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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「迷い猫オーバーラン!」 4

 ゆかち可愛い。以上。

 と言ってしまっていい気がするんだよなぁ。CS放送まで待たなきゃいけなかったので初回放送から2週間近くが経過し、既に新番組って感じでもない本作だが、それなりに期待して見ていいと思っていたのだが……あれあれ、あまり面白くないぞ。

 ラノベ原作の萌えメイン作品ということで特に期待する部分もないことは知っていたのだが、それにしたって、それにしたってな内容。いや、別にシナリオはどうでもいいんだけどさ。もう少し何か頑張ってる部分をだな。1話だというのに作画もそこまで劇的なものが用意されていないし、笑いどころも見あたらない。楽しむべき要素があるとしたら、冒頭の1行を代表とする中の人フィーバーくらいだ。

 多分、脚本を詰め込み過ぎなんだろう。1話はベタベタで捻りのない内容なので理解に苦労するわけではないのだが、すっかりラノベの代名詞となった主人公少年の痛々しい自分語りと、流石にキャラ設定としてどうよ、というレベルのメインヒロインのツンデレ描写など、設定の語りの部分の構築が実に稚拙。美少女を美少女に見せたいなら、もう少し外縁部から見せる方法もあるだろうに。決め台詞であろう「2回死ね!」の成立過程もいい話っぽい描かれ型をされているのに全くいい話ではなくて、単にヒロインの粗野な部分だけを強調する結果になってしまっている。あのくだり、今回のシナリオでは別に必要無いだろ。もう少しゆっくり、順を追って描写を刻んでいけば普通のレベルにはなったと思うのだが、このスピードではしょってはしょって視聴者任せの構成にされてしまうと、流石に眉をひそめてしまう。誰の仕業だよ、と思ったら、なんと脚本も含めて板垣伸氏の仕業……うーん、とにかくかき回したいのは分かったから、もう少し視聴者に優しい導入にしてください。原作知らない人間は、賑やかを通り越してうるさいだけの1話目でした。

 で、楽しむポイントは自然と中の人へ。ただ、かな恵ちゃんのツンデレはなんか違う気がするんだ。人の良さがにじみ出ているというか、どこか義務的なツンデレになっているというか。よく分からないのだがどうにも引っかかる。聞き続ければ慣れていくものなんか。他のキャストは、やたらと学園都市の臭いが充満したセッティングになっており、主人公は一方通行、お嬢ヒロインにインなんとかさん。更にツンデレが佐天さんでお姉さんは枝先絆里ちゃん。メイドコンビはなんと黒子とおねぇさまのコンビである。わーい、レベルたけー。そしてゆかち可愛い。 

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○「裏切りは僕の名前を知っている」 4

 どこをどう見ても純正腐女子向け作品。こういう絵を見ると「カイジのアゴだってありだよな」と思えるくらいにシャープにしてシュート。私はこういうデザインの良さがいまいち理解出来ないわけだが、おんなじように世の腐女子連中はいわゆる「萌えキャラ」デザインは受け付けないのかなぁ。

 腐女子向けというとどうしても色眼鏡で見てしまう部分があるのだが、この作品の場合、桜美かつしが久し振りに受け持った監督作品で、当然制作はJ.C.STAFF。そこだけを見れば、何とか期待したいと思えるものである。ただ、個人的には高橋ナツコが構成というだけで不安になる部分もあり、正直1話目はトントン。ほとんど何も起こっていない状態で終わったのだが、この先見続けるためのモチベーションをどこに求めたらいいのかが難しいところだ。

 正直言うと、そこまで悪いものではないという感想ではある。特に印象的だったのは、この作品の一番目を引く部分であるタイトルを効果的に散らしてある脚本で、「裏切り」「僕の名前を……」「知っている」という3つのフレーズをバラバラに散らしてそこかしこに埋め込んである。七五調のタイトル自体はどうしたって目に付く(耳に残る)ものだし、それを積極的に利用してやろうとする台詞回しはなかなか面白かった。

 ただ、やっぱりヤヲイが前提条件となっている部分があるので、野郎どうしがほほを赤らめる勢いでまじまじと見つめ合うシーンとかは当然きつい。古今東西、急襲するトラックから助けられるのは少女か子犬と相場が決まっているのに、この作品の場合はいい歳した野郎がいい歳した野郎を助けるのである。男を抱きかかえて颯爽とされても、こちとらギャグとして見るしか無いわけで……やっぱり根本的に無理があるかなぁ。

 キャストは鉄板の中の鉄板。主人公と先輩の2人にものすごくコズミックイラの臭いを感じさせつつ、更に櫻井・福山を完備。放送中に流れたCMは子安だし、更に小野Dや宮野の名前も確認出来る。やっぱり全力で腐女子アニメを作ろうとしたらこうなるよな。女性声優はなんだかんだいいながらも絶対数が多いので少しずつ世代が変わっていく部分はあるのだが、男性声優は本当に時間が止まってしまったかのように「いつもの面子」が揃い続けている。ぱっぴー総一朗は「女の子みたいな顔だね」という台詞をこれまで何度言われ続けてきたのだろうか。

 まぁ、頑張れ。俺ももう少し頑張って見るよ。 

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○「ゆとりちゃん」 5

 3月中頃から配信してたみたいなので全然新番組じゃなかったんですけどね。気付くのが遅かったもので。ただ、5話目以降は有料なんだよなぁ。多分あまり正しくない方法でなら平気で見られるんだろうけど。で、ざっと見たとはいっても、一本が5分かそこらなので何を評価するわけでもないです。オープニングは賑やかで好きだけど……それくらいじゃね?

 じゃ、なんでわざわざ取り上げたかというと、「やっぱり悠木碧は純正ゆとりっぽくていいよね!」ということをアピールしたいがため。これだけ短い時間のアニメで、しかも画にこだわりがあるとか、ネタが劇的に面白いとか、そんなことは一切無しでも「ちょっと続きがみたいかも」と思わせるのは、ひとえにキャラクターのおかげ。そして、この絶妙な「イラッと」感を醸し出すのは、キンキン声がたまらないリアルゆとり世代、悠木碧の力である。もちろん、つめこみちゃん役の花澤香菜も放っておけない危うさが素敵だし、大沢タッグを形成する渡辺明乃も「別に段階世代じゃないのにだんかいさん」という、妙な年齢のイメージが面白い形で表現されている。

 監督は川口敬一郎ということで、妙なメタネタやほどよいパロディなんかもそれなりのバランス。ぶっちゃけ「ゆとりってやつはさぁ」という年寄りの愚痴ったネタをそのまま寸劇にしただけの何の捻りもない作品なのだが、面白さの大きな部分をキャラクターで引っ張っているだけに、今後どのような展開が見られるのかは気になるところだ。ちなみにラジオも面白いです。あおちゃんは本当に駄目な子だと思います。出来れば番組を見てこのまま応援してあげたいです。

 でも……有料かぁ。 

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○「kiss×sis」 4

 昨年放送した「充電ちゃん」に続き、またもぢたま某原作のアニメ化。なんだろう、吹いてきている確実に、着実に、変態の方に。

 ぢたまが書くキャラクターは、何故か女性の方が純正の変態である場合が多い。この作品でも、主人公の姉2人が極度のブラコンだが、ブラコンとか淫乱とかいう言葉よりも、やっぱり「変態」の方がしっくり来る。ここまでストレートに女性の方にキチ○イを用意してくれる作家というのは、色々な趣味趣向が広がっている現在でも、まだまだ貴重な気がします。

 が、それもアニメの面白さとは別な話。1話をみる限りでは、「フーン」というくらいのものである。これならまだ設定がぶっ飛んでて続きが気になった「充電ちゃん」の方がモチベーションは維持出来ただろう。顔見せエピソードとなる1話なのに、姉2人のキャラクターもいまいち識別出来てないし、ず〜っと「姉に愛され続けて困る弟」が引っ張られるだけでは、流石に飽きる。しかもパンチラ胸チラなんかで客を引っ張っておきながら、結局メインテーマがタイトル通りの「キス」というのもなんだか逃げられたような気分だ。このまま話が進むともっと過激な表現も出てくるんだろうが……だからってなぁ。

 画的な部分でも取り立てて見るべき点はない。これは原作が悪い部分があるのだろうが、正直女性キャラの区別が付かない。もちろん男性キャラもよく分からない。姉2人のパーソナリティがはっきりしないので、それに振り回される回りの連中も当然引き立ってこず、どこを中心にして見たらいいのかがぼやけてしまうのだ。確かに可愛らしいところはあるんだろうけど、だからってゆるゆるダラダラ「日常系漫画」ってわけでもないだろうし……どうやって見たらいいんだろう。

 うーむ、いまいちニーズが分かりません。 

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○「閃光のナイトレイド」 5

 「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」に続く、アニメノチカラ枠第2弾。雰囲気ががらりと変わって、暗闇を基調としたハードなサスベンスタッチの作品である。

 この手の作品の1話ってぇのは、判断が難しい。「戦う司書」もそうだったが、「能力バトルもの」の場合には個々人の持ってる能力をいかに効果的に見せるかという部分に主眼が置かれてしまうため、どうしてもシナリオの理解がおろそかになってしまう傾向にあり、この作品も全くそうしたくびきから逃れられていない。延々続く調査ミッション、人質救出ミッションのおかげでメイン4人がどんな能力を持っているかは伝わるのだが、彼らが生きる世界がどのようなもので、彼らのイデオロギーがどういうものなのかは、全く分からないのである。

 このあたりはおいおい解決していけばいい部分ではあると思うが、チームのコミュニケーションを描いている時に、こうした「知識不足」はどうしてもネックになってしまうんだな。特にこの作品の場合、主人公の相棒(浪川)のテレポート能力がなんだか使いにくそうだという部分は彼の心情に理由があるようなので、せっかく描写してもいまいち伝わってこないのは勿体ない。

 画面の方に目を向けると、流石にA−1 Picturesなので質は低くない。敵味方入り乱れての乱闘シーンなどは、暗いせいでやや見づらい部分はあるが、力が入っていることは伝わってくる。ただ、個人的には舞台が舞台なだけにどうしても「CANAAN」と比べてしまうんだよね。舞台が上海ということであの圧倒的な描写力を誇った「CANAAN」1話と比べてしまうと、流石に見劣りする。能力の描写についても、カナンの共感覚ビジョンと透視能力っぽいのを比べてしまうし、この作品はちょっと分が悪い(そういやテレパシー能力は「戦う司書」のミレポと被るし、無駄に沢城の影がちらついてる気がするな)。

 この作品独自のアプローチとして「出来る限り中国語の会話を再現する」という試みがなされているのだが、これが「上海っぽさ」を出すのに効果が出ているとは言い難いのも難点。どうせ日本人キャストがすらすらと中国語を話せるわけがないし、話せていたとしても、そんなこたぁ我々日本人視聴者にはよく分からない。どちらかといえばいちいち字幕で会話を追うストレスの方が大きくて、それならいっそ感情の機微を余すことなく伝えられる日本語描写で良いと思うのだが。どうも力を入れるべき点が違う気がするんだよなぁ。

 とにもかくにも、アニメノチカラ枠としては勝負の2本目。何とか結果を残して欲しいもんではあるが。 

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○「会長はメイド様!」 5

 今期アニメシャワー枠はものすごい密度となっており、この番組の前にはP.A.WORKSが注力する「Angel Beats」、そして京アニの放つ天下御免の「けいおん!!」。そしてこれの後にはバカが吹っ切れて絶好調の「聖痕のクェイサー」と、この時期なら夜が明けてもおかしくないような時間にエラい密度のアニメタイムが巻き起こっている。

 そんな中に無謀な乱入をしてしまったのがこの作品なのだが、監督が桜井弘明、制作がJ.C.STAFFと、決して派手ではないが、案外力負けしない作品になっている。特に1話に限っていえば、コンテは監督が手ずから切っており、演出には池端隆史という布陣。おかげで実にすんなりと入れる、お手本のような仕上がりになっている。現代物なのになんだか懐かしい雰囲気が醸し出されるのは、背景美術が小林七郎氏だからだろうか。

 原作の掲載誌は「LaLa」ということなのだが、プロットだけを見ると確実にエロ漫画に持っていける構成。だって「気の強い生徒会長が実は家庭の事情でメイド喫茶で働いており、それをたまたま学園で仲の悪い不良グループに見つかり……」って、どう考えても陵辱フラグじゃない。絵は是非とも武田弘光でお願いします。

 ただ、流石に女性誌ではそういう展開にならず、実に都合のいい「何か優しいイケメン」が出てきて事なきを得ることになる。この「何か優しい碓氷」も実にご都合主義なキャラクターではあるのだが、どこか憎めなくて気付けばするっと馴染んでいるのが不思議なところ。メインヒロインの美咲もものすごいテンプレ臭のするツンデレ美女ということになるのだが、女性視点からの物語なのでその辺も気にならないのは幸いだ。

 ま、どこまで行っても「普通の」ストーリーなので手放しで褒めるようなところもないのだが、ギャグのノリが演出とマッチしていて、イメージとしては充分楽しめた「スキップ・ビート」と似た感じ。正座して見るような作品ではなかろうが、肩の力を抜いて美咲のデレ期を見守っていけば良いんだと思う。

 そう言えば、これの後に「クェイサー」なので、何故かスーパー藤村歩タイムになっているのが面白い。藤村キャラは特に強烈な印象が残るイメージではないのだが、似たようなキャラクターであるはずの美咲とまふゆも、きちんとキャラが分かれているのは流石である。これだけメインヒロイン役でニーズがあるってことは、やっぱりうまいことの表れなんだな。あと、豊崎が4作品中3作に連続出演してる。すげぇなぁ。 

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○「けいおん!!」 6

 良くも悪くも今期の大本命、あの狂乱の再びの幕開け。

 まぁ、多分他所でも散々話題になってるから多くを語る必要もないでしょう。一言で言えば「京アニ万歳」ですわ。直前の時間にやっているのが「Angel Beats」なわけだが、あれの1話ではがっつりライブシーンを見せたが、今回、この作品は1話目でライブシーンなどはほとんど描かれず、楽器をならすシーンといえばちょっとだけ映った新歓ライブの終わりの部分と、導入部分。そして、この導入シーンが秘めた期待感たっぷりの見せ方がすさまじい。唯のギターがあそこまで格好良く見える、聞こえるのは圧巻。予想外ながらも文句なしの導入と相成りました。

 他の部分も、まったくけなす部分が見つからないのがこの作品最大の魅力。正直、「人畜無害4コマ」が原作なので感動を覚える余地など全く無いはずなのだが、要所要所できちんと見せてくれる作品作りだけでも満足できてしまうのだから困った話だ。個人的には冒頭のカット以外では律と梓の「バカですな」のシーンとか、梓が教室で食事しててさりげなく友達からジュースもらったシーンとかがたまらない。前者はこの作品の持つ数少ない「ネタっぽさ」を全面に押し出した部分で、軽音部5人(+さわちゃん)のキャラクターが、ゆったりした展開の中でも的確に伝わってくることを示すワンシーン。そして後者は、本当にさりげない中に、梓が教室でもどういう扱いを受けていて、いかに回りから愛されているかが伝わるシーン。やっぱりこういうものを描かせると京アニに勝るスタジオは無いわ。

 そしてけいおんと言えば触れずにいられないのが、オープニングとエンディングだろう。エンディングは、抜群の安定感でぴかしゃの格好いい部分が前面に出ており、安心して聞ける一曲。相変わらず何が言いたいかよく分からない歌詞なのだが、サビ部分のキャッチーなコピーと振りは、ライブなんかでもステージ映えすることだろう。イントロが何かに似てるなーと思ったらコレだった。あ、似てないかもしれない。ごめん。

 そしてオープニングだが……映像はすごいんだが、これって音源が酷じゃないか? ライブであいなまさんが歌えるとは思えないのだが……あとメンバーに演奏させるとしたらかなりの難度だろうし……ドラムに迷惑かけちゃ駄目だよ。彼女忙しいんだから。当ブログは、田井中律ちゃんと中の人を応援しています。佐藤聡美、佐藤聡美、佐藤聡美をヨロシクお願いします。

 

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○「いちばんうしろの大魔王」 6

 ある意味今期一番ひねらないラノベ枠と言える作品。魔法やら何やらがある世界が舞台なのに、何で上越新幹線はそのまんまやねん、という突っ込みから物語が始まる。

 最初の内は、案の定の分かりやすい展開に「こりゃあかんなぁ」と思っていたのだが、メインネタである「魔王」発覚以降のテンポの良さはなかなかのもの。いわゆる「カメレオン」設定で主人公の意図に反して悪名だけがどんどん轟いていくというパターンなわけだが、その不幸っぷりに不自然さがなく、主人公のキャラもこの手の作品にしては珍しく1話からきちんと出ているので、筋立て自体が非常に見やすいのは素直に良い部分だと思う。

 また、この手の作品は1話目からガンガンヒロインが登場してグダグダになることが多いのだが、少なくとも1話目の構成時点ではそうした事態には陥っていない。確かにそれらしい女性キャラはわんさと登場してきているのだが、中心となって絡んだのが服部と先生だけなので(あと、最後に1人電波っこが出てきたけど)、煩雑にならずに1人1人のキャラクターをすんなり飲み込めるのはありがたい。バトルシーン・ギャグシーンの動きも良好で、このままシンプルながらも見続けられる作品になれば良いと思う。

 そつなく仕上げてきたなぁと思ったら、監督が渡部高志だった。制作がJ.C.STAFFじゃないのに渡部さんが起用されてるのは珍しい気がするけど、まぁ、多分大ハズレはなさそうである。また、総作監に小林利充氏というのも嬉しい部分か。

 そして今作は、今が盛りの若手声優密集作品になっている。1話クレジットだけでも服部役のぴかしゃに、豊崎愛生、悠木碧、竹達彩奈、寿美菜子。ちょっと調べると戸松も出てくる模様。そしてオープニングがスフィアの歌唱なのだが……ねぇ、だからいっつも言うけど、誰か1人足りなくねぇ? ほら、いちばん年上でさ、リーダーでさ、そのくせ一番ちっちゃくてさ……

 彩陽は独立部隊。これが世界の常識です。 

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○「荒川アンダーザブリッジ」 5

 「普通の」と形容してしまうと色々語弊がある気がするのだが、ごくごく「普通の」シャフト作品。ほんと、シャフト作品の全ての映像をまとめたら、その間、何時間ぐらい神谷ボイスが流れ続けるんでしょうね。

 「ダンスインザヴァンパイアバンド」の出来を見て色々と不安ではあったのだが、この作品を見る限り、作画面での崩れは無い。ただ、これがまた随分個性的な作品なので、崩れるもなにも……という感じではある。ロケーションだけで見たらほとんど動いてねぇ。タイトル通りに本当に橋の下だけで展開するのだとしたら、ここから1クールってのはなかなか凄いことになりそうだ。

 演出を見ると、そこまでシャフトっぽい癖があるわけではない。序盤は橋の欄干などに文字を書き込む演出も見られたが、他のところで他作品からのパロディなどはあまり見受けられない(一応「例の絶望カット」っぽいのはあったけど)。このまま原作準拠で直球勝負をするのか、それともいつも通りに「曲げて」くるのかは気になるところだ。個人的には、前半は正直退屈だったので「夏のあらし!」コースかなぁと思っていたのだが、村長が出てきたとこで一気に吹いた感じ。いやぁ、啓治さんの仕事が良すぎますわ。坂本真綾も相変わらずな感じで、ま、悪くないと思う。神谷兄ぃは流石に他のキャラとイメージが被りすぎるのだが、ぜんそくで苦しんでるシーンとか、やっぱりうまいのは間違いないんだ。

 次回以降がどういう展開になるのか全く想像がつかないのだが、それなりに人気がある作品みたいだし、素直な作品作りでも充分面白いことを期待したい。基本的に、シャフト作品は1話目じゃ全然分からんわな。 

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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