最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「テクノロイド オーバーマインド」 4 ぼーっと観てたらラストで一気に不穏な空気になってワロタ。「1話目ラスト出オチ」っぽいけども。 視聴開始2秒で上松の名前が出てきて「このおっさん、どんだけ仕事してんねん……」とびっくり。ビジュアルプリズンとか、ちゃんと回せてるんでしょうかね(シンフォギアとバンドリは回ってるよ! ほんとだよ!)。そんでこちらも全然知らないタイトルだったが、合間に挟まったCMによればソシャゲと並行したプロジェクトであり、そのソシャゲがめでたく1周年を迎えたとのこと。……この1年で1回も名前聞いたことないんだが……どんだけユーザーがいるんだろう。 有象無象のアイドルソシャゲの1つといった印象だが、その特徴はなんと言っても「メインキャラが全員アンドロイド」という全く意味の分からない設定。まぁビジュアルプリズンの「キャラが悪魔」もよく分からんかったが、それでもきちんと雰囲気を出すための背景設定は出来ていたので「そういう胡散臭い雰囲気を楽しむもの」となんとなく察することができた。しかし、今作のアンドロイド設定、全く意味がない。むしろ「なんでこんな世界になってんの?」という設定の根本ばかりが気になってしまって話が全然入ってこない。いや、入ってくるべき話があんまり無いだけかもしれないけど。「地球温暖化によって人口が激減」(分かる)→「人類は労働力確保のためにアンドロイド開発に力を入れた」(分かる)→「その結果、ポンコツアンドロイドだけで同居生活を始めた」(?)→「ところでこの世界はアンドロイドでも歌って踊ってタワーの上を目指せるらしいぞ」(????)。なんだこの世界。 人間と見まごう技術レベルのアンドロイドが存在している世界であるなら、主人公チームのポンコツ具合は全くもってそぐわない設定。人間がいないところでアンドロイドどうしの互助組織みたいになってる意味がそもそも分からんが(人間のサポートのために生み出された機械が、人のいないところで生活を営む意味がない)、そのアンドロイドがお互いにコミュニケーション不全を起こしたり、常識のないとんちんかんな発言でお互いに足を引っ張りあったり、そんな不良品はさっさと廃棄してしまえ。一瞬「ここまで非効率な活動を続けるアンドロイド個体なんているはずがないし、もしかしたらアンドロイドだと思い込んでる人間だったという逆転オチでは?」と思ったらすぐに首が外れるし。この技術レベルのロボが「ぶつかって簡単に首がもげる」という要素で機械っぽさを発揮するの、いったい何十年前のセンスなんだろう。 そして、そんなポンコツたちのアイドルライブが人間の娯楽の中心になっているという絶望に溢れた世界。そこは流石に人間がやれよ。機械が歌うってことはボカロ以上に虚無&虚無じゃねぇか。さっきまでまともに歌を合わせることもままならなかった4人が、ちょっとしたきっかけでふつーにプロレベルのライブができるようになったわけだが、そんな些細なことで要素が激変してしまうような「アイドルユニット」を推せるわけがないだろう。成長を見守ろうにも、パラメーター1つをちょいといじったら見る影も無くなるわけで、それってアイドルでもなんでもない、ただの機械の音当てゲームである。何が楽しいんだろう。 まぁ、既存のアイドル作品と違うことをやろうとして設定を盛り込んだ結果がこの形なのだろうけど……あんまり意義は感じない。動画工房、最近は画面クオリティの最低限保証がなくなってきてて1話目時点ですでに画に力がないんだよなぁ。あのラストだったので流石に気になって来週は見るだろうが、それ以降がどうなるかはちょっと分からない。
PR ○「文豪ストレイドッグス(第4期)」 ― あけましておめでとうございます。過去にあんまり正月休みが無かった当ブログですが、今年は珍しくがっつり空きましたね。特に意図したわけではないんですが、例年、年明けまでもつれ込んでた最終感想がスパッと年末までに片付いただけの話。逆に言えば、毎年どんだけ持ち越してたんだよ、とは思うが。あと、普段から何くれとなく書き散らしてないと気が済まない質なんですが、今年は別件で色々とアウトプットできてたのでストレスがたまらなかったってのもあるかも。そんなこんなで、今年も頑張って新番を追いかけていきましょうね。 とはいえ、新年一発目はこちらの続編なのでそこまで書くことも無かった。振り返ってみればこの「文豪ストレイドッグス」というのも不思議な作品で、アニメ開始は2016年なのでもう7年も経つが、その間に評価がじわじわと上がっている。続編が続く作品って途中で飽きたり慣れたりしてそこまで興味が続かないことが多いので、こうして少しずつ印象が良くなる作品ってのは珍しい。参考までに確認しておくと、1期2期の評点がどちらも「5→5」だったのに対し、3期だけは最終的に6点になっている。その理由は色々とあったんだろうが、読み返すと逆の意味で「慣れ」が大きかったようにも思える。元々、原作がスタートした時点でちょっと目を通して「作家のこと馬鹿にしてんのか」というよく分からない憤りから嫌悪感を持っていた作品だったはずなのだが、五十嵐卓哉・榎戸洋司というズルい座組のアニメのせいでふつーに面白くなってしまい、いつの間にか「作家の名前を借りたキャラ」もきちんとオリジナルキャラとして立脚できるようになったもんだから、マイナス要素が消えて純粋に「面白いアニメ」までのし上がってきた形。 4期となる今回は通しナンバーで38話目からのスタートになるらしいが、ぶっちゃけ前期が4年も前という時点でそりゃぁなんも覚えてない。覚えてないのだが、そこは制作側もしっかり備えているようで、まさかの社長と乱歩の過去エピソードからスタート。これなら前クールでやってたことを覚えてなくても問題はない。改めて、乱歩が出てきた時の今作は「そこそこミステリ」になって最低限の説得力を備えており、そこに肝心要のがっつりアクション作劇も絡んでいい具合に刺激が増している。改めて、ズルい作品である。 長いシリーズになってしまったので今更改めて深掘りしようとは思わないが、きっと今期もこのまま楽しませてもらえるんだろうと勝手に期待している。 ○「万聖街」 5 一応、新番組があるってんで新番チェックの総括を控えて待ってたんだけど、最後のつもりだったこの作品がちょっとおもてたんと違った。なんか、ショートを連打するタイプの作品だったからこれを普通枠で扱っていいものかどうか……まぁ、放送枠は30分あるから別にええか。とにかくこれで今期新番チェックの本数は44本。これに前期からの引き継ぎ作品やいちいち書いてないショート枠を含めた52本が今期のチェック本数ということになる。ここ1年ほどは50本を超えるシーズンがなかったので一気に増えたようにも見えるが、今期はたまたま雑多なショート枠が多いのでそう見えるだけ……だと思いたい。ほら、何せ「ある朝、ダミーヘッドマイクになっていた俺クンの人生」なんて訳のわからんアニメもカウントに入れてるし……(ちなみに「ハーレムきゃんぷっ!」っていうのもあったけど、そっちは切りました)。 というわけで52本の中でめでたくトリを飾ったのがこの作品なわけだが、知らない人のために書いておくと、中国産アニメの吹き替え版である。なんで放送時期がこんなにずれ込んだのかというと、実はこの枠、先週までは「羅小黒戦記」のテレビ編集版を放送していたのだ。おそらくこの「万聖街」がショート詰め合わせ形式で放送されるので、6話×6回の枠。「羅小黒」の放送と合わせて1クール分だ。ちなみにこの2つがパッケージングされたのは当然制作会社・配給会社が同じだからである。 「羅小黒」が気合の入ったファンタジーバトルアニメだったのに対し、こちらはとにかくユルい、モンスターたちの共同生活ギャグアニメ。「羅小黒」の時にもミニアニメとかで似たようなテイストのサイドストーリーを展開していたが、「カワイイ」に振り切ったゆるふわ日常もの。ただしどっちかというと女性向けなので、登場キャラは全員野郎という分かりやすいデザインになっている。正直ショート枠扱いならあんまり評価する必要もないかと思っていたのだが、やっぱり中国産アニメを改めて見るのはいちいち気付きがあったり、新鮮な感覚が楽しめるのは良い部分。こちらのアニメにしても、ベースとなっているのはどちらかというとアメリカの「カートゥン」的なものな気がして、サウスパークとか、シンプソンズとか、もしかしたら「トムとジェリー」とか、そういう系統の制作理念が根底にある気がする。ただ、だからと言ってデザイン的な部分もアメリカンかというとそうではなく、丸っこくていかにも「マスコット」的なキャラ造形は日本の「Kawaii」文化からの派生と見ることができそう。ユルBL的な設定も、絶対に日本以外の国で生まれたのではないと断言できる構図だし、国境を飛び越えたフュージョンを実現した中国アニメのうまみが端々から感じられる作品だ。 もちろんこれをパクりだなんだというつもりは全く無くて、そうしてさまざまな進化を遂げたアニメを参考にしつつ、きちんと自国の文化に作り替えている(チャイナイズとでもいうんでしょうかね)のは評価できるポイントだろう。特にショートギャグということでテンポの良さを重視していることがよくわかり、ちょっと理不尽さを感じさせるくらいの切り方でバシバシ展開しながらも、そこにモーションによる見せ方も加えているあたりは純粋にアニメとして楽しい。「羅小黒」の時に垣間見えたスタジオの技術力の高さが、また違った形で確認できるんじゃなかろうか。 まぁ、あんまり肩肘張ってみるような作品でもないし、最強に面白いなんて結果にも絶対にならないだろうが、中国アニメにありがちな「なんか変な抵抗感」が無くてぬるっと入ってくるというだけでも文句はない。短い間だが、お付き合いさせてもらおうじゃないか。
○「『艦これ』いつかあの海で」 ― 「なんで今更?!」プロジェクトはまだまだある。まぁ、流石に「うる星やつら」とかと並べるのは変な話だが、アニメ前作が2015年ということで、7年ぶりに発掘されたお久しぶりアニメである。続編扱いするのもどうかとは思うが、評点する意味もあんまりなかろうしこれでいいや。 前作は(少なくとも私の観測範囲内では)ファンからもあんまり良く思われてなかったアニメ化だったと思うのだが、ファンでもなんでもない身からはそれに輪をかけてどうでもいい作品になっていた。元々一見さんお断りな構造ではあったが、アニメ的にも見るべき点は特になく、「ま、ソシャゲアニメってこんなもんだよね」という典型みたいな扱いだった。その反省を受けてかどうかは分からないが、今回はスタッフも一新されて完全な新作アニメ扱いで再登場。前作は草川ディオメディアというなおざりアニメの代表格みたいな座組みだったのに対し、今回製作を務めるのはENGI。監督の三浦和也は最近ではENGI作品で多くの監督を務めており、現在も「宇崎ちゃん」が並行して放送中だったりする。 ENGI作品は割と作画デザインが尖ってる印象があり、「フルダイブRPG」や「乙女ゲーモブ」のように「頑張ってるのはわかるけど……」みたいなデザインもあるし、「たんもし」のように素直に綺麗な場合もある。今作は幸いにして映像部分はかなり完成度が高く、そこについては捲土重来の意気込みが感じられる。前作でネタ扱いされていた水上ホバー少女たちは今作でもちょい違和感はありつつも、ギャグではなくてシリアスに落とし込めるくらいには馴染んでいる。細やかな表情の見せ方なども現代アニメとして全体的にブラッシュアップされた印象。これでお話が面白ければ、なるほど良作になるポテンシャルは秘めているだろう。 ただ……よりによって更なる一見さんお断りの方向に舵を切ってきた。まー、シリアスが大前提になってるもんだから余計な設定をキャラに説明させるのはどうしたってバランスが崩れてしまうし、ドラマを進めるためには「世界はもうそこにあるもの」として扱い、知らん奴は振い落とすリスクもやむなしという判断なのだろう。おそらく、本当に今作を望んでいるファンがいるならば、そこに狙いを絞っての構成にするのは正しい判断だと思われる。いちいち紹介などされずともキャラがわかっているなら、サイレントで進めようが、あえて首から上を描かずに匂わせるアングルにしようが、問題は何もなくて、「やりたい話」を進められるのだ。実際、会話があったとて、首から上が見えたとて、どうせ私にはどのキャラが誰かなんて分からんのだから一緒である。相変わらず「声で識別できない地獄」が大きく足を引っ張っているのだが……もう、私の興味関心はこれ以上下がらないところまで降りているので、どれだけ引っ張られても影響はない。もう、遠巻きに見守りながら「まぁ、頑張れ」と応援するくらいしかやることはないのだ。 今度こそ、ファンが喜んでくれる作品になるといいですね。……まぁ、どれだけファンが残ってるのかは知らんが……。俺の周りの連中、まだプレイしてる奴いるのかな。
○「アークナイツ 【黎明前奏】」 5 まだこの時期にも新番チェックは残っているのだよ……。実はあともう1本あるはずです。最近はアニメのカレンダーもだいぶ自由になってきたなぁ。 変則日程でスタートしたので「準備にすげぇ時間がかかったのかしら?」とか色々と妄想してみるが、蓋を開けてみれば何の変哲もないアニメ。どっからどう見てもソシャゲ原作であり、何ともソシャソシャした雰囲気に満ちている(※そしゃそしゃした [形] いかにもソシャゲであるさま)。なんでソシャゲってこういう若干サイバーな荒廃都市が大好きなんだろうね? 最近でも「ドールズフロントライン」あたりが完全にイメージ被るな。 おかげであんまり引き込まれる1話目にはなっていない。中華ソシャゲ原作ってことでおそらくそれなりに制作サイドの金回りがよく、アニメとしてのクオリティは決して低くないと思うのだが、しっかりした作画で描かれた世界でも、何も引っかかりがないので1話目としてふさわしいのかどうかはよく分からん。これまたソシャゲアニメでありがちな「1話目の説明で世界設定は何となく分かったけど、それが見たいかどうかは別問題」という状態である。まぁ「説明しすぎて台詞がクソ長い」とか、逆に「何も説明せんから世界がさっぱり見えない」とか、これ以下の導入をやったソシャゲアニメもたくさんあるとは思うんだけども。主人公が記憶喪失だから、説明してもらわなきゃ困るってのは一応世界設定に則って進行してるわけだが、流石にチュートリアルすぎて鼻につくよなぁ。 まー、本当に1話目は「マニュアルの1ページ目」でしかないので、今後この世界設定をどう料理するかでプラスにもマイナスにもなんぼでも揺れることだろう。正直あんまり期待はしていないのだが、「何故メインヒロインはこんなシリアスな世界観の中でうさみみだったのか」とかがクライマックスで衝撃の事実として明かされれば、多少は注目もできるかもしれない。いや、多分来週あたりでわかるんだろうけどさ(分からなかったらそれはそれで怖いぞ)。メイドカフェの店員だったから、っていうオチだったらどうしよう。 ○「不滅のあなたへ Season2」 ― まさかの40年。1期の放送は去年の夏までで、1年の間を空けての再開に「久しぶりだにゃぁ」と思ってたんだけど、作中ではそれどこじゃない年月が過ぎ去っていた。まぁ、それができる世界観なのだけれども。 この1年で何があったのかはよく分からないが、一応制作スタジオが変更になっているらしい。画面の細かい質感なんかはぶっちゃけあまり覚えていないので特に違和感も感じることなく入っていけたし、なんなら1期の頃からのちょっと掠れたような独特の風合いも健在。制作体制にはあんまり問題はなさそうだけど……作ってるスタジオが「てっぺん!」と同じところだと言われるとちょっと不安か。でもまだ新興のスタジオっぽいし、正直どんな配備なのかはまだよく分からんな。スタッフも一部は引き継いでいるようだし、1期と同様の展開を望みます。 それにしても40年である。そりゃね、1期のあの事件はいちいち衝撃だったし、どんだけ逃げてもノッカーの脅威からは逃げきれないという状況下で、フシがやさぐれて孤立するのは半ば当然と言える成り行きだっただろう。それだけだったらいいのだが、どうやらノッカー側はそうして停滞を選んだフシと違って、色々と進化も続けているようで……まさかの搦め手により、フシは40年の殻を破って引きずり出される羽目に。そして、その間にも当然人間社会は進み続けている。見事、1話目から2人のヒロインには驚かされましたよ。 まずはヒサメ。というかハヤセさんだよ! あの女、どう足掻いてもフシへの執着は捨てられないだろうと思っていたが、こんな斜め上の手段で関係を維持しようとしているとは……流石のフシもこれは想定外だっただろう。人間の寿命には抗えぬが、まずは血脈と寄生ノッカーで肉体的にもつながりを維持しようとしている。そして「守護団」という謎の概念でもって精神的なつながりもずっと断ち切らぬままに引っ張り続けたという。無茶苦茶すぎんだろあの女。どんだけ推し活が進んだからって、そんな方法で自分を見てもらおうなんて発想は普通は出てこんぞ。いや、サイコの女王、あっぱれでございます。 そうしてハヤセの意志がフシにまとわり続けるというなら、フシの仲間の意思だって引き継ごうじゃないか。なんと、颯爽とフシを掬いにきたナイスな さて、ここからの展開はどうなっていくのか。フシをめぐって2人のヒロインが争うってことでもないだろうし、そもそもノッカー勢力があるので三つ巴……にもならんだろう。フシという唯一無二の存在をめぐって、人は何を思うのか。やっぱり気になるお話ですわ。 ○「4人はそれぞれウソをつく」 5 なかなか潔いタイトル。「内容そのまんま」とはいえ、これでタイトルとして成立してる感はあるし、ほんとになろう系のあのクソ長タイトルってなんなんだろうね。 さておき、こちらはタイトルからもなんとなく内容が分かるが、それ以前にバシバシCMを(芳忠ボイスで)打っていたので先んじてなんとなくどういうアニメかは知っていた作品。原作はマガジンらしいが、まぁ、ギャグの類型の1つなので特にどこが斬新ということもない。やや関係性がねじくれているが、これくらいのドタバタはよくある部類だろう。一応、「4人」のうち1人にツッコミ役をきちっと配置しつつも、それが「バラせない」状態にしておいて視聴者(読者)目線でのみツッコミとして成立するというデザインは良いアイディアかもしれない。 全体的にみると……なんかこう……「惜しいッ」って感じがあるんだ。ところどころ「フフッ」て笑えるところはあるし、アニメとしても手間を惜しんでおらず、決してなおざりな作りではない。ただ、こんだけ込み入った設定を作った分のペイがあるのかという疑念と、例によって出オチなんじゃねぇかという心配が素直な評価を妨げている。印象が一番近いのは前クールなら「てっぺん!」で(単に宇宙人ギャグだからかもしれんが)、「やろうとしてることは分かるし、ネタもそれなりに作り込んできてるんだけど、それがアニメとして成立するかどうか……」みたいな微妙なラインに立っている。本当にこればかりは感覚的なものな気はするので、次回以降、良い方向に転がればお気に入りの作品になるかもしれないし、どこにも転がらなければそのまま路傍の石と同化していくかもしれない。まぁ、そもそもギャグなんだからそんな難しい顔で観るようなもんでもねぇだろ、という気はするんだが。 中の人要素はメインの4人がドタバタしてくれればそれだけでいいのだが、作品の成否を握るツッコミ役に佐倉さんを配したのは安全策として良い判断かも。さらに璃奈ちゃん・愛さんコンビがわざわざ虹ヶ咲から出張しているのはファンには嬉しいポイント。全然知らんかったのだが、この2人って一応ユニット組んで歌出してんのね(そんで今作OPも担当してるのね)。せっかくなのでユニットの公式サイト見に行ったんだけど、トップのアー写で「お前ら誰やねん」ってなったわ。
○「弱虫ペダル LIMIT BREAK」 ― すいません、白状しますが、1週目見逃しました……。流石にこの体制だもんで、だいたい1シーズンに1回くらいはチェック漏れが発生してしまうわね。しかも変な時間帯のNHK放送とかいうトラップだから見逃しやすいってのもしょうがない。まぁ、完全新作アニメじゃなくて長期シリーズの一部だし、そこまでダメージは大きくないと判断して気にしないことにする。 まぁ、おかげでよりによって久しぶりに再会した最初のキャラが御堂筋くんだったわけだが……。どうなんでしょうね、放送1話目はこれまでの振り返りとかやってくれたんでしょうかね。前シリーズとなる4期の放送が2018年とのことで、だいぶ久しぶりだと思ったら4年も空いてたのか。とっくの昔に週刊誌を追わなくなったので原作の方がどうなってるのかはさっぱり知らんのだが、Wikiで確認したら現在も連載中、そしてコミックが80巻とか書かれてて……ええぇ……。もうワンピースとかと同じレベルの長期作品になってるんじゃん……。冒険を膨らませることが可能なワンピースならまだわかるけど、最大で3年間という制限がある高校スポーツ漫画で80巻って……何してんだ? 「ドリームス」みたいな超絶遅延展開にでもなってんのか? まー、どんな形であろうが続いてるならすごいことだとは思うが……。 ただ、そこまで伸びちゃったらもう、わざわざ後から追いかけようという気は起こらんよね。まさに放送中の内容で「後続が先頭集団に追いつく話」をしてたんだけど、無理無理。ザクゥには追いつけませんって。大人しく「そういやこんなキャラもいたかもしれんな……」くらいの付き合い方で生暖かく見守っていこう。御堂筋くんが元気ならぼくはそれでいいです。
○「永久少年 Eternal Boys」 5 いつものように見たことない新番組だー、と見始めたら、予想外のところで終わって「えっ、ショート?!」と驚いてしまうなど。……そんなことも認識せんで録画&試聴してるのやばいな……。 でもまぁ、一応「15分枠」ということで最低限の長さはあるので、せっかくだから記事立て。爽やかな青春小説みたいなタイトルしてるので騙されたが、なんと40過ぎのおっさんアイドルたちの営業奮闘記という斜め上のコンセプトを持つオリジナルアニメだった。 「男性アイドルもの」の時点で私にとってのハードルはかなり高くなってしまうのだが、イロモノだと最初から宣言されているのでそこまで抵抗感はないかな? むしろアイドルものというより「お仕事もの」だと受け取ってもいい気がするので、多少視点は変わってくるかもしれない。キャラクターデザインもなんだかもっさりしてるというか、アイドルアニメにしちゃぁ「薄い」デザインになっているので、華がないといえば残念ではあるが、クドすぎて「これにはワーキャー言う元気ないわ……」みたいな挫折感も無いので、ちょっと前に「リーマンズクラブ」を応援してたくらいのテンションで見守れればそれでいいんじゃなかろうか。 しかし、こうしてみるとやはり男性アイドルものというのは業が深いなぁ、という気がしていて、こちらの作品の主人公グループ、主人公がリストラリーマンだったという過去以外だと、「元サッカー選手」とか「元ホスト」とか、やっぱり事前の肩書きがあるんだよ。まぁ、アラフォーからの再起ストーリーだからそれが当然といえば当然なのだが、「アイマスサイドM」の時に引っかかった「何故女性アイドルには無い、前職の肩書きで売る展開になるんだろう?」という疑問がここでも根強く残ることになった。単に手っ取り早くキャラを語れるから、と言われたらそうなのかもしれんが。 イロモノっぽいはずなのに、現実世界の「純烈」みたいなユニットがあるせいでこれもあんまりフィクションになりきらないあたり、まさに事実はアニメより奇なり。
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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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