忍者ブログ
最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
[1] [2]

 悲報:双龍の鳴き声はSE、第13話。いや、そこに声当てるのが正解とも思わないが……なんか、よりあいつらが知性とか生命を感じない物体になってしまった……結局何だったんだあいつら。

 前回触れ忘れてたんだけど、僕ぁ2期のオープニングの方が好き。やっぱ小洒落たフレーズよりは脳にズガンとくるシャウトの方が肉オープニングって感じがしますよ。串田アキラの跡を継ぐとして、それが遠藤正明なら納得もできるし。ただ、唯一気になるのは「やっぱり『キン肉マン GO FIGHT!』のフレーズを持ってくるなぁ」という部分。私は付き合いの長さからいっても「炎のキン肉マン」が好きなので、2期目ってんならそっちのオマージュがあってもよかったんじゃないかとは思うんですよ。まぁ、今後末長く続くシリーズになるなら、もっと後から出してくる可能性はあるけどね。でも良いオープニングだ(し、よいエンディングだ)。

 さて、中身については原作との差分を見ていくというのが毎度の流れなのだが、今回は割と「実況のカット」が多かった印象。というのも、これまでずっと「原作3話分を1話で」という尺を守ってきた今作だったが、今回は4話をまるっとひとまとめにして1話分にしているのだ。まぁ、試合シーンは台詞量が減って詰めやすくもなりそうだし、試聴中も別にあくせくした感じはなかったので全然問題なく、すっきりテンポ良く観られるなら一向に構わない。やはりこの第2クールは前期よりもギュッと締める必要があるということなのだろう。もしくは「ブロッケンJr.だけで1話使うのもな……」みたいな忖度があった可能性も微レ存。いや無いか。

 今回のお話を見ていて、冷静に考えると原作時点のブロッケンって確かに「未完の大器」だったんだなぁ、ということを再確認。我々読者からすると、どうしても「2世」の印象があるもんで「結構出番も多かったし大物扱いのやつ」みたいな印象も(原作のこの時点だと)残ってたんだよね。実際の戦績で言えば勝利判定が明確なのってニンジャ戦だけなんだな(あとウォッチマン)。オープニングの映像もさ、ラーメンマンの九龍城落地とかが明確な「勝利シーン」でインサートされてんのに、ブロッケンは「カーメンにベル赤」っていう微妙なシーンだけ切り出されてて、「フィニッシュホールドがレッグラリアートの試合をピックアップされても」みたいな気持ちになったんだが、それ以外に明確な活躍シーンだと見せるの難しいのね。ニンジャ戦のラストなんて誰が勝ってるかも分からんし。まぁ、そんな「未完」っぷりだったからこそここまでクローズアップしてもらえたし、この後の活躍っぷりにつながるのだと思えばファンも文句は言いますまい。

 個人的に「相変わらずアニメスタッフはいい仕事しやがる」と思ったのは、ラーメンマンに説得されて出てきた回想シーンに、原作では出てこなかった「一緒にブロッケンマンの墓参り」のシーンがチラッと出てきたとこ。あれ、サイドストーリーのシーンだから原作には入ってなかったんよね。心憎い演出である。あと改変といえば、クラッシュマンの最期がちょっとグロさを増した感がある。原作だと体内で心臓を握りつぶす描写なんだけど、アニメだと見やすくするためか、わざわざ外に引っ張り出してぐちゃってやるのよ。ほんでロボ超人だから吹き出すのが真っ赤な血じゃなくてちょっとオイルっぽい茶色がかった液体なのは放送コードの関係なのかどうか。いや、その直前に「これがベルリンの赤い雨だー!」ってめっちゃ降らせてましたけどね。「ロボ超人の心臓ってこんな感じかーーーー……あ、知ってたわ。めっちゃみたことあったわ」ってなりました。

 さて、この後は第2陣の中では割と「いいとこなし」で終わってしまうマーベラスさんですが……今回は尺の都合でラーメンマンの台詞がいくらかカットされた関係上、やたら勝手に喚き散らす口数の多いやつみたいになってましたね。まぁ、実際よく喋るんですが。アイキャッチの解説には「完璧超人だけど正々堂々がモットーできっちりしてる」みたいなフォローが入ってたので許してあげてね。まぁ、肩にあんなもん背負ってる時点で正々堂々もクソも無い気はするが、それを言い出したら大半の超人がレギュレーション違反になるのでしょうがない。ちなみに、修行シーンの思い出を確認すると、マーベラスの肩に双龍が生えたのはまさに拳法の修行中である(若い時にまだ龍が乗ってない描写がある)。……極意書以外にもやべぇもの色々取り扱ってるんでしょうかね。ほんとイカレた流派だよ。

 
Amazonアフィリンク

拍手

PR

 フツーに良きスポ根、第3話。やっぱ色んなとこが丁寧ですね。コミカルなパートの作画の崩し方なんかも愉快なんだけど、今回はコンテがナベシンだったわ。まぁ、それだけが理由でもないだろうけどね。

 さて、3話目ということで各アニメもそろそろ基盤が見え始める時期だが、今作は1話目の印象をずっと維持できる程度には高品質である。スケーティングモーションをCGで処理する部分が上手いことハマってるおかげだろうか、画面の見えが自然に出来ていて、それ以外のシーンで大きく動かす部分もシームレスにつながっている。素人目線なので何も分からん状態で感じたことを書くと、もしかしたらENGIのバリッとした画面デザインが「氷上の表現」と相性が良かった部分はあるのかもしれない。これまでの作品を見るとどうしてもライティングが強いというか、原色強めでシャキシャキしたラインを強調するENGIのデザイン性はどこか浮いてしまう部分もあったのだが、これが「キラキラ光る氷上のダンス」であったり「スポットが当たる花形の舞台」だったりするとライティングに理由ができるおかげで自然に見えることになる。その上でキャラクターの表情なんかのディティールまで描き込まれているおかげで真剣な表情芝居も、コミカルな顔芸も自在に乗せられるのがありがたい。多分原作コミックのいのりちゃんも可愛いんだろうなぁ。

 というわけでアニメとしての出来は万全。その上でストーリー的にもダレるところがなく、まっすぐなスポ根展開ながらもワクワクするシーンが続いている。2人目のライバル(?)となるだいぶ変な子・ミケちゃんも登場して色んな意味で賑やかである。CVが当然のように木野日菜ちゃんなので「ロリの饗宴」みたいな趣があるな。この子がまたコミカルなシーンで映えるのだが、「大人」との関係性が微妙なようで、今後シリアス展開になってどういうふうにいのりちゃんとの差異が掘り下げられるかは気になるところ。

 そして、そんな「大人」代表の我らが司先生が「まっすぐなスポ根」を支える重要な屋台骨。今作が見ていて気持ちいいのは、司がいのりのことを「子供扱いしない」からだ。子供の指導ってのはなかなか難しいもんで、「子供扱いしない」と簡単にはいうものの、だからって無理難題を押し付ければいいというもんでもない。発展途上のお子さんには大人とは違う部分が(肉体的にも精神的にも)あるわけで、そこはきちんと分別ある大人がコントロールしてやる必要はある。そういう意味で「子供として扱う」必要はあるが、司は持って生まれた気質なのか、子供だろうが動物だろうがまっすぐに向き合うタイプ。いのりのこともきちんと「1人の人間」として接しており、その姿勢が子供にもきちんと届くのである。その上でコーチとしてのスキルも充分に備わってるってんだから実に憎らしい。まぁ、こういうまっすぐなヒーローがいてこそのスポ根ですわね。

 1話の導入とかを考えると、もしかしたら今後は司自身も身の上に悩む展開とかが来たりするんだろうか。どう見ても指導者としての資質はありそうだし、このままコーチ職に骨を埋めても文句は言われなそうだけどね。

 
Amazonアフィリンク

拍手

 これは……良いアニメですね、第2話。なんかね、1話より2話の方が今作の強みをグッと感じられた気がする。多分好きな作品になるわ。

 まぁ、そもそも声優オタクの人間は「声の表現」である朗読・放送部の活動に興味が持てるのは当たり前なのだけど、先週書いた通りに「声の仕事の良さ」をアニメで(というか声優の演技で)副次的に表現するのは結構大変。我々視聴者は声優の仕事を聞いて「いい仕事するなぁ」と思ってしまうわけで、そこにさらにもう1階層挟んで「このキャラはいい仕事をしてるんだなぁ」と、言い換えれば「この声優はいい仕事をしてる仕事をしてるなぁ」と感じるってのはかなりの難行なのである。そして、今作は一定の水準でそのハードルをクリア出来ていると思う。

 2話目は個性的な放送部の面子を紹介するお話。前回時点で主人公の花奈ちゃんと部長の薄頼瑞希に関しては紹介されていたが、そこから追加の新入生3人+先輩2人のトータル5名を追加して一気に導入するってのは情報量がやや多い。しかも全員が「放送部にくるなんらかの理由がある」奴らということで、個性はあるけどそれを動きとして表現しづらいというおまけ付き。改めて武田綾乃もめんどくせぇ題材を選んだもんだとは思うが、アニメになるに際し、最大の強みである「声のお仕事」はしっかり機能している。

 今回の殊勲賞は2人。まず1人目はもちろん、あからさまなツンデレツインテという出来すぎキャラの新入生・夏江杏。つっけんどんな態度はほわほわヒロイン花奈と分かりやすい対比になっているが、「とっつきにくいけど別に悪いやつじゃないんだろうな」という印象を与えつつ、中学時代から貪欲に上を目指し続けた「放送部での勝ち負け」にこだわる姿勢と、その精神に裏打ちされた確かな実力も感じさせてくれる。CV担当はここ最近飛ぶ鳥を落とす勢いの和泉風花。それこそ花奈みたいなもっとぽやぽやしたイメージだったのだが、こうまでカチリと切り替えられる「声の仕事」をこなせるとは。まぁ、みんなして職業声優なんだから「トレーニングした高校生」の役ができるのは当たり前といえば当たり前なのだが……実際に「アナウンス原稿」を読む時の声の張りや音の立て方など、確実に「声優志望の若者が必死に積み上げてきた努力の結果」で生み出されているものだ。「声質は最大の才能だ」ということを作中でも繰り返し強調されていたわけだが、和泉風花のボイスなら向き不向きなんて吹き飛ばしてどこにでも照準を当てられそうである。

 今回は男子部員は音響志望の冬賀が性根の良さをアピールできた程度でまだあまり前面には出てきていない関係上、もう1人の注目キャラは部長の瑞希。「声の表現」の研鑽場である放送部を仕切る事実上のトップを任されたのは、泣く子も黙る島袋美由利。まぁ、そりゃ一声でどうとでもできるでしょう。奔放な部長に合わせるおとなしめの副部長に安野希世乃という配置も心憎い。もう、こんな放送部なら全国優勝待ったなしやんけ。

 と思ったところに突然ぶっ込む遊佐浩二。全部持ってく遊佐浩二。そうかー、演劇部かー。そういう展開になるのね。これ、作品が進んで上のレベルになるともっとエグい声の持ち主とかが現れるんだろうか。石田彰とか(石田彰が高校生の大会に出ていいわけないだろ)。

 
Amazonアフィリンク

拍手



忍者ブログ [PR]
カレンダー
01 2025/02 03
S M T W T F S
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28
ブログ内検索
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
ーーーーーーーーーー
↑越えられない壁
沢城みゆき 斎藤千和 
中原麻衣  田中理恵  
渡辺明乃 能登麻美子
佐藤利奈  佐藤聡美
高垣彩陽   悠木碧
最新CM
[01/30 NONAME]
[01/27 デュッセル]
[01/21 デュッセル]
[01/20 NONAME]
[01/20 NONAME]
バーコード