最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「アイ★チュウ」 5 だから! 人数が! 多い!!! ソシャゲアニメのハードル、超えずにそのまま突っ込んでくるのやめろ。 一目でそれとわかるソシャゲ発の新たな野郎アイドルアニメ。もう、その時点でNo thank youなのは間違いなくて、ただでさえアニメ本数が多すぎる今期の荒波の中ではとても観てられない……かどうかはまだ分からない。1話目では特にネガティブな印象はなかった。いや、嘘だな。ネガティブな感情は間違いなく生まれていて、冒頭からの「全アイドル紹介」パートのキワモノキャララッシュは、毎度のことながらストレスがかかる。いつも書いてることなんだけど、なんで男性アイドルものって女性アイドルのアニメに比べてキャラのバックグラウンドで濃さを出していくんだろうね。「そんなやつおらへんやろ」っていうくらいにクドくないとファンを惹きつけられないのかな。逆に男オタクがそんなイカれた女性アイドル観たらヒくことの方が多い気がするのだが……いや、そうでもねぇな。男性向けもキワモノいっぱいいるわ。 まぁ、とにかくそうして「少なくとも友達にはなりたくないな」みたいな連中の紹介をしている間は「はいはい、アイドルアイドル」てなもんで、しかも養成施設に通ってるはずなのに全くそんな様子が観察できない単なる同好会の集まりみたいになってるんで「こっから何を観ていけばいいんだよ」とは思ったのだが、Bパートになって素直にメインチームの3人に収束していったので、観終わった後にはとっちらかった印象はなくなっていた。ファイアーフェニックス(すげぇ名前だな)の連中はキャラの中でもそこまでアクが強くないというのもあるかもしれないが、「まぁ、こいつらの成長物語に周りの変な奴らを絡ませる展開になるんだろうな」と思えば、そこまで無茶な脚本でもないのかもしれない。ちなみに、今作のシリーズ構成はプリキュアシリーズでおなじみの成田良美だったりする。そういう意味でも、「まぁ、普通に観てていいんじゃない?」くらいのところには落ち着いたのである。 ただ、やっぱりそこまで強いモチベがあるわけでは無いので途中でドロップアウトする可能性はありありですけどね。しかしこの校長、モノクマにしか見えないな……。
PR ○「魔道祖師 前塵編」 5 ぶっちゃけ、なーんも分からん。やっぱりさ、人名が人名として認識できないのってハードル高いんだよな。 これも厳密には今期アニメではないらしい、ざっくり調べると中国での配信は2018年、そして「日本語字幕版」で去年放送があり、今回は「日本語吹き替え版」としてBS11で放送が開始したという、一から十まで全部中国産のアニメである。これまで「中国のアニメ」という触れ込みの作品はいくつか視聴していたが、純粋に中国で作ってたのってたしか「凹凸世界」だけじゃなかったかな。「霊剣山」も「悪偶」も作ってたのは日本だったはずだから。そうして「中国産」もだいぶ日本に入ってくるようになったわけだが、やっぱり「凹凸世界」の時と同じように、「色々違うもんだなー」という印象はありつつ、今作の場合は「かなり日本のアニメに寄せてきたな」という印象も同時にある。細かい技術論は全く分からないのだが、少なくとも「どこかしら日本のアニメの影響を受けたクリエイター」が作っているのは間違いないだろう。 そして、パッと浮かぶ「似たようなデザイン」はufotableあたりだ。映像に思い切り撮影効果を乗せる方向性が似てるのかな。カメラの動かし方なんかもどこか雰囲気が似ているし、主題歌がAimerだったのも関係あるかもしれん(つまり、完全に印象の話だ)。これはもちろん「日本のパクリやんけ」などという意味ではなく、中国のアニメが、ufotableを感じさせるくらいに完成度をあげているということ。映像部分に不自然な点はなく、描き込みの丁寧さは劇場クオリティといっても差し支えない。こういうのを見ていると、本当に日本もうかうかしてられないな、と思うわけである。 ただ、そうして作られた物に手が込んでいることは分かるのだが、いかんせんお話の方がなかなか頭に入ってこない。人名が認識できないというハードルもあるが、やっぱりベースにおいている世界観が擦り合わせられないんだろうなぁ……。不思議なもんだよね。日本人だって「昔の日本」を舞台にした創作はするけど、時代劇なんて多くは歴史フィクションになる。それに対し、中国で作られる「昔の中国」が舞台の作品って、やたら仙人とか呪術が転がってる気がするんだよね。歴史観の違いってあるのかなぁ。まぁ、日本人も陰陽師とか好きだけども。そうしてナチュラルに中華ファンタジーが展開する世界を、今度は我々が歩み寄って理解しに行かなければならない。そうして考えると、日本のアニメを見てくれてる中国の人って偉いなぁ。 1話目だけではまだ何も分からない状態だが、とりあえずこれこそアニメ国際比較のためには面白そうな題材である。せいぜい振りほどかれない程度に追いかけつつ、何か得られるものがあればよいな。
○「怪病医ラムネ」 4 この期に及んでまだ鬼頭明里がゲストで出てくる……仕事減らさんなぁ。そして、この手のロリ演技だと、一気に誰だかわからなくなるのすげぇなぁ。 タイトルだけでなんとなくどんな話なのか想像がつく作品で、実際、中身もどっかで見たことがあるものの総体みたいなもの。一番近いのは「不機嫌なモノノケ庵」あたりかな。一応強引に鬼頭繋がりで「地獄少年花子くん」あたりに近いと言えなくもなくもない。嘘、そっちはあんまり似てない。別に見たことがあるのは悪いことじゃない。全く新規の作品なんて期待する方が無茶だし、定番デザインでも要所で底上げしてオリジナルの魅力を発揮してくれればいいだけだ。 ただ、今作にはまだそうしたオリジナルの魅力は感じにくい。特に主人公ラムネのキャラがテンプレ気味だし、「怪病医」という独自の役職についても、特に因果の説明もなしに「こういう病気にはこの薬」っていう処方だけなので、いわば「笑ゥせぇるすまん」みたいな、もしくはドラえもんみたいな「ひみつ道具を出すだけの人」になっているのである。まぁ、1話目でそんなにいきなり設定を積まれても困るので、むしろこれくらいの導入が1話目としては正しいんだと思うけどね。せっかく「目から調味料が出る」っていうヘンテコな設定を作ったのに、そこから「何故調味料なのか?」という部分に一切の説明を与えず、「そういうもんなのだ」と言って終わっているのは勿体無い気がするんだよね。そのあとの治療に関しても、なんでお母ちゃんの持ち物があんな風になっちゃったのかが全然説明されないし。雰囲気だけで押し切る作品なのだとすると、あんまり一歩先の深みは求められないかなぁ。 とはいえ、次回予告でいきなりむちゃくちゃなもんを投げつけてきたので、本当の勝負は2話目か、という気もする。マジで「とにかく変な設定だけ考えて、あとはそれを適当に処理する」っていう話作りなのかもしれんな。 ○「はたらく細胞BLACK」 6 これはもう、作品単体でどうこういうよりも、プロモーションの勝利でしょう。この並べ方、絶対わざとだろ。 過去に前例があったかと思い出そうとしたけど何も思いつかなかったですね。こうしてスピンオフなどの関連作品が連続する枠で、しかも両方とも新作で放送された事例ってあっただろうか? ショート枠とかならもしかしたらあったのかもしれないが、多分こんな思い切った放送形態は初めてなんじゃなかろうか。それも当然のことで、売る側としては出来るだけ長期的に作品を印象付けたいわけで、仮に可能だったとしても、同じIPの作品なら時期をバラして長期的に運用していくことを狙うはず。倍以上の労力をかけて2本同時に作り上げ、それを一気に流すなんてのは普通は「勿体無い」のである。そもそも「同時に2本やる」時点でかなりヘヴィーだしね。 しかし、この作品はあえてそれをやった。無印の「はたらく細胞」の2期をまず放送し、続く枠で一気にこちらの「BLACK」へ至る。おそらく、この放送形態にするにあたり、製作側では「どっちの順番にしようか?」みたいな会議は一度は行われたはずだ。そしてもちろん、こちらの答えしかないことが瞭然であった。逆にした場合には、後からあんなほんわか世界観を見せられても全部茶番にしか見えないからだ。せっかくあれだけ血小板ちゃんがひしめき合っていたというのに、それを全て消し去る残酷なブラックの波。まるでサウナの温冷浴のごとく、刺激に身体が過剰反応を示してしまう。 これもまぁ、原作時点でのアイディアの勝利みたいな部分はあるだろう。「はたらく細胞」が話題になり、そこから「もっと深刻な身体の場合どうなるの?」というのを別タイトルとしてスピンオフさせ、その模様を「はたらく」細胞のブラック企業版というモチーフに落とし込む。私のようにブラック企業と縁がない(そもそも企業と縁がないが)人間に「ブラック企業あるある」はもしかしたら刺さらないかもしれないが、そこで描かれる「身体の地獄絵図」は、誰しも不安を抱えたことがある、まさに「自分に聞いてみろ」な案件だ。正直、アニメ視聴中も心臓がズキズキしてしょうがなかった(気のせいです)。こんなもん見せられて、いったい誰が得をするというのか。 そうして、誰もがいつかはぶち当たる健康の問題に容赦無く切り込み、残酷な世界を作り上げていくというコンセプトはその時点でアイディア賞だったわけだが、この二作品を並べることによって、絶望感は何倍にも膨れ上がる。おかしい、俺の体の中には可愛い血小板ちゃんはいないというのか。花澤ボイスの赤血球がドタバタ騒ぎながらも毎日賑やかに酸素を運んでいたんじゃないのか。全ては幻想、どう考えても俺の体の中は、黒い方だ。いや、幸いにして酒も煙草も一切やらない人間ではあるのだが……いや、もう何もいうまい。 というわけで、もう、この枠の並べ方に脱帽でした。もちろん、「ナレーションが能登麻美子から津田健次郎になるだけでこんなに簡単に地獄って演出できるんだな」とか、きちんと対比できる部分が際立ってるのはこだわりだろう。これ、本編とは製作スタッフもスタジオも全然違うんだけど、二つのチームで連携とって作ってるのかなぁ。色々考えるもんやなぁ。 ○「はたらく細胞!!」 5 頑張って働いておる。今期は「天地創造デザイン部」で生物の進化について学び、こっちの作品で細胞の働きについて学べるのです。アニメは学びになるなぁ。 こちらは1期の放送が2018年の夏ということで2年半ぶりの復活。1期も割と人気があったように記憶しているので、これだけ間が空いての2期になったのは「あぁ、原作ストックができたのかな」とか考える。間に流れるCMで「コミック5巻」って言ってたし、別に終了してるわけでもなかろうにあんまり話数が重ねられない作品には違いない。 こちらも「天地創造デザイン部」同様、教育テレビでやるような内容に適当にキャラ付けして話を膨らませる作風であり、これこそ「よく思いついたな」っていうアイディアの勝利。アニメにしてどれだけ盛り上がるかと心配もしていたが、キャラが立ってる上にわりかしシャキシャキ動く部分もあって、予想外のヒットに繋がった。第2期となる今回は監督をはじめ多少のスタッフ変更はあるものの、制作はdavid proのままだし、テイストは似たラインを維持できているんじゃなかろうか。 そして1話目からして血小板チームがメインの話ってのがまた阿漕でな……。1期の時も血小板ちゃんがやたら話題になってたしなぁ。今回はさらにCV石見舞菜香のうしろまえちゃんを追加して破壊力は倍の倍。大量の血小板がひしめくシーンでは、あまりにロリロリしいボイスに脳が破壊されそうである。ちなみに、今回オープニング歌唱が前作の4人に追加して「乳酸菌(吉田有里)」というパワーワードが含まれており、クレジットの時点で「ゆーきちがwwww乳酸菌wwww」って笑ってしまった。その上で血小板ちゃん大集合のところでゆーきちみたいな声も聞こえてきたもんだから「血小板と兼ね役かー」って思ってたんだけど、実際にはゆーきちじゃなくて森永千才だったっていう。もう、この2人の聞き間違いはどうしようもないよ。今後とも、いつでもどこでも人外ボイスでわちゃわちゃしてほしい。 ○「バック・アロウ」 6 Oh, It’s funny tales. こういう作家性がどうしようもなくダダ漏れしちゃうタイプの作品、最近はあんまり多くないのでそれだけでちょっと嬉しくなりますね。 谷口悟朗と中島かずきという、ありそうで無かった禁断のタッグ。ともにクドすぎる作家性を持つクリエイターで、しかもその方向性は全然違うのにどこか重なる部分もある気がする不思議な関係。この2人が手を組んだ時に、いったい何が出てくるものか。……いや、マジで何が出てきたんだろう。すっげぇ無責任な第一印象だけでいうと「ギアスっぽい道具立てでどうしようもないくらいにグレンラガン」みたいな作品。ベースにあるのはやっぱり中島かずきテイストだと思うのだが、それを谷口さんが咀嚼することでこれまでの中島作品の持っていたアクの強さを、アニメ的に別な方向に発散させたような印象なのだ。いや、自分でも何言ってるかよく分かんないけど。 設定だけみると「壁に囲まれた世界の中で、人間が巨大化したりしなかったりするし、なんならその壁をまたいで行き来してるのが梶裕貴だ」というよくわからない進撃っぷりを展開している。共通項の多さから「進撃のパクりか?」とか思うのは自由だが、結局「閉鎖世界をぶっ壊す」というのは割とありがちなテーマではあるので、むしろ中島かずき作品の方が先だったという考え方もある。それこそグレンラガンでもキルラキルでもプロメアでもおんなじようなもんだしな。ただ、人間が巨大化して変身するのが巨人ではなくてメカ寄りの何かであるという部分にアニメ的な異質さがある。ほんとバカバカしいんだけど、このゼロ年代くらいの感性がもろに残ったデザイン性は、やっぱりおっちゃんたちにとっては嬉しくなるものなのだ。 まぁ、古臭さをマイナスに捉えられちゃうとやっぱり損なので、できればここからさらにもうワンステップ、とんでもないネタを繰り出して欲しいということまでは期待しちゃうかな。2人のクリエイターが互いに異次元のマリアージュを見せるか、お互いのアクの強さを消しあって無難なところに落ち着いちゃうか。今後はもしかしたらそんな究極の2択が待っているのかもしれない。でもまぁ、この2人なら大コケはしないんじゃないかという期待を持ちながら見守っていこう。やっぱりね、わたしゃ谷口さんの作品は好きなんですよ。みんな、アクティヴレイド観ろよ。
○「ホリミヤ」 6 「安達としまむら」が終わったと思ったら「堀とみやむら」が始まるのかよ。なんのコンボだ。来期はどうなるんだ。「大造じいさんとガン」くらいしか思いつかねぇや。 うーむ、なんだろう。「友崎くん」に引き続き、よくわかんねぇけどラブコメものが微妙に刺さってしまった。なんかそういうのに飢えてるバイオリズムなんだろうか。今作の場合も「なんかオタクっぽい男とサバサバ系の女子」という組み合わせは一応成立しているので、もしかしたらそういうガワが好きなのかなぁ? でもそこからNTRに発展することを期待するでもないしなぁ。 適当に理由を考えてみるが、まず一番大きいのは「久しぶりに豪速球を投げるタイプの戸松ヒロイン」ということかもしれない。いうても順調に歳を重ねている戸松。一時期ほどメインヒロインをやる機会は減ったと思うのだが、やはり彼女の声にはパワーがある。今作の場合は1話目からいきなり思いっきり泣きの演技が入ってきたりと、戸松ヒロインの持つパワーがひしひしと感じられるのが良い部分ではなかろうか。あとはまぁ、単純にオカン気質の戸松っていいなぁ、という。 そしてもう1点は、普通にアニメーション部分にもキレがある気がするんだよな。製作はラブコメものでは「青ブタ」や劇場版「冴えカノ」などを担当したCloverWorksの担当だし、何より驚いたのは監督が石浜真史氏である。最近あんまり名前を見なくなってったんだけど、やっぱりこの人の描く画の不思議な余韻みたいなものは、いい画面のアクセントになるんだよね。オープニング演出でグッと引き込まれてしまい、あとはそのまま流れに飲まれてしまった。 逆に釈然としない部分もあって、なんといっても宮村があんなキャラになっている理由が一切明かされていないのが気になる。友崎くんみたいな典型的なオタクキャラをこじらせられても「見てらんねぇな!」という文句が出るが、宮村の場合は「こんなやつおらへんやろ!」という文句が先に立つ。特にピアスだのタトゥーだのってのはオタクが忌み嫌う文化の象徴的な部分でもあり、そんなやつが「単なるいいやつ」みたいなキャラになってるのはなんかずるいというか、それこそ「強キャラじゃねぇか」とどっかの誰かが言い出しそうな設定。そのくせ子供の面倒見るのが上手かったり、存在の意味がわからないのである。ただ、そうして意味のわからないやつが中心にいるので、「この先どんな風にこいつが解体されていくんだ?」ということが気になってしまう状態になるのだ。最終的にどっちがイニシアティブをとった恋愛になっていくのだろうか……。 おっちゃん、今期はステイホームでラブコメ見ながらもやもやする冬にするよ。
○「SK∞ エスケーエイト」 6 こちらは「ANiMAZiNG!」枠。前クールだと「いわかける!」をやってた枠で、クライミングの次にスケボーという、謎のマイナースポーツ並びになっている。 「いわかける」は巨乳女子高生によるボルダリングなのでそれなりに興味は引かれたわけだが、まずもってチャラいイメージがつきまとうスケボー、それを野郎ばかりがやるオリジナルアニメと言われても「まぁ、興味は湧かないやつじゃねぇかな……」と思いながらの視聴開始。実際に主人公は割とチャラめではあるし、女の子はほとんど出てこないというのも明確な方向性。こりゃダメかと思ってみていたら……気づいたら終わっていた。あれ、意外と面白くなかった? 監督、原作のどちらにも名を連ねているのは、なんと内海紘子。「Free!」で名を挙げて京アニ内でも存在感を示し、その後「BANANA FISH」でも一定の成功を収めた、現在注目を集める女性クリエイターの1人である。なんでか分からんのだが、この人が作る男&男関係には不思議と嫌味がない。こればっかりは感覚的なものなのでさっぱり説明できないのだが、いわゆる「女性向け」とか「ホモォ」とか、そういうテイストが鼻につかないのである(決して無いわけではない。Freeなんて間違いなくそれがメインだった)。どちらかというと「野郎ばっかり」という側面はおちゃらけのテンポの良さに繋がり、今作ではそれが疾走感のあるスケボーという題材とも噛み合って、狙い通りの爽快感につながっている。わたしゃこれ、好きかもしれません。 まぁ、スポーツアニメ(これをスポーツと言えるかどうかは別として)はこの後にもたくさんの試合が待ち構えているわけで、それをどのように描き分けていくかっていうところで評価も分かれてくるのだろうが、現時点で既に濃すぎるキャラが顔を連ね、スケボーが神格化された変な世界において、妙なテンションで突っ走ってくれそうな期待はある。個人的に一番のツボは、最初の対戦相手である、どうみても「北斗の拳で序盤に殺されるやつ」にしか見えなかったシャドウが、それなりに重要なポジションで活躍しそうなこと。もっとイケメン天国になるんだろうと思ってたのに、がっつりオープニングとかにも映ってるんだもん。あいつだけ微妙に世界観間違っとるわ。そして、どう考えてもそのマントは抵抗があるからスケボーの試合じゃ不利だろ(ハンデをつけてくれる優しい人なのかもしれん)。 まぁ、展開次第じゃすぐに飽きる可能性もあるけど、こういうところから不思議とくせになる作品も出てくる可能性があります。ちょっと注意して見守っていきたいね。
○「ワールドトリガー 2ndシーズン」 ー 朝アニメとして放送されていたものの続編が、まさかの深夜枠で放送開始。かつての放送時間が朝6時半で、今回は放送時間が深夜1時半。もう、「遅れた」っていうよりも「5時間早くなった」っていう方が近いっていう。しかも放送枠がヌマニメーションという謎の枠(こないだまで「体操ザムライ」やってた枠)。まぁ、元の枠は無くなっちゃったからしょうがないことなのだけども……珍しい事例である。 改めて確認すると、1期の放送終了が2016年の春。つまり約5年ぶりの「再開」ということになるのだが……なんのフォローもなくいきなり本編に突入されて面食らった。しかも1話目ですでに主人公チームが一言もしゃべっていないというわけのわからない展開であり、正直、何もかも忘れた身としてはついていくのは不可能な内容である。もともと登場人物が多い作品だったおかげで面倒になって原作も追わなくなったはずで、アニメを見ている間はなんとなく「こういう設定だったんだぁ」って追えていたはずだがそれも今は昔。流石に朝アニメの記憶を5年間ずっと保持し続けるのは不可能だよ。これだけのキャラについて、誰が誰だか覚えてるわけもないし、どういう設定だったのかもうろ覚え。かてて加えて今作は戦闘中のルールまでややこしいときている。ちょっと、追いかけられる自信はない。まぁ、流石に1期が1年半もやってた作品だし、今更30分の振り返りとかやられても思い出せないことには変わりなかっただろうが……。 一応フォローしておくと、長尺アニメの雄(?)である東映が制作を担当しているという配置が変わっていないため、おそらく全体的な雰囲気の統制は取れているのだと思う。まぁ、東映といえば「長尺&作画崩壊」までがセットになるのでグダグダな話数もあった気がするのだけど、さて、今回はどれくらいの長さで、どれくらいのクオリティが出てくるのだろう。流石に1話目は気合が入っていて「深夜アニメになって頑張ってんのかな?」とか余計なことも考えられた。どうせだったら、また一から作り直してくれればこちらとしてもありがたかったのだが……流石にそこまで古くはないもんなぁ。そうそう、あと東映作品なのでキャストの配置が青二祭りになるというのも見どころといえば見どころ。ニチアサと同じ配置になり、沼田祐介の声がコンスタントに聞けたりするのも趣があるのである。あとオペレーターのお姉さんの声とかとてもいいですね。マバユイネ王妃と同じ声ですね。
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プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧 |