最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「白銀の意志アルジェヴォルン」 5 色々と潔すぎるロボットアニメ。イメージとしては「廉価版のブレイクブレイド」みたいな感じ。どこが同じ、ってこともないのだろうけど、綺麗にロボットアニメ第1話のテンプレに乗っているだけなので、あらゆる部分がどこかで見たことがある。単にそれが直近だと「ブレイクブレイド」だなー、っていう話。 前日に「アルドノア・ゼロ」の番宣スペシャルやってたので、気分的にはこれが2本目のロボものっぽい感じだが、昨年の春クールなんかと同じように、今期も割とロボものが元気なようだ。ただ、まとめて放送されると識別するのが大変で、今作の場合も1話目ではなかなかそれと認識出来るような個性が出ていないのは気に掛かる部分。シナリオラインについては徹底的にテンプレテンプレで、正直新鮮味は一切無い。細かく見ていくと「戦時中の2国間、主人公は劣勢側の国の新兵で、なんか義憤に燃えてるような、現状にいらだっているような青年」。「相手国の兵器が強いから押され気味の戦況やし、上層部がアホやから戦争がでけへん」「でも、たまたま現場でチョーすげぇマシン見つけたからどさくさで乗って戦うわー」というものである。うん、なんでこういう連中って初見でいきなり見たことのないマシン運転出来るんだろうな。元の持ち主の女の子は「できねぇ!」って叫んでたのに。一応「ドライバーだから」っていう理由付けはされてるけど、それまで主人公が乗ってた劣化ボトムズみたいな機体と、新しく乗ったアクエリオンとニルヴァーシュ足して割ったみたいな機体に、システム上の共通性は見いだしにくい気がするんだけどな。そもそもいざ乗り込んだらレバー握って振り回してただけだし。まぁ、そういうところに突っ込んだら負けなんでしょうけどね。多分コーディネーターだからすぐ動かせたんだと思う。キラさん最強説。 とまぁ、「お約束だからこその突っ込みポイント」とか「お約束だからこそ乗り切れない部分」も多いのだが、1話目でそれを否定してしまうと、ロボものもやりにくいと思うのでそこはしょうがないんじゃなかろうか。とりあえず「やべぇ戦時下」を演出するのに1話使ってもらって、ここからどのように盛り上げていけるかが勝負だろう。「廉価版ブレイクブレイド」とは書いたが、劇場作品と比べちゃうのはいかにも可哀想な話で、画面の品質としてはそこそこレベルだ。少なくとも1話目で分かりにくい部分は無かったのだし、導入としては本当に「無難」というくらいでまとめておきたい。女の子たちは割と可愛く描けていたので、ここから1人ずつキャラにスポットが当たれば見るべき部分も分かりやすくなるかもしれません。 本作はアニメオリジナル作品で、シリーズ構成に佐藤竜雄を迎えたXEBEC作品である。サトタツの名前には別におどろきゃしないが、意外なのは監督に大槻敦史の名前がクレジットされていること。大槻氏といえば確かにXEBECの人には違いないが、硬派なロボものとは一番縁遠いイメージの監督。何しろ「かのこん」「れでぃばと」「ToLOVEる」の人である。そして、そうした高濃度萌え作品では一定以上の功績を残しているのも事実。次の大槻作品があるとしたらきっとまたキャラデザは高見明男に違いないと(勝手に)思い込んでいたので、この采配はかなり意外。一体どんなものを出してくるのか、今からとても気になるのである。 中の人的には、主人公はいつも通りに逢坂君なのでいいとして(いいのか?)、バッタリであったメカ製造会社の不幸な眼鏡女子ヒロインには、「ストブラ」のお姫様で注目を集めた大西沙織。いよいよもってメインヒロインということになるが、どんな仕事を見せてくれるだろうか。あとはオペレーターのおねーさんが相変わらずいい声なので、ボクはそこさえ聞けてればある程度満足です。 PR ○「グラスリップ」 7 P.A.新作が来たぞぉぉぉ! 今回のアニメは西村純二監督、ニワトリが繋ぐ高校生男女の恋愛物語だ。どっかで聞いたことある! エンディングはチビキャラがニワトリと走るよ! うわぁん! 雷轟丸ぅ! まー、特に麦端祭りは関係無いみたいだけども。いつも通りのP.A.作品がスタートしました。 本当にね、わたしゃ誰がなんといおうとP.A.が好きなんですよ。もう、DNAレベルにすり込まれてるんじゃないかってくらいに、理屈抜きで「合う」アニメなんです。もう、最初からガンガン贔屓して見ていく所存。今回もスタジオの武器である「青」をフル回転させての海辺の町。ここ最近はずっと「海」+「電車」のイメージが強いのだが、1作前の「凪あす」の海とはガラッと変わって、こちらは突き抜けるような明るさを持った海。「TARI TARI」の時のどこか苦い湘南の海ともまた違ったイメージがある。また、今作はタイトルのイメージから分かる通り、「青」といういつもの武器に加え、「光」のイメージを最大限に活かした画作りが特徴的で、1話だけでも本当に様々な形で美しい「光」とその「反射」が描かれた。夜の闇に浮かぶ花火のエフェクトはもちろんのこと、それがヒロインの瞳に映った時の揺らぎ、光沢。前作の「海」同様、今回の「反射」についても、色々と新鮮な驚きが期待出来そうだ。もちろん、ガラス工房という目新しいテーマを使った「光」「反射」にも注目したい。 西村純二といえばttでのじっとりと沈み込むような冬の富山の景色の印象が強く、静謐な中での心情描写でも見せ場があるが、今作はかなりはっきりとポジ方向に寄せている。丸コマによるカットインや、分かりやすい漫画的アイコンの多様など、普段のP.A.作品ではあまり見られない方向性での演出が随分顕著に出ている。「tt」では「死」の象徴であったニワトリが今回はやたら活き活きと駆け回っているあたりに対比が分かりやすい。「TARITARI」なんかも割とコメディに寄せたストーリーは多かったが、画面構成の時点で明らかにコメディタッチに寄せているのは、ひょっとしたらP.A.作品としては初めてかもしれない。他のスタジオではそっちの方が一般的なのだから不思議っちゃぁ不思議だが、それだけにどこでオリジナリティを出していくことになるのかも気をつけて見ていきたいところ。例によって三角関係やら四角関係やらとドロドロしてくる部分はあるのだろうが、それでも今作ならば笑い飛ばせるエンディングを迎えてくれるんじゃなかろうか。 その他の要素を確認していくと、まず目を引くのがメインヒロイン透子を演じる深川芹亜。ほぼこれがデビュー役と言っていい新人である。正直、まだまだ堅さはあって拙い部分も見えるが、それでも18歳という歳を考えれば充分頑張っている方だし、決して悪くない出来。回りを固めるキャストは今が旬の実力派が揃っているので、ここでガッと名をあげればチャンスである。そういえば「tt」の時の彩陽だって新人っちゃぁ新人だったんだよなぁ。彩陽はデビュー直後から異様に存在感があったわね(年齢はだいぶ違うけど)。その他、最近はP.A.に欠かせない存在になってきた早見沙織が、一人称「ウチ」でちょっと蓮っ葉な普段あまり見られないポジションについており、そこに種ちゃんや奈央坊が固めるという盤石の布陣。男性陣も逢坂、信長、山下大輝と。かやのんは今回お母さん役に回ってお気楽にやってるのがほっとする(ちさきさんは苦労ばっかりだったからなぁ)。残された注目ポイントは、麻美子がどこで出てくるかだな。あ、そういえば最近新たな石川県声優が名をあげはじめたので、よかったらあっちを使ってみるのも……。 ○「Free! -Eternal Summer-」 5 ひゃっはー! 新番組開始だぜぇ! 休む間もなく次の戦いだぜぇ! 今期は一発目がコレでよかったぜぇ! 考えてみたら、春クールって京アニとP.A.が両方放送されてないっていう陥穽がごときシーズンだったのよね。そりゃ何か足りないって思うわけだわ。 望まれる形で登場した2期目。正直今作については「分からないから」「俺専門じゃないんで」と無理矢理敬遠してたきらいはあるのだが、改めて始まった1話目を見たら、「これって、単に性別がチェンジしたけいおんだと思えばいいんじゃないか」という、確実にどこか間違った方向での発見があった。いや、でも本質的には悪くない線いってると思うんだよね。「高校時代の青春を満喫するために、特に全国大会を目指したりはしないけど頑張って部活やって、遊んで回る話」でしょ。遙→唯、真琴→ムギ、凜→澪、渚→律、怜→梓っていう対応関係だ。なんと渚と律はCVまで同じ(幼少期)。まぁ、無理矢理なのは分かっちゃいるが、楽しみ方としてはそういう方向性でいいんじゃないだろうか、って話。結局「京アニすげー」に落ち着くんだし、キャラ萌えの流れは案外近似してるのではなかろうか。 そう思えば(そして思わなくても)やはり良いアニメである。映像に文句がないのはもちろんだが、キャラへの造詣が深まった後の「追加ターンとしての2期目」の発進は上々。鮫柄の部長が卒業していなくなってしまうのがすごくすごく寂しいのだが、代わりに凜のところに新キャラ加入で2校のバランスは相変わらず。部活もののメインキャラがこれだけはっきり2つの学校に別れて同時並行でシナリオが進む設定って珍しいので、新キャラも加えてこの先どのように話を進めていくのかも興味深いところ。凜ちゃんは1期の頃みたいに殺伐とした表情を浮かべず、終始笑顔でいてくれるようになったので精神衛生上よろしいし、和気藹々とやってくれている方がどこかすっとぼけた京アニクオリティも活きるってもんだ。もちろん、ゴウちゃんの素晴らしいヒロインっぷりも忘れてはならない。彼女あっての筋肉であるからして、この世界を牛耳っているのは間違いなくゴウちゃんなのである。……あの部活アピール、男子生徒はともかく、女子マネージャー候補くらいなら2,3人釣れてもおかしくない気がしてしまったのだが……既にゴウちゃんに毒されてるせいだろうか。 何はともあれ、望む形で、望むものが出てくるであろうことが期待される第2期。ここからどんなお話が展開されていくのか、今から楽しみである。そして、新キャラの中の人が細谷佳正であることがまた楽しみである。この面子での細谷の絡みか……濃いなぁ……。 ○「それでも世界は美しい」 5 今期最後の新番チェック。「M3」は純粋に放送開始が遅いだけだったが、こちらは安定の読売系列なので関西放送がなく、BSが始まるまで待たにゃならんかったのが理由。今期はついにノイタミナの放送日が関東と同じになり、関西でのアニメ環境も少しずつ関東に近づいているが、まだまだ読売系列は溝が深いのである。 で、そんなラスト作品であるが、少女漫画原作ってことで大して期待していなかったのだが、なかなかどうして悪くない1話目だった。目新しいものがあるわけではないのだが、単純にテンポが良い。どこぞの国のお姫様が大国の王に嫁ぐことになったけど、姫が割と跳ねっ返りなのでドタバタしてる間にトラブルに巻き込まれたよ、という分かりやすいシナリオを、1話目のキャラ紹介を含めてそつなくこなしている。そして、少女漫画アニメだと割とこういうこともあるものだが、キャラのノリがよくて、単にギャグを回しているのを見ているだけでも案外楽しいのである。まさかのメタ発言まで飛び出してたし、男性視聴者へのサービスを忘れないのは素晴らしい(まぁ、未遂で終わったけどさ)。過去にも「S・A」とか「スキップビート」とか、「どうせ女の子が惚れたのはれたの言うだけでしょぉ」と思って見てみたら、案外面白かったっていう展開は多かったのである。こうして並べて見ると「花とゆめ」掲載作品がこっちの傾向にあるのかしらね。相性がいいのかもしれません。 製作がぴえろ、監督の亀垣一という名前はどこかで見たことがあると思ったら、「花咲ける青少年」の監督だった。なるほど、あれも非常に良いアニメだったし、今作もいかにも「らしい」ビジュアルと、割と野放図に動けるやんちゃなアクション演出は健在。CMによれば原作が現在7巻ってことなのでそんなに大した作品にはならなかろうが、気持ちよくまとまる久しぶりに「よい少女漫画」に期待したいところ。 中の人は、主人公の声に全く聞き覚えが無かった割に面白い声だったので随分印象にのこった。前田玲奈という名前で、まだまだ新人のようだが、声の特徴もあるし、仕事も割と安定している。今作でいいメジャーデビューを切れることを期待したい。その他のキャストについては、今後メインを務めるのがどの辺なのかよく分からんのでまだ視点を置きにくいのだが、1話目で大活躍(?)したチンピラ2人組が白鳥哲、沼田祐介ってコンビだったのが面白かった。こういうところに置いて活躍出来る声優って、いいよね。 ○「M3〜ソノ黒キ鋼」 5 まだあった新番組。実は明日まだもう1本ある予定ですが、これでようやく今期も終わりです。今期はトータルで36本。まぁ、こんなもんかしら。 突如半端な時期に放送を開始したオリジナルアニメで、その全容は全くの不明。分かっているのは、なんとも面妖な製作スタッフであるということ。製作がサテライトで、脚本が岡田麿里。ここまでならこれまであった組み合わせで、メカデザインに河森さんが入っている事も加えて、「あぁ、アクエリオンとかAKBの延長線上か」と思えるわけだが、実際には製作母体はそこにない。なんとこないだ「全力愚少女」の特番で「スケジュールヤバい」と何度も漏らしていた佐藤順一監督がメインの企画なのである。サトジュン+サテライト濃度濃いめってのは今までになかった組み合わせである。 一応この変則的な組成には理由があるようで、サトジュンは最近「たまゆら」「わんおふ」あたりの「ARIA」から繋がる系譜の作品を多く担当しており、割と作風が一方向に固まっていた。「ファイブレイン」はちょっと違うけど、いうてもあれも子供向けっぽいことは否めず、これまでの履歴から外れるものではない。そこで、そろそろ今までやっていなかったことをやりたくなったのだろう。思いっきりダークな雰囲気を前面に押し出して新しいアニメを作りたくなったと、そういうことらしい。そのためにホームグラウンドであるTYOではなくサテライトと提携し、ダークっつったらそら岡田麿里であろう。ついでに河森さんまで手を貸してくれたってんだから、なかなか贅沢な布陣ではないか。 そんな謎アニメの1話目だが、なるほど確かにダークでハードな雰囲気はそれなりに出ている。謎の生物赤ウンコ、違う、イマシメと呼ばれる異界の住人が真っ暗な世界の中をうごめき、人類はそれに対抗するためになんかよく分からない学生集団を結成して1発2千万円の杭を使って戦っている。うん、大体の世界構造は何となく見えるし、まだぼんやりしてる部分については今後の課題ってことになるだろう。オリジナルだし、全部が全部クリアになっているわけではないが、何となく追いかけるべき部分は分かるようになっているし、「分からない」部分も決してストレスにはならない。悪くない導入だったのではなかろうか。まぁ、その分有象無象のラノベとの差別化もなかなか難しい部分があり、今期だと「ブラッドブレッド」なんかとイメージが被ってしまうのだが。一応オリジナルの面白い部分として、キャラの個性が割と良い方向に出ている、というのはあげられるかもしれない。中でも1話目からいきなり発情全開で主人公に食いついてくるビッチ風の子は、なかなか最近のアニメでは見ないキャラ付けなので面白い。まー、キャラデザは目力強めでちょっと苦手ではあるのだが……そのうち慣れるでしょう。 後は当然中の人。発情ビッチさんは安定の日笠であり、「ノゲ」に引き続き松岡・日笠コンビがテンション芸をお送りすることになりそう。その他のレギュラー面子も充分な布陣が揃っており、久しぶりにこういうところでメインを張る矢作パイセン、そして安定のダウナーキャラがずるずる沈み込みそうな福圓先生。パイセンは1話目からウンコウンコ言ってって安定の中の人だった。日笠と同じ現場なので色々ハッスル出来そうなのが何よりである。更に、ほとんど登場シーンが無かったのに、何故か各キャラの幼少期のボイスに無闇に力が入っており、麻里奈、サトリナ、津田、種ちゃんという高カロリー。1話での伏線もあったし、今後は幼少期の回想にも注目だ。うん、先が読めないことが良い方向に働きそうで楽しみだよ。 ○「デート・ア・ライブⅡ」 5 1年空いての分割2クール目。1期はそれなりに楽しんで観ていたので、2期目もそれなりです。 1期は製作がAICだったのだが、2期目で「いなこん」を作っていた「プロダクションアイムズ」に変更されており、「え? スタジオ変わったの?」と思ったが、どうやら元々AIC派生のスタジオらしく、スタッフもそこまで大きな変更はない。相変わらず元永さんの作品は好きなので、きっと今期だって良い仕事をしてくれると期待している。まぁ、何故か1話目は監督じゃなくて岩畑さんコンテだったけども。 1期との変更点は今のところほとんど無いような気がする。若干キャラの造形が丸みを帯びたかな、という気もするけど、そもそも1期の絵を覚えてないので気のせいかも。1話目から随分良い最終回みたいな話で、とりあえずこれまでの設定がどういうものだったかをざっと復習するお話。1期も中盤以降だと十香が割と空気になってたからね、ここできちんと彼女の正ヒロインとしての立ち位置(最強お馬鹿)を確認しておかないとね。彼女は単体で充分可愛らしいと思うのだけども、いかんせん回りの精霊たちがライバルとして強力なのでなかなか大変である。そして、十香とならんで1話目から強めに攻めてきているのが折紙さん。あれぇ、こんな頓狂な人だったっけ……なんか、アカン度合いがパワーアップしてる気がする。設定だけを見ればかなり悲劇のヒロインのはずなんだけど、緊張感ねぇな。まー、あくまで十香たち精霊をベースにすると「泥棒猫」のスタンスだからなぁ。 ヨシノはすっかり単なる幼女枠で落ち着いてしまったし、多分琴里もこれ以上大きく士道に関わってくる展開もないだろう。次回予告では早速新キャラも出てきたみたいだし、元々ハーレムアニメだったのが純粋にパワーアップしそうな予感。置鮎ボイスの変な敵、そして今作でも「人類最強」になってしまった伊藤静(参考:神裂さん)と、敵側もなかなか強力である。そしてもちろん、1期を盛り上げた立役者である狂三さんもまだまだ元気。彼女が今期もキチピーな活躍をしてくれるといいね。 ○「メカクシティアクターズ」 4 ささみさんが頑張る話かな? なんか噂にはなってた作品だけど、普通のシャフト、っていうだけだった。 1話目を見ても何がやりたいのかはさっぱり分からない。いつもなら「これだからラノベは」で終わりなのだが、元々これってラノベじゃないんだよね。流石に分からなすぎるからちょっと調べてみたけど、「楽曲を元にした小説」って何さ。そこから分からんわ。その楽曲は何を元にして作られてるんだろう。楽曲にシナリオがあるんだったらもとからそれが小説みたいなもんだろうけども。イメージが湧きにくくて「んん?」って思うたびに、これまた知人に言われた「ソワカちゃんの出来損ないみたいなもんやろ」という言葉が頭をよぎって鬱陶しい。ソワカちゃんは「楽曲を元にしたアニメ」……というか、楽曲がアニメ。ソワカちゃんアニメ化だったら良かったのに……。 まぁ、そんなこんなでさっぱり分からない作品であり、1話目の内容もよく分からない。とにかく、毎度お馴染み引きこもり主人公が、可愛い女の子のアプリを入れたら、なんかすごいアプリだった、っていう話なのね。それ、ジャンプで今連載してるやん。エロ漫画よりエロいあれや。ただ、今作の場合は何が凄いのかもよく分からなかった。ズヴィズダーのロボ子だったらもうちょっとダイレクトに活躍してくれたけど、今回のアプリアスミスはうだうだ言ってるだけのいつも通りのウザいアスミスだった。まぁ、これはこれで可愛いけども。結論「阿澄元気で飯が美味い」。やっぱりささみさんじゃないか! 監督が八瀬さんなので割とシャフト度合いは強めになってるんだけど、元々何がやりたいかが見えてこない物語にシャフト演出で補正かけられるとますます分からなくなるから厄介なんだよね。流石に1つ1つの演出意味を考えはじめたらきりが無くなってしまうし、そこまで観念的な意味が込められているとも思えないし。これだったらまだ分かりやすいシャフト演出でニセコイの方が楽な気が……あっちもアスミスを楽しめますやん。 まぁ、「さっぱり分からん」が先立つばかりなので、今後何かこの作品が狙いたいコンセプトが見えてくれば、ひょっとしたら面白味が出てくるのかもしれないけどね。ただ、そう思いながら見てたささみさんはそこまで盛り上がらなかったからね……。 ○「棺姫のチャイカ」 4 なんだっけなぁ、この主人公の髪型、どっかで見たことあるんだけど……一向に思い出せない……なんだっけ……。 ずっと主人公の髪型ばっかり気になってた作品ですが、ラノベはラノベでも今期では案外珍しい「わからん系」のラノベ。色々と専門用語が出てくることもあるが、まず、誰が何したいのかがよく分からないとこから面倒。たまたま道に迷ってヒロインチャイカにあった主人公。山の中でたまたま源獣:キリンにあったら死を覚悟する主人公。「あいつに狙われたら逃げられるわけがない」って言ってたけど、そんな危ない山に入るなよ。イレギュラーならもうちょっと驚けよ。そして突然スーパーサイヤ人になる主人公。そんだけ強くて逃げるの諦めるなよ。チャイカの棺から出てきたのはパブリチェンコちゃんばりのでかい銃。その入れ物として棺を背負ってるのはギリギリ理解するとして、流石にお城への突入作戦の時はおいてけよ。何か理由があるのかもしれないから持っていこうとするのは許すとしても、邪魔過ぎるんだから主人公兄妹はもうちょっと文句言えよ。酒場の中壊して回るような重犯罪人に対して村人が寛容すぎるよ。で、結局この兄妹は何者なのよ。 分からないことだらけの第1話。やっぱりラノベはこうでなくちゃね! ……まぁ、別にこれから先解決すればいいことばっかりだからあんまり気になるわけじゃないんだけど、1つ1つの設定が割と放置気味で淡々と進行してるように見えるのが気になるんだよね。一事が万事にならないといいけどなぁ。 とりあえず製作は安定のボンズ。……って、今期ボンズ多くね? 冬にも「ノラガミ」と「ダンディ」で2本やってて、今期は「アース」「ソウルイーター」でこれ……多くね? まぁ、去年ほとんど放送が無かったから、多分その間に製作されてたもんだとは思うけども。監督は「キルミン」の増井壮一。なんの縁なのか、メインヒロインチャイカ役はポチ姉役だった安済知佳である。今期じわじわ仕事が増えてきてるのはいい流れなのかしら。そして、1話で気になったのは妹ちゃんの方。キャラが尖ってるので結構印象に残るのよ。なかなか珍しい「ハンマー振り回し系ヒロイン」としてニーズがあるかも。中の人が知らない名前だけど新人みたいね。このあたりの活躍次第かなぁ。 ○「風雲維新ダイ☆ショーグン」 5 あ、あほな奴だ。なんで短期間でこんなにコンセプトの被ったアニメが連打されなあかんねん。 事前に知人から聞いた評価は「ノブナガザフールなんかよりよっぽどおもろいけど、あれより全然うごかんで」というもの。アニメの感想を求めて「動かん」っていう返事が返ってくるのもどうなのよ、と思ったものだが、実際に見てみると…………なるほどうごかねぇな。いや、「動かさねぇな」の方が正しいのだろうか。基本的には1枚絵で繋げるだけ繋いでいくスタイル。多くの画面を単発絵のズームで処理したり、リップシンクだけで回したり、何度も同じ絵を繰り返してみたり、見た目は「アニメって元々こういうもんだよなぁ」ということを思い出させてくれるようなもの。ひょっとしたら「動かさないシーン」の作り方でいったら、「キルラキル」みたいな懐古コンセプトが含まれているのかもしれない。いや、あっちは完全に狙ってやってたけど、こちらは単純に経費削減、人員削減の目的が強い気がするけど。 ただ、「動かさない」が必ずしも悪いことではない、というのはいつもの話。まぁ、このアニメは正直「狙って演出意図から止め絵を多用している」とはとても思えないので手抜きである感はぬぐえないのだが、それでも「動きがなくても何となく筋立てを進めてしまえばいいや」という開き直りはそれなりに機能している。1枚絵レベルでいう「作画」は非常に良く、割と濃いめのキャラクターデザインは(かなり好き嫌いが分かれそうではあるが)きっちりと艶っぽく見せている。このままエロ方向でも見せていくのだとしたら、最終的には「ノブナガザフール」+「ダイミダラー」÷2みたいな完成形になるような気はする。まぁ、いくらで割るかはこの後変わってくる気もするけど。製作がJ.C.で監督が渡部高志っていう時点で、そこまでどでかいサプライズはないだろうなぁ。良くも悪くも安定感を求める人なので、多分1話で出てきたものがこのアニメの全てじゃないかな……うん、これはこれで良い気もする。そこそこのアホさ加減、そこそこの活劇、そしてそこそこのエロ。……一番盛り上がる要素はエロじゃねぇかな……アクションで期待は出来ないし、ロボ戦闘もどうでも良さそうだし。 あとはまぁ、中の人かな。今期は微妙に川澄綾子の発信源が多くて、一時代前に戻ったみたいなノスタルジーが味わえる。そして、「謎の美女」枠が多すぎる気がするみゆきちのエロ声がたっぷり堪能出来るのも実に良い。っつうか、あのキャラは単に不二子ちゃんなんじゃなかろうか。来週は田村ゆかりも参戦するみたいだし、本当に、色んな部分が10年タイムスリップした作品だな。 |
ブログ内検索
リンク
最新記事
(02/05)
(02/05)
(02/04)
(02/04)
(02/04)
(02/04)
(02/03)
(02/03)
(02/02)
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
アーカイブ
|