最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「王室教師ハイネ」 4 なんで門番のキャストの方が豪華なんだよ。そんな連中立たせておいていいものか。 実は原作をちょっと既読。行きつけの漫画喫茶のオススメ本コーナーに置かれていたので、だいぶ前に何となく読んだ記憶がある。まぁ、その時にも全部読んだわけでなくて1,2巻でやめたと思うので、あとの展開がどうなってるのかはさっぱり知らないし、中身もあんまり覚えてないんだけど。既刊全部読まずにやめたのは別につまらなかったからではなくて、私は漫画喫茶に籠もるときに「1つの作品を一気に」っていう読み方をあんまりしないだけ。せっかく色んな漫画が並んでるんだから色々触ってみたいなー、って思って、1巻だけつまみ食いとかするわけね。まぁ、その結果次に行った時に全部忘れてるんだけど。しばらく読んで「これ、前も読んだわ」っていう経験が何度かあるという。年は取りたくないものですね。 閑話休題。そんなわけで内容は何となく知っている漫画で、「あぁ、あれアニメ化したんや」とちょっと驚いた。多分読んでる時は嫌いじゃない漫画だったと思うのだが……アニメになってなんか微妙に掴みにくいものになってしまった気がする。んー、何が原因なんだろう。基本的にユルい漫画であり、ちんちくりんのハイネが面倒ごとを起こす王子連中を淡々と矯正していく様子を描いたハートフルギャグというジャンルだと思うのだが、そのギャグの部分があんまりアニメのうま味として活きてこないというか。ハイネのぼそっと漏らす毒とか、淡々と繰り出す突っ込みなんかが笑いどころの作品のはずなのに、その部分が画面で押し出されずに流れてしまっている感じ。コロコロしたハイネの可愛らしさもあまり印象的な仕事にならず、全体的に退屈で間延びした印象が強いのだ。まぁ、多分メインで狙っている視聴者層は「綺麗な男の子」目当てのそっち側の層だと思うので、あまりどぎついギャグにする必要もないのだろうけども。 確認してみると、どうやらメインキャストが総じて本職ではないというのもこの作風の一要因になっているようだ。なんといつの間にやらミュージカルの舞台になることが決定しており、今回キャストを担当しているのはそちらの舞台と同じ面々。元々役者連中なので下手ってこともないのだが、過剰なギャグを盛り込むノリの強さを出す意識が無いらしく、どこか画と音に突き放したような印象があるのだろう。特にハイネはもうちょっとアニメっぽいキャラをイメージしていたので、地に足をつけたキャラになってしまうと全力で振り切れない気がする。これも舞台版とのギャップを埋めるための措置なのだとしたら何となく納得はできるのだが、アニメしか見ない身としては、出来ればこっちはこっちでもっと好き放題やってほしかったところだ。 まぁ、もうちょっと見続けてキャラが増えてみないと全体的な良し悪しは分かりませんが。半端に中身を知ってるせいで今後の視聴モチベーションが削られそうなのがなぁ。 PR ○「フレームアームズ・ガール」 5 うわぁ、懐かしいなぁ、「武装神姫」……って思いながら見始めたけど、これ、「ビルドファイターズ」やん。 番組が始まったところで「へぇ、武装神姫がリニューアルして復活するとは」って思ったんだけど、念のため調べたらほとんど関係無い別プロジェクトじゃねぇか。一応デザイナーに島田フミカネがいるところは共通してたけども……発売元も製作元も全部違う、完全にオリジナルの企画なのね。うーむ、似てるな。まぁ、こちとらプラモもフィギュアも素人なので細かいことは分からないんだけど。専門家が見たら全然違うプロジェクト……なのかな? しょうがないので私としてはそこそこ馴染みのある「アニメ作品」として見るしかないわけですが、比較しようにも「武装神姫」の記憶なんてほとんど無いわ。なんかあんまり良くない印象があったことをぼんやり覚えているが、もう5年も前の作品だしディティールなんてさっぱりだ。過去の記録を掘り起こしてみたら、どうやらあんまり1本のアニメシリーズとしての骨子が見えなかった作品みたいだね。転じて本作は、割と「何がやりたいか」は見やすい出だしになっている。何しろ素人の女の子にプラモを素組みさせるところから始まって、「丁寧にプラモを作らないとバトルイベントでも弱点になっちゃうから気をつけなきゃ駄目だよ」という親切な指導まで入っている。つまり、本作はプラモを頑張って作って戦わせるアニメなのだ。……いや、本当にそうなのかは分からないけど。少なくとも1話目はそこそこビルドファイターズである。 ただ、残念ながらバトルアニメとしてはクッソ適当だ。初戦でぶつかった轟雷とスティレットの対決、見た感じの装備ではズザとギャプランの対戦くらい無茶なマッチメイクに見えたのだが、何故かオブジェクトを駆け上がるだけでマッチの不利が解消して逆転するとかいう適当な展開。いや、そもそも火器類の弾丸が当たらない敵なら、飛び上がって突撃したところであたるわけないやろ。流石に雑過ぎるわ。となると、やっぱり本作はバトルに重きは置いてないか……。じゃぁ何に重きを置くのかと言われれば、結局「武装神姫」と同じように「ちっちゃい女の子がなんか頑張るよ」という部分になるのではないか。1話目でも主人公の女の子とのサイズの対比が明らかで、魚眼のように意図的に崩したパースから、あおのサイズのでかさを際だたせるような構図を取ったりしている。相対的に轟雷の小ささが際だつ画面作りが意識されているようだ。そりゃ、ちっちゃいものは可愛いですからね。轟雷の素直なキャラ設計もなかなか可愛らしいし、このまま「ちっちゃい女の子飼育アニメ」として上手いこと着地出来るなら、それなりに見どころはあるかもしれない。まぁ、同じように考えていた「武装神姫」はあんまり成功しなかったわけだけども。 でもさ、今作の監督は萌えものや緩いギャグには定評のある川口敬一郎、製作もメカものには慣れているZEXCSである。何故ガールズのデザインだけ頑なにCG映像にこだわるのかはまだ分からないが、こだわっているなりに、何か面白い映像も出てくるのかもしれない。全体的に女の子キャラは可愛く描けているのだし、あとはキャラが増えたあとの掛け合いなんかが印象を左右するんじゃないかな。1話目の時点では、なんか色々とすっ飛ばしてやりとりが性急だった気もするんだが、尺を詰めてハイテンポで掛け合いをすすめていく狙いなのかも。面白いのかどうかは判然としないが、どこか引っかかって気になる作品なのは間違いないです。 中の人は、なんとガールズサイドをほぼ新人で固めているという攻めのキャスティング。聞いた感じだと今のところ悪くない感じですね。電話の向こうの「あおの友人」役が「井澤佳の実」って名前でクレジットされてるんだけど、何でここ最近一気に女性声優に井澤姓が増えたんでしょうね。まぁ、新人がどれだけ大挙しようが、中心に据えられてるのが日笠陽子なので、全部飲み込んで何とかしてくれますよ。ぴかしゃは未だにこうしてど真ん中のヒロイン役が回ってくるのがすごい。そして、日笠風味(アクの強さ)をスッと消して自然に「女子高生」になれるのがまたすごい。 ○「スタミュ 高校星歌劇(第2期)」 5 あったなぁ、こんなアニメ。久しぶりに聞けたよ、野暮助が。 まぁ「あぁ、あったあった」というレベルの認識なので2期と言われてもあんまり真剣に観るつもりもないのだが、久しぶりに見るとやっぱり変なアニメである。ミュージカルを標榜しているおかげで他のアイドルアニメとは一線を画す内容になっており、いきなりぶっ込まれるミュージックビデオ風の謎空間は分かっていても笑ってしまう。確認したら前期は「Dance with Devils」と全く同じ時期に放送していたんだね。そのせいなのか記憶が微妙に混ざっていて、今回も一発目のイメージ映像のところで「こいつも悪魔なのかな……」とか訳の分からないことを考えてしまった。今期は被る作品は無い……かな? どうかな? ミュージカル風ダンスで動かすことを前提としているせいなのか、全体的に顔のデザインがのっぺりしているのが今作の特徴。おかげで有名になったメイングループの連中が集まってもいまいち華があるようにも見えないのだが、そこは各人の個性で何とかカバーしてほしいところ。踊り始めるとやっぱり亜空間が広がるので、いわゆる「アイドルアニメ」とはちょっと違うテイストが楽しめるといえば楽しめるか。 また、2期目に入ったが、1期で大きな問題は1つ解決している。この後のシナリオをどう引っ張っていくものか、と思って見ていたら、何とも珍妙な新キャラの導入で、斜め上からお話が動き始めるっぽい。野郎どうしでも色々と思うところはあるんでしょうかね……今作1期はあまりホモホモしい展開が無かったので観られた気がするので、今期もあんまりそっち方向に行きすぎないようによろしくお願いしますね。あとはまぁ、天花寺さんが頑張ってくれれば僕はそれでいいです。この作品、ミュージカルシーンはしっかり全部見ないと楽しめないので、流し見を許してくれないんだよなぁ。いや、流し見してもいいだろうけど、そしたら本当に単なるミュージックビデオで終わりそうな気がするし。 ○「笑ゥせぇるすまんNEW」 5 アニメリバイバルの流れはこんなところにまで。あの名作(迷作?)、笑ゥせぇるすまんがなんと読売マンパ枠での復活である。一体誰がどういう働きかけを起こせばこういう復活劇が達成されるんでしょうね。 確認してみると、旧アニメの放送は1989年〜1992年。時代を考えるととてもリアルタイムで視聴していたとは思えないのだが、何故か私は妙に大平透版の喪黒福造の印象が強い。おそらく、実家にコミックはいくらかあったので、漫画を読んで内容を反芻し、そこに何らかのタイミングでアニメ版の声を聴く機会があり(再放送とかかな?)、そのイメージを漫画で固めたってことなんだろうな。おかげで正直言うと玄田版の喪黒は最初違和感があったのだが、30分聞いてるうちにもうごっちゃになって気にならなくなった。玄田さんは大平さんご自身による指名ということらしいし、声質の寄せ方もほぼ完璧なので、今後の歴史の中ではこちらの喪黒の方が一般的になっていくだろう。玄田さんのギャグっぽい声って、本当にネタになることが多いから変に刺さるのよね。 で、そんな「懐かしい」作品なわけだが、今更戻ってきたところで新鮮なわけもなく、これくらいのアニメを真剣に観る必要も無い……とは思うんだ。制作は旧作と同じシンエイ動画で、なんか私のイメージよりも更にデフォルメが強く、「釣りバカ日誌」みたいなキャラクターデザインになっている。いや、旧作もこんくらいだったのかもしれないけど、幼少期の記憶なので、もうちょっと劇画タッチでダークな印象があったんだよね。まぁ、作画リソースの変化で以前よりも軽い印象を与える色彩に変わってるだけかもしれないけども。原作のエピソードを全部覚えてるわけもないので今回の話が原作通りなのか何なのかは分からないが、冷静に考えて、ストレス発散のために見てるアニメで更に鬱々とするのってどうなのさ。深夜にこれを見ても救われる要素が一切ないしなぁ。別に見なくても問題無いかなぁ……って思ったんだけども……。 Bパートのゲストキャラがアスミスでしたねっ!! なるほど、現代版なんだから当然キャストも現代版になるわけですよ(Aパートメインは江口拓也)。これね、思いの外刺さるネ! いいね! 普段のアニメだと、「阿澄佳奈ボイスのくたびれたOL」なんて絶対聞くチャンスないじゃない。阿澄ボイスは「ちっちゃくないよ!」じゃない。こういう社会派(?)な内容で、普段ならあんまり聞けないようなちょいと鬱の入った役柄が聞ける。これ、いいご褒美ですよ。アスミスのうらぶれた感じとか、背徳感でゾクゾクしますね。ありのままであんだけ素敵なのに自分磨きに私財を投じて破滅する阿澄佳奈。なんて素晴らしきifの世界。これは毎週見ますわ。ゲストキャラが楽しみですわ。まぁ、今作の被害者ってほとんどが野郎だった気もするけども……。 ○「つぐもも」 5 新手の大空直美かッ! ううむ、良い役回されとるのぉ。最近輝いてる。 掲載誌が「月刊アクション」って書いてあったんだが、つまり「メイドラゴン」と同じ掲載誌で、なおかつ主人公の声も同じっていう。こばやしー、色んなものに好かれてるー。まぁ、歴史的に言えばこちらの方が先輩作品のようだが。なんか書店に置かれてる雑誌の表紙では見慣れた名前だよなぁ、と思って確認したら、これ、連載10年もやってんのね。コミックは19巻も重ねており、掲載誌を転々と移籍しながらの記録(まぁ、廃刊が理由だろうが)。紆余曲折を経て、この度ついにアニメ化までこぎ着けたということなんだろうか。色々な思いが詰まっていそうである。 で、どんな作品かというと、……うむ、実家のような安心感というヤツだな。実に見慣れた光景が展開されているぞ。まぁ、10年前っていえば僕が愛してやまない「もっけ」がアニメ化した年だし、あの「地獄少女」もこの年には現役。「いぬかみっ」なんてある意味レジェンダリーなアニメもこの時期で、もののけ+女の子の組み合わせは定番ですよ(「かんなぎ」のアニメ化は2008年)。無理矢理最近の作品で類似したものを探すなら……逆に難しいくらいだな。「不機嫌なモノノケ庵」とかですかね?(だいぶ違う) まぁ、とにかくベタで分かりやすい1話目だ。一応、単なるイシュカンコミュニケーションではなくてバトル要素もちょこちょこ入ってきそうだが、基本的にはメインヒロイン桐葉さんとのエロ混じりのいちゃいちゃを楽しめばよいのではないでしょうか。典型的なロリババア体質のようだし、1話目から積極的にチンコに触っていく姿勢は好感触。いや、タッチされたという意味での感触でなくてね。そらそらボイスでチンコ触られるなんてご褒美はたまらねぇな、とか思ったが、如何せん中の人にはチンコないからなー。あってもいいけどなー(むっちゃん美人さん)。 ベタベタなのでシナリオラインにはあまりいじるところも無いのだが、だからといって悪い作品かというと決してそんなことは無い。画は丁寧だし、キャラの置き方は古き良きギャグアニメのテンポを忠実に踏襲していて見やすいもの。バトルシーンはまぁ普通だが、女の子が可愛く描けてれば問題はあるまい。ナチュラルなエロさを発揮する風呂シーンを1話目から持ってきてくれるサービス精神はありがたいし、デフォルメの混じるギャグテイストのカット割りも軽妙だ。監督はどうやらこれが初めての作品らしいのだが、幸先の良いスタートになったのではなかろうか。制作のZero-Gっていうスタジオは今のところ元請け作品が「バッテリー」しかないので未知数だが、1話目を見る限りでは新しいスタッフのチャレンジ作品として丁度いい感じがしますね。毎週なんとなーく見せてもらえれば良いのではなかろうか。 まぁ、私としてはサターニャ亡き後の大空直美摂取先として活用させてもらいます。今作は男子中学生が主人公でその周りにも男の子はいるはずなのに、何故か野郎のキャストがほとんどいないんだよな。 ○「アリスと蔵六」 5 ようやく本当の意味での新番組がやってきたぞ。とりあえず、何の気なしに見始めたら一時間スペシャルだったのでタイムスケジュールが狂った。初回一時間ってことはそれなりに気合い入ってる作品なんでしょうかね。 ちょこちょこと事前にCMで観てタイトルだけ耳に入ってたのでてっきり「おじいちゃんと孫のほのぼの日常物語」みたいなやつが始まると思ってたのに、一切そんな要素がないダイナミックSFとバイオレンスジジイの話が幕を開ける。いや、でも蔵六のキャラ造形は割と「ほのぼの日常物語」寄りとも言えるかもしれないな。1話目の大オチが蔵六の職業ってのはちょっと笑ったし、実に意外だったし。ヤクザの親分、ピュアっピュアかよ。 というわけで、事前の思い込みとは随分違う方向から飛んできたアニメだったわけだが……これ、ここからどうなっていくんだろう? SF寄りなんかな? 日常寄りなんかな? 1話目ではそこが全く予想出来ないので何とも落ち着かない気分だ。他にも落ち着かない要素は色々とあって、キャラのデザインは非常にユルく、一歩間違えば「ひだまりスケッチ」のつぶれまんじゅうになりそうな造形なのに、そのデザインでガチの能力バトルを繰り広げたり、命のやりとりがなされたりする。「超能力少女もの」ということで「魔法少女もの」だと思えば類例をいくらでもピックアップ出来るわけだが、主人公のアリス(サナ?)の能力はあまりに際限が無く、命のやりとりもその他のコミュニケーションも、どこまで危険なものかが分からないレベルで進行している。組織の執着を鑑みても核爆クラスのヤバい能力だと思うのだが、そんな危険な幼女がハートフルなホームドラマの主役になれるとも思えないし、かといってジジイがこのまま超能力バトルに巻き込まれてお姫様と手に手を取って戦うとも思えないし。あれですかね、最終兵器な彼女が人間の心を覚えていくストーリーですかね。でも、その場合って国家規模の組織をどう片付けるんだろう。全部蔵六が一喝して収められるわけでもあるまいに。 デザインのユルさと話のシビアさのギャップは、更に他の映像面とのギャップにも表れており、何故かカーチェイスの部分だけCG丸出しでやたらとスムーズなモーションに気を配っているのが謎。まぁ、作画でやるのが面倒なだけだったのかもしれんが、他のシーンのオブジェクトはユルめなのに、あそこのシーンだけ車が急に浮くのは変な感じ。その割に、晩飯で食った中華料理なんかは割と美味しそうに見えたり、色々とグラフィックにムラがあるんだよな。1話目、作監多いからその辺の統制が取れてなかったのかねぇ。ちなみにスタッフクレジットに藤井昌宏の名前が出て「おっ、藤井さんやん」と思ったのに、何故か「プロップデザイン」名義のクレジットで、キャラデザじゃないんだ(1話目は作監にもクレジットされてる)。なんか不思議。監督は桜美かつし、制作はJ.C.ということで割と演出面は期待出来る面子だと思うし、1話目でも例えばさりげなく蔵六がアリスの前でたばこを消す仕草とか、そういう細かいカットの見せ方は悪くない。もうちょっと目線が定まれば見やすくなる作品なんじゃなかろうか。 中の人は、まぁ、明夫はいいとして、サナ役にはついにメインヒロインを勝ち取った大和田仁美。なかなか下積みが長かったなぁ。けっこう色んな役回りで仕事してるが、今回は良い歴史を刻めるかな? その他、双子姉妹は藤原夏海と鬼頭明里というフレッシュなコンビで見せてくれているし、能登・小清水といった怪しげな面々もいい仕事。クレジットでは「??」名義でナレーションをやっていた17歳の人はどこで出てくることになるかな。とりあえず、若い子たちはアフレコ現場で大塚明夫に恫喝されても挫けない収録を頑張ってもらいたい。 ○「グランブルーファンタジー ジ アニメーション」 5 さぁ、ようやく2期もの以外の純正新番組だー。……と思ったら、どっかで観たことがある番組が始まった。これ、年始にCSで先行放送してたやつやんけ。なんだ、あれってそのまんまアニメの1話と2話だったのか。 というわけで、観たことがあるやつをもう一回視聴。なにせ1月に一応予約録画して視聴はしたものの、それって番組表に知らないタイトルがあったから適当におさえておいただけで、どういう出自の作品なのかさっぱり理解してなかったのだから。あくまでも「シリーズものの1話目と2話目」だと分かったら、今度はちゃんとそういう風に観られますのでね。いや、だからって何かが変わるわけではないんだけども。 今時貴重な(?)、空から女の子が降ってくることで始まるストーリー。更に、その女の子は怪しい集団に追われており、守りに行った主人公は見事に討ち死に。女の子の奇跡でもって復活し、2人の旅が始まるという内容。もう、手垢まみれで本体が見えないくらいのベタベタな内容だ。まぁ、だから悪いってこともないんだけども、よりによって展開として前クールで被ってる作品が「AKIBA’S TRIP」っていう。いや、いいんですけどね。正直1話目の導入としてはあまりに弱いため、今後どのように視聴していいものやら悩んでしまう出だしである。前クールの「チェンクロ」もそうだったが、やっぱりソシャゲアニメってのは色んな意味でハードルが高く(脚本が弱く)なりがちだからなぁ。まぁ、「チェンクロ」みたいにゲームやってることが前提でちんぷんかんぷんな話が出てきてるわけではないので、「今後に期待」という意味での様子見である。 一応、本作独自の売りは大きく1つあり、それは何とも不可思議な作画の風合いである。確かにグラブルっていうと、CMなんかで見るイラストはこの枠線がぼやけて羊皮紙にでも描かれたかのような淡いデザイン。このまんま動かすのは無理やろ、と思いきや、これが自然にアニメーションとして成立している。おそらく私のような素人には見当もつかないCGのあれこれが施された結果なのだろうが、原作ファンには嬉しい仕上がりなんじゃなかろうか。あとはこれでモーションがついてくれば完璧なんだけども……なんか、みゆきち女騎士が敵をズバズバ斬り捨てていくシーン、敵のやられ方があまりにもゲームっぽくて笑ってしまった。ひょっとしたらあれも原作再現なんですかね? ま、あとは国内最大級のソシャゲということでその圧倒的マネーに期待することにしよう。金がかかったアニメが良くなるという保証もないが、金をかけたなりの画面にはなってくれるはずだし。……こういう見方って不健全だなぁ。 ○「進撃の巨人 Season2」 5 随分久しぶりでございます。こいつらいっつも恐怖忘れてんな。 1期の放送が2013年ということで、気付けばあれから4年(!)が経過している。かつては大きなムーヴメントを巻き起こした作品であるが、現在はどうなっているんでしょうかね。個人的には熱心な読者でも視聴者でもないので、今作が今どういう立ち位置にいるのかは全く把握していません。誠に勝手な個人の事情ながら面倒なのは、私は特にこの作品のファンではないのだが、実家の妹が何故かコミックを購入しており、実家に帰るたびに何となく読めてしまうというところ。何となく年に1回程度触れる機会があり、その時に出ている最新刊まで読んでしまうのだが、当然その時点で前の話など覚えているはずもなく、誰がどこで何をしたかもよく分からない状態で、「何となくあらすじを知ってる」というたちの悪い知識がぼんやりと蓄えられているのである。おかげで久しぶりにこの第2期のスタートを見ても、はてさて、作中の時間がどの程度進行しており、どんな知識状態になっているのかもあんまり覚えてないんだ。こんな半端な状態からスタートするんだったか……まぁ、見てるうちに思い出せるかな? 一大ムーヴメントを巻き起こしたといってもそれは過去の話。消費の激しい漫画・アニメ業界で、進撃ブームもすっかり過去のものになってしまった感があり、今回のアニメスタートも特に話題になっている風でもないのだが、久しぶりに見るとやっぱり一段上のクオリティなのは事実。相変わらずのリンホラの曲にあわせたオープニングは1期の時ほどのキャッチーさはないものの、全力でグリングリン動かしまくった映像は期待度の高い仕上がりだ。まぁ、今後のお話は本当にずぶずぶと救いようのない方向に進んでしまい、巨人が云々っていう爽快感よりも人間どうしでつぶし合う泥沼になるのは知っているので、アクションシーンに期待を持っても良いものかどうかは悩ましいのだが……。アニメで何か刺激を増やすような方向に進んでくれればいいんですけどね。 ちなみに何の因果か、今回放送されたお話の後半部分(偉い隊長さんが泣き叫ぶヤツ)は、確か私が初めて今作を雑誌で読んだときのお話である。コミック1,2巻を読んでから雑誌で見たのか、それともこれがファーストコンタクトだったのかは忘れたが、前後の文脈もさっぱり分からない状態であの話を読んで「うわっ、エグっ」って思った記憶が蘇る。アニメでもそのあたりは存分に発揮されて、三宅健太が本当に可哀相。こういう容赦無い残酷描写が売りの作品だし、人類に余計な希望なんか与えずにボコボコにしちゃってもいい気がしますね。 ○「僕のヒーローアカデミア(第2期)」 5 今期一発目の新番組はこれ! まぁ、実は本来なら先週始まってたんだけど、私としたことが、うっかり予約録画を忘れて見逃してしまってな……。先週はバタバタしててしょうがなかったんだよぉ。 1話目見逃したやんけー、と思ってちょっと申し訳ない気持ちで「2話目」を見始めたわけだが……あれ? これどう考えても1期から綺麗につながってる話やん。どう考えても1話飛ばしてるとは思えない。確認してみたら、どうやら先週は1期の総集編だったみたいね。なーんだ、だったら別に見なくてもいいや。こちとら原作も読んでるから復習しなくても問題無いし。OK、今回のミスはノーカンだ。 じゃ、改めて「1話目」を見るわけだが……まぁ、何か変化があるわけでもなく、普通に正当な2期目だ。ただ、如何せん1期の幕引きが後味の悪いものだったので、2期の始まり方もちょっとどんよりした空気から始まっているのであんまり爽快感はない。そういうシナリオなんだからしょうがないんだけどさ。考えてみるとヒロアカって毎度毎度苦しい立場からのスタートだから、明るい話をしてるタイミングってあんまり無いんだよね。こっから先もヒーローサイドはヴィラン連合にいいようにされる展開がほとんどだしなぁ。ジャンプ漫画なら努力からの勝利なんだから普通の展開のはずなのに、息を抜けるタイミングが少ないってのはけっこう珍しい作品なのかもしれない。 一応、2期のスタートは体育祭から。せっかくタイトルが「アカデミア」になってるんだから学園ぽいことで盛り上げてもらわないとね。正直、1話目は重苦しい空気の中で対話(独白)してるパートが多かったので、アクションが売りの作品の出だしとしては今ひとつ。いや、正確な1話は前回だったはずだから構成がどうなってるかは分からないけども。話は重たいものが多いのだから、画面だけでもスカッとぶっ飛ばして気持ちの良い話を期待したいね。 なお、タイトルはお茶子さんでしたが、当方梅雨ちゃん推しなので、梅雨ちゃんが頑張る話がみたいです。まぁ、ヒロアカの女の子は割と可愛い子が多いのでみんな頑張ってくれたらいいよ。野郎は、知らん。 |
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Thraxi
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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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