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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 全部可愛いなヲイ! 第6話。すげぇ、今回は頭から尻まで全部きゅんきゅんするエピソードしか並ばない。本作の2大ヒロイン、うまると、お兄ちゃんの魅力が満載である。

 1つ目、うまるが深夜徘徊するお話。普段からヒキニート生活にどっぷり浸かっていると思われがちなうまるだが、生活サイクルはあくまで女子高生。意外にも、深夜の外出経験というのはほとんど無かったようだ。これも過保護で厳しいお兄ちゃんの監視(と本人の出不精な性格)の賜物だろう。そんな状況でたまたま思い立ったうまるが深夜(と言っても12時過ぎくらいだけど)の冒険へ。近所のコンビニにちょっと立ち寄るだけでも、色々なものが新鮮に見える視点がいかにも子供らしい。そうなんだよなー、小さい頃って、遅い時間まで起きてられることがちょっとしたステータスにもなるし、いつもなら寝ている時間に外で見られるものが、普段とは別世界になったりする。うまるのこういうところの感性は、本当に子供っぽくて憎めない。帰り道の情景をちょっと詩的に描き、情感を持たせて尺を取る演出なんかも、深夜のどこか澄んだような空気感が感じられて良いものだ。まぁ、オチは予定通りだからしょうがないけど。それにしても、こいつホントにコーラ好きだな……。

 2つ目、お兄ちゃんの休日。これまた切なくなるお話だよな……。時間の潰し方が分からなくなってしまったという状況に「まるで疲れ切った定年サラリーマンだ」と自戒していたが、どっちかっていうと、リアルに休みの使い方が分からない社畜の人生そのものなんだよなぁ。そんな哀れなお兄ちゃん、いかに普段の生活で「趣味はうまる」になってしまっているかがよく分かる。必死に時間の潰し方を考え、知り合いのツイッターを追い、最終的に見つけるのが「凝った料理を作る時間にすればいいんじゃない?」という、これまた無駄な休日あるあるだ。普段買わない食材買い込んだりしてねー。まぁ、これはこれで有益だからいいと思うし、趣味が料理、っていうのが後のお話にも繋がってくるので結果オーライだとは思うんだけど、結局料理を食べるのはうまるだからなぁ。やっぱり「趣味はうまる」だ。どれだけうまるのことを思いながら毎日生活してるかが嫌でも伝わってくるが、そんなお兄ちゃんに対して、うまるも何となく好意的な反応を示していたし、これはこれでいい関係性かも。

 3つ目、部屋を分けよう、のお話。これだけ長いことうまるに振り回されてきて今更なのかよ、とは思うが、確かに「妹とワンルーム」という状況のおかしさはどこかで突っ込んでおかないとね。普通、こういう状況ならどう考えても妹さんの方が嫌がるはずなんですよ。女子高生ともなると普通は兄弟と一緒にいるのは嫌がるし、いわゆる思春期に家族とべったりっていう方が珍しい。しかし、うまるは実際に完全兄依存。だからこそなあなあで成立していた共同生活なのだ。あんな(本気を出せば)可愛い妹と一つ屋根の下、隣同士の蒲団で寝ていて理性が一切弾けないお兄ちゃんの方を褒めるべきなのだろうか。しかし、そんな関係にも一度考え直す余地を。シンプルにカーテンで仕切りを作る、というパーティションだが、これだけでも存外効果はあるもので。離れ離れになって改めて分かる日常の安心感。うまるはやっぱりお兄ちゃんに構ってほしいし、うまるが寄ってこないとなんだか落ち着かないお兄ちゃん。かくしてせっかく買ったカーテンも1日でお蔵入り。これが土間家の日常なのである。まぁ、パーティション作る動機にしても、お兄ちゃんの方は「仕事能率が上がればうまるのための時間が作れる」だからな……。女子高生にもなった妹にこれだけ尽くしてあげるお兄ちゃんって……改めて神々しさを感じる。

 4つ目、切絵ちゃんと人生ゲーム。謎の人生ゲーム演出でお兄ちゃんの安定指向、そして優しさが分かるという小話。お兄ちゃんも完全に「うまるとこまる」を使い分けているあたりが既に優しい。切絵ちゃんに対しては兄妹どちらも優しい。こういう話をみてると、やっぱりうまるって基本的にいい奴ではあるんだよな。あと、なにげに軍曹役もやってた白石稔大活躍。出番こんだけ。

 5つ目、サブタイトル通り、今回のメインとなるお誕生日話。お兄ちゃんに気付いてほしくてうずうずしてるうまるのいじらしさがまず可愛い。まー、普段から唯我独尊でやりたい放題なのに「うまるのオールナイト」を要請するあたりはどうかと思うが。そして、そんなことを全部分かってサプライズパーティーを用意しちゃうお兄ちゃんが輪をかけて可愛い。もう、この兄妹はずっとこのまま幸せに過ごせばいいと思う。なお、シルフィンの扱いはあれで正しい模様。花束は受け取ってもらえなかったわけだが本人も別に後に引きずるような気にしかたはないだろうし。あと、なにげにうまるはお兄ちゃんのところへ急ぎたかったせいか、学校で友達にたくさんもらったプレゼント全部置いてきてるんだよな。切絵ちゃんの魚も含めて。ひどいといえばひどいよな。

 しかしこれ、お兄ちゃんの誕生日にうまるはお返しとかしないんだろうなぁ……。

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 先週分、放送日変更のせいで見のがしてる、第5話。まぁ、ロストした分はAT−Xのリピートで今週末フォロー出来るからいいんだけど。

 1話くらい飛ばしてもこのアニメなら問題無いやろ、と思ったら、なんかうまるがシルフィンと仲良くなってた。まー、大体何があったのかは想像できるから大きな問題は無い。1話目からあれだけキャラの濃かったシルフィン、4話目でようやくメイン回があったってことなのかね。うまるとその回りの人間の関係性もいちいちバリエーションが異なっており、最も一般的な「外向けのうまるのみを認識している状態」(海老名ちゃん)、「『こまる』状態と完全に分けて認識している状態」(切絵ちゃん)、そして「外向けうまるのゲーム好きな部分だけを別人として認識している状態」(シルフィン)と、友人3人も三者三様。まだ各々の要素がかけ合わさった事態は起きていないが、これがややこしく混ざり合うと非常に愉快なことになるのだろう。まー、一番肉薄出来そうな海老名ちゃんがやたらどんくさいので、なかなか気付かれそうもないけども。まさか、学年で下から2,3番目の学力しかないとは……あれだけ成績が悪いのにあんまりお馬鹿系キャラとしてもいじられてないあたり、かえってリアルに可哀相な感があるよな。

 さて、今回はAパートでシルフィンとの絡みが描かれている。謎の擬音キャラとして名を馳せるシルフィンだが、その内面は「単なる良い子」である。ゲーセンで遊んでる姿もただ楽しそうだし、その勢いにはうまるも押され気味ではあるが、決して不愉快に感じている風でもない。こうしてみると、うまるは引きこもりキャラのくせに案外人付き合いが上手くて、よくある厭世的な価値観は控えめな子なんだな。もこっちとかだと、たとえ正体を隠した状態でも絶対にシルフィンとは仲良く出来ないだろう。シルフィンも海老名ちゃんも、良い子だからこそうまると上手くやれている部分はあるのだろうが。

 他方、一口に「良い子」では処理出来ない面倒な存在が切絵ちゃん。単なる人見知りでもなく、単なるうまるファンというわけでもない。こまるとの関係性も怪しげなスタンスにあるために、なかなか評価の難しいキャラだ。まずもって、小学生(だと思っている)相手を「師匠」と呼び慕う時点でちょっと危ない。さらに、そんな幼女(仮)が寝こけてしまったところで悶絶してハァハァしてるあたりでそろそろ警察に声をかけた方がいい事案になる。幸か不幸か双方にとって残念な結末にこそならなかったものの、彼女を不用意に家に招き入れるのは「こまる」にとってはちょっとしたリスクを孕んでいるのかもしれない。でもまぁ、気付かなければ単なる良い友達ですけどね。お兄さん、いくら腹が立ったからって、せっかくエアコンで冷やした部屋の窓開けて熱気を入れるのはどうかと思います。

 イメージの中ではせっかく女子高生の水着シーンがあったはずなのに、なぜか水着のうまるは全部こまる状態。「サービスカットもなしか!」と憤る視聴者に対し、即座に風呂シーンをお送りするBパート。なるほど心得ておるナ。うまる流入浴術はよさげな部分もどうかと思う部分もあるが、今晩あたりはとりあえずアイスボックス持って風呂に入ろうかと思ったよ。確かに風呂場で冷たいものを摂取するのはとても幸せな気分になります。ジャンプは多分しわっしわになりますが。ジャンプの表紙が磯兵衛だったのがなんだか世相を感じさせますね。ちなみに、バブのしゅわしゅわが楽しいのは人類共通だと思うんですが、そんなに楽しみたいんだったら自分が湯船に入るタイミングで入れろよ、って思うよね。シャワー浴びてる段階でほとんど溶かしてしまっているのは愚の骨頂である。うまる、まだまだだな。

 大量の「例のフード」の謎をはさみながら、ラストエピソードは何故か「お兄ちゃんの日常」。なんかもう、泣きそうになるわ。頑張ってるな、お兄ちゃん。甲斐甲斐しいな、お兄ちゃん。そしてなんだかんだ言ってうまるのこと大好きだな、お兄ちゃん。今回はうまるの悪行もそこまで酷くなかったので、暖かい兄妹エピソードの1つとして受け入れられるのではないでしょうか。ただ、お兄ちゃんが企画にボツくらって書類をシュレッダーにかけてるシーンだけやたら辛かったです。まぁ、よくあることなんだろうけども……。小清水ボイスのOLが狙っているようなので、さっさと所帯を持ってしまうのも手だと思うんだけど、その場合にもうまるがネックなんだよな。うまるは兄離れする時が来るんだろうか……。

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 店頭ポスターに出てくる「FUKIGEN」って一体何だ、第3話。この世界のゆるキャラなのだろうが……可愛い……のか?

 1話につき新キャラを1人ずつ追加。この手のギャグ漫画の王道的展開であるが、これまた色々と属性が多くて面倒臭いヤツが加わったものである。新キャラの切絵ちゃんは、いわゆる無口キャラかと思いきやそうでもなく、単に「人見知り」なだけだったという。人見知りっぽいキャラっていうと海老名ちゃんもいるんだからかぶってんじゃねえか、という気もするのだが、そんな懸念は数秒で消し飛ぶ。全くもって方向性が違う上に、彼女にもさらに属性がガンガン上乗せされていくからだ。とりあえず、うまるに送っている熱視線は単なる憧れで処理出来るものではなさそうだし、海老名ちゃんに対して見せる嫉妬の視線は、友達の一線を越えたい欲求をひしひしと感じる。本人にどの程度自覚があるのかは定かでないが、なかなか香ばしい百合キャラ候補である。

 そして、こういう「隠し事」漫画ではお約束の、「こまる」と「うまる」のややこしい関係構築。「みなみけ」でいうところのマコちゃんみたいなもんである。このややこしい設定だけでもしばらくいじれるくらいにネタ要素が豊富。しかし、てっきりうまるのメタモルフォーゼってのは「画像はあくまでイメージです」的なものなのだとばかり思っていたのだが、どうやら実際に外見も変化しているようだ。でないと切絵ちゃんが出会い頭にうまるに気付かないはずがないもんな。あのフードを被り、リラックスすると、うまるは身長が縮み、ちんちくりんになる。一体どういう身体の構造なのかは全くの謎。もう、宇宙人やないか。切絵ちゃんはいつの日にかうまるが変身している瞬間を目撃し、ショックを受ける日が来るのだろうか。

 今週はうまるが受け身の姿勢だったおかげか、全般的にイラッと度合いが小さく、不覚にも可愛いと思えるシーンが多い。Cパートのホラーのくだりなんかは、フード+ラージうまるのコンボなんかもあってあざとさ満点でずるいばかりであるし、勉強を教えてほしくてうまるねずみするシーンなんかも、「夜中にたたき起こされている」という状況に目をつぶれば、兄を頼りにする可愛い妹と言えなくもない。それにしても、ちょいと家庭教師してやるだけで妹の学年1位をサポートできるのだから、実は兄の方も大した才媛である。今回、うまるの親が大会社の社長であることが判明したが、お兄ちゃんは一体どこに勤めているんだろう。親の会社ではないっぽいけども。そして、何故そんな人間が兄妹2人でワンルームアパートで生活しているのかも謎だ。そのあたりの背景もおいおい語られる日がくるのかしら。

 今週のハイライト:プールに浮かぶ海老名ちゃん。

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 引き続き可愛い、第2話。ボクもメタボヒキニートの例に漏れずにコーラは大好きですが、あんだけ飲んだら飽きると思うのだがどうだろうか。

 多分、毎週書くようなこともないだろうな、と思いつつの視聴だが、2話目も引き続き可愛くて安心する。可愛い分だけイラッとさせるというのがうまるの最大のアイデンティティであると思うが、それがどこから嫌悪感になり、どこまでが笑って済ませることが出来るかが勝負のポイント。いくらお兄ちゃんが聖人君子のような人だとはいえ、視聴者はそうもいかない。「これは流石にあかんやろ」という行動にまで出てしまうと、「可愛い」から「ムカつく」にスイッチするのは容易である。そういう観点で見ると今回は「仕事でボロボロのところを早朝にたたき起こす」はかなりギルティ。その後に爆睡することでギリギリ許された感はあるが、あのままお兄ちゃんが過労で精神を病んでしまったら危ないところだった。

 今回の主役は土間家の下の階に住む爆乳女子高生、海老名ちゃん。単なるオプション扱いの友人なのかと思っていたら、割とかっちりキャラが決まっているサブキャラということに。そして、そのあざとさはうまるの設定をはるかに凌駕する。秋田県民が全員あんな状態だと思うなよ。いや、知らんけども。とりあえず、多少うまるが無茶をしてもスルー出来る便利な能力の持ち主ということも分かったし、「イラつかせ具合」が勝負どころのうまるに対して、純粋に阿漕な海老名ちゃんというバランスは上手くとれている。また、海老名ちゃんがいることによってうまるがモードチェンジを余儀なくされるため。様々なシチュエーションでうまるのメタモルフォーゼが楽しめるのも重要なポイント。今回は「スーパーで急に見つかってサイズアップするうまる」と、「キレて急にしぼむうまる」という2つのシーンが見どころ。特に縮小時には元々のモードからのギャップもあって何割増しかで可愛く見えるのでとても良い。しかし、実際のシーンとしては、お兄ちゃんの顔に張り付いてブンブンやってる場面って回りからはどう見えるんやろな。

 うまる役の田中あいみ同様に、いや、それ以上に、海老名ちゃん役の影山灯という子は前歴も不明、全くの新人のようであるが、ネイティブという感じでもない秋田弁を無難にこなし、阿漕な魅力の海老名ちゃんをしっかりと務めているのは高評価。まだWikiの項目もなく、出身地も分からなかったくらいだが、今後伸びてくるでしょうか。事務所の名前も聞いたことがなかったのだが、IAMエージェンシーというやけに紛らわしい名前の事務所は、カッターと同じ事務所のようだ。

 なお、秋田のシーンでは、しっかりと秋田弁声優として浅野・荒鷲・真澄先生も噛んでる模様。流石や。

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 終わっちゃったか……最終話。いや、逆にポジティブに考えるんだ。これで、衝動買いしたのに封印していた原作コミックの続きが読めるのだと。意地でも放送中には読まないのがポリシー。どんな一人縛りプレイやねん。

 最終回は当然、千代ちゃんの溢れ出る恋心をたっぷりとお届けである。おかげで今回は時間軸が錯綜するが、バレンタイン、夏祭り、入学式での馴れ初めと、もうそっち系のイベントがてんこ盛り。おかげで野崎もあかん方向に随分ハッスルしておった。どんだけ告白イベントの多い高校なんだよ。その割にルックスの良さそうな面々にはほとんど浮いた話も出てこないのが謎。鹿島君とか、バレンタインでも大量にチョコもらってそうだし、多分堀先輩やみこりんだってそういうターゲットになるとは思うのだが……まぁ、その辺はおいおい語られることになるのかもしれません。

 千代ちゃんメインとはいえ、この作品が輝くのはサブキャラあってこそ。というわけで、今回は編集部関係以外の学園メンバーは総出演でフル回転。個人的に嬉しかったのは、鹿島君が部長にチョコをちゃんと渡していたことが分かったこと。入学の動機までもが堀先輩って、もう完全に鹿島君の気持ちは定まっているのだよね。なんか嫌がらせみたいにしてチョコを渡してはいるけど、「全力で手作りが渡したかった」っていう乙女心なわけでしょ? 可愛いなぁ。堀先輩は鹿島のことをあれだけ嫌ってはいるものの、結局は悪友同士みたいな付き合い方だからね(そしてどうしようもないくらいに顔が好きだからね)。今作はメインで3組のカップルが活躍しているわけだが、個人的には堀×鹿島カップルが一番ストレートかつ面倒臭くて好き。っつうか鹿島君が好き。

 もう一組のカップル(?)は若松×結月であるが、こちらは今回はそこまで前に出てこなかったかな。結月が語る岡田君の末路がちょいと気になるが、それよりも「結月は3歳の頃からあかんヤツだったのかよ」っていうのが衝撃ではある。でも、不思議とハブられたりしないで回りに友達はいるんだよなぁ。あれかな、どんだけKYでも裏表が無いから付き合いやすいのかな。私の回りにも1人いるんだよ、そういう人。とにかくひでぇことでも一切空気を読まずにあけすけに言うし、自分大好きっぽいのもむっちゃ鼻につくんだけど、「まぁ、逆に全部本心って分かるからやりやすい」みたいな人が。人によっては絶対仲良くしたくない、って思う場合も多いみたいだけど、「本人は不自由してない」っていうのも結月と共通している。世の中には漫画みたいな人間が案外いるものなのです。

 ただ、この現代社会に千代ちゃんのようなピュアで真っ直ぐな女の子がいるかどうかは保証出来ない。今回語られた馴れ初めエピソード、本当に大したことないな! あれだけでベタ惚れする千代ちゃんがすごい。まぁ、「一緒に行動し始めてからの5ヶ月でますます好きになったよ」と言っていたので、そもそも野崎みたいな人間がタイプだったんだろうけども。普通に考えたら野崎みたいな面倒臭いのに惚れる理由なんて……「器用でなんでも作れる」「料理がうまくて女子力が無駄に高い」「月刊雑誌で連載しているという高収入っぷりと将来の安定感」。……意外と野崎はいい物件だった。

 いや、もちろん千代ちゃんはそんな打算で惚れ込んでるわけじゃないんだけどね。どこまでも鈍感だが、意外と千代ちゃんには気を遣ってくれる野崎と、そんな野崎にやっぱり気を遣いながら、そっと後をついていく千代ちゃん。いいカップルだなぁ。こんなに素直に幸せになってほしいカップルばかりのアニメも珍しいんじゃなかろうか。しかし、こうして並べると不思議なことにみこりんが余るんだよな……あと登場してる女性キャラって……ゆかりさん? 接点ないなぁ……。

 ひとまず、このアニメの区切りはどことなく少女漫画っぽい、素敵な幕引きでした。原作ストックの量を考えると2期目は難しいんだろうなぁ。もっと続きが見たい。多分、これから毎月Web連載はチェックし続けるんだろうなぁ。

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 さ、最終回っぽい話やーーー! 最終話。……うん? 原作はまだ続いてるってことは、これってアニメ完全オリジナルなのかしらね。普段は3話構成のところを2話にしてまで作り上げた、なかなかひどいネタであった。

 もう、メインのストーリーの方はどうでもいいわ。「最終回っぽい脚本」を徹底的にやって、最後に相も変わらずのひどいオチをつける、っていうだけのお話なのでね。問題となるのは、それを彩るこまごまとした「さばげぶらしさ」の方である。ひとネタひとネタ拾っていったらきりが無いのだが、序盤の方から思い出すところでピックアップしてみると、まず、冒頭でいきなり「カニwwww」ってなる。前回入部したのは事実なんだろうけど、「まさか出てくるわけないよな」って思ったら、マジで出てきた。カモとの友情は本物だったらしく、冒頭ではオセロうってるし、クライマックスでは巧みな操縦技術で軍用ヘリをコントロールしてみせた。やべぇ、こんなに頼りになるカニは見たことがない。これ、万が一アニメの2期があったら、何食わぬ顔で部室にいたりするんだろうか……。怖い。

 そして、モモカが部室に入ってきて「二重音声ウイルス」の話が始まる。最初は「風邪引いてる演出なの? しゃがれ声くらい声優なんだから自分で出さんかい! このへごめ!」と思ったのだが、まさかの「二重音声で合ってる」パターンだった。そうだよね、へごだったら普通に風邪の演技くらい出来るよね。疑ってごめんへごちん。このアニメが想像の斜め上なだけだったよ。そしてウィルスの影響の1つに「身体の一部が緑色になる」というのがあるわけだが、そこでめくったモモカのお腹が微妙にだらしない。なんでこんな細かいところでまでモモカdisを忘れないのか。素晴らしいスタッフ。最後の最後まで「腹の肉」はネタとして活用されたのである。そして、ウィルスのニュースが出た直後のカットからガスマスクつけてるかよちゃん。割と早めに気付いたんで、作中でのディレイ突っ込みには思わず「遅いわ!」と。

 謎の集団、国家サバゲ部との対決。あとはもう、「妄想サバゲ」のテンプレ通りなのだが、「感染者は消毒だぁ−!」でマジで消毒したり、とてもじゃないけど公務員には見えない連中。トゲトゲつきの肩パットって支給品なんだろうか。名乗りのときの火薬とか使い潰したパトカーの予算も税金? ひでぇ部署だな。味方キャラではこれまで登場したキャラクターはほぼ全員参加していたわけだが、生徒会長のスタンスが最後まで可哀想だった。他のキャラたちは、ヤミー、モモカママ、金髪ツンデレ、痴呆老人夫婦、レモン氏、盗撮3人衆。……ほんとにろくでもないヤツしか登場しないアニメだな……。カモのやつもドヤ顔でこんな連中連れてこんでもええやんけ。そもそも盗撮三人衆との絡みとか、カモのいないところでのエピソードだったのになんで知ってるんだよ(麻耶以外の他のサバゲ部面子も初対面だよな)。ちなみに、活躍シーンでヤミーが巨大化していたのは、中の人的には「七つの大罪」の先取りである(適当)

 中二病発症時にはモモカ回りで色々と人間関係の総括を行っていたわけですが、こうしてみると、モモカも割と素直に部員には好かれていたということだろうか。ただ、結局部長は「遊んでると退屈しない」っていう理由でモモカを入部させたってことでいいんですかね。モモカの方は「最高の相棒でした」って言ってたけど、2人でチーム組んで活躍した印象なんてほとんど無いぞ。同様に、かよちゃんに対して「けんかばっかりしたけど」っていうイメージもない。モモカなんて大体の人間とは対立関係だったろうに。あ、そういえば、モモカの二重音声は教会の外で殲滅戦をやってるあたりで既に普通の声に戻っていたので、ウィルスはサプリ云々とは関係無しで治癒していたものと思われます。おかげで「もう直ってるじゃん」オチだと思ったんだけど、そうじゃなかったのが意外である。いや、大差ないけども。

 そして、普通ならこの適当エピソードでアニメを終わらせることになると思うのだが、何故かそこからもうワンエピソード。どうしても風呂シーンで終わらせる義務でもあったのだろうか。中身については心底どうでもいいエンディングになるわけだが……うらら×モモカエンドってのはある意味最高だな! もう、あのエロ漫画シチュエーションからどんなめくるめく饗宴が繰り広げられたのか、是非OVAとかでつくってほしいです。なかなかさばげぶでエロ同人も無いだろうなぁ……って思ったら、すでに月野定規が夏コミで出していた模様。流石やで!

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 全編満遍なく千代ちゃん可愛いよ祭り、第11話。いや、大体毎回そうだけども。今回は特に。

 アバンは剣さんネタで軽いジャブから。今作で唯一完全突っ込み役は剣さんだけ。割と貴重だけど、心底面倒臭そうなのでちょっと可哀想でもある。何故野崎は剣さんと話してる時だけ壊れ度合いが増すのだろうか。

 さぁ、Aパートはいよいよ千代ちゃんの本気だ。もう、全編可愛いぞ。表情がコロコロ変わるぞ、考え方がいちいち乙女だぞ。あれだけの仕打ちを受けてるのに野崎相手にまだあこがれの気持ちは変わらず持ち続けているぞ。ちょっと女子高生にしておくのは不安なレベルだぞ。いやー、ええ娘やなぁ。そんな良い子に対しての、野崎の仕打ちがな。今回は「どっきり」がテーマになっていたわけだが、初っぱなからいきなり椅子になる野崎に犯罪の臭いすら。千代ちゃんはどういうノリであそこに座ることになったんだよ。そして、女子高生を己に座らせる野崎のド畜生めが。その後、びっくりして教室の後ろに飛び退いた千代ちゃん、角度的には確実に野崎からパンツ見えてる気がします。もうそれどころじゃなかったけど。あんだけやられたのに花を貰えるっていうだけで表情が輝いちゃう千代ちゃん可愛い。そして、今回最大の可愛いポイントは、なんといってもカレーである。こんなことで劇的にテンション上がっちゃう千代ちゃん可愛い。絶対あの弁当食いにくいはずなのに。っつうか多分持ち運びでぐしゃぐしゃになってるし、どれだけ白米で隠しても匂いでばれるはずなのに。むぅ、野崎の技術力は化け物か。頑張れ千代ちゃん。大丈夫、多分その男と付き合うのに女子力はあまり必要ないよ。ただベタさえ塗れればいいし、あとは背景の修行をして堀先輩の代わりを受け持つっていう手もある。なんだかんだで野崎の家にいる時間が一番長いのが千代ちゃんな気がするんだけど、ベタってそんなに時間かかる作業なのかしら。まぁ、消しゴムとかその他諸々やってあげてるんだろうなぁ(千代ちゃんと知り合う前はどうしてたんだろう)。

 もう、このまま千代ちゃん可愛いよフェイズが続くのかと思ったら、Cパートはまさかの野郎フェスティバルである。まさか、そっち系のアニメでもないのに「ドキッ! 野郎だらけのお泊まり回!」なんて展開になろうとは。そして、この絡みも無駄に笑えるものになるとは。幸か不幸か、この面子だと鹿島が存在しないので自然に堀先輩は突っ込み専門に回る(一瞬だけ出てきた鹿島君は今回も可愛かったです)。そしてみこりんがいつも通りのいじられ方に。登場直後は「ちょっと問題のあるイケメン」っていう程度だったのに、最近のみこりんはすっかりオレらサイドの可哀想なヤツになってしまった。運動部っていうだけで忌み嫌って避けようとするのって、オタクの心理よねぇ。まぁ、それを言ったら野崎だって元バスケ部だった気がするけど。慣れない野郎だらけの環境に、みこりんが率先して話題をひねり出そうとコミュ障なりに頑張っているのが甲斐甲斐しい。前回堀先輩との関係はリセットされてしまった割に、閉鎖空間だとそれなりに頑張れるのね。まぁ、全部空回りだったけども。

 そして、せっかくなので恋バナしよう、っていう流れになったのに、肝心なところは全てスルーされる都合の良い(悪い?)設定。堀先輩は鹿島のこと振られたのに、ものすごく自然に逃げてやがったな。どうなんだよ、鹿島君の一途な思いを受け止める気はないのかよ。いや、ものすごく面倒な思いだろうけども。そして、千代ちゃんの話題になって野崎にせっかく問い合わせようとしたのに、この主人公役に立たない。確かに面と向かって野崎に聞いたことって今まで無かったんだよなぁ。次週の最終回に合わせて、そのあたりの関係性に少しでも結論は出すのかなぁ。でも原作完結してないし、突然野崎が千代ちゃんに気を遣い始めたらそれはそれで違う気もする。ばたばた暴れる千代ちゃんが見られるなら、今のままでいいなぁ。

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 なぁ、今更改めて確認するけど、これホントに「なかよし」連載作品なの? 第11話。いつも通りに、いや、いつにも増して今回はひどい……。

 Aパート、このアニメしては割と分かりやすく「誤解が面白おかしい結果を招く」というお話になっている。モモカたちが通う高校って一体何県のどこにあるのか一切描かれていないのだが(描かれるのはよりによってオーストラリアや熱帯雨林だからな)、「渋谷に出かける」でちょいウキウキ出来るようなロケーションらしい。部長がモモカにお使いをお願いしてて、それをモモカがすんなり了承していたのだけど、今回は美煌とモモカの関係性が色々と不思議だった。いや、そもそも1話時点で美煌がモモカを勧誘してた理由からして未だによく分かっていないのだが……あれって「モモカにサバゲの才能を感じた」っていう理由でいいのだろうか。そして、そんな適当な関係の中で、モモカにとって美煌ってどういう存在なんだろう。単なる金づるなんじゃないかと思っていたのだが、実は案外モモカが美煌に金をせびることはない。それ以外の部分で上手いこと利用しているシーンは何度かあったものの、基本的にはギャグで済まされるレベルだ。一応「部活の部長と部員」っていう関係性は維持しようっていう気持ちはあるのかな。今回「部長に折檻される」って怯えていたのが何とも不思議に見えたもので、そのあたりがちょっと気になった。いつも通りの傍若無人なモモカなら、別に部長のお使いなんてどうだって良い気がするんだけども……、まぁ、適当にやった結果があのバッドエンドだからね。因果応報である。一番可哀想なのはチャラいショップ店員のはずなんだけど、最終的に大口のお得意客が出来たんだから営業的には結果オーライ? それにしても、携帯デコるのってあんなに金かかるのか?

 Bパート、もう色々酷すぎる。むしろ明日からいちごが食いにくくなるなるレベル。こんなクソ下品な話を「なかよし」で連載出来るものなのか、それともアニメオリジナルなのか、謎は深まるばかりだが……からあげレモン氏はいつまで活躍を続けるつもりだ。そして、モモカは気付かないうちにどんどん仲良くなってるけどそれでいいのか。ハイヒール、ハイヒールねぇ。あれも存在意義のよく分からないものの1つだなぁ。実際、ハイヒール履くのってどれくらい大変なんでしょうね。履いたこと無いから想像つかないわ(当たり前)。女子高生+ハイヒールというちょっと危ない匂いのする組み合わせだったが、残念ながらこのアニメは別方向の危なっかしさしか出ていない。よりにもよってハイヒールの起源なんて無駄な知識ばかりをレモン氏が持っていたばかりに、こんな悲惨な話に……。

 そしてCパート、史上初、蟹との友情アニメ。なんだこれ。まったくもって展開に意味がないのがすごい。こんな話が普通に通用するのはギャラクシーエンジェルかスペースダンディくらいだぞ。そして、今回もカモ大活躍。どんどん超人設定が追加されていく。カモの抵抗に協力してた商店街のじいさんばあさんって、ひょっとしてオーストラリアで激戦を繰り広げたあいつらだったのかな。いつの間にか蟹までその仲間に入ってたけども。蟹がせっせと銃火器を輸送する様はあまりにシュール。まぁ、その前の麻耶にひっついてたシーンも無闇にシュールだったけども。前回のオチも似たような絵面だったやないか。そりゃかよちゃんだって「よっ、名人芸!」とか言うわ。麻耶の死に芸もなかなか板についてきたなぁ。ちゃんと死ぬ前に「何となくお色気」シーンやってくれるあたりが親切。

 今回もあの謎の音声「カモ語」が飛び交っていたわけだが、何が恐ろしいって、映像を一緒に見てると、何となく彼がしゃべってることが分かる気がするところ。一体どういう次元の言語体系なんだろう。少なくとも蟹には通じるんだよな……やっぱり、カモは宇宙生物っていうことでファイナルアンサーなのかな。ん、どうでもいいな。

 次回でもう最終回かぁ。

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 あぁ〜原作買ってしまったんじゃぁ〜第10話。普段は放送中のアニメは絶対原作読まない宗教の人なんだけどね。ついそそのかされて買っちゃったよ。「まぁ、放送したトコまで読んで残りはストックしとけばええやろ」って思って読んだら、話数シャッフルされてるっていうね(結局2巻まで読んでストップしている)。

 というわけでお気に入りなアニメですが、今回も容赦無く笑わせてもらいます。なんでこんなに相性がいいのかはよく分からんのだよね。「さばげぶっ」はゲスかわガールズという明確なセールスポイントがあるけど、本作はそこまでオリジナリティバリバリってわけでもないし、ギャグの1つ1つを取ったら割とありがちなものも多いんだけど、不思議と声だして笑ってしまうことが多い。特に今回みたいに学園メインだとやっぱり楽しい(編集者関係だと前野がクズ過ぎるのが難点なので)。多分、単に鹿島君がやたら可愛いっていうのが原因なんだと思うんだが、今作は不思議と男キャラの方が萌え度数が高いんだよね。嫌々言ってる割にどんどん距離を詰めていく若松と、どこまでバイオレンスでも最終的に鹿島のことしか考えてない堀部長。くっついても絶対幸せになれない気がするのに、不思議といちゃいちゃしてるのを見てるのが楽しいっていう。まぁ、不幸そうに見えるからこそ笑い飛ばせるのかもしれないけども。

 そんないちゃいちゃがたっぷり楽しめる今回、Aパートは若松×結月メイン。結月がなんだかんだ言いながら若松を可愛がっているのは以前もあった通りだが、平気で2人きりの映画鑑賞に誘ってくれるなんて良い先輩だし、少なからず好いてくれてる証拠よね。いや、結月の様子からは全くそんな空気は感じられないけども。でも、結月ってそれなりに顔は良い設定だろうし、そんな娘と2人きりで映画見てれば、そりゃ若松だって正常じゃいられまいよ。……割と雰囲気ぶち壊しだったけどさ。「映画に誘ってくれる」「映画を観たあとに楽しそうに語らうためにきらきらした目で食事に誘ってくれる」。ほら、断片だけを見ればやっぱり結月も可愛い。扱い方は回りの人間の心持ち次第じゃないかね。千代ちゃんは別に結月のことを嫌ってないわけで、心の綺麗な子だったら彼女とも普通の友達付き合いが出来るのかもしれません。たまたま、若松にその権利がないだけで。まぁ、人としてはやっぱり最低の部類だと思うけどさ。

 Bパートに入ると、まずは鹿島君たちのターン。まさかの音痴設定だったがっかり鹿島君。歌声をあげる時だけ中の人の地声っぽいのが聞こえて来たのがちょっと素敵。中の人はちゃんとソロ名義でCD出してる声優さんですからね(それを言い出したら結月の中の人はソロ名義でCDなんか出してないけどな)。まぁ、お歌はともかく演技はそれなりに出来るらしい鹿島。そして、部長が舞台に上がると知って喜びを隠せない鹿島。今作の恋愛模様って全部どこかいびつになってるけど、千代→野崎以外で割とはっきり好意を示してるのって鹿島→部長だよね。しかも、千代→野崎って主に顔とかの外面ばかりに言及するし、掘→鹿島もほぼ見た目の話だけだけど、鹿島君の部長に対する気持ちは、ちゃんと彼の内面(まぁ、主に舞台での演技)を見てのものなのよね。鹿島君は一途で可愛いなぁ。

 しかし、そんな鹿島君を上回る萌えキャラが控えているのがこの作品の悩みどころ。メインヒロインみこりんの登場である。うーむ、勝てる気がしない。あ、でもみこりんをそそのかして盛り上がってる時の千代ちゃんが凄く可愛い。原作漫画見て思ったけど、目が点、口が▽の適当絵が不思議と可愛いんだ。いや、表情がコロコロ変わるところがいいのかな。千代ちゃん以外のキャラってほとんどイケメンばっかだから、やっぱり「可愛い」系のキャラって貴重なのよね。うん、メインヒロインは千代ちゃんだ。みこりんは…………愛玩動物かな。

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プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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↑越えられない壁
沢城みゆき 斎藤千和 
中原麻衣  田中理恵  
渡辺明乃 能登麻美子
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