最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「境界戦機(第二部)」 ー→ー ごめんなさい、もう、マジで観てないです。最後まで録画もしたし、テレビで再生もしてたんですが、流してても全く画面に興味が向かず、だいたい流しながらアリーナで試合してました。もう、ホントにそういうアニメとの向き合い方やめな?(大変申し訳ありません) まぁ、そうして何となく耳で聴いてたくらいのアニメなので評点は辞退させてもらうが、そんな接し方になってしまったのは果たして私が悪いんでしょうか? 1期の時から「なーんかなーー」という印象でぎりぎりのお付き合いをしていた作品だが、2期に入って何かがボリュームアップしたかと言われると、多分ノーだ。世界が膨らんだ印象もなかったし、ドラマが厚みを増した感もない。頼みの綱のロボットバトルも、機体も戦闘スタイルも地味なので盛り上がりようがない。最大の特徴である「AIとのコンビプレー」という要素も、「結局このAI連中って、何となく流れで味方してるだけだよなぁ」と思い始めると興が覚めるし、今作独自の魅力になっているとはとても思えない。 やっぱさ、最初っから「占領国日本」の設定が適当だったせいで全然戦場の切迫感が感じられなかったのが最大の問題だった気がするんだよな。……ロボットもの、難しいねぇ。 PR 「盾の勇者の成り上がり Season2」 ー→4 ナニシテルカ、ヨウワカランカッタ……。これが私によくある、「なろう系アニメ、適当に観てたせいでどうでもよくなる」現象です。いや、でも今作は本当に何がなんだか……。 1期目である程度世界を制しちゃったもんで、「異世界の異世界」というよく分かんない概念が飛び出し、4人しかいないはずの「四聖勇者」に「異世界の四聖勇者」とかいう概念が介入。「互いの異世界」を守るための戦いで歪みあったり共闘したり。もう世界って何なのかがよく分からなくなる世界ですね。まぁ、そういう複層構造があること自体は別に構わないし、そうして複雑にすることで面白さが増すなら良いばかりなのだが、やってることが「ステータスリセットして最初から」とか言われるとそりゃ「どないやねん」ともなるさ。最大の魅力である(?)フィーロちゃんを例に取っても、「でかい鳥が幼女に?!」の時点でキャラとして完結してるのに、「異世界ではさらに別な鳥に?!」って、そのくだりいらんやろ。 今作のメインコンセプトであるはずの「盾バトル」もだいぶ適当になってしまったし、脅威のレベルも上がってんだか下がってんだか。何か前例のないことをやりたいという意欲は設定に滲み出ているのだが、どうにも説明不足でそれが有効に機能してないのが勿体無い。もしかしたら原作を真面目に追ってる人なら楽しめる内容なのかもしれないが……しばらく間を空けてからの2クール目にはきつい内容でしたね。ちゃんと把握し直すためにもコミックとかで追っかけた方がいいんでしょうかね(小説読む気は起こらんのよ)。 単純すぎても愛想を尽かされるし、複雑にすればしたで見限られる。あれ、これってなろうアニメは詰んでるのでは?
「ビルディバイド -#FFFFFF-」 ー→5 これにて今期林立していた京都アニメ(?)が全て終了。いろんな京都が楽しかったですね(??)。 嫌いじゃない作品でした。どんな作品でも2クールも追いかけてればそれなりに愛着も湧くものかもしれないが、今作のキャラクターに関してはそうした時間の積み重ねがきちんとプラスに働いた感がある。分割2クールって構造は没入を妨げるだけのものでしかないと思っていたが、今作は前半戦のコードブラック、そして後半戦のコードホワイトで主人公の代替わりを行なっており、1期のテルトとサクラの物語があったからこそ、2期のひよりとキッカの物語が厚みを増した。というか、もう2期は本当に「師匠or兄貴を救うんだ!」という共通の目標で結束した可愛い女の子2人の死闘が売り物でしたからね。主人公とボスキャラを入れ替えての2回戦って、無茶苦茶な設定なのにそこにちゃんと正当性がありましたからね。筋立てはとてもよかったと思います。 そうなると、最大の問題は「カードゲームアニメのくせしてカードゲームやってるシーンが邪魔」という構造矛盾。いや、そこもちゃんと見てあげられればよかったんだけどね……やっぱルールもよく分からんカードゲームのデュエルは別に面白くないのよね……今作は残念ながら動画演出なんかで見せる作品ではなく、バトルシーンがド派手で面白いなんてことも無い。そうなると、視聴中は「バトル始まったな……ソシャゲのスタミナでも消化するか……」みたいな接し方になってしまうという。すまんな、不真面目な視聴者で。一応、「大真面目にカードゲームでデュエルする関俊彦」っていう構図だけが割と面白かったけど……。 最終的に、カードゲームの売上アップにはあんまり貢献できてないアニメになっちゃったと思う。ただ、そのせいでひよりちゃんやキッカの可愛さが世に広まらなかったらちょっと勿体無いと思うよ。 「トモダチゲーム」 5→4 こんなもんじゃないでしょうか。区切りとしてはここが無難なのかなぁ。こっから先のステージ、1つ1つが長めの奴が多いから2期以降があると大変そう。 なまじ読んだことがあるせいで先の展開にも特にドキドキとかワクワクしないもんだから作品の本質的な面白さはあんまり味わえてなかった気がするのだが、正直、アニメは原作にプラスアルファで何かが付加された感もないし、アニメ化のクオリティはあんまり高くない。「形の上でアニメ化は果たしました」くらいのものだったので、多分原作未読だったとしてもそこまでのめり込むようなことはなかっただろう。今作のゲームって、一気読みすると勢いで割と楽しいのだが、ゆっくり1話ずつ見てても「なんじゃそりゃ」感の方が強い気がするんで……僕は原作派でいいかなぁ(原作も今やってるラストゲームがなんだかなぁ、なんだけど)。あ、一応原作既読だったおかげで、あのキャラの顔を見てて「ほんとひでぇなこいつ」って思いながら見ることが出来たのはよかったかもしれません。 評価ポイントがあるとするなら、やっぱり「うえしゃまにクソ女をやっていただくこと」であった。「ダーウィンズゲーム」に引き続き、うえしゃまデスゲームだと人の命を軽んじがち。
「このヒーラー、めんどくさい」 5→6 好きでした(少し悔しそうに)。こういうワンポイントなギャグ作品がハマるかハマらないかって、本当に相性の問題というか、運次第みたいなところあるよね。今作は悔しいがいい具合に刺さってしまった。 本当に12話の間テイストをぶらすことなくおんなじよーなことをずっとやっていたアニメだ。ただひたすらにカーラがボケてアルヴィンが突っ込む。ゲストキャラで味変はしているが、それでもただひたすらに炭水化物を流し込む構造は変わらず、よくもまぁこれで連載が続いてるもんだとは思うし、アニメを作るまでに至ったことについては感心すらする。でもまぁ、ちゃんとそれが成立してたんだから何の文句もないんだよ。なんつーかね、適材適所というか、ゆるアニメにはゆるテイストが似合いますよね。大して作画負担が無いことを手抜きと見るか、「動かさずとも成立する作品だと読み切った結果」と見るかって話よ。あと、完全にアルヴィンdisでしか話は進まないくせに、時たま思い出したように2人の仲の良さを匂わせる関係性のスパイスがまた美味しいのよね。 ちなみに今作に関しても放送中にコミック1巻が無料だったので読ませてもらったのだが、アニメで馴染んでしまった後だったせいもあるのか、ふつーに面白かった。というか、アニメまんまだった。それだけでもアニメはきちんと愛されてスタッフに作り込まれてることが分かったのですよ。アニメ独自の構成も色々と組み込んでるようだが、その辺はサブタイトル(?)でおよそ説明してくれてるし、今後原作を追いかける際の指針としてちょうどいいかもしれん。「こいせか」同様にこちらも現時点で5巻かぁ。このくらいの量だとサクッと買っちゃっても懐が大して痛まないから、案外アニメ化からの売り上げ増を狙うにはちょうどいいポイントだったのかもしれん。まぁ、2期がどうこういう作品でもなかろうし、あの最終回は流石にアニメオリジナルだし……2話で「何時だと思ってんだ!」だけ言いにきた犬に活躍させんのは不覚にも笑ってもうた。 結論としては、「今期はヒーラーが大活躍の癒しシーズンでしたね」ということで。どちらのヒーラーアニメも花守ゆみりがメイドやってんのすげぇな(はーさかもあわせるとメイドトリプルコンボなのよな)。りょう子さん、あのパーティーで1人だけ有能すぎひん?
「薔薇王の葬列」 5→5 しんどい作品だった……。いや、この場合のしんどいってのはつまらないとかムカつくとか質が悪いってことではなく、純粋に話の中身が観てて辛いという意味でのしんどい。ま、人類の歴史なんてどこまで行っても権力争いと痴情のもつれの集まりでしかないのよね……。 世界史上の事件(?)を端的にまとめ上げた作品なのだから当たり前といえば当たり前なのかもしれない。「平家物語」だって突き詰めれば同じものを描いてたはずなのだが、こちらの作品のエグさは、とにかく王位がサクサク入れ替わってガンガン人が死んでいくところ。あまりにもいろんなことが一気に起こっちゃうもんだから、最終的な各キャラクターの印象がだいたい色ボケか権力ボケにしか見えないっていう。そんな中で色には割とボケちゃったけど権力にはいまいちのめり込めなかったかわいそう王子のリチャードさん。最初から最後まで一度たりとも彼の気が休まる瞬間はなく、何かが解決すれば何か悩みが増え、人を殺せば怨霊はエンドレスでその肩にのしかかる。愛した男に頼ろうにも色も名誉も消し去る術はなく、どこまで行っても歴史の歯車の1つでしかない悲哀。ほんとにこの作品を見たら「絶対に為政者にだけはなりたくないわ……」という結論にしか辿り着けない。まー封建時代の為政者になんてなろうと思ってもなれないのだけども。 筋立てはまさに「歴史がネタバレ」してる内容なのだから大筋に何か見返りを望むようなものではない。このリチャードの壮絶な生き様を、どのような映像にしてアニメに落とし込むか。本作はとにかく「見栄」にこだわり続け、単なる銭ゲバ(王権ゲバ?)の繰り返しであるはずの闘争の歴史を、まるで一編のおとぎ話であるかのように彩っている。その部分のこだわりは最初から最後まで徹底していたので、しっかりとアニメにした意味のある作品だったのは間違いない。同じ展開をひたすら繰り返すぐるぐる展開なのにきちんと「進んでいる」(もしくは堕ちている)という感覚がずっと付き纏っていたのは明確な成果ではあると思うよ。 まぁ、これをもって「歴史の勉強ができました」とは言えないだろうが、「敵軍に石田彰がいたら色々と察しろ」という教訓は得られるのであった。数々の男と浮名を流し、涙の果てに杉田(バッキンガム)と別れを告げたリチャードに石田彰突きつける展開、本当に人の心がない。 「群青のファンファーレ」 5→4 やろうとしてることは分かるし、それなりにチャレンジングな構成が有意味だったとは思う。ただ、色々やりたいことが多すぎてどうにもとっ散らかってしまった印象の作品。 「競馬」や「競馬学校」だけではなくて、「騎手」という職業を中心にして競馬のあれこれを見ていこうという総体は面白いもの。漫画ではそうした視点の作品も存在していたかもしれないが、アニメではまだノータッチだった部分。若者たちがどのような動機で騎手を目指し、何につまづいて、どうやって乗り越えていくのかを描くのは新鮮なものだった。また、育てる側・乗る側・さらに競馬を運営する側など、さまざまな視点で競馬業界を見ることで、単なる博打やレクリエーションで終わらない競馬の姿が見えるように作られているというのも面白い部分。競走馬は単なる消耗品のようにドライに見られる瞬間もあれば、本当に愛情を注いだ家族として見られる場面もある。生き物を相手にしている仕事なので、そこには一筋縄ではいかない複雑な事情があるのだ。 そうして今までに無い視点を与えてくれたのはよかったと思うのだが、最終的に「結局そうした姿のどれが見せたかったんだろう?」というのがよく分からないまま、ドラマとしてはもやっとした状態で終わってしまったのが気になるところ。いや、中心になるのは若者たちの青春群像劇だというのは分かるのだが、「主人公」視点が複数あり、そのうちのいくつかが「これ、別に競馬が舞台でなくてもいいんだよなぁ」みたいなものが転がっていることで、変なところで水増しされてるというか、ノイズが混じってるような印象になる。「アイドル上がり」の部分の設定とか、「そっち方向のドロドロドラマは別な作品でも見られるから別にいらんのだよなぁ……」っていうロスが勿体無い。手っ取り早く人間関係を掻き回せるネタではあったのだが……どうしても「地に足ついた騎手の成長物語」からは乖離してしまうのでなぁ……。 あとは、個々のキャラ作りがなんか雑、っていうのがある。いや、単にちょこちょこ出てくる嘘英語会話が本当にイラッとしたっていうだけなのかもしれないけど。そこで「アニメっぽさ」を強く押し出されると、せっかくやろうとしてるドラマにも身が入らないんだよなぁ。全体的なキャラデザとかはそれなりにリアル嗜好の部分があったのだし、開き直って昼ドラ的ドロドロを思い切り煮詰めちゃっても面白かったと思うんだけど……まぁ、「馬の声が聞こえる」を前提にし始めるとリアル方向にも限界はあるしなぁ。 ま、結局「俺は競馬に1ミリも興味がないからなぁ」っていうのが大きかったのかもしれんのだが、最終的にそうした門外漢に興味を引かせることが出来なかったのだからダメな部分は大人しくダメだったということにしておこう。加藤誠作品としては残念な方として記録されることに。 「恋は世界征服のあとで」 6→7 とても好きでした(素直)。少なくとも、今期ナンバーワンヒロインは決定的でしょうね。もちろん 毎週毎週「爆発しろ」って思うけど、毎週ちゃんと火薬仕込んで爆発してるもんだから文句も言えないという潔い戦隊ラブコメ。どのエピソードも爆笑必至! みたいな超絶ギャグ作品でもないし、何かとんでもねぇ展開を仕込んでるなんてこともないのだが、全ての方向にやんわり笑えてやんわり幸せ。ゆっくりと爆発する様を楽しみつつ、適宜戦隊好きの琴線をピンピンとかき鳴らしてやるだけで良い。過去の類例を見ると「戦隊要素」って割とすぐにおざなりになる印象があるのだが、今作は最後まできちんと「戦隊だよー、悪の組織だよー」っていうところを手抜きせずに擦ってくれていたので、戦隊ファン目線からしても新鮮な展開が続いてよかったのですよ。どこまで原作者が考えてるのかは分からないけど、見えてる要素から「この世界における戦隊と、悪の組織はどのようにあるのだろうか……」って妄想を膨らませるのが楽しかったです。それが可能だったのは、やはりギャグという言い訳はしつつも破綻なく成立しているバックボーンの確かさがあったからではないかと。 映像部分もそつなくまとまっており、とにかくキャラが可愛くかけてればOK。デス美さんたちヒロイン勢が可愛いのはもちろんだが、今作は不動を筆頭に野郎キャラも案外「可愛い」要素が多かった気がする。ボスラー総統も憎めないやつだったし、当然カルバリンベア様は可愛い(物理)である。どのキャラを見てもポップでキッチュなドタバタ世界観にフィットしてるんですよね。冷静に考えりゃ灼熱やら鮮血やらのデザインは結構エグいはずなのだが、この世界で丸め込まれると人は皆恋する乙女になるのです。私は割と輪郭がクリッとシンプルな線で描かれたデザインが好きなので、そういう部分もいい具合にハマった要因なんでしょうねぇ。実は禁忌を破って原作コミック1巻だけ読んでしまったのだけど(期間限定無料だったもので)、そちらも当然肌にあったので、とりあえず原作買うところから始めようと思います。 ……全5巻しかないんかい……2期はしばらくお預けかなぁ……。 「かぐや様は告らせたい -ウルトラロマンティック-」 ー→7 いやー、最終話もすごかったですね。視聴後は劇場アニメでも見終わったかのような満足感で、もしかしたら今期一番いい「最終回」だったかもしれません。すげぇ疑問が1つだけあるんだけど、これ、原作ってまだ続いてるの? どう考えてもここでハッピーエンドで文句なしの最終回やんけ。この後何してんねん。 というわけで、面白いのは分かってたシリーズだけどやっぱり面白かったっていうだけのお話。改めて確認したら2期の時もおんなじように「やっぱすげーなー」っていう脳死状態の感想ですね。これだけシリーズを重ねて、ラブコメなんてなかなか変化をつけにくい素材だと思うのに、一切マンネリ感無しで毎回が勝負の話数になってるのよ。ギャグとして面白いというのもあるし、常に何かしら仕込んでやろうという制作側の入念さが徹底していて、なんてことない話でも必ず爆弾みたいなとんでも演出が飛び出してくる。本当に「アニメ化したからにはアニメとして面白くしてやる」という執念が感じられる作品である。 最終話はもちろん監督コンテ回だったし、演出プランにしろ作画リソースにしろ、最初から最後まで1ミリも気を抜かないクオリティ。呪術やらスパイやらの陰に隠れてはいるが、実はこれだって立派な「ジャンプマネーじゃぶじゃぶ作品」だと思うぞ。ものすげぇリソース注いでるわ。幸せな作品が多いのは良いことです。 |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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