最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「ブルーアーカイブ The ANIMATION」 4 ここまで潔い一見さんお断りは久しぶりに見た気がするな。これもう、ユーザー以外は視聴すんなってことでいいんだろうか? タイトルはいろんなところで目にするソシャゲだが、「ブルー」という言葉の響きから「艦これ」「アズレン」みたいな戦艦の流れだと勝手に思い込んでいたが全然関係なかった。それくらいに何も知らない作品。こういう「全然知らない人気作」があると困ったことが1つあって、日課であるエロ絵描き、エロ漫画描きサーチの際に、知らんキャラの絵ばかり目にすることになっちゃうんですよ。最近はマジでエロ同人の4割くらいはブルアカなんじゃねぇかと思うほどに勢力を拡大しており、履修すればその辺も楽しめるようになるのになー、とは思いつつ、もはやソシャゲをやる体力も残ってないおじいちゃんは蚊帳の外。このアニメ化の機会に少しでも マジで何も分からん1話目だったよ。これ、雰囲気を既存ユーザーに見せるためのPV的な1話目だったのか、もうこっからお話が始まってるのかによって2話目の構成が変わるかもしれないが、マジで何のとっかかりもなくて呆然とするこの1話目は振い落としとしてはあまりに強烈。2話目を見るモチベが大きく削がれる結果となった。艦これだったらギリ「まぁ、既存の戦艦の擬人化だから」という事前知識で誤魔化せる部分もあったが、今作はほんとに手がかりゼロ。大挙した女の子たちが何者なのかも分からないし、なんで頭に輪っか浮かべてるのかの説明もなし。がっこうぐらししてる理由も、世界が荒廃してる理由も、その割に「借金」という概念があって貨幣経済が生きてるらしいことも、周りに動物がいっぱいいることも、突然外部から「先生」と呼ばれる謎の男が来たことも、実弾銃でゴリゴリの殺し合いをしてるのに雰囲気が終始ギャグであることも、何一つ説明がない。この状態でどうしろと? Yostar Picturesによる制作なのでそりゃぁ金がかかってる様子は伺えるし、ソシャゲ名物である「無駄に充実したキャスト陣」は当然押さえてあるわけだが、それ以外の拠り所がないのは流石に暴虐が過ぎませんかね? ……まぁ、ユーザーが多いなら新規の取り込みはいらんという判断なんだろうなぁ……もしくはこの1話目で新規層が興味を持ってくれることを期待したか? 「女の子が可愛いでしょ」で食いつく層は、多分もうプレイしてると思うで。その女の子も別にキャラは伝わってこないし。ちなみに女の子云々を差し置いて一番キツいのは、やっぱり主人公ポジションの男が何もしてないのに「なんかしてる風」を醸し出してるところ。あいつ、采配を振るったように見せかけてその実なんもしてないからな。あと、相手の眼球めがけて実弾ぶっ放す系女子も基本的には無理ですけどね。どう考えてもやってることと演出の方向性が違いすぎるだろ。 ……おじいちゃんはもうソシャゲ食べられないかもしれません。 PR ○「転生貴族、鑑定スキルで成り上がる」 4 転生元が適当スギィ! まー、この辺のツッコミもいい加減飽きたが……転生元の人生に1ミリも意味がないんだから、単なる「生まれながらにこまっしゃくれたムカつくやつ」でいいじゃん(よくはない)。 スタンダードストレートシュートなろう。「社畜から生まれ変わったら、周りの環境に恵まれてちやほや育てられるだけの貴族でした」だったら、もう悠々自適のディレッタント生活でもいいじゃんね。一応「このままだと破滅するかも」みたいなはめふらを立てているのでモチベーションの説明にはなってるけども……すごい世界だよね。本を読むだけでリアルタイムの政情が裏の事情も含めて全部筒抜けになるんだってさ。この世界の情報のありようをまず説明してくれ。今作は第7王子でも八男でもなく長男なので将来的に貴族の家を継ぐのが確定しているらしいが、他の作品がそうしたポジションを避けるのは「不遇の身」を表現している場合と「気楽な立場」を表現している場合の2通りがあり、今作はその逆なので「恵まれてるけど責任ある立場」ということになるだろうか。まぁ、どこまで行っても「ふつーの立場」なんだけどさ。 一応今作ならではの要素をピックアップするなら、タイトルにある通りに「鑑定スキル」に極振り自分のチートはあくまで監督役としてのものに限定しているところ。もちろん何故生まれながらにそんなスキルがあるかなんて説明はないけど、通常のなろうなら唾棄すべき対象である鑑定スキルに潔くオールインし、そこからパワプロみたいにしていい選手を集めて戦うことのみにスポットを当てているのは一応面白い部分か。まぁ、「生まれが貴族だから家臣に全部任せて生きてるやつ」がますます人任せになるっていうだけなのでスカッと感はないんだけどさ。これ、せめて生まれを権力者にしなかったらもう少し目線が合わせられる設定になったかもしれないんだけどな。もちろん、チートな「鑑定能力」のディティールについてはよく分からないフワッとした設定なので今後もあらゆる要素を都合よく解釈可能なのだろう。だってさ、1話目時点では主人公の目から見えてる「才能」って全部兵としてのものばかりなのよね(人を見る時に「築城」スキルいるか?)。ということは、今回雇った超絶才能の若者の「野心」とか「忠誠心」とかを見られるかどうかは分からない。徹底して囲った上で、いきなり寝首をかかれる想定はしていないのだ。その辺の保証は……多分ないよね。なろうだもんね。 いきなり最初の1人から「差別される奴隷」を選んで「私は現代的な感覚の持ち主だから差別しないですよ。周りの偏見に負けない俺かっこいい」みたいなマウントとってるのもわかりやすいなろうだし、ほんとになろうは奴隷という概念が好きすぎる。これ、海外からバッシング受けないもんですかね。 ちなみに今作の制作はstudioMOTHERという聞いたことないところなのだが、前作は「夫婦以上、恋人未満。」。……1話目はそこまで悪くなかったが、過度な期待は持たない方が良さそうだ。まぁ、パッケージの脇に「どこからでも切れます」ってメモっておくといいと思う。 ○「Re: Monster」 3 もぅマヂ無理。。リスカ(N話切り)しょ。。 というわけで、めでたく今期切りたい作品筆頭が出てきてくれました。色々とムリななろう要素がてんこ盛りの素敵作品。こういうのが出てくると「新番始まったなぁ」って遠くを見たくなりますね。ただ、1つだけ申し訳ない事実も判明した。こちらの作品、もう展開にしろ演出にしろ、「とっとと『ゴブリンですが、何か?』っていうタイトルに改変しろや」と思ってみていたのだが、調べてみたらなんと発表は「蜘蛛ですが、何か?」の方が後らしい。こちらの作品、書籍の発売が2012年(!?)となっており、なろう作品の中でも初期のものである。ということは、つながりがあるのかどうかは知らんけど「蜘蛛」の方が後追い。こちらの作品の設定をパクった可能性すらあるかもしれないな! ……などと言いつつも、やっぱ後から見た作品の方が印象は悪くなるし、そもそも蜘蛛と比較したときにアニメのショボさはこちらが突出しているわけで……まぁ、御愁傷様。でもほんとに見ててイライラすることしか起こらないのがビビるんだよな。もうゴブリン転生なんて驚きもしないから別にいいんだけど、せめてその生まれの不遇に苦しむ様子とかを見せろよ。もう、物心ついた時からイキり散らかしてるやん。せめて転生ものだったら生まれ変わった後のゴブリンとしての特性をちょっとでも活かす方向にすればいいのに(リムル様はギリでスライムとしての能力は使ってたぞ)、イキる理由が「ゴブリンだけど人間並の知性を持っています」&「そもそも前世でチート能力持ってました」なんだよ。意味わからん。前世でチート持ってたなら転生してくんな。 さらに、せっかくの初期設定であるゴブリンの概念がガバガバで、知性があるんだかないんだか、集団生活してるんだかしてないんだか。とにかく主人公に都合のいい舞台設定をその場でインスタントに創出しているだけなのでその背景に何一つ納得いく部分がない。全体的に見て、非常に解像度の高い「行き当たりばったりなろう」である。そしてアニメとしても別にやる気はない。まぁ、この原作をどう料理したら面白いアニメになるかは俺にもわからんけど……ディーンは一時期輝きを取り戻してた気がするんだけど、最近はまた全体的にショボめの作品が目立つようになってしまった。あと監督の名義がカタカナになってて一瞬スルーしかけたけどイナガキタカユキって稲垣隆行だな? まー、期待要素はないなぁ……。 ○「響け!ユーフォニアム3」 ― みなさんにとって、春とはどういう季節でしょうか? 僕はね、憂鬱なんですよ。陽気? 桜? 知ったこっちゃねぇです。新しい出会いがあり、新しい社会が始まる、そんな変化の象徴たる季節である春が、僕ぁ大っ嫌いなんです。でも、今年は特別です。今年の桜はわけが違います。何しろ、北宇治にも春がやってきたのだから。 始まった。始まってしまった。関係者全てにありがとう。ありがとう京アニ、ありがとうNHK、ありがとう石原監督、ありがとう黒沢ともよ、ありがとう人類。僕にまた、ユーフォを見せてくれて。私は今、冷静さを欠いています。しょうがないです。こんなに嬉しいことはないのですから。えぇ、北宇治の景色が見られるだけで、思考回路はショート直後です。どうしようもないです。 来週からまた落ち着いて観ていきたいとは思いますが……正直まだ悩んでるんだけど、原作小説を読んだのが随分前だからディティールは忘れてしまってるのよねぇ。また全部リセットした状態でアニメを純粋に楽しむか、原作小説を再読してじっくりアニメを味わうか。どうしようかな……一応ワクチン接種してる状態だからショック死とかはしない程度に抗体が出来てるとは信じたいけどな。ま、まぁ今年の北宇治には鎧塚みぞれも傘木希美も田中あすかもいないから多分大丈夫……代わりに黒江真由が来ちゃったけど……。1話時点で久美子が葵ちゃんのことを思い出すくだりだけでちょっと「ウッ」ってなったけど。多分大丈夫。……どこもかしこもキャラが濃いよなぁ……この密度でどのくらいの進行になるんでしょうね。アニメ化にあたっては尺の問題だけが心配ですね。作画演出のクオリティには1ミリも心配はしてないです。 それにしても、田中あすかが風穴を空け、久石奏が暴風を吹き荒らしたこの吹奏楽部に、新風を巻き起こす黒江真由が入ってきたキャスティングが罪深すぎるんだよな。この学校、ミュージックレインに恨みでもあるんか(釜谷さんちの妹さんもそうやで)。1話目は本当に久石が久石すぎて「久石!」ってずっと言ってました。今後とも久石! 次の曲、始まっちゃうなぁ……。(来週からは視聴後に生存してたら頑張ります) ○「夜桜さんちの大作戦」 5 柚木さんちが終わったら百千さんちが始まって、百千さんちが終わったら夜桜さんちが始まった。 あんま日5っぽくないアニメだなぁ、というのが正直な感想。原作については全然知らんのだが、ちょっと前に「ジャンプアニメイズム」で紹介されてたので概略だけ見た感じ。それも踏まえて1話目を見ると、ジャンプ漫画のスタートとしては悪くない掴みのようにも見えるが、いきなり主人公とヒロインの婚約が成立するとこからの幕開けなので「こっからどないすんねん」という気もする。あと「兄弟って言ってるのに7人が似てなさすぎだろ」とかも思う。まぁ、両親が同じかどうかも分からんけどさ。 日5なので映像はそこそこ安定ではあるのだが、湊未來&SILVER LINKというのは「適当なアニメの安易な布陣」の代表例なので、時間割だけから判断するのはあまりよろしくない。よく見れば「そこまでパッとしないけども」という部分も目につくし、もしかしたら中盤でぶっ壊れちゃう可能性もある。もしそうなったら昨今のジャンプアニメの中ではあんまりいい扱いじゃないのだが……まぁ、先のことを今から心配してもしょうがないか。なんとか無事に走り切ってくれることを祈るしかない。直近に「ゾン100」っていう悪い見本がいるので、多少もたついてもあれよりはマシって見方もできるんだけどね。 基本的に「いろんな個性的なキャラが1つ屋根の下に暮らしている」という設計なので兄弟とはいえ「長屋もの」のニュアンスもあるので個人的には嫌いじゃない出だしなのだが、ジャンプの読者層に合わせた設計なのか、それとも単にジャンプの伝統的なインパクトの取り方なのか、キャラの造形が安易すぎるきらいがあるのでそこだけ気になるかな。「スパイ」ってそういう仕事じゃないやろ、っていうツッコミを入れてもいいのだが、まーその辺もひっくるめてのギャグになりそうなのでしばらくは様子見。実は一番気になるのは主人公のキャラ設計で、「極度の人見知り」っていう設定は必要だったんだろうか。「1ヶ月経ってもクラスメイトとろくに話ができない」っていうレベルの人見知りのくせに、夜桜さんちのイロモノ兄弟とは(緊急事態とはいえ)普通に話ができている。そもそも教室で会ってる長男とも普通に対話できてたから「あれ、この男も幼馴染ヒロインと同じくらいに顔馴染みなのかな?」って思ったら全然違ったし。人見知り設定のせいでいきなり変な矛盾が生じてるのがすごい気になる。今後活きる設定にも見えないんだけど……どうなるんでしょうね。 とりあえず、本渡・鬼頭・悠木・内山とかいうゴリゴリの姉妹(?)の活躍に期待しよう。ゆーみんは「アンデラ」に引き続きの面白い役での起用になっており、便利に使ってもらえてるなぁ、というのが嬉しい。 ○「戦隊大失格」 6 監督がさとうけいいち、実況に太田真一郎って、もうこれ実質タイバニの3期じゃん。 まぁ、正義のヒーローをおちょくってるという意味では似たようなコンセプトなのかもしれないが……タイトルに「戦隊」を冠する珍しい作品のアニメ化。原作はよく知らんが作者が「五等分の花嫁」の人ということで、こらまた随分思い切り方向転換したものである。まぁ、普通2作目って1作目とイメージ被らないように気ぃ遣うからね。……そう考えると瀬尾公治とかってすげぇな。 制作がなく子も黙るYostar Picturesということで作画クオリティは相当なもの。CGを多用してぬるぬる具合が逆に不自然に感じちゃうレベルだが、金がかかってるのは間違いないだろう。そこにさとうけいいちが指揮を振るっているのでアニメーションとしてのクオリティは高いし、「ヒーローもの」の基本ができているので、それをおちょくるパロディとしての素地もちゃんとしている。あとはここからどれだけのネタを捻りだせるかの勝負だが……割とシリアス味も強めの展開になるのかしら? 多分「恋せか」とか「黒井津さん」なんかとは違ってマジで「戦隊を倒そう」という意識の強い主人公っぽいので、今までにないピカレスク・ストーリーになってくれれば独自性も発揮されてくるんじゃなかろうか。 しいて気になる点があるとするなら、今作はどれくらい戦隊に対するリスペクトがあるのかという部分。この露悪的な設定を見るに、多分あんまし戦隊に対してのこだわりはなさそうな気がするんだよなぁ。単に「今までの逆をいく設定」が作りたかっただけで。まぁ、それでも別にいいんだけども。戦隊ファンが楽しめる要素を入れようとするとマニアックな内輪ネタになってスベるかのうせいもあるからな。ただまぁ、戦隊ファンからするとそういう要素も見てみたかったというだけ。第1話のサブタイトルはダイレンジャーのオマージュになっている……かどうかは定かじゃない(一応龍がモチーフの戦隊ならワンチャン)。2話目のサブタイも一応ゴレンジャー要素がある? 無い? その辺はこれから先の様子を見てだな。唯一我慢ならんのは「M・A・Oネキはピンクじゃねぇ! イエローだ!」って部分なんだけど「ピンクもやってるわ!」で一蹴されるのでおしまいです。歴代戦隊でイエローとピンクの両方やってるM・A・Oネキ凄すぎひんか? ○「新幹線変形ロボ シンカリオン チェンジ ザ ワールド」 5 全力で福井県を応援するアニメキャラちょっとおもろい。どうせだったら福井出身声優に仕事あげてください。 というわけで、新幹線の延伸にともなってスタートした、かどうかはよく分からないシンカリオン第3期である。ただ、3期とはいうもののこれまでのシリーズとの接続は今のところシンカリオンという機体以外には存在しない。2018年放送の1期と21年放送の2期は素直に同じ世界を舞台にした続き物になっていたが、どうやら2年をおいた今回は完全新作となるようである(まぁ、ここから何か接続要素が出てくる可能性もゼロではないが)。流石に旧作の世界は2年の放送でやれることをやりつくしてしまったし、この判断は正しいものだろう。 新シリーズになったことでスタッフも一新、制作スタジオもOLMからI.G.系列に変更された。そして最大の違いは、旧作の主人公が小学生でやや頭身が低めのいかにも「朝アニメ」っぽいデザインだったのに対し、今作の主人公は中学生。頭身もグッとあがり、シリアス要素もかなり強め。だいぶニュアンスの違う物語が展開されそうである。そのため、過去作の評価はあまり意味がなく、純然たる新作としての評価が求められている状態。どれくらいの尺で続くかはまだ分からないが、1話目で主人公がロボットに搭乗すらしないというゆったりしたスタートになっているので、焦らず急がず、丁寧なドラマ展開になってくれるといいと思ってる。メインの要素に「おねショタ」(血縁)も入っており、家族ドラマとしても何か刺激的なものが出てくるといいな。できればおねーちゃんには敵組織に入って闇堕ちしてて欲しいところだが……まぁ、まだ敵組織があるかどうかも分からないからね。シンカリオンの良さといえばやはり敵組織のドラマの充実があるので、今期も一筋縄ではいかない厄介な敵キャラが出てくることを願っている。スザクさんフォーエバー。 ○「魔法科高校の劣等生(第3期)」 ― こいつもまぁ、随分と息の長い作品になったもので。一応確認しておくとテレビ放送としては4年前の「来訪者編」が最後なのだが、その後どこかで「追憶編」というのが挟まっており、わたしゃこれを確かAT-Xで拾ったような、そうでもないような微妙な記憶。ちなみに1期は2014年とのことで、足掛け10年と随分貫禄が出てきた。流石にこれだけの歴史を重ねているとキャストのゴリゴリ具合が特に注目に値するレベルになっており、ニュアンスとしては前クールの「青の祓魔師」に近い立ち位置になっている。単に花澤&キタエリが出てきたからそういう印象になった可能性もあるけども。でも「姉が花澤、妹が双子でキタエリ&おいちゃん」って凄まじい姉妹だよな。阿良々木さんちの兄妹もびっくりである。 もうちょいデータを調べていくと、今作は1期がマッドハウス制作だったが2期目からエイトビットに移行してスタッフも大きく入れ替わっているが、今期はそのままエイトビットが引き継ぎ。毎回監督などの名義は変わっているのだが、1期では1スタッフだった人が2期で監督に繰り上がり、今期監督を務めるジミー・ストーンという人物も実は1期からずっと参加しているクリエイターとのこと。10年越しのプロジェクトの割には案外安定した製作体制なのかもしれない。唯一不安があるとすれば額面上はエイトビットが今期3本もの作品を並行して放送してるってことくらいだが……まぁ、これも毎回書いてるけど、放送時期が同じだからって制作時期が被ってるかどうかは分からんからね。 私の今作との付き合い方は、もともと「なんやこのクソラノベは」というので明らかにアンチ寄りだったのだが、昨今のなろうアニメの奔流も影響してか、2期の評価でグッと態度が軟化。「もう、これくらいのラノベ作品で文句ないわ」という感想に。継続が力になっているかどうかは定かじゃないが、キャラが増えてごちゃごちゃしながらも、なんとなくお兄様を持ち上げながら深雪が頑張る作品になればそれでいいかと思い始めている。実際、今回の1話目だってぼんやり見ながら「まー、この3姉妹はなんとなく可愛いし(特に声が)、業界を代表する絶対的ブラコン神にあえて百合をぶつけていく姿勢も勇ましいな」などとよく分からない満足感を得ている。 まぁ、いうて話半分でしか観てないので視聴が継続できるかどうかは分からないが、声聞いてるだけで満足しちゃう作品は切らない可能性が高いです。 ○「となりの妖怪さん」 5 猫屋敷さんちのユキちゃんよりも先にしゃべる猫が出てきてしまったのはちょっと悔しいです。ただ、ユキに比べるとこっちのぶちおはあんまり可愛くないので、トータルで見れば猫屋敷さんちの圧勝です。主にまゆちゃんが圧勝です。 僕の好きなジャンルに「妖怪もの」もあるんですが、最近は「百千さんちのあやかし王子」なんかは残念ながら刺さらなかったりしたので、ジャンルとして何を求めているのかは自分でもよく分かりません。「ダークギャザリング」は好きでしたが、あれは妖怪ものでもなんでもないのでノーカン。我が永遠の至宝は「もっけ」です。さておき、こちらの作品はほわほわした日常もののテイストに「妖怪」という要素をプラスした「日常妖怪もの」という新しいような、そうでもないような作品。「優しく隣にいてくれる妖怪」というコンセプト自体は割と好きな部類だとは思うのだが、あまりに近しすぎると妖怪の特別さがなくなってしまうのが困りもの。やはり妖怪が妖怪であるためには「恐れ」は欠かすことができない。そう考えると、「隣に妖怪がいてくれる景色」+「それでも妖怪は時に恐ろしいものだ」の完成形ってやっぱり「ゲゲゲの鬼太郎」になるし、これを現代的に進めれば「夏目友人帳」になるのかもしれない。 「妖怪が怖いものではない」というのは今作でやや残念なところだが、もちろん「全く怖くない単なる愛玩動物」ではなく、まだどこかに恐れのニュアンスは残してくれているし、「いっそ日常の延長線上に妖怪を置いてしまえ」というので妖怪に社会保障まで適用してくれるトンチキな世界観はなかなか面白い。うまいことその辺の「妖怪共存社会」の設定がオリジナリティに繋がってくれれば視聴のモチベーションも上がるかも。そうでない場合、この地味さだとちょいこの先は不安かも。引きが気になったので、多分来週の冒頭で1つ結論が出そうな気がします。 |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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