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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「文豪ストレイドッグス(第3期)」 *

 え? 何期目? ってもう訳わからなくなってます。確認したら過去シリーズは分割で2クール。今回はそこから2年以上もの間が空いているので、正式な「第2期」というのが正しいような気もする。とにかくとても久しぶりの作品。何の因果か、日本のアニメ業界は森鴎外がメインで暴れ回る作品が2期連続で放送されているのである。

 あまり熱心に見ていたわけでもないので、すでに前のシリーズで何をやっていたかは1ミリも覚えておらず、シナリオ面に関して正当な評価はできないと判断して評点は避ける。いきなりモノローグで「〜年前」とか言われてもわからんし。ただ、普通の作品ならそんな状態ならもう観なくてええやんけ、という結論になるはずのところなのだが、今作はやっぱりボンズ×五十嵐卓哉のタッグが強力すぎて、今回の1話目もやっぱりどこか画面が気になる作品になっているのである。基本的に五十嵐さんの作る画面のテイストが好きなんだよなぁ。テンポがいいというか、雰囲気がいいというか。1話目なんていきなり対話のシーンが多くて、ほぼ止め絵の社長室(ボス部屋?)での交渉ごとが続くだけなのに、不思議と画面に緊張感があって見入ってしまう。まぁ、個人的には宮本充のイケてる声の効果も大きいとは思ってるけども。つい最近まで日曜の朝にギャングのボスやってましたねぇ。

 多分、なんだかんだ言って今期も最後まで観続けることになるとは思う。どこかでシナリオを総ざらいする機会があればいいんだけど、原作漫画は受け付けなくて読むのやめちゃったやつだしなぁ。

 

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○「さらざんまい」 6

 もう……マヂむり……ギブアップしょ……。

 「イクニ新作、絶対に半端な状態で視聴したら受け止めきれない」と思って週末までキープしておいたんだけど、関係なかった。週末だろうがなんだろうがこんなもん受け止めきれるわけないやろ。久しぶりのこの絶望的な感覚。これこれ、これだよ。いや、誰か助けて。

 本当に、普段自分が書いているお為ごかしのやっつけ感想なんかが全て無に帰すような、あまりに容赦ない1話目である。1話目での情報提示? 構成の妙? しらん。分からんものをただひたすら30分流し続けるだけでも、こんなにも気になる映像が出てくるのだ。流石にこれまでのイクニ作品でも、ここまで野放図で、取りつく島もない作品があっただろうか? ……いや、普通にあったかもしれん。ユリ熊もピングドラムも1話目からこんな調子だったかもしれん。クマショックの代わりのさらざんまいだ。

 正直、30分笑いっぱなしではあった。もう訳が分からないから笑うしかないやん。そして、普通だったら「こんなわけのわからないもん、来週以降も観てたら頭がおかしくなるわ」ってんで切り捨ててしまいそうなものだが、もう、我々はこれが本当に単なる一歩目でしかないことを経験で知っている。この1話目のイカレた映像が、ちゃんと「何か描くものがあって」描いているものだと信じられる。だからこその、この1話目だ。ただ、毎回本当に感心してしまうのは、本当に意味不明なのに、モーションにしろデザインにしろ、悔しいくらいにキャッチーなんだよなぁ。生存戦略にしろ断絶のコートにしろ、「なんだか分からないけど、とにかくすげぇことが起こってるし、何だか楽しそうだ」ということが滲み出てくる。今回は特に「可愛い女の子が出てくる」という売り出し方が一切なく、全裸の野郎どもがわけのわからないダンスを披露しながらアナルを掘る話だというのに、どこかエレガント、どこまでもダンサブル。なんだこれ。自分でも何書いてるかわからなくなってくるわ。これ、1クールでどうにかなるんか? 大丈夫、最終的に40%くらいは分かるようになる(かもしれない)から! こんなことユリ熊の1話目でも書いてた気がするな。

 このただひたすら感覚にのみ訴えかける30分のMVというか、PVというか、「今後何が起こるかは教えられないけど楽しいことは保証するよ」という映像。もう、それを見せてもらえただけでも満足です。今回はMAPPAが製作についているのだが、実写背景を取り込んだますます情報量の増えた映像部分が、なぜか作画のキャラとマッチしてるという何とも不思議な世界観になっている。1枚絵としての映像の妙、そこにモーションが入り、演出が入った壊れた世界の像。ダメだ、単なる電子ドラッグだ。もうどうにも止まらないやつだ。個人的に「えっ?」ってなったのは、今回コンテは監督や武内宣之氏なのでいつも通りといえばいつも通りなのだが、なんと初回演出が神保昌登氏だったことである。これまでイクニワールドとの接点は無かったと思うのだが……やべぇ2人が手を組んだ形である。圧倒的なテンポで切り出される綱渡りのようなジェットコースタームービーは彼の独擅場。もう、どうにでもしてくれ。

 そのほかにも音響面やら配役やらと話題には事欠かない。何回も書いてるけど、僕は高音域の男性声優の中では村瀬歩の声がダントツで好きなんです。まぁ、こんなとんでもない役だとどうなっちゃうかわからないけど……。さて問題、私はこの文中で、何回「わからない」と書いたでしょうか? (答え:わからない)

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○「なむあみだ仏っ!-蓮台UTENA-」 5

 悔しいけど笑ってしまったわ。なんかもう、概念が色々ずるい。「俺様とイケてる仏たち」とかいうワードが連発する世界は、流石に耐えらえれない。「おい、釈迦!」っていう時点でちょっと面白い。まぁ、俺たちもたほいややってる時はよく「おい釈迦ぁ!」っていうけどね。今作は仏しか出てこないから釈尊の弟子シリーズは出てこないよなぁ。央掘摩羅(おうくつまら)さんの活躍とか見たかったのに。

 いわゆる擬人化物ゲームの成れの果て。刀剣乱舞に艦これ、色々と擬人化ゲームのヒット作はあるが、確か神社の擬人化はその筋からクレームが入ってぽしゃったんだっけ? これは問題なくリリースできるんやな。さすが仏教、懐が深い。神道もそういうところはフリー素材なのかと思っていたが、考えてみりゃ仏は概念だけど神社は単なる法人だもんな。そりゃ違うわな。そして、この適当な擬人化が割と出オチっぽいのがなんとも。

 いや、わからんよ。正直仏教知識なんてこれっぽっちもないから、それぞれの仏がどんなキャラでどんなエピソードがあるかなんてさっぱり分からん。もしかしたら実はすげぇ細かいところで史実(??)を踏襲したりしてるかもしれない。何しろ、こいつらはどうやら「本人(本仏?)」らしいのだ。せめて「天空戦記シュラト」みたいにさらにもう一段階落とした「人の身」であれば「まぁ、ガワだけ借りたヒーローものだから」で処理できるのだが、この作品は容赦無く本物の釈迦やら阿弥陀やらがイケメンになって神社でゴロゴロしている。成城石井で生クリームも買う。……ダメだ、やっぱりわかんねぇや。ちょっとインド人に怒られてほしい。完全にジャパナイズされた仏教の方がテーマだろうから、多分国外からお叱りはこない……いや、頑張れよ仏教。あいつら下手したら「知名度が上がるチャンスだからガンガン宣伝していいですよ」とか言い出しかねないからな。基本的に仏教って「民草に流布されるならどんどんリーズナブルな宗派になっていくよ」っていう寛容の精神の塊みたいな宗教だからな。いや、偏見だけど。たまたまうちの実家の宗派が真宗だからそう思うだけだろうけど。困った時に念仏唱えれば助けてくれるありがたい存在、仏。

 出オチなので、ぶっちゃけ「自分が釈迦だと思い込んだイカれたイケメンたちがただ遊んでいるだけ」でも通用する作品。「らしさ」なんてほとんど発揮されていないのだから有象無象の擬人化作品の中でもひどい方だと思うのだが、もう、これを仏だと言い張るその根性が面白すぎるのでどうでもよくなってきた。元のモチーフが大雑把すぎるおかげで、「刀剣乱舞」の時みたいな疎外感がないんだよな。さすがに仏像の名前だったら何となく聞いたことはあるからな。まぁ、おかげで一切名前とキャラが一致しないんだけどさ。これ、この後1クールの間ずっと何をしてるの? 仏教コントでもやるの?

 かてて加えて、確認したら制作スタジオは長編アニメの元請け初挑戦やんけ。「オレん家のフロ事情」のスタジオだって言われて妙に納得してしまったわ。もうこの手のジャンルは好きにしてくれ。ここから先「とうらぶ」になったらリタイアするし、「明治東京恋伽」くらいだったら追いかけられるし。

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○「賢者の孫」 3

 えっとね、エンディングで使われてたiRisの曲は割と好きだな。うん。

 実は原作がやや既読。例によって漫画喫茶でちょろっと読んだパターンなのだが、なんだかんだで4〜5巻読んでた「転スラ」と違って、多分こいつは1巻だけか、もしかしたら2巻くらいまで読んだんだったかしら。もうあんまり覚えていない。そしてそれがどういう経緯で手に取ったものなのかも覚えていない。すでにネットミームとして有名になった「何かやっちゃいました?」で知られるこの作品。そういう噂を知る前に読んだんだったか、知った後に確認したんだったか……それすらおぼろである。ただ、少なくとも特別な悪感情を抱くこともなく、「まぁ、どうせなろう系だからこんな感じだろ?」というくらいで読むのをやめたわけだが……。

 忘れていた、私は本を読むのが下手だったんだ。以前は「だからすごい作品でも気づけない」という意味で「下手」という言葉を使ったが、アニメになって改めて思う、読むのが下手なら、気づかない方がいいキツい部分もスルーできるってことを。いやー……キツい。なんかもう、その言葉しか出てこない。いやね、やってることは「転スラ」と一緒といえば一緒だよ。結局超強い能力持って無双するだけなんだから。よく言われる例えとして「日本人は昔から水戸黄門を愛好していたんだから、オレツエー文化は昔から変わっていない」なんて話がある。実際、言われてみればその通りなんだが、水戸黄門にしろ、そして転スラにしろ、一応印籠を出すまでの動機付けとか、印籠の得られ方でドラマを作るわけなんですよ。「ここで印籠を出すなら盛り上がるだろうな」っていう筋立てがあるんですよ。今作の場合、もう、いたるところに印籠。すきあらば印籠。空いてるスペースには隠し印籠。いや、隠してもいないな。ストラップがわりにスマホよりでかい印籠をジャラジャラさせながら歩いている。何も聞いてないのに「ところでさぁ、印籠あるんだけど」である。この勢いはむしろ清々しい。

 これまでのなろう系の「転生」は割と定義が適当で「単に転移やんけ」というものも多かったりする中、今作はちゃんと転生しているらしい。トラックじゃなくてワゴン車だったが、名誉転生職といえるIT関連のブラック社員が異世界への切符を手に入れるためのイニシエーションとして信号無視し、結果的に「賢者の孫」に。丁寧に要素を踏襲しているのは良いのだが、あらゆる要素を拾っても、「で、なんでこいつ強いの?」という部分に何一つ説明がない。たまたま才能があり、たまたま拾い主が有名人で、どんどんコネがつながっていくだけの世界。いわばこち亀で両さんじゃなくて中川が主人公になり、しかも特に社長モードで働かずに延々派出所で「僕金持ちだから常識ないんですけどね」って言ってるだけだ。すげぇコンセプト。よく成立させたな。

 才能と無能のアンバランスさも不自然で、あえてイラっとさせるようなキャラ設定を好んで選んでいるかのようにも見える。キチガ○に刃物を持たせるのは愚行の象徴であるが、本作ではそれを英雄譚に書き換えている。凄まじい錯誤だ。我々は、この理不尽と傲慢の波状攻撃にどこまで耐えられるだろうか。なんだろ、書いてたらだんだん楽しみになってきた。

 ちなみに製作はSILVER LINKだが、全体的にキャラデザがのっぺりしていて安っぽい。肝心な部分のモーションにキレを持たせるように描いており、「テンプレすぎるチンピラ」を投げ飛ばすシーンなんかは格好良く見せようとしているのがわかるが、その前後があまりにも容赦ないので完全に「そういうギャグ」である。個人的には靴の裏のブースターで飛翔するシーンの「なんかいけてるパースの止め絵」で笑ってしまった。もう、どこまでも羽ばたいて欲しい。できれば、私に鱗粉がかからないところで。

 

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○「世話やきキツネの仙狐さん」 5

 ケモでロリで世話やきとか、人類のカルマが凝縮したような概念だよな。これと「盾の勇者」を続けて視聴するというスーパーケモタイムが発生しているという業の深さよ。

 まーたこの手の設定かよ、とは思うものの、実は純正品は最近減少傾向にあった(かもしれない)オチもの系。突然空から何かがふってくる設定はすでに過去のもので、最近はとりあえず主人公が自らトラックにあたりに行く展開の方が増えているのでね。そういう意味でもさらに懐かしさを感じさせる作品。そして、意外とこういう「癒し」が狙いとして設計された作品でも、臆面もなく「癒しを提供するやで」とキャラ本人に言わせてしまうパターンというのは珍しい。癒しというのは「そういう雰囲気」であると解されることが多く、自ら率先して「今から癒すから」と言われたら身構えてしまうし押し付けがましくもなる。癒してほしい現代人も、そのあたりのディティールにうるさかったりして何かと面倒なのである。

 そんな中、今作の癒しはまずまず成功していると言っていいだろう。興味のない人にはかすりもしないような毒にも薬にもならぬ内容ではあるが、属性の何か一つでも掠るものがあれば、それなりに観る動機にすることは可能。かくいう私はもふもふのキツネ尻尾というのはなかなかに魅力的だと考える人間なので、その部分にいくらかでもリソースが割かれているなら価値は見出せそう。まぁ、それにしたって尻尾でかすぎやろ、とは思うが。巨乳とか巨尻に魅力を感じるのはわかるが、巨尻尾ってのは……どうなんでしょうかね。まぁ、ぶっちゃけもふもふに癒されたいならそれこそ猫でも飼えばいいじゃねぇかと思うが、それはしょうがない。あくまでも代償行為のためのフィクションなのであるから。猫もモフる、ケモ娘もモフる。それでいいのだ。

 もちろん、最低限この設計を魅力的に見せるような努力はなされており、仙狐さんも可愛いといえば可愛い。ただ、基本的に中身は無いアニメであり、1話目もとにかくゆったりまったりの雰囲気を優先するためか、非常にテンポが悪くてじれったくなる。よく言えばのんびりだが、流石に間延びしすぎな気もするので、このリズムが合わないとちょっと物足りない感はあるか。ここまで全力で方向性を絞りきった作品なのだから、むしろこの「遅さ」を武器にする演出になれば、もしかしたら今後はこれが独自のセールスポイントになっていくのかもしれない。

 中の人については、「また和氣ちゃんに尻尾が生えているのか」というのが最初の感想だが、やっぱりこの子は色々と器用である。嫌味なところがないし、このまますんなり聞けるようになれば仙狐さんの魅力はいや増すだろう。どっちかっていうと主人公の諏訪部ボイスの方が「この声なのにパンピーかよ」という違和感があるレベル。考えてみりゃ、なんだかんだで諏訪部ボイスって「お世話する」側のキャラの方が圧倒的に多いよな。

 

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○「Fairy gone フェアリーゴーン」 6

 やぁみんな! 元気してたかな! 1クールぶりのP.A.WORKS大好きおじさんだ! 今回も遠慮なく大胆にえこひいきしていくぞ!

 まぁ、最近おじさんも割と冷静になりつつあるんですがね。いや、好きなのは間違いないし、この作品も期待爆裂テンションアゲアゲではあるのだが、ほら、「天狼」が正直そこまでブレイクできなかったじゃない。なかなかこういうファンタジーメインの作品ってでかいやつを狙いにくいイメージがあるのよね……。まぁ、未知数ってことは何が出てきてもおかしくないってことだからな、今作は今作で期待しながら見ていこうじゃないか。

 実際、今作もP.A.の持ち味である繊細で怜悧な映像美は健在だ。世界設定のせいか若干「MAPPAっぽいな」(というか戦バハっぽいな)という部分はあったが、謎のスタンドバトルの疾走感とか、細かい部分の立ち回りの説得力はスタジオの地力がよく見える部分。ufoの「鬼滅」が見事だったのと同様、こちらも充分にスタジオの持ち味を発揮してくれそうではないか。ちなみに今作のシリーズ構成・脚本を担当している人、どこかでみたことのある名前だと思ったら「グリムガル」の原作者なのね。その兼ね合いなのかなんなのか、放送中にグリムガルのCMが入ってて「うわっ、懐かしっ」ってなったわ。あれもまぁ、下地のしっかりした作品だったのは事実だし、一応は期待できる部分もあるんじゃなかろうか。まだ何もわからないのでふわっとしたことしか書けないが、わからないなりに退屈せずに「大体そういう設定なんだろうな」っていうのを飲み込みながら観られる1話目っていうのはやっぱり大事よ。どこぞの都市が消滅したやつとは違う安心感があるわ。いや、今後どっちが上にいくかは未知数ではあるのだが。

 そしてもうひと押ししておきたいのは「グランプリ」でも名前を挙げたメインヒロイン役の市ノ瀬加那。やっぱりなんか気になる声を持ってる気がするのよね。これでP.A.作品は「いろあす」に続けての連投である。こういうコネクションの作り方で作品続けられるのは大事よ。そして何故か出てくるだけでちょっと面白い子安も「天狼」からの続投、次回予告で聞こえてきた細谷の声で「グリムガル」を思い出したりも。色々と連想させてはいるけど、とりあえずオリジナルならオリジナルで突っ走ってくれていいんやで。

 

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○「ワンパンマン(第2期)」 6

 「モブサイコ」が終わってすぐにこれが始まるっていうのは完全に流れができていたんだろうか。製作サイドからするとあんまり関係ないはずなんだけどな。

 やっぱり安心してみていられるクオリティ。1期からだいぶブランクは空いているのだが、先週(謎のナレーション?で)1期の復習をやってくれたおかげでほとんど抵抗なく1話目をみることができた。そしてこの数年で何故か製作がマッドハウスからJ.C.に変更になるという展開があったのだが、事前に心配されていたようなあからさまな動画の質の低下はなく、1話目はそれなりに満足できるものに仕上がっていた。まぁ、個人的には夏目監督の采配による純正続編も見たかった気がするが、とりあえず出版サイドや原作者サイドなんかからきっちり統制が取れるように祈っておこう。生半可なものを出しちゃダメっていう共通認識があれば、最低限のクオリティは維持されるはず。ちなみに新しい監督の来歴をさらってみたら、監督担当作品は「まじもじるるも」だった。……うーん。

 1話目はあまり重すぎない話から、ってことで1期でも出てきたキングを深掘りするお話。CVが安元で「ゲームオタクのただのあんちゃん」っていうのが妙に説得力があって面白い。まぁ、安元は安元でガタイがいいのであんまりこけおどし感はないんだけどね(本人はあんまり鍛えすぎると声が出しにくくなるという理由で筋トレしすぎないようにしてるらしい)。周りを取り囲むキャスト陣も当然1期からの引き継ぎになっており、なかなか豪華なメンツで安心して聞くことができる。個人的には今回こそいよいよフブキ・タツマキ姉妹の大活躍がみられるんじゃないかと期待している。

 

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○「ストライクウィッチーズ501部隊発進しますっ!」 4

 今、西暦何年だ? ……いや、このくらいのリバイバルはむしろ若い方ですらあるが……、特に鳴り物入りでもなく、ぬるっと帰ってきた元祖パンツ(じゃない)アニメ。

 まぁ、こちらも「異世界かるてっと」と同じ枠なんですけどね。ミニキャラのユル系傍流作品。こっちはきちんと原作としてのギャグ漫画もあるので、根っからのお遊び企画というわけでもない。それにしても……なんだかなぁ。

 もう、芳佳ちゃんが帰ってきて、そこにバルクホルンさんが絡んで、脇でミーナさんがやらかしているというだけでも満足してしまうのだが、やっぱりこのゆるすぎる適当デザインはなんとかならんかったのかね。いや、原作絵が大体こんなもんなんだろうが……。流石に「可愛い!」とはならずに「可愛い!……か?」と首をひねってしまったので減点した。今作ではそういうキャラデザでも大して問題ではないと思うんだけどね。ぶっちゃけ、これはラジオドラマでやられても構わんのだし。

 このご時世に野川さくらの声が聞けるのはここだけ。ほんとここだけ。Wikiで仕事履歴確認して愕然としたわ。もう、半ば引退やんけ。

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○「異世界かるてっと」 5

 開始2秒で粘液まみれの女神が見られる作品はここだけ! 大丈夫! アクシズ教に入信しなさいよ!

 やっぱり安定感が違うよな……個人的には大好きな雰囲気の作品には違いないので配点をあげようかと思ったんだが、多少冷静になって「流石にこれを手放しで褒めるのもなんか違う」と思って多少抑えめにした。でも、下手したら今期のアニメの中では今んところ1番面白いかもしれない……えっ、それって単に他の作品が……うぅん。どうした、頑張れ。

 まぁ、単にデフォルメキャラが作品の垣根を取っ払って出会ったっていうだけなんだけど、4作品ともそれなりに面白くて下地ができているので、各々数キャラずつ飛んできたというだけでも撮れ高ありそうなんだよね。というか、もうアクア様とめぐみんとダクネスさえいてくれれば満足できる身体に調教されてしまっているし、そこでカジュマさんが頑張っている部分だけは完全にこのすばのまんまなんだよ。そしてそこにターニャとアルベドが入ってくるわけで、そりゃ面白いだろうよ。唯一あんまりギャグっぽい要素が無いのがリゼロ勢なのだが……なぜかベアトリスが入ってるしな、何か起こりそうではあるよな。

 そんなまじになってみる作品じゃないことはわかっているが、気楽に見られる、気楽に作れるからこその良さもあるだろう。困った時は、全部アクア様に押し付けておけばOKです。個人的には、特に何もせずに律儀に着席してるコキュートスがツボ。かわいい。

 

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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