忍者ブログ
最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
[19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29]

「株式会社マジルミエ」 5→4

 「アクロトリップ」が点数維持でこっちの点を下げるってのは制作側からしたらありえん暴挙な気もするんだけど……刺さり具合からいうとなぁ……。

 先にフォローしておくと、映像部分はほんと頑張ってる。エフェクトばりばりの魔法戦闘シーンは、単なる効果だけで終わらずにちゃんとアクション作画を作ろうという意志が感じられるし、ほうきにのった魔法少女という一風変わった戦闘スタイルでこそ描けるファイティングスタイルを魅せようという工夫も感じられる。全体的に作画クオリティも高く、画面単体でも文句言われないだけの結果を出していたと思う。

 ただ……それだけにどうにも刺さらなかったのが勿体無い。なんだろね、最初に期待した「魔法少女+会社勤め」というトンチキ設定の無茶苦茶さが、あんまり作品の旨味として出てないのよね。さらに、アクション作画が良かったとはいうものの、それは「魔法少女もの」の旨味だったかというといささか疑問で、単に「ド派手なビーム戦闘」の旨味だったという気もするのよ。本作で見せたい「企業勤めで、プログラミングを駆使してシステムアップデートを繰り返しながら戦う現代魔法使い」というギミックは、なかなかアニメとしての面白さに繋げるのが難しい要素。必死にキーボード叩いたところでそれが戦闘にどこまで影響しているのかが伝わりにくいし、どんな怪異が登場しても、結局処理はビームがボーン!になってしまうため、あんまり「状況に応じたピンチの打開」っていう雰囲気が出ない。簡単に言えば「なんか毎回おんなじことやってるなぁ」みたいな印象で、途中から退屈になってしまった。ヒューマンドラマの部分にあんまり目を引く部分がなかったってのが一番の理由だとは思うんだけども……最近はやった言い回しを使うなら、「もっとくだらないものを見たかった」ってことなのかしら。

 一応2期もあるようなので、主人公の桜木が会社にしっかり馴染んでからの発展がシナリオラインとして活きてくれば、今後何かしらの膨らみはあるのかも。

 
Amazonアフィリンク

拍手

PR

「きのこいぬ」 5→6

 これもまた不思議なアニメだった……いや、ゆるキャラアニメとしては真っ当なデザインなのかもしれないけど、しっかり1クール分のドラマがあるってのは意外な広がりだったよなぁ。

 きのこらしくじわじわとその勢力を広げるがごとく、なんか気になっちゃう作品だった。「面白いの?」と聞かれたら「分からん」と答えてしまいそうなくらいに自信が無いのだが、結局私はペットを題材にしたお話が好きなのである。愛玩動物を愛玩したいだけである。最初は「下手したら可愛いを通り越して怖いまであるやつやぞ」と警戒していたきのこいぬも、すぐに「これはこれで愛嬌あるよな」になり、さらに「家に一匹欲しいな」まで上がっていく。わざわざアニメ化した一番大きな目的に「きのこいぬの愛らしさをアニメで伝える」があるわけで、もこもこノタノタしたきのこいぬの動きを見ているだけで癒される時間は、しっかり制作側の意図通りに成立していた。

 その上で、単に「なんか可愛いキャラがほわほわしている」というだけでなくて主人公・ほたるが生活を立て直していく様子を描き、周りの人々との交流を紡ぐヒューマンドラマとしても過不足なく機能している。ペットロスだけだったらテーマとしてはちょい小さい気がするが、最終的には周りの人のあれこれ(恋愛含む)も巻き込んで「人の成長」につながるお話になっているので、ちょっとずつ視界が晴れて明るくなり、大人だらけのお話でも立派に「成長」って描けるんだな、というのが伝わってくるので温かい気持ちにもなれる。やっぱり、ペットセラピーってのは偉大なのさ。いや、そういう問題でもないが。

 まぁ、冷静に考えると「識字が可能な謎の知的生命体」は引き続き怖い存在ではあるのだが……登場人物たちが総じて「理由とかどうでもいいか」って言ってるんだからどうでもいいだろう。多分きのこいぬは悪いやつじゃないのは間違い無いのだし、むしろ一般的なペット以上に教育が可能であると思えば「ペット」以上の「家族」としてかけがえのない存在になっていくのかもしれない。将来的に大量発生したきのこいぬに人類が支配される「きのこいぬ・オブ・ザ・デッド」みたいなシナリオが登場しないことを祈るばかりである。

 映像部分も肩肘張らずに、かと言って抜きすぎず、ほど良きところで安定していましたな。こういうアニメは、深夜じゃなくてそれこそ朝とか夕方に放送して子どもたちに見てもらえばいいのにね。等身大ぬいぐるみ、ちょっとほしい。

 
Amazonアフィリンク

拍手

「ソードアート・オンライン・オルタナティブ・ガンゲイル・オンラインⅡ」 ―→7

 やっぱ好きな作品だなぁ。時間の都合で最終話感想とごっちゃになってしまうので申し訳ないが、ラストのエンディングの映像めっちゃ好き。誰が誰なのかよく分かってないけど(それでええんか)。

 というわけで、はるか昔の1期に引き続き、トータルでの評価は「よかったんじゃないでしょうか」で。流石に2期目なのでプロット自体は多少の義務感というか、やらされてる感が出て鮮烈さは劣るが、それでも求められている味は出せていたと思うし、総体で大きな不満はない。まぁ、ラストバトルのわちゃわちゃに関しては積み上げた設定があんまり活かされてないのでは? とは思ったけどね。事前に「誰か隠れてそう」と思ってマジで隠れてたクラレンス組とか、随分あっさりだったし。まぁ、相手が物量で押してくるパワーファイトなので、もうごちゃごちゃやらずに正面から押し返すしかなかったってのはしょうがないところか。

 むしろ、その後の「ネタバラシ」の部分のひどすぎる設定なんかはリアリティそっちのけで「今作で求めていること」をぬけぬけとやり通してくれたのでそこは満足度が高い。いや、実際の軍人さんがこんなおままごとみたいなゲーム程度で人生観変えられるのはおかしいとは思うが、それくらいにGGOというゲームがリアルに侵食しちゃっているという、本家を思い出した時の危うさとか、何度も死線をくぐってきた歴戦の猛者の覚悟をスナック感覚で追い抜いちゃう「ナチュラルボーンサバイバー」たるレンちゃんの狂気とか、そういうものをまるっと分かりやすく表してくれる展開だったからね。ガチムチ軍人が「何故我々は戦わなければならないのか……」って哲学しようとしてるのを、ウサ耳ロリが「楽しいからね!」の一言で一蹴していくの、場所が場所なら戦争の火種になっちゃうくらい酷いオチやぞ。

 というわけで、楽しそうなガンファイアーガールたちの戦いはこれからも続いていくエンド。中盤にはどう落とし前をつけるのかとハラハラした構成だったが、最後はレギュラーキャラ総出演のお祭りイベントをちょっとやって、そこで和気藹々と殺し合いすることでレンちゃんが「殺し合いって楽しいですね!」とモチベを取り戻すというハートフルエンドってことで結果オーライ。結局ボスとの対決は最後まで目の前にぶら下げられた人参だったが、視聴者目線では「対ピト戦」はこなしてくれたので責任は果たしてくれてると思えるし。

 3期があるとしたら、次こそはフカとタイマンやってくれ。

 
Amazonアフィリンク

拍手

「君は冥土様。」 6→6

 その最終回は最終回であってはならないよ……。えー、ここまで追いかけてきたのに……続きは原作読めってことなんでしょうか。2期の報があれば……。

 というわけで、最終回の幕引きでウーンとなってしまったのは事実なんですが、まぁ、とりあえず1クール楽しませてもらったのでよしとしましょう。「お前が一番楽しんだのはヒロインの声ではないのか」という詰問がどこかから飛んできそうな気がしますが、もし聞かれた場合には「そうですが、何か問題でも?」と返しておきますね。

 まぁ、ラブコメとしては割と凡庸な作品だったとは思います。アサシンメイドの設定だって今となっちゃ様式美の1つみたいなとこあるし、周りを彩る要素についても、全て回収できるならよいが、この終わり方だと「あそこも、あっちも、全部なんだったんだ」ってなもんで。個人的には最終回まで引っ張った割に横谷家の内情が言うほど秘密にする必要もなかったってのが肩透かし要素でね。まぁ、多分親父さんにはまだ語られてない秘密もいっぱいありそうだが……「アニメ本編でそこまで話さないよ」みたいな要素で引っ張られたのはちょっとご不満である。そして当然、メイントピックであるヒトヨシの恋模様についても、言いたいことは分かるがよりによってそこでぶった斬るんかい、というのはいかにも「はしごを外された」感があって今までワクテカしながら観てた身としては「おもてたんとちゃう」はしょうがない感想だろう。

 とまぁ、締め方については結構不満が多いのだが……でもトータルだと品質は高い方のアニメだったと思ってるんだよね。それこそ毎週楽しく感想は書けたし、映像美術の独自性は高品質な作品が多かった今期作品群の中でも一際目を引くものだった。なんなんだろね、特に「金のかかったアニメ」というわけでもなさそうだが、独自のデザインワークできちっとオリジナリティを出せているという。ここまで書いてきた作品だと「ネガポジアングラー」の「薄寒さ」、「魔法使いになれなかった〜」の「淡さ」と並んで、今作の「ざらつき」みたいな味わいはちゃんと魅力になってたと思いますよ。

 あとはまぁ、81プロデュースにファンレター送ればだいたい片がつく話かな……アサシンメイドだけでも設定過多なユキさん、終盤には「涙腺崩壊滂沱マシン」というよく分からない属性が追加されてお目目が可愛らしかったですね。メイドブームは遠くなりにけり、ではあるが、やはりどこかにこのゴシックメイドに憧れる気持ちってのは残ってるものなんでしょうね。

 
Amazonアフィリンク

拍手

「魔法使いになれなかった女の子の話」 5→6

 これまた評価が難しい作品だったな……。軸としては「ネガポジアングラー」と似てる部分がある。ちゃんと考えさせるだけの土台がある作品だというなら、その部分を評価してもいいかな、っていう。

 まずネガティブな要素からあげていくと、正直中盤はちょっとダレた感はあった。「ダレた」ってのも違うのかな。いったいどこに向かって物語が進んでいるのかがよく分からず、主人公のミライのモチベーションにしても「魔法使いになりたい? なりたくない?」ってんで困惑させられる部分はあったし、最大のキーパーソンであるミナミ先生の動向についてもあまりに読めない部分が多すぎて、それを追う考察が捗るわけでもなくよく分からんテンションのクラスメイトやマギ研の面々との絡みをどんな気持ちで見守ってればいいのかが迷子になってしまった。

 とはいえ、こうした「先行きの不透明さ」は実のところ作品の本質的要素であり、そこを安易なお約束に落とし込まずに考えさせ続けることこそが本作の狙いであったのだから、そこでちょいストレスがかかったのはむしろ狙い通りとすら言える。本作で描きたいのは学園生活を通じての青春模様ももちろんだろうが、そこから先の“未来”を常に考えさせ、無限に広がる可能性を想起させること。この世界の魔法は何でもできる力でありながら、その裏に横たわる問題は極論すれば「他人から借りた力なんて結局は一時的なものでしかないんだ」という教訓であり、ミライはそうした魔法の姿を受け止めた上で、「その先」を模索する道を選んでいる。「魔法使いになれなかった」という一見ネガティブな言葉の裏に隠れた「だけど魔法使い以上のものを見つけた」というハッピーな要素。この切り出し方はとても印象が良い。

 根本的な部分ではミライとユズのダブルヒロイン体制がしっかりとこのメインプロットをサポートしており、「魔法使いになれなかった女の子」と「魔法使いになった女の子」を全く同じ視座に立ち、同じ方向を向いた仲間として描くことにより、決してミライの選択がネガティブなものではないことを端的に示してくれている。友情物語としても素直に受容できる筋立てだったし、ユズさん御一行が分かりやすく楽しい狂言回しに徹してくれたことで話も膨らませやすくなった。登場時にはほんとにトンチキなだけかと思ってたクラスの連中についても、なんだかんだで絡んでいくうちに少しずつ肉付けされていく様子も「学園もの」の要素をうまいこと消化してくれている。第一印象の薄かった作品ではあるのだが、じわじわと滲み出すようにして世界の全体像を炙り出すその構造は、1クールの間ゆっくりと浸るには充分な味があったと思います。

 そしてこの「淡い印象」を補強する絵作りも見どころの1つ。特徴的な絵本のような色彩は最後まで徹底しており、今期大量の作品を抱えて不安視されていたJ.C.STAFF制作のアニメの中では、安定して評価できる映像になっていたんじゃなかろうか。どの辺の年齢層を狙うかは難しいが、思春期間近のお子さんの情操教育、進路教育の教材として使ってみてもいいかもしれませんよ。

 まぁ、その場合にはラストの不穏な引きの部分だけカットしてもろて……。

 
Amazonアフィリンク

拍手

「カミエラビ GOD.app(第2クール)」 ―→5

 ちゃんと、終われたじゃねぇか……。2クールかかったアニメ作品としては立ち位置がすこぶる地味なのだが、最低限の落とし前はつけられたので、終わってみると「案外悪くなかったよな」と温かい目で見送れる作品である。

 2期目の盛り上がりだけならもう1点加点してもいいくらいだと思ってたんだけど、冷静に考えるとこれって1期目のあの低迷した時間があり、その長い下積みをぐぐぐいっと一気に引っ張り上げたからこそ得られる快感だ。1期分のネガティブをひっくり返すってほどでもないかぁ、と思って加点評価は見送った。筋立てだけ拾ってもそこまで新奇性に富む内容でもなく、いわゆる「セカイ系」……いや、これは流石に言葉の使い方間違ってるな。「セカイ創造系」作品としては既視感もある取り回しだったので、まぁ、いけて「優良可」の「良」に触るかどうかの範疇だろう。その手の作品にたっぷり触りまくったラノベ好きとかゲーム好きとかなら「ハイハイ、またこの手の話ね」で終わりの可能性もあるしな。

 というわけで、今作で一番注目すべきはアニメオリジナルのくせに思い切ったシリーズ構成だろう。1期目はやっぱ今思い出しても面白くはなかったよ。厳密には「つまらん」というより「訳わからん」の方が近くて、神様選びのアプリバトルがどの程度の規模で、どの程度の深刻さを伴って行われているのかが全然見えずにふわっふわした場当たり的なバトルが繰り返されるだけの展開に見えていた。ただ、そうして現実感に乏しい展開になるのも話のスケールが無駄にでけぇことを考えれば致し方ない部分もあり、2期目に入ってスコープが広がった後には、その「セカイ」の取り回しが身の丈にあった大きな(そして大雑把な)ものになっていったので納得感が増したのである。

 そして、わざわざ1期に「キツい」前振りを置いて多数の視聴者をふるい落としまでして(個人の感想です)分割した2期目、ここで1期に繰り広げられたあれやこれやを拾い集めることで「伏線いっぱい」感を滲み出させ、全体的なスケール感を強調する効果をもたらす。つまり、現実世界の我々の時間感覚である「1年近くのブランク」という、普通だったら分割アニメの足を引っ張ることにしかならない要素を、「時間を隔てて勝手にイメージを膨らませることによって伝説として大きく見せる」ことに繋げたのだ。いや、もしかしたらそんな感覚を覚えたのは私だけなのかもしれないが、少なくとも「数話前にあったあの事件」よりも「1年近く前、もう忘れかけたくらい昔に見たアレ」の方が「なんか溜めてた」感が出るのは当たり前ではある。製作側がどこまで狙ったのかしらないが、アニメ放送時期そのものを「作品世界内の隔たり」として有効活用するモデルは興味深いものであった。

 あとはこれでもうちょい画に説得力があれば「神様モノ」としての迫力も説得力も増したかもしれないが……最後の最後まで変態ノースリーブサスペンダーが足を引っ張るんだよなぁ……あの衣装さえなければいろんなシーンの好感度が何割かはアップしただろうに……CGがどうとか以前に色々ともったいねぇよ。

 ま、とりあえず私の中では「なんかよく分からんが強引に爪痕を残していった作品」として、何らかのリストには掲載されることになりそうである。「リストに載せるかどうか悩んでるもののリストだよ」。

 
Amazonアフィリンク

拍手

「ダンダダン」 6→6

 どんな終わり方やねん。いや、分割2クール前提なので終わりでもなんでもないけど……それにしたってもうちょっとやりようあっただろ。一番気になる終わり方にしたかったんだろうか……。今期アニメ、最終回で「終わった気がしない温泉回」がすでに2つも発生してるのどうかしてるわ。

 というわけで、終わってない作品なので現時点でどうこういうのもあまり意味がない気がしているが、かといって2クール目が終わった後に評価したら何か変わるのかと考えると、多分その時点でも原作は完結してないだろうし、実は似たり寄ったりな結論になる気もする。

 原作を全く知らない身からすると「まぁ、まっすぐなジャンプ漫画だなぁ」というのが素直な感想。外面を覆う装飾は程よくジャンプ的テイストからずらしている要素も多く、一見するとちょいダークな部分やエログロを押し出したところもありつつ、結局やりたいことはシンプルな「友情(愛情?)・努力・勝利」であり、主人公チームのパワーアップの流れとか、敵との対立構図の作り方と解決法など、どこまでもセオリー通りのドラマ作りである。そういう意味では大外しはしないが何かとんでもない跳ね方を見せるようなものでもない。個人的には今作で展開するギャグの要素とかは実はあんまり好みではなく、どこか古臭いというか、野暮ったいギャグの方向性と、旧態依然とした下ネタの挟み方なんかはそこまで刺さらない要素ではあった。

 そうして基本線は「まぁ、こんなもんじゃね?」止まりだった作品だが、全体を統制する雰囲気作りは文句無しで上手い。これは原作の絵作りが上手いのか、アニメスタッフの画作りが貢献しているのかは定かじゃないのだが、サイエンスSARUによる「古臭い新しさ」を見せるいわゆるレトロ趣味の画面作りは綺麗に狙い通りの効果を発揮している。バトルアニメとしても徹底してアニメ的な動きにこだわり抜いており、「宇宙人&妖怪」という珍妙な掛け算の味わいを左右同時に引っ張り上げることで「ならでは」を生み出している。これはやっぱり原作時点でのコンセプトのうまさもあるのかも。単純にドタバタするだけなら時間と金さえかければできるのかもしれないが、どこかふざけたような「レトロジョーク」じみた画面構成ってのは明確な狙いがスタッフできちんと共有されていなければ成しえないものだっただろう。同じジャンプバトルアニメでもスタイリッシュ超絶作画の「呪術廻戦」やエフェクトバリバリバトルの「鬼滅」あたりと比べてみるのも面白いかもしれない。

 最終回を無茶苦茶な状態で投げっぱなしにすることで、いやでも続きは気になっている状態。このまま半年放置はやや長すぎる気もするが……まぁ、そんだけ待たせても充分に強みが維持できるという判断なのだろう。気長に待たせてもらうしかないね。

 
Amazonアフィリンク

拍手

「ネガポジアングラー」 6→6

 とても評価が難しい作品。最後まで維持か減点かで悩んだけど、トータルで見た時の「らしさ」みたいなものを評価しておくこととした。人は選ぶが、刺さる人は何かかけがえのないものが得られるかもしれない作品。

 減点(しようかと思った)要素をあげておくと、やはり個人的に1話目で引っかかった主人公・常宏の余命設定はノイズになった。「先行き短い奴がなんで釣りやねん」という疑問は常に引っかかったし、どれだけ真に迫った「釣りと生き様」を描かれたとしても、私自身が釣りの良さを理解しておらず、共感が生まれ得ない部分だっただけにそこは消化しきれていない。ヒューマンドラマを手っ取り早く盛り上げるには「命の話」にしてしまうのが楽なのは分かるが、別に余命云々を考えずともいくらでも「ネガ」を表出させることはできるし、実際作中の常宏は健康体だったとしても一歩間違えば死ぬみたいなとこまできてたわけで、もうちょい「見やすい」設定は作れたんじゃないかと思っている。言い方は悪いが常宏の存在をもう少し「軽く」してもらえば、彼が釣りにどんどん傾倒していく様子ももうちょっと気楽に見られたとは思うのだ。

 ただまぁ、その辺は程度問題ではある。ハナから「まぁ、死なんやろ」という空気は漂っていたのだから、気にしなくてもいい部分だったと言えなくもない。そこさえ目を瞑れば、あとに残されるのはただ雑多に入り混じる人と人との交流だけ。そっけなさも感じさせるような「釣りグループ」での人との関わりは、どこか現代的な軽さといびつさを抱えた興味を惹かれるコミュニケーション像。今の時代、「釣りバカ」でなくともみんなしてどっかで人に言えないような「バカ」は抱えているもの。それを好きな人間と共有できた時の喜び、新しい「バカ」を手に入れた時の不可思議な高揚感など、メインテーマに据えた「釣り」との食い合わせは決して悪くなかったように思う。

 そして何より、今作で見るべきはやはりこだわり抜いた映像美術だろう。背景や釣りの魚のモーションなどにふんだんにCG処理を使っているのでどこか寒々しい部分はあるのだが、そこに思い切り「人間味」に振り切ったデザインのキャラをのせることでいっそ違和感を引き立て、前面で蠢く「人」の営みが鮮明になるような感覚があった。個人的にはやっぱアイスとか藤代氏のような人を超えた造形の連中のクドさが愉快で良い。アイスさん、あんな見た目なのにちゃんと「いい女」なのが伝わってくるのずるいよな。

 中心となる常宏・貴明のドラマ作りは上述のように「命」の話が関わってくるので十全に飲み込めたわけではないが決してなおざりではなかったし、間に挟まった1人1人の挿話、特に店長父子の親子の対話なんかは「お父さんが釣りに連れてった息子と対話する」という古式ゆかしいワンシーンながら、今作の売りである執拗な釣り描写とも噛み合って不思議な(必ずしも幸せなだけではない)家族関係を描いてくれている。全体的に「お約束で落としきらないぞ」みたいな脚本のこだわりが(良くも悪くも)目立つ作品だった気がする。

 今期はこうした「実写ドラマとかでもありそう」な作品が何本か重なったシーズンだったが、その中で「アニメとして」最も評価できるのが今作だったんじゃなかろうか。最終的に「釣りに行きたいなぁ」とまでは思えなかったが「釣りを楽しむ人のことを理解しよう」と思えるくらいにはなれました。


Amazonアフィリンク 

拍手

「結婚するって、本当ですか」 5→5

 最終的に「てめぇが結婚しないのは何でですか?」と問われてるかのような錯覚に陥る。これだから純正の恋愛ドラマってやつは……。

 1クールで起承転結をきれーに納めた模範的な恋愛ドラマ。最初から予想されたゴールへ紆余も曲折も無しにコロコロと転がるだけのドラマなのであんまり物語そのものに感じ入る部分は無いし、「根暗な男がぴったりなマニア女(美人)と結婚できるシナリオムカつくな!」という苛立ちは隠しようもないが、それはこっちの責任なので作品に悪いところはない。苛立つのが嫌ならもはやラブが絡むドラマは全部目を塞いでシャットアウトするしかないのだが、流石にそこまでやりたいほどの世捨て人ではないので、「僕ももしかしたら将来早見沙織ボイスの嫁が突然できるかもしれない」という希望を持って生きていくことにします。

 アニメとしてのクオリティはとても並。映像の失点はなく、ヒロインのかわいらしさのアピールだけで見ればどっちかというと好きな部類。まぁ、男の願望を煮詰めたようなヒロインなので当たり前なんだけど、こうした露骨な願望創出をどこまで受け入れられるかも個人差だよね。どっちかというとそうして分かりやすいメインヒロインの人物造形よりも、周りを彩るサブのエピソードの方が観るべき部分が多かったかな。個人的にはるみるみボイスのバツイチ子持ちさんのエピソードとかさ、男側が「一瞬言葉に詰まってしまった!」って思い悩むの、「そりゃしょうがないだろ」という気持ちもありつつ、実際の現場に遭遇したら確かに頑張ってほしいという気もする絶妙なライン。世に溢れる「結婚」にまつわるあれやこれやの雑多な部分を多分にフィクションを混ぜ込みながら、それでいて「トニカクカワイイ」ほど全部嘘でもなく、程よい「アニメ」としてまとめてくれたんじゃなかろうか。

 それよりなにより、個人的にどうしても気になってしょうがないのは主人公・タクヤの熊本の実家のことなんですよ。何が気になるって、この実家、方言監修のために熊本声優の篠原侑が関わってるんですが、タクヤのおかんのCVがその篠原らしいんですよ。でもね、その情報をキャスト表で確認して、何回聞きなおしても「これが篠原ボイスってマ?」と思って未だ理解できてないんですよ。未だこの人の声のベースが読めない。

 
Amazonアフィリンク

拍手



忍者ブログ [PR]
カレンダー
02 2026/03 04
S M T W T F S
8 10 11 12
19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
ブログ内検索
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
ーーーーーーーーーー
↑越えられない壁
沢城みゆき 斎藤千和 
中原麻衣  田中理恵  
渡辺明乃 能登麻美子
佐藤利奈  佐藤聡美
高垣彩陽   悠木碧
バーコード