最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「鬼滅の刃 遊郭編」 ー 一応新番チェックしといた方がいいのかな。1話目は無限列車からの接続で総まとめしつつの展開だったが、一応1時間枠で鳴り物入りの登場。ぶっちゃけ「無限列車」パートはわざわざ視聴してなかったので、私の中では割と久しぶりの2期目ということになる。 それにしてもなんとも数奇な運命を辿っている作品である。どういう時節の契機だったんでしょうね。世間的に何か爆発的なコンテンツが求められている世情があったのかもしれない。テレビシリーズで話題を呼び、さらに劇場版で倍々ゲームに話題が拡大。まさかの歴代トップを叩き出し、後に続くテレビシリーズには無駄にプレッシャーがかかる状態になってしまった。別にそんなにご大層なもんでもないと思うんだけどねぇ、ふつーのジャンプ漫画なわけだし……まぁ、せいぜいufotableには頑張ってもらいたいもんですね。多分そこんところが作品の成否に1番関わってるだろうしね。 ただ、正直言うと1話目の出だしはなーんか微妙だった気がするんだよなぁ。全ての尺がびみょーに間延びしてるのよ。アニメ1期はこんなんじゃなかった気がするんだけども……全ての会話のテンポが想定してるより1.15倍くらいのスローテンポになっており、会話をつなぐ時も、それぞれのキャラにいちいちカットを変えてセリフを読ませたりするもんだからやけにぶつ切りの感がある。序盤はまぁ、列車編からの繋ぎだし、「煉獄さぁん!」という傷心の状態からのスタートだから多少メロウな雰囲気を優先してるのかとも思ったのだが、その後もずっとなんか変なテンポが維持されていて、どうにも爽快感に欠ける。理由は良くわからんのだが、原作を知らないなりに邪推すると、もしかしてこの作品、引き延ばそうとしてないか? すでに原作が完結してる状態ではどうあがいてもアニメの延長など出来ないはずだが、なんとか少しずつ少しずつ尺を稼いでなるべくコンテンツとして存命させようとしてるような……そんな空気を感じる。そりゃま、出来るだけ長く味わいたいって気持ちはわかるのだが。 まぁ、もしかしたら人気がですぎちゃったことで私が勝手にうがった見方をしてるだけかもしれんけど。できればちゃんと作品が活きるようにディレクションしてほしいなぁ。
PR ○「ルパン三世 PART6」 5 さて、今作でひとまず今期新番チェックは終了である(一応12月に「鬼滅」が新作パートに入るみたいだが、まぁ、そこはカウントせんでもいいだろう)。今作は本放送が2週前から始まっていたようなのだが、例によって読売のクソスケジュールにほとほと愛想が尽きたので2週遅れではあるがBSでの視聴になっている。今期新番チェックは43本。これに前クールから継続の10本を加えた53本が新規視聴アニメ……というのは嘘で、「終末のハーレム」は放送されないのでショート枠を除くと52本ということになる。夏クールが47本だったので確実に数は増えたが、過去の多い時期に比べればまだマシな方か。 さておき、そんな私の中で節目となる作品だが、そんな些事よりもよっぽど大きな節目となる今作。なんと第1話目(クレジットは第0話)がスペシャル枠として放送され、このエピソードをもって次元役の小林清志が引退となった。彼への餞なのか、この0話のみが前作までのスタッフが関わり、内容も「次元の郷愁・時代のこれまでとこれから」というものに。次回以降とは色々と体勢が違っているらしいので、は正確にはこの話数で評点するのはちょっとおかしいということにはなるな。 私自身はルパン三世というタイトルにそこまでの思い入れは無いので「そんな! あの小林さんが退くなんて!」みたいな訳知り顔のファンのふりをするつもりはないが、やはりなんだかんだで聞き慣れた声が聞けなくなってしまうのは素直に寂しい。ただ、当然御歳88歳というのは続投が厳しかろうというのも常識的な判断であり、別にこの交代に異論も不満も無い。ご本人はまだやれるとのコメントも残しているし、実際、前作の時点でも今回の0話を聞いても、衰えが無いとは言わないが、仕事としては文句なく成立しているレベル。このまま今期を突っ張ってからの勇退という選択肢もあり得たのでは無いかとは思う。ただ、如何せん時代が窮屈になっており、アフレコ現場の感染対策やら何やら、あまりご負担をかけられない状態なのは事実だろうし、ほぼ全ての現場が個別収録になっているという状態も、昔からの芝居を大事にしていた小林さんの意図とはズレた部分もあったのかもしれない。惜しんでばかりというのももったいない話なので、改めてこれまでのお仕事にお疲れ様と言いたい。自然の摂理ではあるが、これでまた世代が1つ終わったのだ……と思いつつ確認したら、「野沢雅子84歳」っていうどうしたらいいかよくわからねぇ事例も残ってたりはする。あと京田尚子さんも86だって。……おばあちゃん強いなぁ……。あ、ちなみに不二子ちゃんはまだ50歳以上離れてますからね。 とまぁ、基本的にアニメ自体に特にいうこともないので、「お疲れ様、そして新しい次元によろしく」と書いておけば充分だろう。ただ、いうても過去のルパンシリーズって「ベタには違いないけど、案外毎回面白いもんが出てくるんだよな」っていうびっくり箱みたいな枠にはなっている。今期は割とスタッフが刷新されているらしいのだが、さて、どんな作風が飛び出してくることになるのか。
○「闘神機ジーズフレーム」 4 とても面白い作品である。ただしfunnyでもfunでもなく、interestingである。今まで見たことがないタイプの作品だ。 まずもってその出自が全く分からん。こちとら事前情報無しで見てるもんだから完全な不意打ちだったのだが、タイトルとオープニング一発目の画から「またロボか……」と思ったら、そこから流れ続ける漢字の嵐。そう、なんと今作は中華アニメだったのである。製作スタジオも中国の企業らしいし、スタッフキャストにはずらりと読めない名前が並ぶ。ただ一点、原案とシリーズ構成を除いて。何故かその部分だけはヤマサキオサムがクレジットされおり、つまり今作は「アイディアだけ日本のクリエイターが練って、制作やらなんやらは全部中国が担当した」ということなんだろうか? 一応、ヤマサキオサムはそういうことが出来るクリエイターなのかもしれんが……「え? これ中国? 日本? どっち?」となって完全に頭がバグった。 過去に中国アニメといえば、実質日本で作っていた「霊剣山」をカウントしないなら、私の中では「凹凸世界」から始まり、劇場作品「羅小黒戦記」、そして最近は「魔道祖師」「天官賜福」の流れがあったという認識。「凹凸世界」はフルCGの際立った画風だったのでちょい比較が難しく、「羅小黒戦記」は別格、「魔道祖師」「天官賜福」は映像部分の完成度は際立っていたがシナリオラインでNot for me、というのが大雑把な印象。総じて、私が見た中国産アニメは、どれもこれも中国の国内で消費することを前提にしており、なおかつ映像クオリティが高いという共通点があった。 しかし、どうやら今作はどっちかというと「霊剣山」寄りなのだろうか。なんと、中国産アニメなのに、「映像が割とショボい」のである。これは正直驚きだ。日本のアニメだったら「まー、こんなもんだよねー」ってんで1クールに2本や3本や5本や10本くらいあっても驚かないクオリティの、いわゆるクソアニメ候補になるくらいのものなのだが、中国スタジオで作ってもこのクオリティは出てくるものなのか。なんかこう……ホッとしたよ……。てっきり中国アニメって全部「魔道祖師」みたいにエフェクトバリバリでアクションビシッとしてて「新手のufotableかな?」みたいなクオリティのもんばっかりだと思っていたのだが……このショボさはなんだかハートウォーミングである。 また、上述の作品はだいたい「仙道に通じる男&男作品」という流れがあり、「どうにも中国アニメはジャンルに偏りがあるな」と思っていたところだが、今作は「アイドルアニメに片足突っ込んでる美少女ロボットバトル」という、いかにも日本国内で濫造されそうな(そしてポシャりそうな)ジャンル。どれだけショボくとも実家のような安心感があるような無いような、あってほしくないような……。これが「日本人のブレーンで作ってジャパニメーションに寄せようとした中国アニメ」の完成形なのだろうか? 作画のショボさも「日本に似せよう」とした結果なのだろうか? ヲゥ、舐めてくれんじゃねぇか。 勝手にキレてもしょうがないが、「日本でよくあるアニメジャンルを作った」のだとしたら、要所要所のクオリティが低いのって、やっぱり何か認識の違いがあるからなんですかね? 例えばでかいモニターに移ったアイドルの歌唱シーンとか、一発目でインパクトが大事なので国産アニメなら「お前ロボアニメやるんちゃうんかい!」と怒られそうなくらいにクオリティをあげようとしてくるはずなのだが、こちらの作品では実にやる気がない。というか、女の子のモーションとか表情とか、基本的に可愛く描こうという意識は無い。その分のリソースをロボに裂けばいいと思っているかのようである。寄せてきたからこそ、かえって差が浮き彫りになるというか、新しい時代の「なんか違うジャポネスク」というか……なんとも不思議なもんである。 まぁ、結局今作がどういう経緯で生まれ、どんな体勢で運営されているかも分からないので全ては勝手な思い込みである可能性もあるのだが、今後中国がどのように日本のアニメに関わっていくのか、それが垣間見えるような、逆に目を思い切り塞がれたような……なんとも妙な気分である。でも、ショボくて作画枚数が少ないせいなのか、「天官賜福」とかですげぇ気になったリップシンクの齟齬とかは全然無い(中国語のアフレコを前提に作ってないのかな?)。まじでどうなってるんだろう。主人公の女の子は日本名っぽいのに、母親だと思ってたキャラと苗字違うし、四川省出身だし……実家の周りの風景はどっか日本っぽさはあるんだけど、街に出ると違う気がするし……うぉおお、本当にいろんなところがムズムズする。ただ、もう一回だけ書いとくけど、作画クオリティはショボい。これ、何をどうモチベーションにして視聴を続けるかが難しいなぁ……(と、ここまで書き終えた時点で「異常生物見聞録」というシュートなクソアニメのことを思い出した。そっか、中国って……)。 ○「シキザクラ」 5 なんかよく分かんない出自のアニメ。いきなり「ナゴヤアニメプロジェクト」と表示され、舞台も名古屋っぽいのだが、特に名古屋テイストが推されている様子もなく、ふつーにふつーのアニメが始まった。もう今期は近所の多治見市が舞台になってるアニメがあるんだから、中京近辺のご当地アニメはもう足りてるんじゃないかな。 どうやら中京テレビが中心になって進めている「東京以外のところでもアニメ作れば良いじゃない」というよく分からん企画の結果として出てきた作品ということなのだが、「ごく自然に地方でもアニメを作る」という目標は、つまりは「ぐんまちゃん」みたいに自治体のカラーを強く打ち出すんじゃなくて粛々とアニメを作るということになるわけで、作品自体が愛知県をどうこうしようというものではない。内容としては仮面ライダーに近く、突如イマジンに取り憑かれて変身することになった主人公のバトルを描いていくもの。フルCGで描かれた画面にはそこまで魅力は感じないが、少なくとも「テスラノート」ほどの切羽詰まった感じはない。制作スタジオは聞いたことがない名前だったが、どうやらI.G.関連の新規のスタジオで、元請け作品はこれが初めて。名古屋にスタジオがあるからちょうどいいってんで仕事をしてるっぽい。最低ラインのCGワークは維持できているし、スーツ装着時のバトルシーンはそれなりに見栄えもしているので減点要素はないが、あとはキャラパートの時にどれだけ自然に回していけるかの勝負になるだろうか。「ヒロインがあんまり可愛く見えない」とか、そういう部分はちょっと残念である。 正直、1話目は本当に「リバイズだったかな?」っていうくらいにライダーっぽい導入なので、個性が見づらくてなんとも判断しにくい。出自を考えるとあんまりエキセントリックな作品が飛び出してくるようには見えないが……一応、これが成功すれば首都圏以外でのアニメ制作の流れに勢いがつくかもしれない。京都と富山と徳島以外にも新たな勢力が生まれてくるといいのだが。 ちなみにこの企画のためにオーディションをしたらしく、キャストも新人や地元ゆかりの人物が担当している様子。もうここまできたら事実上「八十亀ちゃん」の4期じゃん……とも一瞬思ったけど、八十亀ちゃん、積極的に応援してたどこぞの誰かが金メダル噛んじゃったからなぁ……。
○「王様ランキング」 6 「ヒステリックボインババア」の響きの良さ。このキャラデザでそこに目がいくのかよ、っていう。 原作未読。ちょっと前に割といろんなところで取りざたされていたのは知ってて、漫画喫茶でも何度かそのタイトルを見て手に取ろうかとも考えたことはある気がするが、なんかフィーリングが合わなくて結局読まずじまいだった。中身見てねぇのにフィーリングも何もあったもんじゃないのだが、こういうのってそれ以上の説明のしようがないからな……表紙絵とかでパスしたのかしら? もしくは「ネットで話題になってる漫画読むの、なんか負けた気がする」みたいな変な意地もあったのかも。ネットで「感動できる!」みたいな紹介されると「騙されてたまるか」みたいな変な対抗心が芽生えません? まぁ、周りの人間が盛り上がってたのにスルーした作品っていえば前クールの「かげきしょうじょ」もあるので、大抵は素直に評判に従った方がいいとは思ってるんだけども。 そんなわけで変な負い目がある作品だが、そのちょっと特異な見た目が示した通りに、アニメ化を担当したのは通好みアニメの多いノイタミナ枠。そして、ノイタミナの最近のこだわりと打率の高さから考えて、おそらくアニメとしては及第点以上のものが提出されるだろうという期待はある。1話目の時点でその特徴的なキャラクターデザインや世界設定をしっかりアニメにして動かしてやろうという意気込みが感じられ、他の作品には無い珍奇な雰囲気はすでに嫌という程にじみ出ている。問題はその珍奇な映像が良いものか悪いものかという話なのだが、こればかりはストーリーとの兼ね合いもあるので、もうちょい追いかけてみて、肌に合うものになるのか、それとも漫画の時点で護身してた直感が正解だったのかを判断する必要があるだろう。 いきなり聾者が主人公というスタートに度肝を抜かれ、散々バカにされているのを見て変なところでハラハラしたものだが、正直、冒頭から見えていた王子のキャラクターだけだったらあんまり好きになれなかった可能性はあった。基本的に「向上心がなくて人がいいだけのバカ」はキャラとしてあまり好きになれない。ただ、もちろんそんなことはあるはずもなく、ラストに才能の片鱗を見せて、興味を持たせて2話目に引いている。この展開なら期待票を投じておいても問題はないだろう。
○「Deep Insanity THE LOST CHILD」 5 推し声優が森永千才というよく分からない属性の主人公。よりによってそんな際立ったところ推さんでも。 なんか似たような雰囲気のアニメがちらほら転がっていて区別していくのが大変になってきたが、こちらもどうやらゲーム原作でメディアミックス展開ということらしい。現在放送中なら「SCARLET NEXUS」、前クールなら「トロイメライ」あたりが立ち位置としてはかなり近い。ただ、もちろん中身はそれなりに違っていて、「南極にアビスが出現したので探窟家になってそこでモンスター退治しようね」というお話。穴の中の世界は文字通りなんぼでも好きなように掘り下げられるので、なるほどこの設定を作っておくだけでメディアミックスから複数の方向に作品を伸ばせるというわけか。製作は毎度おなじみ大沼心with SILVERLINKだが、最近は「キミ戦」あたりでいくらか評価は持ち直しているので、一応今作も平均点くらいを維持できるようには期待していよう。シルリンらしいやや線が細く淡いデザインが特徴で、1話目は作画レベルはそれなりに。多分アビスの奥底にどんな未知の世界を描くかっていうのが今後の見どころになるはずなので、その辺りの設定美術なんかに力を入れてもらえれば多少の加点はありうるかもしれない。 ただ、気になったのはとにかくテラッテラしてるモンスターのデザイン。どうにも最近の作品は「異形のモンスターはとりあえずCGにしとけ」みたいな傾向があり、これが「SCARLET NEXUS」ならひたすら不気味なデザインにすることで「浮いてる感」をいっそのこと武器に転化していたし、「トロイメライ」はフルCGなので少なくとも浮き上がる心配はなかった。今作一発目のモンスターは……これもまた、「浮いてる感」を武器にしていくタイプなんだろうか……いや、でも、なんか……今までに見たことがない浮き方だったな……新しいとは思うのだが、果たして映像製品としてこれでいいのだろうか、という疑問は残っている。今後のモンスターのバリエーション次第で、このデザインが吉と出るか凶と出るかが決まりそうだ。 キャストとしては、主人公チームの女の子が本渡ちゃんと野口瑠璃子というラインナップ。ハネない作品になりそうではあるが、中の人がハネてくれればそれなりに……。
○「終末のハーレム」 5? 色々とおかしなことになっている作品。新番チェックとは言うものの、なんと2話目は放送されない。いろんな事故や事件が巻き起こるアニメ放送トラブルの中でも伝説に残りそうな、なかなかの措置である。考えてみりゃ「1話だけ放送して残りは延期」って、「最終話だけNice Boat」の逆位置とも言える。 おかしなことというか自己責任なのだが、今作の1回目の放送をうっかりスルーしてしまったなんて話もある。AT-Xで放送されてるおかげでリピートから回収できたのだが、アニメのタイムスケジュールをチェックしていてうっかり飛ばしてしまったのだ。その理由がお分かりだろうか? 正解は、「終末のワルキューレとごっちゃになってて二重登録だと勘違いした」である。私は新番期にはタイトルリストをネットでチェックして片っ端から「予約予約予約予約ゥ!」と入力していくのだが、この番組の名前を見た時に「あれ? さっきもあったやんけ? ミスか?」と思って飛ばしたのである。あとで気がついて慌てて追いかけた(ら1話しかなかった)。そんなわけで色々と愉快な事件の多い作品。ちなみに監督は「最果てのパラディン」と同じ信田ユウ。こんだけおっぱいなのに金子ひらくあたりではない。 「エロ漫画でやれ」というお約束のツッコミが入る作品だが、「あぁ分かった、エロ漫画でやる」と素直に同意された結果の放送延期な気がする。ワンランク上のアニメチャンネルでは当然おっぱいも丸出しOKなのだが、さて、ここからどんだけぶっこんだ内容になっていくのだろうか。過去に近いところでは「CONCEPTION」なんて作品もあったが、結局何がやりたいのかよくわからんで尻すぼみになった記憶がある。今作はアホな設定を大真面目にやってるところは一緒だし、確認したらまさかの少年ジャンプ(+)コミックである。ということはシナリオラインは意外にしっかりしてるのか? 謎が謎を呼ぶばかりだが、解決は早くとも3ヶ月後である。どないやねん。 ちなみにこんだけあからさまに見えてる地雷を踏み抜きにいきキャストに選ばれたのは白石晴香や大地葉・石上静香といった精鋭揃い。よろしくお願いしますと言いたいところだが、何がよろしいのかもよく分からんな。 ちなみに個人的にツボったのは「めっちゃ仰々しい施設の奥でスイッチ押したら風呂場のマジックミラーがオープンする」っていう仕掛け。どんな施設やねん。 ○「逆転世界ノ電池少女」 6 今期ロボットもん多いな! 最近の傾向ではすっかり下火かと思ってたのだが……こうしてオリジナルタイトルでガンガン出てくるってことは、まだまだ諦めてないクリエイターもたくさんいるってことなんだろうなぁ。 ロボットものにはそこまで興味はないのだが、今作は興味を惹かれる導入。なんだろ、冒頭の大惨事シーンでロボが出てきて「なんでヤッターマンやねん!」って思って期待度が下がったのだが、その後本命の「電池少女」の登場あたりでテンポが加速して素直にケラケラ笑いながら見ることが出来た。日本が置かれた設定は「境界戦機」と大して変わらない気もするし、舞台設定の本気度合いで言ったら「サクガン」には勝てない気がするが、ロボをあくまでサブカル文化の一形態としていじり倒すギャグ中心の活劇としてみるなら、これはこれで期待が持てそうだ。製作はヘンテコな画面を作らせたら面白い働きを見せるラルケ、そして監督はじわじわと評価を固めている安藤正臣氏。座組みは良い。 まずもって主人公が軽薄ホストっていう時点で割と新しい。まぁ、今回の会話をみる限りでは皮を剥いでいくと結局オタクが出てくることになりそうなのだが、そこに真っ直ぐなオタク少女が絡み、エネルギーへと変えることで「アキバ文化」をストレートに礼賛する流れ。オタク文化を過剰に持ち上げるデザインの作品はこれまでも数多く、「アキバズトリップ」あたりは「しょーもないなぁ」と思うような出落ち感があったのだが、今作の場合はどうやら完全に死滅した文化として「オタク文化」をロストテクノロジーに設定しており、いわばロボットアニメに必須の「主人公サイドが一発逆転するための反則兵器」として機能している。この絡め方だったら無理矢理でもオタクっぽいことを言わせる流れは成立しているし、どうせ嘘アキバなのであんまり現実に配慮する必要もない。最終的に「それっぽいロボ活劇」の燃料になってくれればそれで良い。最初は「龍神丸かよ」と思った寸胴ミニチュアのロボデザインも、動かしてみると案外格好いいと思えるタイミングもあった(気がする)。このトリッキーな見栄えが最後まで持続するなら、もしかしたらダークホースとして飛び出してくる作品になるかもしれんよ。 中の人もご陽気愉快で、オタクチームはジョセフ&徐倫というジョースターの血統コンビが形成している。ファイルーズパワー、相変わらず。あと、個人的には「変な声を出している藤井ゆきよ」が大好きなんだが、こういうイカれ方もなかなか面白いのう、というので堪能している。敵も味方もバカをやれる設定だし、どんだけはっちゃけられるかは楽しみに見守りたい。
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HN:
Thraxi
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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧 |