最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「黒子のバスケ(第2期)」 5 不動の第2シーズンがスタートしました。 あまりに1期の通りでほとんど書くことはないけど、やっぱり安定して質が高い。1話は導入部以外にあんまり白熱したバスケ描写はなかったものの、他のスポーツアニメではなかなか実現出来ないようなスピード感と忠実にモーションを表現する臨場感の高さ、それに加えて、超次元バスケを体現する適切な嘘臭さのバランスが絶妙。オープニング映像の波打つボールの演出なんかが顕著で、明らかに現実離れしているのに、存分に迫力がでているのでそれでOKという。こりゃま、2期も確実に良いアニメになるんだろうと思いますよ。恵まれたアニメ化作品です。 このアニメについては「腐向け」というのが一般的な認識なのは間違いないだろうが、「腐向け」にも線引きは必要だと思うんだよね。たとえば「BROTHERS CONFLICT」は絶対俺は理解出来ないし、「マジLOVE」も無理だった。でも、このアニメは充分面白い。「おおきく振りかぶって」もそうだったし、「進撃の巨人」すら腐向けのレッテルを貼られる時があり、流石にそれはどうだろうと思う。今のカテゴライズだと「男性キャラがたくさん出る」というだけでそういう見方になってしまうのは非常に勿体ない。まぁ、どんな領域でも精力的に活動されるそういう方面の方々がいるおかげといえばそれまでなのかもしれないが、それって別に男オタクの妄想でも変わらないものはあるのでね。今作は「腐向け」ではなく「全方位向け」アニメとして立派に成立してるということは、きちんと確認しておきたいのです。 まぁ、それだけ。 PR ○「てさぐれ!部活もの」 5 「あの」枠。つまり直球表題gdgdフェアリーアニメである。まぁ、予定通りのものが出てきましたけども。 キャストで7割決まると言っていい作品なわけだが、今回は妖精界からコロコロ、ロボット界からフジイを呼び出すという力の入れようで、ここにアキバイエローとうずめちゃんを混ぜるという、一体何が起こるか想像もつかない布陣になっている。多分、これのオーディションも「アドリブとかいけます?」って聞いて人選したんだろうなぁ。1話目を見た感じだと、アキバイエローこと荻野可鈴ちゃんは案外このノリでも上手くいけそうだが、さて、大橋彩香の方は並み居る先輩に並ぶことが出来るようになるのかどうか。 既に第3弾(gdgdを2シリーズとカウントすると第4弾)ということで、なかなか新鮮な企画を打ち出すのが難しくなっている時期であるが、まずオープニングのひとネタでがっつり掴んでくるあたりはそつがない。そこから、「今作は見た目に完全な萌え作品テンプレを使います」という意思表示をしておき、画面は相変わらずの添え物扱い。あとはネタコーナー2本とアドリブ1本といういつも通りの並びをやるだけである。ネタコーナーは普段通りだから良いとして、問題となるのはシリーズ最大の見せ場となるアドリブコーナーだろう。まだ慣れていないというのもあるだろうが、アフレ湖やアフレ庫と比べると、単に「テーマについての大喜利」状態なので自由度が高く、ちょっとネタ出しのハードルが高い。ここからちゃんと旧作と同レベルの品質にたどり着けるかは、完全に中の人たちの才覚にかかっているといっていいだろう。コロコロとフジイという爆発物2つを混ぜ合わせたことが凶と出るか吉と出るか……っつうか、西ちゃんはもう完全に西明日香でしかないんだけども。いつも通りの勢い任せでやってればそのままアニメキャラっぽくなる、便利な存在である。あけこは今回(大体)最年長であり、キャラ的にもある程度舵取り役を任されていると考えられるが、好き放題出来たコロコロポジションと違うところでどの程度実力を発揮出来るか。若手2人がこの大きすぎる2人を乗り越えられるとは思えないが、さて……。 とりあえず、「ロボットアニメ」も爆裂したのは3〜4話あたりだったことを考えると、しばらくは様子見だ。房子や「なんなん?!」のようなミラクルが生まれることに期待したい。 ○「ダイヤのA」 5 日曜朝、プリキュアの裏という壮絶な枠で新しく始まった作品。なんでこんな変なトコに、と思ったが、思い返すと「クロスゲーム」とかも似たような枠でやってたっけ。ま、あれはもう少し遅い時間帯だったけども。枠が増えたってことは、見なきゃいけないアニメが増えたってことなんですかね。勘弁して欲しいですね。 原作はなんとなく既読。そこまで積極的に読んでいるわけじゃないが、一応マガジン立ち読みするならぱらぱら読んでる程度。おかげで1話が始まってもさっぱり内容を覚えておらず、沢村ってこんなことして来たんだっけ、といきなり驚いてる。初代3年生なんてさっぱり覚えてなかったわ。そういう意味ではある程度新鮮な気持ちで見られる部分はあるのだが、流石に大筋は知ってるからね。この時間帯の作品で、どれくらい視聴モチベーションが維持出来るかは正直微妙なんだ。全然知らなかった「クロスゲーム」はなんだかんだで結構楽しく最後までみちゃったけどさ。 作品の作りは非常に手堅く、いかにもマガジンアニメって感じがする。製作がMADHOUSEとI.Gというんだからそりゃ手堅くもなるだろうし、監督の増原さんも「原作もの」をかっちり作っている印象の人。1話目はあんまり野球のモーションなどを見せるシーンが無かったので今後「野球アニメ」としてどの程度盛り上がるかは分からないが、元々の絵が割とアニメにしやすそうなこともあり、少なくとも原作ファンなら満足出来るくらいの無難なアニメ化が実現出来るのではなかろうか。余裕があればちゃんと見ていきたいとは思う。 中の人は、無駄に豪華に固められた。というか、「おお振り」のときもそうだったけども、どうしても男性声優の人数が必要な野球アニメは、ただでさえ寡占状態の男性声優業界のありったけを集めてくることになるので、自然にキャストは固まってくる。今作は主役の沢村役に今をときめく逢坂君を配し、データを見るとこれに島崎・松岡・花江といった若手声優を全力投入する形に。1話目は檜山が楽しそうだったのが印象的だが、ヌルッとはまってる御幸役・櫻井を見ていると「やっぱりずるいな」と思ってしまう。ホントに便利な人やなぁ。あ、あと巨乳のスカウトのおねーさんは内山夕実。やっぱりこの立ち位置やな。裏番組のプリキュアでも似たような恰好してるけどな。 あと、このときまだ1年の川上がすげぇ弱そうで吹いた。こんな登場シーンだったっけ……。 ○「帰宅部活動記録」 4 正確には新番組ではないけど、相変わらずの読売補正のせいで、関西では1期遅れで視聴可能になった作品(しかもAT-X)。1期遅れって大体評価が漏れ聞こえて来て先入観ありで見てしまう場合が多いのだが、今作はあんまり、話は聞かないな……。 話を聞かない理由は何となく分かる。タイプとしては「えびてん」とか「生徒会の一存」とかあっち寄りの作品。日常ものってわけでもないけど盛り上がるシナリオを携えているなんてことは絶対無いので、なかなか話題にはなりにくかろう。更に画は割としょっぱいし、キャストは日ナレのトレーニング用キャスティングでほぼ壊滅という酷い状態。そりゃま、仕方ないことだらけである。 ただ、それでも見るべき点は少なくない。なんと言ってもメタ度合いの強いギャグの方向性は何が飛び出して来るか分からないので油断出来ず、動画枚数で自虐的にネタを振るなんて展開は今までみたことが無かった(コンテ撮引っ張り出す展開は割とあったけど)。こういうメタネタってのは全力でやられてもお寒いことが多いし、実際ここでもキャストの問題があって上滑りしている部分はあるのだが、実は最近では割と珍しい方向性ではあるので、案外珍味みたいな感じでちょこちょこ摂取する分には悪いものではないのかもしれない。こういうのって案外癖になったりするもんだからさ。冷静に見れば、「直球表題」とかだってアニメとしてみればすげぇショボい中身なわけだし。 ○「勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。」 3 今度は「はたらく魔王様!」の跡追いみたいな作品。いや、原作的にどっちが早いのかは知らんけども。「まおゆう」「はまおう」で次にコレって、最近の流行なの?(「はぐれ勇者の鬼畜美学」はカウントに入れすらしない) 実のところ、「勇者になれなかった」云々なので設定としては「戦勇」に近い。ギャグの方向性も大体一緒で、そりゃこの設定だから狙ってる方向性は同じになる。ただ、「戦勇」は完全に不条理ギャグとして振り切っていたので、掛け合いのおかしさ、無茶苦茶さで笑いに繋がったが、どうも今作はそういう魅力に乏しい。一応「魔王の娘が家電量販店で働く」というところにおかしみを求めているのだろうが、これって別にファンタジー設定じゃなくてその辺のお嬢様でも特に問題無い。1話時点では主人公が勇者志望である設定も活かされないし、世界観も完全に現代であり、本当に設定が設定として独り立ちして意味をなさなくなってしまっている。そもそもローソンがあって家電を商取引できるほどに法制度が整った世界に魔王とか出て来てもしかたないだろ。なんで勇者は「ダンジョンの潜り方」なんて学んでたの? どう考えたって「政治」「経済」がある世界なんだから、万人への脅威に対しては政府が対策に乗り出すべきだろう。それがたった1人の勇者の存在を求めるところに、世界設定の矛盾がある。まぁ、「それもギャグの1つですから」と強弁するなら仕方ないが、少なくともこの世界に「ならでは」のおかしみは今のところ発見されなかった。 今作はよしもときんじが監督を務めているが、製作はアームスではなくアスリードである。残念ながら1話目から画面の質が良いとはいえず、かなりカクカクした中割無しの動画も目立つし、1枚絵にしたときにも粗が目立ち、いきなり期待感を削がれる残念な立ち上がり。別に画が良かったら見たいかと言われればそうでもないのだが、ピックアップして褒められる部分が無いのは辛いところだ。執拗にパンチラや胸などのサービスシーンをアピールしているものの、AT−Xで見る分には「フリージング」のような真っ向からエロに注ぎ込んでいる作品には及ばないだろうし、そもそも入れる必要のないパンチラを無理矢理入れ込んだりしているためにカット割りが不自然になる。別にそういう方向で見せる質の作品でもないのだから、わざわざ拘る必要も無いと思うのだが。 最後の頼みの綱は中の人だが、残念ながら角川キャストだ。しかも今回は毎度お馴染みエース枠でもなく、なんだか聞いたことがない名前がそこら中にたくさんいる。おおっぴらに棒というわけでもないので「新人のための練習作品」とするのは別にいいのだが、やっぱりあんまり盛り上がるもんでもない。こういうキャスティングって原作者はどう思うのかなぁ。 ○「ログ・ホライズン」 4 NHK教育、「バクマン」の枠で始まった番組。まぁ、多分視聴者のほとんどがそうだと思うが、始まってしばらくは「何ドアートオンラインだよ」としか思わない作品である。 いや、実際はこの手のバーチャル閉鎖設定なんてのはアニメに限っても「.hack」シリーズがあるんだからそれなりに歴史のあるものだが、やっぱり今現在このスタートだと、完全にSAOとイメージが被ってしまうのは仕方ない。設定で大きく違うところは、「大災害」と呼ばれる封じ込めの理由が分かっていないことくらいか(あと飯がまずい)。まぁ、SAOの設定倒れで残念な結果を考えれば、まだ謎が残っているこちらの設定の方が最終的には良い結果になるのかもしれない。序盤は本当に「ゲームの世界に入っちゃった!」と驚く面々がダラダラと描かれるだけで、新鮮味もないし随分退屈な画面が続く。好みの問題ではあるが、キャラデザも表情などがなんだかのっぺりしていて味付けが薄く、良くも悪くもひっかかりがほとんど無いのである。「二番煎じどころじゃないしなぁ、あんまり期待して見るようなもんでもないなぁ」と思ったのが正直なところ。 ただ、中盤にアサシンの女の子が出てきて案外可愛かったことで多少モチベーションが回復。そして、実際にモンスターと戦闘するところで、「リアルに視野を確認しながらコマンド選択するのって結構大変」とかいう問題に言及しており、この辺のこだわり方は割と面白いかも、とは思った。直後に「感覚で技を出すんだ!」みたいにしてあっという間に解決してはいたけど、少なくともナーヴギアでキリトさんツエーが無条件成立していた世界よりは、「ネットから出られなくなって大変ねぇ」感は出ているかもしれない。地味だ地味だとはいいながらも、考えてみりゃ「単なる一般人がゲーム内チャットでダラダラしゃべっているだけ」という状態なのだから、地味になるのは当たり前。しかもゲームが始まってすぐのチュートリアル段階なのだから、退屈でも仕方ないのだ。そういう意味では、割とリアルなお話と言えるかもしれない。 さしたる期待も抱かない1話だし、今後何か誘致要因が起こらない限りは視聴のモチベーションが盛り上がらない作品ではあるのだが、まだ積極的につまらないとこき下ろす理由も特に無い。余裕があれば、これと「SAO」でどのように差が現れるか、見守れればいいとは思う。まぁ、映像面での押しはどう考えてもこちらの方が分が悪いが……。 中の人的には、アサシン娘役が加藤英美里というのが新鮮。どんな役でもかっちりはまり込むえみりんクオリティは流石。あと、ギルドマスターの関西弁さんが原由実だったのも面白かった。彼女もようやくネイティブとしての仕事がきましたね。あと、彩陽もおった。彩陽はこういう地味な作品で何となくいることが多い気がする。 ○「京騒戯画」 6 今期はなんだかすげぇのが多い気がする。P.A.作品、京アニ作品、トリガー渾身の「キルラキル」、そして、こちらは東映アニメーションの本気である。 このタイトルは、既に色々な媒体で放送されているものである(らしい)。過去に何度か触れる機会はあった気がするのだが、どうしても予定が合わずにキャスト登壇があるはずの劇場公開に参加出来なかったことでけちがついてしまい、そこからはむしろムキになって触れないようにしていたきらいすらあるかもしれない。改めて確認すると、劇場公開された最初の一本に加え、動画サイトでもいくらか放送が進んでいたようだ。そんな状態なので、一見さんお断りの放送になるんじゃないかと懸念していたわけだが、まぁ、これが見事に懸念通りであった。何がなんだかさっぱり分からないな! 1話目が「予習編」でクライマックスを迎えちゃってる意味も分からないし、世界観も見えないし、来週から何が起こるのかが想像もつかないのである。まったく、放送媒体が増えた時代だと、こういう面倒も起こってしまうもので……。 とはいえ、とはいえ。一発目を劇場で公開したというだけの中身が、このさっぱり分からない第0話に詰め込まれていたのは間違いない。何が何だか分からないが、分からないなりに楽しい。いや、分からないくせに楽しい。東映動画が肌に馴染むというのが最大の理由な気がするが、基本的に東映作品ってのは、「プリキュア」とか「聖闘士星矢」みたいな長尺の作品が多く、短期決戦でガツッとインパクトを出すよりも、たっぷりしたシナリオでどうやってバランスを取るか、という部分で実力を発揮するもの。今作のように一発目のインパクトで引きつける作品というのは珍しい。そして、ファンであればそうした作品を見たいと思うのは当然のことであり、今作はそうした絶妙なニーズに応えたお祭り騒ぎ、素敵なファンサービスと言うことができるのである。 奇しくも「京都」というテーマは前期の「有頂天家族」で一つの粋をきわめてしまったモチーフであるが、幸いこちらの「鏡都」は「有頂天」で描こうとしたものとはまったく違ったファンタジー、イカレポンチ京都である。ふざけた色彩にふざけた住人、ふざけたエフェクトが意味も無く飛び回る愉快な都で、これまた愉快な連中が何くれとなく暴れるだけ。こういう画面を見てると本当にただ幸せである。すげぇ時代になったもんだ。 というわけで、何が起こるか分からないので今後も期待半分戸惑い半分で見守っていきたい。まぁ、見ているとギリギリで逃したキャストトークイベントのことが思い出されて悔しくなってしまうのが難だが……いやぁ、濃いよねぇ。まずもってメインの釘宮の使い方が面白い。何をやらせたって一級品だが、普段あまり聞けない方向性で出してもらえるとありがたみもひとしお。更に千和・キタエリをサブヒロインとして囲み、ちっちゃい子の片方が日高のり子ってんだからすげぇ配置。モブも全部この面子で回してるせいで、神社でインタビュー受けてた一般人たちが無闇に豪華過ぎて笑った。 ○「フリージング ヴァイブレーション」 4 われらがサテライザー先輩が帰ってきたぞ! いや、「われらが」っていうほど覚えてないんだけど。「全然印象無かったなー」と思って昔の感想を確認してみたら、これって前の時も「IS」と同じ放送時期だったらしくて、やたら「IS」と比較してた。奇しくも2年の時を経て再び「IS」と相まみえることになろうとはねぇ。さて、どうなることですか。 1期を思い出すと、とりあえず乳作品であったことは間違いない。サテライザー先輩がひん剥かれ、その他の生徒達も惜しげもない全裸を披露する。それだけなら「ハイスクールD×D」と同じだが、今作は平気で人が死んだり、本来仲間のはずの学生同士がガチで殺し合ったり、結構強めのリョナ要素も持っているのが売り(?)。そして今回は日本国内はそれなりに大丈夫になったってことで、わざわざアラスカまで出向いて国際的にパンドラ連中が集ってなにやら怪しげな計画に巻き込まれていく様子を描いていく。割と最近どっかでこの雰囲気を見たことがある気がするなー、と思ったら、多分「マヴラヴオルタナティブ」だ。あれはリョナってレベルじゃない絶望的な死にっぷりが見どころだったが、今作はそこまでいかないだろうから、どうも様々な要素で今一歩、他作品に後れを取る作品になるような気がする。安心のブランド渡部高志なのだから大崩れの心配はなく、決して「箸にも棒にもかからない」みたいな作品にはならないと思うが、「まぁ、棒にしとくか……」くらいの終わり方になりそうな予感。 まぁ、そういう作品があっても別に構わないんですけどね。どれくらい中身を覚えているか不安で、実際ほとんど中身は忘れてしまっていたのだが、1話目を見て何となくキャラクターの配置などは思い出してきた。世界設定についても多少くどいくらいに説明してくれたので、今期のポイントも分かりやすかったし、なかなか良い導入なのではなかろうか。シナリオ面ですっきりしないのは、全てが仮想の世界なので、話題の中心になっているEパンドラとやらが倫理的にどの程度の事件なのかが分かりにくいところ。志願新兵が増えるんだから願ったり叶ったりの開発だと思うのだが、主人公サイドは基本的に懐疑的なスタンスなんだよね。大抵この手の作品で人工物を使っちゃうと手痛いしっぺ返しがくることにはなるんだが。多分、最終的には「やっぱり選ばれし純正パンドラのおねーさん方が世界一!」っていう流れになるんだろうなぁ。サテライザー先輩とラナが無双してくれてすっきり出来るならそれでもいいけどね。今回、日本のパンドラからいじめっ子の植田佳奈(名前覚えてない)が来てないので、サテライザー先輩も少しは心穏やかに生活出来る……といいな。 各国から集まった「強そうなパンドラ軍団」というのが今期新加入要素なのだが、元々このアニメは日本のゼネティックスに驚くほど贅沢なキャストをつぎ込んでいたため、新キャラ達は割と新鮮な声が多い。一番しゃべってたアメリカ人の調子乗りはなんとミルキィホームズの黒・寺川愛美だった。なんか違和感があるな。そして、Eパンドラは何故かミルキィホームズがキャストを担当しており、「きっとブシロードさんが頑張っとるんやろなぁ」ということが分かる。ま、1期同様に賑々しくなればそれでいいんですけどね。個人的には「ゼネティックTV」が再開して、麻美子と花澤がいちゃいちゃしている様子が見られるので、それだけでこの作品は充分だと思ってます。麻美子に懐いている「後輩」モードの花澤を見てると、大沢は良い事務所だなぁ、としみじみ思いますよ。あ、あと1話はエンディングが無かったけど、相変わらず荒ぶっている鈴木このみが元気そうで何よりである。 ○「ゴールデンタイム」 5 いや、ちょっと待て、これ流石に放送枠が可愛そうだ。「キルラキル」やられたら、その後にどんなアニメが流れても平衡感覚が狂ってるから真面目に見られねぇよ。編成する側も考えてあげてよ。いや、アレの後に何をやればごまかせるかは分からないけども。……「KAKUSENくん」とかかな。 というわけで、ちょっと潜水病みたいな圧の変化に耐えられない状態での視聴だが、まぁ、普通。原作は「とらドラ!」の作者のラノベとのことだが、あたしゃ「とらドラ」は好きだったので、素直に期待したい(まぁ、アニメが好きだったのは長井監督の手による部分が大きい気もしたけど)。ラノベにしては珍しく舞台が大学になっており、「げんしけん」が終わった後にこういう「普通の(?)」大学生のお話が出てくると、なんだかホッとする。メインヒロインが「主人公以外の男のストーカー」という設定もあまり見たことがないものであり、ここからどういう風にシナリオが進むのかはちょっと予想がつかない。そういう意味では、なかなか先が気になる作品である。 ただ、逆に言うと、そうしたシナリオ部分での誘因が無いとちょっと不安な作品とも言える。制作がJ.C.、監督は今千秋ということでそれなりに安定感はあると思うのだが、1話目の時点で割と動画部分が適当になってたのが気になる。あんまりしゃきしゃき動かす意味もないのかもしれないが、1カットに登場する人物の数が無駄に多い話数だったせいか、中盤以降はメインとなる面々すら動きに粗が目立ち、お世辞にも質が良いとは言えない1話目になってしまっている。こればっかりは頑張ってもらわないことにはアニメとしての立つ瀬がないので、2話以降で巻き返しをお願いしたい。今監督は、BL関係無い作品は割と久しぶりだけど、大丈夫でしょうかね(余計な心配)。 そして、今作は随一の「堀江由衣作品」にもなっている。オープンエンド歌唱にメインヒロイン担当という、確実にスタチャが仕留めにきた陣容。キャラとの相性はボチボチだとは思うが、本当に売りがそれだけになって全国の信者たちをがっかりさせないように祈りたい。あと、ほわっと可愛いロリ気味の子が木戸衣吹ちゃん。まさかの実年齢よりも年上の役である。頑張れ。 |
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Thraxi
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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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