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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「黒の召喚士」 3

 ヒャッハー! 全裸のなろうが服着て歩いてるぜェー! ってくらいになろう。観てるだけで膵臓のあたりがシクシクしてくるこの感覚は、やはり純正なろうならではのものですなぁ。

 特別ひどいクオリティというわけではない。作画クオリティは中の下から中の中レベルだと思うし、真剣に1話目でスライム討伐を描いてみたり、一応他と違う要素を出そうという部分も無くはない。無くも無くも無くも無くもない。ただ……やっぱりそれ以外で押し寄せる圧倒的ななろうラッシュでどんどんSAN値が削られるのが本当にきつい。今期はこれと「転生賢者」の2枚看板になりそう。まだエロに逃げられる「ハーレム」はマシだと思われる。

 今作の評点を一番下げたのはそうしたネイキッドなろう成分を、なんか隠そうとして隠せてない感じが余計に痛々しかったからだ。なんで記憶を消したんだろうね? 異世界知識マウントを消すため? でもゲームの記憶とかは全部残ってて消されたのはパーソナルな記憶だけなんですよ。意味あるかなその設定。レベル1からきっちり成長する設定にして成長譚を描こうとしましたか? いや、でも世界設定を全部解説しちゃう万能解説機を持った上でスキルのチートもやっぱり隠そうとしてませんよね? なんで我々は1シーズンに2本も「強いスライムを使役する転生者」の話を見なきゃいけないんでしょうか。だからマジでなろう文化はスライムに信頼を置きすぎなんだって。ちなみに一番の謎は、「誰が何のためにギルドにスライム討伐依頼を出したのか」なんですけどね。あんだけポコポコ町の周りにいる無害そうなモンスター、3匹ばかし討伐してもなんの意味もないと思うのだが……あれか、ギルドが初心者冒険者のためにチュートリアル組んでくれてるのか。

 まぁ、今回の1話目はマジでチュートリアルみたいな印象で、これがもし、チート一切無しの条件で、壮大なRPGの幕開けとかいうなら「まぁ、とりあえずシステムは覚えるか」ってんでちょっとワクワクしてもいいくらいだと思うんだけど、「レベル上げを始めましょう。ただ、スライム1匹退治したらあとは全自動で最強まで何もしなくてもいいですけどね」とか言われたらゲームは破綻するやろ。まぁ、その破綻を見守るのがなろう文化なわけだが……。

 そして「スライム最強なろう」であるのと同時に、「奴隷エルフ囲いなろう」でもある。なんで奴隷になるのってエルフなんだろう。なんで主人公って可愛い奴隷の女の子を助けたがるんだろう。なんで必ず奴隷制度はあるんだろう。少なくとも町の風景や宿屋のアメニティを観察するに、ナーロッパの中でも割と治安がよくて文化レベルも高そうな世界なのに……。いや、でも冷静に考えて「どこのものとも知らん余所者が一切の警戒も無しにギルド登録できていい宿に泊まれる」っていう時点で精神はイカれてるな。この町の財源、なんなんでしょうね。必ず異世界に1つある「RPGの最初くらいの難度の街」、なんなんでしょうね。そのうち大量のキャベツに襲われたりすればいいのに……。

 というわけで、唯一の救いはエンドレスでチュートリアル解説してくれるボイスがうえしゃまであることだけなのだが、流石にこれだと「貴重な上田ボイスを捨てキャラ捨て作品に使うのやめて……」って悲しくなる。姿なんか見えなくても声だけで充分惚れるやろがコラァ!(キレるところがおかしい)

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○「組長娘と世話係」 4

 世界中の極道もんはCVが細谷佳正か津田健次郎になるんじゃないかな……いや、ポジションによっては檜山修之とか高木渉あたりに任せなきゃいけない場合も多いけども。まぁ、とりあえず広島県民なのでヤクザ慣れしてるでしょ(ほんと適当)。

 狙いは実に明確な、ロリっ子愛で愛で作品。お嬢は可愛く描けてるし、多分今後の方向性も定まった作風になっているのは確認できる。じわりじわりとハマっていく可能性はあるのだが……1話目はあんまり押し出しが強くないわね。想像以上にハートフル方向に押し出しているため、ストーリーのテンポが必要以上にゆっくりで、これだと「丁寧に盛り上げてる」を超えて「尺稼ぎ」に見えちゃうくらいのテンポ。あんまり画に大きな力があるわけでもなく、止め画やゆったりした繋ぎ方だと申し訳ないが「退屈」が先に立ってしまう。「そんなこと言うなよ。あくせくせずにこの空気を味わうべき作品なんだよ」と言われるかもしれないが、そうなると刺激要素である「ヤクザ」との噛み合わせが悪くなってしまう。どう足掻いたって結局は「悪い奴」なわけで、そこをコミカルに茶化して描くのか、真に迫ったファミリードラマとして消化するのか。その辺りのバランスの取り方はもうちょい見守っていくしかないだろう。

 そうそう、これがついに和多田美咲初の単独ヒロイン作品になったというのは祝ってもいいかもしれない。わただ、天賦のこの声を持ってるのに、割と競合相手が多くて大変だったんだよなぁ。

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○「それでも歩は寄せてくる」 5

 ゲェーーーッ! ツバキ! 死んだはずでは!(1クールぶり2度目) すげぇ状況だよな。なんと「高木さん」→「ツバキ」→今作と、同一作者の全く別な作品が3クール連続で放送されているというこの展開。下手したら史上初の快挙なんじゃなかろうか。「最近似たような出来事があったような……」って思って確認したらちょっと前にクール教信者の「原作・作画を合わせて関係作品を1クール内で3本放送」という快挙があったっけ(「メイドラゴン」「平穏世代の韋駄天達」「ピーチボーイリバーサイド」)。それはそれですごかったけどな。ず〜っと9ヶ月もの間同じようなテイストの映像が流れ続けるという意味では、こっちの方がインパクトはでかい気がするんだ。

 さて、高木さんが「悪くはないけど、まぁ、別に」くらいの接し方、それに対して「アニメとしての方向性がなんか好き」という印象の「くノ一ツバキ」。どちらもクリティカルに何かが刺さるってこともないのだが決して嫌いになれないぬるま湯のような心地よさがある作品だった。そして今作についても、きっとそんな感じなのだろう。全て製作スタッフなどが別々でアニメとしては接点がないはずなのに、キャラ(デコ)が同じだけでほぼ同じ印象になるのが不思議なもんである。まぁ、今作は主人公サイドが朴念仁(風)という設定なので、どっちかっていうと阿波連さんを連想させたりもするんだけど。残念ながら阿波連さんが頭のイカれたキャラでギャグ方向にも突き抜けて破壊力を上げたのに対し、こちらは本当に「○○さん」系の類型からはみ出すものにはならないのだろう。キャラが特別尖ってる様子もないし、鉄面皮を守るかと思われた「歩」も、内面を語らせたらそこそこ普通の男の子である。これがもっと被虐属性を上げてくれればもしかしたら長瀞さんタイプになったかもしれないし、さらに突き抜けてヒロインの被虐風味を高めれば手品先輩あたりにもなれるのかもしれないが……ちょっと全方位に対して強く出る作風じゃなさそう。まぁ、そういう「特別感を出さない」という作風も味わいの1つだろうからね。ベタベタしすぎた式守さんたちのクールダウンにはちょうどよかろう。(こうしてみると本当に○○さんが多いな……)

 追伸:予測変換に任せてたらタイトルが「それでも歩夢は寄せてくる」になり、「うわ、こわっ」ってなりました。多分寄せてくるのはおっぱい。

 

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○「Extreme Hearts」 3

 なーんやこれ。内容としては「トライブナイン」と「大運動会」と「フットサルボーイズ」と「ウマ娘」を足して9で割ったみたいなアニメ。絶対値で言ったらだいたいウマ娘/8くらいになりそう。

 女の子がスポーツをやりつつアイドルもやっていいとこ取りしたいという、稀によくあるタイプのコンセプト先行アニメ。まぁ、それだけなら可能性もあるのだろうが、今作の場合、「何のスポーツやらせたらいいんでしょうね……メジャースポーツはあらかたやり尽くされてるし、マイナーすぎてもお客さんついてこないし……」「よし、そんなら適当にメジャースポーツ全部やらせとけ」というあまりに適当なルール設定。流石に野球とサッカーとバスケとバレーの総合競技にしてしまうと「なんやそのフォーマット」ってなっちゃうので、そこに謎の筋力強化ギアをつけ、それらを包括して「ハイパースポーツ」という名前を付けてやった。……いや、それおもんないやろ……。

 しかも、なぜかそんなハイパーなスポーツを目指す主人公が「元々やりたかったのは歌い手」とかいう謎設定になっており、「歌い手になりたくていろんなオーディションに応募してたけど鳴かず飛ばず」(わかる)→「一応売り出しのために所属していたプロダクションからいよいよ首を切られる」(わかる)→「その事務所から『あんた、体力あるからスポーツ選手になればいいんじゃない』と言われる」(????)。……サブキャラの子も「そんなに甘いもんじゃないけど」って言ってたじゃないですか。なんで「割と運動神経良さそう」だけで「スポーツやりな」とか言われるんだろう。ほんでなんでこの子はそれを真に受けてあっという間に夢の方向をチェンジしてしまったのだろう。設定の意味が分からず、まるで全てをダイス振って決めてるかのようである。

 もちろん「大運動会」ばりの適当スポーツの内情もよくわかっていない。コナンが使ってる筋力増強シューズは阿笠博士の弁によれば「体のツボを刺激して筋力が上がる」だったはずだが、今作のシューズもバンドもグローブもそういう機能があるんだろうか? 装着するだけで人知を超えたパフォーマンスを発揮できる謎ギアはスポーツ用に制限されているわけではなく、ヒロインは単にバイトの新聞配達にも活用していた。日常的にそうした「超人化」が行われるくらいの科学水準の世界ということになるが、あれって実用化されたら間違いなく犯罪に使われるタイプの技術だよな。世に出回ってあろうことかエンタメ目的のスポーツシステムに取り入れられるだけという現状があり得ない。「めっちゃ高い」とか「免許制」とかなら分かるが、主人公が普段使いしてる時点で、強盗犯も殺し屋もみんなしてあの技術が使えるのは間違いないだろう。どんな世界だよ。仮にスポーツに用途が限定されていたとしてもやっぱり意味は分からず、単純に球の速度や破壊力が上がっているってことは、それだけ運動エネルギー量が馬鹿でかいということなのだが、それを生身の人間どうしでやり取りしたら「激しいスポーツ」どころじゃなく死人が出るに決まっている。そもそも「単純に球速だけが増した野球」は、多分ピッチャー有利すぎてクソゲーになると思うよ。人間の動体視力や反射神経を上げる方法があるなら別だが……もう、それこそ「トライブナイン」くらい殺伐とした世界観にならんとおかしいやろ。「全て特殊なカーボンで覆われているのでセーフです」みたいな設定か。あと補完メンバーがロボなのもすげぇ。メンバー全部ロボで出場していいのかよ。「トライブナイン」の「偶然他のメンバー四つ子」の方がまだ説得力あるわ。ほんでなんの連絡もなく外野と途中交代すんな。もう無茶苦茶だよ。

 というわけで、1話目からガタガタであんまり真剣に見る気は起こらない。制作もセブンアークスだから上ブレなさそうだしなぁ……。ダメっぽいオリジナルアニメが1話目からダメっぽさを出してくれるのはむしろありがたいんだけどさ。

 

 

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○「シャドーハウス 2nd Season」 ―

 さてさて始まりました第2期。1年ちょいのブランクは空いたが、制作にCloverWorksを擁し、ほぼスタッフも維持しての2期目は恵まれた環境に違いない。

 作品の方は「変わらず」ですが、変わったものが1つあります。それは私の試聴体制です。1期目は原作を半分くらい未読の状態で追いかけていたために全ての展開が刺激に満ちていたが、1期終了後にめでたく原作コミックを買って通読してしまったために、現在は今後の筋立てを知ってしまっている状態。まぁ、だからなんやねんと言われたらそれまでだが、一応「新鮮な驚きを伴う試聴」から「原作の良さがアニメにどう反映されているかをチェックする試聴」に切り替わるわけだ。そして、その場合には毎回感想を書くモチベは確実に低下するため、もし2期目も1期目同様に面白かったとしても、毎週触れない可能性が高いことだけは先にお断りしておく。まぁ、それでもキャッキャ楽しみながら触れられれば最高なんですけどね。

 というわけで原作コミックで上書きしてしまったため、アニメ1期の終盤がどうなっていたかがうろ覚えだ。確かアニオリ展開でおじい様の棟に突撃かましたはずなのだが……2期はその辺はなかったことになってるんだろうか。それとも、あっても成立する流れになってたんだっけ? 忘れちまった。まぁ、別になくても問題はないのだろう。1話目はなんの復習もせずにいきなり本題に入ったが、多分これも「まぁ、1期終盤のことはうやむやにしときましょうね」くらいの方向性の表れだと思うし。それに、ここからのパートは登場キャラがますます増えて余計な情報を入れていく余裕もなくなっていくしね。ケイトが考えてる戦略を追うだけでも手一杯だし、その上でケイトたちの隠された真実まで関わってくると……改めてすげぇ作品だよな。2期はどの辺まで進むんでしょうか。

 2期に入り、1期からの変化で一番大きいのはなんと言っても上級生たちが表立って動き出すこと。いきなりスザンナがフル回転してケイトとのRound1を繰り広げていたが、さらに2話目はいきなりバービーの背景をがっつりやるっぽいので、視点も広がって大忙しである。そしてやはりここからの話で最も注目すべきはローズマリー&マリーローズ。1期目の時は全然知らんかったのでスルー気味だったが、その後原作の展開を追い、「なるほどだからこその中原麻衣……」と恐れ慄いたものである。2期で一番の盛り上がりは間違いなく“あの辺りの話”になるはずなので、今からドキドキもんである。良い2期目になりますように。

 

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○「プリマドール」 6

 殺伐とした命のやりとりの場には、何故か久野ちゃんが偏在している……。久野虐とかいう非道極まりない性癖が流行ったらどうしよう。

 一目見て入ってくる情報は何といっても「作画コストかかってんなー」であろう。昨今のアニメってのはどんどん1本あたりの製作単価が上がっているらしいのだが、今作のような超絶作画を見せられるとそれも致し方ないと思える。そして、今時のアニメだったらこのクオリティを求められてしまう。なんとも残酷な時代。そんなわけで作画部分については文句なしの一線級で、誰の仕業かと確認すれば、これが天衝withバイブリースタジオってんだから納得するしかない。っつうかまさに「ブラックロックシューター」からそのままシフトしてる体制なので、ついでに久野ちゃんも引き摺り回してるって話になっちゃうわけね。「天衝さん、あんたアズールレーンとかブラックロックシューターで超絶戦闘作画のアニメも作ってるし、そのかたわらできんモザも代表作ですよね? そんならその間の作品もやりませんか?」みたいな流れがあったんじゃないかと勝手な妄想をしてしまうが、最終的に魔改造された「機械人形たちのごちうさ」みたいな作品に着地したのは紛れもない事実である。

 作画クオリティに文句のつけようがないので素点は自然と高くなるが、問題はここからどのようにシナリオが展開するかという部分。何と言っても今作のプロジェクトチームにKeyが関わってるってのが…………1話の方向性からして、いわゆる「泣き」アニメを狙ってるよなぁ……。そして「自動人形による泣かせチャレンジ」っていうと「プラスティックメモリーズ」っていう苦い記憶が……。そうなのよね、自動人形にしちゃうと、どこまで追求したところで「モノじゃん」の心理がついて周り、人間ドラマを演じさせようとしているのにどうしたってワンクッション置くことになってしまう。どう見てもシンギュラリティポイントを超えちゃってる機体だらけなのだから機械だろうが人だろうが同じやんけ、という解釈なら問題ないとも言えるが、それならわざわざ機械人形にする意味もないわけで……今作が「プラメモ」の時の欺瞞を打ち破れるかどうかは今後気になるハードルである。一応「ドルフロ」は越えられそうな手応えはあるが……。

 今後本当に何もかもを忘れて単なる喫茶店経営アニメにしちゃった方が視聴者受けは良さそうなのだが、この座組みでそんな終わり方には絶対にならないだろう。今回登場したメイド連中がいつどんな形で戦場に駆り出されることになるのか……一寸先が闇な恐ろしいアニメである。

 ちなみに一番の注目ポイントは「初代っぽかった人形が中原麻衣」という部分。うん、そら人殺せるわ。

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○「惑星のさみだれ」 5

 問題・CV榎木淳弥の主人公が、CV津田健次郎の先生役から領域展開について教えてもらうアニメって、な〜んだ? 正解は「時間外労働がOKかどうか」で分岐します。

 タイトルは聞いたことがあるけど何も知らないという、私にはよくあるパターンの作品。今作の話を聞いて「あぁ、あの『プラネットウィズ』の作者の漫画ね」と答えるというのは、多分世間一般とは完全に逆だろう。でもまぁ、接点の無い漫画雑誌の連載作品なんて、普通は知らんよなぁ。最近はそうした「微マイナー作品」みたいなものがちょいちょい発掘されてアニメ化される流れがあるので助かるといえば助かる。ただ、一番近い例が「イエスタデイを歌って」だと思うんだけど、あちらは結局アニメ化に際してあんまり力を入れて追いかけられなかったんだよな。「みんなして知ってるような有名作品ならわざわざ俺が頑張って観ないでも……」というよく分からない心理が働くことがあるんですよ。今作もそうならないことを祈りたいですが。

 というわけで内容については何も知らなかったのだが、まさかの展開にちょっとびっくり。異世界転生と言えなくもないような世界設計になってるのね。1話目から魔法がどーたらユニコーンがどーたら言われて「その辺の設定は宇宙規模の事件のくせに魔法ファンタジーなのかよ」と意外だったが、連載期間は2005年かららしいので、そこまでめちゃめちゃ古い作品ってほどでもないんだよなぁ。まだなろう系なんて出てきてない時期だし、ファンタジーといえば「ラノベ的」な時代かしら。不思議な土壌で育った文化である。

 残念ながら、そうしてわざわざ発掘された古参作品の割には、アニメ自体にはあんまり力が入っているようには見えない。まぁ、それこそ「封神演義」とかも似たようなもんだったが……どこまでやる気があっての映像化なのかは一歩引き気味で見守った方がいいだろう。幸いにして内容は退屈な時間もなくてポンポン進んでいくし、台詞回しなんかもクセはあるけどその分フックもある。ある程度は原作のパワーで引っ張れるようなアニメになってくれればいいのだが。最大の懸念は、1話目でこの作画クオリティだと今後はあんまり期待できない気がすること。コミックは全10巻らしいのだが、さすがに2クールは必要だよねぇ。

 

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○「ブッチギレ!(一番光れ)」 6

 京都アニメの血脈、全く絶たれていませんでしたね。今期はこれで京都を舞台にしたアニメが2本目です。もしかして日本の首都は京都なんじゃないかな?(現代人の発想)

 さてと、難しい作品である。オリジナルアニメなので1話目の印象ってのはかなり大事だと思うのだが……1話の間に「うわー、クソアニメくせぇ!」という感情と「それでもなんか惹かれる……」という感情がほぼ等量で押し合いへし合いしており、評点するのにかなり勇気がいる状況。ここはあえて、攻めの評価を出してみよう。面白くなってくれ。

 まずネガティブな要素から上げていくと、真っ先に思いつくのは「時代物」という区分そのもの、多分、ここ5年10年の単位で「時代物」アニメの成功例ってほとんど無い気がするんだ。かろうじて秀作をあげるとするなら、まさにこれと同じ題材を扱った「薄桜鬼」あたりだろうか。あと私の周りには「幕末ロック」のファンはいますが……それもだいぶレアケース。直近だと「天晴爛漫!」の印象が悪すぎるし、「擾乱」なんかもいまいちパッとしなかった。あと、今の若者は絶対知らないだろうけど、私は愛すべきクソアニメの代表として「幕末義人伝浪漫」っていう作品の記憶がやたら残ってて、どうしても時代劇の映像が出てくるだけでのけぞってしまう。アニメに向かない題材だとも思わないのだが、何故か時代劇の設定を活かした成功例というのが思いつかないのである。もひとつネガティブ要素をあげるなら、1話目からして設定が無茶苦茶で整合性を求めていないことが丸わかりだという点。「新撰組の局長が何者かに皆殺しされた。しょうがないので替え玉連中を死刑間際の罪人たちから選ぼうと思います」という設定、マジで意味が分からない。そんでそれに乗っちゃうようなイカレ野郎ばかりが集められた奇跡も謎である。新撰組ともなれば当時は都の顔役だったわけで、そんな連中の「替え玉」に意味があるわけがない。そして、藤堂はそんなことも気にせずにさっさと替え玉連中を見回りに出している。すでにこの世界に条理を求めていないことは明らかで、ここから端正なドラマが生まれることは期待できない。

 ただ、転じてこれが魅力になる可能性も秘めていて、ハナから細かい部分での辻褄など気にしない、勢い任せのかっとびアニメだとするなら、もうこれはこれでいいという考え方もある。「もともと死刑になるはずだった曲者どもが新撰組を名乗って正義の味方になり出したら面白いんじゃね?」という思いつきを、生の素材のまま垂れ流しているだけの話。そういうつもりなら、受け取る側も心を広く構えて受け止めていけばいい。そしてこれは完全に好みの問題だが、わしゃこういう「個性の強い連中が集まって無茶苦茶やりだした!」というジャンプ漫画的設定が好きなのである。1話目の短い時間で8人リストアップされただけでもはっきりとキャラが理解できるし、キャラデザがバリっと分かりやすくて視覚的にも混乱は無い。すげぇ強引に接続するなら、死人を集めて結成したおもしろ集団という意味ではフランシュシュみたいなもんである。今後はおそらくこのキャラ1人1人を掘り下げる展開になるのだろうし、マッド医者は過去に何をしたのか明かすエピソードとか、男装剣士にちらりと女の顔が見える展開とか、そういうのが出てくれば案外楽しくなるんじゃなかろうか。

 映像に関しても、ジェノスタジオの肝入りなので動画はかなりハイクオリティ。背景なんかでちょいとCGっぽさが浮き上がってしまう部分もあるにはあるが、これだけ「アニメっぽく」メインキャラがシャキシャキ動き続けるなら文句はないだろう。おそらく「時代物」ってのは海外への売り込みも考えてのことだろうし、このCG+いかにもアニメ風キャラデザ+ハイクオリティモーションという足し算がうまくいけば何か革新的なことができるかもしれない。

 というわけでトータルは期待票。これで3話後くらいに見るも無惨なクソアニメになってても責任持ちません。チャレンジは大事よ。それにしてもエンディングで京都使いすぎ。みんな八坂さんが好きなんどすなぁ。

 

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○「ちみも」 5

 録画予約をただ無心に設定してる時に「ショートアニメかな? だったら飛ばしてもいいかも……」と思ったらがっつり30分アニメでびっくりした作品。5分アニメでEテレで放送されててもなんの不思議もないが、30分やられても案外退屈はしない、そんな不思議なアニメ。

 まぁ、カテゴリとしては「おじゃる丸」と同じ枠でいいと思うんですけどね。シンエイ動画が制作する、ゆるふわまったりのホームコメディにちょっとだけ地獄風味を加えたものである。日常生活でそんなにそんなに「地獄」って言葉を連呼しない気はするのだが……まぁ、こういうのって家族で口癖が似通ったりしますので、たまたま今作主人公の鬼神姉妹は「地獄」が口癖だったのでしょう。

 ゆるアニメなのであんまり真剣に評価するポイントはないのだが、とりあえず「なんとなく可愛い」「なんとなくクスッとできる」くらいのラインはクリアしているので悪いところは無い。その上で来週以降も継続するとしたら最大のモチベーションはやっぱり中の人。最近ママさん役が増えてきた能登麻美子が久しぶりに「お姉ちゃん」をやってくれており、我々世代にはやはり麻美子は特別な存在なのである。時代が進んでさまざまな「能登オルタ」みたいな役者が登場して実績を残しているが、それでも能登の前に能登は無く、能登の後にも能登は無い。唯一存在としての麻美子をたっぷりと堪能できる今作はそれだけで意味があるだろう。次女役に加隈亜衣を配置して安定感を増しているのも良い。三女役の子だけ初めて見る名前だったのだが、調べたら「ポニョの声をやっていた子」とのこと。そんな出自もあるのか(まぁ、入野自由と同じようなもんか)。ポニョの後はまれに子役としてドラマとか舞台に出ていたようだが、ここにきて突然声優業への回帰。この後どういう進路をとるんでしょうかね。

 まぁ、中の人の話題くらいしかないのはお察しいただけると思うが、心に余裕があれば今後も一応見続けることになるでしょう。今期はどうやら本数が増えそうなので、押し寄せるアニメに挫けて見なくなったらそれはそれでごめん麻美子。

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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