|
最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「賭ケグルイ××」 5→5 なんども書いてるけど、本当にナイスキャストな作品。出てくるキャストのほとんどが大好物という、なんとも歪んだ満たされ方。まぁ、こういう鉄火場「向き」の声優ばかり好きになると考えると、もしかしたら私の趣味嗜好が偏っているのかもしれない。約1名、単にアメイジンググレイス歌うために呼ばれた人もいますけども。 まぁ、だいたい原作通りだったので特に不満点は無い。1期は構成の関係ではしょられてしまった「塔」のエピソードもがっつりやってくれたし、これで原作要素は完全焼却。なんだか駆け足になっていまひとつだった1期と比べても、今期は消費すべき原作の量がそこまで多くなく、1つ1つのエピソードをじっくりやれたのでよかったんじゃなかろうか。最後に挿入された×喰のおはなしはまぁ……アニメオリジナルの即興劇ならこんなもんかね。正直、大仰に出てきた割には大したギャンブルじゃなかったので、最初から「ちょっと遊びましょ」ってオリジナルを挟んできた1期ラストの方が好みではあるんだが。 あとはもう、顔芸勝負でテンション芸勝負。そのあたりは信頼のキャスト陣に任せておけばなんの問題もないのである。やっぱり彩陽の存在感は最高だったし、ゆーみん&るみるみのさばげぶコンビが胸糞悪い関係になっているのも実に刺激的。最後のオークションではけろっとした顔で2人して登場してたけど、三理の方はリタイアしてるくせにくっついててよかったんでしょうかね? というか、最後のオークションでの票の移動って結局どうなったのか明示されていないんだけど、原作の票との辻褄はあってるんだろうか。もし3期があるときに、今回のゲームがなかったことに、みたいな処理になるとちょっと可哀想だぞ。まぁ、そこまで厳密な数字が求められるようなもんでもないから大丈夫だとは思うが。というか、そもそもアニメ3期があるかどうかもわからないけど。原作はほとんど使っちゃったから、もしアニメ化するとしても3〜4年後とかだしな……流石に無理かな。実写映画化とか、なんか不思議な力で盛り上がってる作品ではあるんだけどね。 とりあえずアニメとしてはここまで。気になる人は残りは原作を買いましょう。それが正しい販促アニメの姿ですよ。 PR 「エガオノダイカ」 5→2 エエエエエェェェェェエ…………、いや、そのエンディングは……ないやろ……女の子の物語ちゃうがな。人が死んでんねんで!(この言葉をこんなに正しい意味で使えるのも珍しい) 最終回視聴前までは「絵もへちょいし筋も弱いし、オリジナルで頑張ろうとしてたのは認めるけど、これだけフックが弱いと流石に減点やろなぁ」ってんで4点にしようと思ってたんだが、最終回の筋立てがあまりにもナニだったので衝撃的すぎてさらに点をさげた。いや、確かに終わり方はそういう方向でまとめるしかないんだろうけどさ、流石にインスタントすぎるし、説得力がなさすぎるだろ。あの状況でクラルス全部止めたからって、そんな状況にはならねーだろ。姫様サイドなんて全員がput into graveyardやないけ。なにわろとんねん。 今作はタイトルにもある通りに「笑顔」というのが1つのテーマになっていて、姫様は最初は天真爛漫な笑顔を見せていたのが終始ひきつるようになり、ステラサイドは表情をろくに出せない少女が少しずつ感情を表せるようになるという対比が見せ場だと思っていたのだが、この2人が出会うのも最終回のギリギリだし、そこまでの展開で結局姫様の扱いが本当に雑なので彼女の「笑顔」が戻ったことへのカタルシスがさっぱり感じられない。いや、やっぱりわろてる場合じゃない。仕事せぇよ。 作画がいろんなところでメタメタだったことに目をつぶれば、ステラサイドの物語は、まぁわかる程度のものだ。敵国に侵入してのミッションなんかは「ポケットの中の戦争」みたいな展開だが「上からの命令、軍人としての任務、そして現場での人間との対峙」なんて部分は様々なジレンマがあることはわかるし、バカバカ人が死んでいくのも常に戦場にいるのだから当たり前といえば当たり前。戦争の悲惨さ、愚かさを伝えたいというのがこのアニメの(表面上の薄っぺらい)テーマなのだろうから、そこを表すためにもステラサイドがすげぇ勢いで減っていくのはある意味当然といえる。まぁ、それにしたって里帰りバス爆破ニキはかわいそうだった気もするが。戦況がどうなって、どこで誰が戦ってるのかさっぱりわからないので「戦記物」としての体裁がまったく整っていないのがチグハグな印象を与えてしまうのよね。 そしてやはり問題が大きかったのは姫様サイドの方だろう。もともと戦争があることすら知らなかった姫様。それは周りの大人たちの配慮だったので姫様に責任は無いのだが、それにしたって箱入りがすぎる。そのくせいっぺん秘密がバレてしまってからは一気に姫様の肩に重荷がのしかかるようになり、そんなんやったらもっと早くから帝王学でもなんでも学ばせておけよ、という文句たらたら。その上で姫様が振りかざすのは「国は大事だけど、それでも敵味方どっちも死人が出るのはとにかく嫌、誰に迷惑がかかろうともひたすら嫌」というあまりに子供っぽい反応だけで、この国のどこに一番責任があるものかと頭を悩ませてしまう。そして丁寧に1話に1人ずつくらいのペースで近しい人が死んでいき、毎回のように「無茶しやがって……」のオンパレード。ノルマみたいにして死ぬくらいなら、最後のサトリナ殺す必要なかったんじゃないですかね? 「戦争ならば死ぬことは必然」は理解できるが、「戦争アニメだから無理やりでも毎回人を殺す」は流石にどうなのよ。ここでもやはり、「戦記物としてみた時にどこの戦場がどうなって、何が原因で勝ったり負けたりしてるのか」がさっぱりわからないというのが大きな足かせになっている。途中で姫様が思いついた地雷戦術のくだり、必要だったか? そこで孔明的なひらめき見せる意味ある? 全部ルルーシュに任せておけばいいやつじゃないの? うーむ、途中まで真面目にみていただけに、このプロットは流石に「もうちょいちゃんとせぇよ」と言いたくなるな。別にベタな筋立てでも構わないんだから、もうちょっと丁寧に個々人の戦争への意識を掘り下げる方向で物語を進められなかったもんだろうか……。これがタツノコ55周年記念作品やぞ。大丈夫かタツノコ。 「ぱすてるメモリーズ」 4→3 何ですか、これ?(呆れ) ……いや、1話目の時点で大体こんなもんだろうという嫌な予感はあったが……単なるクソアニメで終わるかと思っていたら、何と場外乱闘でさらにひどい顛末が待ち受けていたという、なんだか作品総体が全てを賭けたギャグだったんじゃねぇかと思うような作品だった。 コンセプトは悪くないんだよ。「人気作品の作品世界がウィルスに侵されているから治しに行くよ」という展開が万全のものであれば、その作品自体の楽しさに加えてオタクネタの披露先としていくらでもいじりようはあるのだし、毎回テイストの違いが出れば刺激が尽きることもない。考えてみりゃ私の愛する「グリムノーツ」はまさにこのデザインそのものであり、あっちはモチーフが童話など、そしてこちらはモチーフがアニメ。そこに何の違いもありゃしねぇだろうが! 違うのだ! ……違うよなぁ。権利関係はなぁ……なんでそこを全力で行ったんだよ……このご時世に権利関係のリテラシーがガバガバの製作者とか、実際にいるもんなんやな……。いや、あのトラブルが起こってなかったら面白い作品だったかと言われればそれは間違い無く「否」なんだけど、たらればのお話でさ、もしも完全に権利関係を調整し、「○○っぽいパロディ作品」ではなく、完全に「その作品」に殴り込みをかけるっていう作品が作れていたなら、かなり面白いことになったはずなんだよ。もう、どれだけ金積んでもいいからごちうさに乗り込んでチノちゃんにスタバのコーヒーを流し込み、エヴァをぶっ倒す作品を作れなかったもんだろうか。それを「Re:CREATORS」くらいの映像品質で実現できれば、伝説にすらなり得るはずだ。実際、次クールには角川の異世界作品をごっちゃにした「異世界かるてっと」が放送されることになっており、こうした「ごちゃ混ぜ」的な夢をわずかながらも実現させている。そういうチャレンジは、不可能ではないと思うんだけどな。 とりあえず、そんな夢物語は実現できず、訳のわからないやっすいパロディを最低限の作画と最低限のネタ回しでやるだけの空回りになってしまったのだから面白くなるはずもなく。しいてよかった点をあげるとするなら、なんだかすっかり馴染んでしまった年増の敵キャラポジションでちあきんぐが頑張っていたことくらいだろうか。これが「タイムボカン」みたいなゆるすぎる文脈なら受け入れられたんだろうけどなぁ……。やっぱりパロディって難しいなぁ……。 あ、久しぶりにで○こがみられたのはよかったです。
「マナリアフレンズ」 5→5 2人が手を替え品を替えいちゃつく様子をただひたすら見続けるという、環境音楽のような百合アニメ。結局1クールを見終わっても、この2人が一体何者で、どんな世界で何をやってるのかもよくわからないという、あまりにも目的を先鋭化させすぎた作品である。しかし、おそらくファンのニーズを考えればそれで良いのだろう。原作を知らない人間のことなど、配慮する必要はないのだ。15分アニメは、とにかく効率重視である。 アニメの目的というのも最近はすっかり多様化しており、こうしたサプリメントのようなアニメもかなり一般化している気がする。元々は5分くらいのショート映像をYoutubeでおまけ程度に垂れ流す印象だったのだが、今作はそんなおまけ要素だけでも15分の枠を確保し、がっつり本気の作画・作劇で展開する。あるところには予算も人材もあるということなのだろう。羨ましい話だ。ただまぁ、ここから本編となるゲームに興味を持って新たに始めようっていう人間がどれくらいいるのかは微妙なところなのだが。なんか、聞いた話だとコレのBDのおまけがたいそう重要な品だそうで、アニメの方がソシャゲ特典のおまけ扱いだっていう話もある。まー、バンドリアニメだってCDのおまけみたいな扱いでアニメが付いてくるんだから、こうしたセールスを非難する道理もないだろう。作り手側だってセールスをあげるために出来ることは全力でやるだけ。その結果、半端なものが出てこないのなら、ファンもありがたいのだからWIN-WINだろう。まぁ、あんまり興味のない人間からすれば「そのリソースをもうちょっと外に向けて欲しいな」とは思うのだけども。 「上野さんは不器用」 6→6 しゅき。ずっとアニメでだらだら最後まで観てたいんだけど、これの2期があるかって言われるとかなり微妙な気がする。原作コミック買っておこうかなぁ。うーむ。 本当にちょっとしたショートギャグアニメなので刺さらない人には特に刺さらない作品だと思うのだが、個人的にはかなり多くのポイントでむやみに刺さる作品。具体的にいくつか見ていくと、①キャラ属性。今作の基本プロットって上野さんがとにかく背伸びして田中に挑んで、人間の心を持ち合わせていない田中に返り討ちにあう構図が見どころなわけだが、この「羞恥を中心とした萌え描写」が好き。嗜虐趣味の絶妙なポイントをついていて、ツンデレとはまた違ったヘンテコな辱め方が愛嬌につながっている。いや、絶対に周りにいたらウザいやつなんだけど、そもそも世界には田中が存在しないので相対的に上野さんも存在し得ないから大丈夫。 ②フェティシズム。本作のエロって、ソフトエロのふりして結構エグい攻め方するじゃないですか。一発目から形は変えているけど飲尿だし。その後も何故かわからないけど汗とか尿がやたらからむし、タイツやパンツを通じた間接的なエロ要素がやたら重要視される。そりゃま、キャラが中学生なんだからそれくらいが身の丈にあってるということなんだろうけど、この薄皮1枚で本質に食い込まないレベルのマニアックなエロさの追求が何故かツボる。別にスカトロ趣味はないのだけど、なんだろう、女子中学生の汗と涙と……やばい、文字にするとどんどんやばいやつになっていく。クレームは作者に入れてください。 ③愛情溢れる人間関係。主に山下なんですけど、今作は田中がある意味でド畜生である以外はみんな善意で成り立つ世界なんですよ。上野さんがあんな難ありの性格なのに、周りの人間は基本的に彼女に優しいし、上野さんも根はいい子なのである。山下との関係性が本当に微笑ましく、ギャグがエグい割にはその根底に流れるほのぼのした日常ムードは捨てがたい。 ④省エネながらも見栄えのする動画。原作絵からしてギャグ寄りでシンプルなデザインなんだけど、それを無理せず素直にアニメに描き上げている。かなり抽象的な描写(上野さんの髪の謎の動きとか)もあるはずなんだけど、そのあたりが漫画からアニメになるに際してちゃんと魅力になっているのは細かい部分だけど見逃せないポイントだ。タモンのちょこちょこした動きなんかはけっこう神経を使って描いてる気がするんだよね。 ⑤中の人フィーバー。まぁ、実質6割以上がここっていう話もあるんだけど……やっぱり芹澤優の上野さんが最高なんだよ。ほんとに極限まで振り切れてて。セリコにもっとガンガン汚れのギャグを振ってくれ。それを支えた影山灯の活躍も殊勲賞だし、ゲストキャラが戸松・さとりな・井口などなどの濃いキャストがフルパワーで暴れまわるので毎回ダレることなく刺激が増え続けるっていう。個別感想でも書いたけど私としてはサトリナが演った西原が最高なんだけど、とにかく全キャラがソフトエロに絡むのがたまらんね。 そうそう、どっかで指摘されてて初めて気づいたんだけど、この作品って「物語」シリーズのパロディ設定になってんのね。田中のアホ毛ってそういう意味なのかよ、っていう。八九寺が可愛かったんだからそりゃ上野さんも可愛いよな。
「転生したらスライムだった件」 5→4 うん? 終わり? でも次回もある? どうやら次回(次々回)は番外編という位置付けで本編とは繋がらないお話になるみたいだが、どうせ評価なんてそんなに変わらなかろうし、感想ラッシュになると執筆も大変になるのでとりあえず一段落したここでまとめてしまおう。 まぁ、一言でいえば「飽きた」な。やっぱなろう系はなろう系だしなぁ……。事前に原作は読んでいたので大体どういう展開になるかは知っていたが(アニメでは未読の部分まで進んだが)、やっぱり主人公がスライムであることに意味がなく、「転生したらどんな能力でも消化吸収して自分のものにできる能力を持ってるし魔力も底なしにあるので大体のことは思い通りにできる超生物だった件」が正式タイトルである。一応作中では強敵相手に苦戦する場面もないわけではないが、どんな状況でも何故かスカした態度は崩すことなく、最強の魔王はアホにすることによって打倒可能に。主人公を賢くするのではなくて敵をバカにすることで爽快感を出すというのはお約束のお話だが、果たして本作はそんな爽快感が本当に得られたんだろうか。リムルは最初は典型的なやれやれ系くらいの印象だったのに、能力をつけていくにつれてどんどん周りをナメくさってる感じになってしまったのがいただけない。やっぱりこの手のチート物語で主人公を魅力的に描くのは難しいものだ。 幸い、映像部分は崩れも少なく、特筆すべき見どころこそ無いものの、ストレスを感じるような失点もなし。そういう意味ではまだ恵まれたアニメ化だったとは思うのだが、それならずっと見ていたいかと言われたら別の話なわけでね。もうちょっと続きが気になるお話じゃないと、やっぱり「良いアニメだ」という結論にはならないだろう。時流に乗って受け入れられるというのなら結果オーライではあるが、あんまり後世に語り継がれるような作品にはならないのである。まぁ、もともとなろう系ってそういう文化なんだろうけどね。 「聖闘士星矢 セインティア翔」 6→4 終わるんか〜い! 10話しかないんか〜い! えぇ……まさかの幕切れに唖然呆然だよ。いや、でも、冷静に考えてみれば聖闘士星矢ってこういう作品だった気もするが……。いやいや、「ショボさを楽しむ」ってのは一周回っちゃってるやつだからダメだろ。 エリス、むちゃくちゃ弱いな。結局何がしたかったのかもよく分からないままに瞬殺されたしな。いや、だってもうちょっと頑張るポジションのキャラなのかと思うじゃん。ハーデスとまで行かずとも、ポセイドンとか、マルスとか、それくらいは戦ってくれる敵だと思うじゃん。それなら1クールどころか3クールでも足りないキャラになるわけじゃん。まさかの10話だ。いや、この10話ですでに2回討伐されてるから事実上その半分くらいのもんだ。しかも「青銅よりも格下」であろうセインティアに何もされずに負けてるし……まぁ、今回はたまたま翔子と響子の姉妹関係が絶対的だったので器があんまりよくなかったと、そういうことにしておくか……。「終わるんかーい!」って思ってエンディング見終わったら、なんかよく分からない赤い鎧が出てきて幕切れだったしな。どう見てもサガだったんだけどな。なんだあれ。アニメ2期あるの? アスガルド編なの? なんなの? うーむ、当初は「正史の裏側じゃん! あのキャラもこのキャラも大活躍じゃん!」と思って盛り上がったのだが、結局あれだけ壮絶な死闘が表舞台で繰り広げられていた時点で、その裏側に割ける人員なんて大したことないという事実が判明しただけだった。そりゃね、セインティアはセインティアなりに頑張ってたんでしょうけど、やっぱり本職の方々に比べると見劣りするわけでね。黄金聖闘士達の残業みたいな仕事もちょっとだけ描かれ、アイオリアが一番後輩なのをいいことに色々面倒ごとを押し付けられて大変だったわけだが、これも別に「新展開!」というほど盛り上がる要素があったわけでもないしなぁ。サガに至っては「どうせこの後冥界から帰ってくるじゃん」ってわかってる時点で、邪悪側だけちょっと蘇るなんてのも大したサービスにはならなかった。まぁ、悪い方のサガがアイオリアやミロのことをどう見ているのかがわかったのはちょっと面白かったけど。 結局、本作を盛り上げるにはなんとかしてオリジナル要素である「セインティア」自体を盛り上げなきゃいけなかったはずなのだが……ほとんど掘り下げがなかったんだよなぁ。キャラがきっちりついたのって、結局主人公の翔子だけじゃんね。他の連中が全部お飾りなんだよ。紫龍や氷河みたいなキャラを立てろとまではいわないが、せめて邪武くらいのアピールはして欲しかった。あ、マユラさんはそれなりに見せ場が多かったですけどね。白銀に関しては、結局リゲルさんが不憫なままで終わったし、ウロウロしてた二人組に至っては何のために出てきたのかもよく分からないという謎ポジション。彼らは原作ではちゃんとお仕事があったんでしょうか? うーむ、なんだか謎のコンテンツであった……どうしよ、原作コミックは確認しておいた方がいいのかな……。序盤戦でむやみに盛り上がって「これおもちろい!」と持ち上げてしまったので、むやみな期待を持たせてしまった読者の方々には陳謝いたします。拍手コメありがとうございました(私信?)。
「ラディアン」 5→5 なんでこんな中途半端な時期に終了したんや? NHKは本当に自由だな。来週から何が始まるのかもよくわからないし……まぁ、常々「スケジュールに縛られないアニメ作りができたらいいのに」とは言っているので、話数をクールごとに固定しないシリーズ構成はむしろ歓迎すべきものではあるのだが。 ただ、今作の場合はあからさまに分割作品だし、終了って言う割にはなんかもやっとした終わり方だったため、あまり「シリーズ構成がフリーダム」という特性を有効利用したという印象はない。どういうことなんだろう。原作がここで終わってるわけでもなかろうし……国境を飛び越えた謎の制限とかがあるのかしら。まぁ、余計な台所事情は考えてもしょうがないか。 結局、最初から最後まで「スタンダードなファンタジー作品」ではあった。NHKらしく、大きな作画崩れも起こさず、盛り上げるべきところはそれなりに盛り上がるアニメ作り。あんまりラルケ×岸誠二という印象もなかったのだが、大過なく終了した作品という印象である。ただ、それだけにあまり印象に残る部分もなく、「まぁ、Eテレの夕方枠ならこんなものなのかなぁ」という感想がせいぜいである。多分、同じ枠でやっていた「クラシカロイド」がおかしすぎたのだ(「境界のRINNNE」だって総合的な品質で言ったらこの作品に近いだろう)。この時間にアニメを見るような正しい客層のお子さんたちは、是非ともセトたちの冒険を見て「正義とは何か」「友愛とは何か」みたいなことを考えるきっかけにしてほしい。 ただ、そうした定番の物語としても、本作は主張のくどいところがあって受け入れづらいのが引っかかる。「魔法使いは異端者として迫害されてしまう」というのが根源的な問題としてずっと訴えられており、セトのように「人のために戦いたい魔法使い」が迫害されるという辛い光景を目の当たりにしなければならないし、ハーメリーヌのように本当に不幸な存在も生み出してしまう。彼女の生涯にほとんど救いはなく、ただひたすらに世の無常を訴え続ける内容になっており、これを就学前のお子さんたちに見せて、その意味を考えさせるのはなかなかにハードである。これを見る限りで一般市民たちはまさに「衆愚」と呼ぶにふさわしい愚かさの象徴でしかなく、節目となる最終回でも基本的にセトは救われていない。こうした差別や排斥といった問題は永遠に残り続けるものだという強烈なメッセージ性は、見る人によってはかなり賛否の分かれるところではなかろうか。個人的には、問題意識のあり方には一切異論はないのだが、どうにも露骨すぎる部分があり、せっかくのファンタジー世界なのだからもう少し摂取しやすい方向での感情の取り扱いはなかったものかとは思う。 しかしまぁ、悲劇というのも常に人類の「見たい娯楽」の1つではある。個人的にはやはりハーメリーヌの存在が圧倒的に印象に残っており、彼女の悲壮な決意、絶望的な戦いから救われない最期まで、彼女の遺志は結局セトの心に残るだけではあったが、少なくとも我々視聴者の胸にも残るものになったであろう。それを扱う体制側にも様々な考え方があり、異端審問官が魔法使いを扱う際に極端な思想に走ること、そして魔法使いどうしの中でも人間との接し方に様々な思惑があることなど、掘り下げられる部分はまだまだ多い。できることなら、一般市民を単なる「愚かな民衆」として処理するのではなく、もう少し彼らにも考える余地を与えてほしいところである。一応その辺りを代弁しているのがドクの存在なのだろうが……ドクの場合、彼自身の人生が波乱万丈すぎてな……。 とりあえず、全体を通じてだとちょっと見にくい部分も多い作品ではあるが、中盤以降、コンラッド戦・ハーメリーヌ戦と続くあたりの展開は戦闘描写のカロリーも高いし見応えのある部分なので、そのあたりはオススメしていいと思う。それ以外の部分での低空飛行が気にならない人であれば良いんだけど。結局、私は「内山夕実が全力でやってる悪役」というだけで大好きになってしまうのである(いつも通りの結論)。
「HUGっと!プリキュア」 5→6 今年もこの時期がやってきてしまう。そう、プリキュアロスである。毎年やってるんだからいい加減慣れろよとは思うのだが、むしろ歳を重ねるにつれて何かを失うことに対する耐性が下がっている気配すらある……特にこの時期はプリキュアと戦隊の2大ロスが立て続けに襲いかかる別れの季節なのでね……辛いね……。 その年の別れの辛さは、つまり作品への愛着の深さ。去年のプリアラはそこまででもなかったのだが、今年は本当に1年間良いプリキュアでございました。キラキラと素直に夢を届けてくれる幼女の味方・プリキュア。そのまっすぐな姿勢に、世間で薄汚れてしまったおじさんたちは次々に浄化され、「ヤメサセテモライマ〜ス」するのである。 今作はシンプルなテーマ設定の表現が実に見事で、大テーマとなる「なんでも出来る、なんでもなれる」を筆頭に、「夢」「未来」といった要素が至極自然に、それでいてメッセージ性を持ちながら体現されている。輝く未来を表す要素もそれぞれのプリキュアに綺麗に分配されており、さあやは「お仕事」への希望を表すもっともわかりやすい存在だし、ほまれは「恋愛」、えみるは「友情」、そしてルールーが「家族」の未来を表すものである。1人1人のエピソードを掘り下げるいわゆる「お当番回」を通じて、彼女たちの人生がそのまま視聴者の未来の投影になる。そして、幼女向けだからというのを逃げ口上にせず、描かなければいけない要素はきちんと正面から描いているのも誠実な部分であろう。プリキュアは万能の機械ではない。どれだけあがいても、事故で怪我をした足が急に治ったりはしないだろうし、避けられない別れの未来を書き換えたりもできない。それでも、明日がより良い日であることを信じて、彼女たちは進み続けるのである。そのことは、プリキュアと呼ばれる正義の味方だけでなく、悪の組織に与していた誰にでも平等に与えられる。博愛と希望、そして勇気の結晶。そして、その「輝く未来の希望」の中心にいるのが、野乃はなという女の子なのである。本当にそつのない、魅力的な配置であった。 世間的には「男の子プリキュア」の話題が議論を呼んだりしていたが、ぶっちゃけそうした要素は瑣末な問題である。何しろ最終決戦では登場人物ほぼ全てがプリキュアになっているわけで、この世界のプリキュアは「明日への希望の体現」でしかない。どんな人間だって未来に希望を持つ権利があることのわかりやすい表現として、たまたま「男の子プリキュア」が変身しただけのことだ。むしろ、そうした表現を劇中に自然に溶け込ませ、これまでにない「可能性」の表現を追求することで、本作の持つテーマ性は完成を見たと言える。佐藤順一監督といえば「きんぎょ注意報!」や「セーラームーン」などでその時代を変える数々のアニメーション表現・そして女性像を作り上げてきた人物。平成最後のこの年に、ひとつの節目として記録されるにふさわしいプリキュアだったのではなかろうか。 繰り返しになるが、やはり今作で注目すべきはその中心にある野乃はなというキャラクターであり、個人的にMVPをあげるとすれば、はなのまっすぐさを100%引き出してくれた引坂理絵の業績である。キャリアの浅い若手が、ここで見事に大仕事を成し遂げてくれたことは、一声優ファンとして素直に嬉しく思う。他にも今作はサトジュンらしい思い切りの良いキャスティングがいちいち面白く、土師孝也演じるトラウムのとぼけた演出や、普段なかなか見られない方向性の新井里美のビシンなど、敵キャラサイドのキャラが際立っていた。プリキュアに若手を多く配していた分、クライアス社側のキャストは安定感を重視しつつ、互いに化学反応のように新しいものを引き出すキャスティングだったと言えるだろう。敵キャラの誰1人として無駄にせずに希望の体現に至らせる脚本総体を、スタッフ全員で作り上げた達成感に満ちている。 来週からはまた新しいプリキュアになる。テーマ設定を見ていると、なんとなく戦隊だと「トッキュウジャー」を思い出すのだが、イマジネーション溢れる作品となるかどうか。
|
ブログ内検索
リンク
最新記事
(03/20)
(03/19)
(03/18)
(03/18)
(03/17)
(03/16)
(03/16)
(03/15)
(03/15)
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
最新CM
[03/17 不折正方形]
[03/17 不折正方形]
[03/17 NONAME]
[03/16 な]
[03/15 不折正方形]
アーカイブ
|

