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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
やっぱイカすわぁ、第2話。正式に展開したオープンエンドは楽曲も演出も混みで格好いい。特にEDの岸田教団については、かつて「超電磁砲」の食蜂テーマも良かったし、今回もしっかり歌詞まで噛み締めてみたいところ。 1話目に続いて今回も長井監督自らコンテを切ってくれていて実にテンポが良い。ほんと、学園都市との付き合いもだいぶ長くなりますし、この世界の事情は全部分かった上でやってくれているという安心感がある。その上で「禁書」とも「超電磁砲」とも重ならない新たなダークヒーローを描く物語(「一方通行」と被ってるかどうかはあんま真剣に観てなかったので認識できない)。ただひたすらに麦野さんの暴虐を楽しむのは愉快で痛快である。ただ、あの容姿で学生だと主張するのは相変わらず無理ぎみ。そりゃフレンダだってちょっといじけて絹旗いじりに回るのもやむなしってワケよ。でもなぁ、食蜂さんも中学生の短期間で急成長……いや、爆成長したし……もしかしたら学園都市はやっぱり巨乳御手(バストアッパー)は実在するのでは……そうなると超電磁砲カルテットはほんとに稀有な存在だよ。 2話目からストーリーが本格的に動き出し、バックグラウンドとかなんも知らんかった私みたいな人間からすると「へぇ」の連続。元々麦野・滝壺の2人だけでスタートした稼業が「ディフェンス不足」という問題の解消のためにフレンダを加えてトリオになり、フレンダがおもてたんと違ったんでさらに行き当たりばったりでドロップアイテム絹旗をゲットしてカルテットへ。ただ、どうやらさらにもう1人、「幻の5人目」と言える人物がいたらしく……この辺りが今回のアニメの主軸になっていくってことなのかな。こうして脇のキャラクターから勝手に話が広がっていくから学園都市ってすごいわね。まぁ、俯瞰してみるとほとんどのストーリーは「学園都市の闇が悪い」ってオチになっちゃってあんまり変わり映えしない気がするが。多分、超電磁砲だけだとどうしてもその辺りのギミックが固定されてしまうので、「ダーク」ヒーローたる麦野で揺さぶる意味が出てくるのだろう。 というわけで、まだあんま知らないなりにメンバーについて軽く触れておくことにしよう。 まずはリーダーの麦野。彼女については「小清水ボイスが本当に『美しい』ことを最大限に活用して振り回す最大の暴虐」という性格が(私にとっては)強い。今期は小清水・沢城両名が主役のアニメが放送されてるんやな。彼女の能力・メルトダウナーはあまりに殺傷力が高すぎる上に電気使いの御坂さんみたいに小回りも効かねぇし、ここからバトル漫画のお話を作れ、と言われたらどう考えてもクソ試合メーカーにしかならんのだが、作者側もその辺は重々承知しているだろう。今回のお話ではとにかく圧倒的チート力を見せつけて爽快感重視で見せているが、「ちゃんと考えて動く麦野」への準備段階とも取れる。「この能力だからこそ」の戦い方が見られるのが楽しみだ。 そして意外や意外、彼女はなんととんでもなくいいとこのお嬢さんだったという話も……でもまぁ、学園都市なんてそんなもんか。結局お嬢様方の戯れですことよ。ねぇ婚后さん(一番格好いいお嬢様)。ただ、麦野さんファミリーは単なる金持ちじゃなくてハナからダーク金持ちというか、麦野さんがはっきり「ギャング」と言っちゃうくらいの存在というのもなんだかきな臭くて良い。麦野さんに家族愛があるのかどうかは気になるが、有能そうな執事さんはそれなりに親愛の情はある? 2人目は滝壺。過去に「超電磁砲」でアイテムの活躍を見ていた時には「この子、なんでこのチームとつるんでるんだろう……可哀想な子なのかな……」とか思ってたが、今回のフレンダとの絡みとか見てると、こいつもなかなかどうして、大したタマである。能力自体も非戦闘員とはいえ確かレベル結構高いのよね。叶うことなら、滝壺がいつどこで麦野と出会い、あの麦野がここまで信頼を寄せる「パートナー」となったのかは見てみたい。ちなみに中の人は「今回のメインキャストの中では台詞少なくて楽」とか思ってそう。 そういう意味では3人目のフレンダはとにかく台詞量が膨大。そして量の多さもさることながら、フレンダ独特の言い回しは声に出してしゃべるとだいぶ不自然になりそうなのが厄介なところ。それを強引に丸め込み、完全なる「フレンダ節」として昇華してしまっているのは間違いなく内田真礼という稀有な才能の成せる業であろう。そうそう、フレンダさんって妹いるんですね。前に佐天さんとつるんでた時にそんな話してたっけかな、忘れちまった。でもまぁ、性格は色々と歪んでるけど基本的に世話好きで気のおけない人間なのは間違いない。無能力者のくせに麦野の信頼を勝ち得たのは大したもんだけど、スカートから大量の爆弾がすぐに出てくるアレは充分に異能力だよな。 そしてこの度出自が判明した4人目が絹旗であった。コールドスリープ前にどういう扱いを受けていたのかは謎だが、あの状況で事実上の「誘拐」にあったというのに、大して動じずにすぐにアイテムに馴染んだのはすげぇよな。まぁ、元々研究施設に思うところはあったのだろうし、麦野がいうように「自由」をくれたアイテムには恩義を感じているのかもしれないが。それにしたって順応力が高い。まぁ、もし麦野の思想に合わなかったら頭吹っ飛ばされて終わりだもんな。流石にメルトダウナーには勝てない……よね? どうなんだろ? おっぱいネタをいじられると、いちいち隣にどこぞのレベル5の顔がよぎるからやめたげて。 以上4名が愉快なアイテム……と思っていたら、最後に出てきたもう1人。ふむ、どういうことなんでしょうね? オープンエンドの映像を見るに、どうやらある程度の期間は「5人でアイテム」だった期間もありそうだが……気になりますねぇ。楽しみです。 PR ○「DARK MACHINE THE ANIMATION」 5 歳を考えりゃふつーのことなんだけど、CV沢城みゆきなヒロインが出てくるとびっくりする。まだ余裕でそういう仕事もあるんだよ。まぁ、同い年の小清水とか日笠の方がよっぽどおかしなことしとる。 聞いたことないタイトルだし、調べてもびみょーによく分からん作品。Wikiによると「eスポーツをテーマとしたオリジナルIP」とのことで、一応はアニメとゲームを同時展開する形のメディアミックスとのことだが、まだゲームが出てきてないのでこちらのアニメは事実上のオリアニということになりそう。まぁ、ゲームタイトルが「DARK MACHINE」で、アニメは「DARK MACHINEをプレイする連中の話」だから、このまんまでゲームにはならんよな。 とにかくオリジナルアニメで何が出てくるか分からないわけだが、1話目は「オリジナルゲーム」「ロボットもの」と怪しい要素が多い印象。ちゃんと観てもいないものに文句をつけるのはよくないかもしれないが、ちょうど前クールでは「よく分からん対戦ゲームを突然始めるオリジナルアニメ」である「メビウスダスト」があり、こっちがもう、最序盤から一切興味が湧かずに困り果てていたものである(結局3話で切った)。さらに今期はすでにロボットアニメが被っており(「バーテックスフォース」も入れるなら3本目)、ただでさえロボットアニメは食いつきがよくない私からするとだ〜いぶノーサンキューな気配がする。 ……けど、実際は1話目の印象はそこまで悪くない。お話は荒唐無稽で何がしたいのかよく分からんし、最後にヒロインがいきなり吐血して終わるとことかも「どないやねん」な要素。このままシナリオのヒキが弱ければこちらも3話切りの危険は充分に孕んでいるのだが、そうした道具立てがポンポン飛び出す割には案外観づらくないんですよね。要素が入ってきやすいというか、画面が自然に観られるというか。一番大きいのはやっぱ画面そのものなのかな。ロボアニメで微妙な気持ちになるのはロボットのCG描写がいい加減飽きてるし肌に合わないしで集中して見られない場合だが、今作は人間パートとロボットパートが割と馴染んでて、試合風景も別に違和感なく観られている。調べてみると制作の「production +h.」というスタジオはもともと「地球外少年少女」の制作を目的にシグナルエムディとI.G.からの分社という形らしい。I.G.の間を取ったから「h」なんでしょうかね? まぁとにかく作画品質は決して悪くないし、キャラの表情の出し方も無難なもの。主人公がだいぶトンチキな人間なので今後の展開はどうなるか読めないが、掛け合いのテンポなんかも悪くない。あとは「で、なんで対戦ゲームなん?」という根本的な謎さえ納得できれば、世界観は飲み込めそうなんだ。 せっかく「そこまで悪くないと感じるロボットもの」なので頑張って欲しいとは思うが、あたしゃどう転んでも対戦型メカアクションゲームには触らないだろうし、eスポーツにも興味がないのでそこは不安要素。……最初から「eスポーツ狙い」のゲームって成立するんか? 矢印が1本増えた!? 第17話。ただでさえややこしかった状態がさらに混迷を極め……るわけではないか、新しい矢印はあんまり本筋に影響はしなさそうだけど。 前回は新番ラッシュのタイミングだったために感想が書けなかったが、引き続き阿賀沢紅茶作品の感想が書ける喜び。こちらの作品は「正反対」と比べると色々と重たくて大変ですが、それでもきちんと「他者を思いやる心の動き」が中心で描かれているという作風は共通してますのでね。 前回、事態は大きく動きなんと桃香のアタックで湊が陥落。モチベはどうあれ、2人は公式に付き合うことになった。そして噂は神速を尊び、2人の交際スタートの報は関係者にも、無関係者にもすぐに伝わるのである。こゆんはそれで甚大なダメージを負ったわけだが、「ここでダメージを負うのも自分の身勝手」というので飲み込むことにする。まぁ、それ以外のやりようがない。対して露骨な拒否反応を示して湊に恫喝を仕掛けたのが美姫。「まーた好きでもない子と付き合うなんて! それって誠実なんですの!?」というのが主旨だが、今回ばかりは美姫も色々と抱えているせいでその刃はどうにも鈍い。美姫さん、「好きじゃないという理由で交際を拒否することは自分が陽太を拒否ったことを正当化するためのものだ」は流石に背負い込みすぎですよ。別にそこは自信を持って「気に入らないから気に入らない」でいいと思うんですけどね。ただ、どちらかというと美姫が抱えているもう1つの要因、「自分はこゆんの気持ちを知ってしまっている」の方が大きな枷にはなってしまっているだろう。陽太が軽々しく桃香と付き合ったらこゆんが苦しむのだから、なんとかやめさせたい。しかしその意図を伝えるためにはこゆんの気持ちをバラさなきゃいけないし、「親友のため」と言いたくても決して言い出せないし、言い出したところで現時点では「おせっかい」の域を出ない。あくまで問題は湊とこゆんの間で解決すべきもの。美姫が首を突っ込めるラインは限られているのだ。 そして、桃香と付き合い始めた湊の言い分も筋は通っているので正面から否定しづらいというのもあるだろう。「お互いの気持ちが同じレベルで付き合い始められるならそれがベストだけど、そんな奇跡的な関係性なんて滅多にないんだから、交際を申し込まれた方が、相手を深く知って互いの気持ちを近づけるためにとりあえず付き合ってみるのは良いことなのでは」というのは、全くもって正論である。どうにも我が国は「付き合う」という行為に対して過度な責任を求めすぎるばかりに、関係性のスタートが無駄にハードルをあげる傾向にあるらしい(俺調べ)。とりあえず交流を深めて、その後に関係性に名前をつければいいというのは、全くもってそのとおりだ。まぁ、バシバシ相手から告白される男だからこそ堂々と主張できる話ではあるのだが……。 桃香は前回こゆんに対して「勝利宣言できたらあとはどうでもいいわ〜」と一仕事終えた顔だったし、今回も湊の所有権を声高に主張したりはしない。湊もこうした付き合い方には慣れており、宣言したからには男としての責任をまっとうする構え。もちろん、それと「こゆんとどう接するか」はもはや別問題。ちょっとだけ優希にジェラってみたりするのは自由だし、こゆんとの距離感を気にする必要もない。ただ、それがこゆんに対して一方的に負担になっているだけだ。 そんなこゆんの悶々とした気持ちに呼応するかのように、新たな矢印を引っ提げてやってきたのは熱川の妹さん、秋音ちゃん。彼女は妙な勘違いをしていたことをこゆんに謝罪し、流れでそのまま「実は優希に気があるんだけども」ということを(本人は意識せずに)こゆんにCO。もう、高校生ってばいろんなところで大忙しだ。こゆんからしたら「まぁ頑張れ」くらいしか伝える言葉もないだろうが、「近づかずに見守って満足」な秋音の「知らない恋愛」を見て、何か感じるものはあっただろうか。まぁ、その後の振る舞いを見ていると、やはりこゆんは「見ているだけ」には不向きな性格みたいだが……。秋音さんの過去話を見てると、ほんとにこの世界の悪意は全て姉の真夏が請け負ってる感がある。奴に叩かれて高校デビューでイメチェンした女子が2人おるぞ。 ま、そっちの矢印は一旦置いておいて、焦点となるのは抑えられないこゆんのお気持ちの方。ダメだと分かって、取り逃したと思っちゃうと諦めたはずのものが惜しくなってくる心境、とてもよく分かる。しかし、今から動き出したらそれって略奪愛になってしまうわけで、今のままだと「時すでに遅し」としか言えない。こうなると、できれば湊の方から動いてほしいところだが……ここで桃香をあっさり袖にしてしまうようだと、それはそれで印象が良くはないんだよなぁ……うーむ、どこから関係性にテコ入れしていくか、それが問題。……月子ちゃん、ちょっと力貸してくれませんかねぇ……。ん? 五十嵐? なんでここで? ○「千歳くんはラムネ瓶のなか(第2クール)」 ー ごめん、多分無理……。いや、2期第1話が特別ダメだったとか、嫌悪感が突き抜けMAXだったとか、そういうわけじゃないんだけど(多分1期と同じくらいのもやもや)、数ヶ月空けて「切ろうか迷ってたアニメの2期」を見ても、キャラの設定とかろくに覚えてないのでいちいち頭に入ってこないし、そりゃ「おっ、見直してみようなかな」とはならんよね。 なんなんだろうなぁ……格好いいと思ってやってそうなことがいちいち刺さらないというか……。手っ取り早く今回の1話分から要素を引っ張ってみると、例えば主人公たちが偶然目撃した作家と編集者の対話。作家が捨て鉢になって、それを編集が立て直すっていう流れなんだけど、その一番肝心な「立て直し」の部分を実際の対話じゃなくて主人公のモノローグで流す意味が分からんのよな。そこの対話の熱量とか切実さを見せてこそ、カップル2人の心の動きが表せるってもんじゃないのかい。別に性根の底の部分はどうでもよくて、単に主人公が妄言を垂れ流す様を見せたいだけに見えてしまうのよな。 まぁ、早晩切るとして、心残りはちかぺキャラとかヒロイン勢のキャラ画はそれなりに可愛く見えるところではあるのだが。それを眺めるために支払う代償が大きすぎるよな……。グッドラック。 2話目もちゃんと面白かった、第2話。 面白い作品が確認できてちょっとホッとしてる自分がいるんです。ここで書くのもナニな話なんですが……新番チェックもあらかた終わりそうな現時点で、今期はあんまり強く惹かれる新作が無いのよね……今作はそんな中でも割と上位に来てくれてるんだけど、ギャグなのでどこまで感想記事が持続するかはちょっと怪しい部分もあるし、あんまり感想書きたくなる作品が出てこない可能性がある。前クールが奇跡の豪華さで書いてもいいのにスルーしちゃった作品がいくつかあったので、もしかしたら怠惰のバチが当たって今期に揺り戻しが来ているのかもしれない。マジで感想書く作品が見つからない場合、2期目に入ってますます勢いを増している「うちの弟どもがすみません」が繰り上げになる可能性もあるとか無いとか。 閑話休題、そんな中で頑張ってくれているのがこの作品。やっぱ龍輪さんの演出が刺さるわー、っていうのが一番でかい気もするが、まだ2話目だというのに生徒会メンバーのキャラについてはイヤというほど際立っていてすっかり定着してしまった。ギャグ作品としてこの押し出しの強さと個性の明瞭さはとても良い傾向。また、今作ははっきりと「エロバカギャグ」なのでギャグのおかしさに加えてエロさも出していかなきゃいけないのが大変なのだが、きちっとそこかしこで「あれ? なんかエロいぞ?」と思わせてくれるバランスになっているのがお見事である。具体的なポイントとして、例えばどんだけヒキの画でも会長なんかは鎖骨が描き込まれてる、とかいうのは妙すぎるこだわりポイント。また、キャラのアップではうなじのおくれ毛が丁寧に描き込まれていたり、ユルいキャラデザのくせしてやたらとセクシャルな部分が丁寧なのである。龍輪式の画の回し方はそこまで動画勝負にならずに止め画のカット数を増してにぎやかさを出していくスタイルなので、1枚1枚の画で破壊力を上げてくれているのは熟練の技といえるのではなかろうか。ちなみにサブリミナル映像みたいにして一瞬だけ入ったりする映像についてはいちいち確認してない。あれ何なんだろね? 現状、生徒会メンバーはみんな優劣つけ難く、どれもみんなおもろい。1話目では「流石に男の娘は守備範囲外かなー」とか思ってたのに、尾鳥もうざ可愛い様子がしっかり爪痕を残してて気になってきちゃったし。もちろん健気で奥手でむっつりな会長は可愛いし、殺戮度高めの照井さんもたまに見せる乙女チックな表情とのギャップが推せる。新キャラ・こまろは阿漕すぎるキャラに簡単に飲み込まれないよう、注意が必要だ。この生徒会、爆乳2・まな板1・合法乳首1はバランスがいいのか悪いのか。 是非ともこのままのペースで走り続けて今期アニメのクオリティの底上げをしていただきたい。頼みますわ。 こんばんにゃむにゃむ〜! 僕です! 封切り日です! 最近、昔と違って映画を公開後すぐに観にいくようになって偉いです! これは別に生き急いでるわけじゃなくて、ここ最近は「ネタバレされる前に視聴しておきたい作品」が多いせいですね。あと、この10月は注目作が一気に封切りされるため、予定が詰まってるってのも理由だったりする(今作を心置きなく視聴するために先にガルパン押さえたわけだ)。まぁ、私としては今作が最優先ではありますが。 「映画」とはいうもののその実1時間程度の作品なのでウェイトはあまり重たくない。しかし、実に2年ぶりのMujicaの新規映像。世に蠢く共犯者たちにとってこれ以上求めるものがあろうか。幸いにして直近で「アワーノーツ」の配信が開始され、Ave Mujicaを巡るお話自体は安定供給が見込めるようになったが、それでもやはり新規アニメってのは純度が違う。濃度が違う。先に言っておくと、もはや60分全ての画面が、台詞が、音が、「観たかった」で埋め尽くされている。捧げた人生、安いものですわ。 しかし誤解のないようにお伝えしておくと、こいつぁ本当にコアファン向けのサービス映像だと思った方がいい。そんなやつァいないと思うが、この映画からバンドリに触れてみようとか、「Ave Mujicaってなんだかよく知らないんだけど」みたいな人に向けては作られていない。普段、商品の大切さを鑑みてあまりやらないようにしているのだが、端的に伝えるためにパンフレットに載っていた柿本監督がこの作品を表した一節を引用させてもらうと、「Ave Mujicaそのものを描いたような、胡乱さをもった作品」。「示唆と不確かさに満ちた、Ave Mujicaらしい作品」である。マジでそう。それだけに、Mujica沼に頭頂部まで浸かった人間にとってはL.C.Lのように臓腑の隅々まで満ち満ちるのである。ありがとうAve Mujica、ありがとうブシロード、ありがとうDiggy-Mo’。
<というわけでネタバレ注意の折り返しだ。どっぷり世界観に浸りたい人は一応注意だぜ> ○「信者ゼロの女神サマと始める異世界攻略」 4 なんかエンディングの映像が怖かったんだけど……デザインの元ネタとかなんかあんのかな? これは完全に偏見だし、統計的な根拠もないんですが……なろう的ギミックの中でも特に「クラスメイト全員転生」ものってろくな作品が無い気がする。かろうじてギミックで揺さぶられる部分があったのって「蜘蛛」くらいかなぁ。大抵はクラス全員の転移にほとんど意味がなくなるし、単にザマァの対象が現代に紐づけられてより惨めな印象になるだけな気がする。今作においてもそれは同じ。まぁ、それ以外にもなろう贅沢パックみたいな1話目だったので期待を持つ方が難しいとは思うけども……。 転生・スキル・ステータスの扱いなんかはそれだけで停止ボタンを押したくなるような設定だったが、一応他のなろうと差をつけようとしているのがタイトルにもなっている謎の女神の存在。ただ、1話目では「駄女神の焼き直し……か?」くらいのイメージしか持てなかったのでここからプラス要素になるかどうかは判然としない。少なくとも最序盤で全力全開フルスロットルなプークスクスしてたアクア様と比べるとどうしたってインパクトは薄いか。まぁ、別にアクアとは立ち位置が違うので単純な比較はできないだろうが……なんとかそこで繋ぎ止めてくれないと信者じゃなくて視聴のモチベがゼロになってしまう。この後ちゃんと女神様と恒常的に絡んでくれるんでしょうかね? なんか、今回の設定をみると一緒に冒険をする感じでもないようなのだが……。 あとはすげぇ雑な主人公の設定が割と印象が悪いのも気になる点。ゲーマー設定とかはもうしょうがないと半ば諦めているのだが、ゴブリン退治の時の「ここで逃げたらゲーマーとしての名折れ」みたいなことを言っていたが、普通に考えたら勝てもしないマッチに無謀に挑む方がよっぽどゲーマー的には失格だと思うのだが。どう考えてもファッションゲーマーだろこいつ。その後も「初級水魔法使えない」みたいなことを愚痴ってたわりに「川の水流を思い切り増す」という、どう考えても莫大な運動エネルギーが必要な魔法を展開しており、能力がしょぼいだのなんだのと愚痴ってるのもポーズでしかなさそうで設定がグダついてるし。 トータルでは「女神様がどっかで大きめの逆転ホームランを打ってくれないとコールドゲーム」くらいの位置どり。……まぁ、ゴールしてもいいよ……。 ○「紫禁・御猫房 〜紫禁城猫警備室〜」 5 タイトルの真ん中の読み方は「おんみゃおぼう」です。当然、中国作品だよ。これまで中国アニメの配信といったら我が家ではフジテレビのB8ステーションが主だったが、こちらはBS日テレでの放送。もしかしたらこれまで取り逃がしてたジャンルの作品なのかもしれない。いきなり4話放送のフリーレンスタイルはもしかしたら読売系の得意技なのかしら? 海外産のアニメは受信する際の尺度が揺さぶられるので評価が難しいのだが、今作については割とフラットに見られる部分が多かった。もしかしたら4話集中放送で一気に情報が入ってきたおかげで普通ならハードルになる「設定のややこしさ」「人名の覚えにくさ」みたいな部分がクリアできたのが大きいのかもしれない。また、形はどうあれタイトルにもある通りの「猫アニメ」であることは間違いなく、私はにゃんこが頑張ってくれるアニメはそれだけでモチベが上がるのである(まぁ、その上で耐えられなかった猫アニメも最近あったけど)。話の筋についてもそこまでわかりにくいものではなかったのは、国内作品でも「刀剣乱舞」あたりに近いコンセプトだったので事前に舗装されていた感覚があるのかも。あと、「文化財などの名品を扱う中国の物語」というと、少し前に美術品を擬人化したソシャゲがリリースされてまして、そっちでちょっと興味を持っていたのも導入の助けになったかな(なお、そのソシャゲ自体はインストールしてみたが何も面白さが分からず3日でアンスコした)。 4話使ってもまだ最初のミッションが終わらなかったのでお話の組み立てが面白いかどうかは正直未知数。そうなると評価軸に残るのはもちろん「映像」である。中国作品ではすっかりお馴染みになった「どっかにAIみを感じるシャープすぎるディティールを持つ映像」だが、この手の画作りもきっと人間の好みを学習して日進月歩で進化しているのだろう。よく引き合いに出す「お姫様になっていた件」はどうにも不自然な描写が多くて飲み込めなかったが、今作はそうした違和感がかなり低減され、画面は繊細さと動きの多さがプラスに見える部分が増えている。もちろん細かく見ればまだ気に入らない部分も残ってはいるのだが(デフォルメ画の顔を貼り付けるときにテクスチャが浮いてるみたいな変なバランスになることがあるとことか)、もはや重箱の隅レベルで、大半の映像は「なんか綺麗やね」でいいくらい。もしかしたら「擬人化猫」という非現実レベルの高いオブジェクトなおかげで、不気味の谷みたいな変な閾値を超えずにアニメとして受け入れやすくなってるのかも。いや、技術的にも理論的にも何が起こってるかは知らんのだが。 とはいっても、やっぱ僕が見たい猫の姿は二足歩行の特殊部隊じゃなくて、冒頭にしか出てこなかったふつーのにゃんこなんですけどね……。エンディングの映像もデフォルメの効いた愛らしい猫が出てきてそっちのデザイン(どこか羅小黒戦記に近いイメージ)も良かったですが。無駄にシリアス調になったのだから、ここからお話の面で盛り上げて納得させてほしいもんである。 ○「てつりょー! meet with 鉄道むすめ」 5 漫画とかアニメに定番の、「商標がある名称をちょっと変えるやつ」ってあるじゃないですか。今作だとボードゲーム研究会が明らかにカタンが元ネタの「ゴトン」ていう箱持っててちょっと面白かったんだけど、ヤベェなって思ったのは観光課のおねーさんと出会った場所で、明らかにGLAYが元ネタだろうアーティストのポスターに「SLAY」って書かれてたんですよね……。「殺戮」って意味なんだけど……まぁ、ロックバンドの名前なら逆にありか? いきなり本筋と何一つ関係ないディティールから掘り下げてみたが、一応それくらい細部に注目しても視聴に耐えるくらいの画面のアニメではある(強引)。タイトルがややこしかったので軽く調べたら、元々「鉄道むすめ」というありがち擬人化プロジェクトはだいぶ昔(なんなら20年くらい前)から存在し、細々と観光業界では生き残ってきたらしいのだが、この度20年目にしていよいよアニメ化プロジェクト発足し、「鉄道むすめ」とはまた別次元の存在として大学の鉄道サークルを設定し、旅行アニメが実現したらしい。まぁ、鉄道擬人化娘が大挙するだけではシリーズアニメとしてのヒキは弱そうだし、ストーリーラインを作る上でこの方向性は間違ってない……か? 結果「鉄道アニメ」の前に「旅行アニメ」になったわけだが、旅行アニメといえば思い出されるのは1年半前の謎のバッティング現象。「ざつ旅」「mono」「日々は過ぎれど飯うまし」という女の子ダラダラ旅行アニメが3本重なってしまったという稀有なシーズンがあった。あの時は流石に食傷気味になり、それぞれが持ち味を潰し合うという損な結果になってしまったが、今回はそうした同業他社はいないので安心。さらに今作は「きららアニメだなぁ」と思えるようなデザインになっており、きららアニメも無いシーズンなので大きく「日常もの」のくくりでもそこまでライバルがいないというのはラッキーかもしれない。 まぁ、ライバルがいなかったら盛り上がるジャンルかと言われればそんなことはないのだろうが、個人的には1話目の印象はやや良い寄りでとった。「ざつ旅」の感想でもちょっと触れたことなのだが、私はやったことこそないが「フラっと一人旅」とかちょっと憧れないではない人間である。時間や金の都合でなかなかそうした趣味は実行できないのだが、「もしできたら楽しいかもなぁ」という憧れをアニメで代償行為として行ってくれて、1話目で主人公がやった「普段乗ってる電車でとりあえず終点まで行ってみる」なんてのは一番手軽に出来そうで、でもやらないちょうどいいポジションである。 前例でいうと「ざつ旅」は結局単なる旅番組になってしまって「テレビのバラエティとあんま変わらんなぁ」ってんでモチベが持続できなかったのだが、今作は一応そこに中心的要素として「鉄道」も加えて、何かしら広がりが生み出せる可能性はある。私は電車に興味がある人間ではないが、まぁ、電車での旅に謎の高揚感があるかも、と言われたらちょっとだけ分かる気もするのだ。そうして曰く言い難い憧憬をうまいことアニメの画に載せられれば、鉄道推進プロジェクトとしても意味のある効果を生み出せるかもしれない。 今作を見てて一番の懸念というか疑問点は、「でも、女性の鉄道オタクっていっっっっさい表に出てこないよな……男はあんだけいるのに……果たして実在するのか?」という部分である。いや、今作の同好会メンバーがいわゆる「テツ」なのかどうかもまだ分からないけどさ。どうしても女性って男みたいに変な愛着持たないイメージがあるので、その辺で説得力を持たせられるか、それとも「またおっさんの趣味を女の子にやらせてるだけやんけ」で終わるか、難しい勝負である。ちなみに中の人について軽く触れておくと、主人公はなんと今期2本目の主演となる橘めいちゃん。もう進撃開始してんの? そして「よくできた親友枠」として数々の作品を総なめにしている和泉風花の業界での立ち位置も注目。さらに同好会メンバーの関西弁の福嶋晴菜っていう名前がどっかで見たことあると思ったら、ウマ娘映画のダンツ役の子だった。なるほど、こんなところから出てきますか。大阪出身だったんだねぇ。
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プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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