最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
とっとと爆発、第10話。延々こんな展開見せられ続けるだけのアニメ、単なる地獄じゃないですか。 まー、ラブコメってそういうもんか。お互いに何を遠慮することもない2人。1つ屋根の下で仲睦まじくやってんだから、そりゃ嫌でも距離が縮んで何かに収束しそうなもんだし、共通の友人が出来てより刺激が増えたり、外付けくっつけ装置の妹さんがフル回転したら、そりゃもう結果を出さないわけにもいかず。こんだけお膳立てが整っているにもかかわらず事態が大きく動かないのは、ひとえにユキさんがユキさんだからというだけの話である。 また、今回改めてヒトヨシ側からユキをどう思っているかという部分についても詳しく言及されており、曰く「身体は大人、頭脳は赤ちゃんの相手に何していいものやら」。ヒトヨシが単なるヘタレ難聴主人公じゃないことがわかって一安心ですね。いっぱしにヒトヨシの方から意識しちゃってはいるのだが、惚れたの腫れたの言う以前に、そもそもユキの方でそういう準備が全く出来てないというか、そういう概念すら何もなさそうな相手。そんな実情が分かってしまうと、妹が主張するように「もういけるとこまで行っちまえよ」と言う考え方もどこか犯罪臭がするというか、相手の無知を利用して何か悪いことしてるみたいというか。いや、別にそれもこれもユキの心持ち次第なのだし、ヒトヨシがアプローチかけた結果がどうなろうがあくまで1対1の人間関係なのだから悪いことなどないはずなのだが……そう簡単に割り切れるもんでないというのも理解できる。それがヒトヨシという男なのだ。まぁ、優しさとか思慮深さというよりは、やっぱ「臆病さ」の方に見えてしまうのは致し方ないのだが。 でもさ、やっぱあの雪だるまの造形を見たり、イカと大根を間違って買ってくるような事実を知ってしまっていると、まともな1人の女性として扱うことに抵抗があるのも理解できるじゃん。その辺りの「まだまだユキは平穏な世界でゆっくりといろんなことを経験してほしい」という親心が芽生えてしまったら、それを対等な恋愛感情に落とし込むのはむずかしかろう。妹ちゃんがやきもきするのは分かるが、この2人の関係にはもうちょっと時間は必要だ。こたつプレイで愛を育め。 ただ、もちろんそれだけの時間が無条件で与えられるかどうかはまだ分からない。気になるユキの妹の存在もあるし、ヒトヨシはヒトヨシで父親との関係性にいまだに何かを抱えている。まぁ、妹ちゃんの反応を見る限り、命に関わったり、人生観を捻じ曲げられたりするようなインシデントではないと思うのだが……ユキとヒトヨシ、それぞれに残す家族の問題が1つずつ、みたいな認識ですかね。もう1人の家族であるあげもち太郎には問題がなさすぎるので、トータルで幸せ寄りのご家庭です。あのフォルムだから犬種すらよく分からんのだが、少なくとも雪は喜んじゃうタイプではあるようだな……。 PR 変なゲームだよな(今更)、第10話。これ、参加してるプレイヤーの情報格差がどれくらいあるんだろう。マシンガンの話にしろドローンの話にしろ、実装してるアイテム類をプレイヤーが全然知らないのはどういうことなんだよ。攻略サイトとかないんか(ないんやろな)。 考えられる仕様としては、おそらく既存のゲーム群とはそもそも情報容量が桁違いなので、どれだけプレイヤーたちが集合知を持ち寄ろうともその全容の集積に限界があるという可能性。とにかくどんどん新しいアイテムや概念が導入されて「とりあえず試してみないと分からん」みたいな状態が無限に続くようなとんでもねぇアプデ頻度だった場合は、今回みたいな展開が起こりうる。まぁ、現代の技術水準で考えるとそんだけの開発と維持にどれだけ膨大なコストがかかるんだって話だが。無限に広がり続けるゲーム世界を作るシステムとか、考えてみるのも面白そう。まぁ、「現実」とはまさにそうした「攻略サイトのないクソゲー」なわけで、仮想空間内に現実を落とし込んだと考えればGGOは素晴らしいゲームである(SAO世界では現実を上回る理不尽な死者が大量に出てるわけでな)。 とにかく、そんな無茶な仕様とアプデと新規格に戦いを挑まなきゃいけなくなったレンちゃん御一行。敵は運営側かと思われたが、なんと最初に襲いかかったのはご存知マシンガン馬鹿軍団。こいつらほんと人生が楽しそうで羨ましい。稀少品のマシンガンに我先に飛びついちゃうとことか、ほんとに心底マシンガンを愛しているが故のああいうプレイスタイルなんだろうなー、というのは伝わってくるし、多分原作者のマインドに一番近いのがこの連中なのだろう(もしくはフカかもしれん)。好き放題ぶっ放したが、ピトさん他1名の命を(インスタントに)賭した作戦であっけなく排除される。今回の顛末を見る限り、もはやピトさんの命を差し出すまでもない程度の相手にも見えたのだが……3カウントの命は大事に使おうな。現状、シンクもレンちゃんたちも1ミスは結構重ねてしまっているため、残機をフルで維持してるのはエムとフカの2名だけ。鈍足コンビはリスポーンから戻ってくるのが大変そうなのでもうちょい戦況が煮詰まってから死ぬことになるんだろうね。 さらに、とりあえず斥候任務なら任せておけ、なレンちゃんが敵拠点へ突っ込むも、雑に充実しすぎた火力を相手にあっけなく落命。もうちょい注意深く行ってみてもよかった気はするが、最初は仕様の確認のためにも誰かが突っ込む必要はあったのだろう。遠距離の対物ライフルとか割と無茶なもんを使われているため、大した人数じゃないとはいえ、籠城している相手を攻めるのはなかなかの難行のようだ。百戦錬磨のはずのMMTMですら不注意極まりない殺され方してるし、やはり運営の考えた3ライフ前提のバランス調整はちょうどよかったということだろう。ただ、唯一気になるとしたら「最近実装された」というドローンの存在かな。あんだけ高性能な索敵システム、普通に考えたらバランスブレイカーな気がするのだが……普段のGGOはここまでじっくり腰を据えた戦いは想定してないから意外と役に立たない、とかなのかな。「一昔前の性能」って言ってたくせに、ちゃんと上空からの映像でユニット表示されるのずるくね? 他のチームもさっさと大枚叩いて買いにいくがいい。まぁ、ピトさん(世紀の歌姫)の収入だからこそ出来たことなのかもしれんが。 この調子だと、敵勢力が誰も知らない新兵器を持ってたとしてもおかしくないし、仕様上それも認められてしまうのだが……どこまで警戒して進軍すればいいんだろう。その辺の匙加減は、もうエムを信用するしかないな。フカは多分役に立たんしな。 突然触れるよ! 第22話。これまでまったく言及してこなかった作品に突然触れると何事かと思われるかもしれませんが、まぁ、最終回近いのでね。番組感想だけでは触れられない部分もあるかもしれないからちょっと見ておきましょう。 いやぁ、いうておっちゃんも単純な人間なので、最終回間近のアツい展開はやっぱり盛り上がっちゃうってだけの話なんですよ。特に今作は2期目に入ってガラッと様子が変わった作品で、1期をてきとーに見てた身からするとあんまり適当に触るのもなぁ、と思って見てたわけなんだけど、やっぱ「1期主人公の帰還」シーンはどこをどういじっても激アツなわけですよ。しかもゴローへのタッチはここまでほんとにラルとアキツの2人が情感たっぷりにいろんなとこで匂わせてた部分でもあるし、あんな適当な1期目だったってのに「ようやく戻ってきやがった!」みたいな達成感がちゃんとあるしね。まぁ、クソダサ謎サスペンダーのせいで絵柄はやっぱおかしいんだけど。 一応後付けみたいにしてここまでの流れについて振り返っておくと、壮大な世界系になっちゃった展開は痛し痒しみたいなところはあったが、元々1期時点で「こんな無茶苦茶な能力ばっかでよくも能力バトルなんか描こうとしたな。成立するわけないやんけ」というのが不満だったので、「まぁ、神選びバトルなんて正直どうでもいいんですよ。それより世界のぶっ壊れ方を見て」という2期のコンセプトの方がしっくりくるに決まっている。というか、最初からこれを目して話を進めてたわけで、1期がどこか歪に見えたのは当然の話である(まぁ、そこをいかに歪に見せないかで頑張るのが脚本の仕事だろ、とは思うが)。いわば誰にも伝わらない形で例えるなら(だからなんでだ)「逆・舞-HiME」みたいな状態で、「世界を救う話かと思ったらタイマンバトルを強制されました」が舞-HiMEだったのに対し、こちらは「タイマンバトルやれって言われてたけど、そんなんどうでもよくて世界のありようをなんとかしろと言われました」という流れなわけだ。この転換は、ある程度お話のフックとして機能していると思う。 ちなみに久野神については、割と早い段階からバレバレだったわけですが、その理由が「久野ちゃんボイスはボイチェン通しても丸わかりだから」という救いようのない理由である。まぁ、制作側もそんなに本気で隠すつもりもなかったのだろうが……結果的に世にも珍しい何例目かの「ラスボス久野ちゃん」が実現し、そのあまりに擦れっからした神様キャラはなかなかに酷くて愉快である。 ラスボス打倒のため、これまで共闘してきた仲間たちがそれぞれの能力を結集して生み出した起死回生の一手。これで盛り上がらなきゃ嘘な展開だし、最後に風呂敷の畳み方さえ間違わなければ「意外にいい作品」ってことで落とし前つけらるぞ! がんばれ! 中編あるんかい! 第9話。このまま「後編の上」とか始まったらどうしよう。まぁ、アニメの尺的にはもうまとめに入りそうなタイミングだけど。 なんかもう、なろうワールドかと思うくらいにバトルがわやくちゃに。一応は私が大好きな「三局の戦い」の形にはなっているのだが、3つのバトルのウェイトも激しさもだいぶ異なっており、その中心にいるのは当然霧島。プロポーズを兼ねた大胆発言があったことでよっぽど大した作戦でもあるのかと思っていたが、実際には「人混みと暗闇に紛れて夜襲」というとんでもねぇゲリラ戦法。これをなんの躊躇いもなく選べるあたりがヤクザもの……いや、ヤクザでもそんな戦い方しねぇだろ。ヤクザならむしろやらねぇだろ。こいつ、どこでどんだけの格闘技をマスターしたんだろう。今時、人吉善吉でもこんな暗殺術じみた技術習得してないと思うぞ。しかもあんだけの人混みで気づかれずに複数人を無力化していくとか……マジでなろう主人公級のチートパワーを発揮してくれている。まぁ、この世界における霧島ってのはこれでいいんだろうなぁ。 しかし、そんな霧島にもついに肩を並べる強敵が登場(まぁ、武力だけなら翔真もいいとこまでいくのかもしれんが)。CV神谷の分かりやすい「めんどくさいやつ」、それが周防薊(アザミ)という謎の男。「謎の男」っていうくくりは形だけの場合も多いのだが、こいつの場合はほんとになんも分からん。出自もバックグラウンドも目的も、何一つ分からない状態で裏から小津たちチンピラ集団を全部コントロールしていた様子。その配下1には佐藤せつじボイスの天パも含まれてるようだが、どうやら日本全土規模でのヤクザの何かしらの抗争が関わってくるらしい。天パ曰く「霧島も一枚噛んでる」とのことなので、多分霧島が過去に何かしら余計なことをしてくれているんだろう。霧島が言ってた「心当たりがありすぎて」は多分そのまま真理なはず。さて、日本のヤクザはどれくらいでかい仕事をやり遂げたいのでしょうか。 霧島VS薊は時間切れでの痛み分けで終わったので、せっかくだから他の2局の戦いも見ておくと、今回一番愉快だったのはやっぱり吉乃さんVSチンピラAの対決じゃないでしょうか。吉乃さんは肝っ玉こそごんぶとだが、残念ながら戦闘力では男のヤクザに敵うものではない。ただ、追い詰められたタイミングで物おじせずに顔を出して啖呵切れる度胸と、停電の一瞬の隙をついて躊躇なく棍棒での一撃を見舞う豪胆さ、そしてピンチになったら小手先芸で逃げおおせるだけの機転と瞬発力もある。これまでの人生で修羅場をくぐってきたわけでもないだろうに、いざという時にすぐにこれができるのはやはりただものではない。そりゃ霧島さんだって「あんな女どこにでもいるわけねぇだろうが」と太鼓判なのもやむなし。ラストカットでの霧島とのツーショットも最高の絵面で、まるでギアスみたいに目が煌々と光ってんの格好いいよね。 そして規模こそちっちゃかったがこれはこれで必死だったのが翔真さんVS天パという「お互いよく分かんないけどノリで殴り合わなきゃいけなくなっちゃった」組の試合。どうやら最終的には天パの方に分があったようだが、こちらも中止命令で水入り。天パさん、悪い奴なのは間違いないだろうがどっか憎めないキャラなのずるい。髪型への言及さえ気をつければ、案外親切なのかもしれんぞ。まぁ、翔真からしたらあんなもん侮辱以外の何ものでもなかろうが。 次回が「後編」だろうから一旦大阪の夜は幕引きになるのかな? もう、次の「でけぇ話」が気になってしょうがないんだが。 オープニングが終わったと思ったらオープニングが始まった、第9話。今週もだいぶカオス度高めでいい感じですね。オープニング重ねネタ、ふつうこういうことする時って無駄に力の入った「架空のオープニング」にしそうなものなのに、わざわざ出してきたのがクソクオリティなのがかえっておかしい。そりゃタイトルだって変更したくなる(するな)。 今回は「カッコよくなりたい」というコタローの妄想が暴走して多方面にやらかしまくるという変なオムニバスみたいな話。おかげでぷにるもいつも通りに傍若無人だが、負けじとコタロー自身も無茶苦茶やってくれるおかげでダブルボケツッコミみたいになって非常にテンポが良い。ぷにる、あんな性格なのにツッコミは割と真面目なんだよな……周りの環境によりによってぷにる以上のイカれた連中しかいないのが悪い。特に雲母先輩。 冒頭、ヘアワックスのお話ではついにエンディングで指揮をとってくれていた謎のDJ風ぷにる、「カッコかわいいぼく」が登場。その次に出てきた「ドラゴン娘のかわいいぼく」も加えて、エンディングに登場する気になるフォームはこれでだいたい登場したかな? ドラゴンっ子はコタローの好みにはマッチしなかったけどあれはあれで可愛いんだよな。ぷにるは独自路線を突っ走ってる割に、きちっとニーズに合わせたナイスな姿を維持できるのが偉い。 ワックスの話題はあまり長続きせず、そこから南波を通して「ドラゴンのかっこよさ」を探るも当然そんなものは女子の心に1ミリも刺さらないので自滅。家庭科のエプロンのドラゴンってネットなんかではよく見る「あるあるネタ」っぽいけど、少なくともおっちゃんが子供だった頃にはなかったからちょっと羨ましい(?)。あれかな、家庭科のお裁縫セットのパッケージとかならもうちょい似たようなニュアンスはあった気がするけど。俺、確かサンリオキャラかなんかのやつ選んでたはずだからマインドとしてはどっちかというとコタローよりの少年だったんだよなぁ……。そういえばコタローのあれこれを評してくれる謎のクラスメイトギャル2人はいったい何者だったんでしょうか。前からいたっけ? このクラスの女子、モブっぽいのにやたら存在感あるよな。CVも伊藤彩沙&稲垣好と無駄に力が入ってるし。コタロー、あの2人のギャルっぽい子の好感度が上がったんだから最終的にお前の勝ちやぞ。 ドラゴン作戦が失敗した後は実に短絡的なバンド作戦にスイッチ。あれだけの短い話をわざわざサブタイトルにつけた意味もわからんが、まぁ、冒頭のオープニングが一応の伏線になっていたことを考えると、スタッフの中ではバンド話はもっとみてほしい対象だったということなのだろうか。あまりに音源がシュールすぎて笑っちゃったし、個人的にはぷにるの「焼売の醤油差しみたいなフォルム」って表現があまりに絶妙すぎて草だったわ。特定の一社の醤油差しやないか。ぷにるって(本人の意思次第だが)無機物への変身も一応は可能なので今後の展開的にも無限の可能性があるよな。 最後はあまりに猟奇的なコタローの思いつきから「コタローとずっと一緒にいるのはぼくですよ」というぷにるのプチマウントなどもありつつ、それを上回る猟奇性を持つ雲母先輩で締め。ほんと、バーサークモードの雲母先輩はいい声出すんだよなぁ。プリキュア声優とは思えないくらいに。最終的にはコタローが吹っ切れれいい話風にまとめてみたり、どっから楽しさが飛んでくるか予想がつかないのがとても良いアニメです。 今日のおすすめポイント:ちゃんと太鼓が上手いホネちゃん。 冒頭の金髪ツインテちゃんを見て「沢近みたいなキャラ出てきたな……」って思った俺の時代感覚、第8話。別に沢近とかそんなに好きなキャラでもなかったんだが……アップデートされてねぇなぁ……。 なんか、なろう作品みたいな展開になった。なろうじゃなくても「第2部」的な展開で学園に行くという流れはなぜか割と定型化しており、最近の作品でも「無職転生」がそのまんまだったし、「魔法使いの嫁」もがっつり「学園編」だった。修行パートみたいなものだと思えば鬼滅だって近いと言えなくもない。転校(入学)した主人公が周りの学生たちに自分のチートを見せつけるのが通過儀礼であり、そこまで「なろう的な部分に特化していない」と思われていた今作においても、待望の(??)魔力計測装置(破壊がデフォ)が登場。やってることは完全になろうです魔王様。まぁ、何をするにしても人徳が大事なので、これまで徳を積んできたベル様であれば、いかにもななろうムーブを振り回してもギリセーフということにしておこう。一応、隣でヤキモキしてる高橋が可愛いことが大きな安全弁として機能しているのは考慮する必要があるが。転校時点で女の子2人侍らせてる主人公、強いな。 さて、問題はなぜわざわざベルさんが若造り(?)して学校に潜入したかという動機の部分なのだが、それは学園の地下に眠っている何かしらの記録物が目的。そしてその遺物を追い求めている理由は、かつて自分の直属の配下だった生き残りの不死を探すため。そしてそこから先については直接の言及はしていなかったが、一応はこの世界の支配のためであるはず。ただ、現状ベルトール様がややこしいのは魔王的お約束で「世界征服」は望んでいるのかもしれないが、別に私利私欲のためにこの世界を好き勝手してやろうと考えてるわけでもないだろうし、マラキュスからパスされた新宿市は致命的なエネルギー問題を抱えていて不死炉に代わる何かを見つけない限りはいつか滅んでしまうという。むしろこの場合のベルさんは悪巧みしてる悪役というより、なんとか滅びゆく新宿を救う方法を探して求めている「勇者」ポジションの方が近いと言えるのかもしれない。まぁ、かつての部下を見つけたからって問題解決のきっかけがあるのかどうかは分からんけど。 そうして妙な潜入プレイみたいな状態になってちょっと浮かれているのは日本文化をいろいろなオタクメディアから学んだ魔王様と、魔王様の学生としての晴れ姿を楽しめるマキナちゃんだけ。先の一件ですっかり両思いになった感があるこの主君と部下であるが、マキナは多少横柄な態度で接しても怒られないもんで、かつてのようにただ恐縮しているだけではなく、割といろんなことでベルさんに口出しできるようなったし、流行りのギャグを飛ばせる程度には所帯染みてきた(ほんとに流行ってんのか?)。そしてそんなどっかズレてる2人に挟まれて気苦労が多い高橋。やっぱ今作の主人公は高橋なんじゃないか疑惑がある。スーパーハカーとして優れているのは言わずもがなだが、その後の潜入ミッションは1人で難しい局面にチャレンジしようと必死になっており、その頑張りが結実した部分が半分、肩透かしだったのが半分くらいか。「ベルはコントロールできない」はまだ分かるがその次に「マキナは役に立たない」でばっさり切り捨ててんん草。まー、コンピューター関係はね。500歳越えのおばあちゃんに扱いづらいのはしょうがないからね。でもマキナには「可愛い」という最大の武器があるから大丈夫。ちゃんと魔王様と2人で話する時には今まで通り「かしずく」形で接してるのに、ベルさんが気ぃ使って専用のクッション用意してくれてるからちょっとだけ頭が高くなってんの可愛い。 流石に今作では出てこないかと思っていた日笠が日本語の怪しい担任役で登場してさらに参加作品数を伸ばし、どこかとぼけた味わいの学園長にはひーちゃんがエントリーして急に学内がafterglowじみてきた。秋葉原の夕焼けも綺麗ですね。 これの舞台って1年半後の2026年だったのか……第9話。流石にもうちょい未来だと思ってたんだけど、我々はすでにSAOの痛ましい事件を経験した後の時代の人間なのだね。まぁ、ドラえもんと違ってナーヴギアはギリ近未来で達成可能と言えなくもない……か? それにしたって2022年ってのは攻めすぎだと思うのだが、10年ちょいで達成できるって読みだったのか。まぁ、すでに人類はアトムも開発してるはずですしね。人間の想像力よりも、人間の進歩はちょっと遅い。でもこんだけ激動なんだからたまったもんじゃないですが。 などと現実世界を憂いてみたが、今回は普段のゲームの世界を飛び出して「現実」で「外の人」たちの描写が多いのが嬉しい新たなスタート。特にシンクのロリ(女子高生)グループが全員登場してキャラが見えたのはとても嬉しい。この子ら、キャストが恐ろしく豪華なので今の時代には貴重な集合シーンなのよね。まぁ、アマゾネスとロリの二面作戦ができるキャストを集めた結果がこれなんだろうけど、その中に森永千才が混ざってるのはセンスあるわ。 女子高生たちがよってたかってレンちゃんをせっつくのは「お前強いんだからもっと自信を持ってGGOをプレイしやがれ」ということ。当のレンちゃんは「ある程度目標達成できちゃったし、もうGGOにこだわる必要もないんだけど」ってんでモチベ下がり気味で、元々あんまり前に出る性格じゃないこともあってどうにも若者たちと熱量に差がある。そこをなんとか再燃させようと子供達が躍起になっている様子。まぁ、そうまで言われて悪い気もしないんだろうけど、身に合わぬ評価に戸惑うレンちゃんは、最終的にはフカに丸め込まれて戦場に担ぎ出されることになるのである。結局全てはフカが握ってんだよな。まぁ、彼女が彼氏(仮)という尊い生贄を差し出してまでレンちゃんを戦場に引き戻してくれたのだ。その友達の働きぶりには感謝しないとな。まぁ、戦場に出たら出たで一切ありがたみは感じられないクソチームメイトでしかないんだけどな。 前回の試合であんだけの大惨事を巻き起こしたというのに、未だゲームの中ではピトとチームを組まされているレンちゃん。まぁ、放っておいて敵対されるよりは行動を共にしてた方が被害が少ないという打算もあるのだろうが、その結果が手足切断バトルだったことは忘れてはいけない。今回はもはやルール上もフレンドリーファイアを禁止する要素がなくなり、また終盤にとち狂ったピトがやらかす未来が見えるような、そうでもないような。運営側が設定した敵がそれどころじゃないくらいに強ければようやくほんとの意味でチームとして共闘できる可能性もあるのだが……そこに含みを持たせたルール設定にしちゃったからなぁ。相変わらず運営が適当なのが全ての元凶な気もするが、さて、どうなることやら。 今回は戦闘シーンこそ少なかったものの、最後の方でパララと撃たれて慌てふためくレンちゃんのカットとか、作画が良好で可愛いシーンも多かった。多分今作で一番観たいのはこういう要素なんだよなぁ。 順逆自在の術! 第9話! 技をかけられたと思った次の瞬間、かけられているのはテメェの方だ! ジャパニーズトラディショナル忍者は、ナチュラルにあの技が使えるんでしょうかね。どういう仕組みなのか分からないのはデフォ。でもブロッケンJr.なら見よう見まねでやろうと思えば案外できるし、完璧超人ならその速さで割とあっさり返せる(体躯鸚鵡返し!)。 というわけで、謎の忍者ちゃんとの交流回。てっきり先週からの展開でシリアスによるのかと思ったら、生徒会長のトンチキキャラのおかげでそんな方向には向かわず、学園祭(?)らしいドタバタなお話となった。この学校、色々と謎な部分が多く、文化祭と体育祭をまとめて処理してしまうらしいし、体育祭に該当する今回のイベントもなんと競技一本で生徒会長とのタイマンのみ。もしかしたらこれ以外に体育祭も用意されてるんかな。さらにこのイベントは地元の一大行事として扱われているらしく、なぜか知らないがテレビまで入るという念の入れよう。どう考えてもあんなイベントが一般のお茶の間に流されて盛り上がるとは思えいないのだが……地元のケーブルテレビとかなんでしょうかね。ほな、あんまり顔バレの心配しなくてもよかったじゃん。せいぜいろこどるレベルですよ。 まぁ、そんな訳のわからないイベントを通じてユキと仲良くなろうとしてきた忍者っ子、日陰ナカちゃんが今回の主役。引っ込み思案な性格は押しが強すぎる兄の影響が大きいようで、自己肯定感が低く、そのオーバースペックの割には常にオドオドしている。それでいて勇気を出すべきときは出せる性格でもあるようで、ユキと友達になるための頑張り、そして兄を超えてイベントで勝つための頑張りなど、各方面に自己を脱却しようという意識が見て取れる。ユキさんもこれだけ熱心に気持ちをむけてもらえたら、そりゃ同性の友達第1号という栄誉に与るのもやぶさかではないだろう。多分この感じからして、お互いに「友達第1号」なのよね。変な連中は変な連中どうしで繋がるものですので、チートキャラどうし今後とも仲良くやってほしいもんである。 現時点ではそんな日陰の家がユキの裏稼業関係と繋がっている様子はなく、顔バレさえ防げれば今回の一件からユキの何かが漏れてしまう心配もなさそうなのだが、気がかりなのはイベントを解説者席で見ていた早見沙織キャラである。こいつ……誰だ? 今まで出てきたっけ? 突然変なとこに座ってさも前からいたかのようにコメントしてたんだけど、なんかよく分からないキャラが新たに追加された。そして日陰家が違った今、今度は殺し屋業界とつながりそうなのはこの辺になるわけで……揉め事に関係しそうなのは相変わらず女性ばっかやなぁ。まぁ、そう言う作品だからね、しょうがないね。……今回あげもち太郎出てきてねぇじゃん! 登場人物全員悪人、第8話。全然関係ないけどこんなにしっくりくるキャッチコピーもないやろ。チンピラをクズが牛耳って、そのクズを外道が仕切り、外道を極道がシメて極道も畜生の手の中。もう何が何やら。 みんなして自分勝手に動きすぎるもんだから相変わらず全体像はさっぱり見えてこない。霧島はこの中ではだいぶ綿密に計画してから動いてくれる良い子なので彼の周りの動向は色々と想定できそうなのだが、残念ながら今回は敵側の小津とやらが汐田菜緒をうまいこと使って出し抜こうとしたのが発端。霧島がどこまでその手管に引っかかったかもよくわかってないのだが、してやられる前に吉乃というおもしれー女が動き出してしまったために双方がてんやわんや。そんで霧島もそんな吉乃の言う通りに動いてくれるわけじゃないので、一番俯瞰でものが見えてると思っていた吉乃だって盤面を思い通りにコントロールできてるわけじゃない。あとはもう、それぞれの局面でみんなが「流れでお願いします」みたいな勢いで乗り切るしかないのである。 今んとこ一番の巻き込まれポジは可哀想な翔真くん。いや、可哀想というには可哀想じゃないことやりすぎてるんだが、吉乃は全然言うこと聞いてくれなくて何してるか分からんし、よりによって「人手が足りないから」って理由だけで霧島に直で呼び出されていいように使われる始末。そりゃ殺意も限界突破でブチギレモードになってもおかしくない。吉乃を助けられると思って飛び込んだカラオケボックスにいたのは菜緒ただ1人で、その菜緒も霧島に訳分からんうちに放置されただけの人。カラオケボックス自体は吉乃が「追手をまける場所やで」ってんで案内したのに、霧島はそこを「余計なお荷物」を切り離すのに利用した。多分普段の霧島だったら菜緒をほったらかしにして好き放題やってたんだろうけど、流石に吉乃の手前、菜緒を見殺しにするのも体裁が悪かろうってんで翔真を呼び出した形。結果的にはここにチンピラチームが群がり、最後にはやたら武闘派で首魁級らしき天パも現れたおかげで、期せずしてここも鉄火場になってしまった。翔真くんは立ち合いいきなり膝から行くようなやんちゃ坊主であるが、その翔真が初手の立ち合いで厄介な相手だと認識する天パ。東方仗助しかり、髪型にこだわりを持つ不良は手がつけられない。翔真は全く望んじゃいないだろうが、ここで菜緒を守るナイトになるしかないのか。ちなみに余談だが、今回天パ役を担当したキャストさんは最近個人的に注目してる佐藤せつじ氏。ほんと、いちいち引っかかりがある面白いお仕事しよる。 そうして菜緒(あとついでに翔真)を切り離すことに成功した霧島は、多少のトラブルはあったが最終的には元の目標である「小津潰し」へ。小津本体は吉乃が無茶苦茶やって強引に止めておく予定だったようだが、まぁ、ここは直接シメないと仁義が立たぬということだろう。吉乃さんが未成年のくせして酒飲みのあれこれを駆使して小津を押さえ込もうとした手管があまりにも慣れすぎてて戦慄するわ。多分自分でやったことは1回もないはずなのだが、やっぱり生まれ育った環境に幼少期からそういうシチュエーションがゴロゴロしてたってことなんでしょうかね。しまいにゃ霧島との電話では「ぐだぐだ抜かすと東京湾ぞゴラァ」まで言い始める始末。いや、ここは大阪なので大阪湾だけども。やっぱ絶対に日常的にそういう会話を聞き慣れてる奴の会話なのよ。吉乃さん、あんた霧島に出会おうが出会うまいが普通の人生なんて送れてませんて。 そしていつものことながら惚れ惚れするような吉乃の大阪弁啖呵を聞いてどんどん沼っちゃう霧島さん。ここで正式なプロポーズですわ。まぁ、相変わらず言ってることは無茶苦茶なんだけども。こんなメチャクチャな馴れ初めでくっついたカップル、そのまま繋ぎ止めておくのにはどれだけの命が犠牲になることやら……まぁ、まずは小津1体サクリファイスですね。 |
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プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧 |