最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「咲う アルスノトリア すんっ」 6 視聴開始時ワイ「おっ、グランベルムやんけ! ここから少女たちが悪鬼の如き形相で互いの存在を奪い合う死闘を繰り広げるアニメが始まるんやな! なんてな!」 視聴後ワイ「フラグになりませんようにフラグになりませんようにフラグになりませんように」。 完全に別方向のビジュアルが画面内でぶつかり合うというなんともチャレンジングなイメージを持つ作品。なんか不穏なことはオープニング映像で匂わされていたのだが、その段階では「凝った画の使い方してんなぁ」くらいに思ってた部分が、下手したら根幹に関わってくるんだろうか。来歴を確認すると一応原作はソシャゲなんだろうか。しかもニトロプラスが配信してるとのことで、全く見たことはない作品だがこれを機に興味はちょっと湧いた。もしかしたらタイトルの「すんっ」も単にゲーム本体と識別しやすくするためにつけた記号みたいなもんなんだろうか? これがあるおかげで「久野ちゃんを骨までしゃぶり尽くす、ロリっ子ふわふわ天国アニメに違いない」という予断が生まれてしまっていたので、ラストの展開は「あれ? もしかしてアニメが20分で終わって別な作品が始まったのかな?」とか思ってしまった。それくらいに、はっきりと世界観が分たれているのである。これがどのように融合していくのか、まだまだ油断できない部分が多そうだ。 制作はライデンフィルムで、監督は龍輪さん。「龍輪さんってシャフト出てから直近でなにしてたっけ?」と思って履歴確認したら「だか1」の監督やってて笑ってしまった。ライデンフィルムとのタッグは初かな? 1話目の冒頭、塔のシーンあたりからも分かる通り、手描き部分でもしっかりと独自の風合いを出すための描き込みに余念がなく、かなり映像部分を鮮烈に押し出そうとしている様子。ゆるふわ女児アニメがそれだけでうまく行けば万々歳だが、可能であればそれに加えて美麗なアート目的の作品になってくれると嬉しい。久野ちゃん主人公だとちょっと幼さが強く押し出されすぎるので愛でていいのかどうか、犯罪臭がするラインの見極めが難しいのだが……ほなら僕はお嬢キャラとクールキャラのカップルが手堅そうなのでそっちに唾つけときますね。今んところ5人の中では無気力富田キャラとお嬢が気になってますが、お嬢キャラを推そうとすると「ピカトリクス」(略称がピカちゃん)という名前のせいでどこぞの人狼歴15年の配信者がいちいち頭をよぎるのがネック。アドミンバイタルピカトリクス。 PR ○「継母の連れ子が元カノだった」 5 京都アニメの血脈は途絶えてなかった!! 前クールで3本が終了して幕引きを迎えたかに見えた「京都が舞台のアニメ」シリーズ、なんとこんなところに新たな種が眠っていたとは……。いや、京都要素が背景以外何もなかったですけどね。京都弁喋るキャラも1人も出てこないしね。流石にあんだけ街中の高校で全員標準語は違和感あるな……。え? 見るべき点は全くそこではないって? タイトルで全部説明しちゃう分かりやすいラノベアニメ。よく考えると、この1話目ではメインの2人は一言たりとも「過去に付き合っていた」と明言していないのだが、タイトルがこれ以上ないくらいに明言しちゃってるのでわざわざ言わずにじわじわその「元」感が伝わるように構成されていた。そして、この「元」感がなんとも微妙な距離感、なんとも珍妙な忌避感に繋がっているので、「ベッタベタに手垢のついたお約束シチュやんけぇ!」とは思いつつも、こっからどう料理していくのかは正直割と気になってます。おかしいな、「スローループ」だったら全く問題なく収まるべきところに収まった連れ子関係だったのに、なんでこんなに揉めるんだ……二人で釣りして料理すれば仲良くなれるのに……。 というわけで、見どころが非常に分かりやすく、アニメとしてもそこに絞って演出が工夫できるってんで1話目の印象はいい。監督は萌えの伝道師・柳伸亮。私の中では「ロウきゅーぶ」「天使の3P」「ネトゲ嫁」「りゅうおうのおしごと」など、「声優・日高里菜の魅力を世界に発信する宣伝隊長」みたいな立ち位置の人(今確認したら、他の監督作品「超人高校生〜」「弱キャラ友崎くん」にもきっちり出演してるわ)。そして、そんな日高里菜との対比構造でもう1つ注目が集まるのが「CV下野紘という絶対的免罪符」の在り方。業界広しと言えども、日高里菜と正面切って「どちらが年上か」などという戯言を真剣に討論できる存在はそうそうおるまい。ちなみに中の人の実年齢だけで言えば14歳差。ヒロシモノキャラ、もう既にメルヘンの領域。ついでに言うとくとそんな「兄弟」のおかーさんも神話の領域。なんか、通常攻撃が全体攻撃で二段攻撃みたいな声してるよな。実年齢で言うとちょうど下野・日高の間くらいなのが面白いわ。 キャストの話だけでやたら盛り上がってしまいそうだが、とにかく「柳作品として芯の通ったブレない映像」「そこに好きなようにドラマを載せる信頼のキャスト陣」という組み合わせなので、ベタベタな展開にしては期待値は高め。ただまぁ、高いとはいえこの設定でどんだけ真に迫ったものを見せられるかという部分は相変わらず懐疑的なので、ひとまずは様子見である。 ところで、作中、主人公の読んでる書籍の装丁がやたら細密で明確だったのはなんだったんだろう……原作でも明言されてるタイプなんでしょうかね。よくあのスピードでそれなりに量があるシリーズを読み進められるもんだ。
○「ユーレイデコ」 4 OK、何にも分からないな? アニメ1話目で何も分からないなんてのはそう珍しい事態でもないのだが、ここまで分からないと本当に分からないな? 何が分からないかも分からないな? 当方、とりあえず片っ端から録画チェックしていくスタイルなので、時たまこうして何一つ分からない状態のアニメが転がり込んでくることもある。本作は何しろ原案に湯浅政明、当然制作はサイエンスSARUという作品で、開始数秒で「あ、そゆこと」と変な覚悟が決まるある意味で分かりやすい作品だ。別な言い方をするなら、1話目から「覚悟完了」が求められる。この作品世界についてくる勇気はあるかと。そこに労力を割くだけのバイタリティが残っているかと。 そう問われると、体力も落ちたおっさん視聴者はたじろいでしまう。正直1話目では何かが琴線に触れるということもなく、最初から最後まで頭の中には「?」1択。これを2週目も3週目もやられたらたまったもんじゃない。そして、この人らならそれをやりかねない恐ろしさがある。「わけわからんアニメの系譜」というのも実はこの業界に細々と受け継がれており、パッと思い浮かんだ古いところだとアニメ「C」。そのほか、かっとびアニメとしては「フリップフラッパーズ」や「18if」。直近ではちょっとニュアンスは違うが「MUTEKING」あたりは何か共通するものを感じる。とにかくデザインに個性を持たせ、一発でそれと分かる画面のみを展開し続けるため、もしぴったりフィットしたなら、これ以外から摂取できない養分があることになるので中毒になる恐れすらあるタイプだ。 ただ、残念ながら1話目の映像ではあまり依存性を感じさせるものではなかった。劇場作品も含めて、アニメってのはなぜか「バーチャルリアリティ」を描くことが多い。まぁ、それだけ実写にはそぐわない「アニメ向き」の題材ということなのだろうが、それだけ何度もいじられてきたテーマだと流石に食傷気味だ。近頃は現実世界でもバーチャルだのなんだのは絵空事ではなくなりつつあり、「日常の地続きになっていてリアル」か、むしろ突き抜けて未来指向にして「そんな未来無理やろ」かのどちらかでこそ真価を発揮できるような状態。今作の世界観は「高評価ボタンがそのまま通貨にも」という地獄のようなものだが、これがリアルな世界から思い切り乖離するでもなく、かといってまじめに受け取るにも馬鹿馬鹿しいくらいの内容で……どういうテンションで見ていいのかが判断できない。ここからこの設定で面白くなるんだろうか? ま、「18if」あたりはたまに地味なボディブローみたいなエピソードが刺さる時もあったし、今作も何か、1話だけでもいいから爪痕を残すようなお話ができることを祈ろう。
○「RWBY 氷雪帝国」 6 まずもって「タイトルなんて読むねん」というところからスタートしなきゃいけないのだが、確認したら「るびー」でいいようだ。そういう発音にはならない気もするけども。 「どっかで見たタイトルなんだけど、なんだっけ? ソシャゲだっけ?」としばし悩んだが、正解は「アメリカで制作されたアニメ」だそうで。なるほど、そういえば随分前にどこかでビジュアルは見て「なんかすごく日本向けっぽいデザインのメリケンアニメがあるらしいぞ」という認識は得たのだが、如何せんテレビ放送などが無かったために触れる機会がなかった作品だった。Wikiによればシリーズは100話を超えてるようで、かなり大きなプロジェクトになってるのね。まぁ、アメリカってドラマでもなんでも、一度放送が始まると長くなりがちだが。世界的に見て日本のコンテンツが細切れで短すぎるっていう方が正しいのかも。とにかく、よく分からんがそうして結構な長期にわたって愛されたり愛されなかったりする作品っぽい。 今回はそんな作品を改めてジャパナイズしたもので、映像制作はなんとシャフト。そこになぜか原案で虚淵、シリーズ構成に冲方丁という濃いクリエイターが絡んでいる。シャフトは今期「ルミナスウィッチーズ」とこれの2本体制ということになるが、まぁ、大丈夫っぽいですね。こちらの作品の1話目は元のアニメからもいくらかテイストを残しつつ、きっちり日本のアニメーションとしてリライトされている。戦闘シーンがド派手で作画とCGの融和がこなれており、作画クオリティだけで言えばかなり期待できるタイトルになっているだろう。もう、最近のシャフトはいわゆる新房シャフトを離れてふつーの良作画スタジオに成り上がろうとしているな……。 1話目は中心となるヒロイン勢の顔見せエピソードなので設定をなぞっただけ。今後どのように展開するのかは予想もつかないが、既に基盤が出来上がった作品だというなら、ある程度の品質保証はされていると考えていいんじゃなかろうか。キャストもガチガチの鉄板で固めてあり、どこをとっても大崩れしないよう、とにかく安定感重視の展開である。金と手間がかかってるのは間違いないやろ。 ついでにどうでもいい部分を先取りしておくと、今作はプリキュア指数がかなり高め。メインキャラは日笠を抜いて全員プリキュア、途中で出てきたメガネの先生までプリキュア。ここまで来ると、もうさっさと日笠も変身しとけよ、と思う。
○「オーバーロードⅣ」 ― 超絶一級なろうソムリエの私からアドバイスさせてもらうと、成功した先例を模倣して今作も「骸骨騎士様、赤字国家再生中!」とかいうタイトルにしてみたらいかがだろうか。きっと売れるようになると思いますよ!(この感想はフィクションです) さておき、3期から数えて4年ぶり、1期からのトータルなら7年越しの第4期。冒頭、いきなりアルベドさん単体のシーンからスタートするあたりは分かってらっしゃる再開一発目である。まぁ、例によって「前に何やってたかなんて何一つ覚えてない」という残念な状態で、特に3期って言われても「リザードマンとわちゃわちゃしてたのって2期だっけ?」くらいのもんで。ただ、確認したら3期も最終的にそれなりに満足してたみたいなんだよな。どんな話だったのか……。 と思い出そうとも思ったが面倒臭いので考えるのをやめた。とりあえずモモンガ様は新しく人間の国を支配して、その統治をどうするかでアルベドさんたちの手綱を必死に握りながら自分なりに満足のいく異世界ライフを送ろうとしている様子だ。もう、そこさえ分かってればきっと4期は4期で楽しめるに違いない。何しろ1話目を観ただけでも「はらみー! えみり! ゆーみん!! あけのん!!!」という私の大好き声優欲張りセットみたいな布陣になっており、これらの渋いヒロインキャストの共演というだけで満足なのだから。この4人を並べるとさ、こぅ、「主演はそこまで多くないかもしれないけど絶妙に作品を支えてくれる芸達者」ばっかり集められてる感があってすげぇ好きなのよね。はらみーはちょっと前にお子さんが産まれてママさん声優になってるのだが、よりによってここでの一発目のお仕事が「オギャー」だったという……ヒドインの二つ名はやはりアルベドさんのためにある言葉ですね。 1話目の展開はそうしたナザリックのご陽気コント以外の部分はめちゃめちゃ渋い内政の話から始まっちゃったもんだからなかなか評価は難しいのだが、逆に言えばそんだけ腰を据えてちゃんとお話を進めようとしているということでもあるのだろう。チート展開が極まってここまで世界の中枢に食い込み話が大きくなる展開は同じなろうでも「転スラ」くらいしか例が無いので、ここからどういう方向に物語を続けていくのかは要注目。 ○「東京ミュウミュウにゅ〜♡」 5 「よう実」が5年前、「うたわれ」が6年前なら、こちとら19年前じゃい、と気を吐く(?)懐古リバイバル作品。まぁ、最近じゃこれくらいのタイムスリップもそこまで驚く事態じゃなくなっているが、よくもまぁ掘り出してきたもんだとは思う。 ただ、残念ながら私は旧作には全くのノータッチ。原作は読んでるはずもないし、アニメ放送期間は2002〜2003年、このくらいの時期はまだ私はオタク入門編くらいのレベルだったため、そこまで広範にアニメをフォローしていたわけではない。この時代だとおジャ魔女→ナージャの世代のようだが、そっちを観るだけで手一杯で(?)他の女児アニメまで追っかける気概はなかった。そんなわけで、「なんか猫耳のやつでしょ」くらいの認識である。後輩(男)に熱心なフォロワーを1人知っているが、純粋に「子供」でないとなかなか男子が追いかける作品ではなかったのだろうと思われる。 そんなわけでこの文化とは初接触。「にゅー」とついているので完全新作なのかと思ったが、調べてみたら少なくともキャラ名なんかは旧作を踏襲しているし、もしかしたら「リメイク」と言った方が近いのだろうか。もちろんスタッフなどは一新されているし、おそらく内容も現代風にリライトはされているだろう。以前放送されたセーラームーンのリバイバルが近いところなのかしら。ただ、Wiki情報だと主人公は中学生って書いてあるんだけど、今作では高校生になっている。正直あんまり女子高生には見えないキャラなのだが……中学生で何か不都合があったんかね? 私の比較対象は当然プリキュアしかないのだが(一応セーラームーンもかな?)、何年もお世話になっているズブズブのプリキュアに馴染んでいるといろんなところが新鮮。まずもって上述の通りの女子高生戦士という時点でちょっと異質な感じがするし、常にファンシーでリリカルな変身を行うプリキュアに対して、こちらの戦士は純然たる科学の子。その目的が「地球環境の保全と絶滅危惧種の保護」というのだから恐れ入る。ギンガマンとメガレンジャーくらい世界観が違うのだ(たとえとして合ってる?)。おかげでプリキュアでは絶対に見られないであろう、「戦闘後、変身したコスチューム姿のままでトラックに乗って移動するヒロイン」とかいうシュールな絵面を拝むこともできるのだが、どうやら今後はカフェ店員として働く設定になるようなので、あのコスチュームがそのままバイト中の衣装も兼ねるということになるんだろうか。もう、完全に戦うメイドさんやねんな。 全体的なデザインは古き良き少女漫画テイストを再現しており、古臭いといえば古臭いのだが、それだけにどこか安心感もある。懐古と新規がどこで融和するのかは興味を惹かれる部分。ただ、個人的に最大のネックとして「メインの5人のキャストが多分全員素人」という大きな枷があり、まだまだ発展途上の棒な雰囲気を聴き続けるのは結構な精神修行にもなっている。まー、プリキュアも時にはキャリアの浅い新人を抜擢することもあるし……長い目で見守る必要がある作品なんだろうし、少しずつ慣れていけば良いか。 ただ、なんでこれが深夜アニメなのかがよく分からんのよ。それこそ昔お世話になった大きなお友達限定に発信してるってこと? 素直に土曜とか日曜の朝にやりゃいいのにな。 ○「金装のヴェルメイユ」 5 シャミ子がいなくなって不足した分のツノとしっぽを、新しいまぞくが補充しにきてくれたぞ。ついでに乳は多めにサービスしときました。「これがほんとのちち過度まぞくですね」って、やかましいわ! いい具合に空回ってスタートしてみるくらいには何か反応したくなる作品ではあるんですが、最初に大事なことを言っておくと、今作の乳はあまり好きではありません。まずそこかよ、って話ですが、そういう話です。別に巨乳は嫌いじゃないんですが、デカすぎるとちょっと……魔族さんの体型が執拗にむっちむちだぁ……むしろ太ももの容赦ない描写とかはフェティシズムを感じるので悪くないと思うんですが、おっぱいが脇に流れる描写とか、流石にそれはどうなのかと……。そこまでの巨乳にするなら、バランスを取る意味でピンクツインテの幼なじみはぺったんこにしてくれてもよかったのにそっちも巨乳だったりするし……え? それしか話題にするポイントないのかって? ……ないんじゃない? というわけで、淫魔だか分からないけど淫乱な魔によるおねショタ的雰囲気を売りにしたエロアニメ。タイトルの雰囲気から一瞬なろうなのかと思ったが原作は純粋に「ガンガン」連載の漫画作品だそうで。まー、原作者はなろう出身のようなのでやっぱり根底にはなろうイズムが流れてはいるんですが、少なくとも1話目の導入は「なろうだとか、なろうじゃないとか、そんなのどうでもいいだろ! おっぱいがあるだろ!」と強く訴えかけているので不問とする。これをガンガンで連載してるってのは大したもんだ。今のガンガンってこんなになってるんか? あとはどこまでエロを追求するかだけが焦点になるだろう。お話の方は一応「この淫魔さんが最終的にどういう立ち位置になるのか」がちょっと気にはなるが、別に「To LOVEる」のララはどうにもなってないわけで、どうにもならなくてもお話としては成立する。せいぜい1クールの間に揺らせるだけのおっぱいを揺らして爪痕を残してほしい。ちなみに製作スタッフは監督の名前も記憶に残ってないしスタジオ名も初見。正直どうなるかは全くの未知数だが、1話目の映像部分は上述の通りにそこかしこにフェティシズムは感じられるものだったのでもしかしたら悪くない方向に伸びるかもしれない。一応監督の名前でググったら過去の監督作品に「おさまけ」って名前が出てきたのでそっ閉じしたのは秘密。 あと、まれいたそボイスには巨乳のイメージが一切無いので実はそこが一番の違和感(中の人自身のイメージは一切全くこれっぽっちも関係ありません)。
○「ようこそ実力至上主義の教室へ 2nd Season」 ― 「うたわれるもの」が6年ぶりの帰還、そしてこちらも5年ぶりの帰還という随分長いブランクを経てのようやくの2期目。当然共通している要素は、「なーんも覚えてない」である。「うたわれ」は作品そのものにそれなりの愛着があったから「どれ、設定を少し思い出してみましょうかね」と復習する気も起きるが、そもそもあんまり興味がなかった作品なので、大量に押し寄せるキャラクターを復習する気は当然起こらない。「うたわれ」と違ってキャラに耳も尻尾も生えてない「ふつーの高校生」しか出てこないので識別が難しすぎるしなぁ。 過去の感想を振り返ってみると、1期の時は「この学校どないやねん」という根本的な設定部分がひたすら気になり続けて、それが解決しなかったことで匙を投げてしまった感があるが、設定の根幹すら忘れた状態で、さらに何のフォローもなしに問答無用でスタートした2期を見ていると、なんかもう、どうでも良くなってきた。今更キャラのことを思い出せるわけもないので「なんか知らんやつAと知らんやつBが知らんやつCとゲームを始めた」というくらいの認識なので、とりあえずゲームを追いかけようというモチベは起こった。言うなれば前クールから「トモダチゲーム」がちょっと形を変えて続いていると考えればいいんじゃなかろうか(おおらかすぎるだろ)。まぁ、ほら、トモダチゲームもそのうち船の上で戦い始めるはずだから……。 改めて色眼鏡無しで作品を振り返ると、今作は岸誠二&橋本裕之という無体なタッグでお送りしている作品らしい。全然そんなイメージなかったんだけど、岸ラルケって私の中だと「原作さえあればまともなものが出てくる」っていう認識なんだよね。少なくとも1話目で作画部分に不安はなさそうだったし、5年越しで、改めてどういう作品になっていくのかを見守るのは悪くないタイミングなのかもしれない。まぁ、キャラが分からんことにはどうしようもないので、すぐにドロップアウトする可能性もありありなんだけどね。とりあえず1話目は「富田美憂が竹達をいじめようとする」っていうシチュエーションがちょっと面白かったです。あとここでも奈央坊強そう。 そうそう、オープニングがやたらインパクト強めなのは興味深い部分ですね。がっつり歌詞を盛り込んだ映像部分、いわゆるボカロMVをかなり強めに意識してるデザインになってると思うのだが、アニメのオープニングってスタッフクレジットが乗るから文字情報入れるのむずいんですよ。そこをうまいことデザインとして処理して盛り込んでるのは結構な技術ですよね。この5年で、私もボカロMVとかを少しは観る人になったのだなぁ(配信者界隈の文化を摂取するようになった副産物やね)。 ○「転生賢者の異世界ライフ」 4 ねぇ、わざわざ分かりにくいタイトルにして我々を撹乱しようとしてない? 「バカめ! そっちは残像だ!」みたいなことされて、こっそり1、2本タイトルと中身が入れ替わってても気づかない気がするんだが(一応今作はサブタイが付いてますが、なげぇしタイプするのも面倒なので省略)。 「初回が1時間スペシャルなアニメは名作」という法則も、なろうの前では容易く打ち破られてしまうものである。いや、そもそもその法則が嘘じゃん、って話ではあるのだが、本作の場合は本当に「なんでこれ2本放送したん?」というのがよく分からん。2本目まで見ないと本質が理解できない……わけでもないよなぁ。なろうテンプレなんだから理解も何もねぇしなぁ。作画見ても特に気合入ってる感もなくて、どことなくこだわりは感じさせる風合いにはなっているかもしれないが、「素晴らしい作画」には程遠い。一応面白かったのはその絵柄がはっきり出たエンディング映像だろうか。完全にギャグに振り切ってコロコロと可愛いスライムメインにするならまだ見どころは出るかもしれないが……その方向性だとアレとかソレとかと完全に競合するんだよなぁ……このなろう文化のスライムへの圧倒的信頼感ってどっからくるのよ(それこそその道の開祖だろ)。 予告された3話の「強すぎるって意味だった」から分かる通りに、結局やることはいつものなろうだし、そのセリフが出てくるのが3話ってのも末恐ろしい時代。基本的にはここから先に期待は無い。最近のなろうの定番、「転生にいちいち説明などしない」「転生するやつだいたい社畜」「ステータスウィンドウとレベルアップシステムに疑問を挟まない」などなど、放っておけば頭の上を通り過ぎていく要素ばかりなのであまり深く考えないのが吉だろう。いや、それにしたって今回のチートの理由、今までみた作品の中でもかなりひどい部類だった気がするが……文字通りのチートコード埋め込んだ状態でゲームスタートしてるだけじゃん。この現場で、一人おっさん枠で頑張ってる高木渉が何を思っているのだろう……。 |
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プロフィール
HN:
Thraxi
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男性
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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧 |