最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「境界戦機(第二部)」 ー 家でゴロゴロアニメ観てるやつが書いても何の切迫感も無いとは思うのだけど、こういう戦争アニメを観て、1期の頃なら「ベタやなぁ」とか「設定に緊迫感が無いわ」みたいなコメントしか出てこなかったのに、今のご時世、このアニメよりもよっぽど悲惨な現実にニュースが連日報道されてるもんで、なんか痛々しい想いを抱いてしまうのが辛いわね。フィクションがフィクションであることの幸せを噛み締めないとなぁ。 とかいう真面目なことを考えさせられるアニメではなく、基本的には「サンライズが頑張って新しいアニメを繰り出そうとしてるのに、どうにも話題にならんよな」みたいなことばかりが気になってしまう作品。ほんま、何でコードギアスのアニバーサリー再放送のタイミングにかぶせてプロジェクトをスタートさせたのかが謎である。一応画面のクオリティだけで比較すれば決してギアスに見劣りする作品ではないはずなのだが……(まぁ、15年前の作品と比べても意味はないが)。 1クールの休憩を挟んでの2期目のスタート。主人公がメカに乗る理由がそれなりに固まり、チームも形成されて「支配国とレジスタンスの戦い」という構図もはっきりしてきたところからの再スタートなのだが、やはり今作最大の悩みとして「支配国が複数にまたがって散らかってるせいで、どうにも想定される敵が固めづらい」という問題がある。今回もまた悪そうなおっさんが謀略を仕掛けてきて大ピンチに陥ってるわけだが、「このおっさん誰だったっけ……前からおったか? それとも新キャラか?」っていうレベルでもう覚えてない。そしてそんな敵国サイドの悪い仕掛けに対し、颯爽と登場した主人公機が純正スペックのみでバッタバッタと敵を打ち倒していく構図は、本来ならばスカッとするシーンのはずなのだが、どうにも後ろ盾に乏しいので「どないやねん」という印象が先立ってしまう。主人公の黒化とか、割と格好いい鉄板の盛り上げポイントのはずなんだけどなぁ。 ま、ある程度長い尺で見ていかないといけない作品なのは間違いないだろうし、何となく距離を置きながら、それでも「頑張れサンライズ、社名変えられてる場合とちゃうぞ」と思いながら応援していこう。 PR ○「本好きの下剋上(第3期)」 ー まさかキュアヤムヤムの変身より先にマインが戻ってくるとは……。多分誰も想定していなかっただろうなぁ(東映の人たちが一番ショックだろうよ)。 気づけば3期目だそうで。確認したら1期が2019年、2期が2020年と展開しており、意外にコンスタントに持続していることが分かる。例によって「もう覚えてねぇよ」と言おうと思ったが、あまりお話が複雑ではないし、特に復習パート無しでもスッと元の世界に戻ることができた。まぁ、一応「あ、そうか、和綴じ本は完成したんだっけ……」なんてところは忘れてたのだが、すぐにマイン劇場に立ち戻れたし、ベンノや神官長とのゴタゴタもお家芸。みんなしてやいやい言ってるけど結局は愛されてるんだよなぁ、ということが分かるのでハートウォーミング。 改めて見るに、今作はいわゆる知識マウント系のなろう作品ではあるのが、おそらくこの作品が小説として成立し、見どころがあったために後から粗製乱造の知識マウント転生が量産されたってことなのだろうね。今作ではマウントの取り方やその下支えとなる知識部分のフォローはしっかりしているし、マインがただ楽をして生きたいという低い志を持っていないために小説の主人公として立派に独り立ちできている(作中では1人で歩くことすら難しいけどね)。あと考えでしかないが、このバランスの取り方って、キャラクターのヘイトコントロールとしてよくできているわ。 スタッフもそこまで大きな変更がなく、毎度の「世界名作劇場」風キャラがなんだか今まで以上に活き活きしているように見える。この際、是非とも完結までアニメ化してほしいもんだとは思うが……結構長そうなのよねぇ。どこまでいくやら。
○「魔法使い黎明期」 4 fripsideのボーカル交代だなぁ。……なんか、ジョルノが歌ってねぇけどジョルノのカバーっぽく聞こえるのすごいな。現時点ではこの曲調は間違いなくfripsideだし、南條愛乃イメージが勝手に湧いてくるんだよな。 今作は私としては新しい試みが採用されている。なんと、例によって新番ラッシュの波に呑まれて1話目の録画に失敗してしまい、「ガッデム! 放送局が少なすぎるゼ! こりゃもう諦めちまうか!?」って思ってたら、そういえば俺、この冬にWatch Party開催のためにアマプラに加入していたんだっけ(そしてそのまま何となくお金払ってたんだっけ)。おかげで私史上初、「ネット配信で新番チェック」という事態になった。いや、もっと早くからやろうと思えばできてたはずなのだが、私が頑なにネット配信を拒否してテレビ放送だけにこだわっていた理由は、「時間に縛られない供給源は、もう歯止めが効かないので何かが終わる」という理由であった。今回は2話目からちゃんと録画してテレビで視聴するという条件を設けているので特例として許可されたのだ(誰に? 何が?) 一応、自宅のPCを新しくしてディスプレイが大きくなったこととか、いろいろとネット視聴の環境が向上しているので多少積極的にはなってるんですよ。まぁ、ネトフリにさえ加入しなければ、配信オンリーのアニメってそんなに多くないからアマプラくらいなら大きなダメージはないはずなのだが……とりあえず、そんな貴重な(?)初体験でした。 とまぁ、作品と全然関係ない話題から入ってみたが、ネットで見たせいか(?)画面は綺麗。作画もよくできているし、キャラデザもメリハリが効いていて見やすい。映像部分だけなら割と好みのタイプの作品だと思う。原作はなろうではなく単なるラノベで、なんだかゼロ年代っぽいすごくオーソドックスなラノベ的ファンタジーなのだが……なんか微妙に、こう、……足りない。この感覚を説明するのがすごく難しいのだが、3分に1回ずつ何かが欠けているような、そんな不安な気持ちにさせる構成になっている。例えば、1話目では主人公の少年のパーソナリティは一切明かされない。記憶がなく、魔法能力に劣り、過去にはいじめに近い状態にあったという。このままだと、本当に単なるダメな奴だ。普通、どんなラノベでも「まぁ、劣等生とはいうても形だけですがね」みたいなお約束フォローが入るもんだが、今作はそれが一切無い。その上で学長から「特別授業に行ってください」と言われる。なぜそんなことを言われたのかもわからないままに。そして、そんな少年にたまたま帯同する巨乳ちゃんは、無条件に彼に好意を寄せている。その根っこもまだ明かされていない。 もちろん「1話目なんだからまだなにも分からなくても当然やんけ」という指摘が出ればそれまでなのだが、どの要素も「何故かそこにある」という不安感が先立ち、どこをどう繋げたいのかが見えてこないのだ。「何か、説明的なセリフを聞き逃しただろうか?」と不安になってしまうくらいに、サクサク先へ進んでいくのだ。単なる説明不足とも違う気がする……なんなんだろう。 一応Wikiで調べてその疑問の一部は解消された。というのも、全然分からんかったが今作は「ゼロから始める魔法の書」というラノベの系列作品だというのだ。いや、「系列作品」って概念もよく分からんが……。過去には一応観ていたはずの作品、「ゼロ書」。もちろん、「ゼロの使い魔」と違って1ミリたりともその内容を覚えてないゾ。そんな作品の「後日譚」というか、「同じ世界の物語」という設定なので、要所要所で説明がこぼれ落ちてる感覚があるのだと思う。視聴のための前提が、まず私に足りていないのだ。そう考えるとなかなかハードルは高いのだが、上述の通り、映像は割と良い部類であり、今確認したら過去の私は「ゼロ書」の方は作画がショボいというので点を下げる評価になっていた。つまり、作画が良くなって新たな制作スタッフの手が入れば、ここから新しい物語面白くなる可能性は残されているとは思うのだ。……いや、知らんけど。ぜひ頑張って……くれてもいいし、頑張らなくても別にいいよ。
○「このヒーラー、めんどくさい」 5 また白熊さんが熊やってる……。なるほど確かに面倒臭い。ウザいとかムカつくとかじゃなく、めんどくさい。主人公のキャラだけでなくて、作品全体を丁寧に面倒臭い方向に作ってくれてるのは愛を感じる。 ダークエルフがメインヒロインという稀有な作品。私の中のダークエルフ像は何と言ってもピロテースさんなのでイメージも何もあったもんじゃないが、そんなダークなところから切り出した作品は、なんと単なるシチュエーションコントであり、アニメなのかどうかすらよく分からないというかなり尖った作品。映像部分が動くとか動かないとか、そんなことは些細な問題で、勝負はとにかく画面に出てるメインの戦士、ヒーラーのカーラちゃん、そしてお相手のモンスターという関係性が分かりさえすればいい。あとはカーラが勝手に会話を引っ掻き回してくれるだけだ。読んだことはないが、多分、原作も本当にそういう漫画なんだろうなぁ、ということは想像できる。よくもまぁ、この作品をアニメにしようと思ったもんである。 本当に一点突破型のギャグなので、刺さる人は刺さるし、合わない人はクスリともしないタイプの作品なんじゃなかろうか。ちなみに私はクスリとはするタイプでしたが、さすがに30分ずっとこれを聞いていたいかと言われるとやや微妙。そしてそれを12話とか見たいかと言われるともっと微妙。2話以降、何か新しい刺激が増えればいいのだが……どうなんでしょうね? ちなみに、サブタイトルを含めて面倒臭い作りがてんこ盛りなのだが、一番面倒臭かっただろうと思われるのは、エンディングにて今後全てのエピソードのゲストキャラ、そしてキャストを公開して映像も見せちゃってるという斬新すぎる部分。これ、もう全話納入が終わってるってことなんでしょうかね。だとしたら偉いですな。制作スタジオは今まで名前を聞いたこともない「寿門堂」ってところだったので調べてみたら、これが元請け初挑戦とのこと。多分いろいろ頑張ってくれたんでしょうね。 まぁ、今後の予定を見てもキャラがユルいので特にピンとは来ないが……いや待て、よく見たらま〜たゆみりが変な役回されてるな? 少なくともその回までは待つことにしよう。できれば、来週以降は特に面白くもなくて感想書かなくていいクオリティの方が嬉しいです。だってほら、このブログの見出しのところに絶対サブタイトル入らないから……。 ○「くノ一ツバキの胸の内」 5 ゲェーッ、高木さん! 死んだはずでは! ……まぁ、高木さんとの共通点はデコしかないんだけどさ。 高木さん作者がまさかの2クール続けてアニメ放送。何がそこまでアニメ化へのエネルギーを供給したものかと疑問ではあるのだが、扱いやすいデザインなんですかねぇ。ちなみに私は原作既読……だった気がする。例によって漫画喫茶で1巻は読んだと思うんだよ。「高木さんってわざわざコミック読みたいと思うほどじゃねぇんだよなー。同じ作者の他の漫画はどうかなー」くらいのモチベで読んだと思う。そして1巻だけ読んでそっ閉じしたことから察して欲しい。まぁ、特につまらんとも思わなかったはずなんだが、この通りの内容だし、別に続きは気にならんよなぁ……。 とはいえ、アニメになるとやっぱり「この作者のデザイン、ほんと嫌いじゃないんだよなぁ」としみじみ思う。ヒロイン勢は可愛いと思うし、主人公・ツバキのキャラも決して嫌いになるようなもんではない。画面を観てなんとなく満足できればそれでいい。制作はなんとCloverWorks。まぁ、もう前期2本(3本だぞ)とスパイファミリーで全精力を使い切っちゃってても文句はないので、今作にそこまでリソースが割かれなかったとしても怒りゃしないよ。1話を見る限りではアクションなんかはそれでもきっちりしてたし、キャラの崩れも無かったので大丈夫だとは思うけども。 そして、今作最大の注目ポイントは何と言ってもこの「キャラ」が大量に押し寄せてくるところ。観てる間は「なんか周りでわちゃわちゃしとるなー」くらいしか思ってなかったのだが、最後にエンドロールを観てたら怒涛のキャスト表に圧倒されてしまった。そうか、全員名前付きのキャラなのか。こんだけ個別にキャラが識別されてて大量に押し寄せる流れ、懐かしの「ネギま」の時のプロモーションを思い出すなぁ。「ネギま」はベテランから新人まで幅広くキャストを揃えて31人を集めていたが、こちらの作品は年齢層はそこそこ低めながら、今を時めく旬の声優陣が顔を連ねている。公式ページのキャラ表がえらいことになっとった。この賑々しいキャスト陣の仕事ぶりを見守るというだけでも、それなりに意味のある作品になる……かもしれない。こんだけの布陣で座長を任された夏吉ゆうこは大したもんである。なんでこんなに「女子ばっかの空間」に縁があるんでしょうかね。ちなみにキャスト陣確認したらましゅましゅは全員いるのね。他に気になったところだとツバキの配下位置(?)にいたサザンカの中の人、名前を初めて認識したのだけど(根元京里)、クセのある声でなーんか気になるわね。 ちなみに、特定の男性でなくて純粋に「男」という概念にのみ想像を膨らませるっていう設定は、人間性を廃してより純粋にオスという性を求めてる様子が伺えてなんだかエロいと思うのは私だけでしょうか。それとも作者がちゃんと狙ってやってるんでしょうか。どうでもいいですか、そうですか。 ○「かぐや様は告らせたい -ウルトラロマンティック-」 ー 「わーい、またショキノチカに会えるぞ〜」っていうのが嬉しいアニメかと思ってたのだが、実際に観たらはーさかの声が聞ける方が嬉しかった。ミコちゃんも嬉しかった。当然かぐや様も嬉しいので、結論・全部嬉しい。 スタッフもほぼそのまま継続、畠山さんのディレクションで作られるアニメーションに不安材料は無い。これまでの2シーズン同様にラブもコメもフルスロットルで頑張って欲しいですね。1話目もちゃんと面白かったので安心しているが、その功績の6割くらいがナレーションの青山穣なんじゃねぇかというのも今まで通り。青山さん、あれだけの熱量でLINEの解説するの、人生で最初で最後だろうな……。Discordも便利ですよ……。あと、弓道の弓手はそこまで筋力つかないです。女性で15キロは大したもんだが(私は16キロ使ってました)。 ○「可愛いだけじゃない式守さん」 5 阿波連さん、古見さんに続く3人目のヒロインが登場だ(社畜さんはノーカンな)。高木さんや長瀞さんとかも全員集めて「○○さんアベンジャーズ」みたいなのを結成したら最強は誰になるんだろう。検討したことは無いが、最強候補の1人となるのは、この式守さんだろう。 原作は無料配信分があったので数話分くらい既読。おかげでおよその雰囲気はわかった上で視聴を開始できたが、アニメ化に際して一番注意を払ったのは、もちろん式守さんのイケメンっぷり、規格外のスペックをどれだけ神々しく描けるかという部分だろう。制作は動画工房なので作画クオリティは無問題だが、普段の動画工房とはちょっと雰囲気が違うデザインになっているのは、過去のいわゆる萌え系の作品よりも頭身が高く、「可愛い」だけじゃなく「格好いい」を見せる必要があるための措置だろうか。キメのシーンの表情なんかも理想通りにキマっており、作品の持ち味は100%で発揮できていると思う。キャラデザとの合わせを狙ったものだろう、背景もすべてCGモデリングで構築されている部分がちょっと浮き立っている部分は気になるが、まぁ、これも全体の整合性を考えた上でのものだろう。ちゃんと「ならでは」を作れるというのは良いことだ。 ただまぁ、そうして描きたいものは100%で描けているとは思うが、やっぱり出オチというか、シチュエーションラブコメなので「多分今後もこの調子で続いていくだけだよなぁ」という諦観めいた気持ちはあり、そこまで上にハネることは無い気はする。実は監督が「先輩がうざい後輩の話」と同じ人なのだが、あの作品もまさに「画面は完璧だし作品の魅力は100%発揮できているだろうけど、それが延々続く」というデザインで、そこまで熱心に見守るようなものでもなかった。式守さんは、ここから第2形態、第3形態と我々を驚かすような進化を見せてくれるだろうか。 あと、これは完全に外的要因なのだが、せっかくこのクオリティを提供してくれている動画工房がコロナの影響で一時スタジオ閉鎖という残念なニュースも飛び込んできている。どうやらダイレクトに今作に影響を与えてしまうようで……いかんともしがたいところだが、可哀想な話である。
○「デート・ア・ライブⅣ」 ー 「三石ナレーションが無いだと? そんな状態でデドアラを名乗ろうなんてちゃんちゃらおかしくないか!?」→「貴様らのクレームなど、全て想定の範囲内だ」みたいなトラップに見事にハマったの悔しいです。ご丁寧にsweet ARMSがオープニングじゃなくてエンディングで起用されてるし。sweet ARMS、もうオリンピックの年に1回集まるくらいの記念ユニットになっとるな。 世界3大「まだやってんの?!」アニメのうち1つ。ちなみに残りのタイトルは「一騎当千」と「ストライクザブラッド」。そんな中でも今作の凄まじいところは、少しずつスタッフや制作などを変え、全く基盤を整えぬままに本数を重ねているところ。確認したら、なんと「Ⅰ」から「Ⅳ」まで全て制作スタジオが異なっている。幾ら何でもこんな流浪の作品もなかなかないんじゃなかろうか(と思ったが、「ストライクウィッチーズ」が比肩できるレベルだった)。 3期が2019年ということで3年ぶりの新作。2期〜3期の時よりもスパンは短いがこれだって相当な準備期間。その間に作品世界が進んでるわけでもないのだろうが、当然私は前作のことをさっぱり覚えていないので「もう無理じゃないかな……」と思いながら見始める。しかし、見てると案外思い出せる部分もあるもので、「そうか、3期は七罪ちゃんが可愛かった奴だ」という結論が得られたのである。今回はいきなり1話目から新精霊の登場。そしてそのCVは何とナバ。若返りを促進させる意識は欠片もないな? 今となっては麻里奈がこんだけ高音でメインヒロインやってる作品ってのも貴重だ(まぁ、十香をメインヒロインと言えるならの話だが)。加えて、アバンやオープニングの雰囲気からすると、今回は3期でお休み気味だった狂三ちゃんがまた暴れだしそうな予感。うろ覚えの旧作の中で、やっぱり狂三ちゃんが一番のお気に入りだったのでそこは楽しみ。 他の要素はあんまり覚えてないところもあるのだが……ゴー☆ジャスとかいたなぁ、なんて懐かしさを覚えるし、「私たちのデートを始めましょう」なんてどうでもいい決め台詞も、久しぶりに聞くとノスタルジー。映像部分は割と見やすくて、もしかしたら歴代の中でも質は良い方かも。おそらく4作全てをリアタイで追いかけられてる人間なんてそうそういないだろうし、せめてもの責任を持って見守っていこうと思います。
○「SPY×FAMILY」 6 鳴り物入りでスタートする、集英社とっておきの弾丸。よっぽど気合が入ってるやらなんやら、話題性が余計に先立ってる感があるのは気になるけども。 いきなりこんなこと言っても信じてもらえないかもしれないし、言ったところでなんの意味もないのだが、実は私は今作原作者の遠藤達哉のファンである。ファンであった。つってもそんなに作品数が多いわけじゃないので大した関わりがあるわけではないのだが、かつて、まだおうちの本棚に余裕がある時代、私は突発的に知らん漫画を買うことがあり、その時に「TISTA」を買って、「おもしれーじゃん」ってんで全2巻を購入、その後も「月下美刃」も完結まで見届け、「嫌いじゃない漫画家なんだけど、なかなか作品が大成しねぇ感があるなぁ、まぁいいかぁ」くらいに思っていたのである。枠としては福島鉄平と同じところに入っている(多分、こういう絵柄が好きなんだろう)。ただ、「月下美刃」連載終了後はしばらく連載が無かったのでその後はすっかり忘れていたのだが、今作が巷で話題になってるのを耳にして、「あ、あの人じゃん」と思って改めてコミックを買い始めたのであった。というわけで、当然原作既読。 ただまぁ、そうして割と好きな原作なのだが……集英社の看板背負わせるようなタイプじゃないよなぁ、という日和った見方をしてるのも事実で、アニメの作り方が「鬼滅!呪術!スパイ!」みたいな流れできてるのをみると「いや、その流れはやめろ」と思ってしまう。もっとひっそりと、のんびりアニメを見せてくれればいいんだけどねぇ。 でもまぁ、そうして注目を集めるためにクオリティを上げてくれるなら願ったり叶ったり。相当気合を入れており、制作スタジオがWITとCloverWorksの合弁という訳のわからない体制になっている。意地でも品質を下げねぇぞ、という信念を感じる。1話目はアクションもそこそこ、アーニャの可愛い様子もそこそこで、「こういうのでいいんだよ……いいんだよね?」という滑り出し。監督は古橋さんだし、独特の間があるギャグのテンポも良き感じでまとめてくれるだろう。 特に不満もなく無難な滑り出しだとは思うが、その中でもやはり輝いているのは何といってもアーニャ役・種﨑敦美のお仕事ぶり。「まーた種さん礼賛かよ」と思われるかもしれないが、新しい作品、新しい役を見るたびに新鮮な驚きを与えてくれるが故に私は心酔しているのである。アーニャ役が種さんだと発表された時点で「何の心配もいらねぇな。ロリっ子ってことはクルムと同じ路線で合わせてくるだろう」と勝手にイメージしていたのだが、クルムとも全然違う、全く新しい種﨑スタイル。「これがアーニャの声かぁ」と感心するばかりである。次回はこれにヨルさんも絡んでくる。やっぱ楽しみは多いな。
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HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧 |