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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「カワイスギクライシス」 6

 「トニカクカワイイ」からの流れでこのタイトルが見えたので「まーた分かりやすい萌えテイストのお惚気アニメでも始まるんか」と思って視聴を開始したら予想の斜め上の「可愛すぎ」が飛び出してきた。いや、これが斜め上なのかどうかもよく分からんが……とりあえず、2作品のタイトルを入れ替えても別段違和感はないな!

 アニメ制作は最近あまり振るわないsynergySP。ぶっちゃけ、アニメ映像としてのクオリティは今作だって中の下くらいである。主線がはっきりしているのでキャラは見やすいが、決して動きにキレがあるでなし、どっちかってぇと止め絵主体のフロッグマンに近いんじゃねぇかと思えるくらいの品質。普通に考えたら評価は下がるはずなのだが……なんだろ、人狼用語でいうところの「共感白」というか……もう、主人公の言いたいことがあまりにもダイレクトに心に響いてしまったせいで……共感高評価である。そう、「家に帰ったら猫が待ってる生活とか、天国かよ!」って思うじゃないですか。猫、カイタイ……。

 まさかの「可愛すぎ」がペットの話だったという壮大なる出オチ作品。そしてペットの可愛らしさに狂ってしまう異星人をコミカルに描くギャグ作品となったわけだが、猫好きからすれば、今作におけるリザのリアクションは決してオーバーなものではない。それくらいに、猫というのは破滅的な生き物だということだ。時には犬だってそうかもしれない。当方、猫派なのは確実だが犬だって大好き。犬が100点なら猫が108点っていうだけの話。そんな狂おしい対象を、「狂おしいんですよ」と素直に描いてくれる今作には、どうしたって悪い評価はつけられなかったのである。そうして「共感しまくれる素敵な時間」を、ただただ花守ゆみりが狂ったように演じてくれる。天国と地獄のフュージョン。感染必至のマリアージュ。うーむ、とんでもない発想の作品である。

 ただ、当然そうして生み出された奇跡的な劇物設定だけに、「……2話目から何すんだ?」という心配があるのも事実。このギャグは本当に出オチな気がするのだが……1話目のテンションのままでどこまで引っ張れるものだろうか。見てみたい気もするが、飽きちゃったらそれはそれで残念だしなぁ。まぁ、わざわざアニメ化に踏み切ったのだから1クール分は乗り越えられるくらいのネタがあるのだと、そう期待しておきましょう。

 改めて真面目に「猫は何故可愛いのか」なんて問題を異星人目線から問われてしまうと、それはそれで考え込んでしまうね。なんでなんだろ。なんで猫ってのはあんなにも人間の感情に触れるものなのだろう。不思議だ。あと、「猫はだいたい大きさが一定だけど、犬のバリエーションが豊富すぎる」とかいう、「言われてみれば確かに」な視点もちょっと面白かった。よく考えると、ゴールデンレトリーバーもチワワも同じ「犬」っていうくくりに入れられてるのは異常事態ではあるよな。まぁ、それを言うたら花守ゆみりも俺も同じヒトだしな。……そこはちょっと疑わしいかも。

 

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○「BIRDIE WING -Golf Girl’s Story-(第2期)」 ―

 ほんと臆面もなく帰ってきやがったな……。すげぇ、「Season2」とかのクレジットもないし、オープニングテーマも変わらず。当然のように「14話」で戻ってきて、特にあらすじ復習とかもせずに本編に入って「ずっと女子高生ゴルフしかしてませんが?」みたいな顔してやがる。てめぇらが前半戦で何してたかはみんな覚えてるからな。

 まぁ、このまま本当に女子高生ゴルフに終始するならあの頃の「ゴルフ版のBLACK LAGOONかな?」みたいなノリは無くなっちゃうので全く面白くなくなる可能性も結構あるってのが怖いよ。頼むよイヴ、引き続きブッ壊れ馬鹿ゴルフを見せてくれ。いや、どっちかってぇとイヴ本人よりも対戦相手にかかってるはずなんだけども。初戦の相手から特に説明もなく「命を削るゾーン」使いまくってたけども。この世界、みんなしてアムロとシャアに影響されすぎだろ。まー、どんなスポーツも命がけでやった方が盛り上がりますからね。

 ところで、1期は地上波放送あったけど今期は地上波がテレ東だけだから関西勢はCS視聴しかないんですよ。「余計な合間が空いちゃったせいで放送局奪われてるやん……」ってご不満だったけど、途中で入るCMがさ、発売予定のコンシュマーゲームと事前登録開始告知ありのソシャゲなのよ。もしかして、ゲームの開発・始動に合わせて放送時期遅らせてねぇか? 「ソシャゲでアニメのあの名シーンを再現!」って言うてたけど、このアニメの名シーンってどこだよ。自動ゴルフコース生成装置か。

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○「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」 ―

 初回1時間スペシャル。しかもそれ以前に総集編と合わせて劇場での先行上映もあったやらなんやら。相変わらず気合入れまくりの「看板商品」。それが鬼滅……。

 最大の爆心地となった「無限列車編」の公開から2年近く経つんだよね。まだ鬼滅のネームバリューって維持されてるんだろうか。正直「遊郭編」がそこまでインパクトのある内容はなかったし、原作の終了もだいぶ前のこと。ぼちぼち落ち着いてんじゃないかという気がするんだけど、どうなんでしょうかね。

 ちなみに私はもともと「ufotableが頑張ってるおかげでアニメのクオリティが高いのは認めるけど、画面効果があまりに大仰になりすぎてちょっと作品の方向性がズレてない?」派閥なので、そこまでこの作品は重要視してないんだけどね。もちろん、ufoがこれまで通り頑張ってくれているのは新シリーズも変わらない部分なので、まぁ、ファンには嬉しいアニメ化には違いないし、私も最後まで追えるならそれはそれでありがたいですよ。「Dr. STONE」と同じくらいの重要度で見守っていければ。エンディングの演出とか見て「もう完全にunlimitedbladeworkしてんじゃん……」とか思いながら。

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○「おとなりに銀河」 6

 漫画作品って、当たり前の話だけど漫画家の漫画が多いよね。やっぱ漫画家自身が一番漫画にしやすいからなんだろうけども。

 原作は名前も聞いたことがなかった。「漫画家が主役の漫画かぁ、また安易なところから始まったもんやな」と思っての視聴開始だが、なかなかどうして、不思議なところにじわっと来る良さがあった。ず〜〜っと平熱よりちょい高めくらいのテンションで物語が進行して「このヒロインはいったい何者なのだろう?」という興味で最後まで引っ張ったくせして、その答えが一番意味わかんないというのは顎が外れたが、それまでの地に足つけたお話から一気に飛び上がったもんで、まさに「宇宙」な感じが妙に説得力があった。確実にラブストーリーになるわけだが、主人公もヒロインも心底「善い人」っぽいので不思議とほんわかする部分もあるし、家族総出での漫画家生活、妹弟の協力があって頑張れるお兄ちゃん像はとても微笑ましい。また、生活しているのが「アパート兼実家」という設定なので、こっから先は私の好きな「長屋もの」の展開も期待できるだろう。そういう世帯じみた空気感が感じられるのが評価のポイントだ。監督はどういう巡り合わせか前クールの「もののがたり」を担当した人で、2クール続けて「不思議なお住まいもの」みたいな作品が重なったわけだ。

 作者の名前をどっかで聞いたことがあると思ったら「甘々と稲妻」の人か。どうにもタイトルセンスが独特な人ですね。「甘々と稲妻」も悪い作品ではなく、しっとりと馴染むホームドラマとして楽しめた作品だったはずなので、今作も別に余計な背伸びなどせず、何気ない日常にふわっと「銀河」な作品になるといいですね。まぁ、この突拍子もない設定がどう影響してくるかは分からんけども。

 そして「甘々と稲妻」といえば個人的に無視できないのは中の人。これは絶対作者からのオファーだと思うのだが、「甘々」でメインヒロイン・つむぎちゃんを務めた遠藤璃菜ちゃんが今作でも妹ちゃんを担当。かつて5歳児役を演っていた10歳のリアル子役も、今や大きくなって17歳。7年ぶりに同じ作家の作品に「ちょっと成長して」戻ってきたのは素敵な巡り合わせじゃございませんか。そして、個人的に注目したいもう1人は、メインヒロインを務める和久井優。ヒロインの声を聞きながら「真っ直ぐなのにどこか気にさせる声だな」と思い、まさに「おとなりに銀河」な雰囲気がマッチしている。こちらも初見の名前じゃなかったはずだが……としばし考えたが思い出せなかったので確認したら、なんと「三者三葉」のお嬢様主人公の子だった。……流石に覚えてなかったわ……なるほど、こちらも7年目にして再び主演に舞い戻ってきたのか。良い仕事を見せてもらえるんじゃないかな。

 

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○「トニカクカワイイ シーズン2」 ―

 こちらは1年半ぶりの2期目とのことですが、こんなにも「特に書くことがない……」っていう2期目も珍しい。1期は好きでも嫌いでもなく「まぁ、垂れ流してる分には、それなり」くらいの作品だったし、そこからストーリーが大きく動くでなし、アニメ的にもスタッフとか変更されるでもなし……まぁ、1期同様に環境音楽として流しておくといいんじゃないでしょうか。

 1話目は結婚式がどうこういうお話だったんですが、「色々と考えなきゃいけないことが多いんだねぇ、知らなかった」みたいな話を見てて相変わらず「作者の実体験がどれくらい入ってるんだろう……おめぇの嫁、絶対結婚式に金使いたくないタイプだろ」みたいなことを考えてしまう脳が申し訳ない。

 

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○「機動戦士ガンダム 水星の魔女 Season2」 ―

 さぁ、こちらもスタートです。再開一発目からフルスロットル、容赦ない幕開けとなっております。

 まぁ、前回ラストのテロ事件については片付いた扱いで処理はされたみたいだ。あんだけの大騒動、どう考えても揉み消しとか出来ねぇだろとは思うが、そこは宇宙での出来事。その場にいた当事者さえ抑え込めればなんとかなったということなのだろうか。現代社会ですらSNS経由での情報拡散がマッハで箝口令など不可能に近いのに……この世界でなんとなくの事故で済んでるのは奇跡なんじゃなかろうか。

 視聴者が一番興味があったであろうスレミオ間の距離については一旦お預け。ミオリネの親父さんが一命を取り留めたようで、娘さんはそちらに張り付かざるを得ない。まぁ、スレッタから距離を置きたくて進んでそっちに行ってる可能性もあるが。学園にいたらスレッタと顔合わせなきゃいけないけど、見舞いに行ったら行ったで今度はそのママンの方に捕まってしまう。前門のタヌキ、後門の麻美子。詰んでるやん。ほんでまたお母ちゃんはよく分からん勧誘に走ってるし……すでに今から「あの母娘はどういうエンディングを迎えたら幸せになれるんだろう」と頭を抱えています。

 学園の方も大きく動きがあり、その中心は当然御三家(マイナス御一家=御二家)の面々。シャディクが我関せずで好き放題にことを進めているのは予想できたことだが、意外なのはエランくんの方。こんだけグイグイスレッタの方に寄ってくるとは思ってなかったな。スレッタだけじゃなくて周りの連中からも「人が変わった」ということがバレバレで、当人も隠そうともしていないのは大丈夫なんだろうか。とりあえずボブがどっかから復活しない限りは、この腹黒2匹に地球寮はめちゃくちゃにされそう。

 そんなめちゃくちゃ計画の先遣隊として、なんとアーシアン不良娘コンビが地球寮にダイレクトアタック。行動が早すぎるし大胆すぎる。そんで秒で正体がバレて暴れ始めるし。1期目であんだけぶちかましてくれた不良ども、2期は前半でさっさと退場する流れになるのかしら。個人的な希望としては、うるさい方(しーたむ)が暴れ回るけど最終的にスレッタから殺されかけ、それを庇うことで静かな方(おいちゃん)が戦死。それで発狂したしーたむの方がマッドリベンジャーとして傷だらけの顔で暴れ回るっていうのを見たいですね。当然、とどめ刺す役割はニカ姉にお願いします。このアニメは全てにおいて楽しく見させてもらってますが、唯一のストレスはニカ姉の表情がどんどん曇っていくこと。まぁ、だからといってマルタンと幸せになってほしいとも思わんが……。

 

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○「青のオーケストラ」 5

 新たにNHKで放送を開始した夕方アニメは、よりにもよって「水星の魔女」の裏番組。まぁ、どっちも観ればいいだけの話なんですけどね。

 というわけでまずはこちらから。NHKでの楽器演奏アニメというと「ピアノの森」を思い出すが、導入部だけで言えば個人的にはこちらの方が見やすかったかな。「ピアノの森」は多少観念的な部分も意識しながらの出だしでちょっと引きのハードルが高かったが、こちらはもう、まっすぐストレートなボーイミーツガール。そしてクラシカルすぎて逆に新鮮なツンデレ。ぼくぁ中学生男女がこうしてぎゃーぎゃー言いながら出会うシーンもすでに腐るほど見ている気もするんですが、これはこれで嫌いじゃないんです。

 「中学生が楽器を演奏しているアニメ」「なんか暴れ回るヒロインがバイオリンを弾きながら登場」「主人公が親の呪縛によって楽器を弾かされたり、弾けなくなったり」という要素だけを強引に拾い上げると「四月は君の嘘」を思い出すわけだが、流石にあそこまでの傑作といきなり比べてしまうとハードルが高くなりすぎるので出来るだけ忘れてまっさらな気持ちでこの分かりやすい青春ドラマを見守っていきたい。幸い、「君嘘」はバイオリンもピアノもソロで挑むことが中心の作品だったが、こちらはタイトルに「オーケストラ」とある通り、オケをメインに進んでいく話になるはずだ(なるよね?)。そのあたりで色々と違ったストーリーが展開されるなら色々新しい展開もあるでしょう。まぁ、合同演奏がテーマとなると、今度はどこぞの吹奏楽部との比較になりそうではあるが……何故だろう、楽器演奏アニメのハードル、ことごとく高い。質のいいアニメが多い業界、恵まれてるなぁ。

 アニメについては1話目は「不可もなく」。ありがたいことに「可もなく」ではなくてちょっといいところもあって、「ママンが可愛い」という今後あまり関わらなそうな部分が素敵だった。いや、でもあのママさんはずるいわよ。こんな人がよりにもよってクソみたいな旦那に不倫されて酷い目にあったわけでしょ? 是非とも主人公には頼れる息子となってママさんを支えてあげてほしい。息子が中学生ってことはあのお母さんは30半ばくらいなんでしょうか。若くてスタイルよくて朗らかで声もよくて()、今後も出番があるといいな。メインヒロインの方が一発目から理不尽な登場となったので、今後は少しずつ交流を深めてデレ成分が増えていくのに期待しよう。あと、先生が普通にいい人なのもありがたい。こういうドラマで「大人がクソ」っていう展開は多いが、やっぱり頼れる大人を見てる方が気持ちいいですからね。主人公は父親以外は環境に恵まれてるのだから、今後は健やかに育っていただきたい。

 なお、過去に「岸誠二はオリジナルアニメをやらせると微妙だけど原作つきをやれば安定して良い」という話をしたことがあり、今作は原作ありなのできっと良い方になる。なってほしい。

 

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○「マッシュル-MASHLE-」 4

 なろうな皮をまといつつ、実はすごくオーソドックスなジャンプ漫画だったりする。こうして改めて並べてみると、ジャンプ漫画となろう作品って腹違いの兄弟みたいな関係にあるのかもしれんな。膨大な数の作品をサンプルにしてテンプレートをガッチガチに定めているという点に関しては。

 原作は未読。ジャンプ漫画を読まなくなって久しいが、その中でも多分「読まない」方に属する作品だろう。こうしてコッテコテに少年向けの漫画ってのは流石に求めるものではなくなっている。これが子供の心を失うということなのか、単なる老いなのかはわからんが、おそらく世間的には「その歳になってまだジャンプ漫画が云々言ってる方がマイノリティやろ」という声が聞こえてくるのでそっとしておこう。とりあえず、1話目をみると「あぁ、ジャンプの新連載だな」というのでなんとなく安心感は覚えるスタート。

 雰囲気からすると「銀魂」みたいなギャグを狙っている節があるが、物語のスタートはまんまドラゴンボールなんだよな。一人暮らしの老人のところに超人的なパワーを持つ異星人の子供が転がり込み、実の息子として育てられる。その子は一見して普通の人間ではないと分かる特徴を持っており、田舎暮らしを続けていたために一般常識にかけるところがあるが、純粋でまっすぐなのが良いところ。うん、ドラゴンボールだ。今作主人公についてはそのチート級の強さについてはまだ特に説明は無いが、多分なんか選ばれし者の末裔とか、きっと血統が関係しているに違いない。だってそれがジャンプだし。本当に筋トレだけで強くなりました、じゃ流石に誰も納得しないだろうし(それを納得させたらサイタマになれる)。

 そんなわけでいちいちディティールをどうこういうような作品でもないし、今後もそこまで真面目なお付き合いになるとは思わないが、第一印象は中の下くらい。これ、夕方に放送してればなんの違和感もなかったのだが、わざわざ深夜アニメで出してこんでもええやん、という気になってしまうな。制作はA-1 Picturesだが、あんまり画に楽しさが乗っておらず、全体的に大雑把な印象。ギャグ混じりとはいえ1話目の戦闘シーンで盛り上がるなんてこともなかったし、全体的には省エネ気味の作品になるんじゃなかろうか。あと、キャラの造形がちょっと思い切りが良すぎるというか……「純粋だけどバカ」を表すのに「ドアの開け方を覚えない」という個性を設定してしまっては、今後主人公がどこで何をしようが必要以上のバカを描写しなければならず、魔法や筋肉以前の問題として、「単に知能が足りてないからはみ出しもの」の烙印を押されかねない。初手のインパクトが大事とはいえ、もうちょい先を見据えたキャラ設定にした方がよかったんじゃないかねぇ。

 まぁ、後々のアンケートの結果次第で路線がどんどん変わっていくのもジャンプ漫画ならではの部分なので、1話目だけで全体を判断する意味もあるまい。あまり期待を持たずにユルく見守る程度がいいのかもしれない。

 

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○「異世界召喚は二度目です」 4

 今期の異世界召喚はもう何度目か分かんないけどね。人類、もう異世界に行きすぎなので「異」世界じゃなくて「隣」世界とかにしといた方がいいのでは。

 Wikiを調べに行ってちょっと驚いたのだが、なろう原作は8年前に執筆されたもので、なんと全5巻で完結しているという。なろう小説というと愚にもつかないことをウダウダと長引かせている印象しかなかったので、アニメ1クールで終わるかどうかは別として、ある程度の見切りをつけてスパッと終わっている作品ってのは意外である。ということは、案外先を見据えてシナリオ構築している可能性があるんじゃないかという期待がないでもない。そういう意味で、一応期待を込めての点数にしておいた。

 どんだけ期待を持とうと、ここが限界なのは私となろうの付き合い方がここまでということで諦めてもらうしかない。まぁ、メインとなる「二度目」設定って、現状ではチートをつける理由がちょっと変わっただけだからなぁ。「俺だけ強い」を「経験値が違う」というお題目で説明しておけば、多少なりとも角が立たない……かもしれない。でもまぁ、1話目時点で「過去に戦っていた勇者」の話も登場しているし、「1回目の異世界」が今後重要な役割を担ってくるなら、独自の展開から面白さが付与されるかもしれない。「異世界の人間を召喚してるくせに箸にも棒にもかからない青二才ばっかで新兵訓練するなら異世界民の価値とは?」とか、「異世界ヒロインの設定がいくらなんでも痛々しすぎない?」とか、「制作スタジオの名前を調べても過去作が『ジビエート』しかヒットしないんだが?」とか色々と気になる部分はありありだが……まぁ、1話目時点での映像は「単に低調」程度でジビエほどの奇跡は感じさせないから……前クールの押し寄せるひでぇ作画のおかげで、今期は心にゆとりを持って接することができます。

 

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