最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
だんだん僕らのアイドルまいらちゃんが花柳香子さんと区別がつかなくなってきたな、第14話。いや、まいらちゃんはちゃんと自分から動ける子だと思いますよ。今回たまたまサボり気味だっただけで。そう信じたい。 久しぶりにマシンガンなテンポが戻ってきた感がある。この人を人とも思わないペース配分ってかなり意図的に展開しないと実現しない無茶な芸風なんだけど、毎回コンテ切ってる人が同じってわけでもないし、詰め込み方の無茶は脚本の時点で出ているだろうし、やっぱり監督の強大な呪いがスタッフ全体にまで及んでいるということなのだろうか。いや、こんなもんをスタッフ全員で共有できる時点ですげぇんだけど。目安としては、「バンクシーンに入ったときに突然テンポが落ちたことが分かるのですげぇほっとして気が休まる」というのが地獄テンポ回の特徴ですね。まぁ、今回はそんなん見なくても、どのシーン取ってもトチ狂ってましたけど。合唱部の長谷川先輩のトークパートが特に無理やりで、ピアノの前でときわちゃんに事情を説明してるシーンと、ラストシーンでネタバラシするところがどっちもキャストのこと考えてない尺で、心底役者泣かせな作品である。まぁ、この現場さえ乗り越えられたら、他のどんな現場でも尺に悩むことはなくなるだろうから……。 何がすげぇって、こんだけ早回しで展開してるのに、世界観としては早回しは一切認識されてないってところ。この世界では、このテンポの会話劇がごく普通の光景として常に展開されているのである。まぁ、毎日こんな壮絶な処理を迫られたら、そりゃゆめちゃんじゃなくても慣れるわな。マイペースなゆめ、さらにマイペースなまいら、さらにさらにマイペースなことこ先輩はこの流れでも問題ないとは思うが、現時点で「とにかく才媛で真面目」というキャラ設定のときわちゃんは、この狂った世界でどんな爪痕を残すことになるのだろうか。世界が狂ってるせいで、頭いいキャラ設定なのにおかしい人にしか見えないのは問題があるよな……。 今週は一応「歌バトル」という新ギミック(?)が導入されていたが、これって別に毎回ゆめちゃんが歌うよ、っていうマクロス世界線になったわけじゃなくて、単に合唱部の話だから歌っただけよね。ゆに様の歌はもっと聞いてたかったツギ。おもむろに主人公チームがオープニングテーマを歌い出して相手をなぎ倒していくという理不尽、どこか「ファンタジスタドール」に通じるものがあるな。なんだろ、狂気を孕んだアニメと歌は相性が良いのか……。 今週のツボ:こんだけハイテンポで進んでいくギチギチアニメなのに、突如スクリーンセーバーみたいなのが登場してやたらのんびりと4拍子のリズムを刻むシーン。無駄に長い。よく分からん尺の取り方。ほんと、そういうとこだぞ。
PR ことこ先輩の学内での強権が怖い、第13話。この人、別に学園の役員でもなんでも無いのに、授業中に勝手に巡視ロボット走らせてるの問題やろ。せっかく順調に物語が進んでるのに、いきなり「新キャラかしら?」ってメタ視点ぶっこんで世界を壊してくるのも怖い。この女の底が見えない。 さておき今回はさとわちゃんと「新キャラ」ねねの導入回ということになる。まぁ、普通にぬいぐるみを持っているわけで、何もせんでも放っておいたら友達になって接続できていただろうが、そこは親切なゆに様が積極的に結びつけてやるにゅい。なんかさー、話数を重ねるごとにどんどんゆに様の方に感情移入しちゃって、「もう、ほんと頑張れ」って思っちゃうの辛いよね……。今回は「永遠に悪夢のゲームを続けるにゅい」っていう割と悪役っぽい言動も頑張っていたので一応「悪い奴だな?」というイメージもあるにはあるのだけど、それ以前に中間管理職の哀愁が感じられるし、上からの業務命令で即座に実績が出せる(あの早さでビラが作れるのは有能だろうよ)あたりにまぶしさも感じるし、どうせならつぎはぎと一緒にずっと幸せな時間を過ごしてほしいとも思う。そういや新居の所在がまだ明かされてないのは、何か伏線になってるのだろうか。多分ゆににも人間のメイトが追加される展開だと思うのだが、現時点で手が空いてて怪しいのって、生徒会の副会長なんだよね。まぁ、中の人的にメインで食い込んできてほしいっていう願望ありきなんだけども。そうそう、ゆに・つぎ・はぎの合体フォーメーション、完全に桜井弘明的サムシングだったのが最高に懐かしくて楽しかったです。 結局、ねねが学校に持参された時点で問題はほぼクリアしていた。声が届く範囲に到達できればみゅーたちが自然にキャッチできるし、猫どうしで意思疎通できれば、人間サイドも自然につながっていく。4人のキャラの分配がどうなるかとドキドキしていたが、ときわちゃんは割と常識人寄りの美少女であるようだ(ラストカットの笑顔はたいそう美少女であった)。いや、他の3人も美少女なんでしょうけどね。まいらがあんなんだからこの世界の美少女基準がガタガタなのよね。まいらちゃん、いよいよモデル業にもお笑い要素をぶっこんでいってるようだが、路線変更して仕事が減らないことを祈るばかりだよ……。 ねねちゃん争奪戦ということで今回は夢世界で激しいバトルが繰り広げられることになったが、基本的にミュークルステッキがある時点でゆに様に勝ちの目が無いのはあまりに理不尽。そして今回「ぺこの笑い」に加えて「すうの物理」という新しい武器も加わった。……物理? え? 物理って何よ……。テコの原理使ってれば物理って、認識ガバガバやんけ……。これに新たにねねの武器も加わることになるわけだが、彼女の得意技は「占い」らしく、おまけの占いコーナーでさっそくみゅーの仕事を奪っていきやがった。メイトどうしでの関係性って一切ギスギス要素がないのだが、どうせだったらみゅーVSねねの仁義なき利権争いとかもみてみたい。多分、ガチでぶつかった時に眉ひとつ動かさずに仲間を虐殺できるのは多分みゅーだ(解釈違い)。
敵対勢力のプリキュア比率が上がった、第11話。ゆにがプリキュアだし、ゆにが敬愛する女王様もプリキュアだ。一方主人公チームでプリキュアなのは今のところすうちゃんだけである。他にいねーかな、と思ってキャストロールを見てたら、新ヒロインときわちゃんのお母さんがプリキュアだった。だからなんやねん。 さておき、サブタイトルからわかる通りのゆに様メイン回……と言っていいんだろうか。ゆに様、その素性が明かされていくにつれ、どんどん可哀想な人生が詳らかにされていく。どう考えても応援してあげたくなるのはゆに様の方である。今回のお話にしたって、(悪意がないとはいえ)きゅうちゃんの所業はあまりにも残酷であり、何も悪いことをしていないゆに様がなんでこんな苦労をしなければいけないのかと涙を禁じ得ない。辛い出生、そしてつぎはぎ誕生秘話。彼らの将来を考えるなら、早く女王様は労働環境の改善を進めてほしい……っていうか、もう働かせないでほしい。どうなんだろ、結局ゆに様とドリーミーメイトは同質の存在と考えていいのだろうか。メイトのみんなはおそらくお空の上の女王様によって命を吹き込まれた純正お空産だと思うが、ゆにの場合、素体を作ったのが「黒い妖精」で、その後だいぶ間が空いてから女王様に命を込められている。最終的にゆにもみゅーたちの仲間になれるのかどうかは五分五分といったところか。まずは2人の女王の関係が分からないことにはどうしようもないけどさ。 さらに驚きなのは、そうして「作られた」ゆにが、独力でつぎはぎを生み出してしまったという部分である。まぁ、最後に命を吹き込んだのはやっぱり女王様なのだろうが、素体だけでも自前で調達できたというのは驚くべきこと(?)。ぬいぐるみがぬいぐるみを生み出す無限ループの形成も不可能ではないのだ。これを繁殖と呼んでいいのかどうかは議論の待たれるところ。つぎはぎの無償の忠誠はゆにが創造主であることに起因しているわけで、この方法で再生産を繰り返せば、無敵の軍隊も夢じゃないぞ。まぁ、ゆに様はつぎはぎが生まれた時点で満足しちゃったので再生産は行わないだろうが……。 そうそう、今回は作中でユメシンクロが行われない初のエピソードになっている。ゆにの方にスポットが当たったおかげでゆめちゃんたちの出番が減ったというのもあるだろうが、今回は余計な茶々入れを減らすために(?)まいらが途中退場するという構成になっており、語るべき内容は多かったのだということが伝わってくる。いや、でもことこ先輩とすうが新たな能力まで駆使して引越し屋のトラック調べあげて電話したくだり、実際はなんの役にも立ってないからな。完全に尺食いつぶしただけだからな。まさか、あれだけことこ先輩の活躍を描いておきながら、最終的には個人情報保護という至極真っ当な理由で挫かれるとは。この世界に個人情報とかいう概念あったんだ……。 とりあえず、そうまでしていろんな内容を盛り込んだ結果、ようやく4人目が登場することになった。以前山で出会っていたあの子であるが、転校することでダイレクトに距離を詰めてくるのである。現時点で一番の感心は、すでに現時点でメインの3人のバランスが訳のわからんことになっているのに、さらに4人目が加わった時にどういう人間関係が構成されるのか、という部分。改めて見てごらんよ、ゆめ・まいら・ことこの3人組って、実はほとんどシナジーがねぇんだよ。単に個体の性能が高すぎるせいで、各個撃破の形で無双トリオになってるだけでさぁ……。ここからさらに「ことこ×ときわ」とか「まいら×ときわ」の組み合わせが増えることになると……どういうことだってばよ。 ミュークルドリーミー 第10話 「雨ふりねぶそくゆめちゃん」 顔芸アニメを突き抜けたメタモルフォーゼ芸アニメ、第10話。何がすごいって、この世界の人間はアニメ的演出であるはずのメタモルフォーゼ状態を認識できるという部分である。ってことは、あのモブが全部秋葉原(デジキャラット)仕様になっているのも、ゆめちゃんたちはちゃんと認識しているのだろうか……。謎が謎を呼ぶ世界であるが、一番簡単な説明は「考えたら負け」である。ちなみに今回も総作監は藤井昌宏氏。やっぱこの人の絵は好きなんだよなぁ。 梅雨真っ盛りのお話だが、休止期間のことを考えると本来なら六月頭くらいに放送するためのお話だったのだろうか。その割にがっつり大雨のタイミングに被っているあたり、このアニメの罪作りな奇跡である。そして、そんな雨をテーマにしたお話のはずが、あさっての方向に突き抜けてしまうのは毎度のこと。「女子中学生とおまじない」なんて、こんなファンシーな話もなかなか無いだろう題材なのに、全編にわたってメインヒロインがひたすらNTRれ続け、顔をメタモルフォーゼさせるだけの展開とか、いったい誰が考えるというのだろう。ゆめちゃん、メインヒロインとしての貫禄を見せつけてギャグメイカーのまいらよりも顔パターンが多いのはさすがである。いや、まいらさんも引き続き絶好調ではあったけど。舞妓さんコスの時に「ようやく中の人の出身地に寄せてきたな」とか思ったけど、多分今作においては大して考えねぇで描いてるだけだろうな。 正直、このアニメはこうしてまとめて感想を書くよりも、リアルタイムでひたすらツッコミを連打していく実況型のスタイルの方が理にかなっていると思うのでまとめにくいのが最大の難点である。あらゆるネタが差別なく、同じようなウェイトで襲いかかってくるために、視聴後に頭の中には「あぽーん」しか残っていないのである。今回も性癖に引っかかったネタをなんとか思い出そうとすると……、序盤の教室のシーン、「青春の1ページや」に対して「青春の何ページ」はツッコミとして明らかにおかしい。このクラス、全般的に学生のデザインがおかしい(この世界全部がおかしいだけだわ)。ことこ先輩、ノータイムでさっさと求められる仕事をこなしてしまう無敵っぷりがすごいのに、相変わらず「思春期の乙女のアレ」は華麗にスルーする。この子の将来が心配だ。ちなみに、ドローンを操作しおわった後に、さりげなく耳からイヤホン外してることこ先輩のモーションがツボ。なんでこんなアニメなのに、そういう細かい動きはもれなく描いてくれるんだろう。 そして何と言っても、ゆめと朝陽の甘酸っぱい恋愛未満関係がちょっとずつ進展していく様子がニクらしくて良い。まぁ、ゆめちゃんの方からはさっぱりベクトルが伸びてないので、朝陽はまだまだ苦労しそうだが……。流石に、いくら幼馴染と一緒とはいえ、下校途中にいきなり寝こけておんぶされる女子中学生ってどうなの。ちなみにどうでもいい妄想ですが、この2人にはこのまま中学校を卒業してもらい、高校生になったところでようやくゆめちゃんが朝陽を異性として意識し始めた結果「荒ぶる季節の乙女どもよ。」みたいな展開になることを希望します。まぁ、その際に朝陽は部屋でシコってるところを目撃される必要がありますが、ゆめちゃんが気づかないまま思春期の少年の淫夢に入っちゃうよりはマシだ。ゆめちゃんの方は、「別に毎日杉山先輩の夢に忍び込んでればいいのでは?」という悪い考えにたどり着かないくらいの素直な子なので、まだしばらくは大丈夫。多分。 今日の最後の疑問:ぬいぐるみと犬で繰り広げるあっちむいてほいとは。
「ツッコミとは何か」という深遠な悩みに両足でダイブする作品、第9話。冒頭、ゆめちゃんのお父さんが「スルーするんだ……」と言っていたことで初めて、「あ、この世界にもスルーっていう概念が存在してたんだ」ってホッとするという。 その後も、基本的にネタを意図的に振りまくのはまいら&ぺこの役割。まいらはお笑いアイドルのくせに狙ってネタを当てに行くことができないという欠陥娘だが、問題はそのターゲットになっているのが主としてことこ先輩であるという部分である。ことこ先輩、絶対にお笑いとかいう概念が通用しない人だろ。ただでさえ理解不能なものに対しては真剣にぶつかることこ先輩だが、彼女の学習能力の高さは尋常ではない。おそらく2度目のマジ顔のあたりで「もう、これはいいや」と判断したのだろう。あっという間にスルースキルを身につけてる。つまり、この世界は「意図的にネタをスルーしよう」という意識活動が存在するのだ。……なら、なんでこんな世界になってるんだって話だけども……。今回の最大の謎ポイントは、やっぱり夢の中のゆめちゃんの雄大な山脈でしょうね……なにあのシーン。 そして、まだまだアニメとしては序盤戦だろうというのに、いきなりケモ要素に食い込んでいくという攻めの構成。いや、そもそもみゅーたちだって一応ネコなんだからケモはケモだろ、とは思うが……なんでだろ、このアニメだと若干病的な匂いがするというかなんというか……。単なる女子中学生とペットの愛情なんですけどね。それ以上でも以下でもないんですけどね。 あ、あと「あぽーん」がまいら特有の持ちネタ的擬音であるという定義が(少なくとも私の中では)処理されたので、1つすっきりしました。どういう用途で使うのかは……まだ、観察を要する。そして、なんでツギとハギがナチュラルにゆめの部屋に侵入できていたのかも解明の必要がある気がする。そんだけガバガバのセキュリティだと、今後苦労するんじゃなかろうか。 深淵から古きものどもを呼び覚ましそうな不安定なオクラホマミキサやめろ、第8話。先週のお話が割と常識的なテンポだったので「流石に毎回毎回あんなイカれたパワーが持続するはずがなかったな!」と安心しきっていたが、今週はすぐに、狂気に近いスピードが戻ってきた。やっぱり今作はこっちがデフォだよな……。 生き急ぎすぎなんじゃないかというくらいにいろんな内容を詰め込んでいるので本当に大忙し。バンクの時だけ突然テンポが戻って一息つけるわけだが、そのバンクがある程度時間とってるせいで他のところがあの調子なのだったら、もうバンクの時間もシナリオ部分に回せばいいのではないか、と思ってしまう。まぁ、無くなったらその尺まで狂気にあてがわれるだけだろうけども……だってさ、最初のまいらがあくびしてるだけのシーンとか、マジでいらないはずのとこだからね。ぺこがパートナー自慢したいがために無理やりぶっこんできただけのシーンだからね? カット割りもあえて視聴者を不安定にさせるような見せ方を選んでいるようなところがあり、あくびをするまいら、何故か原画縮尺が変わって「あれ? 今場面転換した?」って思わせておいて別に何も変わってなかったり、なんかもう、とにかく振り回される。 問題となる林間学校も当然のイベントラッシュであり、ようやく本格的にゆめの周りに配置されていた三人娘がフィーチャーされるお話になり、そこにも遠慮なく恋愛要素を混ぜ込んでどこからでも爆発物を仕掛けられるように準備が進められている。今回はメンバーの中で一番普通っぽい緑野わかばがメインになっていたが、夢世界でのプロレス展開とか、まだまだこの子だって何を抱えているかわかったもんじゃないだろう。個人的には朝陽に呼ばれた時の「緑野わかばー」「はい、緑野わかばですー」のところがいい具合に狂気が感じられて良い。ミルキィホームズみたいなやりとりしてんじゃねぇよ。 そしてこんなエピソードで絡んで来なくてもいいだろ、と思うのに強引にぶっこんで来た「4人目」と思しき謎の少女。単なる「地元の子」でないことは演出から想像できたわけだが、まだパートナーには出会っていない普通の女の子だったのだね。なんの前触れもなくただどんぶらこしてくる真顔ドリーミー、シュールすぎてどう反応していいかわからない。なんで先生の長靴が伏線扱いになってるのかもわからない。もう、この世界は何もわからない。ただ、みんな満遍なくかわいいのでよしとする。 それにしても、相変わらずまいらがどんどん明後日の方向に極まっているのは楽しみなような、不安なような。そもそもお笑いナンバーワンを目指しているはずなのに、相手モンスターを凍りつかせてドヤ顔してるぺこはいいんだろうか? まいらもまいらで、ゆめが「小さい頃からずっと幼馴染だったじゃない」とか言ってるところに「せやせや」って食い込んでたけど、おめぇだけ幼馴染じゃねぇだろ、って突っ込むのは野暮なんだろうか。距離感のおかしさがこいつらの最大の武器だな。ほんと、あやさ&シカコの京奈コンビの掛け合いは聴いてるだけで幸せになれるなぁ(精神衛生上の安全は保証しかねます)。
きゅぽーん、第7話。あれ、でも今週割と普通だったな。やっぱり構成演出のさじ加減で狂気の増減は激しいようだ。 今作の最大の欠点は、心身ともに充溢しているタイミングでないと視聴がためらわれる点である。先週みたいな高密度エピソードを毎週叩き込まれるとするなら、生半な気持ちで視聴すれば命に関わってしまう。おかげで視聴がどんどんずれ込んで3日たってから視聴したりするわけだが、今回は身構えたほどのダメージが発生しなかったのでちょい肩透かしではあった。まぁなぁ、毎週あんな奇跡的なラッシュが持続するとは思えんしなぁ。来週以降は多少気楽に観てもいいのかもしれん。ただ、そこに不意打ちがくると怖いんだよな……。 パーツだけとれば今回だって頭のおかしいところは散見される。一番わかりやすいのはもちろん突然のT.M.Revolutionだろうが、他にもことこ先輩の細かい所作だったり、冷静に見ると「何がしたいねん」みたいな要素はある。ただ、会話のテンポに関しては今回はかなり常識的なリズムが維持されており、そこまで気ぜわしさも感じずにすんだ。もしかしたらまいらがどれくらい暴れるかで左右される部分もあるのかもしれない。一応、謎のおもちミサイルのところとかは一瞬「ん? どうした?」みたいなところはあったけども。ちなみに、UFOにのってフラフラと悪さをするゆにたちを見ていると、何故か秋葉原で悪さをしていたぴよことPKOのことを思い出すのである。モブの扱いもどことなく「デジキャラット」っぽい雰囲気があるよね。 今後、サンリオとゲーマーズが統合されることがあるのだろうか。
あぽーん、第6話。6話目にして気づいたんだけど、この作品は感想書くのに向いてねぇな。書けないんじゃなくて、あまりに怒涛のようにツッコミどころとかネタ要素が押し寄せてくるせいで、視聴後に何も頭に残ってないんだ。 それこそ「あぽーん」だってなんだか分からん。どういう感情やねん。なんでゆめとまいらのコンビネーション完璧すぎんねん。2人の漫才のテンポが絶妙すぎるもんだから本当にノンストップというイメージになる。今回でいうなら特に夕食の食卓での顔芸シーン。誇張でもなんでもなく、マジで腹抱えて笑った。アニメ見ててこんだけ笑ったの久しぶりかも知れん。こんな中学生女子、いたら嫌だぞ。いや、ことこ先輩だって実在したらちょっと困るけども……。 ことこ先輩をみるにつけ、「あんた、ここ何年かずっとプリキュアにいそうだよな」という感想ばかりが出てくる。まぁ、黒髪(青髪?)ロングのお嬢様デザインなんてよく見かけるので別にプリキュア要素ではないのだろうが、3人目の戦士として変身して欲しかった感が強く、今回めでたくドリーミーメイトになって3人体制が確立したことは素直に喜ばしい。完全にプリキュアと被ったけど、まぁ、キュアグレースとスパークルも漫才は展開しないだろうから差別化ははかれているはず。そうだね、冷静に考えて特に被ってる要素もないね。プリキュアの妖精は尺が余ったからってパートナーの写真公開コーナーなんて強引に挟んでこないしね。ほんと、なんやねんあの時間!(いいぞもっとやれ) 今回もそうしてゆめ&まいらで散々笑わせてもらったわけだが、ことこ先輩のご一家だって負けず劣らずの超個性派。何が楽しいって、今井家の親父とじじいのあの鬱陶しい感じ、すごく私の周りにいる人間に近い感じがしてやたらリアリティがあるところ。語りたがりの祖父に、討論好きの父。そしてそれを見守る母と娘(母の声は川澄綾子!)。このご家庭も本当に平和そうで何よりである。普通、教師の一家で育った娘なんてのは相応にリアリストに育つもんだが、ことこ先輩の場合はまさに「教育」に成功しているのだろう。学びの場さえ提供すれば、子供がまっすぐに知的好奇心を養いながら育っていくのである。良いご家庭だなぁ。あー、でもそういや恋愛がらみの知識は1ミリもないんだっけか……これは、あれだ、そういうのに疎すぎることこ先輩に恋愛のなんたるかを教え込む薄い本が……(自粛)。 とにかく3体目のメイト(CV金元寿子)の爆誕でますます画面は賑やかになった。こうしてメイントピックだけでも賑々しいのに、気づけばゆめたちのクラスメイトやら教室の環境までもがどんどん構築されて隙がなくなっていく。あのモブ女子トリオもキャラが濃いし、輪をかけて先生が濃い。そして、そんな先生でもどうしようもないくらいにゆめたちの成績は悪い……。「私たちアホなんですぅ!」って平身低頭する主人公チームって一体……。まいらちゃん、どんどんファンの子が離れていきそうで心配だよ。 そういや本当にどうでもいいことなんだけど、中学1年生の1回目の中間テストでいきなり方程式とかやるか? 早くね? 超進学校か?
あぁ〜、帰ってきたナチュラルボーン狂気〜、第5話。一ヶ月以上焦らされた身体に容赦なく降り注ぐこのテンポ。まじでさ、幼女先輩はこのアニメをどんな気持ちで見守っているというの? やってることは至極真っ当な幼女アニメなんだよ。敵キャラの嫌がらせで悪夢を見ている人の夢に入って救援し、現実世界でも仲を深めていくというだけの展開。いわば戦闘なしのプリキュアみたいなもんで、そこに狂気もファンキーも介入する余地はない。無いはずなのに……適宜狂気。作画リソースが特別多いわけではないはずだが、確実に「今のそのカットいる?!」みたいなわけの分からない画が放り込まれ、「今一瞬別次元にトリップしてたよね?」みたいな野放図な脚本が挟まれる。これだけの「あそび」を持たせて30分枠を展開していくのって、制作側は一体どんなオーダーでアニメを作らせようとしているのだろうか。そりゃね、サンリオアニメなんだから販促が一番なのだろうけど……もう、そんなところは目に入らないんだよなぁ。 例えば今回の軽い二度見ポイントは、冒頭の下駄箱のでまいらちゃんが下駄箱の中を匂ってるところとかがあるんだけど、それ以外にも大胆に「今の何?!」がぶっ込まれ、前回のまいら覚醒以降、このやりたい放題感がどんどん増幅している。やはり脱脂粉乳の2人の暴走感は脳髄が痒くなるような快楽を伴っており、「人の夢の中に入ってなお、そこでイメージに苛まれて苦しむぺこと、そのぺこのイメージにすら容易に介入してツッコミを入れてくるみゅー」という謎の連携が恐ろしい。まいらはまいらで、本当にどうでもいいシーンで3回パンかましてきたり、とにかく画面の中での最大瞬間風力をあげることしか考えてない。悪役トリオもそんな流れに棹さす一方だし、誰一人この空気を止められるキャラがいないのだ……もう、身をまかせるしかない……。 それにしても、まいらの台詞回しを聞いてると、なんだか全盛期のケルベロス(つまり久川綾)みたいな風格を感じるな。何故マスコットの方じゃなくて女の子の方にマスコット風味を強く感じるかは謎だけど。ちなみに久保ユリカに関しても、今期は「つぐもも」で良い仕事が拝めるので、謎の関西弁サービスクールに突入した感がある。今後は毎週ちゃんと放送されるかなぁ。
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HN:
Thraxi
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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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