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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「どうも、好きな人に惚れ薬を依頼された魔女です。」 5

 いつも通りのなろう的長いタイトルが格好悪いので、今作にちょうどいい別なタイトルを用意したんですよ。「薬屋の独り言」っていうんですけど……。間違いなく薬屋だし、ずっと1人だし、ちょうどいいよね。

 などと揶揄するような出だしだが、別にそんなに悪い印象はない。なろう的女性主人公、悪役令嬢でも聖女でもなければ消去法で魔女である(そうでもねぇよ)。過去にも毒キノコな魔女(あれはなろうではない)とかサイレントなウィッチとか色々といたけど、今回は割りとオーソドックスな古来よりの魔女観を踏襲した「森に隠遁して大鍋で薬を作ってる」タイプの魔女である。そしてあとはタイトルの通り。いわば確定NTR演出に入った状態で、ここからさらに逆NTRとか惚れ薬を活用したシャブ漬けプレイとか色々と派生形が考えられる良い1話目である(?)。まぁ、どうやらメインターゲットは女性っぽいのでなんだかんだで純愛になりそうではあるが……顧客に虚偽の依頼をして業務を完遂せずに遅延行為を働くのは仕事人としてはとてもけしからん話である。倫理的に許されるかどうかはこの国の文明度によりけりだろうが、まぁ、主人公も祖母を含めた生まれ育ちを町民たちから忌避されてるようなので、互いに扱いの悪さという意味ではどっこいどっこい。過度に卑屈という感じもしないし、今のところ特殊能力を笠に着て偉そうに振る舞うような様子も見られない。「そこそこの引きこもり気質」は悪目立ちしない主人公の設定といえるだろう。

 そうして良くも悪くも穏当な滑り出しなので、あとは映像のクオリティで印象が決まる。今作はディオメディア製作で監督は草川啓造。草川さんはここんところ「総監督」名義でクレジットされることが多く、「監督」仕事は「異世界薬局」以来4年ぶりである。……また薬局もの(?)なのか。そういや今更気づいたけどこないだのなのはアニメって草川さん関わってなかったんだな。

 さておき、そんな座組みだけど最近のディオメディアはそこそこ作画品質は安定する傾向にあり、今作も1話目ではあるがキャラデザも動画もビシッと決まっていて画の印象はかなり良い。まぁ、そこまで動きを求められる作品ではないが、地味な分だけ、じっくりと画の雰囲気で引っ張っていく必要もあるだろう。できれば魔女繋がりで「サイレントウィッチ」くらいのクオリティを維持してもらえるなら視聴は苦にならなそうだ。あと最近では久しぶりのみかこし単体でのヒロイン仕事もちょっと嬉しい。気づいたらいつの間にやら2児の母ですってよ。

 
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○「らんま1/2(第3期)」 ー

 改めて確認したら、このアニメ、毎年秋クールに放送することでコンスタントに3期目っていう謎の規則正しさがあるのね。この調子でずっと年1で提供し続けてくれるんだろうか。

 流石に3期目ともなるとあんまり新しいコメントもないのでとりあえず記録だけ。もちろんスタッフは回数を重ねたからといって手を抜いているわけではなく、今回もがっつりとMAPPAの本気を見せつけてくれている。いや、でもなんか作画が暴走してたシーンあったけどな。崩壊とかじゃなくて、やりたい放題で気合い入れて描いて突き抜けてたシーン(カレー調理んとこね)。まぁ、せっかく新規でアニメにするんだから色々と刺激の多い楽しいアニメになればそれはそれでありがたいですよ。

 お話はマンネリ化してる段階なので何なら日常系くらいの気持ちでのお付き合い。それでも「MAO」より興味が持てるあたり、不思議なもんである。

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○「幻想水滸伝」 5

 俺名物、「有名だけどさっぱり触れたことがないジャンル」シリーズ。でもまぁ、今作については触れたことがなくてもそこまで変じゃないか。FFとかドラクエと比較したらそこまでのメジャータイトルじゃない感じではあるし。どっちかというと、個人的には原典といえる「水滸伝」そのものに触れたことがない、っていう話の方が問題なのかもしれない。

 というわけで、「超大作アニメが始まったのかなー」くらいの気分でぼんやり見ているだけ。このアニメが「幻想水滸伝」というシリーズの中でどういう立ち位置の作品なのかも全然分からんし、ゲーム性もこれを見ただけじゃあんまり分からん。どうなんだろ、シリーズ1作目からやるんだとしたらそのままの流れでタイトル自体を復興させる狙いがあるのかもしれないが、雰囲気としてはアニメオリジナルっぽい気もするんだよな。まぁ、どっちにしろ俺から見たら分からんけども。

 ゲーム原作アニメの問題点って、「そのままシナリオをなぞってもあんま面白くない」ってことなんですよね。いや、そりゃ作品によりけりだとは思うんだけど、基本的にゲームってのは「自分で動かす」部分に面白さのウェイトが寄っていて、そこまで凝ったシナリオでなくても戦闘やら育成やら、ゲーム的要素でプレイヤーを牽引することができる。そのためにシナリオそのものは王道だったり、あっさり目でも作品としては成立する。しかしアニメってのは本当にシナリオラインをじっくりと見守るだけになってしまうので、ゲームシナリオをそのままアニメ化すると薄味になって印象が弱くなることが多いのである。かつてのアニメだと「テイルズ」シリーズなんかがその例だったような気が。逆にアニメでもしっかり筋が立ってたのは「うたわれるもの」とかかな。

 今作についてはどっちに転ぶか、1話目を見た時点では判断がつかないが、完全な予断でちょっと懐疑的ではある。1時間スペシャルで一気にシナリオを進めて基本設定を明かしてくれたのは助かるんだけど、おかげで一気にキャラが増えてしまってなかなか差別化ができず……世界観も理解しきってない状態でワッと話を進められるのも良し悪しである。とはいえ、決して悪印象を抱くような部分もなく、結局は「様子見」というにとどまる。

 製作スタジオはなんとコナミそのもの。少し前から、実はコナミはアニメ制作スタジオを立ち上げており、下請けなんかを担当していたらしい。今回は満を辞して、自社タイトルを元請けで製作するに至ったということらしい。ある意味で社運をかけている?

 ま、ぶっちゃけそこまでコナミフォロワーでもないのでコナミという会社自体が今どういう性格で、この作品をどういう方向で養っていきたいのかも知らないんですけどね。アニメを通じて、それなりに確立した作品世界に触れられるなら悪いことではあるまい。なるべく興味が持続できますように。

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○「目覚めたら最強装備と宇宙船持ちだったので、一戸建て目指して傭兵として自由に生きたい」 3

 得られた最大の感情は「そっか、FLOWもこういうアニメの主題歌やらなきゃいけないことあるか……」である。いや、実はFLOWのタイアップ史、割と黒い部分あるけど。

 端的にまとめると「褒める要素が何1つ見つからなかったアニメ」。まぁ、なろうの事例としてはそれほど珍しいものではないんだけども……最近は有象無象のなろうアニメでもそれなりに工夫したり、クオリティの底上げしたりで見るべき点があったりするものだが、やはり1クールに何本かはこうして光の速さで切れてしまいそうなものがある。まぁ、タイパはいいですよね(次回から観ないからね)。

 一応内容にも言及しておくと、なろうはなろうだけど舞台が宇宙船バトルというのがちょっと新鮮といえば新鮮。過去に宇宙バトルをテーマにしたなろうというと、なんかタイトル忘れたけどうえしゃまメイドロボがあーだこーだしたアニメがあったが(調べる気にもならん)、まぁ、やることは大差なさそうだし、斬新というほどの設定でもない。そして、ほんとにこのアニメ、「単に舞台を宇宙にしてみただけ」である。やってることが純正なろうチートで理屈も何もあったもんじゃないし、1話目時点で既にハーレム形成が終わりそうな勢い。まーキツいわよ。舞台設定にしても最初は「よく見知ったゲーム世界かぁ」だったのに、後になると「ゲーム世界に無い概念が出てきたなぁ」って言ってて別にゲーム転生じゃなさそうなことを匂わせており、ますます「なんでそうなる」が全放置だし、単なるゲームオタクだった人間が突然銃を持ってイキリ出す意味も分からない。ほんとに支離滅裂な、他人の見た夢の話を聞いてるみたいなシナリオである。

 映像制作は最近すっかりなろう専科となったstudio A-CAT。1話目時点で既にお通夜状態を迎えており、ご丁寧に主人公がモノローグで「めちゃくちゃ可愛いな」と言っている女性キャラが別に可愛くないというネタとして秀逸な状況になっている。舞台を宇宙にした理由が「黒背景で作画リソースが少なくて済む」なんじゃねぇかと勘ぐりたくなる状況だが、もちろん宇宙時代のコロニー・未来都市の描写などできるはずもなく、ペラい背景がとても寒々しい。まぁ、製作スタッフも身が入らないかもしれないが……。

 今作のめっちゃ怖いところは、確認のためにWiki見に行ったら、なんか怖いくらいの情報量が書き込まれていたところ。……え、何これ? もしかして作者がWiki書いてる? ……貴重なWikiの容量を食い潰すなよ……。

 
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○「生徒会にも穴はある!」 6

 1番の衝撃は会計の子のキャストが石上静香だったこと。……こういう音域の仕事もこれまで意外とあるのだが、やっぱ油断してると全然気付けない。そんでキャスト表を見た後に「あぁ、やっぱ下ネタ作品だから名誉枠で呼ばれてるか……」と納得。キャスト表をよく見ると旦那も参加してたりする。

 原作未読。なんかタイトルは聞いたことがあるし、たまにネット上で画像だけ見かける時もあったのでそれなりに人気作なのかしら、くらいの印象だったが特に触れる機会もなく、アニメがファーストコンタクトである。開始直後、オープニングがシルエットメインのデザインで全然キャラが表示されず、「なんともストイックな映像。これ、話数が進むにつれてちょっとずつ顔が出てきたりすんのかな」とか思ってたが、最後に監督が龍輪さんだと明かされて「あぁ、これが完成形のデザインだったのか……」と納得したり。製作は今期「FX戦士くるみちゃん」に続いて2本目となるパッショーネだが、映像クオリティは悪くない。龍輪さんでパッショーネの座組みって珍しいな、と思ったが、過去には一度「異世界迷宮でハーレムを」が同じ座組みを実現していた。……え? 下ネタ特化の陣形なの?

 パキッとしたキャラデザは割と好みだし、テンポのいいギャグ回しも楽しいので多分原作時点でも相性は悪くないのだろうが、個人的に嬉しいのはなんだか久しぶりに遠慮なく色を出した龍輪さんが見られた気がすること。オープニングが象徴的だし、作中も「これ、シャフトじゃないんや」と思っちゃうような個性的なオブジェクト・構図の取り方がそこかしこで出てくる。何とも懐かしい画面だし、今の時代にも決して色褪せない独自性を維持している。やっぱシャフト組の映像制作は好きですね。

 ベースが下ネタのアニメなのであんまりどぎつくなるとノーセンキューになってしまう可能性があるが、現時点ではまだ笑えるレベルだったので多分大丈夫。ここから生徒会の面々の魅力をさらに掘り下げられれば、今期のギャグ枠として有力候補になりそうだ。せいぜい放送コードに負けずに頑張ってほしい。

 
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○「追放されたチート付与魔術師は気ままなセカンドライフを謳歌する。」 6

 提クレのアナウンスで「この番組は……」じゃなくて「ちーふよは……」って言ってたのでなんか笑ってもた。みんな正式なタイトルいう気ないなら最初から削っとけ。ちなみにほんとはサブタイトルが米粒みたいなフォントで書かれているが記事タイトルでは省略している。一応書いておくと「俺は武器だけじゃなく、あらゆるものに『強化ポイント』を付与できるし、俺の意思でいつでも効果を解除できるけど、残った人たち大丈夫?」である。文字情報の無駄遣い。

 やぁみんな久しぶり! 絶滅危惧種・P.A.WORKS大好きおじさんだよ! なにしろP.A.作品は1年前の「永久のユウグレ」を最後に途絶えてしまっていたので、そりゃいろんな意味で存命は難しいよ。久しぶりの作品がよりによってなろう作品ってんで絶望に近い感情を持ちかけていたが……どうやらこの作品は様子が違うらしいね。

 実は噂はそこかしこから聞いていて、普段なろう文化に一切触れないような周りの連中も「チー付与が云々」と盛り上がっている時期があった。なんだか普通じゃねぇ作品なのかもな、と思いつつ、頭の片隅に「そんだけの作品ならそのうちアニメ化すんだろ」という考えもあったのかもしれない。私は特に触れることなく過ごすことにした。そして予想通りにこの度アニメになったわけだが、これがよりによってP.A.制作ってんだからなんという運命だろう。何はなくとも頑張れP.A.。

 まー、評判だったと言われても正直不安なものは不安である。「いうてなろうだろ? チートだろ?」は偏見というよりも「経験に基づく推測」であり、余計な期待は持たないようにしていたが、確かに1話目で様子のおかしさの片鱗は窺えたかな? どっちかというとなろうの中でも「このすば」に近いギャグ特化作品であり、まともに突っ込もうとするとスカされて逃げられてしまう、そんなデザイン。どう考えても主人公のチートの能力と、それを追放してしまった古巣の対応はおかしすぎるしツッコミどころなのだが、冒頭で「追放って流行ってるらしいぜ」という意味不明すぎるモチベで追放に至っているため、もはや全てがギャグ。追放の馬鹿馬鹿しさを別の馬鹿馬鹿しさで覆って誤魔化してしまっている。

 その後もちょいちょいギャグテイストを挟み、なろう的な稚拙さや馬鹿馬鹿しさをその都度「ネタ」として消化していく。ナイフ1本での街両断なんていかにもチートもののなろう1話のテンプレに違いないが、その見せ方次第で「はいはい、なろうなろう」だけで終わらない収穫が得られるものである。P.A.制作のアニメーションも真正面からこの画面を作るだけじゃなく、意図的にコマ数を落として安っぽい画面に見せてみたりと、色々と「チー付与に合った画面」を考えてくれているようで、久しぶりに「さすがは天下のP.A.WORKS様だ!」と盛り上がれる可能性が出てきた。なんかいろんな意味で頑張ってほしい。

 中の人について今更いうことはないが、このすばで言うところのダクネスかアクアのどっちかになりそうなポジションのチョロそうな女騎士には名誉くっころ声優のLynnが配置されている。なんかもう、それだけで楽しそうでいいんじゃないでしょうか。

 
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○「Battle Spirits [Re] 絶界の空」 ー

 いろんな「どないやねん」が重なった結果の視聴。多分ついていく可能性は低そうなのであえて評点は無しとする。

 えっと、まずバトスピってフォローしてないジャンルなんですよ。もしかしたらアニメ第1作とかちょっとは見ようとしたのかもしれないけど、私にとってMagic以外の国産カードゲームって基本的に敵対存在だし、子供向けでもあるのであんまり見る気は起きない。バトスピのアニメはシリーズを重ねていろんなタイトルで放送しているようだが、基本的にそれらは視聴候補に入れずにずっとスルーし続けていた。

 それじゃなんで今作は視聴して記事を書いているかというと……「うっかり」である。あのね、今作はタイトルが英語表記じゃないですか。録画予約ラッシュでアニメ一覧表を見てる時に、これがバトスピだって気づいてなかったんですよ。なんなら録画された後の履歴を見ても「Battle Spirits?……バトスピみてーなタイトルのアニメだな」って思ってたもん。どんだけ勘が悪い人間なんだ。まぁ、再生したらすぐに「バトスピなんかい!」ってなったので、これまで一切歴史をフォローしてないジャンルのアニメだから来週からは観ないだろうなぁと、そう思ったわけで。どないやねん。

 ただ、それなら「バトスピなんかい!」って気づいた時点で視聴を止めてそっとデータを消せば終わりだったはずなのだが、最後まで観てしまったのは特大の「どないやねん」にびっくりしたから。いや、意味わからんやろ。何やねん「大江戸バトスピアニメ」って。舞台が江戸時代で、みんなして江戸時代的な文化で江戸時代的な生活してるのに、なぜかその中にポツンとオーパーツみたいにバトスピだけが存在するというホラーみたいな絵面。どういう世界観なんだよ。あまりに自然にバトスピをプレイしてるし、江戸の町人が「スタンダード」とか「ブロック」とかしれっと喋ってるのがあまりにシュールで笑ってしまった。そんでアニメ制作が(当然)BN Picturesなもんで映像クオリティは無駄に高い。こんなトンチキお江戸を見せられたら、そりゃ何となく観ちゃうよ。

 でもまぁ、やっぱいざデュエルが始まったらよく分からんし、使ってる用語なんかも過去の歴史の積み重ねから来ているものが多いのだろう、あまり今更参戦すべきジャンルではないと思うので撤退しようと思います。これ、旧来からのバトスピファンにはどう見えてるんだろ。

 
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○「超巡!超条先輩」 5

 ここでもまたひどく個人的でどーでもいいプチ奇跡が起こっていることをご報告します。いや、このブログで書かれてることの10割は個人的でどーでもいいことなんですが、なんと「PSYREN」の岩代俊明に続いて、今作の沼駿も「私の好きだったジャンプ漫画家」の1人なんですよ。連載期間も被ってないはずのこの微マイナー枠のジャンプ作家の作品が、まさかの同時期のアニメ化。これを奇跡と呼ばずに何と呼ぶ(偶然だぞ)。

 とはいえ、今作は私がジャンプからすっかり離れてしまった後の作品なので追いかけていたわけではなく(一応無料分を電子で読みはした)、好きだったのは1つ前の「左門くんはサモナー」の方。確か一時期コミックも所持していた気がする(部屋の整理のために今は手元の漫画がずいぶん減っている)。ギャグ漫画なのでギャグの雰囲気の合う合わないは理屈では説明できないが、この人のひねくれメタネタはなんか癖になる部分があり、さらにイラストレーションの傾向も好き。私はこういうパキッとしたデザインがやっぱり好きなんだよね。絵とネタが上手いことハマって「左門くん」は応援していた私だが、残念ながらギャグ漫画の寿命はそこまで伸びず、最終的には「知る人ぞ知る」くらいの知名度でジャンプの地層の中に埋もれていくか……と思っていたら、割と最近本誌に復活。ただ、こちらの作品は「左門くん」よりも短い期間で連載を終了し、やっぱギャグの長期連載って難しいよね、ということを知らしめる結果となった。

 はずだったのだが……珍しいよね、この手のギャグ漫画で、連載終了してからアニメ化するのって。まさかそんなパターンがあるなんて、という不思議な巡り合わせ。私としてはありがたく拝見させていただく所存。でもまぁ、なるべく贔屓はせずに見たところ、アニメとしては今のところ並かな。特段悪いところも見当たらないが、どうしてもジャンプ漫画の1話目って徹底してテンプレに押し込む傾向があるので、まだアクの強さやクドさが出てこない部分でもある。ここからギャグにエンジンがかかって盛り上がるか、すぐさまマンネリ化して空気と化すか。できれば前者になるよう、頑張っていただきたい。ちなみに制作のアルボアニメーションはそれなりに信頼できると思っているし、監督の山本隼一は元を辿ればショートギャグアニメの監督からスタートしている人なので、ある程度の信頼は置けるだろう。超条先輩役に小林裕介を当てているのも鉄板といえば鉄板だ。ゆっけ氏のジャンプ主人公、もしかして白髪縛り?

 そしてもう1人、メインヒロイン・一本木役の碧乃梨心という名前にも注目しておきたい。この子、直近だと「うしろの正面カムイさん」でもメインヒロインを務めてて、2作続けて「迷惑系主人公に振り回されキャラ」を担当するという、なかなか面白い星の下に生まれている。「カムイさん」はエロアニメとの境界線上にある作品なのでてっきり裏がメインのキャストなのかと思ってたんだけど、そうでもないのかも(まぁ、賢プロ所属なので裏仕事も同時進行でこなしてる可能性はあるが)。続けて主役に抜擢されたということで改めてその名前をメモリに刻んでおきたい。

 
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○「おじさんはカワイイものがお好き。」 3

 ???? えっと……点数が低いんですが、これは別に嫌いとかおもんないとか、そういう感情じゃないんですよ。マジで「意味が分かんない」。

 いや、一応作品作りのコンセプトは分かるっちゃ分かるよ。いわゆるおじさん萌えの類型の1つを作ろうとしてるんだろうけども……根本的な疑問として、「なんで自分の趣味をそんなにひた隠しにしようとしてるの?」が理解できない。そりゃま、ちょっと気恥ずかしいくらいは分からんでもないが、別にみんなにバレたからってどうにもなるわけないじゃん。今時ストラップつけたおじさんなんてどこにでもいるくない? これがプリキュアとかだと流石にヒかれるのは分かるけど、作中のパグ太郎ってだいたいポムポムプリンとかの立ち位置のキャラでしょ? 別につけててええやん。見せてええやん。なんで隠そうとするん? そこが理解できないので、もはや作品の設計理念自体が瓦解しているのである。

 この疑問は私がおじさんだからこそ強く抱えてしまうものである。私も可愛いものはかなり好き寄りのおじさんだし、作中でも言及されていた通りに道端の猫に声をかけるなんてしょっちゅうだ。なんなら猫がいたら周りに人がいようが一旦立ち止まって手を振ってもみる。でも、それが恥ずかしいとは思わないよ。だって可愛いんだもん。可愛いものを愛でるのに何の躊躇があるものか。

 多分、この齟齬はおじさん目線で本当にその事象と心情が成立するかをあまり勘案していないせいで起きているのだと思われる。「可愛いもの好きを恥ずかしがってるおじさんって可愛いよね」というド級のファンタジーから来ている。きっと私が全力で可愛いものを可愛いと言ってもそれは単なるキモおじさんで終わりのはずなのに。でもいいじゃない。可愛がろうが可愛がるまいがキモおじさんはキモおじさんだし、イケおじはイケおじなのだ。だったら可愛がらなきゃ損だと思うのだが。

 そして今作のおじさんはそんな「可愛い秘匿」を繰り返し、なんと離婚にまでつながってしまったという。もしほんとにそれが理由だったとしたら、もはや可愛い好きが悪いとかじゃなく、こいつの倫理観がイカれてるのだ。妻が「秘密を抱えているなんて許せない」と言って離婚までちらつかせた状態でパグ太郎COするのに何の躊躇いがあるのか。ガチで言ってるなら逆にサイコパスだ。ちょっとついていけない。

 それとも、単に私の認識が誤っているだけで、マジで世間はおじさんが可愛いものを可愛がることを忌避するのか? 「幼稚趣味」と蔑むのか? そんな権利は誰にも無いのに(プリキュアショーとかでょぅι゛ょに迷惑をかけるおじさんはもちろんダメだよ)。今作がもしガチでその認識を受け入れられるのだとしたら、それは間違った社会通念を流布している罪である。カワイイ革命を起こしたい。

 追伸・個人的にカワイイもの好きを自称しながら猫に対して興味がない人種とか7回転生しても分かり合えない。

 
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