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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 ○「アスラクライン」 5→3

 なんだかよく分からないうちに終わってしまいました。こういう設定ありきの作品ってきちんと最初から見てないと最低限の背景知識が蓄えられないので、ちょっとでも気を抜くとすぐ置いてけぼりになっちゃうのよね。ただ、この作品の場合はきちんと見ていてもついていけたのかどうか……明らかに最終回投げっぱなしだろ。2期があるのは知ってるが、だからってあそこまでブツ切りで終わられても、誰も得をしない。

 ただ、個人的には「原作が悪い」という言い訳はさせてあげたい。途中でわけが分からなくなってwikiなんかを調べに行ったのだが、これ、とても1クールで定着させられるようなもんじゃないだろう。無駄な情報量もそうだけど、こんなこっぱずかしくて厨学生な中身、真面目に描画しようって方が無理な話。多分話のエッセンスだけを抜き出してもうちょっとストーリー寄りの構成にすることも出来るんだろうが、そうすると周りの装飾が取れてしまい、原作が好きなお子様達には「何であのヤバ格好いい台詞が無いんだ」とか、「あの設定が無かったらキャラが活きてこないじゃないか!」とか文句を言われる恐れもあるのだ。結局、制作側が選んだのはオサレ臭漂う「スクールパンク(w」を再現することだったわけだ。まぁ、受け付けない人間には無理だわなぁ。

 個人的に一番駄目なのは主人公が本当になんもしてない部分。最終回では一応「何かした」っぽいのだが、画面で見たら突っ立ってるだけである。精神的にもがんばったのは森久保と戸松、それに理恵さん達だったようにしかみえない(キャラ名が分からないのでキャスト名でお送りしております)。草川監督は怪しげなロボじゃなくて乳がぶんぶん揺れる「美少女アクション」を描いてくれた方がいいんだけどなー。2年くらいかけて次の「なのは」の準備をしてください。この際「セキレイ」の2期でも我慢するから。

 しゅがりんの台詞がほとんど無かったのも、個人的にはかなりの打撃。キャスト表に名前が出てたからがんばって見てたのに……無口も度が過ぎるわ。「三鼎」に続いて、何で2回も「死んでからまた死ぬ女の子」の役を回されたんだろう。幸薄そうなのか? 目が離れてるからか?! そうなのか?!

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 ○「夏のあらし!」 4→4

 あまり真剣に見ていなかったので評価を下す自信がいまいち持てない作品。新房組の作品は、本当に全てを見ようとしたら画面から1秒たりとも目を離してはいけないという、非常に酷な視聴体勢を顧客に強いてくるひどいスタイルである(褒めてます)。

 今回の問題点は、やはり「中途半端にストーリーもの」という部分だろう。メインの筋を追わなければいけないのであまり演出やギャグに走り過ぎるわけにもいかず、かといってまっすぐにストーリーを追うだけではスタジオの持つうま味がなかなか味わえず。一応完全シリアスもので「ef」シリーズという成功例もあるのだから方策が無いわけではないのだが、この原作の場合、戦災を交えての純正シリアスという選択は出来なかったようだ。結局、シリアス部分は周りを取り囲むギャグとギミックのせいでいまいち入り込めず、ギャグの部分も中途半端に単発ネタを繰り出すといったレベルの落ち着き方をしてしまった。

 タイムループをどのように描くかといった、本来画にしにくい部分をうまく図式化と抽象化で表せるあたりは褒めるべき点もあるし、相変わらずタイムリー過ぎる小ネタの数々もそれだけで面白いのだが、やはり「ぱにぽにだっしゅ」や「ひだまりスケッチ」、それに「ef」といった「完成形」を見てしまった後ではちょっとご不満。次に期待しよう。

 まぁ、個人的に最大の問題点は小見川なんですけどね。何であんなに難しい役にチャレンジさせたんだよ。無理に決まってるだろうが。

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 ○「黒神 The Animation」 5→3

 うーん、ここまでショボンとなったのは久しぶりかもしれない。サンライズ製作で、しかも「(中堅どころで)一番好きな男性声優」と「一番好きな女性声優」がメインを張っているというので無駄に期待してしまったのがまずかったのか……

 この作品の売りは、1つにその派手なアクションシーンがあったと思うのだが、1話で期待の盛り上がった肉体言語も、その後は特に新しいものが出てくるでもなく、どんどん雰囲気バトルに進んでしまった。しかも主人公のクロがピンチを打開する方策がまるで某死神漫画のテンプレみたいなノリで、「契約者を見つけたので格段に力が上がります」「今までは左手でパンチ撃ってたけど実は右手の方が強いです」「契約者がテラを循環させる術に気付きました」「実は私は真神の化身です」「あの人への思いが私をさらに強くさせます」と、画面に大した変化もないのに増強祭りに移ってしまい、そこにバトルの興奮を見いだすことは結局出来なかった。オリジナルのセールスポイントであるドッペルライナーシステムも中盤で意味をなさなくなってしまったし、本来なら盛り上がるべき死亡イベントもあまりにキャラの関係が煩雑で、しかもバトルがワンパタなのでそこまで身を入れることが出来なかった。

 何が悪いかと言われると……まぁ、第1はシナリオなんだろうけど、もう少し見せたい部分をはっきり示してくれれば良かったんじゃないかとは思う。中の人補正だけで見続けるのは結構しんどかったぞ。

 まぁ、ラジオはおもしろかったからいいんだけどさ。「幸薄」「実年齢より明らかに年上に見える」「実際はドジっこ」と、なかなかいい感じで中の人を表現できていましたよ、茜さん。唯一の相違点は巨乳だけだね! 今放送してる作品での役は全部巨乳だけどね!(「ヴァルキュリア」と「バスカッシュ」)。まぁ、いつも通りです。

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○「東のエデン」 5→5 
1話で評価に悩んだのをそのままに、非常に判断がつきにくい難しい作品である。
おそらく、他のアニメと同じ視点で構成や画面を評価すればもう少し高得点を付けていいくらいのクオリティであったとは思う。I.G.による高密度な画作りに魅力的な演出、そして一見そぐわないように見えるが実にきわどいバランスで落とし込まれた羽海野チカによるキャラクターデザインなど、見ている分にはかなり満足いく作品であった。何のこだわりもなく単品で評価するなら、もう0,5点、ひょっとしたら1点くらい上げてもいいくらいのもの。
しかし、やはりこの作品はプロットで引っ張るべき作品だった。1話冒頭で突然全裸で現れた滝沢明。彼を取り巻く、日本を狙撃した11発のミサイルを含む「迂闊な月曜日」の謎。2万人のニートの存在。ノブレス携帯、セレソンとは何か、「サポーター」とは誰なのか。こうした膨大な「伏線」をどのように引っ張り、どのように魅せてどのように回収するか。それを楽しむのがこの作品であるはずだった。もちろん「アニメの見方」なんてものは視聴者が自由に決めるもので、制作側が「こう見ろ」と言ったり、一個人で「こう見なければならない」と断定したりするものではなかろうが、この物語でプロット部分をおろそかにして見るわけにはいかない。
そういう観点からすると、やはりわずか12話で終わって良い作品ではなかった。一応「迂闊な月曜日」の全貌については明らかにされたわけだが、それだって「いや、流石に無茶だろ」という解答であるし、記憶をなくした滝沢に大きな「ヒーロー像」を抱かせていた割には、直情的で微妙な現実。「救世主たらん」とする人間にはみえない。この程度の結末を迎えるならば、もう少し導入の謎の大きさをコンパクトにまとめた方が据わりが良かったのではないか。
こうした種々の期待と結果を鑑みた時に、一番しっくりくる言葉はやっぱり「期待はずれ」であった。ま、「期待しすぎ」なのかもしれないけどね。
ただ、実際にはこの作品は終わったわけではない。続きは劇場版で制作されているわけで、そこまで見て初めて、作品としての評価が出来る。現段階では「期待はずれ」であると同時に「まだ慌てるような時間じゃない」とも言える。まぁ、一本のアニメシリーズとしてもきちんと片を付けてほしかったとは思うけどねぇ。劇場版は見に行くのかなぁ。同時期にマクロスも封切りされるんだけど。

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「神曲奏界ポリフォニカクリムゾンS」 3→2
なんかもうね。4〜5年前はこんなクオリティのアニメも乱発してたけど、やっぱり現代でこれが見られるのは貴重だよね。ディオメディアは本当に救いようのない作品ばっかり出してくるなぁ。次は乃木坂の2期とかだろうし……
何がすごいって、褒めるべき点が1つも無いのがすごい。画面はぐだぐだ、ストーリーはあって無いようなもの、キャラ設計は今時中二ですら忌避しそう。ラノベ媒体なのだからその辺に期待するのはお門違いだとは思うのだが、それにしたってもう少し売りがあったっていいだろうに。「けいおん!」やら「マクロスF」が話題になっている時代にわざわざ「音楽を演奏するバトル」という要素を持ち込んできて、明らかに人手が足りてない作画で見せられても、一周回ってギャグとしか思えない。最終回のバトルなんかも、同じ時間枠で「BASARA」の無駄につぎ込まれた総力戦と並んでしまっているわけで、どれだけ勘の鈍い人間でも「流石にショボすぎね?」ということは気付かざるを得ないだろう。脚本には関島、金巻、川崎ヒロユキと見知った名前が連なり、コンテにも上坪さんや松尾監督の名前があるのだが……駄目だ、フォロー出来ん。ひょっとして後半のコンテを松尾監督に任せたのって、本当に手が早いから、っていう理由じゃなかろうな……どれだけスケジュールが押してたやら。
仕方がないからキャストの話でもしよう。さとりな、川澄、戸松、ナバ、それなりに並ぶ素敵な名前。それなのにキャラの記憶が一切残らないのは画面が悪いのかシナリオが悪いのか。一応「あー、戸松はこれがデビュー作でよく生き残ったもんだな—」とは思った。コーティ役も色々と難度の高い役だったはずで、かなり神経を使って演じているのは分かる。そして結論としては、「戸松は水樹奈々とかぶるなぁ」と。声質が割と近い気がする。戸松の武器は少し太めの声域まで対応してることかな。「ぬぁ〜にぃ〜」は好き。結局歌唱力で敵うはずがないので、演技の幅で先輩を超えるしかないね。精進あるのみ。エンディングテーマがちょっとひどかったからなー。「Motto☆派手にね」の時は達者な子だと思ったんだが……難しい歌だったんかな?

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「戦国BASARA」 5→6
思い切りの勝利、とでも言おうか。「歴女(れきじょ)」などという奇怪な言葉まで生み出した不可解な戦国ブームの御輿として語られているこの作品だが、アニメとしての方向性は、「とにかく画面で見せられるものを見せよう」という意識のきちんと現れた良作となった。ぶっちゃけ川崎逸朗監督には欠片も期待はしてなかったのだが、I.G.の無駄なCGスキルと、作画に全勢力を傾けた重厚なスタッフ陣のおかげで、見てる分には充分に楽しめる仕上がりになっている。
実のところ、脚本部分は本当に大したことのない作品。一応「史実に則って」やる部分もあるわけだし、話の中身は単なるチャンバラもの。どのキャラクターも「弱い」部分をなるべく見せずに、全員がきちんとヒーロー(ヒロイン)になれるように構築された点は褒めるべきところだろうが、本筋に奇抜な部分もないし、来週のストーリーが気になるっ! っつって見る作品でもない。ただ、ちょっとだけ馬鹿な活劇が見たかっただけなのだ。
そして、この「馬鹿な活劇」に特化したのが正しい選択肢だったということ。冷静に考えるとラストで信長が何で負けたのかさっぱり分からないし(正確に言うなら、それまで何で負けなかったのかも分からないけど)、忠勝の討ち死にとかお市の殺害も別に必要なファクターではなかったはず。それでも、「何となく燃えるだろうし、画面に映えるから」そこにシーンを突っ込んだし、盛り上がるだけ盛り上がったらお話は自動で次に進むのだ。ゲーム原作はシナリオ構成に神経を使うが、ここまで適当かつ勢いよく進めてしまったら、文句を言うのも野暮ってもんだろう。まぁ、もうちょっとバトルシーンで個々人の個性が出せれば良かったとは思うが……贅沢な注文かなぁ。
個人的には最終的な加点要因はキャスト部分である。どこぞで「無双とBASARAの明暗を分けたのはキャスト」という話題もあった通り、単にメインキャラの掛け合いを聞いてるだけでも気持ちいいのがこの作品。カズ中井はこれの妙なイメージがついちゃうと後々大変そうだけど、子安、若本、保志、森川、玄田さんに啓治さんあたりは文句なしのキャラ設計。若本はラス前まで大して目立たなかったから不満だったのだが、最終回で一気に払い戻してくれたからいいや。そしてたまらんかったのがあと3名。
まずは能登。能登は声が独特なので金太郎飴のような声優だと思われがちだが、今回のお市のキャラ作りは今までに類を見ないもの。あの声域でここまでかっちり役が作れるのは流石の一言。能登キャラの記念碑的存在。2人目は家康役の大川さん。全くイメージに無かった役で、最初は正直誰だか分からんかった。流石にベテランは一筋縄ではいかない。そしてなんと言っても光秀。断末魔の演技とかさぁ……周りで聞いてる人間は鳥肌たったろうな。あの速水奨がどんな顔してアフレコしてたのか、是非見てみたいもんだ。

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