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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「ヴィジュアルプリズン」 5

 上松ゥ! ふと気づいてしまったんだが、もしかして興味がない人たちからみたらRoseliaってこんな風に見えてます? ……見えてるかもなぁ……。

 汚ねぇシンフォギアみたいな作品。いや、いつからシンフォギアが汚くないと錯覚していた? 大丈夫、錯覚してないし、別にシンフォギアでもないです。とにかく「上松サウンドアニメ」ということだけは間違いない事実だと伝えたいだけです。そしてそんなサウンドを利用しちゃったせいでどうにも高度なギャグにしか見えないのがおっかないところで……特に冒頭のPV風のところとかヤバかったよな……。今作は「ヴィジュアル系」がテーマになっているとのことだが、なるほど確かにヴィジュアル系といえば90年代に起こった一大文化である。それを再現しようとした結果があの「平成初期っぽいPV映像」だったのだから、狙った通りの画面効果は完全に発揮している。問題は、「それを発揮してどこの層を狙い撃ちにしたいんだよ……」って話でな。そりゃおっちゃんは笑ったよ。当時から別にヴィジュアル系とか好みではなかったはずだが、それでもあの頃の文化への郷愁が無いわけじゃないんだ。カラオケで誰かと歌っててうっかり出でくるシャムシェイドのPVを懐かしんじゃうような、そんな記憶なんだ。あえてそこを掘り起こす作劇ってのは……やっぱり「どこの層を狙い撃ちにしたいんだよ……」。

 ヴィジュアル系に振り切れちゃったもんだからストーリーもそっち系(どっち系?)になっていてよく分からない。というか、多分脚本に上松が関わっているのだとすれば、シンフォギアの前例からも分かる通りに緻密で心を打つ繊細な脚本なんかになるわけがない。勢い任せで、困ったら「歌えばいいんだろ歌えば!」みたいなアニメにきっとなる。そして、それが楽しい可能性も充分ある。なりふり構わずバカをやる連中ってのは強いんだ。幸か不幸か、映像部分は大したことはない。別に悪いもんでもないが、同じようにして「とりあえずぶっ飛んでる画面で音楽を奏でてやるぜ」という目論見があった「ヒプノシスマイク」に比べればおとなしい部類だ。そこでもう一つ突き抜けられれば、目が離せない作品になる可能性もあるのだが……でもまぁ、突き抜けすぎてダイナミックなコードを作られても困るしな。どうせキャラに萌える可能性は皆無なのだから、せいぜい愉快な展開が待っていることを期待しよう。

 それにしても、今作もガチガチにキャストを固めて「あわよくばリアルバンドを」みたいな狙いもありそうだが……流石に演奏までは無理だよな……そう、つまりそこがRoseliaとの差なんです(コンセプトは近いってことでいいのかよ)。

 

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○「ワールドトリガー 3rdシーズン」 ー

 一応2クール空けての続編だけど、どっちかってぇと「3rdシーズン」っていうよりも「2期の後半戦」って考えた方が妥当な気がする。1期と2期の間が5年空いてて、2期と3期の間が半年ってバランス悪すぎるやろ。

 例によってぼんやり観てるだけのアニメなので半年ぶりといっても割と記憶はおぼろげなのだが、確か前期は前半戦が対侵略者戦、後半がランク戦だったか。今期はそのランク戦の続きで、ヒュースがどうなるかという正念場からいきなりスタートしている。「いきなりの続きであんまり節目の印象ねぇなぁ」と思ってたら、いきなり玉狛隊に追加面子が増えて「なんか変なところから設定掘り下げたな」ってちょっと面食らった。

 あんまり期待はしていなかったが、1話目から割と東映作画。まー、大崩れしなければそれでいいんだけどね。分割にしたんだし、それなりに人気タイトルなんだろうからもうちょい頑張っても良かったのにね。

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○「先輩がうざい後輩の話」 5

 わかりやすい爆発案件。ロリコンを推進しているようにしか見えないのだが、「作中の人物は全員成人しています」の一言で処理できるもんなんだろうか。

 なんかもう、メインカップルがいちゃいちゃしているのをただ見ているだけのお話である。そういう意味では前クールの「死神坊ちゃん」と味わい方が同じ作品だが、確か今作はTwitter漫画が発祥だったはず。多分「作品そのもの」を見たことはないが、コンセプトの発生後の画像がちらほらと目の前を通り過ぎていったり、プロモーションが流れてきた気がする。ただ、この手の「いいと思うシチュエーション画像」は似たようなものが多いのでもしかしたら今作じゃなかったかもしれないけども。まぁ、それくらいによくあるし分かりやすいTwitter文化の一編ということである。

 Twitter漫画の特徴は、何と言っても少ない画像の枚数で的確にツボを押さえにいかなきゃいけないという単騎での瞬発力。最大で画像4枚まで使えるとはいえ、そこまでの労力をかけずに2コマとか3コマくらいで「こういうシチュがいいよね!」という性癖を開陳する手際の良さが鍵だ。今作はそういう一発勝負な媒体から生まれているからこそ、とにかく「かわいい後輩が頑張ってるところを愛でたいよね」というシチュエーションの純度が高い。アニメ化するにあたって、ただひたすら2人がいちゃいちゃするところを描くしかないという覚悟は決めていると思われるので、1話目からとにかく後輩ちゃんのデザインを執拗に、「萌えてもらわにゃ話にならん」とばかりに掘り下げていく。まぁ、そりゃかわいいわ。ダイレクトにそういう素材ですし。製作の動画工房もきちんと頑張ってくれていて、きららもびっくりの純正萌えシチュエーションがただただ丁寧な作画演出で垂れ流されている。あとはお好みの量を、用法・用量を守って適切に摂取すればいいんじゃなかろうか。一応、今のご時世だと後輩(異性)の頭を撫でてるだけでもハラスメントだなんだとアウトになる気もするが……まぁ、先輩だってバカじゃないので、「もう、そんな無粋な文句を言われる関係じゃないよね」ということがわかった上でやってるってことなんだろう。この2人の関係でそこに文句をいうのは野暮ってもんやね。

 キャストは的確な破壊力がこれまたピンポイントで火力を上げられる楠木ともり。ともりるグッジョブはいつ見ても惚れ惚れしますわな。そして先輩役は武内くんが務めているわけだが、この2人、ともりるが21歳で武内くんが24歳だってさ……ガチでキャラもそれくらいの年齢の可能性があるなぁ……。

 

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○「最果てのパラディン」 6

 いつもの人の情報によれば、これが今期最後のなろう作品ということになるだろうか。そして、ここまで2点から5点まで割とバリエーション豊かだったなろう作品のラインナップの中で、また1つステージが違う作品かな、という気にさせてくれるアニメが出てきた。

 まぁ、身も蓋もない言い方をすると「ちゃんとしている」。すごくちゃんとしていて、なろうにありがちな嫌悪感がほぼ無いというのが最初の加点要因。「減点が無いのが加点要素」ってのも倒錯した話だが、「なろう系」と常々一括りにまとめてはいるものの、そこに気に食わない要素が混ざってくるのは実はかなり偏屈な先入観と過去の体験による制限がかかっている。少し深呼吸をして振り返ってみれば、なろうを総括する「なろう的要素」などというものは幻想であり、結局は広く「なんかファンタジー作品」とくくるくらいしかまとめる手段は無いのだ。そして、「なんかファンタジー作品」で真っ当な切り出し方をしてくれるなら、そのアニメを評するのに別にネガティブになる必要もないということである。

 今作は一応「異世界転生」を起点としてはいるが、今のところ転生要素はあまり影響せず、ただ1点だけ、「赤子の時点で意識があり、自分の身の回りの異様な環境が認識できた」という部分だけが主人公の特徴ということになる。これ、別にアンデッド連中が現地で生まれた子供をさらってきてもそこまで大きな差は出なかった可能性もあり(多少理解が早かっただけで、元からセンスがある子供なら、物心ついた後に指導を初めてもこの3人の教示があればそれなりに成長できただろう)、あんまり「主人公の過去」は重要ではない。まぁ、こうして「転生した意味ないやんけ」と思うのも典型的「なろうあるある」ではあるのだが、本作は赤子の時分から世界の見え方をゆっくりと紐解いていき、ただ純粋に「世界への感動」から主人公のモチベーションを引き出し、生きることに前向きにするという脚本である。あとは単に「剣と魔法をマスターした強い主人公が活躍するファンタジー」なれば良いのであって、これってとても模範的なファンタジー小説なのである。

 そんな模範的な世界を作り出しているアニメ製作スタジオは聞いたことがないスタジオだったが、それもそのはず、直接の経営は中国のビリビリ動画らしい。一応履歴を辿ったら過去の元請け作品に「はてなイリュージョン」が出てきたりしてめっちゃ不安にはなったが……少なくとも1話目の画面は充分に先に期待が持てるものになっていた。ぜひ、このまましっかりと世界観を維持して良いファンタジーへつなげて欲しい。間違っても大量の女の子を侍らせて正ヒロイン争いとかさせるなよ。頼むぞ。

 

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○「大正オトメ御伽話」 5

 ネガティブ坊ちゃんとロリメイド。まぁ、やってることはそこまで大きな差はないよな。ちなみに確認したら、何故かここで作品としてはジャンプスクエア掲載作が2本連続になった。方向性が全然違うのが面白い。

 さらにWikiで調べるともともと漫画のタイトルは「大正処女〜」と漢字表記になっているみたいだが、何故かアニメではカタカナ表記。「処女」っていう漢字に問題でもあるんでしょうか。それとも単に字面のデザインの問題かしら。とにかく、タイトルから分かる通りに大正時代を舞台にして、女の子が可愛い話である。キャラクターデザインは「女の子として可愛いッ」って感じではないのだが、まだ14歳ということなので小動物的な可愛らしさが出ている方が正しいのだろう。幸い、この作風なら超絶作画なんて必要なさそうなので、1話で見せた丸っこいデザインで肩肘張らずにのんびりと風景が描画されていればあまり大きな不満は出ないだろう。1話目ですでに準備ができているので、あとは2人して思う存分いちゃいちゃすればいいのである。どこぞの坊ちゃんと違って触ったら死ぬとかいう呪いもないのだし、やろうとおもえば明日からでもベッタベタ触れるぞ。

 一応気になる点があるとすれば、主人公がペシミストを自称して作中でも何度も繰り返しているのだが、あんまりキャラクターからそういうところは見えてこないので、「そりゃその状況だったら誰だって塞ぎ込むだろうし取り立ててお前がネガティブな性格ってわけでもないのでは?」という気がすること。今後も繰り返しうだうだ言い続けるようだとちょっと鬱陶しくなるかもしれない。そこはヒロインが上手いこと浄化してくれることを期待するしかないな。ヒロインについては「髪、ほどいてもしゃもしゃしてた方が可愛いんだが?」くらいしか不満点は無いよ。

 あとはまぁ、「別にこれ、大正時代でなくてもいいのでは?」ってのも首をかしげる部分ではあるが、その辺りは話が進んでいくうちに意味が出てくる部分だろう。上手いこと第2の坊ちゃんとして、末長くいちゃいちゃしろや! という気分にさせてほしいもんである。

 

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○「プラチナエンド」 5

 プラチナエンドってのは、つまりジョジョの第3部と4部のことですね。まぁ、あながち間違ってない。

 タイトルは聞いたことがあるけど原作未読。掲載誌がそもそも守備範囲外だし、最近はさっぱり漫画を読まなくもなっているので、一応「DEATH NOTE」や「バクマン」のコンビの作品であることぐらいは知っていたが、中身は全然知らない。そして1話目を見たわけだが、冒頭部分で「うん? なろう世界に突入かな?」と思ったらそうはならず、気がついたらデスノートになっていた。うん、まぁ、これ、裏返しデスノートっていうことでいいんだよね? 特殊能力を持った人間どうしのバトル展開になるんでしょうかね。死神じゃなくて天使が憑いているが、小倉唯天使の言ってることはリュークと大して変わらない気もするので、やっぱりDEATH  NOTEならぬDEATH WING とかDEATH ARROWとかいうタイトルの作品になる気がする。

 設定は青年誌とはいえジャンプ漫画ってことで分かりやすいし、つかみは無難な滑り出し。まぁ、育ての親みたいな立場である叔母を自害に追い込んでる時点であんまり無難ではない気もするが、「今作はこれくらいのエグさですよ」というのが分かりやすく示されていると考えれば親切な導入だ。あとの問題は、1話目ではひたすら後ろ向き発言しかしていなかった主人公がもうちょっと前を向いた時に、ちゃんと愛される主人公になるのかどうかという部分だろう。今のところ「ダーウィンズゲーム」あたりが近いんじゃないかと思っているが……与えられた能力が強力ながらもシンプルすぎるので、なかなかここからギミックを作るのは大変そうなんだよな。その辺にちゃんとアイディアがある作品になって欲しい。

 製作は最近なら「MARS RED」を作ったスタジオらしいので映像部分はそこそこじゃなかろうか。小畑絵はアニメでの完全再現が難しいのだが、これくらいならあんまり気にならずに見ることはできるはず。あとはグロがすぎた時の規制との戦いとかじゃないかな。

 

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○「マブラヴ オルタネイティヴ」 5

 これも息の長いプロジェクトだねぇ。こうしてあんまり距離を近づけずに薄目で見守ってるようなプロジェクトっていうと「ファフナー」とかそういう系統があるのだが、何故かロボットものが多いんだよな。

 まぁ、近づけないっていうか、結局原典のゲームが古すぎるし興味の対象外だったので触れてない時点で決してダイレクトに接触することがない作品である。必死に思い出そうとしたが、アニメの「トータル・イクリプス」が今確認したら2012年の作品だった。流石に覚えてるわけがない。ただ、その後の「シュヴァルツェスマーケン」なら2016年と割と最近。多分、なんとなく脳裏に残ってる記憶はこちらのものだろう。「確かヨーロッパあたりの話だった気が……」って確認したらそれはあってた。ただ、本当にそれくらいの接点しかない。

 というわけで改めてファーストコンタクトくらいの気持ちで接していく必要があるのだが、幸い「もう人類どうしようもねぇよ!」という絶望感はシリーズを通して共通のもののようで、このボロボロ人類敗残逃走アニメとしての揺るぎなさは嫌いじゃない。「平穏世代の韋駄天達」の感想の時にも書いたのだが、私は基本的にドMなので、ボッコボコにされて為す術もない人類を見てるのは嫌いじゃないのである。それこそ今回のお話は「進撃の巨人」的なテイストで描かれているし、このまま日本人が北海道まで逃げ落ちる展開だけになったとしてもそれはそれで成立するだろう(まぁ、大陸からの侵攻ルートを考えれば、普通は北方領土経由で北海道からも侵略してそうな気がするが)。あとはその絶望感を人類の希望へとどのように転化させていくか。そして、ひたすら似たような化け物との殲滅戦を繰り広げるだけの構造から、どのようなメリハリを作っていくか。ここで結局「一番怖いのは人間」的な内部ぐちゃぐちゃ話になっちゃうと興ざめなんだよなぁ。

 考えてみりゃ20122016、そして2021と綺麗にオリンピックイヤーにのみ放送されているという不思議な作品。一定周期で放送されることで少しずつ進歩を続けるアニメーションの歴史を観察することができるかもしれない。「シュヴァルツェスマーケン」の時点で文句なしでキモかったBETAの形状、今回も安定して生理的に無理なやつに仕上がっているし、ロボとの絡みでCGワークのスキルアップも確認できるはず。新しいものではなく、古くからの題材のブラッシュアップという方向性での新アニメは、案外観察対象として面白いのかもしれん。

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○「古見さんは、コミュ症です」 6

 1話目を見てて初めて「コミュ障」じゃなくて「コミュ症」だったことに気づいた。……コミュ症って何? ……まぁ、タイトルに「コミュ障」を入れてしまうとセンシティブなワードなのでアウトになっちゃうってことなんだろうか。

 実は原作既読。けっこう既読。例によって漫画喫茶での遭遇だが、短いギャグ漫画とかは1巻だけよんで「はいはい、こんな感じね」って続きを手に取らないことが多いのだが、この漫画は割と気に入って、以下続刊は漫画喫茶に行くたびにちょいちょい摘んでいた。コロナ以降はそもそも漫画喫茶に行けてないのでここ何年かは読めてないが……まぁ、そんなに劇的に内容が変わるような作品でもないので読めても読めなくてもそこまで問題は無い。原作が気に入った理由はよく分からんのだが、とりあえず絵の好みだと思う。わたしゃこういうカチッと主線が決まっててシンプルな絵柄の方が好きな傾向があるんだろう。それ以外だと……なんだろね。ギャグ漫画って結局フィーリングよね。

 そんな風に「なんとなく好き」な漫画がアニメになると聞いてある程度「こんな感じかな」というイメージはしていたわけだが、少なくとも1話目はその予想よりもやや上をいった。流石にサンデーの最終兵器と言われるだけあって作画に気合が入ってますわね。製作はOLMなのだが、こんだけちゃんとした作劇もできるもんかとちょっと感心した。「総監督」名義で渡辺歩がクレジットされてるが、1話目のコンテは「監督」でクレジットされている川越一生という人の手による。多分、制作体制も実質的な監督はこの人なのだろう。OLMのたたき上げみたいであんまり過去作に名前が出てこないのだが、1話目の演出を見る限りでは初監督作品ってことで気合が入ってるんじゃなかろうか。ギャグとしての勢いを保ちつつ、過剰なくらいのセンチメンタルな雰囲気を持たせて出会いのドラマを劇的に彩っている。まさか1話目でなじみすら出てこずに完全に只野と古見さんの世界だけを引っ張るというのは予想外であった。まぁ、その分来週からは騒々しくなりそうだが。

 改めてアニメで見ると、古見さんの設定はいささかやりすぎの感があり、ここまできちゃうと性格というよりも文字通りの「障害」に近いし「疾患」とすら言えるレベル。「ひとりぼっちの○○生活」の時にも触れたが、こういうコミュ障のキャラをいじる構造自体は、私自身が身につまされる部分があるのであんまり好きじゃない。ただ、無駄にリアリティを出そうと「半端にそれっぽいコミュ障」じゃなく、振り切れて「疾患」レベルまでいっちゃってるのはむしろネタとして割り切るための設定なのだとも思う。さらにここからは「古見さんなんて可愛いもんじゃねぇか」っていうレベルの問題児が大挙する展開になるので、「コミュ障アニメ」というよりは「バカアニメ」として楽しめるようになるんじゃなかろうか。是非ともこのクオリティを最後まで維持して欲しいものである。

 中の人については、まず「梶原岳人が本当にちゃんと声優できるようになってる」っていうのでしみじみする。只野くんのキャラって、かえって難しい設定だと思うのだが無理なくやれてる。古見さん役は古賀葵のようだが……まぁ、しゃべんないから……森田さん時代の花澤香菜が懐かしいですね。他にもクドいキャラにクドいキャストが用意されているようです。今から楽しみだ。

 

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○「世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する」 5

 面白いもんですよね、同じなろうといってもこれだけ印象の違う作品が出てくるんだから……。まぁ、そりゃ「ジャンプアニメ」でもピンからキリまであるんだから当たり前ではあるんだが。

 こちらの作品は幸いにして1話目でそこまで辛くなるようなこともなくすんなり見られる胃に優しいなろう。まずもって、こうして「転生前」の方の設定を事細かに描いてくれる異世界転生はここんところずっとご無沙汰だった。タイトルで分かる通りに今作は「転生前が超すごい暗殺者」という部分が重要なようなので、そこに筆を割く必要があったのは当たり前のこと。このまま転生して「経験と知識をもとに異世界で戦い抜く」というプロットがしっかり守れるならば、それって異世界チートじゃなくてちょっと変則的なピカレスクともいえるわけで。それならそこまで嫌な匂いはしないかもしれない。まぁ、今回あんまりナーロッパ的な世界が描かれなかったおかげで適当さが見えにくかっただけという可能性もないではないが……でもちゃんと「暗殺者世界線」ではそれなりにベテランっぽい含蓄も見せていたし、1話目でのキャラの見せ方は真っ当なものだったと思う。まぁ、あと森田順平氏の演じるダンディアサシンっていうのがそれだけでちょっとずるいってのもあるけどね。これ、できればこのまんまのキャラで異世界を歩いて欲しいもんだけど、来週からイケオジではなくなっちゃうみたいなのよねぇ……。

 ちなみになんとなくWikiで確認してたら、今作は「回復術士」と原作が同じだということを知った。さらに、この原作を書いている人はやたらめったらに作品を発表しているらしく、作品リストがとんでもない量になっている。なろう作家のアベレージがどんなもんか分からんが、慣れてきたらこんなペースで同時進行の作品を展開できるものなんだろうか。すげぇ商売だなぁ。

 

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