竜胆たちも「流石にそこまでできないだろ」って思ってたからあのサンルームだったってことだよね? こんなことをしでかしたのは今回が初ってことだよね? だとしたらもう、ほんとに最悪中の最悪の不幸ってだけで竜胆に責任はないわけだが……まぁ、それでも自身を許せないのが「共依存」なわけで。不幸中の幸いは、敵組織幹部(日笠)が何故か撫子を殺さずに拉致ったこと。雛菊の悲劇がまた繰り返されるのだろうか。秋バディ、ここから存在感をみせることができるか。
仁と忠の物語、第6話。互いにぶつけ合う気持ちはどこまでもまっすぐで、だけど、本人たちも分かっている通りに、どこか壊れていて。 ずっとイチャイチャしてくれてればいいよ、とは言っていた雛菊とさくらの関係性。でも残念ながら、ここに至るまでの道程には痛みと苦しみしかなかった。以前から少しずつ語られている雛菊誘拐事件の顛末についてはまだよく分かっていないところがあるが、とにかく代行者という宿命は雛菊を苦しめ続けていた。周りの人間からは出自に呪いを吐かれ、剥き出しの殺意を受け続ける人生。心優しき雛菊は、いつしか自分など死んでしまえばいいという周りの空気を受け入れてしまっていた。 雛菊が語る「自らの死」。理屈で説明しようとすれば何かしらの精神病理的作用ではあるのだろう。自己否定の果てに生まれた精神的な「死」と、それに帳尻を合わせるための「別人格」という概念。死んだのに死にきれない、そんな苦悩の果てに雛菊は一度「壊れて」しまっている。そして、さくらからすればそれは自らの失態であり、一生雛菊に顔向けできないほどの不義理でもあった。雛菊がいなかった数年間、全てを賭けて彼女を探し続けたとはいえ、結果を伴わなければそんな苦労に意味はない。自らの無力で、さくらは雛菊を「殺して」しまったのだ。 そうして生み出された現在の雛菊。彼女に対する見解は2人にとって若干の齟齬はある。雛菊の中では間違いなく自分は「2人目」であり、過去の自分は死んでしまっている。だからこそ、「1人目」を探し続けていたさくらの目の前に自分が現れることは不誠実なことであり、彼女が自分のことをひたすらに想い続けてくれていることに罪悪感すら抱いている。自分という呪いをかけてしまった責任から、一時は何とかさくらを自分から解放しようとしていた。忌わしい代行者の家系から、すっぱりと手を切って新しい人生を歩んでほしいと願っていた。 しかし、さくらはそんなことを全く望んでいない。何しろ目の前には求め続けた雛菊が厳然とそこにいるのだから。彼女の「死」についても理解はしていよう。過酷な環境から自らを死に至らしめた雛菊の心境だって分かっている。だからこそ、表面上は「2人目」を受け入れるという形で雛菊との折衝を図ったのだ。もちろんさくらの中で1人目も2人目もありはしない。ただそこに雛菊がいるだけ。けれど、雛菊の気持ちを最優先にするなら、「2人目」を受け入れて新しい関係を積み上げていくことこそが、2人にとっての最適解になるのだ。彼女の忠義に迷いはない。その直向きな思いだけが、雛菊に新しい「春」を届ける唯一の方法だった。 そうして、現在の2人がある。「2人目」の認識に齟齬が残っているために多少ギクシャクする部分もないではないが、そこは時間が解決してくれることだろう。「2人目」との時間が長くなればなるほどに、新しい思い出も積み重なり、「1人目」だの「2人目」だのという考え方はどうでもよくなってくるはずなのだから。しかしもう1つの問題は、雛菊が「冬」の代行者の狼星に気持ちを寄せていることだとか。「2人目」なのにその気持ちだけは抱え続けているという雛菊。さくらからしたら何の不思議もないその感情は、雛菊が「1人目」とつながりうる貴重な「残り火」でありながら、さくら自身としては受け入れ難いもの。本人が独白した通り、それは醜い嫉妬でもあり、自分を生かすための原動力でもある。自分が一番であり続けたい、雛菊を誰にも渡したくないというエゴがさくらを苛んでしまう。そして雛菊から見ても、自分が原因で生み出してしまったこのさくらの歪みを、何とかケアしてやる必要があるのだ。 「好きだ」と繰り返す雛菊の表情に、慈愛や安堵は感じられない。自らの醜さに葛藤するさくらへの不安と罪悪感ばかりである。この歪みも、いつか雪解けを迎える日がくるのだろうか。今しばらく、2人の時間が必要なのかもしれない。 いちごは分かるけど、さくらんぼの旬ってあんまり春のイメージじゃないな、第5話。6月くらいだから暦の上では春かもしれんが……現代日本だと完全に夏。 まぁ、この作品の世界は現代日本以上に季節感が無茶苦茶なのでそんなことを言っても始まらないですけどね。引き続き、雛菊&さくらのイチャイチャ物語が続く。いや、今回のお話をそういう受け取り方しちゃダメなんだろうけど……結果的には2人の断金の交わりができたよ、っていうお話だからそこだけで満足してしまおうじゃないか。まぁ、雛菊さんの生い立ちについてはそりゃ同情ばかりですけどね。生まれによって全てが決まってしまった可哀想な女の子。母親が幸薄そうな花澤ボイスで推してしるべしといったところだが、これでママンと雛菊さんの方にばかり皺寄せが来てしまう状況って、ほんとに男がクズなんだよな。家名のせいなのか、代行者としてのお役目のせいなのかはもはやどうでもよくて、とにかく「男がそうしちゃったから」という理由だけで望まぬ人生ばかりを歩かされている雛菊さんは、そりゃ悲劇のヒロインですよ。 ただ、おかげで同病相憐む形でさくらと出会えたことだけは彼女の人生に救いをもたらした。ほんとに単なる偶然ではあったが、こちらも親のせいで村八分にされていたというさくらさんは、暇つぶし感覚で入っちゃいけないはずのお屋敷に闖入し、そこで深窓の令嬢と運命の出会いを果たす。互いに爪弾きにされ、自分の人生に嫌気がさしていた幼女2人。足りないパーツを埋め合うようにお互いがかけがえのない存在になっていくのは必然である。これまでのお話からはさくら→雛菊の特大感情ばかりが目立っていた気がするが、この成り立ちなら雛菊→さくらの矢印もおんなじくらいにごんぶとに違いない。なんともはや Ever Afterである。まぁ、それが永遠じゃなかったことはすでに明かされているわけだが……。せめてここからは、ますます足りなかった時間を埋め合うほどにイチャイチャすればいいじゃない。 とんでもないことに気づいてしまった……第4話。いいかい、今回登場した夏の代行者姉妹の名前は姉がアヤメ、妹がルリだ。アルファベットで書くとAYAMEとRURIだな。そして前回と今回のエピソードで明らかになったが、妹の瑠璃は時折いたずらをして姉のふりをして入れ替わるんだ。「次女と長女が入れ替わる」んだな。それでは、長女の2文字目と次女の1文字目を入れ替えると……「A R AME」「Y URI」。つまりこの2人の関係が「荒めの百合」であることを表していたんだ!!! ナンダッテー!! などという妄言はさておき、このアニメ、とても質が良いですよね。WITなので作画クオリティが安定して高いのは当たり前といえば当たり前なのだが、今回も冒頭に繰り広げられた2人の護衛官と賊のバトルシーンの動きなんか非常に見応えがあって純粋にアニメとして楽しいものになっている。また、キャラデザもすっきりと見やすい上に描写が細かく、デフォルメの使い方も軽妙でシリアスもギャグもテンポが良い。どこか渡辺明夫っぽさがあるキャラデザ、アニメのキャラクターデザイン担当は鳥井みなこさんという知らない名前だったが、今期は「ルルットリリィ」でもキャラデザをやっているらしいですよ。今後の活躍にも大いに期待。 そんな画面で構築されるお話の方も、4話目にしてだいぶイメージが固まってきた。正直ここまでのお話で「結局季節の代行者ってなんなんじゃい」というリアリティラインをなかなか飲み込めずにいたのだが、ぼちぼち「まぁ、そこは心で感じるか」ってんで気にならなくなってきた。春とか夏とかの季節の要素がもっとダイレクトに絡むかと思ってたんだけど、それぞれの代行者&護衛官のバディにそこまで「季節らしさ」は必要としていないのかも。その辺もステレオタイプな印象からズレてて最初は違和感があったけど、むしろこっちの方が正しいデザインな気もするし。あとは季節云々をさておいて、純粋に「神に選ばれし片方と、それを守るもう1人」のいろんな関係性を噛み締めれば良い。味ついてて美味しいです。 メインとなる春のコンビは言わずもがな、で前回あたりからもう、ほんとに雛菊ちゃん大好きすぎるさくらちゃんの過度な愛情がダダ漏れ。ここはもう、理屈を超えた完全なるLOVEの間柄。お互いに人生を、命を賭した関係性であり、「姫と従者」の関係にありながら、互いに救い救われの完璧な共依存。このまま2人は幸せに結婚するしかないペアである。まぁ、ちょいとさくらちゃんの愛情が歪んでる感はあるが……その辺に「神に選ばれし代行者」っていう立場が影を落としている気はするわね。 対する夏のペアは、冒頭で茶化してみたものの百合と言われれば百合だが、違うと言われたら確かに百合じゃない。永遠の命題である「姉妹百合」という奴であるが、何しろ2人とも別々にお相手はいるのだ。ノンケの2人なのだからそれを百合と表現するのは厳密にはおかしな話で、ここにはもっとシンプルに「姉妹愛」という言葉があるのだ。まぁ、別にそれでもいいです。どんな形であれ深い深い思いやりの気持ちがあるならその感情をいただきましょう。お互いに「かまってくれなくてさびしいよぅ」と泣きつくだけのこの姉妹もそりゃぁ立派な共依存。ほんとにちゃんと結婚できるんでしょうかね。 2つの関係性をみっちりねっとり描いてくれたおかげで、ここ2話分のお話はお腹いっぱい。代行者をよく思わない連中がいる意味が未だによくわかってないのだが、その辺の敵対勢力との決着はおいおいつけてもらえばいいや。毎週、ただひたすらいちゃいちゃする雛菊&さくらが見られればそれでいいのです。 |
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Thraxi
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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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