最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「カノジョも彼女 Season 2」 ― カノカリが終わってカノカノが始まりました。このマガジンラブコメストリームの流れをまとめておくと「20年夏 カノカリ1期→21年夏 カノカノ1期→22年夏 カノカリ2期→23年夏カノカリ3期→23年秋 カノカノ2期」である。……何かの儀式かな? まぁ、こうしてまぎらせてると風物詩みたいに見えてしまうが、今作だけで観たら2年ぶり。そしてこちらは何故かスタッフと制作スタジオが変更されてしまっていたりする。元々は桑原智だったんだな。新しい監督はこれが初監督作品っぽいのだが、まーそこまで肩肘張る作品でもないから気楽にやったらいいと思う(適当)。 いや、別に嫌いなわけじゃないですよ。なんなら「カノカリ」よりもよっぽど好き。普通ハーレムものって主人公のキャラがヘイト溜めがちなんだけど、今作はシンプルに「馬鹿」に設定してくれるおかげで「これをヘイトしてもしょうがない……」って気持ちになっちゃうし、テンション高めのヒロユキギャグがアニメにした時に演出しやすいというか、勢いで誤魔化しやすいテイストなのが助かるね。もちろんこれだって適当にやったらサムくなるリスクはあるんだけど、少なくとも前クールも今回もその辺のテンポと演出はハマってるから多分大丈夫。1期で顔だけ出して「参戦するぜ!」って言ってたりえりーヒロインが正式参戦でヒロインが4人となり、さらにぐっちゃぐちゃで適当に転がしてるだけでも1クール終わりそうだな。 しかし、カノカリでも4人目のヒロインだったりえりーがこっちでも4人目なの、なんの因果なんだろう……。
PR ○「アークナイツ 【冬隠帰路】」 ― 1期の感想は多分「はえ〜、すっごい映像」だったと思うのだが、2期目となる今回の感想は……「はえ〜、すっごい映像」。 Yostar Picturesがお送りする自社製品の高品質アニメ。1期同様、画面サイズは劇場版と同じという「映画的見せ方」は継続しており、加えて今作は「5.1ch音声で作ったから、対応してないゴミオーディオでしか聞けないやつは副音声で聞いてや」というとてつもない設定。金の掛け方がある意味でとても分かりやすい。うちのクソ雑魚テレビは大人しく設定を副音声に切り替えたのだが、これ、通常音声で聞いてたらダメだったのかしら。確認が手間なのでどうなるか分からんのだが、このアニメ観てる時だけいちいち音声設定切り替えるの面倒だな……。 1年ぶりの2期目となるが特に復習などはなしでさらっと話の続き。例によって1ミリも覚えてなかったので一応確認したが、1期はたった8話で終わってラストがぶつ切りだったから、その続きからと言われたらそりゃまぁ分からんわけで。映像作品としてのクオリティの高さは文句なしに認めてはいるが、正直これ以上「何やってるかよく分からない話」を追いかけるのはしんどい気もする……。いや、でも画面はやっぱり格好いい……うーむ悩ましいな。 ちなみにオープニングがMYTH&ROIDなのだが、曲中で挟まる「OAOAOA」っていうフレーズ(コーラス?)、「幼女戦記」のオープニングの時と同じやつなんだよな。何か重なるモチーフがあったのかしら。
○「はめつのおうこく」 6 2枠続いてのおっぱいアニメ。いや、この作品をおっぱいアニメに分類したら良識を疑われるかもしれんけども。 タイトルが全部ひらがなというところから逆説的に不穏な空気が流れている感はあったが、最近じゃ珍しいくらいに真っ直ぐな鬱からのスタートとなった作品。原作はマックガーデン系列の漫画からということなのだが、最近はweb漫画なんかも多いから見たことも聞いたこともない作品が増えてきましたな。そして内容はというと、なろう関係でもちょいちょい触れることがある「科学と魔法の世界」という微妙な存在をそのままテーマに持ってきたようなダークファンタジー。魔法がいつの間にやら廃れて科学に取って代わられている世界はいくつか見てきたが、その時代の移り変わり自体に「痛み」を与えて物語に落とし込んでいるところが新しい。この設定なら間違いなく「どのように科学と魔法が共存し、どのように淘汰されたのか」という部分に触れざるを得ず、これまで見てきた中ではおそらく一番きちんとその存在について考え、描こうとしている作品である。「科学」の側面を見せる時にスマホってのは超便利なアイテムで、作中の王様も言っていた通り、「誰もがスマホを持っている」っていう描写は、これ以上ないくらいに「科学が征服した世界」を体現している。 「科学と魔法」というテーマについて個人的に思っていたことがあったのでせっかくの機会だから触れておくと、「魔法が存在していた世界」というのは、基本的に「科学」という別次元の技術体系は伸びにくいと想像している。魔法のおかげで既に便利だから科学が必要ないという側面もあるが、いざ科学を研究しようとした際に、そこには間違いなく科学が及ばない領域としての「魔法」が存在している。何を研究しようにも、何を開発しようにも、科学の及ばぬ「魔法」があまりに身近に存在してしまえば、その認識自体が科学研究を阻害し、「魔法すらも解明できないような体系」の存在を否定してしまうような気がするのだ。今期だと「陰の実力者」なんかが「科学と魔法の共存世界」なのだが、ああいう世界の技術者たちはどこに線引きして自分たちの生業を見据えているのか気になるところですね。 話を今作に戻すと、今作における魔法は「魔女」の特権であり、一般市民は使うことが出来ないようである。だからこそ反骨心というか、魔女に一方的に支配されないための技術として科学が進歩する余地があったことは理解できるし、さらには「魔力抑制」の技術まで開発しているということは、この世界の科学は魔法に「届いて」しまったのである。そこにどんな革新があったのかはまだ分からないが、世界の成り立ちとしては納得できる部分が多い。あとはそうして科学が「乗り越えて」しまった世界で、魔法を手にした主人公がいかにして世界に復讐していくことになるのか。なかなか気になる筋立てではないか。 監督が元永慶太郎氏ということで、1話目はキャラデザもガツンと決まった上で演出もまとまっていて期待感を抱かせるスタートになっている。ただ、1つだけびっくりしたのは、なんと映像制作はあの横浜アニメーションラボだそうな。「あの」と言われてもピンとこないかもしれないが、かつては「禍つヴァールハイト」で私を涙に沈め、直近では「聖者無双」でストレス値をマッハにさせた罪深きスタジオ。そんなんだから期待できないだろうという予断もありつつ、1話目の映像は文句なしで良品質であった。これは期待していいのかどうか……。 出来ればこのまま逃げ切って欲しいんだけど……途中で力尽きないでくれ。頼むから。まぁ、万一力尽きてしまった場合には「1話で素晴らしいおっぱい土下座をありがとう」という思い出だけで評価しておこう。胸糞悪い話をしっかり胸糞悪く描けるのは大事なこと。おっぱい土下座、国王の行動はどないやねんと思うけど、あれはあれで納得いく構図だし、性癖にブッ刺さったので僕は好きです。お願いだから石を投げないでください。 あと、あの角度で機関銃を斉射したら絶対にオーディエンスにも死傷者が出たよね。
○「アンデッドアンラック」 6 死神嬢ちゃんと不死マッチョ。世の中には触れ合うだけで死んじゃう才能って結構あるもんだなぁ(あってたまるか)。 というわけでジャンプ漫画の新作アニメ。当然のように原作未読だが、こちらのタイトルはいろんなところで「ジャンプの看板クラス」として漏れ聞いていたので、「ようやくアニメ化か」という感じ。ただ、同様に「ずっとなんか聞いたことがある名前」だった「マッシュル」がアニメとしては見事に大外れだったので、「ジャンプの人気漫画」という看板に対してもやや警戒感強めでの視聴。その結果、ありがたいことに出だしは悪くなさそうで一安心である。 制作がdavid pro、監督が八瀬祐樹氏ということで「炎炎ノ消防隊」と同じ座組みでの本作。「炎炎」もだいぶクセの強い作品ではあったが、こちらの作品もジャンプ漫画という割にはけっこうアクの強い性格のようだ。ジャンプってSEXって言葉はセーフなんだっけ? まぁ、富樫や荒木先生は普通に使ってた気もするから言葉だけなら問題なしか。流石に描写を実際に入れるわけにはいかんだろうけど……それにしてもヒロインがエロすぎるようにも見えるが……ここまでダイレクトおっぱいで、しかも散々に動き回るキャラなんて青少年育成によからぬ影響ばかりだろうに……と思ったが、冷静に考えりゃ発行部数ダントツの看板漫画の女海賊の時点で既にアウトだし、まだまだジャンプは少年たちの強い味方なのかしれませんね。 アニメについても、そんなけしからんヒロインとさらに倫理上問題がある主人公の2枚看板の押し出しが非常に強く、ドタバタした掛け合いに終始した1話目は息つく間もない濃密な時間。「こんだけ無茶苦茶する不死の主人公とか出しちゃった時点で今後のバトル漫画としてどう展開するつもりなんや」とかいう不安はあるものの、現状でちゃんと打ち切りにもならずに続いているようなのできっと筋立てにアイディアはあるのだろう。今後も似たレベルでのトンデモ能力者が大挙するのなら、このぶっ飛び気味の1話も問題ないのかもしれない。問題があるとすれば、こんだけダイレクトに「死」の描写が多いといくらなんでも夕方枠ではやりづらく、結果的に深夜アニメに回されちゃうことくらいだろう。あれ、でも「DEATH NOTE」ってゴールデンタイムに放送してた気もするな……結論:ジャンプにおける死は純粋にエンタメ。 そこそこの期待感で追わせてもらうつもりだが、例によって中の人に触れておくとヒロイン役の佳原萌枝の名前はどっかで観た気がしたが、なるほど「処刑少女の生きる道」でアカリ役だった子か。ハイテンションでの回し方も面白いし、声音にちーさまとか天さんみたいな「なんかちょっとイラッとさせるくらいの愛嬌」がある。今後続々変なキャラが出てくるっぽいので、全力でのツッコミ芸に期待しよう。
○「ビックリメン」 4 素直な感想を言うなら「なんやこれ」ですね。意味がわからん世界観で意味がわからん話が始まって、意味が分からんまま終わった。 まず、「ビックリマン」については一通りの知識はあるものの、そこまでハマった経験が無い。世代的にはギリだったのだが、どっちかというと兄がハマっており、だいたい年上の兄弟がメインでやってることに弟ってのは付き合わされるばかり。主体的に楽しんでいるとは言えない状況だった。あと、これはほんとにどうでもいい自分語りになるのだがどうしても忘れられないエピソードが1つあるのでそれも書いておこう。 詳細は忘れちゃったんだが、ビックリマンっていろんなところでリバイバルというか、再生産されてんのね。最初のブームの流れの中にあったのかどうか分かんないけど、ビックリマンチョコ以外に「ビックリマンアイス」ってのがあってさ。そっちにもシールがついてるのさ。そして、何故か分からないけど復刻版みたいなシールが入ってて、なんとびみょーにチョコのシールとデザインが違ってたんだよ。幼い私はそこから出たシールを見て、「おっ、新しいシール、こっちの方が前のやつよりいいやつなんじゃないの?」と思い、兄がせっせと集めてファイリングしていたアルバム(当時はアルバムにシールをコレクションしてる子供が多かったのよね)から、当該シールを取り出し、自分で当てたアイスのシールと交換しておいた。「更新」したんですね。オチは想像できると思うんですが、そりゃもう兄がキレて。もと合ったシールを捨てちゃったのも最悪でしたね。今なら兄がキレた意味はもちろん分かるんですよ。MTGのカードで言えばせっかく旧枠版でコレクションしてたのに新枠が出たからそっちに入れ替えたみたいなもんで、「どっちが価値あると思ってんねん」って話ですよね。でも、幼い私は自分の何が悪いのかもさっぱり分からず、理不尽に怒られたことに痛くショックを受け、それ以降、シールに触れなくなっちゃったんですよ。ちっちゃい頃から問題ごとしか起こしてないな、俺。 閑話休題。まぁ、それくらいの接点なのがビックリマン。アニメも当時は色々やってたはずだが幼少期はアニメをあんまり見ない子だったのでノータッチ。当然「ビックリマン2000」とかになると何一つ知らない状態。今回のアニメは旧版の「ビックリマン」がベースになっているので個々のシールに見覚えがあるし、神帝シリーズなんかも一応認識はしてるんだけど、「それをモチーフにした何者かのキャラがふつーにコンビニでバイトしてる」世界はよく分からない。その世界ではビックリマンシールが強迫的なまでに人気を博していて争奪戦が起こるレベルで、何故かそれをめぐっての悪の結社みたいなところと正義サイドの対決があるっぽい。そこにはビックリマンキャラの転生した姿みたいな連中が、実際にシールを武器に変身して戦っているが、どうやらヤマト王子はまだ何も知らないらしい。……ね? 意味わかんないでしょ? 何が描きたい世界なんだろう……。 ビックリマンのすごいところってあくまでシールのコンセプトを開発したことと、それを売るための手法が世相にマッチしていたことだと思うのだが、そんな爆発的なシール人気も何も無い今の世の中で、中身のキャラだけなんとなく切り出したコンテンツが受けるもんだろうか? アニメ自体もあまりパッとしないクオリティで、少なくとも「何も知らない人がいきなり見て面白い」というものではないだろう。なんとなく知ってるレベルの俺がポカンだったわけでなぁ。ギャグならギャグに突き抜けてほしいんだけど、微妙に空回ってる感があるのがどうにも受け入れ難い。このまま刺激が増えないようならノーサンキューだが……。 ちなみに更なる余談ですが、当時はビックリマンのパク……類似商品で「ドキドキ学園チョコ」っていうのもあって、純粋にお菓子の味で私はそっちの方が好きでした。シールも色々変な工夫が凝らされてて面白かった記憶があるんだけど、そっちはあんま流行らなかったんだよな。
○「ゴブリンスレイヤーⅡ」 ― まだまだ続編アニメは出てくるよ。こちらは1期が2018年とのことなので5年ぶり。ということで……。 なんも覚えてないわ! いやぁ、元々あんまり真面目に観てた作品じゃないのだが、視聴前にネットとかで転がってた画像から得た序盤戦の印象が強すぎて、アニメできちんと1クールやったはずなのにその中盤以降にどんな展開があったのかまるきりさっぱりこれっぽちも覚えていない。うん、確かに中村杉田コンビとかが仲間になってた記憶はあるのだが……結局こいつら、パーティになったんだっけ? そんでゴブリンスレイヤーがリーダー扱いでいいの? ヒーラーの子はかなり懐いてるみたいだから一緒に行動してるのは分かるが……この世界の冒険者ってゴブリンさえ倒してれば生活できるような職業なの? (多分これ、全部1期で出しておくべき疑問だわ) まぁ、そんな風に主に自分の記憶力と執着の薄さについて悩みはするが、5年も昔のことを気にしてもしょうがない。久しぶりに見るこの世界も相変わらず変質的な職人魂に溢れており、おそらく新ストーリーで中核を担うであろう「若手冒険者」目線から見た「どう考えても病気やん」みたいなゴブスレの慎重さが怖くてよい。慎重すぎてオレツエーできない人間の声は梅ちゃんが担当するっていうのが5年前からの決まりだし、その病的なまでの入念さに周りのパーティメンバーもすっかり慣れてしまってみんなが浮世離れしてるのはなんとも滑稽な図。ギャグとしてもそこそこいいシナリオなのだが……これが何故か全編通してどシリアスなのよねぇ。最大の売り(?)がレイプシーンだったのよねぇ。改めて、変な作品である。
○「BULLBUSTER ブルバスター」 5 「SYNDUALITY Noir」と入れ替わりでやってきた無骨系ロボットアニメ。いや、もうここまで来ちゃうとロボっていうよりも作中で言われてた「重機」っていう方がいい気もするが……。 シンデュアリティ同様、私はロボットアニメに特に思い入れがないので「やったぜ新規ロボ」とは特に思わないのだが、それでもやっぱり1シーズンに1本くらいロボがいてくれるとなんだホッとする。それがたとえどれだけトンチキな設定だったとしてもだ。ロボットの名前がそのままアニメのタイトルにもなっており、メカオタクの青年がそれに乗り込んで戦っていくという意味では初代ガンダムの正統後継と言えなくもなくもなくもなくもなくもない。ただ、こちらの世界は宇宙を股にかけた大戦争など影も形もなく、せいぜい与えられた任務は「害獣」駆除程度のもの。おかげで現実の重機に毛が生えた程度の「似非リアル」ロボットでもそこそこの任務がこなせるようである。 無骨で格好良さをあまり追求していないという意味ではシンデュアリティと同じだが、リアルに寄せたこちらはより無骨さアップというか、かっこ悪さアップ。それでも「零細の町工場が作った精一杯の重機が街の平和を守るために頑張っている」という図自体は決して格好悪いものではない。作中でも「やっぱり2本足はダメだ」などと揶揄されていたが、なんとか「憧れの巨大ロボ」の活躍に近づけるよう、是非とも主人公には精進してほしいところ。そして、そんな主人公の前に立ちはだかるのは……技術の壁よりもむしろ経済の壁。オープニングを見るとどうやら「お仕事もの」という側面も色濃いらしく、1話目でも「なんでコピー機って肝心なところで止まっちゃうんだろうね……」というオフィスあるあるに始まり、世知辛い日本の企業体質が主人公の夢の前に立ち塞がる。こういう「お仕事だから」というネタ回しも過去にはちょいちょいあったデザインで、個人的には公務員だったせいでしがらみが多かった「アクティヴレイド」なんかの印象が強い。夢と現実の葛藤という意味では立派にドラマの題材たりうるヘンテコ設定だが、さて、どんな風にロボットアニメとしての話を膨らませていくんだろうか。 映像制作はロボアニメ(?)としては「デカダンス」を担当したNUT。少なくとも1話目はメカもキャラも悪くない仕上がりで、「このままシンデュアリティと同じくらいまで盛り上がってくれれば御の字だよ」くらいの期待感。まぁ、メカの格好悪さをどこまで話の魅力で引っ張れるかだね。このデザインだとロボットアニメの定石である「新メカを登場させて大盛り上がり!」みたいな展開が作りにくい気がするが……ガンガレ。
○「カミエラビ GOD.app」 5 やぁみんな久しぶり、バトロワ設定大好きおじさんだよ。一時期は雨後のタケノコのごとく量産されたバトロワデスゲーム作品も、最近は少し粗製濫造が落ち着いた気がするからなんか久しぶりだね!(多分アニメ以外の媒体では引き続き量産体制だと思われるが) ちなみにおじさんのおすすめは「魔法少女育成計画」だ。「WIXOSS」シリーズも途中までならいいかもしれないゾ! というわけで、素材の味をそのままで味わう感じのバトロワ設定。どうやらオリジナルアニメらしいのだが、「なんか知らんけど突然スマホで選ばれた」「なんか武器が生成できる特殊能力を与えられたっぽい」などかなりテンプレ感のある設定で始まった殺し合いバトル。「神になる」のが最終目標らしいのだが、バトロワ設定に必須のはずの「どういう状態になったらゲームクリアか」が明示されておらず、このままでは運営の思い通りになっちゃうブレブレ設定なのが気になるところ。世の中のデスゲーム開催者なんてだいたいがどこぞのインキュベーターみたいな連中なのだから、ちゃんとしたルールも聞かずに参戦させられるのは「ハッピーエンドがありません」と同義である。実際、今作は冒頭の主人公モノローグで全部しゃべっちゃってる気もするので、順当に胸糞悪い話が進んでくれればそれでいい気もする。主人公が「願いを叶えて女の子を生き返らせちゃう」みたいなヌルいところを持ってるのが気になるが……こいつをどこまで叩き落とせるかで面白さも変わってくるのかもしれない。 設定はぶっ飛んでるようでありきたりなお話だが、注目すべきはやはり独特の映像表現だろう。制作スタジオは「UNEND」という聞いたことのないところで、どうやらシリーズアニメはこれが初挑戦のようである。ぱっと見には山川芳樹&J.C.が作っていた「死神坊ちゃん」あたりに近いCG感強めのデザインだが、こちらの方がまだ慣れていないせいか、やや硬さは気になる印象。バトルものになるだろうからアクション作画なんかもきっちり見せていきたいところだが、あんまりそういうけれん味を持たせた演出には向いてない気がするデザインなんだよなぁ。残念ながらヒロインもあんまり可愛くないし。トータルの映像面ではあまり印象は良くないのだが、まぁ、こればっかりは慣れる可能性もあるのでしばらくは見守ろう。「佐倉さんボイスのちび悪魔にシコってるところを見守られるアニメ」という謎の烙印からスタートしたし、変な方向にハジけてしまえばもしかしたら唯一無二の存在感を発揮できる可能性もあるかもよ。
○「魔法使いの嫁 SEASON2(第2クール)」 ― 改めて、種さんご結婚おめでとうございます。今期はフリーレンと同時進行ということで、まさに「魔法使いで嫁」です。 というわけできちんとスケジュール通りに半年空けての2クール目。1期目が本当に「不穏の種をばらまくだけばらまいて終わり」みたいな状況だったので、いろんな問題が今どういう状態になってるのかも捉えきれてないのだが、特に復習もなしにいきなり筋が進み始めるので追いかけるのは大変だ。幸い(?)学院封鎖が決まったとのことで、以前のように「学校→自宅→学校」みたいな往復をやらなくて済むようになったようなので、多少は焦点も絞られて見やすくなる可能性はあるか。いや、先の筋を知らんのでどこが焦点になるかはまだわかってないんだけどさ。 一応確認しておくと、どうやらここから先はフィロメラ(&ヴェロニカ)が中心になって物事が進みそうな気配。ルーシーのお話も一切解決はしてないはずなんだけど、そっちは一旦棚上げしてる状態か。ルーシーは以前よりもすっきりした顔になっていたり、チセとの対話に抵抗がなくなったり、多少関係性に進歩は見られるね(あと、戦闘訓練で彼女が振り回してる武器が棍棒だったのがあまりにそれっぽくて笑ってしまった)。 チセさんは自分の内に眠るものとの関係性でも悩んでいる状態だが、そっちは多分学院の仲間とどうこうするというよりも、やっぱりエリアスと相談してなんとかやっていくしかなさそう。エリアスはエリアスで「トモ……ダチ?」みたいなことをやってる状態なので先は長そうだが……やっぱり学院に来て環境が変わったことで、田舎住まいの偏屈夫婦にも色々と刺激が与えられたのは良いことなのだろうね。ちなみに、シメオン先生が寝てる布団の中身が気になってしょうがなかったです。あれってとういう状態で寝てるんだろう……。
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プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧 |