最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
閉幕! 最終話! 絶妙に最終話っぽくないタイトルになっていますが……いや、文言はいいんだけど、「Ⅰ」がついてるってことはこれまでのフォーマットなら当然来週「Ⅱ」があるはずなんですよ。まぁ、いつの日か来る「Ⅱ」を楽しみに待つしかないわね。あ、あと「ヤッター! 裏で糸を引いて最終的に一番いい思いをする暗躍タイプの上田麗奈だ!!!」。 というわけで、万事丸く収まるとまではいかなかったけれども画面に「Fin」って出てるんだからまごうことなき幕引きでございます。とりあえずフィロメラをめぐる事件は収束しましたからね。ルーシー目線だと「いやわたしんちの話はィ!」と叫びたかったかもしれないが、せっかくの大団円ムードをぶっ壊すようなことを今のルーシーはしませんよ。フィロメラの笑顔がみんなで拝めた。今はただ、それだけで充分なのですよ。 最後の最後まで波乱を残した婆さんの顛末。禁書の魔物は「よりヤバいやつ」に持っていかれて完全除去。みんなの魔力を1つに合わせて魔法少女フィロメラが最終回に呼び出す存在としてはあまりに禍々しかったような気もするが、この世界はそういうものなので受け入れよう。ビジュアルを見ただけでその圧倒的神性、理不尽なまでの存在感が感じられるのだから押し黙る以外ないのである。根を元から断ち、禁書自体の害悪はこれにて潰えた。そしてかろうじて生き残っていた婆さんにウェブスターの家のことをとっちめようとした矢先に、まさかの人狼勢がザッケローニさんと一緒に駆け込んできて婆さんにとどめをさしてしまう。あと一歩のところで完全クリアならず、といった感じだが、流石にこの乱入は予想できなかったし無理ゲーすぎる。今回ばかりはエリアス先生の言っていた「逃げられたものはしょうがない」が正論だろう。書物の中にあった存在を追放できたのだから、現時点であの本を取られたところで魔術的な危機はないはず。単に本を手掛かりにウェブスター家の顛末に迫ることができなくなってしまったことだけが落ち度である。 あとはたっぷりのエピローグ。騒動が落ち着いて学院の封印も解除されたようで、久しぶりに家主たちが帰ってきたことでテンション爆上げの銀の君はしばらく大人しくなってくれそうもない。これだけの人数がおうちに押し寄せるのはチセにとっては間違いなく人生初。しかも時節柄クリスマスパーティーまでできちゃうってんだから、陰キャ街道一直線だった羽鳥智世さんの青春もいよいよここから始まった感がある。まぁ、そんな中でもヨセフのところに顔出しちゃうあたりがチセさんなのだが……ヨセフも満更じゃなかったが、やはり2人の距離はいろんな意味で「近く」なってるみたいですね。 そしてここまで長いこと蚊帳の外に追いやられていた不憫すぎる存在・リアンくん。久しぶりの再会でフィロメラに言いたいこともてんこ盛りだったのだろうが、ただ不器用な一言が漏れただけなのはやっぱりリアンくん。大丈夫、これから先に時間はたっぷりあるだろうし、ゆっくりと関係を再構築していけばいい。チセも確実に成長を続けているのだし、このヘンテコ学院の仲間たちならきっとフィロメラも歩調を合わせてやっていけるんじゃなかろうか。 まぁ、その学院にはヴェロニカ様という謎の存在を残してしまったわけだが……さぁ、続編はいつになるだろうか。大丈夫、1期から2期まで5年空いてるんだから、待つことには慣れている。 PR 絶対にターニャ・デグレチャフさんいたよね?! 第10話。普段だったら「まぁ、ラノベのキャラなんてイメージ被るから」で終わりだけど、流石にキャスト合わせまであるとネタにしか思えない……。 さぁ、そんなことが些事に思える程度にはいろんなところでいろんなことが起こり、なし崩しでの大戦争。今回は各パートがだいたいギャグのテンションで処理されていたので、複数の国を巻き込んでの戦争勃発も、この世界においてはギャグみたいなもんなんだろうか。皇帝閣下は「お遊戯じゃない戦争をやろうぜ」と乗り気だが、こんなやつが皇帝やってるからムルナイト帝国はいつも弾薬庫みたいな状態になってるんじゃなかろうか。「舐められないように殴り返す」流儀を持っている帝国って、それは単なるヤクザなのでは。まー、国民の大半がそれで満足してるなら別にいいけども……この国で被害者ヅラできるのは戦争嫌いのコマリくらいなのに、開戦の一番の原因がこいつっていう……救いようのない泥沼主人公だ。 笑ってしまったのはあんだけドンパチやって喧嘩腰だった七紅天の皆さんが、今ではすっかりコマリのお友達ポジでギャグに参加していること。フレーテさんだけは意地でもコマリのお目付け役のスタンスをキープしてるが、よく分からん仮面の人とか円卓のど真ん中にベッドがあっても文句言わないし、こないださっさと殺されてた誰だかよく分かんない人も完全空気でコマリとヴィルのコントを見守るだけ。一応「他国が侵攻してきてるので国内で揉めてる場合じゃない」「コマリが皇帝陛下のお気に入りだって知ってるので、彼女の前ではコマリにあまり無茶できない」などの理由は考えられるが、多分、こないだまでがおかしかっただけで、この国の首脳陣、割と適当だわ。 そしてそんな七紅天に負けてなるものかと出てきたのが、前回「多すぎやろがい」と突っ込んじゃった「八英将」。てっきり名前だけの適当設定だと思ってたら、いざ開戦ということで一応それっぽい連中は全部登場してるくさい。まー、どうせ敵国は大して重要じゃないからここから先で活躍する未来は見えないが……岡本ボイスのあの変な男だけがちょっと関わってくる程度かな。あと大統領は露骨に悪役なので、今回のパートはマジでネリアが下剋上を達成しておしまいになりそうだ。もう片っぽの国「天照楽土」については……なんで出てきたのかよくわからん。でもカルラさんのへっぽこっぷりは想像以上で、下手したらコマリ以上にお荷物になってへちょ顔を晒してるかもしれんのは可愛い。お供の忍者は使えるやつっぽいので、せいぜい死なないように祈るしかないだろう。まぁ、地雷設置もお手のものの有能メイドのおかげでコマリが今でも生きてるわけで、この世界は「死んでもなんとかなる」ルールのせいでみんなあんまり細かい生き死には気にしてないのかもしれんね。 なんにせよ、生き死にだけの問題じゃない戦争は始まってしまった。視聴者サイドで気になることとしては、「大規模な戦争っぽいけど、これ、何話で終わるんだろう……」ってことですね。 今週はトラウマティア様の登場シーンが少なかったので、カワイイ王No. 1は「ぬけがら状態のスライム先輩」に決定しました。僅差で、僅差でね。ちなみに本編でどれだけシリアスやろうと、途中のCMでいきなりアルテマティア様が血族に勧誘してくるので全部吹き飛んでオールOKになります。 さぁ開戦だ。相変わらずどちらの陣営もめっちゃ感情移入したくなっちゃうのが今作の困ったところで、人間チームはようやくスターリアがギャグモードを抜けて完全にスイッチを入れた様子。まぁ、これまではなんだかんだでラグナと2人で膝詰めて話すタイミングもなかったからねぇ。この度ようやく逢引き(?)が叶い、色々と腹芸はありつつも本音を話すこともできた。ただ、いかんせん相手がラグナなもんで、ちょっと狙った方向とは違った形での結果オーライ。姫のプライドはズタズタに引き裂かれてしまったが、ここで折れず、涙でぐしゃぐしゃになりながらも克己に繋げてくれるからこその銀器姫である。この戦争の命運は、やはり彼女にかかっているのだろう。 そんなスターリアに全てを任せるとまで言われたラグナだったが、いつだってクソ真面目すぎるが故に、この状況でもあまりにブレず、逆に空回りしてる感覚。まー、頭使う部分は全部クリムゾンに任せちゃってるからなぁ。一応、「全力で戦ったらウォルテカムイがきちゃう」「そんで現状でカムイには勝てない」という2点については理解できたようなので、以前の王都での騒ぎみたいな無茶をする心配はないかな。でも、こいつがクリムゾンの思惑を飛び出してとんでもねぇことをやっちゃうのが楽しみみたいな部分もあるけどな……。今回衝撃だったのは、ラグナが正式に「姫は偉大な人だ」と認めることになるのだが、その時に経た理解の経路が「この人、レオに似てるな」からの敬愛。そこで昔の女と重ねるのはどうなのよ……スターリアも不憫だけど、やっぱレオが浮かばれないよぅ……まー、今この兵団にレオが混ざっても大して目立たない一兵卒にしかならないだろうなぁ、とか考えると、思い出してもらえるだけでもありがたいのかもしれないが……。 一方、ラグナがそうして姫様とよろしくやってる間も、やれることは全部やるの精神で胡散臭いことをやりまくっているのがクリムゾン。「あの女」と呼ばれてるってことはがっつり女性ロールを演じてるってことだが、それに加えて「なろうロール」まで演じて周りの人間や視聴者サイドまで煽ってくるろくでなし。多分この世界になろう文化はないだろうが……まぁ、竜の生まれならそりゃチートだもんな……リンスやマヨネーズでマウント取らずに転移魔法陣でドヤれるのはまだマシでしょう。そのせいで研究者1人の尊いモチベーションが犠牲になったようだが……「このクリムゾンの助言により、人間界の魔法研究が一気に100年分動いた」みたいな展開だったらどうしよう。 ともあれ、人間サイドは覚悟を決めてとりあえずのゾラ&タラちゃん軍を迎え撃つ。竜サイドはというと、なんか突然大虐殺を始めたと思ったら、それはあの爺さん竜・ボルギウスの燃料になるという。爺さんは見た目とスタンスだけじゃなくて本当に爺さんだったのだね。竜族も「先代の血主」という存在がいて、種の存続のために過去にはすったもんだがあったらしい。その結果としてアルテマティア様が新たな血主として立ち、爺さんはその結果にたいそう満足し、彼女を守るためなら命も賭すという。この忠義も、家族愛に近そうな感情も色々と尊いね。ほらー、やっぱり竜族の方が応援したくなる要素が多いー。 そんなわけでどちらにしても負けられない戦い。フェイズ1はいきなりタラちゃんが空中から突貫してゲームをキメに行く予定だったが、そこはクリムゾンが読んでいてしっかりディフェンス。武人タイプのタラテクトラはVSラグナにしばらくはかかり切りになりそうだが、せっかく声かけてるのにラグナに無視されてるのは可哀想。残ったゾラさんの包囲陣はラグナ以外の人間チームで対処しなきゃいけないのだろうが……結局、姫様チームの中で使えるコマってどれくらいいるんだろう。あんだけ死ぬ死ぬ言ってた姫様なので、逆にこの戦いは生き残ることを期待したいが……。
「青ブタ」観てきた直後にこれ観るのはキツいよ……第11話。梓川家の兄妹関係は万事上手くいっていたというのに、時野谷家ときたら……。 前回が何の問題も解決させない「先延ばし回」だったため、今回は問題が一気に煮詰まってクライマックスへ。まぁ、そりゃ11話目だからそうなるだろうけども。結局悠宇のやつはマネージャーさんとの折り合いをつけずにことを進めてしまっており、最悪なことに「ゲーマーなんて別人です、わたしゃ知りません」の一点張り。相談すればもしかしたら最低限のサポートは得られたかもしれないのに、あの態度ではそりゃマネージャーさんだってキレるくらいしかやることがない。しかもどうやら悠宇はマジで女優としての才能を買われているようで……マネージャーさんの必死の訴えだって彼女の人生を考えれば至極真っ当なものである。ただ、いかんせん大人の一方的な物言いなので若者は反抗したくなる部分があるのもわからなくはない。いや、多分悠宇はマネージャーさんの伝えたいことも十全に理解はしてるのだろうが……自分の才を信じて未来を告げてくれる人を優先するか、自分にしか出来なくて今しかない人助けを優先するか。難しいところではある。ただ、悠宇の場合はここでゲームをすっぽかすと同時に瞬のことも手放すことになるので、そこに余計な打算も働かないといえば嘘になるかも。 そして最大の火種となる美桜ちゃん。ぶっちゃけ単体での状況はこれまでとなんら変わってないはずなのだが、瞬のケツに火がついたことで互いにカリカリしちゃって、ついに関係が決定的なものに。いや、美桜ちゃんの方からダイレクトにふっかけに言ったのは事実か……。薄暗がりの中、何とも言えぬ雰囲気で続けられる兄と妹の語らい。作画がヘタリまくっている本作の割にはやたら情感のこもった危うい表情で対話を続ける2人。美桜は自分の足が心因性と診断されていることは知っていたという。その上で「いやいや、根性論でどうにかなるもんとちゃいますねん。自分のことは自分が一番分かってますんで」と主張。まぁ、そうじゃないから心因性なんだろうけど……いわば改めて「リハビリして治す気なんてないぞ」宣言。そして、そんなことを言われると「美桜がこんなに消極的で逃げてんのは俺のせいなんだ……」と脳内ROXに苛まれる瞬も限界。一応、言ってることは瞬の方が理が通っており、「いや、治るって言われてるんだから頼むから頑張れよ」が最終的な主張。それに対して妹サイドは「嫌なものは嫌」なのだから話にならない。その後は水掛け論となり、美桜はついに「お前精神論ばっか持ち出すけどゲームで負けてるじゃん」という禁句を発動。進退極まった瞬からは、「よーし分かった、次の大会で勝ったらリハビリ行け。負けたらもう2度と顔をあわさん」という、およそ兄妹の約束とは思えないドラスティックな提案である。この提案、冷静に考えるとどっちに転んだところで美桜に得がないので飲み込む理由はないのだが、そこは勢い任せの売り言葉に買い言葉。特に拘束力もなかろうが、とにかく瞬は次のSLEEPING OWL戦に全てを賭けることになってしまった。 瞬は負けられない戦い。にもかかわらず悠宇は試合に出られるか怪しい。そんなすれ違いの中で瞬を襲ったのは望姉ェのビンタ。ここで遠慮なく引っ叩けるのは幼馴染のおねーちゃん特権。瞬の溜まった鬱憤がこのビンタで漏れ出し、デトックス効果により見事なまでの包容力を見せつけた望。後ろめたさもある悠宇を突き放してレースは一気に望有利に。この状況を見て、悠宇がますますこのチームに居づらくなってしまったら試合の成立自体がピンチである。でもまぁ、ラストシーンを見た感じでは当日の会場までは行ってるみたいだが……かつてはホモホモしい感じで勧誘してきてたROXがようやく瞬に愛想をつかして反転。本気の敵が牙を剥く。 普通に考えたらもはやFOXONEに有利な要素は何一つなく、ただボコられて終わる未来しか見えないのだが……まぁ、実はここで負けたとて、妹ちゃんとの話は望姉の言う通りに瞬の態度次第でどうにでも誤魔化せるだろうし、これ以上活動できなければ悠宇も実質引退に追い込まれるので実は(借金が返せないどこぞの親父以外は)そこまで切羽詰まった状態になるの人間もいない気がする。まぁ、瞬は負けちゃうと将来の夢が1つ断たれるかもしれないが……別にプロゲーマーを本気で目指すなら、(母親の目もいくらか優しくなってるし)次の機会を待っても構わないと思うんだけどね。その場合は悠宇を解雇して新しい5人目を連れて来る必要があるが……そうだ、いっそのこと美桜ちゃんにゲームを叩き込むってのはどうだろう。車椅子のプロゲーマーくらいいくらでもおるやろ。
どこもかしこもハイカロリーバトル、第23話。このくらいの時期になると、最終回シーズンなのでいろんなアニメでじゃんじゃんリソースをつぎ込んで迫力のあるバトル展開になりがち。こちらの作品もご多分に漏れず、最大火力でのラスボス戦となっております。 もう、色んな勢力が絡みあって何が何だかわからなくなりそうですが、基本的に諸悪の根源は婆さん(&禁書)なので、「それに対してどうヘイトを向けるか」という違いはあるけど、だいたいの面々は徒党を組むことができる。渦中の人物フィロメラについて、最も大きな関わりがあるアルキュオネは、この度ついに役目を終えて恭しく退場していった。ただ、その際に余計な置き土産を残していったのは婆さんもフィロメラも完全に想定外だっただろう。アルキュオネさんは婆さんにも呪いの制御システムを仕込まれていたが、それよりも先にアダムからも秘密の呪いトリガーを設置されていたという。以前エリアスはそのことに気づいていたが……まぁ、悪いもんじゃないってんで放っておいたんだね。アダムさんは有能な魔術師だったのは間違いないのだろうが、娘の子守り役に押し付けていった業があまりにデカすぎるのは「娘を愛していたから」と好意的に解釈すべきなのか、「人造精霊だからって容赦無く酷使しすぎだろ」とドン引きすべきなのか。まぁ、結局はアルキュオネさん本人も満足して逝ってしまったみたいだし、ここで最大級の防衛装置が起動したのはありがたいと見るべきなのだろうな。ただ、アダムの姿形で登場したにも関わらず「アダムじゃないよ」と断言してしまったために婆さんに対するナチュラル防衛ラインとしては機能しなかったけど。「アダムじゃないなら出てくんじゃないよォ!」という婆さんサイドの悲痛な叫びもちょっと共感できてしまうのが辛いところ。こんだけ盛大にやらかして後戻りできない状態で、命より大事な息子の面影が蘇ったら、そりゃ期待しちゃうよね……そんな夢を抱く権利など既になかったとしてもさ。 そうして「フィロメラ護衛軍」は改めてアダムの幻影も加えて若干の強化。そして婆さんが先週までのフィロメラ同様に禁書の力でばけもんに変化してしまったため、ここで再び「魔女」モリガンさんの登場とあいなった。正直この人(この神)のモチベはいまだによく分かってないのだが、ざっくり「自分のテリトリーで意味の分からん神的存在に暴れられるのは気に食わん」という感じでいいんでしょうかね。やろうと思えば単体でも対処できたのか、それともやっぱり本人の言っていた通りに「滅ぼすまでは至らぬ」だったのか。とにかく神VS神のドッカンバトルになったのはこのおばちゃんが乱入してきたからであり、彼女の援軍がなかったら一方的に虐殺されていたのか、それとももっとあっさり片付けられていたのか。ルツがナチュラルに彼女の援護にまわっていたのは、精霊の方がこういう存在には加担しやすいってことなんでしょうかね。 そして犬繋がりでさらに出てきたのが人狼のおかーさん。彼女は婆さんへのヘイトという明確な参戦意思があり、ゾーイのおかげで頭がすっきりしたためにはっきりと反旗を翻した。こうしてみると婆さんは全ての因果が返ってきたせいであまりにも敵対するものが多くなりすぎたな。まぁ、人狼さんは神モードになっちゃった禁書相手には流石に役者不足だったようだが……個人的には久しぶりに川澄&能登の最強大沢事務所コンビが拝めたのでよしとする。なんかもう、最近は「能登麻美子が関わる母子関係」に色々揺さぶられっぱなしだな。 最終的には禁書VSその他大勢軍にエリアスの支援も加わり、最後はフィロメラがバシッと決めるところ。戦隊ヒーローのバズーカ攻撃のごとき陣形で本を構え、ついにフィロメラは自らの手で呪われた運命に決着をつける。背中を任せるのは当然チセ、なんでここまで美味しい役が回ってきたのかよく分からないアイザック、そしてどんだけシリアスパートでも頭をゴツンしてフィロメラに現実を叩き込んでくれる頼れるルーシー。うん、良い仲間を持ったもんだ。 ちなみにゾーイくんは戸外でぶっ倒れたまま。そしてザッケローニ、おめぇちゃんと見てたんか。 新たなしゃまの波動を検知! 第9話。散々取り上げてる作品以外にも「オーバーテイク!」でいい役もらってるし、今期は上田麗奈ファンにとってはかなり当たりのシーズンになっていますね。まぁ、それを超える勢いでどっからでも聞こえてくる日笠ボイスってのもあるんだけどさ。 1週おやすみを挟んだのは、多分純粋にスタミナ切れだろう。こないだのエピソードも作画がだいぶヘタってたし、今回は満を持しての水着回を繰り出し、前半パートでは持ち直しをアピールしていたが、後半パートでやっぱり「水着頑張って描いたんでここからは勘弁してください……」みたいな匂いがあった。まー、昨今はこれよりもずっとずっとずっと酷い作画の作品も山ほどあるし、そこまで気になるもんでもないのだが……せっかくなら100%で走り切ってほしいですね。 そんな状態でお話は次なるフェイズへ。七紅天という国内の権力集団をクリアしたことでご褒美をもらったコマリがお外に出た理由はなんと外交。皇帝も全部わかった上でコマリに大役を任せてるんだろうから趣味がわりーな、とは思うが、今のところサクナの事件もミリセントの事件も一応は解決してるわけで、七紅天の看板に偽りのない結果が残ってるのは事実。皇帝が心底コマリのことを信頼してのことかどうかはよく分からんが、今回だってうまいことやってくれると思って……まぁ、失敗してますけど。それぞれにヘンテコな隣国があり、こちらの帝国(ムルナイトというらしい)も大変である。 Aパートは水着でサクナたちのおっぱいや吸血プレイを満喫しつつ、その流れで(?)ファイルーズボイスのちょっとアホっぽい武将、「月桃姫」ネリカとコンタクト。こちらは自国では「八英将」と呼ばれているらしく……多いな……。7やっつけたら8出てくるあたり、設定を広げられるだけ広げちゃってる思い切りのいいラノベ。まぁ、今回の感じからして隣国の8人なんて特に描く予定もなさそうだが。なにか腹に抱えるものがある様子は見せたが、基本的にはコマリと同程度か、それ以上のバカ。そして戦闘狂。話が通じない武芸者って、考えてみりゃコマリが一番相手にしたくない人種だよな。ちなみにお抱えのメイドはCV日高里菜。なんとこちらでも「ラグナクリムゾン」と同じでトロプリコンビが連携をとっているという。……今回夏の海が舞台だったのももしかして? まぁ、女の子がどんどん増える節操のなさは悪いことでない(?)。ちなみに今回サブタイトルにもなっている「翦劉」というのはネリカの種族名らしいのだが、やたらと画数が多い難しい概念の割にどういう意味なのかはよく分からなかった。てっきり実在する単語なのかと思ったら、どうやら今作の造語であるらしい、「翦」の字は刃物の類を意味し、「劉」は相手を打ち倒す、殺すの意とか。まぁ、あんなキャラになったのもお察しである。 最終的に事故が重なって残念ながら外交は失敗。ほうほうのていで逃げ帰ったコマリを待ち受けるのは、今度は別な国からの使者・カルラ。こちらは「五剣帝」の1人だそうで。多い多い。ただ、どう見てもコマリと同じ口だけヘタレキャラであり、「剣帝」を名乗るには訳者不足の感が否めないのだが……まー、こいつにだってコマリと同じような裏があるかもしれませんからね。話の流れからしてこちらもコマリの与り知らぬところで事故って国交をぶっ壊す展開かと思われたが、最悪の第一印象の割には皇帝が出張ってきて同盟関係自体は一応成立。どう考えても遺恨を残すやり口だが、果たしてこの皇帝はいいやつなのか、悪いやつなのか。そしてアホっぽかったカルラは、果たしていいやつなのか。 そんで窓の外にはうえしゃまボイスの新聞記者が。隣に猫耳であざとい助手まで連れてなんか属性がモリモリ。まー、ぐちゃぐちゃになるだろうね。こないだの特番で中の人たちが「シリアスめになっていく」みたいなこと言ってたけど、この発端でシリアス展開になるのはなんかやるせねぇな……。 流石に依頼人がプリキュアすぎんか? 第8話。全員おばちゃんなのに、今んところほぼ100%でプリキュア声優が出てくるのは偶然とは思えないレベル。来週は新規の依頼人はいないっぽいが、さて、この記録は更新されるのだろうか(ほんとどうでもいいな)。 今週も(作画クオリティは放っておくとして)面白かったですね。ほんとにEテレのおまけアニメが枠拡大した贅沢版だと思えばこれくらいの画でも全然気にならないので、中身がちゃんと教育的で面白かったら無問題だわ。丹羽の大きな問題が解決して今回は久しぶりに1話で1つの依頼を解決する話で、これまでとは全然違うタイプの依頼人、そして納得感のある解決。謎が提示されてみんなして「なんでこんなことになっちゃうんだろうねぇ」って考えてる時の緊迫感とか、手がかりを見つけた時の爽快感とか、ちゃんと謎解きアニメ(医療アニメ?)として刺激があるのよ。前から「ご家庭の犬の問題でそんなに話作れないだろ……」と思いながら見てたんだけど、この調子だったら面白そうな「しつけエピソード」がもっと出てくるのかもしれん。 今回の角田さん宅の2頭の犬の問題については、あえていうなら「すごく漫画的でちょっと嘘くさい」というレベルまできているお話。「先住民だったちっちゃい犬が実は後輩のでかい犬に秘密裏に指令を出していた」って、「いやいや、流石にそんな陰謀論めいた話を犬がやるわけないやんwww」っていう気持ちもあるのだが、何回も書いてる通りに私は犬について何も知らない身なので、「いや、でももしかしたらそういうこともあるのか……」とも思える絶妙なレベル。ほんで実際にこんだけの内容を漫画(アニメ)で描いてるってことは、作者さんだって責任を持って描いてるはずなので、実際の取材に基づいた内容なのだろう。まぁ、ここまで露骨かどうかは分からないが、おそらく「実際の事例」として似たようなことがあったはずなのだ。そう考えると、やっぱりますます「犬ってすげぇなぁ」と思ってしまうのである。 実は昔から「多頭飼いってすげぇ大変そうだよなぁ」とは思っていた。興味の対象としてはYouTube動画とかで見る「犬と猫がおんなじおうちで」みたいな「多種飼い」の方をよく見ちゃうけど、多頭飼いも似たような問題があるはず。一応私も遥か昔に実家で犬猫を同時に飼ってはいたが、犬は完全に外、猫は屋内という棲み分けだったのでほぼコンタクトがない状態で「多種・多頭飼い」はあんまりイメージできない。動画サイトとかで仲良くしている映像を見るとめっちゃ癒されるのと同時に、「全く違う見た目、違うサイズの連中が、よくもまぁこうやって共存の道を歩めたものだ」と感心するのである。小さい頃から飼ってたら自然とそうなるのか、とも思っていたが、今回のお話を見る限りでは、やっぱりそれなりのリスクは抱えてるってことだよね。「喧嘩して全然慣れてくれない」とかいうわかりやすい問題より、今回みたいな方が根深いし専門家の目が必要になるだけ特に難しいね。 丹羽と佐村が事実に気づいたところはお話的にちゃっちゃと処理された部分だが、そこから丹羽が提示する解決案も、きちんと芯が通って「犬との共存」をクレバーにとらえたものになっている。最後に佐村がナレーションで付け加えてくれていた「可愛いお人形から本当の犬の姿へ」というのが実に象徴的なフレーズで、「どこまでいっても犬は犬、人じゃないんだから押し付けず、かと言って甘やかさずに出来る教育を責任もって施せ」という姿勢は先週まで見せてくれた「丹羽イズム」をきちんと体現してくれている。改めて、今後の人生の参考にさせてもらおう。……まぁ、犬も猫も飼う予定ないけど…………室内でコーギーと猫が飼いたいです。猫の種類はマジでなんでも良いですが、割とオーソドックスな見た目の子の方が好みです。和猫ならキジトラ・茶トラあたりがタイプです!(誰に何を訴えたいんだろう)(ほんで犬のアニメや) 今週のシリガルマティア様も可愛かった、第11話。もう、マジでただの可愛い女の子になったなぁ……時操魔法を失ったことで血主としての尊厳も奪われてしまったのではないかと不安視していたのだが、ネビュリムやカムイさん以外の面々もみんな、彼女を全力で支えようとしてくれている。ダイナミック武人スタイルのタラテクトラさんもおっしゃっていたが、一度尊厳を奪われて最後に縋るべきたった1つの生きる意味、みんな手放す気はないのだろう。それだけに理屈抜きでつながっている素敵なチーム。ほんと、早くこの世界は人間が滅びれば良いのに。 っていう視点で見てると色々と倒錯してしまうので、きちんと人間サイドの良さも追っていこう。なお、今回テロップが表示されたことによって今まで「銀気姫」だと思っていたスターリアが正確には「銀器姫」だということが判明した。これまでの表記が誤っていたことを正式に謝罪いたします(訂正はしない)。主人公が「銀気」の戦士で、ヒロインが「銀器」の姫。まぁ、良いカップリングなのかもしれません。いや、この2人がカップルになるとはとても思えないけど……前回時点で「ラグナが兵団の連中を見て『レオより強いかも』って言っちゃうのが寂しい」みたいな話をしたが、ラグナは何を見ても全部「レオと同じくらい強い」「レオくらいの年齢かな」とか全部基準がレオだったので、これはもうそういう愛情だと思ってむしろ喜ぶことにしました。そのうち「レオくらいの柔らかさかな」とか「レオみたいな匂いだ」とか言い出すかもしれません。 銀器姫のキャラを強烈さ、素敵さについてはこれまで散々触れてきたが、その部下どもも全部いいタマ。戦士チームの脳筋ぶりや理屈抜きの姫への信頼も素敵だし、魔術師チームが単なるクソオタクでしかないあたりもかえって愉快。この世界の魔法も「竜が生み出した方法論の後追い」ということで、どこぞの世界のゾルトラークに近いものがあります。ただ、あっちの世界は人間も次々にオリジナルの魔法を生み出して雑多な魔法書を集めて回るマニアのエルフなんかが爆誕してるわけだが、こっちの世界はトレースに手一杯でまだまだ魔法についての技術革新は進んでいない様子。研究者たちに頑張ってもらう他ないのだが、連勤とキツすぎる納期に全員がヘタっているブラック企業。姫というカリスマ社長の力だけで、この状況を乗り越えることができるだろうか。なんか、よりにもよってそのカリスマにヒビが入るような事態になっている気もするが……。 そして今回ピックアップされたのはヘンテコな血筋を持った双子ガンナー。単なる軽い連中かと思ったら存外へヴィーな生い立ちと設定が明かされ、スライム先輩じゃなくても冷や汗モノ。スライム先輩がけつあな確定してしまったわけだが、こんなことを幼い女の子たちに言わせてる時点でこの作品って(略)。スライム先輩の中の人、けつあな広げるキャラ多くないっすか(某脱獄主人公を思い出しながら)。 そうして人類側が和気藹々と(??)戦争&逃走の準備を整える中、竜サイドも確実に結束を確認して作戦をまとめている。いつの間にやら半分に減ってしまったらしい上位竜の皆さん。ぶっちゃけ俺目線だと「そんなにいなくなったの!?」と驚きだが、最初に瞬殺された子安やデブも上位竜なのか。まぁ、下の方から順当に狩られた結果、実力もキャラも強めの連中が残り、そのアットホームな雰囲気にアルテマティア様も一安心。スパダリポジションのカムイを筆頭に、みんなのおかーさん、ファッションオネエのオルトゾラさん、「オデ、ツヨイ」くらいしか言わないような外見してるのにめちゃめちゃクレバーなタラテクトラさん、姫様の全般を支えてくれる爺や役の固定砲台ボルギウスさん、そして僕らの主人公ネビュリムさん。もう、これで麦わらの一味に引けを取らない最強チームである。負けるな血主様! 頑張れトラウマティア! キョドってる様子も全部可愛いぞ!
悠宇のマネージャーさんが戸松ってのは何かしらの含みを感じるよね、第10話。いや、別に含んでないだろうけども……ほら、中の人の繋がり的に、なんか。今回ようやく作中で「雨」に意味が生まれ(前回もだいぶ降ってたが)、もしかしたらミュージック「レイン」にも関係があるかもしれませんよ。ごめん、嘘。 というわけで2週連続で雨が降ったアニメだが、実のところ先週までと比べると何かが進んだように見えて何も進んでないお話。まぁ、それだけどの局面も容易に選択できない岐路に立たされているという事実が浮き彫りになるわけだが。まず、時野谷家のゴタゴタについては完全に保留。瞬が美桜の苦しみを理解し、ROXの余計な口出しのせいでその問題の原因が自分にもあることを認識してしまったため、なんとかしたいのに何も言えないというヘタレ状態に突入。おかげで妹ちゃんも何も言わないけど、それを強く咎める人間がおらずに完全に宙ぶらりん。一応、ママさんがわざわざ店まで出向いてお礼をいったことで正式に「FOX ONEからのカンパ」が受け入れられた形にはなったが……正式になんらかの書類を交わしたわけでもなく、マジのマジで口約束での金の受け渡し。お母ちゃんがこれに飛び付いちゃったのは良いのか悪いのか……まぁ、幸いなことに渡してる側に1ミリも悪意はないので、ここから金銭トラブルに発展する可能性はないだろうけども。もし、美桜の症状が完全に心因性のものであることが判明し、わざわざ入院せずともリハビリが可能になったらお金が不要になる可能性もあるしね。現状で一番の問題は、ママンも金を受け取ったことで正式に瞬のゲーマーとしての活動を認めた形になり、ますます瞬が家にいる時間が短くなり、妹ちゃんのフラストレーションが溜まっていることだろう。瞬の方も、なんだかんだであんまり顔合わせたくないだろうしなぁ……。 そして今回最も動いたのは悠宇をめぐる環境。まぁ、いつかはこうなる気はしていたわけだが、ついにマネージャーさんにバレてしまったため、歪な二足のわらじは存続危機。元々二足のわらじというよりも下駄と長靴みたいなチグハグな状態だったわけで、そりゃ芸能事務所のマネージャーさんに嗜められるのは致し方ないところ。ただ、マネージャーさんは悠宇のこれまでの活動にも寄り添ってくれていたようで、今回のことだって「なんで相談してくれなかったの」と言っていたことから、話せばわかる人かと思ったのだが……案外あっさりと強行手段に出てきちゃったな。まぁ、悠宇もそんなマネージャーさんの言いたいことは痛いほど分かっているようなので、どれだけ外圧をかけられようとも最終的には悠宇の決断次第ではあるのだが……今回突きつけられた問題は、なんと雨天中止という割と適当な理由でうやむやに。もちろん、彼女の問題は何一つ解決してないし、今後もFOX ONEでの活動を続けていけば、ますます世間的な注目を集めて身バレのリスクは高まるだろう。せめてあんなキャラで女優として売り出してなければ、バレても問題が大きくならなかったかもしれないのだが……まぁ、世の中にはゲーム配信から男がバレて云々する人とかもいっぱいいるからなぁ。絶対瞬のことは槍玉にあがるよなぁ。 というわけで、今回一番怖かったのは完全潜伏を選んでじっと見てるだけの望姉ェでした。どうなんだろ。彼女の決断が最終局面での成否を分けそうな気もしてきたな。
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プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧 |