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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「エンドライド」 4

 日テレによる一ヶ月遅延放送のため、ようやく訪れた最後の新番チェック。これにて今期のアニメ視聴本数は久しぶりに50本の大台を超えて51本になった。まぁ、「こわぼん」とか「鬼斬」とか「影鰐」も入れての数なので、若干盛ってる部分はあるものの、それでもやっぱり多いのは間違いない。流石に「カミワザ・ワンダ」とかは切ってもいいんじゃないかって気もする。「聖戦ケルベロス」あたりはもう半分切ってるような状態だしな。

 さて、そんな記念すべき最終作品だが、残念ながら取り立てて記念したいような作品ではない。くくりとしては非常に雑ではあるが、これもやっぱり異世界転生。転生後に最初に親しくなるのが萌え萌えな女の子じゃなくて野郎どうしの接触なのは辛うじてラノベ作品とは一線を画しているが、もう、それならいっそ萌え方向に傾倒してくれた方が見やすかった気もする。監督は後藤圭二、製作がブレインズベースということで何とも事前情報を持ちにくい状態。ゲームとのメディアミックスが主目的の作品なのかな? 既にヒットしたゲームが前提にある場合には「神バハ」みたいに巨額の資産が投入されるので助かるのだが、こういう風に「これから売っていくゲーム」の作品の場合、残念ながらアニメクオリティに保証はないしなぁ。大体「ラクエンロジック」くらいを目安に見ていけばいいのかなぁ。正直、放送開始から既に一ヶ月経過しているので首都圏では4,5話くらい進んでいると思うのだが、一切評判を聞かないところを見てあんまり期待も持てない気がしている。

 映像面は、まぁ普通。アクションになるとなんだかもっさりしている気もするが、主人公は武術の心得なんて無いパンピーなのだから彼の戦闘シーンがもっさりするのは仕方ないだろうか。その他の面でも、キャラ画普通、背景普通。公式ページによるとあの和月伸宏と萩原一至がキャラ原をやっていることが売りのようだが、あんまりアニメ画でそこはピンと来なかった。一応異世界のディティールはやや描き込みに興味が持てる部分も無くはないのだが、キャラ画がのっぺりしているのでそれだけでは誘致要因にはなりにくいかな。シナリオ面もごくごく教科書通りの異世界転生。元の世界に取り残されたお母さんがあまりに不憫で仕方ないのだが、今後のシナリオでお母さんが救われる展開はあるんでしょうか。親父はクズっぽいから無視してもいいけども……いや、でもいくら身内とはいえ、勝手に父親の社長室で機密っぽい保管庫をあけて勝手に危険物に触る息子にも責任はあるよな。一応父親との関係っていうファクターが異世界イケメンとの繋がりになっていくのかなぁ。いや、あんまり興味無いけどさ。

 残念だったのは、最後に出てきた女の子がパッとしないところなんだよ。いや、デザインは別にいいのだが、声が微妙なんだな……調べてみると子役上がりで実写方面で実績のある役者らしいのだが……まぁ、声優仕事の発声ってそういう一般の役者業とは違う部分が多いからね。馴染むまでには多少時間がかかるだろう。相性が良ければ1クールのアニメ仕事でも案外馴染むもんだから、今後に期待だ。あとは特に触れるところもないです。

 さて、ここから先で視聴をやめるアニメがあるかどうか。

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○「カミワザ・ワンダ」 ー

 とりあえず今期新番組はこれで一通り終わり? いや、まだ「小麦ちゃん」のあと枠にもう一本残ってるんだけど、始まるのが2週間後なのよね……もう新番組でも何でもないな。

 土曜朝の新番組。内容はポケモンからパクった妖怪ウォッチをさらにパクったようなデザインの玩具販促なのだが、その玩具自体の発売が6月っていうのが謎。東映特撮の規準からすると、テレビに登場したアイテムがすぐにおもちゃ売り場にならばないのは絶好の商機を逃しているようにしか見えないのだが……あと2ヶ月で作中のアイテムの魅力をどんどん盛り上げて、満を持して売りに出すっていうスケジュールなんですかね。

 実はこのアニメの映像を見るのは初めてではない。以前、夜にやってる「モニタリング」というバラエティの中のドッキリで芸人がアフレコに挑戦するという企画があり、その題材としてこの作品が扱われていたためだ(まぁ、つまりは番宣だ)。声優が実際に出演するってんで一応見てみたのだが、当然のことながら芸人メインなので声優ファンとしてはあんまり面白くはなかった。とりあえず「ヒロ・シモノはどんな場所でも使いやすくていいなぁ」という安心感が得られる番組でしたね。どう考えてもあんな役のオーディションにヒロしかいないのはおかしいんだけどさ。

 さておき、そんなわけでブラマヨ小杉が実際にキャストとして参加している作品だが、まぁ、朝番組だしあんまり書くべきこともないなぁ。「これ、売れるのかなぁ」って商品の心配ばっかりしてしまう。だって、妖怪ウォッチに比べるとキャラに誘致要因がない気がして。アイテムの方はカメラを元にしたデザインでそれなりに格好良い気はするのだが、それを使ってとらえるターゲットである「バグミン」に魅力がなさそうなのと、あと何と言ってもワンダがいまいち可愛くないのが……。いや、慣れれば可愛く見えるのかなぁ。ジバニャンと比べてどっちがいいかっていわれたら、初見だと案外微妙なのかもしれないけど。どういうおもちゃになるんだろうなぁ。とりあえず、「勝平ちゃんが関わる子供キャラはジェットスケボー好きすぎるだろ」って思った。

 あ、あとオープニングはDAIGOが歌ってるが、最近では珍しく、「取説か!」って思うくらいに直球な説明歌詞なのがちょっと面白い。DAIGOさん、ロックンローラーなら仕事選ぼうぜ。

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○「ふらいんぐうぃっち」 6

 読売名物、BSなので二週間遅れ枠。まぁ、放送されるだけでもありがたいと思わないと。

 原作未読、っつうか未知。タイトルだけを見て「地球侵略を目論むネウロイに立ち向かう鋼鉄の乙女たちの話かな?」とか思ってたら、予想の斜め上、斜め下、ねじれの位置の作品が出てきました。もう、なんだこれ。徹底的なまったり感。そうか、今期は「のんのんびより」の後続に川面さんの「田中くん」があるのかと思っていたが、真の田舎アニメはこちらだったか。

 いわゆる「日常系」の良さがそこかしこにあふれている作品で、そのユルさは主人公・真琴に全てが集約されている。いやー、分かってるんだよ? タイトル見てるんだから「この子は魔法使いなんやろなぁ」ってのは分かってるんだよ。でも、未だかつて、魔法少女が主人公なのにこんなにも何気なく「浮く」作品があっただろうか。ホウキのグリップを確認してるあたりで「なんだ、そういう古式ゆかしい魔法使いっぽいこともするんやなぁ、でも、妹ちゃんの前でそれを説明するわけにもいかないし、どういう言い訳して買うんかなぁ」と思ったら、飛ぶ。何の前触れもなしに飛ぶ。平気で。もう、爆笑してしまった。しかもいわゆるロケット的な推進力を一切感じさせずに、そのままホバリングで浮く。この揚力は確かに魔法以外あり得ないわ。呆然とする妹ちゃん、そして幼馴染みの娘。あまりにも唐突に浮いたもんだから「え? この世界ってそういうのOKなの?」って思ったら、当然OKじゃないんだよな。みんなで目を丸くしてるけど、男の子だけ平気。親族だからな。「あれ? こういうのってばれてもかまわないんやな、なんだ、たまたま妹ちゃんたちが知らなかっただけなんか」って思ったら、今度はやっぱり秘密にしなきゃいけないとか言われる。もう、何がなんやら。この娘、絶対色々あかん。極めつけは「人が死ぬこともあるんですよ」というマンドレイクである。青森のその辺の空き地にぽつんと1つだけ自生してるマンドレイクの時点で突っ込み待ちだし、その匂いは遠くからでも分かるアンモニア臭。この世界、ひょっとしてそこら中に魔術トラップがしかけられているのでは……。

 何がすごいって、これだけ無茶苦茶やってるにも関わらず、1話目では特に「分からない」ことが無い。真琴のキャラがすんなりと入ってきて、さも「ずっと前から知り合いでした」みたいな顔で堂々と居座っている。魔法がこの世界でどう扱われているか、なんて問題もいつのまにか「それでOKやな」という位置に納まっている。何もかもが、弘前の町に違和感なく溶け込み、「それはそれとして適当に日常ものをやりましょう」という空気が完成している。このケロッとした世界観はなかなか癖になる。監督は桜美かつし。最近はあまりヒットに恵まれなかったが、彼には「あさっての方向」という秀作を作りあげた実績があるし、細かい仕事の実績では充分に力があることは知っている。久しぶりに、しっかり肌に合いそうなお仕事が回ってきた感があり、期待感は高まる。製作を担当するJ.C.STAFFも最近は安定して良い仕事が増えており、今作でもゆったりした青森の景色の中で的確な写実性と美術性が共存している。いい画が作れているし、これでいい話が出来れば完璧ですね。今期日常ものの筆頭はこれでいいんじゃないかなー。

 中の人は、主人公の真琴役は篠田みなみという初めて見る名前。まだ若手のようだが、すっとぼけた真琴のキャラに良い具合にはまっていてとても聞きやすい。多分、割と好きなタイプの役者だ。ぶっちゃけ「青森が舞台」ってことで「ここはのじょさんに仕事が回ってくるチャンス……」と思ってたら違ったのでがっかりしたのだが、篠田とは同じ事務所でかなり親密な先輩後輩なのね。ひょっとしたら青森要素の指導なんかも受けているのかしら。なお、もう一人の青森系声優・みかしーはちゃっかりレギュラー役を勝ち取っている模様。まぁ、弘前と三沢じゃだいぶ離れてるからのじょさんに関係ないのも仕方ないし……(そうか?)

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○「マギ シンドバッドの冒険」 5

 日5枠だったせいもあってあまり追いかけることが出来なかった「マギ」の新作(?)がこの度久しぶりにアニメ化。間にOVAなんかも挟んでいるみたいだが、当然チェックはしていないので随分久しぶりの視聴となる。確認したらもう2年も前。いや、まだ2年しか経ってないというべきなのかな。目の前を数多のアニメが通り過ぎていくせいで、時間の感覚も随分おぼろですわ。

 シンドバッドの冒険ってことで、「マギ」本編では容赦無く強キャラっぷりを発揮してくれていたシンドバッドの生い立ちの物語となる。あの通りの性格だから、もやもやしてしまうアリババの話よりはすっきりと晴れ渡る7つの海の冒険譚が見られるのかと思いきや、1話目は幼少期の「動機」の物語だったために容赦無くハードな展開。今作は「国」と「戦争」というテーマを正面から描いているため、本編でも同様に容赦無く現実的な「悲劇」を扱っちゃうんだよな。「始まり」の物語ということもあり、1話だけを見てしまうとすっきりする要素は何一つ無く、ただただテンションが下がってしまう辛いお話である。正直、なんで週末の穏やかな一時にこんな話見せられなあかんねん、とも思う。

 でもまぁ、悲劇だからって悪いってことはないわけで、これだって立派なドラマの1つ。シンドバッドという人間はもちろん「1000年に一度」と言われた天才であり、剛胆な人柄もあって「勇者」たり得るわけだが、単に才があるからといって魅力的な人間が形成されるとはかぎらない。その才を活かし、人格を形作るための動機は必要不可欠。彼の場合は父親を巡る悲劇を通じて、「国」や「人」を考えるきっかけが与えられ、それが後の物語に彼の治世を生み出す基盤となっている。この下準備は何を差し置いても必要なエピソードということだろう。理不尽なのは間違いないが、短い話の中できちんと彼の父親の高潔さは現れているし、シンドバッド本人も子供ながらに真っ直ぐな人物であることは何となく分かる。「はじめの一歩」としては過不足のない物語ではなかろうか。

 まぁ、そうは言ってもやっぱりテンションは下がってしまうが……来週以降にワクワクするようなお話が見られれば充分ペイするでしょう。映像製作はあまり見たことのない名前のスタジオだが、確認すると「Clasroom Crisis」の会社。大崩れするという心配は無いだろう。A−1が製作を担当していた元々の「マギ」に比べるとやや主線が太くなり、色遣いも淡めなっているが、取り立てて違和感があると言うほどでもないし、丸っこい子供スタイルのシンドバッドのデザインなんかはむしろ可愛く見える方向性。まぁ、来週以降は子供シンは出てこないだろうけども。出来れば鬱要素は少なくして、元気なアドベンチャーが見たいもんです。

 中の人については、幼少期のシンドバッド役に高本めぐみがキャスティングされているのは個人的に嬉しい。でも、これまた来週からは出番がなくなりそうなんだよなぁ……。めぐたんにお仕事プリーズ。

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○「ビッグオーダー」 4

 他作品に比べてやや遅れてスタートした作品。今期の角川10話枠ってこれなのかな?

 原作未読。「未来日記」の作者の作品ということで製作は同じくアスリード。そのおかげなのか、キャラクターデザインなんかは数年前の懐かしい「未来日記」とほぼ同じ質感で再現されている。「未来日記」は尺の問題もあって、せっかく面白そうだったのになんだか消化不良で終わってしまった気もするアニメだが、基本構造は色々刺激的な部分があったのは間違いないし、決して嫌いな作品ではない。そうなれば、同じ作者が作っている今作も何か興味深いものが得られるのではないかという期待はあるのだが……なんか、全体的にもっちゃりしている。この第一印象を上手く言葉にするのが難しいのだが、全体的に、インパクトが薄い気がする。原作を知らないので勝手な推測だが、この全体的な違和感というか停滞感みたいなものには、おそらく尺の問題が大きく関わってるんじゃないだろうか。

 具体例を挙げていくと、例えば主人公が襲ってきたヤンデレっぽい子に無意識に反撃して刀を突き刺してしまうシーン、その女の子が平気で蘇り、妹ちゃんの車椅子を押しながら登場するシーン、さらにその妹ちゃんにあっさりと刀を突き刺し致命傷を与えるシーン。どれもこれもかなり衝撃的な、1話目の掴みとしては充分な熱量を持つシーンだと思うのだが、その全てが、なんだか流れ作業のようでショックが小さい。刀で返り討ちにするシーンなんて、画面の光量が少ない上に構図が見づらいために、あのワンカットだけだと何が起きているのかもピンと来なかったりする。他にも、スタンガンでやられた主人公の目覚めや、返り討ちにしてしまった後の主人公が立ち直って妹のところに行こうとするくだりなど、全てが性急な感じがして、世界の運命を握っていたり、圧倒的な悲劇を背負っていたり、そういう「ビッグ」なバックグラウンドを感じさせるような余裕が無い。画がことさらに悪いわけではないので、こうした難所が出来てしまった理由は、1話のラストまでで主人公の目覚めを終わらせなければいけなかった尺の要請が大きいのではなかろうか。

 大抵、こうして駆け足気味になってしまうアニメってのはこの後の構成もきつめになってしまうわけで、物語の筋を追うだけで手一杯だとアニメとしてはちょっとしんどいかな、という予測が立つわけだ。まぁ、何も知らないで勝手に想像しているだけなので、2話目から雰囲気をガラリと変えてこのどこか現実味の乏しいふわっとした世界のオリジナルなドラマが展開するのかもしれないが……前クールに似たようなデザインで色々と肉薄していた「亜人」があっただけに、適当過ぎる主人公の能力設定なんかはちょっと誘致要因として弱いんだよね。能力が強すぎるだけならまだしも、お約束のようにそれをべらべらしゃべってしまう主人公の神経も分からんしなぁ。「他にも知ってる奴がいるんだろうが」って分かってるならネタバレするだけ馬鹿馬鹿しいし、どうせ相手が全部知ってるって思うなら説明する必要も無いし。少年漫画のお約束と言われればそれまでだが、やっぱり違和感は拭えない。そしてこの能力設定だと、他の能力者もやりたい放題の大雑把さだしな。能力バトルものとして楽しめるかなぁ……。

 中の人については、少年役をやってるのは久しぶりに聞いた気がする森田せいいちさん。1話目だとちょっと控えめな印象の主人公だったが、このCVってことはこれからいくらかやんちゃになっていくんでしょうか。相方を務めるヒロインにはみかしーがエントリー。メインヒロインって、実はレアな機会だったりするみかしー。知名度は上がってるのになかなか最後の殻が破れない感じがもどかしいなぁ。そして妹ちゃん役には久野ちゃん。久野ちゃんにしては年齢が高いな。圧倒的な「無垢」を感じさせるために、このくらいの年齢設定でも容赦無い久野ちゃんである。この声でお兄ちゃん好き好きだとますます犯罪臭くなるから危ないぞ。

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○「リルリルフェアリル〜妖精のドア〜」 ー

 なんか、調べてみたら他の地域では半期前から放送が始まってたみたいなので厳密には新番組ではない。っつうか、テレビ大阪で放送してることも知らなかった。今回たまたまAT-Xの番組表で新番組表示になってたからチェック。

 まぁ、「ここたま」の1話目観たときと同じ反応で特に問題は無いと思う。正しく清い年齢層のターゲットの人に見てもらえばいい作品なので私がどうこう言うのも野暮な作品だろう(まぁ、プリキュアとかはどうなんだって話だが)。正直言うと「サンリオキャラのアニメ」ってんでマイメロみたいなバーストとかを期待した節はあったんだが、話の流れからあんまり爆裂するアニメになるような雰囲気は無いな。「ジュエルペット」の後輩に当たるらしいので、何があってもおかしくはないのだが……。視聴を続けるかどうかは半々だが、結局「ここたま」を視聴を続けていることを考えれば、まぁ、何となく見続けるかもしれない。

 中の人はメインの3人を花守ゆみり、内田彩、日高里菜というかなりの高音域で埋め尽くしている。どこぞのキノコハウスに住むうさんくさい妖精とはエラい違いである。ロリ声の共演、はなべえの成長記録の1つとして聞ければ良いかな? ちなみに、CV内田彩の影響もあってか(??)なんか時たまキャラクターデザインがちょぼらうにょぽみに見えることが……。そうやって見てると、将来何が起こっても不思議じゃない気がする。

 

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○「美少女戦士セーラームーンCrystal Season Ⅲ」 6

 エンディング凄くない?! ねぇ、凄くない?! もう、超絶イケメンだった。正直、男声パートを誰が歌ってるのか分からなかった。いや、キャストを考えれば一択なんだけど、あまりにもイケメン過ぎて。これ、カラオケに入ったらテロップは何色になるんだろうな?

 えー、セーラームーンです。いきなり3期です。ごめんなさい、1期2期は観てません。正確には、1期1話、2話くらいまで観て、「まぁ、これはいいや」ってんでスルーしたんですね。理由は色々あるが、最大の理由は放送開始時にはネット視聴以外に方法が無かったこと。私、基本的にネットでしか観られない作品は観ないんですよ。しんどいから。BSまで含めてテレビ放送してるものだけを録画し、1つずつしらみつぶしにしていくだけでも時間がいっぱいいっぱいなので、記録を残せないネット放送は基本的にアウト。過去に特例といえば石館光太郎作品と聖闘士星矢くらいかな。元々、この新盤「セーラームーン」は刺激的なキャスト陣のおかげで気になってはいたんだけど、ネット視聴のストレスもあったし、正直1話目の出来があまり良くなくて、視聴のモチベーションが維持出来なかった。いつの間にか放送も終わってたし、CSなんかでは再放送もあったんだけど、それ以来追いかけることはなくなってた。

 それが、今回3期に入ったことで心機一転、めでたくCSでも放送されているので視聴を開始することに。理由は大きく2つだ。1つは、……キャストだ。ほら、新キャラでるじゃん。まぁ、そこは、察してくれ。最高のキャスト陣が超最高のキャスト陣になっただけだ。そしてもう1つの理由は、割とスタッフが変わっていい画になったと聞いたから。1期はどうしてもキャラ画が安っぽくて観られなかったのだが、だいぶ今風に近づけて見やすくなったという。キャラデザ以外にもスタッフが結構変更されており、ディレクターは今千秋になっている。キャラ画が良くなったなら、また見てみようかな、っていうモチベーションもあがるのである。

 そして実際に見てみると……いいじゃない。綺麗じゃない、可愛いじゃない。原作絵の古くささは残しつつも、1期と比べると大きくリファインされて見やすくなっている。全体的な動画の質も改善してる(ような気がする)。1話目は全員で変身バンク&決め台詞をたっぷりやるという恐ろしいサービス回になっており、今作で見せたい部分が一気にたたき込まれた。うん、これなら現代のプリキュアにも負けてない。というか、改めて見るとやっぱりこれがプリキュアの祖なんだよな。冒頭部分で「あ、みなみさんや」って思ったもんな。改めて、セーラームーンの世界を確認出来る作品になったらいいなぁ。

 そして、1期との大きな違いといえば、……「キャストが全員揃った状態からスタート」なんですよ。そう、ぶっちゃけると、1期の何が辛いって、しばらく見ないと全員揃わないところなんですよ。最初の方なんて全員うさぎとの関係がぎくしゃくしてるのも知ってるし、そういうところを1から追いかけるのが大変だと思ってしまったんです。それに比べてこの3期はどうだろう。なんと、5人がみんないちゃいちゃしてるではないですか! これがパラダイスです。私の夢見た声優パラダイスなのです。最年少ながらも一番の落ち着きを見せる亜美ちゃんにひーちゃん。「怪力」とか言われても気にしないまこちゃんにあみっけ。元々こんなに脳みそ軽かったっけ? と驚くばかりにテンションの高いみなちゃんに御前。もう、この時点で楽しい。全員まとめて聞いたのは初めてだが、まこ&美奈のアホっぽさが本当に最高だ。そして、個人的に極まったのが「戦いの女神」レイちゃん役のサトリナ。サトリナボイスで「折檻よ!」とか言われたら、もう……駄目だ、俺はもう駄目だ。

 他にもちびうさは可愛いしルナも可愛いし……そして新登場のはるか&みちる! なんやこの完璧な布陣。みちるさんがとてもじゃないが高校生じゃないことなんか気にしたら駄目だ。元々そういうキャラだったろ! そしてあのエンディングである。

 嗚呼、俺はもう駄目だ。

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○「はいふり」 6

 「静かな海は船乗りを育てない」↔「北風がバイキングを作った」。海に縁のあることわざってのは同じことしか言わないな!

 さて、「うわ! びっくりした!」と言いたいところなのだが、流石に関西の放送時期には色々と噂も目にしてしまっていてね……オチの部分、ネタバレ無しで見たら「ほほぅ」ってなったと思うんだけど。でもまぁ、そんな残念なネタバレくらった状態でも割と衝撃的な内容だったのでOKということにしましょう。

 また女の子たちを兵器に乗せようとする。まぁ、今回は明確に敵対勢力が表示されたわけではなく、あくまでも海上警備隊の一環として船に乗せたのだから他作品とはちょっと違うといえるのかもしれないが。戦艦というとどうしても「艦これ」のイメージだが、今作の場合はどっちかっていうと「アルペジオ」の方が近い気もするし、もっと昔まで遡れば、最近再版された「タクティカル・ロア」なんてアニメもある。船の上ってのは一種の隔絶社会、つまり「非現実」でもあるので、こうしてドラマを作られることも少なくないってことだな。今作の場合、その戦艦を授業の一環という名目で全部女子高生に操縦させてしまおうってのがオリジナル。主人公が乗っている「晴風」とやらはそこまで大きな艦ではないらしいが、それでも戦艦は戦艦。戦車とは比較にならない人員を必要としており、1つの戦艦の中に大洗女子の全員をぶっ込んだみたいな状態になっている。おそらく全員を描き分けきることが主目的ではないだろうが、ガルパンはいつの間にやら全てのキャラに個性が付き、描き分けられるようになっていたのだ。ひょっとしたら今作だって、そういう神がかった展開を見せるようになるかもしれない。

 1話目はとにかく展開のサプライズ要素に持っていかれた。一体何が起こったのかさっぱり分からない状態だが、なるほどわざわざタイトルに小ネタまで仕込んで仕掛けてきただけの衝撃である。教官が冒頭で見せた優しさが真逆の意味を持つようになり、突然海に投げ出された一戦艦の「家族」全員がどうなってしまうのか。当然、このままいけば武蔵に登場していた親友との対決なんかも待っているのだろうし、国家全てを敵に回した彼女達が生き延びられるかどうか、というだけでも充分シナリオを引っ張れる要素だ。脚本は吉田玲子。これだけのサプライズを用意して、下手な終わらせ方はしないだろう。これからの展開に期待したい。

 監督の名前は他で見た記憶が無かったが、「大図書館の羊飼い」で監督を務めていたらしい。うん、よく分からないな。製作はアイムズなので若干の不安はあるものの、1話目の時点では悪くないデザインだったし、戦艦の見せ方も悪くはない。「アルペジオ」の時は全てがCGであまりに完成されすぎていたので、今度は多少なりとも揺らぎを持たせて、「家」としての戦艦をどう描いていくかが面白い比較ポイントになるのではなかろうか。あとはこれだけ大量の女の子をどう差別化していくかだが……真剣に見分けたくなるような作品になるかな? どうかな?

 中の人はあまりにも多すぎるのでなかなか把握出来ないが、クルー全員にキャストを当てているということはそれなりに気合いを入れて描いていくということだろう。メインヒロインは「天体のメソッド」以来となる夏川椎菜。今回は(今回も?)Trysail総出演だが、その中でメインを勝ち取ったのは頑張った証拠か。天さんはしばらく出番なさそうだし。主人公・明乃のアホっぽいのにそうじゃないテンションはなかなか面白い。ロリ系少女ながらも俺ツエーが発揮出来る主人公か? その他、メインブリッジにはLynn、種﨑、そしてシカコなどの名前が並ぶ。だいぶ若いなぁ。まぁ、そういう作品だわな。田辺留依、福沙奈恵といった他作品でメインを務めたキャストもちらほら見えるし、これはこれで贅沢な配置なんだろうな。こういう軍隊もので何故かまた大橋歩夕の名前があるのはどういう縁なんだろうか。501航空団、大洗女子、そしてこの戦艦晴風と、陸海空を全て制覇してるのはなにげにすごい。

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○「三者三葉」 5

 動画工房がお送りするきらら系日常作品最新作。と言っても、来歴をみてみると「まんがタイムきらら」では連載最長記録を保持している漫画というデータもあり、確かにCMでは何度も名前を聞いたことがある気がする。作者は「みでし」の人だし、その繋がりで動画工房が「らったったらったったらっふぅふぅ」するような動画で見せつけてくれる作品になっているぞ。

 本当に無駄に動きの細かい動画が特徴で、うねうねしすぎて日常ものとしては過剰なくらい。監督はこれが初監督となる人らしく、木村泰大という名前はどっかで聞いたことがあると思ったら、去年の「プリズマイリヤ」で私のお気に入りだった3話のコンテを担当していた人だった。諸々のスタッフの並びをみればなかなかに期待感も高い。ただ、この手の作品のお約束として、1話目の時点ではどこをどう入っていけばいいのかが分からず、視点を定めようとしているうちにあっという間に終わってしまった。画面に退屈することは一切無いので今後は印象が固まるにつれて評価が上がっていくことになるとは思うのだが、「印象が固まる」のにどれくらいかかるかが勝負どころだ。何しろ、私は「ゆゆ式」の印象を固めるまでに視聴終了までかかりましたからね。終了しても分かりませんでしたからね。その後原作コミックを買ってようやく心に入ってきましたからね。今作も「入ってくる」かどうかは微妙なところだと思ってます。考えてみりゃ「ごちうさ」にしろ、下手したら「ひだまり」にしろ、1期目でハマったって言える日常ものってほとんど無かった気が。心のハードルが高いのかもしれません。

 今作の場合、タイトルの通りに3人のキャラが主人公になっているが、そのポジション取りがなかなか難しい。本当の主人公と呼べるのは一体誰なのか。1話目をみる限りではお嬢様キャラが一番しゃべっているし、彼女が中心になって物語が回っているのだからこの子が「主人公」と言える気もするけど、大体この手の漫画では一番賑やかなキャラが主人公っぽいとも言える。まぁ、ゆゆ式の主人公が唯なのかゆずこなのかって聞かれたら難しいもんな(縁ではない気がする)。本作もこの2人のどっちも主人公なのかな(やっぱり腹黒ではない気がする)。「ゆゆ式」に比べると流石に刺激は多く、お嬢様キャラのありえなさはこの手の漫画のお約束。そこに「腹黒」「大食い」というよく分からない3人が絡み合い、今後どのようにネタを回していくことになるのだろうか。まぁ、どうせ日常系、のんびり追いかけていきましょうね。

 中の人たちはその多くが新人、というか私が認識していなかったキャストで占められている。一部はアイカツ声優らしいのだが、そっちはフォローしてないからなぁ。辛うじて今村彩夏だけは名前をチェック出来るが、彼女のしてもまだあんまり声で認識出来てないし。きららアニメは一気にキャラと名前を売るチャンス。さてさて、ここからどう伸びてきますやら。

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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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