最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」 6 冒頭からいきなりびびらせる展開。なるほど、そう来たか。大川さんのナレーションはひとまず3部までで終わりってことなんやろな。だとしたら6部のウェザーリポート役を続ける可能性もワンチャン。 さて、第4部である。4部というと、これまで私は「JOJOで好きなのは何部?」っていう質問には「4部」って答えていたタイプなので色々と期待も高まっている部分。まぁ、既に8部まで進んでいるし、歳を取った今になって改めて読み直したら他の部も負けじと面白いので悩んでしまうが、4部ってのは私がリアルタイムで最初から最後までジャンプで読んだ初めてのタイトルなんですよ。3部の途中から読み始めてるから。そういう意味では思い入れも強いし、独特の雰囲気はやっぱり荒木先生がやりたいことの極致みたいな気がするので、好きなことは間違いない。「一番好きなボスキャラは?」だったら文句無しで吉良だし。 しかし、この第4部、アニメ化となると色々と難しそうではある。3部までとはガラリと雰囲気を変えて「日常に潜む謎」を描いた作風になっており、3部までと同じテイストで描くのでは色々と齟齬が出る可能性もある。当の荒木先生は同じ筆致で描いているかと思いきや、あの人も歳を重ねると平気でどんどん絵柄を変えていく人だからなぁ(本人の人相は変わらないのに)。4部も、最初のうちは3部から引き継いだテイストを残していたが、どんどん「4部用」の画に変化していった印象がある。鈴美のデザインなんかは3部の女性とも6部の女性とも全然違うしね(5部のトリッシュとは通じるものはあるかな)。そんなわけで、この4部全体の雰囲気を「どの荒木絵に合わせるか」っていうのは、アニメ化する際の最大の焦点になるわけだ。 そこで、これ。うーむ、また思い切ったデザインを起こしたものである。唯一シリーズを跨いで登場した承太郎を見ればその変化は一目瞭然。全体的にシュッとしてスマートになり、筋肉のごつさが減っている。描き込みもあっさり目になり、全体的には荒木絵独特の意匠を強めに押し出す感じか。また、3部ではしばらく抑え気味だった色彩のどぎつさも1部アニメに近い状態に戻っており、黄土色の空に紫色の森という、暴れ放題の着色だ。おそらくこの4部アニメについては「奇妙な」の部分を強調してミステリアスなテイストを大事にするつもりなのだろう。背景画も3部のオリエンタルで息づくようなリアル志向を離れ、完全に「組み上げられた街のパーツ」としての舞台設定。まるで箱庭のように作られた杜王町全体がなんだかうさんくさいまとめ上げ方になり、地球まるごと舞台にしていた3部のロードムービーとの対比を見せている。万一アニメしか見たことがない視聴者が見たら度肝を抜かれることだろうが、このデザインもまた、荒木絵の一側面である。今後も様々なところで、ヘンテコ面白い画を楽しむことが出来るのではないだろうか。それにしても、やっぱりこうしてみると康一君の身長はおかしいよな……承太郎に「190㎝はある」って言ってたけど、その尺度だとお前の身長1mもないぞ。 こうしてデザインが完成し、描かれた物語も色々と捻ってある。冒頭のラジオからスタートする導入もいきなりで吹いたが、そこからまさかの食卓のカット。冒頭からいきなり見せていくのはアニメオリジナル。あのテーブルの1枚絵だけでも圧倒的に不穏な感じが満ち満ちており、初見の視聴者は何が起こったかと驚くだろう。他にもちょいちょい展開はいじられており、一言一句漏らさず、徹底して原作に忠実だった3部までとはまた違ったコンセプトで脚本部分が構成されていることが分かる。まぁ、4部ってのは荒木先生の適当さも存分に発揮されたパートでもあるので、アニメではそのあたりを補完しつつ、矛盾点を解消して不要なものを切り取るなど、全体を見据えたリビルドがなされているのだと思われる。原作が手元に無いので不確かな記憶だが、たとえば最初に康一君と承太郎が出会った時の康一君の「杜王町の人口が云々」みたいな台詞はカットされている。これは、後々まで読んでいくと別に康一君はそういう余計なことをいうウザキャラじゃないからだ。他にも、仗助と康一君はこの日が初対面なので、2人が親しくなる過程が多少追加されていたり、詰まった尺の中でも自然に見えるように組み込まれた脚本が面白い。少なくとも3部の時にはアニメで追加された要素は全て面白いものばかりだったので、今回も色々期待してよいのではなかろうか。しかし、どれくらいの尺でやるものかねぇ。 中の人については、発表後話題になった仗助のキャスト変更が最も注目すべきところだろうか。個人的には確かに渉版仗助でいってほしかった部分はあるのだが、まぁ、おのゆーもイメージは合ってるし、キッチリこなしてくれることは疑いないのだから大丈夫。すぐに馴染んでくれるよ。朋子役に豊口めぐみっていうのもナイスキャスト。若奥様がさらに色っぽくなった。彼女の食べかけの鎌倉カスターが食べたいです。そして敵キャラ第1弾、アンジェロ役にはハマケンこと浜田賢二が登場。なかなかよいスタートだね。他のキャストもこれから毎週楽しみ。とりあえず由花子と吉良さえゲーム版から変わってなければいいな、とは思う。あとついでに辻綾も(放っておくと色々出てくる)。 PR ○「逆転裁判〜その『真実』、異議あり!〜」 5 今期スタートを切るのはこの作品から。ジャニーズのOPで幕を開ける推理もの、完璧に金田一の後釜ですわ。なんでジャニーズなんだろうな、この枠。 原作は一部既知。ゲームの「1」と「2」は確かやった。発売当時にゲームボーイアドバンスでな。懐かしいねぇ、今確認したら発売は2001年、2002年だってさ。もうそんなに昔なのかよ……まぁ、当時は最新鋭機がGBAでしたからね! なお、GBAは僕が人生で最後に購入したゲームハードの模様。DS? 知らない子ですね。 そんなわけで、10年以上前のゲームが今になってアニメ化しているあたり、色々と歴史を感じる。振り返ってみればゲームも様々に形を変えて展開しているようだし、実写映画にもなったりした。むしろアニメ化が遅すぎた感もあると思うのだが、逆に言えば10年選手でストックが山ほどある状態でのアニメ化なわけで、「ダンガンロンパ」なんかよりも安定してシリーズを進行できる期待はあるわけだ。コンテンツとしてそういう保証があるってのは、視聴者側から見ても安心ではある。ただ、それだけの歴史を持つ作品ってことは、ファンの間にも色々と思い入れがあるということにもなるので、アニメ化もおっかなびっくりなところもあるだろう。実際、ゲームなんかのキャストとアニメは変わってしまってるらしいし。僕の知ってる「逆転裁判」はほとんどCVなんてついてなかったからどうでもいいんだけど。あ、でも作中のCMでやってた竹本英史声の御剣はちょっといいかも。 まぁ、そんなことは他人事なので放っておくとしてアニメだが、前枠「金田一」よりもさらにガバガバである。画的にも、内容的にも。画については可もなく不可もなく……かなぁ、いや、ちょっと「不可」寄りな気がしないでもない。原作のナルホド君の1枚絵ってもうちょっとピリッとしてる印象があるんだけど、アニメにして動かさなきゃいけないせいでいくらかふにゃっとしてしまった。色彩設定もちょっと淡目。GBAの暗い画面でやってた印象かもしれないが、もう少しビビッドカラーでくどい絵柄だった気がするので、なんか全体的にユルいな。制作はA-1なので質は上下のどちらに揺れてもおかしくないが、大事な1話目を見る限りではそこまで高品質は期待出来ないかもしれない。監督は「宇宙兄弟」をやってた人のようなので、ディレクションはそこまで心配する必要は無いと思いたいが、ミステリものって色々デリケートなんだよな。1話目はゲーム1作目チュートリアルエピソードからだが、改めてみて「こんなに適当だっけ」とちょっと驚いた。ゲームやってるときって「まぁ、これチュートリアルだし」みたいな感覚で中身はあんまり気にしてないからな。万一初見の人間がいたら、「こんな裁判ないやろ」ってんで印象が悪くなってしまう可能性もあるのが怖い。個人的には、ゲームで「裁判」っていう設定は当時はエポックメイキングだったし、色々とギミックも仕込めて面白いものだと思っていた(はずな)ので、今後の本格的なシナリオに入ってからどう見せるかが勝負やね。 まぁ、トータルするとやっぱり「可もなく不可もなく」かな。どうせ夕方枠なので、またピック表を描きながら流し見することになると思うが、それくらいのクオリティでちょうどいいかも。なお、真宵ちゃんのCVがあおちゃんらしいので、そこから本気出さないこともないかもしれない。 ○「鋼鉄城のカバネリ」 6 何となく思い立って行ってきました先行上映。普段、あんまり地上波放送作品を先んじて見に行くことに魅力は感じないのだけど、一応映像がウリの作品のようなので大スクリーンで観られることにも意味はあるし、何といっても荒木哲郎の新作ということならばそれなりにペイはあるかと思って。あと、4月の新番ラッシュ期に1作品をパス出来るのもありがたいし。一気に3話見たので、とりあえず3週間は録画だけしてスルーすることが出来るぞ(まぁ、もう一回観そうな気はするけど)。 さて、そんなわけでちょっとイレギュラーな新番チェック。3話まで一気観な上に劇場で観たから印象は違ってくるだろうとは思うが、そのあたりの判断も含めての評価。ノイタミナ枠なのだからおそらく資金的な問題はないだろうし、こうして先行上映までやってるってことはスケジュールも余裕があるんだろう。今後大きな崩れは無いものとしての期待も込みだ。いや、それにしても映像は見事。事前知識が「荒木監督の新作」っていうだけで見に行ったのでその他の要素がどうなっているのかは全然知らなかったのだが、初見の印象はとにかく「美樹本晴彦やんけ」。そっち方向で予想も期待もしていなかったので、3話分、約1時間の放送中、ずっとそれ。とにかく「美樹本絵が動いてる」というのが一番強烈に残った印象なのだ。過去に似たような経験をした作品というと「LAST EXILE」があって、あの時は「村田蓮爾の絵が動いてる!」というので衝撃を受けた。あの再現度も素晴らしかったが、今作は美樹本絵の持つ独特の湿度というか、どこかけぶったような、水がにじんだようなあの質感をかなりのクオリティで再現している。動画部分については確約は出来ないが、1枚絵を大きく見せるシーン、特に女性キャラの場合、特徴的な造形美がこだわり抜いた絵でもって完成している。これはすごい。3話目までは徹底してこの見映えが維持されていたし、今後もそのままのクオリティを期待していいのではなかろうか。 もちろん、そうしたキャラ絵以外に動画部分での充実も注目したいところ。そのあたりは「DEATH NOTE」にはじまって「進撃の巨人」に連なる荒木監督のこれまでの遍歴を知っていれば想像しやすいだろう(一応ギルクラも)。ぶっちゃけ、今回のストーリーは「進撃のカバネ」みたいなところがあり、カバネ軍団のモーションがまんま巨人の動きに見えて笑える部分なんかもある(メインヒロイン・ムメイの動きも立体機動っぽいしな)。でもまぁ、これまで監督やスタジオが培ってきた技術を駆使し、新たにオリジナルアニメを作ろうっていう姿勢は正しいものだろう。進撃があれだけの技術力を遺憾なく発揮出来たのだから、今作だってそういう部分での注目度は高い。 あとはシナリオ部分がどうなるか、というところだね。今作は無理矢理一言でまとめると「お江戸スチームパンクゾンビパニック異能者バトル」もの。うん、よくわからねぇな。一番メインになるのは「ゾンビパニック」のところだと思う。巨人じゃなくてゾンビを駆逐するための物語であり、グロ描写もそれなりに気合いが入っているし、人はガンガン死ぬし、救いのないシチュエーションもいっぱいある。あとは、そうしたカテゴリーの枠をどのようにはみ出していくかが勝負の鍵。既存の概念を組み合わせただけの作品だったら、そりゃ映像は楽しいかもしれないがもう1つ何かが欲しくなってしまうのも当然なので。3話目までの時点では、割とまっとうに押さえるべき点を押さえている堅実な作りに見えた。(一気に観たためかもしれないが)シナリオの概要は分かりやすいし、理不尽な世界観も飲み込めないほどではない。「見捨てた人間に命を救われたという記憶を一生背負って生きていけ!」という主人公の何ともねじ曲がった性根も、どこか共感できる部分があるので求心力はあると思うし。あと、何よりヒロインが可愛い。ムメイが無闇に可愛い。エロイし、あざといし、抜け目ない。お嬢様の方はなんだか微妙な立ち位置だけど、今後突っ込みポジションとして偽りの常識人を気取ってくれるなら存在意義は見出せるかな? もう、3話目以降は主人公とムメイちゃんという2人のカバネリが好き放題に暴れてくれればそれでいいや。「進撃」の方はとにかく絶望的なシチュエーションをコテコテに上塗りすることばかりにご執心でそこから意味のある「結末」を迎えることが出来なかったが(まぁ、原作が未完なんだから当然だけど)、今作はアニメオリジナルで、きっちり収束する(べき)シリーズ作品である。是非、納得のいくエンディングを迎えるよう、脚本の手綱をキッチリ締めておいてほしい。幸い、3話目までの時点では毎回「来週どうなるんだろう!?」といういい感じの引きが多かったので、しばらくは地上波放送のドキドキ感は維持出来ると思いますよ。 あと、いかにもノイタミナなセッティングだけどオープニングテーマにEGOIST、エンディングテーマにAimerっていう配置も嬉しい。こちらも期待してもらって良いと思います。トータルだと、技術力が遺憾なく発揮されるだけのステージは用意されているので、いくらでも秀作になる可能性はあると思う。やっぱり既存のドラマ作りからどこまで「はみ出せる」かだなぁ。ギルクラの二の舞だけは勘弁な。 ○「魔法使いプリキュア!」 5 ねぇ、猫のキャストに早見沙織ってどういうこと? もう、最後にその部分だけしか印象に残らなかったんだけど。追加戦士枠なの? そうなの? だとしたら真剣に応援せざるをえないよ。 前作が好きすぎたせいで「コメットさんが終わってしまったせいで後番組のGAが憎い」理論でこれも何となく憎いんで点数は上げないけど、いい刺激の多い1話目でしたね。やっぱり朝っぱらから17歳ボイスは色々とハッカドールものがあるな。高橋李依がリアル若手だから、極論すれば娘くらいの年齢差なんだよな……いや、21歳と17歳、ちょ、丁度良いな。 純正2人プリキュアは「スイート」以来なのでだいぶ久しぶり。しかも今作は変身口上で「2人の奇跡」とか「2人の魔法」と言っていることからも、この「2人」という部分は割と重要な意味を持っている気がする。初代プリキュアが伝説になっているのもなぎさ&ほのかという2人の関係性あってのことだし、響と奏の2人の友情タッグも「スイート」を盛り上げる上で欠かせないものになっていた。今作の年の差コンビもかつての先輩方のようにミラクルな友情物語を紡いでいくことが出来るだろうか。1話目で意外だったのは、リコさんの方が随分なポンコツだったこと。てっきり事前予告の容姿からしてみらいがいわゆるプリキュア主人公的な少女なら、その相方である黒髪ロングはしっかり者になるのかと思っていたのに、1話目からいきなりボロが出過ぎている。登場シーンが操縦不能の落下シーンだったのも問題有りだし、出会いのシーンも「空飛んでるのに平気で声かけてくる」という一切警戒心の無いもの。魔法の腕もからっきしだし、思っていた「相方キャラ」とは随分違うみたいだ。まぁ、プリキュアにおける「しっかり者」枠なんてのは壊れてポンコツ呼ばわりされるためにあるようなもんだから結果的には一緒なのだろうが、アホ&アホのコンビとなるとちょっと珍しいんじゃなかろうか。いや、みらいがアホかどうかはまだ分からないけど。つぼみ&えりかともまた違ったテイストだよねぇ。この17歳、色々といじり甲斐が多そうで今後が楽しみだ。 全般的な雰囲気は「2人プリキュア」ということもあって原点回帰のイメージもありつつ、オープニングの底抜けの明るさとか、お気楽なノリの魔法の見せ方とか、原点どころかおじゃ魔女まで遡ってる感もある。まぁ、魔法つっても結局は魔法(肉体言語)だったので安心はしたけども。「あれは魔法だったのか?」って自ら突っ込んじゃってましたな。おしいなぁ、これで完全に遠距離戦特化型のプリキュアになっていれば、「プリキュア無双」とか「スーパープリキュア大戦」とかが作られた時にキャラ付けがしやすかったのに。まー、やっぱり殴ってナンボのプリキュアワールドですからね。今後とも拳の力を大切にしていってほしいものです。 中の人に関しては世間でも散々いじられただろうが、メイン2人がイヤホンズとAice5という、どう考えてもキュアマネーの息がかかっているとしか思えないキャスティング。いや、流石に荒鷲先生にそこまでの権力はないからたまたまなのだろうが、プリキュア業界を席巻しつつある荒鷲先生の影には感服するばかりである。堀江由衣が満を持してのプリキュア参戦ってのはそれだけでもニュースだよなぁ。もう、来年の弾をどうするかが今から気になってしょうがないよ。そしてみさおがどのように絡んでくることになるのか。案外敵幹部側だったりして名。とりあえず、斎藤彩夏の淫獣声を聞いていると何か別な世界のことばかりイメージされるなぁ、というのと、声を聞いていて「来年の獣枠はゆーきちでいいんじゃないかな」っていう2つが結論です。あ、あと、最近やたら遊佐さんの声を色んなところで聞いてる気がするんだけど。こういう巡り合わせってあるよね。ほんと、残りの悪役枠は誰が出てくるんでしょうかね。 ○「ナースウィッチ小麦ちゃんR」 5 いわゆる一つの読売迫害枠。日テレでは放映されるのに、読売では放送されず、我々関西人が視聴しようとすると、日テレプラスでの一ヶ月遅れの放送を待たなければいけないという。「俺物語」以来だからちょっと間が空いたけど、引き続きこの枠は存在しているのである。いつの日か改善されることがあるのだろうか……。 さておき、これまた予想外の方向からのスピンオフ作品である。元々「ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて」が「SOUL TAKER」のスピンオフだったわけで、スピンオフのスピンオフというよく分からない展開であるが、最近はこの手の形態は山ほどあるからね。実際にこの1話目の作中にも「夜のヤッターマン」とか出てたし。放送時間の関係で、うちのレコーダーはこの作品のすぐ後に「紅殻のパンドラ」が録画されているので、何とも不可思議な「萌え系スピンオフ」繋がりになっている。 「小麦ちゃん」と言えば、私にとっては思い出深い作品だ。他のところでも何度か書いたが、私にとって「アニメ・声優業界への入り口」になった作品は3本あり、1つが「CCさくら」、1つが「NOIR」、そしてもう1つが「ぽぽたん」だ。正確には「ぽぽらじ」なんだけど、大原さやかについてはいつも書いている通り、浅野真澄については「それが声優!」の感想で触れた通り、そして残る1人は、桃井はるこということになる。モモーイについても「ぽぽらじ」からはまっていった口なのだが、この「ぽぽらじ」とほぼ同時期に展開していた作品が「小麦ちゃん」である。モモーイのオタク文化発信が見事に作品と融和したことで(ごく一部で)話題になったこの「小麦ちゃん」は、実は私が人生で初めて購入したOVA。今にして思えば何がそんなに駆り立てられたのかと疑問に思われる方もあるかもしれないが、当時のこの作品はかなりエポックメイキングだったのである。2chに代表されるいわゆるネット文化は、このくらいの時期がいよいよアニメオタクとの関係性を密にしており、ネットの急速な普及により、必須ツール、共通言語になり出していた時期。そんな時期にアニメの中にギコねこやモナーといったAAキャラを登場させ、スラングを連発してパロディにパロディを重ねるスタイルは実に先鋭的だった。これすなわち「モモーイの時代」の到来を意味しており、ここからさらにUNDER17の活動も本格化し、私は萌えソングライブの熱に没頭していくことになる(わずか2年の、儚い夢ではあったが)。 そんな「熱い時代」の残滓、それがこの度改めてオリジナルアニメになったというのだから、時代の流れというのは不可思議なもので。しかもこれが1クールってことは、もうそれだけで元祖シリーズよりも量が多いんだよな。何がなにやら。しかし、時代が進んだことで内容はかなり丸くなってしまっている。ギトギトのパロディ要素、アングラ感はなくなり、素直な「魔法少女もの」としてリビルドされた。まぁ、1話目はあくまでも設定構築の段階なので、ここから旧作のようにヘンテコ方向に転がり出す可能性もまだ残っているか。すっかり「定番」となったナンチャッテ魔法少女設定も、思えば「小麦ちゃん」が先駆けである。川瀬浩平・伊平崇耶という当時のGENEON社員を中心に送り出された「パチモン魔法少女三部作」は、全てOVAという形だったが、こうして振り返ってみるとアニメ文化に大きな影響を与えたのは間違いない(知らない人のために付記しておくと、「ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて」「撲殺天使ドクロちゃん」「大魔法峠」の三本である。1作目が今をときめく京都アニメーションの製作、さらに2作目、3作目も今や人気クリエイターとして引っ張りだこの水島努の作品であることを考えれば、この3部作がいかに贅沢なものだったかがうかがい知れるというものだ)。 本作1話目は、特に濃いネタこそなかったものの、脚本はかなりきつめに詰め込まれており、さっさとお約束要素を片付けて中身で遊ぼうという意図が感じられる。川口監督はこの手の作品もお手の物だし、なんだか「もえたん」の頃を思い出して懐かしくもなる。今期は「ギャル子ちゃん」も含めると3作品並行しての作業になっているが、正直あんまり心配はしてない。タツノコも最近はこうした萌え方向での作品作りがすっかり板に付いてきたし、割と無難に良い作品を提供してくれるんじゃなかろうか。 中の人については、その大部分を新人で埋めているのでそこまで期待感は無いのだが、主役の子の声質は鼻にかかってちょっと甘ったるい感じが当時のモモーイのイメージに合わせてある気もする。そりゃぁあんまり上手くないのは事実だが、「当時のモモーイもこんなもんだった気がする」と思えば寛容にもなれるってもんでね。むしろ、いつも通りに陰獣枠がやたらと気合いの入ったキャスティングになってるところなんかを楽しみに見ましょうね。竹内良太って獣役が回ってくる機会が多いのはなんなんでしょうね。あとはまぁ、小麦ちゃんのお母さんの活躍に期待したいところだが……どこまで絡んでくるかなぁ。今回、楽曲全般にモモーイが絡んでないのがちょっと残念。同じ川口監督のPSO2の方で関わってるから、そっちで満足しろってことなんだろうか。是非本作クライマックスは「愛のメディスン」で締めてもらいたいもんだが。 ○「この素晴らしい世界に祝福を!」 6 今期異世界に行ったもの一覧。 記憶を失った少年たち 自衛隊 ヒキニートとクソ女神 ← New! あ、ごめん、これ好きだわ。このノリは好きだわ。異世界転移ものだから云々とかしょっちゅう馬鹿にしてるけど、私って割と単純なのよね。多分、異世界云々が好き嫌いじゃなくて、今回主人公も言ってたような、「ゲームを始めて、キャラメイクして、その世界のルールを把握して、レベルがあがり始める」あたりの行程が好きなんだと思う。ドラクエ3でいうと最初にロマリアにつくまでの高揚感、みたいなところあるよな。 まー、あとはよくあるラノベのギャグのノリなんだけど、そこはいかにアニメでテンポ良くみせるか、っていう勝負になってくる。本作は主人公の「馬鹿だしニートだけど実は意外にやることやってるから発言権がある」感じと、あとはクソ女神の「振り切れて駄目なんだけど女神だから何となくやれちゃう」感のバランスがいい。簡単にステータスっていう言葉でまとめて片方は「ラックと知力だけ」、もう片方は「ラックと知力以外全部」っていうステ振りが1話目にして2人の関係を全部説明してくれちゃったから楽だし。初登場のシーンから女神アクアがずっと笑えるキャラを維持してくれてるのが偉いな。画もどこか古くさい感じをさせてて、決して見栄えが良いわけでもないはずなのに、アクアの表情とか、1つ1つの仕草とか、ちゃんと萌えの文脈で輝いている。どのくらいが原作小説の手柄なのかは定かでないが、原作小説もそこまでひどい匂いをさせずに笑いを取っていたところに、監督の金崎さんの映像センスがばっちり噛み合ってこういうテイストが出来上がったんじゃなかろうか。バイト始めた後のダイジェストパートとか、いちいち笑うもんな。 思い返すと「ダンまち」もこういうテイストから始まった気がするんだけど、あの作品の場合は作品の魅力としてのステータスがヘスティアちゃんに全振りだったためにエピソード間で面白さに大きくムラが出た。今作も同じく女神であるアクアに依拠するところは大きいだろうが、そこまで「アクアが可愛い」に一極集中しているわけではなく、主人公のクズっぽいところ、突っ込みのバランス、世界そのものがどっか抜けてる感じ、そしてゲームなんかのお約束パロと、満遍なくセールスポイントが散っているのが良さそうだ。こっから先でキャラが増えてもあまり基本となる雰囲気は変わらないだろうし、大きく崩れることは無いんじゃないかな。 中の人は、メインとなるコンビが福島潤、そして雨宮天。潤君はこういう軽さがしっくり来る上に勢いが作れる面白い役者さんである。格好良くならない絶妙なあんばいで今作の基盤を支えてくれそう。そして天ちゃん。多分これはとてもいい天ちゃん。今まで数々のヒロインをやってきたが、なかなか魂レベルで役者リンクが繋がることがなかったが、今回の飛ばし方はいかにも「ミューレの本筋」みたいなところがあって、「モン娘」のミーア以上にはまってる気がする。ここで一発キメてくれ。 ○「亜人」 5 漢字2文字のシンプルなタイトル。ぱっと浮かぶ同様のタイトルは「日常」「氷菓」「人生」など。……京アニ多いな。ちなみにこれより短いタイトルは「K」と「C」である。 原作未読。ちょっと前からアニメのCMもかなり打たれるようになっていたので、わざわざ読む必要も無いとスルー。まぁ、CMのアオリを聞いてると大体どんな作品かは想像出来たし。ちょっと方向性は違うが、描かれる内容は「東京喰種」に近いかな。ただ、アニメになったときの大きな違いとしては、製作がポリゴンピクチュアズであるという部分。これだけで印象はガラリと変わる。「シドニア」をやりきって深夜アニメの分野でもそれなりの結果を残したと言える同社だが、やはりその異質さは一長一短。「シドニア」の場合には部隊が宇宙空間の特殊な船の中ということもあったし、敵対するガウナが異形の怪物だったこともあり、CGバリバリの画面でも「そういう世界だから」という理由付けが可能であり、無重力空間での動作や掌位による接合など、案外「ならでは」の部分が引き立っていたのが面白かったところ。 転じて本作の場合、現時点ではあまり積極的にこのCG作画を推奨するような要素は見られない。もちろん非日常の世界ではあるのだが、それはあくまで日常生活の延長線上にあり、平凡な高校生の生活の描写が第一にあるべきだった。そのあたりの食い合わせは正直あんまりよくないとは思う。独特の現実味の無さが、今の段階では「味」というよりは「違和感」になってしまっているのだ。とはいえ、これまた慣れの問題でもあるだろう。「シドニア」がそこまで気にならなくなったのと同じように、本作だって2話3話とこのキャラクターデザインを見ていれば馴染む部分は馴染むと思われる。もしかしたらちゃんとCG作画ならではの要素も出てくるかもしれないし。過去の作品に比べればよっぽど自然な造形になっているのも間違いないわけで、多少違和感が目立つとしても、これが出来る会社には真っ直ぐ進んで欲しいものである。 映像面はそれで良しとして、シナリオ面はどうかというと、これまたちょっと違和感はある。人ならざるものへと変貌してしまったものの悲哀、それこそ「東京喰種」と同じテーマなわけだが、「人ならざるものになった(というか元々そうだった)」という事実と「悲哀」の結びつけ方が一足飛びなのだ。背景となる動機付けは分かった。確かに「不死身の人類」が突如発見されたとしたら、それは研究機関に送られてモルモットにされる。そりゃ分かる。しかし、初の亜人が発見されたのはまだ10年か20年かそこらの「最近」の出来事だという。それにも関わらず、人類の中で、特に日本人の中で、亜人に対する態度が固まりすぎている。普通、日本の社会でこんなことが起こったからといって、「亜人は人類ではないので何をしても良い」という国民感情にはならないだろう。それまで「人間」だったわけで、「違う生き物」と認識するよりも「特異な人間」と捕らえるのが自然であり、突如人権を蹂躙されるような「異物」と認識されるとは思えない。学校の先生のように「人間なわけないだろ」という態度が社会に広がっているのがなんだかすごく性急で、考え無しな設定に見えてしまう。そりゃ、そうした方が話は早いだろうが、もうちょっとじっとり、ねっとり、「人か否か」という部分は議論されるべきもので、亜人を見たこともなければ接したこともない一般市民が皆同じような態度になるのは釈然としない。 ま、そのあたりもひょっとしたらこれから歴史的背景がサポートされるのかもしれないけど。ここから先はどうなっていくのだろうか。原作はまだ続いているということなので、アニメだけで何か収まりのいい結果になることはあまり期待出来ない気はする。映像面で面白いことが出来るかどうかの勝負になるかな。 ○「蒼の彼方のフォーリズム」 4 CV福圓美里のヒロインが 足に飛行機械を装備して滑空し 女の子同士でいちゃいちゃしているおかげで パンツが見えても恥ずかしくない。つまり、そういうことだ。すまん嘘だ。 さて、正直、何を書いて良いか分からない。視聴中、何が何だか分からなかったからだ。初めて視聴するアニメなんだから分からなくて当然なんだけど、大抵のアニメってのは30分も見ていれば「大体これくらいの体温のアニメなんだろうな」っていうのは感じられるもので、最終的には「一番疲れないテンション」が調整出来る。しかし、このアニメはそれが分からなかった。何がやりたいアニメなのかも分からなかったし、この先どうなるのかも分からないし、製作側がどこで売りたいのかも分からなかった。こんなに呆然と見ていた作品も珍しい。 いや、女の子だよ、そりゃ分かるよ。見るべきは女の子だ。CMを見てたらギャルゲーが原作なんだってことも分かったし、女の子をどうやって攻略するかを見ればいいんだ。でもさ、この世界の理が分からないのよ。突然靴はいて飛ぶじゃん? どう見ても野放図に飛び放題なタケコプターばりの機能性なのに何故か「停留所」とかあるじゃん? あれだけの機能、反重力機構を伴うってことはおそらく国家レベルの技術、兵器にも、世界革新にも活用出来る技術なのは間違いないのに。使ってるのは単なる学生のおもちゃじゃん? しかも田舎の島での試験運用とか言ってるじゃん? ってことはよっぽど厳しい管理が敷かれてるのかと思ったら、普通に夕暮れの浜辺で学生が勝手に飛んでるじゃん? しかも何故かルール整備がきっちりと定められた(?)謎スポーツがあるじゃん? そしてそのスポーツのルールがどう考えても楽しくなさそうじゃん? っつうかルールになってないじゃん? 何なの? どういう世界なの? 突っ込みが追いつかなくて途中からオーバーヒートですわ。 まー、技術のトンデモレベルでは「Dimension W」だって同じといえば同じだけど、あれはコイル技術が物語の中心なんだよ。「訳が分からない話」じゃなくて「謎多きコイルの核心に迫るのが目的の物語」なんだよ。このアニメは多分、靴で空飛ぶのは前提条件なんだよ。そしてその他の生活基盤は完全に僕らの現実と一緒なんだよ。そんなはずないのに! どう考えてもイカレてるのに! この世界はついていくのが大変そうだなぁ……。架空のなんちゃってスポーツという意味では今期は「ストライド」もあるんだけど、あっちは「分からなくてもいいよ」という前提で話を作っている上、スポーツ自体も分かりやすい。こっちの空飛ぶ靴は、分からないことが気になってしょうがないし、そもそも面白くなさそう。この差はでかいだろうよ。 そして何よりでかいのは、やっぱり画だよね。全体的に平たいんだ。薄っぺらいんだ。1話目からして作画がぼやけてるんだ。教室の背景とか適当過ぎるんだ。「おいおいしっかりしてくれよ、どこのスタジオだよ」と思ってクレジットを見ると……そうか、GONZO、お前だったのか……。うーむ、「空を自由に飛び回るスポーツ」なんてどう考えてもモーション作画勝負になると思うのだが……。いや、むしろこれはチャンスかもしれない。なにしろあの「ストパン」だって元はGONZO作品だ。ここでしっかり画作りが見せられれば、「あの頃のGONZOが戻ってきた!」ってなことになるかもしれない。「あの頃のGONZO」が褒め言葉かどうかは置いといてな。 まー、次週以降に「分からぬ」が1つずつ解決していけばまた印象も変わるかも。文字通りふわふわしたアニメだよなぁ。地に足つくかなぁ。 ○「灰と幻想のグリムガル」 6 グリクシス+シルムガル=グリムガル。何とも青黒そうな名前である。そういえば、なんとなく画面も青黒かった(そうでもねぇよ)。 毎度お馴染み異世界転移もの。ラノベ原作らしいし、普通は期待しない要素の方が多いのだが……なんだろうね、この1話目。いいね。雰囲気がすごく良い。冒頭のゴブリン戦は背景美術の独特さに引きこまれたが、そこで動くキャラクターの動きも決して悪くない。今作のシナリオ上の特色である(と思われる)「素人臭さ」がいい感じで醸し出されている。その後も、森以外の街・塔・屋内、全ての背景美術がどこか現実離れしながらも匂い立ちそうな近さを持っていて、並々ならぬこだわりを感じさせる。キャラクターデザインにはそこまで個性は無いのだが、淡泊に作られた造形はこの背景美術が表す世界観にマッチングさせるための措置だろうか。淡く儚い中にしっかりと人の動きが見える組み合わせはお見事だ。映像を見ているだけでも、自然に居住まいを正してしまうだけの真摯さがある。 そして、1話目で特筆すべきは音響部分ではなかろうか。なんと、ほとんどBGMが無い。少年たちが起きて、ご飯食べて、歩いて、話す。それだけのシーンなのに、聞こえて来るのは鳥の声・虫の声。ほとんど音楽らしい音楽がかからず、この世界の環境音だけが響く。ときには台詞すら途絶えるのでほとんど無音の時間すらある。この「静かさ」は、これまで見てきたどんな「異世界転移もの」とも異なっている。世界観でいうなら一番近いのは「ダンまち」あたりだと思うのだが、余計な音も、人も、情報もなく、ただ世界だけがそこに転がっている潔さは、演出過多な昨今のアニメでは異常とすら言えるかもしれない。もちろんこれは手抜きなどではなく、全てが統一された世界の意向でそうなっている。この方向性は、実に好ましい。何の手がかりもないこの世界、我々視聴者も、まっさらな気持ちで主人公達の冒険譚を追いかけていけそうではないか。 まー、媒体がラノベであることを考えると、流石にこのままのテイストを貫き通すのは難しい気もするのだが、「現世の記憶がさっぱり無くなる」という設定は新しい。いくらでも悪い伏線を盛り込み放題なので最終的にどういう結末になるのかは想像もつかないが、「異世界の冒険」を純粋に構築し、ゴブリン1体に苦戦して生き残る術を見つけるまでの行程は、ある種のデスゲームみたいな緊張感もあり、それに加えて、RPGの楽しみの大前提である「成長する喜び」も伝えてくれそう。これ、原作はどんな雰囲気なのかなぁ。ちょっと小説媒体での表現も気になるところですね。 あとは中の人の話。吉野うるせぇ、ってのが第一印象だが、このやかましさ、騒々しさはいかにもよっちん。ここまでやっておいて心の底から嫌な奴にならないあたりは人徳。それに細谷のやんわりしたフォローが入り、女性陣は関西弁の三重県民と、キャラと同じく(隠れてもいない)巨乳の魔法使いが担当します。照井君頑張ろう。良い配役だ。まぁ、個人的には盗賊ギルドの先生が一番気になりますけども……。いや、違う一番は戦士だ。福嗣だ。気付いたらこんなところまで登り詰めやがったのか。別に悪い仕事じゃないぞ。なんか木村昴みたいなイメージですね。きっと三冠王狙える戦士になるで……。 ところで、ゴブリンのCVがゴブリンってどういうこと?? |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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