最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「進化の実〜知らないうちに勝ち組人生〜」 2 キツい。無理。 なろうイズムのダメな部分の集大成というか、ある意味で内心どこか期待してるような気がしないでもないなろう的要素が全て揃った素晴らしい設定。本当にこれの原作をどういう層が楽しんでいるのかは全く理解できない。おそらく狙いとしてはギャグに見せたいのだろうという要素も、見ているうちにどんどん辛くなっていく。大量のなろうで機械学習させたAIの方がもうちょい端正な作品を作ってくれそうな気がする。 ありがたいのは、アニメーション自体も1話目からわかりやすくショボいので特に擁護する必要がないということだ。知らないスタジオなので確認してみたら、元請けで長編アニメを担当するのは初めての様子(過去には「しばいぬ子さん」とか作ってたみたい)。多分、あんまり製作陣もやる気はないんじゃないかな……何が辛いって、これのエンディングがポピパのタイアップなんだよな……Moonlight walk、ポピパ曲の中では割と異質な楽曲で面白いと思うのに……今wikiを確認したら当然のように西本りみ・おゆちゃんといった響声優がキャストに参加しているな。まぁ、キャストに罪はないから……。そういやこないだのライブで宣伝してたけど……すまんな西本。無理や。 あと、これはアニメの責任は一切ないので完全な余談だが、wikiをチェックした際に書かれていたあらすじの文章があまりに国語力低くて笑ってしまった(編集されるかもしれないので、せっかくだからスクショ撮っといた)。今作のWiki編集してる層は……つまり、そういうことなんだよなぁ。 PR ○「プラオレ! 〜PRIDE OF ORANGE〜」 5 アニメファンにあるまじきことなんだけども……「この内容でそれなりにアニメの出来がいいのなんか腹立つなwww」って思ってしまった。でも、大真面目に観てたら馬鹿馬鹿しくなるやん。 タイトルに「オレ」がついてるもんだからてっきり野郎主人公の何かだと思って見はじめたらガチガチの萌え系作品。その出自はメディアミックスを目論みソシャゲを出そうとしてるタイトルであるという。これまた変な話だが、間に挟まってるCMのソシャゲ・ゲーム部分を観てちょっとだけ「面白そうやんけww」とも思ってしまった。今時逆に珍しいくらいのゲーム画面である。 なんと「アイドル+アイスホッケー」という訳のわからない組み合わせ。ここまで様々なアイドルアニメが展開されてきたが、いよいよヒネリにヒネリすぎて訳が分からなくなってる感じが伝わってくる。いったいどういう流れでこんな作品にたどりついたのだろうか。(以下勝手な妄想→)「まだアニメとかゲームになっていないジャンルって何が残ってるかなぁ……」→「そうだ、アイスホッケーとかいいんじゃないですか? スケートとかなんか綺麗なイメージもあるし、女の子にやらせたら花があるんとちゃいます?」→「でもアイスホッケーってガチガチにプロテクタとマスクで固めるやん。女の子の顔が見えなかったら意味ないやろ」→「確かに……よし、そんなら同時にアイドル業もやらせて、試合に勝ったら氷上で踊るってのどうです?」→「新しいッッ!」…………気持ちよくなるハッパやってんのか? いや、多分こんな企画会議ではないだろうけども……逆バージョンもありえるかもしれん。「アイドルアニメ作りたいんやけど、もう、やれるジャンルは全部やっちゃったからなぁ……なんか目新しいアイドルないかなぁ……」→「アイスホッケーやらせたらどうですか?」→「新しいッッ!」…………気持ちよくなるハッパは気持ちいいなぁ……。 まぁ、偉い大人たちが額を寄せ合って生まれた作品には違いないのです。どう考えてもアイドル要素だけ余計なのでそこを取り除いた「アイスホッケー女子」のアニメなら成立してる気はするんだけど、なぜそれでダメだったのだろう。しかも、多分これって万一当たったらきっちり中の人にアイドル活動やらせるところまで勘定に入ってるよね……どうにもピリッとしないキャスト勢のおかげでアニメの中身は今ひとつ印象がよくない。ただ、映像はちゃんとしてる。メットかぶった時の顔部分の描画が怖いことを除けばしっかり動くし、丁寧に描き込まれている……今からでも遅くないから、純正ホッケーアニメか、純正アイドルアニメのどっちかにしません? ……まぁ、始まってしまったからにはこの魔の足し算から奇跡が生まれることを期待するしかないか……。 主人公の子がなぁ……「観光地の旅館の娘、髪がオレンジ色で、ご当地名産の果物が好物」って、どこぞの沼津で見たことがある主人公なんだよなぁ……。ちなみに、ゲーム制作がCraft Eggということもあり、公式ページを見ていくと明らかに「響所属声優だけで固めた忖度チーム」が存在しているというお約束。
俺だって書きたくてこんな文字列書いてるんじゃねぇよ!!! でもさ、作品タイトル間違ったら申し訳ないしさ、ちゃんと一言一句確認しながら書いたよ。精神を平静に保つ訓練みたいなものだよ。写経と一緒だよ。 なんかもう、ね。タイトルを見て「好きにしたらええがな」って言ったら全部終わったことになりませんかね? これは……なぁ……。いや、先に書いておくと、アニメとしてはめっちゃ普通。特によくもなく悪くもないが、多分1話目の時点でこんな感じだと、残りの十数話は特に話題性もなく、だらだらとこの状態が続いていくんだろうなぁ、って言うだけのお話よ。その上で、何をモチベーションに見たらいいのか分からないわけで……誰が観たいんやろなぁ。美味の味を訴えてくれる犬娘かなぁ……。 正直予想外ではあった。まず前提知識として、最近(なのか一昔前なのか分からないが)のなろうには「追放系」と呼ばれる一流派が存在しており、「俺の実力を理解してない馬鹿なパーティが俺を切ったのでチート能力で見返してやったぜザマァ」みたいな作品が一時雨後の筍のように大量に存在していたということを聞いている。今後、このタケノコが書籍媒体を離れ、1つまた1つとアニメになってくるであろうことも知っている。しかし、当然私はそんな作品を読んだことがないので、初期微動の「盾の勇者」や「回復術士」を超え、「これからいよいよやってくるのだな……」と覚悟を決めて待っていたのだ。まぁ「回復術士」はその系統だったかもしれないけど、あれはもう、別次元に突き抜けちゃったので今度こそはという身構えだ。 しかし、なんか色々違った。まずこのジャンル、「異世界」でなければ「転生」でもないのね。ふつーに「そういうファンタジー世界があって、その中で生きてる主人公がいます」から始まる。まぁ、どうせ異世界転生っつっても速攻で意味がなくなるパターンの方が多いのでそこはあってもなくてもいいのだが(無い方がいいのだが)、そうなってくると「あからさまにゲームっぽいステータスシステムとかどう言う概念やねん」という話になってくるのである。加えて、追放系の真骨頂(??)である追い出しのくだりだが、なんとなんと、まさかの「普通に主人公の実力が足りてないから追放された」という顛末だった。え、それってマジで自己責任じゃん……単なるダメなやつじゃん……。妹を置いて最前線からドロップし、まだ魔王やらなんやらが生きてて世界が不安定な状態だってのに「終わったわー、スローライフ送るわー」って、単なるクズじゃん。どゆこと? そもそも魔王「軍」と戦ってるなら「パーティ」なんて小規模な編成単位は割とどうでもいいはずで、「軍」の切り盛りなら一個人のスキルが多少優れてようが劣ってようがあんまり関係ない気がするんだが。それなのに「メインパーティより弱くなったからお前いらない」って言われて「わかった。でも、実力が足りなくて抜けたと思われたら情けないから、戦死ってことにしといてくれ」って、単なるわがままでダメなやつじゃん。向上心も何もなく、ただ逃げた結果として「スローライフ」を選んでいるキャラ。そんなん主人公に立てられても……。 まぁ、もうちょい観ていけばそのあたりにもフォローが入るってことなのだろうが(……だよね?)、少なくとも1話目時点では「どないやねん」しか出てこなかったし、フォローが入ったところでこの「スローライフ」という名の傲慢に何か楽しみが見いだせるとも思えない。今期はこの辺りからなろうの怒涛の攻めが始まるので、耐えられるかどうか自信がないわ。 ○「境界戦機」 5 サンライズが威信をかけて送り出す新たなロボットアニメ。それにしても、なんでよりによって「コードギアス15周年」で再放送始めたのと同じ時期にこの設定のアニメが始まったのかはよく分からん。もうちょいタイミングどうにかできたやろ。 前提条件みたいなもんなので突っ込んでもしょうがないのだが、冒頭で説明された21世紀半ばの日本の姿が「どないやねん」とは思ってしまう。これがブリタニア帝国に討ち滅ぼされたイレブンなら「まぁ、そういう世界線もあるかもな」と1つだけ設定を飲み込めばいいだけなのだが、こちらは複数の国家勢力が介入し、日本が分断されてしまっているという。いや、そうはならんやろ。少なくとも2021年の世界情勢からどう転がってもそんな細かく境界はつくれねぇだろ。「北都・南都・西都の3つに分かれてしのぎを削っていた」っていう自治の分割でも無理やり臭かったのに、普通に考えて、複数の勢力が同時に日本国土に干渉を始め、いつの間にか分かれてるってのは想像できない。地理学上一番ありそうなのはロシアと中国に同時に介入されて分断、ってパターンで、その時に日本の主権がアメリカの介入で保持された場合、米中ロ三国の争いになる展開はもしかしたらあるかもしれんけど。オセアニアが云々って言ってたから、わざわざオーストラリアあたりから乗り込んできたのかしら。日本は海洋資源以外にそこまで魅力ないと思うんだけどなぁ。 とまぁ、冒頭の設定に色々と疑問はあるし、その結果生み出された日本の生活が「生まれた時から相当なハンデ」とか言われちゃう状況は寂しいものだが、まぁ、とにかくそうして荒れ果てた戦場が生まれないとロボットがバトルできないからね。多分今作で一番分からんのは「そんな激戦地区に汎用無人人型兵器が投入されたよ」の部分なんだけどな。あと40年後に、各国がこぞってボトムズみたいな兵器を作り始めるかと思うと感無量やね。まぁ、そこを突っ込む必要がないってのもガンダム以来のお約束ではあるんだが。とにかくそうしてサンライズが新しいプラモの商品を作り出し、コッテコテの新機軸を狙う……と思ったら監督が羽原さんやんけ! ガンダムかギアスと思わせといて正解はファフナーだったというオチ。今確認したら、制作会社のあれやこれやで権利関係や肩書きが色々変わってて、羽原さんがサンライズ子会社の取締役になってるわ。形としてはXEBECからの出戻り……って言うんかなぁ。 兎にも角にも、そうしてロボット慣れしたスタッフが作る、本当にお手本のような1話目のロボット搭乗回。そのせいでなかなか他の作品との差別化が難しく、「変なAIじゃなくてC.C.拾ってこいよ」とか思ってしまうけども、主人公のモチベーションのあり方とか、適当AIによる適当テロリズムとか、あんまり深く考えずに楽しんだ方が勝ち、という雰囲気が出ているのは良いとも言えるし悪いとも言える。AIが割と好き放題喋っており、ロボットアニメのお約束的あれこれを「そこはAIの悪ふざけなんで」というよく分からない免罪符でゴリ押しする姿勢は案外嫌いじゃない。この後ギアスに成り上がれるのか、それともバックアロウみたいになっちゃうのかは誰にも分からないが、現時点で言えるのは「俺、あんまりロボット興味ないしなぁ」である。グランゾート出てきたら呼んで。
○「テスラノート」 4 おそらく誰もが思ったことだろうが、こんなところに「エクスアーム」の残滓が感じられようとは……多分、この後の時代においては「しょぼCG」の代名詞としてエクスアームが使われていくのだろう。かつてのMUSASHI-GUN道-みたいなもんやな。ちなみに今作は制作体制などはエクスアームと一切関係無い。……と思う。正直、制作スタジオについては見たことないところなので情報が無いのよね。 先にフォローしておくと、今作は「エクスアームよりは幾分マシ」である。あっちは本当にPS2以下という凄まじいCG技術を見せつけてくれたが、今作は一応、「CGでなんかやろう」という現代的な工夫が見て取れる。例えば表情パターンの貼り付けとか、モデルと背景のバランス調整とか。だからあまりエクスアームエクスアームいうてやるな、という気もする。するけど……でもやっぱりショボい。冒頭、電車落下シーンまではそこまででもないのだが(鳩が気になるくらい?)、その後のヒロインの登場シーン、そして自転車シーンで「あ、これダメなやつだ」と確信するに至る。あとはまぁ、動くシーンはことごとくショボさを発揮してくれるのであまり救いはない。おかげでそっちの面白さばかりで全然話が頭に入ってこないし、ちゃんと観ようと襟を正したら「いや主人公がたっつんやないかい!」みたいなところでもう1回ツッコんでまた白紙に戻っちゃったりした。多分収録はずっと前に終わってるんやろなぁ。 ヒロインは頑張って顔パターンを増やしてコミカルな部分を打ち出そうとしているし、「スパイアクションもの」ということで権謀術数の部分がシナリオラインで引っ張れればエクスアーム認定から抜け出せるワンチャンスはあるはず。一応監督が福田さんなので大外しにはならないと思いたいのだが……ただ、福田さんってアニメーターとしては一定以上の評価をしてるんだけど、ことに監督業務を任された作品は敗戦処理みたいな作品が多く、あまり芳しい戦績が残せていないのだよな。今作もどうにも……。 そういえば、ニコラ・テスラの存在がここまで一般に流布したのってどれくらいの時期なんだろうか。私が初めて認識したのは荒木先生の「変人偏屈列伝」の時なので、90年代くらいまでは「知る人ぞ知る偉人」みたいな扱いだった気がするのだが、最近は大体エジソンとセットで出てくるようになった気がする(そして悪役を任されることも多い)。こういう情報の流れってのも、時代性があるんでしょうかね。
○「takt op. Destiny」 6 指揮者坊ちゃんと戦闘メイド。端的に、「手間・暇・金がかかってそうなアニメやなぁ」と。 なんかオリジナルアニメが始まったかと思ったら、どうやらソシャゲとのメディアミックスとのこと。古来より脈々と続く擬人化プロジェクトの1つとして今回はなんと「クラシック音楽の擬人化」だそうで。言われてみりゃ艦これあたりで飽和した感のある「何でもかんでも擬人化すりゃいいじゃん」の流れ、最近は割とおとなしくなってたよね。まぁ、集大成とも言える(?)競走馬の擬人化で一つの時代が片付いた感があったからね……。しかし、まだまだ残っている擬人化はあるらしく、今作はだいぶ力が入っているようだ。 冒頭、「音楽で戦う能力だよ」と言われた時は「ここにもまたシンフォギアの残滓が」と思ったが、さすがに「音楽自体が戦ってる」とは思わなんだ。ただ、残念ながら「音楽自体が戦う」なんて概念は絵にもかけないお話なので、実際のアニメは単に美少女アンドロイド的な何かが戦うというアニメになっている。指揮者とのバディシステムのようで、放っておいてもドタバタコンビ芸が披露できるというのは美味しいところだが、少なくとも1話時点で世界設計が全然見えてこないので、まだ「こいつら結局なんやねん?」という状態で止まっている。まぁ、どうせソシャゲアニメなんて最後まで行ったって大きなゴールがあるわけでもなかろうし、今回みたいに「とりあえずバトルで大立ち回りしときゃ客呼べるだろ」というデザインはわかりやすい。実際、これだけのクオリティを見せておけばとりあえず来週もみてみようかな、と思うお客は増えるわけだしね。 ただ、そうして目鼻が付いていない状態なので先行きが不安なのも事実である。ソシャゲアニメに成功なしの法則はメディアミックスでもそうなのかはまだ分からないが、ここから例によって大量のヒロイン乱立路線とかにしたらコケる危険性も増してしまう。ただ、だからといって焦点を絞って今回出てきた主人公ペアの珍道中を描けばそれで良いかというとそうでもなくて、私の脳裏をよぎったフレーズは「LISTNERS」である。あれはアニメオリジナルとして攻めた設定を作った上で、音楽とロボットアニメの融合を狙ったが、最終的にはふわっとした観念的な描写が多くなってしまい、終わってみれば「ふつー」くらいになってしまっていたのである。今作はそんな「威勢がよかったのに落とし所がふつー」みたいな評価で終わらないことを祈りたいものだ。しかし、クラシック美少女なぁ……せっかくなのでゲームの公式ページみに行ったけども……これ、結局十把一絡げのキャラガチャゲーで終わる気配しかないんだよなぁ……。
○「さんかく窓の外側は夜」 4 もう「見える夫くん」とかに改名せぇ。なんの巡り合わせなのかは謎だが、こうやって同一クールでニッチなテーマ設定がかぶることって結構あるよね。 どっかで聞いたことがあるタイトルだと思ったら、すでに半年ほど前に実写映画が公開済み。多分、どこぞの劇場で予告編とか見てタイトルだけは知っていたのだろう。まぁ、当然中身は知る由もなく、このタイトルで中身が見える夫くんだとは思ってなかったけども。「見える子ちゃん」はホラー×エロの掛け算を狙い、こちらはホラー×BLという掛け算を狙っている様子。みんなしてすぐに結果を出したがるよな。そんな欲しがりなコンテンツ管理でいいのか。 残念ながら、当然私はエロよりもBLの方が興味は薄いのであんまり惹かれないというか、男同士でいちゃいちゃしながら「失神するほどンンギモチイイィ!」とか言ってるのを見ても「そういうことは家でやれ」としか思えないのであんまりピンとこない作品には違いない。映像部分に関しては濃いめのキャラデザが割としっかり描かれており、普通なら「丁寧な作画!」ってんで加点要素になるはずのものだが、ことBLとなると「そこを詳細に描き込まんでエエ」と思っちゃうのでむしろ及び腰になる傾向。こればっかりはどうしようもない。 掛け算と形容してみたものの、あんまり「見える」ホラー要素とBL部分に有機的なつながりは感じられず、いわばシンフォギアが「歌って戦う!」と叫ぶのと同様、「いちゃつくと霊が見える!」と言ってるのはかなり強引な絵面。そこが面白みといえばそうなのかもしれないが、1話目段階ではまだ困惑要素だわね。これが馴染んでくるとまた見え方も変わってくるんだろうか。いや、馴染みたいと思わないのだけれども……。とりあえず、こんだけホラーアニメが続いちゃうと、私の日常生活が心配になってくるのである。夜ちゃんと寝られたらいいな。
○「ぐんまちゃん」 4 右から来たアニメを左に受け流すスタイルなので、気づいたら目の前をこういうアニメも通り過ぎていくのです。てっきりショートアニメかと思って油断してたらがっつり30分あったわ……。 基本的に私は「ご当地モノ」が割と好きで、例えば「八十亀ちゃんかんさつにっき」なんかも楽しく見られていたタイプだし、我が心の拠り所であった「47都道府犬」なんかも忘れちゃならない。そういう流れでいえば決して今作も嫌いではないのだが……まぁ、30分×1クール見たい内容かと言われると……アンパンマンとかしまじろうを流しているのと同じ気分で見守ればいいのだろうね。あんまり真剣に受け止めるようなもんではないし……。一応、当たり前の話かもしれないが製作統括は群馬県が行なっている。アニメの製作クレジットで地方自治体の名義がこんだけデカデカと出てくるっていう例も希少かもしれんな。 内容について触れるべき部分はあまりないので、当然話は中の人のことになってくる。ちなみに確認しておくと「47都道府犬」で群馬犬を担当したのは、初代が田中敦子、「R」では小倉唯となっており、私の中で群馬声優といえばこの2人に加えて内田彩あたりがパッと思いついた。案の定2人はレギュラーキャラとして参加していたのだが、メインを務めるぐんまちゃんはまさかの高橋花林。「へぇ、そういや花林ちゃんの出身とか知らんかったけど、群馬だったんか」と思って確認したら全然関係なかった。ヲイ、そこは流石に出身声優にやらしたったらええんちゃうんかい。何故かナレーションも田中敦子じゃなくて本田貴子だったり、微妙にずれてるのが惜しい。そう考えると「八十亀ちゃん」は頑張ってたよな。ちなみに、これで今季の内田彩は「群馬の馬」と「多治見のペンギン」という謎のご当地アニマル縛りである。 せめて1クール終わった後にちょっと群馬に詳しくなってればいいかな、とは思うが、私の人生において、群馬に詳しくなって役に立つことがあるんだろうか。 ○「吸血鬼すぐ死ぬ」 5 というわけで謎の吸血鬼つながりという変なスケジュールでお送りしている今期アニメ。まぁ、ここまで毛色が違うと被りとかいう印象は欠片もないが。 私にしては珍しく原作は割と既読。そしてなんならファンである。ただ、かつてチャンピオンを読んでいた時期には毎週読みつつコミックも買っていたのだが、週刊雑誌を毎週読まなくなり、ジャンプやチャンピオンから離れてしまったために、そこからなんとなくコミックの購入も途絶えてしまっていたので今更熱心なファンとはいえないのが申し訳ない。一応確認したら我が家にあるコミックが8巻までで、刊行は2018年であった。現在最新刊が18巻とのことで、ギャグ漫画にしてはめちゃめちゃ頑張ってるよな。改めて、既刊は買い足そうかとも検討中。ちなみに3年前までは熱心なファンだったことを示す指標の1つとして、我が家には「ジョンの湯のみ」がある。当時チャンピオンストアで通販してたやつを思わず買ってしまったのだ。それくらいには好きだった(主にジョンがだけど)のだが、別に飽きたとか嫌いになったから買うのをやめたわけではないので、その辺の事情はご容赦願いたい。 というわけで序盤は割とよく知ってる作品なわけだが、アニメ化すると聞いて想像したくらいの順当なアニメーションになっている。予想も期待も裏切らない、といった風で、まぁ、あの絵をちゃんと動かしてくれているな、というので(元)ファンとして大きな不満はない。ただ、その分アニメになって何かがプラスされたというほどでもないので、「まぁ、これはこれで」くらいしか感想が出てこないのはちょっと残念ではある。いや、贅沢な話ではあるんだけどね。アニメになっただけでもありがたいと言わなきゃならんのだから。 しばらく読み返してもいなかったのでどういう順番で誰が出てくるかも忘れてしまったのだが、次週でもうフクマさんが出てくるのか。そんなに早かったっけ。あと、今Wikiでざっとキャラを総覧してみたのだが、なぜかゼンラニウムだけCVが書かれていないのだが……あれ、もしかして放送コード引っかかった? いや、でももっとヤバい吸血鬼も人間もいっぱいおると思うのだが……。個人的に最大の注目点だった「ジョンのCVが誰になるか問題」は田村少年が採用されたのでまず良しとしよう。正直、キックボードのガキとの兼ね役なのは笑ってしまったわ。
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HN:
Thraxi
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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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