最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「アルスラーン戦記 風塵乱舞」 5 一応2期目は2期目なんだけど、全8話というなんとも妙な構成。放送形態も色々と試行錯誤を繰り返す時代ですね。 1期の放送は気付けば1年前、日5ということで何となく観ていた作品だったが、こうして久しぶりに戻ってきた姿を観ても、味方軍のキャラがやたら増えていて「こいつだれだっけ?」みたいな展開が辛い。こんだけの大作なんだから、真面目に観てないとやっぱり駄目ね。まぁ、アルスラーン達の置かれている状況さえ何となく分かっていれば話にはついていけるので、1話目でざっとあらすじを教えてくれるのは本当に助かります。まぁ、どうせ原作が完結してるわけでもないのだし、たかだか8話程度のアニメで何が進むものでもあるまい。何となく把握した上で何となく観ていくという、あまりよろしくない視聴体制で追いかけて行くのが良かろう。 内容については、制作陣はほぼ同じなので特に変更はない。想定される変更点としては、今回は短期決戦なのでいくらかシナリオ構成を詰め気味にいじってくるかな? っていうくらい。その点に関しても1話目で特に性急な感じはしないし、良くも悪くも予定調和的な展開だ。いや、流石に王様チェーンデスマッチは想定外だけども。エンドカードはちょっと笑ったわ。個人的に嬉しいのは、そのエンドカードにも出てきたゆーみん騎士(エトワール)が今期はなかなかいいポジションで活躍してくれそうなこと。思い返せばアニメ1話で登場してそこから何となく登場を続けているこのキャラ、エラムと2人で謎の性倒錯劇場を演じているところはとても素敵だった。最近はもう、女性であることを隠してないので単なる美人さんになってしまっているけど。内山夕実の不思議なところは、男役もそこそこありながら、決してイケメン風でもなく、それでいて何となく魅力的な人物にまとめられるところよね。 その他にもキャスト面では色々と贅沢な作品なので、その辺をモチベーションに観ていければいいかな、と思ってるよ。 PR ○「DAYS」 5 サッカーアニメやー。サッカーが題材になってるアニメってすげぇ久しぶりな気がする。自分が見ていた記憶を掘り起こすと……下手したら「GIANT KILLING」以来か? ひょっとしたら他にもサッカーアニメってあったのかもしれないんだが、基本的にわたしゃサッカーに一切興味が無いのでアニメも正直あまり見たいとは思わない。つまり、マガジンは毎週割と読んでいるはずなのだが今作は原作も未読で、どんな作品なのかは全く知らない状態での視聴。 でもまぁ、普通のサッカー漫画だよね。マガジンだしね。「ダイヤのA」のサッカー版だと思えばおよそ間違っていないのではなかろうか。丁度アニメの方もそんな感じで、良くも悪くも癖のない出だし。原作もこんな感じで安定はしてるんだろうな。製作は「神バハ」や「残響のテロル」で映像クオリティの高さを見せつけたMAPPA、監督は特に味付けに印象はない宇田鋼之介。履歴を確認したら「銀河へキックオフ!!」っていうサッカーアニメの監督もやってた(観てないけど)。まぁ、やっぱり「サッカー版ダイヤのA」(もしくはサッカー版ベイビーステップ)みたいな堅実な仕上げになるんじゃないかなぁ。1話目を見る限り、一番の焦点となる試合描写はなるほど悪くない。特に回転がはっきりと見えるボールの描き方が独特で、これにフィールドを動くキャラはおそらくCGで立ち上げての管理になっているだろう(今回はシャトルランをする選手なんかもそうじゃないかね)。どのくらい真に迫った試合描写が出来るかは今後の注目ポイントだ。正直言うと「GIANT KILLING」の時代にはお世辞にも良いCGとは言えなかったので、時代が進み、「今なら描けるサッカーアニメ」ってのを見せてもらえるならそれはそれで面白そう。シナリオについては、マガジンでそれなりに連載が続いてるならそこまで心配しなくていいだろうしね。 後はなんだろ、あやねるヒロインが可愛い、っていうくらいかな。まぁ、この手のスポーツ作品だと一瞬にして女の子は空気になってしまうんだけども。そこはしょうがない。現時点では主人公の男の子が飛び抜けたステータスとして「根性」しかもっていないので、ここからどうやって強くしていくのか、っていうだけでも観る価値はあるかも。 個人的には、現在のマガジン作品だと「アクマゲーム」が好きなんですが、どっかでアニメ化の話は出てないもんですかね。 ○「ももくり」 6 新番じゃないらしいんだけど、テレビ放送は初みたいなので、一応。これ、今年度のグランプリにノミネートさせるのはアリなんでしょうかね(好きにしろ)。 とりあえず右から来たアニメを左に受け流す宗派の人なので、放送されると分かったらアニメはとりあえず録画してチェックする。今作もそんなわけで視聴したのだが、どうやら過去にWebで配信済みとのことで、調べてみたら去年の冬からだった。つまり半年空けてこの度BSで放送されることになったわけだ。昨今は色々な提供手段があるもんですね。Web限定とかも増えてきたし、「暦物語」に至ってはスマホ限定だから手のだしようがねぇんだよ(ガラケーユーザー並の感想)。ちなみに、原作漫画もWeb媒体のもので、同じプラットフォームからは今期「ReLIFE」もアニメになっている。むぅ、アニメも随分Web漫画への依存度を高めてきているのだな。 そんなわけで、すでに視聴が終わっている人も多くいそうなアニメなのだが……うーむ、スパイシー。もし春クールにこれを見ていたら、「スキスキ系ヒロイン」が「ネトゲ嫁」のアコ、「12歳」の花日に加えて3名になるところだった。しかも花日ちゃんとはCVまで同じだからエラい事に。加隈ボイスは純愛の証か? とにかくそんな一切疑念を挟む余地がないくらいべったべたなラブコメなわけだが、このヒロイン、なかなかやりよるよ。やってることはアコと大して変わらない気がするのだが、変態度数が高いヒロインていいものですよね。それが一見すると純情奥手そうに見えるとか、かなりポイント高い。結局、どこまで言っても男の願望は「都合のいい女の子」なんです。一方的に好いてくれるし、こちらの変態的欲求を満たしてくれるためには、彼女の方も変態でいてもらう方が良いのです。そういう意味で、栗原さんはまさに完璧なヒロイン。CVまで含めて欠点が1つもないのである。 1話目2話目はそんな彼女の魅力にメロメロになるだけで充分でした。これ以降、1クール分物語が続いていくことになるわけだが……どんなお話が展開するというのだろう。まー、多分後は延々普通のラブコメに終始するんだろうけども……毎回栗原さんがよだれやら鼻血やら、体液をダラダラ垂れ流してくれればそれでいいや。今作の監督・構成は平池さん、製作はサテライトだそうな。初めての組み合わせかな、と思ったが、一応「AKB0048」で仕事してるのか。まぁ、今作はそんな雰囲気を微塵も感じさせず、ちょこまかと可愛らしさが先立つ画作りに徹しているけど。初期の「WORKING」に通じるデザインですね。もう、ずっとこれでいいや。 こういうWebアニメって、製作にお金はどれくらいかけられるもんなんでしょうね。今作は割と作りがしっかりしてて、いわゆる5分アニメなんかはとは一段違う出来だと思うのだが。Web背信だけでちゃんと採算が合う商業モデルって確立してるんだろうか。色々と不思議な業界である。 ○「食戟のソーマ 弐ノ皿」 5 こんな中途半端なトコからはじまるんだっけ? まだ1年も経ってないのによく思い出せなかったのでちょっとびっくり。原作はあんまり熱心に読む漫画じゃないのでこの大会の結末すら思い出せない始末だったが、オープニング映像見たら大体思い出せたわ。ある意味ネタバレOPやな。 基本的には1期目から変更は無し。スタッフも一緒だし、これ以上無いくらいに純正の分割2クール目だ。まぁ、こんだけ間が空けばスケジュールに余裕はあっただろうし、1期同様に作画クオリティの高いアニメにしてくれるだろう。ただ、1期の感想で書いた通り、やっぱり個人的にはあんまり好きな漫画じゃないんだよな。料理にワクワク感がないっつうか、試合展開が地味っつうか。1話目は薙切妹と創真の対決だったけど、相変わらず審査員が懇切丁寧に説明してくれるだけの展開だからなぁ。先達の料理漫画みたいに、もっと料理自体がトチ狂ってくれればいいんだけど。 でもまぁ、キャラは悪くないからね。1話であっという間にアリスが負けちゃったのは残念だが、ありす独特のトンガリ目のへちょ顔が可愛い。そして、今シーズンは作中でも屈指の濃さを誇る美作が出てくるので、そのあたりの変な演出にも期待しよう。そう言えば前クールに種田梨沙のレギュラーが一本も無かったからアニメキャラの声聞くの久しぶりな気がする。
○「B-PROJECT〜鼓動*アンビシャス〜」 5 また新たなアイドルグループが爆誕したわけか。それにしても人数多いな……。ちなみに、「おっ、またアイドルものか、男性アイドルはうたプリ以来かな〜」って思って考えてたら割と最近いたわ。石膏ボーイズ。 アイドルアニメはまだまだ尽きることを知らず。元々男性向けコンテンツとして先行していたアイドルアニメジャンルだが、ここに来てグイグイ女性向けも数を増し、今や追い越す勢いだ。今作はもう、なんか全部が全部「うたプリ」の焼き直しみたいな印象。まぁ、アイドルアニメってそんなに話のバリエーションが作れるようなもんでもないし、やってることが同じになるのはしょうがないのだけど。すでに出来上がっているグループ内に、新たなスタッフとして素人っぽい女の子(やや引っ込み思案)が転がり込んで、アイドルのサポートをしていくという展開だ。ちなみにCVは金元寿子だ。見事なチョイスだな。 女性向けと男性向けの違いって、男性向けだとまだアイドルとして完成していない女の子を描くことが主眼にあるのに、女性向けだとある程度成立しているアイドルの活躍を描くことの方が多いよね。男の場合は頑張ってる女の子を見て「守ってあげなきゃ」とか「僕が支える」みたいなのが主たる動機になって、女性の場合は「ついていきたいわ」みたいなところに目的意識があるからなのかね。 画のセンスはうたプリに引けを取るものではない。まだまだはっちゃけるには助走が必要だろうが、すでにイメージ映像のアホさ加減なんかでなにかの片鱗が感じられる。ヒロインの女の子の顔芸が豊かなのははっきりうたプリと違うところで、可愛い女の子を理由に見る男性視聴者からすれば嬉しい部分だ。ほら、うたプリヒロインってなんか終始ギアスを発動してるみたいで怖かったし。ただまぁ、シナリオ部分になにかを期待するのはやめておこうな。1話目はベタな切り出しと言っても、「なんでお前らプロのスタッフなのに素人の女の子に指摘されるまで譜面のミスに気付かねぇんだよ」とか、その辺適当だからな。つばさちゃんの存在価値を示すためのエピソードだってのは分かるのだが、設定ガバガバすぎんだろ。 ま、うたプリ同様に一歩引いたところから何となく観られればそれでいいかな。多分「少年ハリウッド」みたいなヤバい中毒性は無いはず。無いといいな。 ○「Rewrite」 3 すげぇ、なんだこの1時間……ここまで何が起こったのか分からないのは久しぶりの体験かもしれないぞ。 いっつも言ってることだが、別に第1話で全部分からせる必要なんてないし、無理に分かるようにして脚本が歪むなんて言語道断。分からないなら分からないなりの、導入ってのはいくらでもある。ただ、最低限1話目でやって欲しいこととしては、「このアニメのこの部分を見て欲しい」「ここが面白いんです」ってのを提示することだ。前クールだったら「カバネリ」なんかも1話は壮絶な展開でついていくのがやっとだったが、それでもとにかくアクションとデザインで見せてくれたわけで、「なんだか分からんがとにかく良し」を体現することが出来ていた。その他にも、「色んなヒロインが出てきてほんわかできますよ」とか、「ひねくれたギャグが仕込んであって随所でニヤッとしますよ」とか、いざとなったら「中身は無いけどとにかくエロいですよ」でもいい。そういうことが分かれば、2話目以降を見ていくきっかけが出来る。1時間スペシャルってことで尺は倍あるわけで、これを有効利用した「リゼロ」って作品もあった。あの作品は確実に「シナリオ部分にこんな仕掛けがあって、ドキドキする展開をこの後も提供しますよ」っていう喧伝を一時間費やすことで見せてくれたのだ。 翻って、今作はどうだろう。何がやりたいのかがさっぱり分からない。まず、どんな世界なのかさっぱり分からないし、何アニメなのか、元を辿って何ゲームなのかが分からない。そりゃ学園にヒロインがいっぱい出てきて顔見せしてくれたんだから、販売元がKeyであることも含めれば「そういう」ゲームなのだろうが、主人公のキャラが絶えず過去の記憶にチクチクされながら、例によって軽口多めの主人公気質なのに上っ面はアウトロー気味に構えている。突っかかってくる男の生きてる意味も分からんし、主人公が何も考えずに回りの人間に愛想を振りまき、トンデモ世界でのドタバタに巻き込まれても順応性高めでアクションしてる意味も分からない。夢世界(?)で出てきたプレデターみたいなのの画面で浮き方も相当なもので、どこがこの作品世界の根幹なのかが全く分からない。ここまで拠り所が無く、何を中心に見たらいいのかが分からない作品は本当に久しぶりだ。 これで画が整っていれば何となく「まぁ、可愛いからいいか」で済む部分もあるのだが、なんだろう、1話目時点で画に惹きつけられる部分がほとんど無い。エイトビットならもうちょっとCG部分も含めて出来ることがあったと思うのだが……。監督は天衝氏だし、正直言って構成に期待していた部分はあるのだが(何しろあの「グリザイア」シリーズを曲がりなりにもまとめあげた人である)、ちょっと今回のお話はいくら何でもついていけなかった。構成がどうにも忙しなく、「なんだか元々のゲームのシーンを切り貼りしてる感が強いなぁ」というので抵抗があったし、その繋ぎも雑に見えてしまうので、1つ1つのシーンが作品としてまとまっているように見えない。なんだか、1時間もの無闇に長いPVを見せられているような感覚である。この1話目の説明不足は、「何が起こったか分からないし、気になるから2話目も見なくちゃな!」っていう好奇心を煽る仕掛けとして敢えてやっているのか、それともナチュラルに分かりにくい構成で垂れ流しているだけなのか……。なんか、後者な気がするんだよな。ま、ぶっちゃけKeyの系列作品って軒並み相性が悪いから警戒してる部分もあるんだけどさ。 そんなわけで、やっぱりこの警戒心の水準が下がることはなさそうな1話目でしたとさ。いいところを探すとしたら……ヒロインが千和なところとか……。 ○「ラブライブ!サンシャイン!!」 6 「ラブライブ!」の後に付けて格好良くなる超人の名前が他に無いかなー、って考えた結果、優秀賞は「ラブライブ! パルテノン!!」に決定しました。時点は「ラブライブ! ザ・コンステレーション」。 アホな話題から入ってみたが、押しも押されもせぬ今期注目番組の1つ。何しろその前身があれだけのヒットコンテンツになってしまったわけで、正統な「続編」と銘打たれた今作に注目が集まるのは当然のことだろう。個人的には、「ラブライブ」という作品は好きだったが、あくまでμ‘sのファンとしてアニメを楽しんでいたという立場なので、そのμ‘sが過去のものとなり、裏方に回った今作は一切タッチせずに初の視聴。そりゃな、出たての声優が集まってアニメも何も出てない状態なら私にとってはAKBやらなんやら、その辺のアイドルと差は無いわけでね、事前に追いかけようとは思うまいよ。アニメが始まった今日この日からがスタートである。 そんなわけで初見だが、まぁ、予定通りといった出だしだろうか。まさか作中で「START:DASH」が流れるとは思っていなかったのでそこは嬉しい不意打ち。「アクア」を押していきたい制作陣はμ‘sとは完全に分けて扱うだろうと思っていたので、早くも1話目でμ‘sの音源、映像を使ってきたのは予想外である。こうして「過去に成功したもの」を使っていくことは、全く持って正しい戦略性であり、使えるものを使うのは「ずるい」ではなく「賢い」である。引き合いに出す例として正しいかどうかは微妙だが、過去にワクワクしながら「キディ・ガーランド」を見ていたのに全然「キディ・グレイド」のエクレールたちが出てこずもやもやした、なんて経験もあるので、さっさと世界観を接続し、使えるものはガンガン使っていってほしい。私は、「μ‘sの物語の続編」をやってもらえる方が嬉しいわけで、この導入は安易な釣り餌としては充分なものだ。 しかし、そうして過去の栄光にばかりすがりついていては、新たな作品として独り立ちは出来ない。今作は改めて「アクア」というグループを一大コンテンツとして作りあげていく必要があるわけで、そのためには魅力的なドラマ作りが必須。つまり、過去の栄光のおいしいトコロはしっかり利用しながら、新たな物語を「違うもの」として提供していく必要がある。そうして「違う点」に注目して見ると、今作はキャラデザはまるきり同じ。ぶっちゃけ1話目を見ただけじゃとてもじゃないがキャラの差別化は図れず、しばらくは苦労しそう。先入観はあるかもしれないが、正直μ‘sの9人よりも今回の方が区別するのが大変そうだ。しかし、物語の導入はもちろん元祖とは違っており、休学してて学校にいない奴やら、転校生やらといった導入で、ここからどうやって最終的に「ウチも入れて9人や!」まで辿り付くのか、そのあたりが最初の山場ということになるだろう。もちろん、今回はさっさとメンバーを揃えて、大会での試合の様子を事細かに描いていく、なんて展開でも悪くはないだろうが、ラブライブっていう商品の性格上、多分学校から外に出るまでは時間がかかる気がするんだよね。 個々のキャラについては、まぁ、思い返せばラブライブ1期だってしばらくは覚えられなかったし。俺、基本的に感想書き始めたのも2期からだしな。どこぞの西木野さんレベルのクラッシャーさえいなければ別にいいかな、っていうレベル。中の人はほとんどが初見だから何とも言えないが……穂乃果ポジションのメインの子は無難にこなしてますね。会長と中二病、黒髪2人が若干怪しいかなぁ。中二病の方は作り声だったから変な演技になってただけな気もするけど。イエローバスターがゴーカイイエローに追いつけるかどうか、今後の声優業界に注目。 後は海のイメージなんかを上手く使って、「ラブライブらしさ」を活かしつつ「アクアらしさ」にどう切り替えていくかが見もの。いっそのこと旧作では絶対出来なかったような無茶な冒険をしてもらうのもいいかもしれないゾ。μ‘sメンバーが突然殴り込みに来て9対9の個人戦マッチとかどうだろう(少年ジャンプ脳)。矢澤先輩弱そう。東條先輩強そう。このアニメは私を「なんやねんこのクソみたいに下手な似非関西弁のデブは」から「あぁ〜のんたんマジ聖母なんじゃ〜」に変えることが出来るかな?! (当方、かよちん推しです) あ、ちなみに脇キャラにかな恵ちゃんとアスミスがいたので、もうそっちでユニットつくってライブ活動始めちゃえばいいじゃん、とか思ったのは内緒です。 ○「ReLIFE」 6 やめろ、このアニメは俺に効く。……やめて……マジで……。 「若返って高校に行く」だけなら、まぁ、斬新な設定ではないだろう。どこぞの名探偵なんて高校生が小学校に行ってるわけだし、日本のアニメ漫画でもっとも多い(当社調べ)舞台である高校に高校生以外を送り込むために若返るってのは、割と前例のあるお話だ。しかし、その主人公が「夢破れたニート」で、何らかの副産物としてのトラブルではなく、確固たる目的意識を持って「高校から人生をやり直す」というのは割と新しいんじゃないだろうか。「俺、大人なのに」というギャップは非常にシンプルなネタ回しなのだが、分かりやすいだけに身につまされるというか、実感が湧くというか。これ、本当に見る人によって見え方が全然違うアニメになりそう。高校生が見たところで、多分この実感は絶対に得られないだろう。立派に社会に出て働いている大人が見てもまた違う見え方になるし、仕事も出来ずに、ただ人生を無為にしているニートが見れば、……見れば………………うわぁああん! 人生を無気力に生きるクソ虫から見れば、このアニメで主人公が挑むミッションは、まさにドラマの主題となるべき一大決心、大冒険である。「JKと合法的に!」なんてのはわくわくもんなのだろうが、まず、新太が漏らした「毎朝起きて高校に通うなんて……」という時点で切実。「よく当時はそんなことが出来たな」と。いや、普通の社会人も「毎朝起きて会社に行く」はやってるんだろうけど! でもね! それが巨大な壁に見える人種もいるの! ほら、自由業の人とか、フリーランスの人とか、世界の時間に縛られない、そういう職種の人のことだよ。もう、そういう細かい部分からなにから、「あ、つらい」というのがびしびし身体に突き刺さるアニメなのである。今更高3レベルの数学のテストを受ける苦しみとか、想像するだけで地獄だよ。なまじ「昔は出来てた」っていう記憶があるだけに、全てが忘却の彼方にある自分を認識したら、本当に打ちのめされそう……。 いやいや、今作はそうした絶望感を楽しむだけのアニメではないはずだ。今後は学園生活が少しずつ楽しくなっていくんじゃないかな。主人公はニートでこそあるが(より正確に言えば就職活動をしている人間は定義上ニートですらないが)、旧友と呑みに行ったり、頑張って就活面接に行ったり、それなりに社会に適応しようとしている人間であり、昨今のラノベで出てくるようなクソ野郎ではない。突飛な状況設定にしばらくは戸惑うかもしれないが、落ち着いて来たら割と普通に高校生活が送れるんじゃなかろうか。そうしたら楽しい部分だってあるのかもしれないし、なにか明るいニュースが入ってくることを期待したい。 だってさぁ、同じクラスにCV茅野・CV戸松・CV上しゃまっていう女の子たちが並んでいて、さらに担任がみゆきちなんだぜ。もう、この時点で勝ち組じゃん。隣に戸松系女子とか、もう、理想の高校生活の80%を達成したようなもんじゃん。僕のところにも来てくれません金、ReLIVEの社員さん……。 映像面に取り立てて見るべき点はないのだが、女の子はそれなりに可愛く描けているし、そこまで動画を気にするような作品でもないだろう。今後のスクールライフが楽しくなることを祈っております。 ○「不機嫌なモノノケ庵」 5 今期記念すべき一発目の作品はこちら。正式には関西だとマンパ枠になるようだが、AT-Xでやってたのでせっかくだから先行視聴。 とても分かりやすい妖怪もの(そんなジャンルがあるかどうかしらんが)。舞台設定は分かりやすいし、キャラどうしの関係性も特に悩む必要はない。個人的にはこの手の作品だと「妖怪をどういう存在と見るか」っていう部分は気になるところなのだが、今作でメインを張る安倍が妖怪をどう見ているかは1話目の段階でとても良く分かったし。ただ、次回予告を見る限りだと2話目の妖怪は割と怖そうではあるのだが……。 掲載誌はガンガン系、野郎2人のバディ構成から見るにいくらか「そっち向け」要素も無くはないだろうが、1話目みたいなハートフルな内容なら大きく問題は無いだろう。今回活躍したモジャモジャ、最初は不気味だったけどもラストは色々と可愛らしく見えるようになったし、そしてキービジュなんかを見るとそこかしこに映ってるので、まだ登場のチャンスはあるみたいだし。モジャモジャを愛でるというのも今作を見る1つのモチベーションになるかもしれない。まぁ、流石にそれだけだと飽きそうな気はするが。あとは女の子が出てくればいくらかプッシュする部分も出てくるでしょ。 監督の岩永彰は、記憶にあるタイトルだと「テガミバチ」をやってた人。他になにかあったか、と思って調べたら「ISUCA」っていう文字が出てきたのでソッと閉じた。さらにスタジオはぴえろではなくて「ぴえろプラス」っていうあんまり聞かない名前になってたんだが、最近だと「さばげぶっ」「レーカン!」など。……まぁ、どうとでもなるわね。 中の人は1話目ではほとんど登場しなかったのであまり語ることもないが、主人公の名前がハナエなのに花江君じゃないのはややこしいな、って思いました。あと、いくつになっても伊藤美紀のお母さんは素晴らしいな、って思いました。 |
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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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