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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「革命機ヴァルヴレイヴ(第2期)」 5

 やっぱり今期も2期ものが多いな。3ヶ月の休止を挟んで再開した「ヴヴヴ」2期目です。

 1期目の総括はかなり否定的な意見を持った今作、「シナリオがわや」「プレスコの無駄遣い」など難点が目立ち、個人的にはあまり楽しめたとは言えない作品なのだが、2期目が始まったことで心機一転、改めてこの作品を観たいと思っている。シーズンが変わったことで、デメリットとなる要素は「既に1期目の内容を忘れている」ということだが、シナリオ全体が刺激物のみで満たされるような身体に悪い構成だったので、重要な要素を忘れてしまうような心配はあまり無いだろう。実際、1話目を見ただけでも大体どんな話をしていたのかは思い出すことが出来た。いや、正直敵側の101人なんちゃらとかはさっぱり分からないのだが、その辺はまだブラックボックスでいいんだよね。

 逆に、2期目になってプラスに転じた要素も少なからずある。1つは、今回だけかもしれないが、作画面におけるプレスコとの齟齬が大きく緩和されている点。やはり時間を取るということは大事なのだろう、少なくとも今回だけを見れば、日常パートでの作劇も見やすくなっており、音声と画像のギャップはほとんど無くなっている。1期目で一番気になっていたのはそこなので、改善されたのならば評価は大きく変わる可能性もある。基本的には「金のかかっている作品」だから画面は贅沢なんだよね。また、ものすごーく勝手な話だが、前期放送分はやたらとロボものが被っていたという実情もある。「マジェプリ」「ガルガンティア」と「3大ロボアニメ」などと言われていたのが春クールであり、他2つも突出した存在だったため、どうしても「ロボもの」としての今作は見劣りする印象があった。「ライバルがいなければ」というわけではないが、今期は幸いにも比較対象はいない。それなら、唯一のロボものとして楽しむことにも抵抗はないだろう。

 シナリオ面についても、2期目ってことでこちらがある程度知識を持ち、馴染みやすくなっているのはプラス要素。大きなファクターである「ヴァルヴレイヴの動力源」なんて話が公開され、これまで疑問符ばかりだった世界設定も、解体される部分が出てきている(まぁ、それに加えて新たな謎も増えてるんだけども)。健全な高校生たちの国家運営プロジェクトについても、1期で無茶をやられた流れの続きなので、諦観を持ちながら見ることが出来るようになっているのである。まぁ、それでもやっぱり酷いとは思うが……外交交渉でことごとく大人に主導権握られてるシーンなんかは多少なりとも溜飲が下がるものがある。この世界の大人たちは、もっとガキどもにお灸を据えるべきだと思うんだけどね。「単に強い武器を手に入れちゃった子供が、わがまま言って暴れてる」だけのアニメだからな。未だに「世界」って言う言葉が何を指しているのかよく分からないのである。未だに細かい部分の台詞回しなんかは違和感が残るし、「エルエルフの首に噛み付くだけで全部のヴァルヴレイヴのエネルギーがまかなえるとか、どんだけ燃費いいんだよ」とか、突っ込みどころは事欠かないが、しばらくは大人しく見守っていくことになるだろう。

 それにしてもサンダーが愉快。そして流木野さんは相変わらずエロい。今後三角関係はどういう風に収束していくんでしょうかね。流木野さんがセフレポジションで落ち着くとは思えないのだが。

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○「BLAZBLUE Alter Memory」 4

 こりゃ完全に原作ファン向けな気がするなぁ。格ゲーのアニメ化ってなかなか無いと思うのだが、はたして上手く実現出来るんだろうか。キャラの多さでいったらギャルゲーを凌ぐわけだし。

 原作はほぼ知らない。「ギルティ」は多少かじったことはあるものの、元々あんまり格ゲーは得意じゃない。このタイトルについても、「ぶるらじ」が話題になった回(あおちゃんが┌(┌ ^o^)┐ で荒ぶった回)を聞いたのと、「タオカカ」でググったことがあるくらいの知識しかない。そんな視聴者にとっては、正直あんまりピンと来る1話ではなかった。だって何してるかさっぱりわからねぇし。どうしたってキャラが多いから視点が散漫になってしまうのは避けられないだろうし、1話目から絞って説明するよりは賑やかな世界観を出した方が原作ファンには受けもいいのだろうけど、本当に「どういう文明を持つ世界なのか」から分からない視聴者は、あまりついていこうという気が起こらない出だし。ま、ファンタジー設定部分はシンプルなので理解不能とまではいかないだろうが、せっかく作り込んだ世界があるのだから、もうちょっと他のタイトルとの差を出すためにセールスポイントとなる独自の点を売り出す出だしにした方が良かったような気もする。

 多分この散逸したシナリオラインはあんまり収束しないんだろうな、という予測はありつつも、アニメとしての骨子は非常にベーシックなものである。画もそこそこだし、キャラ自体は当然個性を発揮出来るように作っているだろうから、見ていて退屈はしない。特に今作の場合は阿漕なまでのキャストも売りにしているであろうから、それを見ているだけでも一応成立してしまう部分はある。まぁ、あんまり良い見方ではないと思うが……。今回はバトルシーンはそこまで多くなかったが、原作ファンなら、バトルシーンがどの程度実際のゲームを下敷きにして作っているか、という部分も注目したいところだろう。そういうファンサービスに徹して作り込めるならば、私みたいにあんまり興味が無い人間は放っておいても、それなりの成果は出せるのではなかろうか。

 それにしてもタオカカ可愛いな……千和の猫キャラはやっぱり至宝。

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○「ワルキューレロマンツェ」 6

 あ、ごめんなさい、ボクこれ好きですわ。多分放送が終わってる頃には点数下がってるだろうと思う、下手したら2,3点余裕で下がってるかもしれないんだけど、1話目は楽しんじゃったから刹那的にこの点数。なんかとってもとってもノスタルジー。

 牛や豚を育てるアニメが終わったと思ったら、今度は馬を育てるアニメが始まった。よく色んなところで「まだアニメになってないモチーフって残ってるの?」みたいな話題を見かけることがあるが、今作のテーマは「馬上槍試合」。なるほど確かにこいつぁ初めてのアニメだ。属州を公開すれば素敵な報奨カードがもらえるとても強力なカードだ。まぁ、別に設定自体は何だっていいんだけど、とにかく「すげぇ強い男の子がいる周りに、なんかのスポーツとかやってる女の子が集まってきてハーレム」作品である。設定だけでいったら「IS」とまったく同じと言ってもいい。テーマが槍試合ということで、馬のデザイン、槍のデザイン、そして甲冑のデザインなんかに割と気合いが入っており、古き良き中世ヨーロッパファンタジー的な画面がまず懐かしい。そして何より、メインヒロインが清水愛っていうのがすげぇ懐かしい。清水愛がいて、ナバがいるキャスティングで女の園を描いてくれるっていうだけで、「ストロベリーパニック」で培われた百合脳がずくずくうずく。これ、男がいなければ完璧な世界だけど、まぁ、今作の主人公はわざわざ作中で「朴念仁」と断言されちゃうような分かりやすい「あ? なんだって?」キャラなので、そこまで邪魔にはならんだろう。あー、少女迷路でつかまえてほしいわー。

 キャラクターデザインももとがエロゲってことで御耽美系に寄せてあり、これまた何か懐かしい(「中妹」のキャラデザの人らしい)。賑やかな金髪とか巻き毛とかがふぁっさふぁさしており、これに独特の甲冑やヘルムが合わさることで、なんとなく中世ロマン。特に現代のCG処理が施された甲冑のツヤツヤ感は見目麗しく、胸部装甲部分が単に盛り上がっているならまだ分かるが、乳袋を形成しているアーマーはどんなオーダーメイドやねん、と思うことしきり。フルプレートアーマーって完全に身体が隠れちゃう上にデザインが面倒臭いからなかなかアニメだと描かれないモチーフだったと思うのだが、こうしてちゃんと作り込んでもらえるとやっぱり恰好いい。そしてどこかエロい。最大の見せ場である槍試合のシーンもちゃんと迫力が出ていたし、このまま「女の子がくんずほずれつ槍でつつき合うアニメ」になったとしても問題無く楽しめる自信がある。

 いや、まぁ、多分ここからはお約束のハーレム展開に突入していくだけだろうから、1クールこのモチベーションが続くとは思えないが……いいじゃん、誰にでも無条件で惹かれる設定ってのはあるものなのさ。ボクの場合はそれがたまたま「一人だけ西洋甲冑の中に紛れ込んだ鎧武者」だったり、「タカビーに振る舞ってるのにすげぇヘタレの金髪先輩」だったりするわけさ。ん? 鎧? 武者? 覇権争い? ……これが鎧武か……。にんじんとかの野菜モチーフで変身する女の子のお話ですね。分かりません。

 というわけで、割と理不尽な理由で楽しかった1話だが、やっぱり大切なのはこのノスタルジーを喚起させる万全たるキャスト陣である。何故懐かしいかといえば、もとがエロゲーらしいために「裏の仕事も出来る人」が集まっており、どうしても平均年齢が高くなるためである(最近の若手はあんまり裏の仕事しないみたいだしなー)。メインの清水愛のおかげで、「ストパニ」「おね2」「DearS」「舞-HiME」といった数々の百合シチュが思い起こされる。ここにナバが加わることで当時のキングダムが完全に再現されている。その他、ミズハス、ミンゴス、柚姉ぇといった面々が顔を揃え、田口宏子の名前もすげぇ久しぶりに見た気がする。こういうキャスティングが見たかった! あ、ちなみに主人公役の山下誠一郎君という人は新人さんみたいですね。所属は大沢みたいですよ。これが記念すべき一歩目になるのかどうか。

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○「弱虫ペダル」 6

 「世界でいちばん速くなりたい!」が始まりました。いいんじゃないでしょうか。実はチャンピオン作品のアニメ化って、数は少ないけどことごとく良い物が出てきてるんですよ。今作は「聖闘士星矢」と同じスタッフで、「冥王神話」も割といいアニメになってた。期待していいと思う。

 原作既読。あんまり熱心な読者じゃないが、多分周りのチャンピオンガチ勢がキモ過ぎるだけで、割と普通の読者だ。いや、コミックとか買ってないから、「弱ペダ」も序盤の展開とか一切覚えてないんだけどさ。でも、流石にキャラは濃いので基本的に忘れる心配は無い作品。至極真っ当なスポ根ものであり、今後はひたすら暑苦しい展開を延々続けるだけなのだが、それでもきちんと緩急の付けられる作品だし、アニメ映えするであろう題材なので、製作さえ責任あるスタッフに任せられれば、少なくとも原作ファンにがっかりされるようなアニメにはならないはず。1話目はそれくらいの期待を持っていいと思える出来だった。自転車の描き込みなんかは大人しくCG処理されている部分が多いが、きちんと「漕ぐ」「踏む」というアクションが分かるように描かれているし、何よりあの癖の強い原作の絵が、ほぼ違和感の無い状態でアニメの画面に乗っかっているが驚異的。今後はもっと人間離れした体型や、どう見ても異常者と思えるメンタルの奴もちょいちょい出てくるが、そういったイレギュラーでも多分この画面なら乗せられるはず。あまりアニメになったことで無理な方向性を狙うのではなく、「出来るだけ原作の暑苦しさを」という方向性で作劇を進めていって欲しいものである。

 1話目だとまだまだ具体的な自転車描写は少ないので想像するしかないが、オープニングにまとめられた映像を見るだけでも大体どんな感じかは伝わってくる。「自転車にのって抜いたり抜かれたりするだけ」って動きがある割には画的に地味なものになりそうな気もするのだが、そこをどのようにアニメ的な盛り上がりにするかがポイントだろうかね。それにしても巻島センパイのダンシングがキモ過ぎるぐらいにぐねぐねしとるな……あれを試合で早く見たいです。髪の毛の色が緑なのは公式設定だが、実際にカラーで見るとすげぇファンキーなあんちゃんにも見えるな。あとは御堂筋君か……(アニメで出てくるか知らんが)。彼はキャストが決まってないのかな。あのキチガイじみた雰囲気が出せるのは誰だろう。個人的にはうえだゆうじのイメージなんだけど、関西弁優先なら福山潤あたりもいいかも。鳴子が福島潤だからすげぇややこしいけどな!

 というわけでキャストの話になっているわけだが、坂道役の山下大輝という子は今年から一気に出てきた新人さんのようである。そして、男性新人のお約束として、無闇に安定している。ここまできちんと仕事が出来るなら主役も安心。最近はこの手の高音域の男性キャストが多いので競争は激しそうだけども、これをステップアップに頑張って欲しいところ。他はねぇ、ほぼ女性キャラのいない世界だからねぇ。チャンピオン誌上でキャストが発表された時にあらゆるキャラの脳内再生余裕っぷりに驚いたものだが、実際に聞いたらやっぱりハマっていた。弱泉君が鳥ちゃんなのもそうだし、3年生3人がそのまんまだった。いや、でもやっぱり巻島・森久保の融和性は異常やな。音石明の時もそうだったけど、何で森久保はここまで一本の声でがっつりはまるのだろう。謎である。

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○「東京レイヴンズ」 5

 感想を書く上で差別化が難しい作品。ある時期の流れのせいでこういう作品を見ると「おっ、ガンガンコミックか? それともブレイドか?」と思うのだが、どうやらラノベであるらしい。でも今みたら多分こういう直感の原因になっていると思われる「少年陰陽師」もラノベだった。なんやもう、いい加減な記憶しかない。

 前半パートははっきり言って退屈な進行。主人公の男に悪友1人、それに仲の良い女友達1人の3人状態でお話が進み、主人公は女の子とそれなりの相思相愛という、実に良いバランスの青春なのだが、バランスがとれているだけに崩す要素も少なく、「もげればいいのに」と思うしかない内容。画も並レベルだしいくらか古くさくもあり、何をとっかかりに見ればいいのかよく分からない。陰陽師云々という話も既に手垢の付いた題材であり、花澤キャラが出てきても、あんまり冒頭の3人の関係を引っかき回す役には立ってくれそうもない。一体どんな作品なんだろうと首をかしげてしまう。夏祭りのシーンでもこれが続き、単に2人していちゃいちゃしているところを眺めることになる。女の子が可愛いのが不幸中の幸いだが、それでもやっぱりもげろ感は高まる一方だし、途中で考えることといったらヘアバンドのにーちゃんが嫉妬に狂って女を奪って逃げたりしねーかなー、という妄想くらい。なんやねんこの平和な世界。

 そして、ラスト5分でようやく転機。金髪ドリルのあやねるが登場し、ようやく陰陽師設定が主人公のところへやってくる。スタンド発動後のバトル(というか一方的な蹂躙劇)は何が起こっているのかさっぱり分からないが、ガシャンガシャンと細かいギミックが稼働するスタンドの形状は、およそ「陰陽師バトル」とはほど遠い。術者を体内に取り込んでの技発動シークエンスなんかは分からないなりに面白く描かれており、制作を確認してみるとエイトビットの手によるものであるらしい。あー、なるほど。このあたりの怪しげなバトルの展開が見どころとして補強されれば、ここからのシナリオにも多少メリハリは出るかもしれない。

 基本的に、登場人物が少なくて世界の広がりなんかはまったく感じられないお話なので、勝負はメインキャラクターの個性の強さということになるだろう。男キャラはまったくピンと来ない段階だが、幼なじみっぽい子は素直に可愛らしいと思えるし、金髪ドリルのキャラはなかなかくどくて良い。まぁ、2キャラとも中の人に助けられてる面はあるかもしれないけども。やっぱりひーちゃんボイスが無双しているなぁ。そしてあやねるである。「祭りの屋台で『マスター、カード使える?』」って、完全に「佐倉さんひくわー」じゃないですか。もしくは「おっとなー! フゥー!」。あやねるにビッチ役をやらせるときの空虚な感じがたまらんですね。ちんこもげ、ちんこ。

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○「アウトブレイクカンパニー」 5

 月曜日の一番深い時間帯に放送されているしんがり作品。導入を見て「また主人公がオタクか……」となり、その後の展開をみて「またオタクが異世界か……」と思ったが、その後の展開がちょっと違った。なるほど、これなら面白いかも。

 作者は「ポリフォニカ」の人ということだが、それだけじゃよく分からない。「ポリフォニカ」のアニメはそりゃぁ酷いものだったが、あれは完全にアニメ制作側が原因であり、原作が面白いかどうかなんて分かるわけがなかったのだ。その作者の新たな作品はfeel.製作で及川啓監督。うーむ、どう転んでもおかしくないが。少なくとも1話目は上述の通りに「お?」と意外な展開に引き込まれ、オチのどうしようもない展開まで含めて、「これは流石に2話目以降も見ないと何が起こるかわからねぇな」という気持ちにはなった。見たところシリアス要素薄めで、おそらくオタネタを色んなところにばらまいて、典型的なファンタジー世界とのミスマッチで笑いを取りに行くスタイルに作品になるんだろう。テンプレ世界にオタク文化のテンプレをぶつけるというのは割とありそうでなかった発想かもしれない。DTは完全に無視されるだけだったから異文化交流出来てなかったし。ただ、この手の設定の「オタク」ってのは現実感に乏しい奴が多くて、これの主人公も、オタク趣味には割と深くはまっている設定のはずなのに、言動が嘘くさい。だからさ、単体で見知らぬ土地に放り出された状態で、初対面の人間相手に「萌えー」とかいうやつおらんやろ。そりゃオタクじゃなくて単なるキチガイだよ。見たところ割と対人スキルもあるみたいだし、あんまり共感しながらみることは出来ないだろう。いっそ「ゼロ魔」の才人みたいに吹っ切れて恰好いい方に行ってくれれば話もはやいのだが、多分そういう展開にはならないだろうしなぁ。

 ま、どうしたって「オタク文化」をテーマにしたラノベってのは、多かれ少なかれ反感を持ってしまうもの。一番の理由は、多分ラノベの中で「読者に多いと想定されるオタク層を呼び込む」ための設定が、更にダメなオタク文化を(架空とはいえ)産みだしていくという負のスパイラルが気に入らないから。身内ネタだけで笑ってる状態になったら、どんなジャンル、どんな業界だって潮時よね。まぁ、この作品にそんな文句を言ってもしょうがない。1話時点では画も綺麗だったし、すげぇ今風のキャラクターデザインも決して見づらいことはない。なんで「今風」だって思うのかなぁ、って自己分析しながら見てたんだけど、多分髪の毛の色の付け方だな。今の作品って、髪だけじゃないけど色んなとこの色配置にグラデを使いやすくなってるからね。お姫様は、なんかネッサに似ていると思いました。

 そんなわけで中の人だが、主人公は今期2本目の主役となる花江君。出てきた直後から「今後推される男性声優の1人なんやろなぁ」と思っていたが、まぁ順調に仕事を重ねてますね。そしてメインヒロインは誰なのかまだよく分からんが、ハーフエルフメイドに三森、巨乳の上官に内田真礼、そしてお姫様は渕上舞。渕上舞もこれで今期メイン2つ目、しかも放送時間が連続だ。いい流れなんじゃないでしょうか。この3人を並べて、一番年上の役がまれいに回ってくるあたり、やっぱり適材適所ってあるんだろうな。

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○「蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-」 5

 なるほど、これが今流行の艦むすってやつか。……ある意味すげぇ時流にのったアニメだよな。まぁ、あたしゃ多分もう艦これやるチャンスもなさそうなので、そっち方面の知識はさっぱりだけども。アニメの製作なんて数年前に決まってるのが普通なわけで、たまたま今の時期にこれが放送されるっていうのもなんだか運命的である。

 さておき、そんな艦隊アニメなわけだが、一目で分かる特徴としては、メカニックとキャラクターのシームレスな接続がある。艦隊戦などがCGで描かれるのは今やお約束だが、キャラクターの方はなかなかそうはいかないため、動画を並べると手描き部分と3Dモデル部分はやはり差が顕著に出る。今作は、どういう技術なのかは定かでないのだが、キャラクターのモーション部分も大きく3Dの技術に寄っているように見えるのだ。調べてみると、製作のサンジゲンはやはり3DCGメインのスタジオであり、単独元請けはこれが事実上初作品となる(「うーさー」はやってるみたいだが)。過去には「ブラックロックシューター」なんかにも携わっていると言われると、なるほど、そういう方向性の技術なのかと納得が行く。正直、見始めた段階ではどうもカクッとしたキャラクターデザインに抵抗があったのだが、中盤以降には慣れてしまい、むしろ艦隊戦闘画面との差分が減ることに感心した。荒削りな部分はあるのだろうが、こういう方向で技術革新が進んでいるのが分かるとなかなか面白い。ちなみに監督を任されたのは、休み無しで仕事を続ける岸誠二&上江洲誠のタッグである。原作ものは本当に強い人だから期待してみたいと思うけども。

 で、中身の方だが、マジで艦むすが世界を賭けて戦うお話になっており、アニメのお約束として、各国政府は本当に役立たず。海が突然謎の存在に占拠され、更に通信網まで妨害された状態ってことは、つまりヨルムンガンド計画が実行された後の世界みたいなものだが、こちらは世界平和を一切望まない存在であるため、各国はすっかり衰退しきっているらしい。この状況で貿易不可能になったら、食糧自給率の問題で日本なんて真っ先に滅びる気がするのだが……割と元気だったわね。主人公は親父の血統なのか何なのか、とにかく敵方の艦むすに忠誠を誓われて政府組織から離脱。潜水艦単体での世界平和を目指すという内容。割と独特の設定なので今後の展開に興味は湧くのだが、これ、原作未完なのね。どういう落とし方をするかだよなぁ。とりあえず、「戦艦もの」という大きなくくりでは「ヤマト」の放送が終わったばかりですし、是非とも負けない気概でドンパチを描いてほしいものです。

 中の人は、メインとなる潜水艦・イオナが渕上舞。戦車にのったと思ったら今度は潜水艦になるとか、なかなかミリタリーに縁の深い人である。他の戦艦も全部女の子になるみたいだし、今後の展開は楽しみだ。

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○「WHITE ALBUM2」 5

 なんだかすごくホッとする作品である。評価する上ではとてつもなく不純な理由な気はするのだが、これだけ大量の新アニメが押し寄せる中で、特に大きな刺激物が入っておらず、まるで飲み会後の鮭茶漬けのごとくゆっくりと入ってくる。こういうのがありがたいと感じるようになったってことは、ホントにアニメ視聴体制を考えなきゃいかんのかもしれん。

 「WHITE ALBUM」というタイトルは、たしか1期もアニメ化しているはずだが、過去の記録を漁っても最終評価が見つからなかったので、少なくとも最後まで観てはいないはず。元々ギャルゲ原作アニメってのは苦手な分野なので、多分途中でモチベーションが保たずにフェードアウトしたものだと思われる。タイトルから「ひょっとしてそんな作品の2期目なの?」と身構えたが、幸い、これはこれで独立した作品のようで、1話目の導入からちゃんと何が起こっているか分かるようになっていた。こうした、真正面からギャルゲをやるアニメって、こんだけアニメが溢れかえっているのに凄く久しぶりな気がする。「フォトカノ」なんてのはあったが、あれはハーレム的なヒロイン展開からオムニバスで拾っていく形になっていたので、今作のように1人のヒロインに挑む完璧なストレート進行とはちょっと違う。(実際のゲームはどうか分からないが)ヒロイン選択というイベントが起こらず、とにかく「狙った彼女との関係を築いていく」という分かりやすくも究極的にスリムアップした目的は、ある意味悪の大魔王を倒すよりもハードルが高く、何よりもかっちりとしたシナリオ進行を必要とするものである。

 そして、この手のアニメは苦手だとばかり思っていたが、この1話は不思議と退屈せずに見ることが出来た。少なくとも昨今のラノベアニメ1話よりも新鮮だったのは間違いないが、ほぼ欠点が見あたらないイケメン主人公が女の子と知り合うまでのシーンを訥々と描いただけのお話。どこも面白くはないはずなのだ。それでも、ゆっくりと主人公の心情を追い、それに従った風景、それに従ったイベントが起こるというだけで、なんだかとても安心するのである。秀才イケメン主人公なんていけ好かないかと思ったが、最近は「駄目な奴」「キモオタコミュ障」の周りに何故か女の子が集まってくる展開も多く、こうして「別に女の子が惚れても不思議じゃない」奴が最初から女の子といちゃいちゃしている分には、何の問題も無く眺めていることが出来る。もちろん、主人公が学園祭の采配などで、人間的にも真っ当な人物であるということがほのめかされている前提の上で、だ。「ま、こいつならそれなりに女の子との接点はあるだろうな」と思えるだけで、あとは好きにしてもらっていい。

 メインヒロインも画に描いたような「学園のマドンナ」っちゅうやつで、容姿端麗、性格も良さそう、おまけに歌まで上手い。誂えたような2人の設定に、更に冒頭アバンで学園祭のクライマックスまで事前に見せつけられて、もう好きにして下さいよ、って話。全部が全部見えてしまっているはずなのに、1話目クライマックスのギター・ピアノ・ボーカルのセッションに入る展開なんかは、夕焼け空の綺麗さも相まって「えぇ青春やなぁ」とか思ってしまった。なんでだろ、一昔前までならこんな展開は一目でポイだった気がするのだが……歳取ったのかなぁ。いや、多分導入が良かったからだろう。今作は意外にも製作がサテライトとある。サテライトメインの恋愛モノって初めて見たかも。監督は「トータルイクリプス」の人とあるが、まぁ、多分アクアプラスとの関わりが深いのだろう。さて、ここからどのようなドラマが出てくるのか。割と楽しみにしてるかもしれない。

 中の人については、ギャルゲエロゲって割と独自路線のキャストを使ってくることも少なく無いのだが、今作は主人公が水島だいちゅう。このお約束感。そしてメインヒロインは米澤円である。じわじわ仕事が増えてきてますな。時を隔てて憂ちゃんがついに軽音部のボーカルになるかと思うと感慨深いものがあります。あと、お友達のキャストに中上育実もいた。この子も着実に仕事を伸ばしてきてるなぁ。秋山殿たそ〜。

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○「機巧少女は傷つかない」 5

 分かりやすいラノベ。そして、今期ダチャーン作品ということになる。どうしてもね、ダチャーン作品の場合はラジオから聞き始めてしまうせいで、作品のイメージ云々がどうでもよくなっちゃう傾向にはあるよね。今作はおかーさんと一緒だしね。もうね。

 いや、作品自体も取り立てて悪い部分は無い。設定は非常に分かりやすく、あんまり専門用語で悩んだりする必要もなさそうだし、捻らない立身出世バトルならばシナリオラインもまとめやすかろう。キャラは「俺修羅」と同じということであんまりバトル向きな気がしないが、その辺まで含めて全て萌えラノベである。監督はよしもときんじということで、なんと今期は2本同時並行である。監督業務も被るシーズンはホントに被るんだな。

 実際の画の方は、アニメで動いているのを見ると、想定していたよりも随分ロリ度が高いというか、「こんなものにバトルさせるなよ」と思うようなデザインになっているし、表情なんかは割とのっぺりしていてあんまり好みではないのだが、そこは夜々のキャラクターで何とかカバーしている。お手本のような原田キャラで、年中無休で発情している脳内ピンク設定は既にお家芸である。おかげで阿漕なキャラ描写も「まぁ、このキャラなら仕方ないかな」と諦められるようになっており、あとは主人公の造形次第で何とでもなりそう。主人公の人となりはまだ見えてこないが、典型的な「暗い過去背負ってます」キャラに下野ボイスがどう乗っかるかが見もの。夜々との関係性については多分頭から尻までずっとこんな感じだろうけども、モノが人形であることを考えればあんまりラブコメ展開に力入れて欲しいとも思わないし、放っておいてくれた方が夜々の痴女属性も引き立つので、しばらくは泳がせておいてほしい。

 うん、結局「夜々可愛い」だけ見てればいいだけの作品っていう気がしてきた。いや、サブヒロインのシャルロットも負けてないんだけどね。個人的にデビュー直後から高本めぐみを応援してきた関係上、こちらも強く推していきたいところであるが、まぁ、多分単なるタカビーツンデレキャラである。脇に控えし譲治さん、いや、シグムントとの関係性に注目して見ていこうね。めぐたんには是非ともメジャー路線でもっと活躍してほしいものです。

 まぁ、そんなことはどうでもいいからラジオ聞こうぜ! やっぱりダチャーンは下野鳩胸唐揚げお母さんと一緒にいるときが一番輝いているわ。負けるなめぐたん。

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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