最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
行ってきました上映イベント。イベント開催の事実を知ってから、多分数秒でチケットをポチっていたと思います。そりゃね、登壇者の欄を見たらそうなりますよ。我が「ご本尊」が京都にいらっしゃるという非常に貴重な機会。嫁を質に入れてでも行かねばなるまい。嫁がいればだけど。(以下、一部に気持ちの悪い表現が発生する恐れがあります)
残念なニュースが続きます。この度、「サザエさん」の波平役などでお馴染みの、永井一郎氏が永眠されました。先日の加藤精三氏の訃報からわずかな期間で、「日本の親父」を代表する声が次々と失われていくことが、残念でなりません。 永井さんといえばやっぱり波平、と言いたいところなんですが、実は私の第一印象は違ったりします。もちろん幼少の頃はサザエさんを見ていたはずなんですが、「その声」という入力があまり無かった。彼の声の第一印象は、「悪魔くん」のファウスト博士なんです。大好きなアニメだったので、その中でも最も重要な役であり、ナレーションも兼任していたために、随分声の印象が強かった記憶があります。加えて、同時期に放映された映画「ドラえもん・のび太の日本誕生」で、大ボスのギガゾンビを演っていて、片や正義の味方の元締め、かたや悪の親玉という両極端な配役に、声優ファンなら誰しもきっかけになったであろう、「これとこれが同じ声!」の原体験があった気がします。未だにギガゾンビの唱えていた不気味な呪文はそらんじることが出来るくらいに印象的だったんですよ。正面からドラえもんと向き合って完璧に倒した敵キャラって、実は凄く珍しいので。 先日の加藤精三氏の訃報に際して、仲間内で「ジジイの声の声優がどんどんいなくなる」なんて話をしていました。当然そこで永井氏の名前も挙がったんですが、「あの人はあの歳でワイドショーのナレーションまでバリバリやってるんだ、まだまだ現役だよな」なんてことを言っていたんですが、その矢先の報せにショックを隠せません。ニュースによれば仕事先での不幸だったとのことで、本当に「生涯現役」を貫き通したことになります。まだまだ業界の規範として、決して替えの聞かないその仕事をもっともっと聞いていたかったです。つい最近、宇宙ラーメン店の親父として出てきてくれたばかりだったのに。まだまだ激獣拳は武の高みに届いていないのに……。
改めて、ご冥福をお祈りします。 この秋のイベントラッシュを締めくくるのは、本場京都で行われた、京アニの単独展示会。アニメスタジオが単独(正確にはDoとの合同だが、まぁ、単独だよ)でこのような大規模イベントを開催するというのは非常に珍しいことで、地方で行われたそんなイベントがきちんと人で埋まっているというのも希有なことである。会場は京まふと同じみやこめっせだが、京まふは3フロア使っていたところを、このイベントは1フロアのみ。展示スペースもそこまで広くはないので、まぁ、本当に「そこそこの規模」ではある。展示と言ってもそこまで多様な見せ方があるわけではなく、原画がズラリと並んでいるのが最大の注目点。あとは台本があったり、過去のポスターがあったり。正直、ダラダラと見ても30分かからずにざっと見てしまえるくらいの内容である。ファンでなかったら多分入場料1000円はちょっとお高いと思うかもしれないくらいのもの(まぁ、ファン以外がくるわけないけども)。 今回私は開始からしばらく経った2時前にゆっくりと会場に行ったので、その時間は展示スペースもぎっちりと人で埋まっていて観覧するのが大変な盛況っぷりだった。物販もフロアを跨いで待機列が伸びきっており、後から入った人間は流石に並ぶ気は起きないレベル。ま、今回はなるべく散財しないつもりで行ったからあんまり悔しくはなかったですけどね。唯一、開場直後に行われたはずの監督座談会だけは興味があったのだが、前日の徹夜からそのまま参戦するのが体力的に無理だったので断念。あくまでも今回は当選した「中二病」のステージ目的である。まー、チケットの席番号が「U」だった時点であんまり良い条件じゃなかろうとは思ってたけどね。
今年の学祭イベントラッシュを締めくくるのは、こちらのひーちゃんのトークショーである。昨年は確か新谷良子が来てたけども同志社のイベントと重なって駄目だったんだ。今年はちょうど日程をずらしてくれたのでこちらにも参加することが出来た。前日のイベントに比べれば私の「ひーちゃんファン度」はそこまでのものではないだろうが、それでもやっぱり快進撃を続ける若手の精鋭を生で見られる機会ってことで、そりゃぁ楽しみだったのですよ。 結論から言うと、このイベントも前日の同志社に負けず劣らずのすさまじいイベントだった。こちらは、キャストの実力もありながら、企画・運営に当たった京大の声優同好会の力が大きかったように思う。なんかもう、「これ、いいの?」と思ってしまうようなギリギリの企画ばかり。後々になって事務所から怒られてるんじゃないかと思うくらいにガンガンゲストに突っ込み、序盤から完全にイベント仕様で暖まっていた客席のボルテージと合わせて凄まじいテンションのデンジャラスな完成度になった。ここまでの切り込み方が出来たのは、やはり斜め上の構成力のおかげだったと言えるだろう。 イベントが独特の完成度になった理由の1つ目は、司会進行の進め方。普通、この手の学園祭イベントといえば、来てくれたゲストに大して最大の礼を尽くしての接し方になるので、どうしてもよそよそしくなったり、遠回りな会話が多くなるものなのだが、今回の司会役、よく言えばものすげぇチャレンジャー、悪く言えば異様な距離感。「そんなこと鷲崎健でもよう言わんぞ」と思うようなひでぇ突っ込みを連発し、ひーちゃんは常に戦々恐々。ネタとして通用するギリギリなところでのやりとりになっていた。この空気はなかなか他で味わうことが出来ないものなので、正直爆笑してしまっていたのだが、ちょっと失礼な上から目線みたいに見えて不快に思ったオーディエンスもいるかもしれないという、それくらいのレベルである。運営の人なんだから大学生だし、ひーちゃんよりも年下だと思うのだが、よくもまぁ、あれだけやりたい放題やれたものである。まー、「ネタをネタと理解出来る云々」って話なので別に問題無かったとは思うのだが、事務所との折衝でどういう話になったのかは気になるところである。 そして、なんと言っても異質だったのが、3つ目に行われた「ひーちゃんファンPRコーナー」の存在である。そういえば事前のイベント参加応募の時、このPRイベントの参加者募集もしていたのであった。内容は「事前に応募してくれたファンの代表者が、それぞれ自由にひーちゃんの魅力をアピールし、その良さを競う」というもの。これだけ書くと割とシンプルに見えるのだが、この予測不能の素人参加イベントがカオスになったのは、確実に京大クオリティだと思われる。1人目の参加者は、割と普通に持ってきた原稿をたどたどしく読み上げて、いくつかのラジオ番組などから「ここが面白かった」とピックアップした。笑いどころを選り抜いたおかげでどう聞いてもディスってるようにしか聞こえずに平身低頭しながら必死に話していたのはご愛敬。2人目は唯一の女の子で、こちらは原稿用紙に書いた作文を朗読する形。まるで小中学生の作文コンクールのようで何とも微笑ましい(結局イベント自体はこの子が優勝した)、3人目は、パワーポイントで自作のスライドを用意しており、名台詞の側面からひーちゃんに切り込んだ。「すみません、これ、○○の声で読んでもらっていいですか?」が実現するという夢の舞台である。そして4人目、トリを務めたのが京大医学部出身、白衣を羽織り異質な空気をまとった人物。彼はコンピュータを駆使して情報処理解析学的に金元寿子のトレンドを分析するという、わずか3分の学術発表を行ったのであった。「日本一の学歴の無駄遣い」を自称する発表者の弁舌に会場は笑いっぱなし。もう、なんだこれ。 この爆発物みたいなコーナーと、終始流れる「隙あらば斬る」みたいな空気のおかげで、イベントは笑いっぱなしのまま二時間強の日程を終えて終了し、他のコーナーの記憶は薄れてしまうくらいだった。ちゃんと普通のコーナー(質問コーナー、クイズコーナー、アフレココーナー)もあったんだけど、やっぱりかすむわね。他でなかなか見られない光景だったため、下手したら不快感を抱く人もいるかもしれない、という恐ろしいイベントになったわけだが、昨今は色々と物騒な事件もあって、声優イベントも不必要な警戒心が強まっていたり、過度な気遣いで汲々としている部分もある。こうして、学生達が多少無遠慮でもガシガシ距離を縮めていったり、オーディエンスが驚くほど近いところで接することが出来るイベントというのは、、非常に貴重な機会だったと思う。もともと素人が企画したものなのだから、多少無茶でもこうして好き勝手なことが実現出来るっていうのは大事なことだと思うんだよね。もちろんキャストさんが不快にならない範囲で、という条件はつくが、いわゆる「正式な」場では得られないものがあったという意味では、非常に有意義なイベントになったのではないかと思う。 そんなわけでイベントの外枠の話しかしてないが、まー、ひーちゃんは可愛かったわよ。実は今回、個人的なハイライトはイベント開始数秒で訪れたのである。階段教室の上部入り口から登場した金元寿子。彼女は客席の間を縫って登壇したのだが、私、今回席が通路側だったもので、手を伸ばせば届くすぐそこの距離を、ひーちゃんが通り過ぎていったのである。まー、ちっちゃいこと、かーわいいこと! あまり最近は動画とかで見ていなかったのだが、短くまとめた髪型と、さっぱりしたファッションでボーイッシュな印象のひーちゃんの愛らしさはそれだけでも抜群のもの。改めて見ていて気付いたのだが、彼女は私の好みの大切な要因である「目力強め」を存分に満たしているのだね。道理で可愛いはずだわ。ここにあの声が乗るんだから、もう非の打ち所がない。今回はそれさえ分かればもう充分かな。もちろん、ラジオなんかも複数担当しているので、イベントの回し方、咄嗟の受け答えのスキルも高い。これからもますます活躍出来ることは間違いない人材であった。 ちなみに、個人的ハイライトその2。「同い年の赤﨑千夏ちゃん、田村睦心ちゃんともよく遊びますね。あの2人はリアルキルミーベイベーで、やすなとソーニャそのまんまな感じで」。やキ神。 学園祭イベント3発目。そして、当然これが私の今年のメインイベントとなっております。これさえ見られれば正直1年のうち364日無くてもいいというくらいの重大事。昨年に続いて、また生でご本尊が拝めるありがたい参拝の日なのです。 開催は同志社大学アニメーション・ヴォイス同好会。昨年同時期のイベントも非常に質が良く、充実したイベントを作ってくれる団体だったので、今年も期待いっぱいであった。強いて難点をあげるなら、箱が大きい(立派なホールでやる)ので学祭イベントにしてはキャストさんとの距離が離れてしまうことなのだが、……何を隠そう、今回私は最前列。思いも届くこの距離で、ゆっくりじっくり堪能出来るってわけだ。いいところに運を使い切った。同日に郵送されてきた京アニのイベントチケット(今月末)の座席番号がどう考えても絶望的に後ろなことなど、一切気になりませんわ。最前列だったおかげで2人の躍動感も5割増し。特に御前の方は相変わらず動きが大きく、大して短くもないのに、ワンピースの下の方がちらちらドキドキな感じにまで。伊藤静と言えば足。これが鉄板であるね。プロレス好きらしい見事な動きでございました。
さて、伊藤静については、先日の立命館のイベントの記事で多少なりとも描かせてもらった。そして、我が心の本尊・大原さやかについても、大体昨年のイベントの時に描いているので、前振りは大して書くことがない。具体的に今回のイベントの中身についての感想を書いていこう。 まぁね、凄かったね。まごう事なき神イベントでした。学祭イベントでここまでのクオリティが実現出来たのは素晴らしい。本当に同志社のサークルさんは見事な手並みである。わざわざお呼びしたキャストの人に最大限の努力でもってイベントを作って応えようという気力が充ち満ちている。イベント中に司会の人が連呼していた言葉を引用するなら、「丹精込めて」だ。もう、今回のキーワードは「丹精込めて」だ。2時間近くある割と長尺のイベントながら、そりゃもうあっという間。やっぱりこの2人が動くとエネルギーが桁違いだ。何しろサービス精神の固まりであり、本当にイベント映えする「動く愛嬌」伊藤静と、圧倒的な舞台勘と天性の気配り、進行能力を持つ「ラジオの女王」大原さやかのコンビ。この2人の絡みというのは実はあまり聞く機会が無いのだが、折に触れて耳にするのはその相性の良さである。まぁ、2人とも「のんだくれ声優」という致命的な部分が共通しており、通底するサバサバしたメンタリティのおかげで非常に相性が良い。 普通のイベントならば「どちらかが回し、どちらかが受ける」という形になるものだが(実際、先日のナバと御前のイベントでは明らかに御前の方が「回し」でナバは横綱相撲的な「受け」を担当していた)、このイベントの場合はどちらも「回し」。2人の力が両輪となり、イベントのテンションはひたすら前へ前へと転がっていく。このノンストップ女子トークの切れ味たるや。今回は、サークルさんが選出した司会の人は微妙であった。いや、正直に言えばあまり上手い子ではなかった。どうもテンポが悪く、イベントの空気がいちいちぶつ切りになってしまうようなもどかしさがあり、開始直後からオーディエンスもはらはらしっぱなしだった。しかし、そこを綺麗に埋め合わせ、更にネタにまで昇華させて武器とするのがパーソナリティ芸である。「そういう扱い方をすべき」と判断した両名の攻めの絡みにより、あっという間に司会はネタキャラ化し、客席の熱を上げながら最後まで繋ぐことが出来たのである。序盤に、舞台の空気をぐいぐいと引っ張ってあっという間に空気を作ってしまう段取りの見事さには、本当に舌を巻いた。 具体的なイベントの内容についても、今回この2人に適した良い配分。冒頭は対決コーナーであり、2人ともあまり普段披露しない絵を描かされたり、クイズに答えたりといったお約束の内容。ゲームコーナーが一言台詞コーナーと合併されていたり、お約束ながらもまとまった進行は終始盛り上がっていた。まぁ、何しろお絵かきバトル第1戦からして「日本地図」ですからね。ちゃんと分かっている人が作ったプログラムである。今回はさほど地雷を踏まずに済んだが、お絵かき3問目の「互いの似顔絵」は2人とも意外に特徴を捉えていて、笑いより先に感心が来てしまった。いわゆる画伯声優のような絵心が無くても、意外にこういうイベントは面白いものである。2本目の神経衰弱勝負からの一言台詞は、「あの台詞」のオンパレードで場を賑わせる。ランダムに台詞が入っていたので、「あのキャラの台詞をこっちが言うのか」というシャッフルな感じもなかなか良かった。 下手なイベントだったらこの対決イベントだけで終わってもおかしくないところだが、ここから更にあと2つ。1つ目は「飲み語り」のタイトル通りのフリートークコーナー。今回選ばれたお題は1つ目が「声優になったきっかけ」というお約束のもので、2本目が「将来の自分について」。1本目についてはファンならば当然知っているような話ではあったが、改めて2人のオリジンに迫るとともに、綺麗に2本目のお題に繋がった。笑い抜きで真面目に業界での姿勢について語り合う2人の姿を生で見られたのは非常にレアな体験で、2人とも「生涯現役でありたい」という目標でトークが締めくくられた。本当に、ファンからしたらだた1つ望む言葉が聞けて感極まる。こういう時の大原さやかは、本当に真面目な人柄が良く分かるし、御前についても、キャラ云々を抜きにして、この仕事、アニメという媒体が好きなのだなぁ、というのが伝わって来て嬉しくなってしまう。個人的にはこの辺が1つ目の山場。 もう、フリートークのコーナーを設けてくれただけでも「運営gj!」と満足してしまったところなのだが、当然最後に待ち受けるのはアフレココーナー。こちらは短い台詞などではなく、きちんと書き下ろされた短編台本を読む形になっており、脚本も手慣れていてびっくりするような出来映え。今回のアフレコイベントの音源をCDにすれば商品としてニーズがあるレベルのものであった。1本目は割と分かりやすいショートストーリーで、御前扮する酔っぱらいOLを、終電の車掌であるさぁやがたしなめるというもの。2人ともホームグラウンドとなる配役であっという間に役に溶け込み、コメディタッチのシナリオに見事な命を吹き込む。やっぱり朗読関係の仕事を見られるっていうのは良いもので、1つ1つの息づかいに加えて、その時の表情や仕草までが全て見られる。呆れ声の時には腰に手を当ててポーズを取っているし、けたたましく笑うときには全身で大きく笑う。「これがアフレコ現場なんだなぁ」というのが見え隠れするだけでもファンは垂涎ものである。 そして、クライマックスは2本目の台本でやってきた。配役は、大原さやか扮する京都ご当地魔法少女「マジカル舞☆妓」VS御前扮する悪の手先のロボ少女である。もうね、始める前から御前が煽る煽る。既に伝説となった「変身縦笛少女マジカルさぁや」をご存じか。大原さやかに魔法少女という禁断の組み合わせが、まさかいっぱいの観客の前で実現することになるとは。鴨川等間隔殺法などの見事な必殺技を繰り出し、新たな歴史を刻んだ大原・魔法少女ヒストリーは間違いなく伝説となった。実を言うと「さぁやの萌えボイス」の原点は「マジカルさぁや」ではない。その少し前、「ぽぽらじ」で、あの「荒鷲」こと浅野真澄に煽られて必死にやらされた「きゅぴっ♥」な謎キャラがそもそもの始まり。あのとき、荒鷲先生が「さやさやが産卵中の海亀みたいな顔してるwww」と笑いものにしていたのがやたら印象に残っていたのだが、今回改めてそんな歴史を振り返ってみると、確かに魔法少女のために奮戦しているさぁやの拳は、常に硬く握られてぷるぷるしていたのであった。いやはやお見事! マジカル舞☆妓もお見事だが、実はその敵キャラである御前のロボ子も良いキャラをしていたりする。怒号絶叫で攻めるスタイルは、ただでさえ動きの大きい静節を更に際だたせ、体力勝負のアフレコ芸の真髄を見せてくれているようであった。あー、ほんとに今回の映像、どこかで買えないもんかなー、音源だけでもいいんだけどなー。 あっという間の二時間弱。ファンからしたらこれ以上のものはないという至福の一時でありました。改めて書いておくと、声優・伊藤静は本当に素敵なエンタテイナーであり、エネルギーに溢れる見事な役者である。そして、声優・大原さやかは、今も昔も我が心の深奥にあり続ける、唯一にして絶対のものである。これからも、2人の未来に幸大からんことを。そして、私もその声を聞き続けられますように。 追伸・「大原さやかは首筋が弱い」メモしときな! ずっと御前に狙われてて大変だったわ! もっとやれ! いつの間にか一般投票締め切りが迫っていた。気付けば8回目。毎度お馴染み声優アワードである。過去に一波乱あっただけに賛否は色々あるこの催しだが、現代声優文化を見る1つの指標としてはそれなりに機能していると思うのだよね。もちろん商業主義的な部分は否めないのだろうが、それも含めての声優産業だからねぇ。ファンがどのように見ているか、ということも、業界がどう持っていきたいか、ということも、これを見れば大まかな世論が分かると、そういう企画になっているのじゃなかろうか。 さて、今年も私はいち声優オタクとして、アワードの結果予想と自分の投票内容についてここに書いていこうと思う。3月には完全に個人的趣味で「グランプリ」の声優部門もやってるけど、そちらとは別に、ある程度世間の流れも考えた上で予想をしてみたいとは思っている。まー、どんだけ大上段に構えても、あくまでお祭りですのでね。今年は一体どんな花形が現れただろうか。
イベント2つ目。こちらは先着順に入場出来るのに開始1時間前までは整列すらさせないという裁定が開始前から疑問符だらけだったイベントとなっている。確か去年までの神山祭でも同じように先着順でのイベントはやっていたはずなのだが、そちらは何時から整列、という指示がなかった。まぁ、それでも何とかやってこられたのは京都の片田舎でやるイベントだったおかげでギリギリ人智の及ぶ範囲の人数だけだったからだろうが……。 実際、今回のイベントのハイライトはなんと言っても整列だろう。一応私(と、おそらく大多数の参加希望者)は多少前の時間に行って現場を視察、あとは様子を見ながら流れで行動、という目論見であり、私が現地についたのは整列開始の12時よりも1時間早い11時過ぎ。確かに、この辺りの時間にはまだ集まっている雰囲気はなく、同好の士が会場周りを不安げに取り巻いている様子がうかがえるだけだった。「ひょっとして、マジで12時に整列開始するのか」と考えながらも、一応、会場入り口が見える場所で本なんか読みながら待機。動きがあったのは11時40分過ぎ。周りで「オイ、あっちで人が集まり始めているぞ」との声が漏れ聞こえ、慌てて立ち上がって向かってみれば、会場入り口から数十メートルの所に既に人だかりが。係員の人は何とか御そうと「整列しないで下さい!」と声をかけるも、一度集まってしまった群衆を解き放つだけの力は一介の大学生には無かった。私も、いくらか出遅れたきらいはあるものの、結局そこに並ぶしかなく、20分間は「並ぶの?並ばないの?」という周りの困惑と一緒に過ごすことに。 いや、でも、あれだけごった返したところで「並ぶな」は無理だろう。じゃ、どこで見てればいいんだって話だし。抑止する声と一緒に、同じく係員が「一度列に並んだら途中外れることはできません!」なんて声もあげており、列を認めているのか、認めていないのかが分からない。やっぱり来年からは面倒でも抽選とかにして安全性は確保した方がいいと思うよ。まぁ、あれだけカオスだったのにきっちり開始時間の1時からイベントが始まったのはすげぇと思うけども。結局並んで入れなかった人たちはどれくらいいたんだろう。恐ろしい列になってたし、下手したら半分くらい切られたんじゃないかなぁ……。 結局、運営側の最大のミスは、伊藤かな恵というカリスマを侮ったことにあるのだろう。かな恵が来る、つまり、人が集まる。その規模を読み違えたのだ。それくらいに、一つの信教として、伊藤かな恵は存在しているのだ。 まぁ、誤解を恐れずにぶっちゃけると、私のかな恵ちゃんへの興味は前日のナバ・御前の時ほど強くはなく、精々2時間ならんでも苦にならない程度のものでしかないのだが、それでもほら、やっぱりアレはなんだ、可愛いな。もう、そういう小動物だと思った方がいいな。今回のイベント、入場の悪条件を除いて考えても、割とイベントとしてはダラッとしていた。なかなか学祭でエッジの効いたコーナーを回すってのも難しかろうが、1時間の「講演会」の中身は、「質問コーナー」「クイズコーナー」と区分けされていたものの、基本的に質問コーナーオンリーである。かな恵ファンならばよく聞くような質問もちらほらあるわけで、イベントのプログラムとしてはちょっと薄い。 これで1時間が一切ダレずに盛り上がり続けたのは、ひとえにかな恵ちゃんが見られているというその一点。彼女の小動物のごとき数多の立ち回りをただただ眺めていたいという欲求にのみ依拠する。まぁ、つまりこの構成でイベントとしては全く間違っていなかったということになるわけだが……今回は特に身長ネタのいじりが多く、リアルで「ちっちゃくないよ!」を堪能する事態に(いや、キャラ違うけど)。今回アニメとの絡みはあまり多くなく、かな恵ちゃんの口から出てきたキャラはエルシィだけだった。せっかくかな恵ちゃんが石川ネタフリしてくれたのに、司会の人がぼんぼり祭りの方に話を持っていかなかったんだよね。下手したら知らなかった可能性もあるんだよなぁ。勿体ない。 えーと、そんなわけで、書くとしたら「かな恵ちゃん可愛い」以外に特にありません。多分、今回得られた最も重要な情報は、「伊藤かな恵はタケノコ派」。さぁ、戦争を助長させようぜ。 |
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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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