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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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<青>
 
神盾の海亀 Aegis Turtle (U) C
クリーチャー・亀
0/5
 過去にこのポジションに位置していたのは0/4の「クラーケンの幼子」だったわけで、地味に歴史が更新され、どんどんクリーチャーの基準値は上がっていく。こんなジャンルでもそれは止められないのである。壁としての性能は文句なし。どっしりかまえたい青系コントロールはこういうところから、戦闘をごまかしていくのである。
 
予期/Anticipate(M20)」 C
 休みなしに登板が続く名作ドロー操作。やっぱり環境にあると安心しますね。今回はイゼットに「クリーチャーでない呪文」を要求するカードも多いので、そうした穴を埋めるのに最適。スタンダード環境の場合、M20にあるんだから全くここにいる必要はないんだけどね。今回はM20からの再録がやたら多いのなんでなんだろう。
 
肉食島 Archipelagore (5)(U)(U) U
クリーチャー・リバイアサン
7/7
このクリーチャーが変容するたび、最大X体までの対象のクリーチャーをタップする。Xは、これが変容した回数である。それらのクリーチャーは、そのコントローラーの次のアンタップ・ステップにアンタップしない。
変容(5)(U)
 いわゆる氷漬けギミックを変容と組み合わせたクリーチャー。土台さえあれば6マナで登場し、1体を寝かしつついきなり7/7でパンチすることも可能なわけで、決定力はかなり高い。この環境って速攻クリーチャーが山ほどいるみたいなもんだから、攻撃の判断がかなり難しいんだけど、こいつの場合はそんなブロッカーを潰しちゃうので裏をかいてゲームを決めやすい。これでアンコかー。
 
奇異鳥 Avian Oddity (3)(U) U
クリーチャー・鳥
2/4 飛行 サイクリング(2)(U)
〜をサイクリングした時、対象の、あなたのコントロールするクリーチャーに飛行カウンターを1つ置く。
 見たことのない文字面のクリーチャー名である。英語名の「avian」は「鳥類の」という意味の形容詞で、Magic的に言えば「エイヴン」の語源となった単語。つまりこのカード名は「鳥の変なやつ」という意味。まぁ、奇異鳥か。キイドリじゃなくて「キイチョウ」と読むよ。さておき、各色に与えられた「基本的な性能のキーワード持ちを、サイクリングするとカウンターにすることができるよ」サイクル。青は当然飛行だが、飛行は強い能力なのでサイクリングコストがやや高め。まぁ、1体を永続的に飛ばす上に1ドローなんだから、これくらいのコストもやむなし。4マナ2/4飛行もそれなりに魅力的だが、変容などでクリーチャーをガチャガチャする予定の人はさっさとカウンターにして未来への投資を。
 
願い与えの加護 Boon of the Wish-Giver (4)(U)(U) U
ソーサリー
カードを4枚引く。
サイクリング(1)
 ボスの手助けサイクルの青。「願いを叶えるもの/Wish-Giver」は青のリーダー、イルーナの二つ名なんですよ。まぁ、そんなことはどうでもいい、「好機」のソーサリー版、もしくは1マナ重くなった「連絡」にサイクリングがついたもの。これだけの効果だとサイクリングしたら負けな気がしてしまうが、そんな贅沢言ってられないタイミングというのは多い。そう、とても多い。涙を流しながらサイクリングだ。そうして6マナ目の土地を手に入れる。それもまた人生。
 
捕獲球/Capture Sphere(GRN)」 C
 今回の青除去オーラはラヴニカ原産のこちらが担当。多少重たいが、遅くなりそうなこの環境を考えたら無難なところか。テーロスと違って相手がバリバリメインでエンチャント破壊を入れたりはしなそうな環境なので、信頼性は多少上がっている。
 
巻き込み/Convolute(M20)」 C
 というわけでM20から。つまり、今回コモンでスタンに追加されたカウンターは「本質の散乱」だけである。まぁ、充分だけど。アンコにも「中和」が入ったので、実は結構豊作? シングルシンボルなので多色環境でも唱えやすく、大体の場合は「取り消し」と同じなんだからこちらも文句をいうもんでもない。
 
晶殻カニ Crystacean (3)(U) C
クリーチャー・カニ
1/6 瞬速
 あの「要塞ガニ」に瞬速がついた! 4マナカニコンビといえば、現在スタンダードには2/5の「賽銭ガニ」と1/6の「要塞ガニ」がいるのである。どちらもそのがっちりボディのおかげでリミテッドでは密かにニーズがある枠だが、今回なんと、そこに完全上位互換としての瞬速モデルが! ……まぁ、瞬速の意味って大体は「ブロックして返り討ち!」なので、こいつではあまり意味はないのだが……とはいえ、2体受けなども考慮すればもしかしたらアドだって稼げるかもしれないし、瞬速はないよりあった方がいい能力なのは間違いない。ちなみに、「カニ、そんなに速いのか」と思われるかもしれないが、単に擬態である

 


夢尾の鷺 Dreamtail Heron (4)(U) C
クリーチャー・エレメンタル、鳥
3/4 飛行
このクリーチャーが変容するたび、カードを1枚引く。
変容(3)(U)
 シンプルにアド。適当な土台に貼り付けてやればキャントリップのような運用が可能だし、そこからの変容連打もはかどりそう。そうでなくとも5マナ3/4フライヤーなので、コモンの花形として普通にニーズがある。
 
脱出の儀礼 Escape Protocol (1)(U) U
エンチャント
あなたがカードをサイクリングするたび、(1)を支払っても良い。そうしたなら、対象のあなたのコントロールするクリーチャーかアーティファクトを追放する。その後、それをオーナーのコントロール下で戦場に戻す。
 えっ、「霊体の地滑り」が青にカラーシフトした?! と思ったけど、よく見たら細部が色々と違っている。まずコストが1軽い。加えてクリーチャーでなくアーティファクトも対象に取れるようになり、さらに戻ってくるのがターン終了時ではなく即座に変更。これ、超すごい? と思ったけど、他にも変更点があり、「自分のサイクリングでしか誘発しない」という微調整に加え、最大の差は相手のクリーチャーを対象にできないこと。つまり、自軍クリーチャーのブリンク専用装置ってことになり、そのために戻ってくるタイミングも即座になったのだろう。サイクリングデッキに仕込んでおけば様々な悪さが考えられて、とりあえずクリーチャー除去は一切気にしなくてよくなる。極めればボムる可能性があるやらないやら。
 
本質の散乱/Essence Scatter(M19)」 C
 でかいクリーチャーが多い次元なら、かなり強い1枚。ちなみに変容能力も「変容コストを払って唱えるクリーチャー呪文」なので問題なく打ち消すことができる。M19が最後だったってことは、これスタンに復帰するんやな。
 
切子読み Facet Reader (1)(U) C
クリーチャー・人間、ウィザード
1/2
(1)(T): カードを1枚引き、その後、手札を1枚捨てる。
 こりゃすごい。久しぶりに純正のルーター業務がこなせそうな人材がやってきた。ルーターはもともと「マーフォークの物あさり」が看板だったわけで、タップだけで起動できる能力だった。しかしリミテッドだとそれじゃ強すぎるってんで様々な調整が施され、一時期はなんと起動コストが4マナまでいったことも(「研究助手」)。流石にそれはやりすぎってんで最近ではもうちょい現実的な数字になっていたが、基準値は2マナの「突飛な幻想家」あたりだっただろう。このたび、そんな「幻想家」のタフネスを下げることで、いよいよ1マナへのコスト削減に成功。だいぶ先祖返りが進んできた。2年後くらいに「マーフォークの物あさり」の再録があるかもしれんな。
 
霜のオオヤマネコ/Frost Lynx(M20)」C
 「そういやお前もエレメンタルだし、面白アニマルだな」ってんでめでたくこの世界にも存在することになったオオヤマネコ。狙ったように種族が「エレメンタル・猫」っていう。そりゃ収録しないわけにもいくまいよ。出した後の2/2ボディはどうせ余り気味になるのだし、この辺を変容の土台にしてやるのがいいかも。
 
霜帳の奇襲 Frostveil Ambush (3)(U)(U) C
インスタント
最大2体までの対象のクリーチャーをタップする。それらは、そのコントローラーの次のアンタップ・ステップにアンタップしない。
サイクリング(1)
 「霜のブレス」にサイクリングをつけたら重くなった呪文。なのだけど……ちょっと重すぎないか? 占術がついた「突然の嵐」が4マナなことを考えると……うーん。まぁ、サイクリングの方がメインだと考えればいいんじゃなかろうか。使いづらいサイクリング呪文なら、サイクリングするのに躊躇わなくていいし(入れなければいいのでは?)。
 
微光クラゲ Glimmerbell (1)(U) C
クリーチャー・エレメンタル、クラゲ
1/3 飛行
(1)(U):〜をアンタップする。
 クラゲなんてのもいるよ。そしてMagicのクラゲは大体空を飛んでいるのは謎である。どこの次元でも大体そんななので、イコリアも空気を読んで海から飛び出してきたようだ。1マナ1/3フライヤーの時点でコモンとしては及第点だが、そこにちょっと不思議な能力がついた。この程度の戦力がアンタップしても余り嬉しくないが……ということは、当然このクリーチャーも変容しろってことである。当然狙うのはタップ能力者との変容。青緑にはタップで浅瀬能力を発動する「領獣」がいるし、赤には変容を利用したティムもいる。その辺りが手に入ったときにたまたまこのクラゲが浮いていれば、祭りの始まり。こっちが比較的手に入れやすそうなコモンだし、そうしたアンコモンの相棒をピックした時には積極的に狙ってみたいコンボである。
 
疾風 Gust of Wind (3)(U) C
ソーサリー
あなたが飛行を持つクリーチャーをコントロールしているなら、〜を唱えるためのコストは(2)少なくなる。
対象の、あなたのコントロールしていない土地でないパーマネントをそのオーナーの手札に戻す。
カードを1枚引く。
 飛行がいると安くなるという、「翼ある言葉」と同じギミックを採用したバウンス。パーマネントを手広く対象に取れた上でドローつきのソーサリー。ぎりぎり3マナか4マナか悩ましいくらいの効果だが、もしフライヤーがいればなんと2マナも軽くなって急激に存在感。青ならさほど意識せずとも、そっちのモードで使っていけるだろう。ソーサリーなので、いざ一番使いたい時にフライヤーがいなくなってる、なんてことにもなりがちなのは注意。悩んだら、さっさと使ってドローを回した方がいい場合が多い気がする。あと、自軍パーマネントも戻せない。まぁ、もし戻せると「記憶の壁」みたいなカードで延々ドローが回せるようになるからね。
 
妨害する罠 Hampering Snare (1)(U) C
インスタント
あなたの対戦相手のコントロールする各クリーチャーは、ターン終了時まで−2/−0の修正を受ける。
サイクリング(2)
 形勢一変」にサイクリングが付いた上位互換。と言われても多分さっぱりピンと来ないと思うが、しょうがない、「形勢一変」はリミテッドでもほとんど使われることがなかったカードなのだから。結局、この手の青のパワー低下呪文って「悪くなさそうなんだけど」とは思うのに最終的にデッキに入りづらい。ちょいちょい採用されてたのは諜報シナジーが見込めた「眩惑の光」くらいだろうか。こちらの呪文も、相手全軍に効果が及ぶので強そうに見えるのだが、実際使ってみると案外有効に働くタイミングは多くない。結局はサイクリングが付いてるって言う部分の方が注目されそう。
 
安全維持 Keep Safe (1)(U) C
インスタント
対象の、あなたのコントロールするパーマネントを対象とする呪文を打ち消す。カードを1枚引く。
 「取り繕い」のキャントリップ版。単体ではほとんど顧みられることのない存在だったが、わずか1マナの追加でアドバンテージが狙えるようになったとなればどうだろう。リミテッドなら割と良さそうなのでは?
 

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5月18日 ドラフト模様(WAR×3)

ピック順 【Alessi】→【Metallica】→【Thraxi】→【Serra】→【Tanaka】→【Newcomer】→【Chrolony

 

 灯争大戦第3回戦。まだまだシーズン序盤のイメージですが、無事アリーナ民となった私はすでにドラフト(ただしAIが相手)を繰り返しているので勝手知ったる我が家みたいなもんですよ。おかげでもう新鮮味はあまりないのだが、大丈夫、今回はそんなことがどうでもよくなるような新鮮味溢れる展開があるのだから。そう、上の一覧を見てもらえばわかるが……新規プレイヤーの参入だ!!

 此の期に及んでまだ人数を増やすことができるあたりが我々の強いところでな……ただ、人口減少の延命措置としてはあまり役に立っておらず、別にそこまで若くはない(まぁ、一応今回のメンバーで言えば下から2番目ではあるが)。この男が一体何者かというと、少し前にトチ狂った社会人が「異界月」を1箱持ってやってきて「パック剥こうぜ!」と言った時に「異界月限定シールド」という頭のおかしいゲームを展開し、その時に同席していた男である。Magicのカードを触るのはその時が初めてで、なんでよりによって異界月だったんだっていう。一応デュエマかなんかをプレイしたことがあったらしくてやたら理解が早く、今回ドラフトは初挑戦にも関わらず、そこまで悩まずにサクサクピックしていたのは驚きであった。まぁ、史上もっとも適当に導入した新人なのでルール面で色々と伝えてないところはある気がするが、習うより慣れろのスパルタ教育。とりあえず感じ取れればいいじゃない!

 

 ちなみにそんなメンバーが増えたかもしれない我々だが、今週は色々と予定が大変で開催は微妙に危ぶまれている。一応、変則日程で金曜夜開催ということになりました。時間は22時を予定していますが、何やら「当日東京で仕事して直帰後すぐ」とかいう無茶な日程を組んでいるおっさんもいるらしい。無理なようならキャンセルも可なのでなるべく早めに連絡ください。当日はメールなどでの連絡を取り合っていただければと。ちなみに新人さんは次回きません。

 

 


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5月10日 ドラフト模様(WAR×3)

ピック順 【Chrolony】→【Tanaka】→【Thraxi】→【Alessi】→【Serra

 

 灯争大戦第2回戦! ただ、前回が初回記念の8人戦だったところから一週間空いた上に一気に人数が減って元の5人戦に戻ってしまったので、なんだか全然違うゲームになったような気もする。多分最終的には気のせいなんだろうけど、今回のセット、コモンの偏り酷くない? なんかもう、最初に目星をつけた方の色で外すと目も当てられない気がするんだけど。基本的に意固地なタイプが多い卓だから、毎度のことながら魂を削るピックになりそうだよ……。

 ちなみに私ごとですが、先週なんやかんやのご縁があって念願のWindowsマシンをいただき(タダで!)、それを使ってついにMTG Arenaデビューいたしました。……しちゃった……触っちゃいけないってわかってたのに……。ねぇ、1日どれくらいが健全なプレイ時間なの? 一回ドラフト始めると軽く時間単位で消し飛ぶし、ジェムが減らないと止めようがないんだけど。リアルと違って対戦が気楽→それなら強いデッキが作りたい→(課金せず)カードを集めるにはプレイを繰り返してコツコツ貯めるしかない→無限にプレイという地獄絵図。まぁ、今ある資産だけでやりくりするのも醍醐味といえば醍醐味なんだけどさ。せっかく頂いたPCをどこかで封印しなきゃいけないくらいに日常生活に支障をきたしているよ。助けて神様。

 そんなわけで(?)、次回の予定はいつも通り……だったっけ? 結局予定確認したのに忘れてしまった。一応土曜昼(14時)で問題なかった気がするのだが、もし問題がある人は早めのコールを。日曜は無理な人が多かったみたいなので、土曜で調整できなかったら中止やろな。

 

 


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4月28日 ドラフト模様(RNA×3)

ピック順 【Mei】→【Sea-chcken】→【Alessi】→【Serra】→【Thraxi】→【Sangriter】→【Chrolony】→【Metallica

 

 新! 環! 境!

 しかも今回はねぇ、そりゃねぇ、とんでもない世界になっちゃいましたよ。誰もがみな面食らう、そんな超絶PW環境の幕開けだ。私を含め一部の人間はある程度予習できていたからいいものの、初めてカードに触る人らは一体どんな感触になっていたのだろうか。今回はじっくりゆっくりその辺りの新環境の分析と雑感を……

 と思ったんだけどスケジュール的に無理なので通信は簡易版にさせてもらうで! すまんな! ぶっちゃけ、これを書いている現時点でも既に当日の記憶はおぼろなんだ! やっぱり深夜開始の8人総当たり戦とかやるもんじゃないし、その後にいろんな予定を詰め込みすぎたのはあかんな! まぁ、みんな自分の心の中のPWを大事にしてくれ!

 

 なお、今週末は諸事情によりドラフトは行われません。まぁ、可能なら東京で卓を作ってくれてもいいよ。いっそこっちに残ってる連中だけでシールド戦とかやってもいいかもな! 再来週は未定ですので、また決まったら連絡を流しますが、現時点で何もなければ一応土曜日程で調整を行います。欠席申告や参加希望など、ありましたら早めによろしく。

 

 

 


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 ここ最近はBOX先行販売があるからプレリに出ないとダメだな? まぁ、土曜日日程から多少フレキシブルにドラフトが変更されるようになったことも大きいけどさ。というわけで、「献身」の時にはボロクソに負けていいこともなかったので何も書かなかったプレリの参戦記事でございます。

 


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4月20日 ドラフト模様(RNA×3)

ピック順 【Thraxi】→【Chrolony】→【Alessi】→【Tanaka】→【Metallica】→【Serra

 

 「献身」環境最終戦!(予定) なんとかゴールまでたどり着いたこの環境。最後はみんなの予定が合わない中、あれこれと日程調整をして土曜の夜という変則日程で粛々と行われる予定だったのですが、稀人(まれ?)が予想外の来訪、めでたく6人戦にすることができました。来るのが一週間早いんじゃねぇかと思ったら、どうやら来週もくるらしい。新幹線の代金だけでも大層なもんになるんだが、大丈夫か?

??「JRはもっと新幹線を安くすべき。自由席よりももっとキツい不自由席っていうのを作って2000円くらいで売るように打診してみようか?」

 

 とにかくこれでギルド門の飛び交うラヴニカらしい世界とはお別れ。来週は、私がプレリに参加出来ればそこで先行発売の「灯争大戦」の箱を購入するつもりなので、そちらのドラフトが開催されます(不測の事態で箱が買えない場合は本当に申し訳ありませんが、献身ドラフトにするしかないと思います)。日時はこれまた変則で日曜深夜23時開始となります。現時点でレギュラーメンバーで欠席報告が1人出ているんですが、その代わりに上述の通りに東京1名、さらに神戸1名と三重1名もすでに参戦意思を表明しており7人戦の予定。愛知が来るかどうかは知らない。もし来ても、席は空いてますよ。

 

 

 


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<無色>
 
順応する煌めくもの Adaptive Shimmerer (5) C
クリーチャー・昆虫
0/0 瞬速
〜は+1/+1カウンターが3つ置かれた状態で戦場に出る。
 今回3体だけ登場する、無色クリーチャーの1つ。無色トリオは全てコモンで提供され、マナコストはそれぞれ1、3、5でこいつが一番重たい。特殊な無色クリーチャーが環境に採用されているのは、ただでさえ色が混迷を極める3色環境において、少しでもコモンからの選択肢を増やせるようにという配慮だろう。こちらのクリーチャーは3/3瞬速と、色付きクリーチャーなら大体3〜4マナくらいの性能。色がないので当然見劣りするが、ステータスがカウンターで定義されているのは重要で、当然、ここを基盤に変容することを想定してのことだ。ただ、ここをスタートにすると変容デッキだとしてもちょい重いのは事実。できれば青黒の瞬速シナジーと組み合わせたいところだ。
 
彼方見 Farfinder (3) C
クリーチャー・狐
1/1 警戒
〜が戦場に出た時、あなたのライブラリから基本土地・カードを1枚探し、それを公開して手札に加える。その後、あなたのライブラリを切り直す。
 この世界における「這い回る偵察機」。別に「巡礼者の目」でもいいけど、普段ならアーティファクトクリーチャーでやっている仕事を、今回はわざわざ無色というイレギュラーなクリーチャー枠を使って行なっている。これはまぁ、フレーバー的な要素が大きいんじゃなかろうか。この次元の人間たちは、わざわざ新しい土地を探そうとして機械を作ったりはしてないんだろう。「偵察機」に比べるとタフネスが下がった代わりに警戒がついた。「1/1に警戒がついても意味ないやんけ」というのが普通の世界だが、今回は変容の土台にすることで警戒付与の役割もこなしてくれる可愛いやつである。多色化が進む世界なので、やはりこの能力の安心感は格別だ。
 
不思議な卵 Mysterious Egg (1) C
クリーチャー・卵
0/2
このクリーチャーが変容するたび、これの上に+1/+1カウンターを1つ置く。
 ゴジラアートではなぜかモスラの繭になるカード。これを変容させることで「なんか生まれた!」っていう雰囲気が醸し出せるし、その後も成長期な感じが出せる。変容は必ず土台となるクリーチャーが必要になるので、こうして先において選択肢が増やせるのは案外大事なのかも。ちなみに、サブタイプに「食物」は無いので注意。食べられません。
 
 
<白>
 
刃による払拭 Blade Banish (3)(W) C
インスタント
対象の、パワー4以上のクリーチャーを追放する。
 「勝利への躍進」の3ライフゲインの部分が追放効果に切り替わったもの。もともと「大物潰し」にはどっちもついてなかったんだからこれでも上位種だが、この環境はそこまで追放効果は大きな意味を持たないので、なんで「勝利への躍進」と逆にしてくれなかったんだよ、という気もする。まぁ、その辺は大人の事情だ。この世界だって怪物はすくすくと大きくなる。相手が手塩にかけて育てた大物をこいつで一撃。逆に言えば、相手が白を使っている場合、自分のクリーチャーをパワー3以下で止めるのも選択肢の1つってことだ。ところで、こちらのカードのイラストにはなんと放浪者さんが……。この人もきてるんか。

 


検問官 Checkpoint Officer (1)(W) C
クリーチャー・人間、兵士
1/2
(1)(W)(T):対象のクリーチャーをタップする。
 紛れもなくタッパー。揺るぎなくタッパー。2マナ1/2のタッパーというと、やはり我々にとっては「おとりの達人」のイメージであり、紆余曲折を経てタッパーは原初へ回帰してきているのだ。まぁ、起動コストだけは時代性が表れているけども。起動に2マナは現代の感覚ならそこそこだが、対象の制限なしのタッパーなのでやはり大切なお仕事には違いない。今回はコモンでこれが手に入るので、あまり一点豪華主義で1体のクリーチャーを特盛変容しちゃうのも問題なのかもしれない。ところで、なんかイラストの顔だけ微妙にコラっぽくない
 
揃った突撃 Coordinated Charge (4)(W) C
インスタント
あなたのコントロールするクリーチャーは、ターン終了時まで+2/+1の修正を受ける。
サイクリング(2)
 「鼓舞する突撃」にサイクリングがついたら1マナ重くなった。本当にそれだけの呪文。まぁ、どうせ使う時には勝ちっていうタイミングも多いのだし、1マナくらいの差はそこまで問題じゃない。むしろ使える局面が限定される呪文なので、序盤にさっさとサイクリングできる選択肢はでかい。これなら2枚以上入れても心が痛まないので、いざという時に引く確率もあげられるのだ。横並べ戦術には欠かせない存在。
 
幼獣守り Cubwarden (3)(W) R
クリーチャー・猫
3/5 絆魂
このクリーチャーが変容するたび、1/1で絆魂を持つ、白の猫・クリーチャー・トークンを2体生成する。
変容(2)(W)(W)
 猫の王様。イコリアの元のアイディアではクリーチャータイプが重要な役割を果たし、その中で白に分配された中心種族が猫だったらしい。なんでそのまま開発が進まなかったのかと思うが、その名残で今回割とネコ科の動物は多そうだ。そしてこれがそんなネコ科の親玉的存在。4ターン目変容なら3/5絆魂を送り出しつつ、ついでにトークンが2つ。合計サイズは5/7の大盤振る舞いだ。変容の大きな弱点である「パーマネント数が増えないので対処されると一気にヤバい」という問題を猫的に優しく解決してくれる。単体でも問題なく強いし、横に伸ばす戦術が取れるので各種人間ギミックとの相性も良さそうだ。
 
日勤隊の指揮官 Daysquad Marshal (3)(W) C
クリーチャー・人間、兵士
3/3
〜が戦場に出た時、1/1で白の、人間・兵士・クリーチャー・トークンを1体生成する。
 いや、そりゃ名前の意味はそうなんだろうけど、なんか急に普通のサラーリマンめいちゃったな。ちなみに黒には似たようなギミックの「夜勤隊」がいます。人間たちは昼夜を問わず、頑張って壁を守っているのだなぁ。4マナで3/3と1/1。性能としては「大使の樫」と一緒。「凛々しい騎兵隊」とはいとこくらいの関係性。どっちも人間なので「眷者」ギミックのサポートができないのは残念なところだが、横並べ戦術なら素直にパーマネント1つ分をありがたく受け取っておこう。
 
神聖なる矢/Divine Arrow(WAR)」 C
 灯争大戦ではオケチラさんがギデオンに向かって放った矢が描かれた呪文だったが、今回は普通の呪文。もう2度と「ギデオンの叱責」っていうカード名は使えないのだなぁ。2マナ4点とすこぶる効率は良いので相変わらずリミテッドならお世話になるはず。しかし……人間強くね? 魔貫光殺砲撃てるの?
 
ドラニスの癒し手 Drannith Healer (1)(W) C
クリーチャー・人間、クレリック
2/2 サイクリング(1)
あなたが他のカードをサイクリングするたび、1点のライフを得る。
 サイクリング応援団、癒し担当。1枚1点と大した量じゃないので本当におまけ程度に。ただ、こいつが2体3体と並び始めると全部のカードが「新たな信仰」扱い。あれ? そう考えると結構強い? こうして応援団自体にもサイクリングがついてるのは、リミテッドでデッキを組むときにコンセプトがまとめやすくて助かりますね。まぁ、出したい欲求も強くなるのが悩ましいが。
 
ドラニスの判事 Drannith Magistrate (1)(W) R
クリーチャー・人間、ウィザード
1/3
対戦相手は、手札以外の領域から呪文を唱えられない。
 ヘイトベア最新作。いや、ステータスはベアじゃないが。もう、白の2マナで明らかに「これ、下の環境狙ってやがるな」みたいなカードは全部ヘイトベアでいいじゃない。手札以外の領域ってことは、一番多いのが墓地、たまに追放領域、もっとたまにライブラリということになるだろうか。「スタンには大して影響ないやろ」って思ったけど、そういえば出来事クリーチャーが出てくるのが追放領域から。さらに赤の得意技も追放領域からの呪文で、「舞台照らし」や「僻境への脱出」が無意味になる。狙いすましたサイドボードにいかが?
 
一心同体 Fight as One (W) U
インスタント
次のうちから1つか両方を選ぶ。
「対象の、あなたのコントロールする人間クリーチャーは、ターン終了時まで+1/+1の修正を受けるとともに破壊不能を得る」
「対象の、あなたのコントロールする人間でないクリーチャーは、ターン終了時まで+1/+1の修正を受けるとともに破壊不能を得る」
 イコリアには怪物がいる。それと戦う人間がいる。そしてそれとは別に、怪物と心を通わせ、ともに過ごす人間もいる。彼らは「眷者」と呼ばれ、みんなして自分の相棒の獣のイメージをかたどったコスチュームを着ているという。なかなかフレーバー溢れて二次創作が捗りそうな設定。そんな「眷者」たちを支援する(テイストの)呪文も今回はそれなりにあるらしく、人間と非人間を同時にコントロールしている時のこの呪文の効率は1マナとは思えないもの。まぁ、片方だけでも充分なんだけども。君は誰とキスをする?
 
繁栄の狐 Flourishing Fox (W) U
クリーチャー・狐
1/1
あなたが他のカードをサイクリングするたび、〜の上に+1/+1カウンターを1つ置く。
サイクリング(1)
 密かに人気のサイクリングギミックの下支え。まぁ、こいつがチビチビ大きくなる程度ではそこまでの見返りとも思えないが……自分にもサイクリングがついてるのはとても健気。潤滑油ポジションかなぁ。
 
駐屯地の猫 Garrison Cat (W) C
クリーチャー・猫
1/1
〜が死亡した時、1/1で白の、人間・兵士・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
 怪物との戦いに明け暮れる人間たちのマスコット的存在。多分。胸毛のもふもふ具合が良いよね。1マナ1/1、死んだらおかわりという性能は現在もたまに見かける「追われる証人」とだいたい同じ。ただしこちらはトークンがバニラなのでちょい弱い。リミテッドでとにかく命の数が欲しい横並べやサクり系向け。猫デッキだと「聖なる猫」の方が優先されるのが辛い。それぞれの可愛さがあるのに。
 
らせん樹の滑空獣 Helica Glider (2)(W) C
クリーチャー・ナイトメア、リス
2/2
〜は、飛行カウンターか先制攻撃カウンターのうち、あなたの選んだ1つが置かれた状態で戦場に出る。
 リス・ナイトメアとかいうこの世界ならではのタイプ。ちなみにこの世界におけるナイトメアの特徴は「目がいっぱい」「多脚」「なんか煙を吹く」など。おかげでせっかく元がリスなのに……。さておき、3マナ2/2飛行はコモンでは花形だし、2/2先制攻撃はボチボチといったところ、総合すればボチボチの塊である。好きなカウンターが選べるので変容の土台に最適。普通に考えたら飛行を選ぶ方が良いだろうが、次に変容するのが飛行クリーチャーならわからないのだ。後のことを考えた育成プランを。
 
猟匠ライガー Huntmaster Liger (3)(W) U
クリーチャー・猫
3/4
このクリーチャーが変容するたび、あなたがコントロールする他の各クリーチャーはターン終了時まで+X/+Xの修正を受ける。Xは、このクリーチャーが変容した回数である。
 プロレスラーみたいな名前やな。「ナイレアの猟匠」の時に入力が煩わしくて辞書登録した「猟匠」っていう変な言葉が無駄にならずにすんだぜ。目玉ギミックの変容をサポートするため、今回はこうして「このクリーチャーが変容するたび」という効果がいくつか用意されているらしい。この猫を上にしても下にしても、常にこの能力は保持されるってのがポイント。変容デッキの土台にすると、それだけでみるみる自軍を膨れ上がらせることが可能だが、こいつにペタペタカードを貼りつけながら横にも軍勢を広げるのは結構大変なような……。
 

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<無色>
 
万神殿の祭壇 Alter of the Pantheon (3) C
アーティファクト
あなたの各色への信心と、各色の組み合わせへの信心は1多くなる。
(T):任意の色マナ1点を加える。あなたが神か亜神か伝説のエンチャントをコントロールしているなら、あなたは1点のライフを得る。
 こんなデザインもありなのかよ。なんと、「信心を無条件で増やす」というよくわからない能力を持ったマナ装置である。いわばマナシンボルが(W/U/B/R/G)と書かれているようなもの。いっそ製作チームにはそういう表記のチャレンジをしてもらっても良かったが……流石に混成マナシンボルは2つまでが限度かなぁ。普通に考えると、信心を伸ばしたいのならその色のカードを入れる方が手っ取り早いわけで、あんまりこのカードに求めたいオリジナリティのある効果ではない。ただ、当然リミテッドでは綺麗な単色信心デッキなんてなかなか組めないので、2色くらいに散った時に「あっちの色も、こっちの色も」と欲を出してこのカードを使うわけだ。ご丁寧に色マナソースにもなるので僕のようにピックで迷走しちゃう多色クソ野郎にも優しい。目指せ5色信心デッキ。それにしても「あなたが神をコントロールしているなら」ってすげぇ字面だよな。なにもんだよ。
 
青銅の剣 Bronze Sword (1) C
アーティファクト・装備品
装備したクリーチャーは+2/+0の修正を受ける。
装備(3)
 いわゆるひとつのブロンズソード。旅の始まりブロンズソード、最初の街で買えるよブロンズソード、こんぼうよりは強いよブロンズソード、早くはがねのつるぎが欲しいよブロンズソード。テーロスの冒険者にとってもこの装備は初歩の初歩。ただ、入門とはいえ武器は武器。扱うのにはそれなりの訓練も必要らしく、残念ながら「匪賊の斧」なんかよりも価格は安いが装備は重い。基本的に、繰り返しの運用が前提の装備品にとって、装備コストの劣化は性能の劣化である。あくまでこの世界の主役はエンチャントだから、装備品は大人しくしてろってこった。まぁ、その分対策される確率も低くなるんじゃないかと思ったけど、「存在の破棄」も「自然への回帰」も普通にアーティファクト割れるわ。
 
幻惑する竪琴 Entrancing Lyre (3) U
アーティファクト
あなたは、〜があなたのアンタップステップにアンタップしないことを選んでも良い。
(X)(T):対象の、パワーX以下のクリーチャーをタップする。それは、〜がタップ状態であり続ける限り、そのコントローラーのアンタップ・ステップにアンタップしない。
 オールドファンなら「懐かしい!」と思わず感涙咽び泣きそうな、「琥珀の牢」のリメイクアーティファクト。なんだろ、「琥珀の牢」って割と代表的なアーティファクトだと思ってたんだけど、今確認したら6版で再録されたのが最初で最後なんだな……まぁ、ほら、自分がMagic始めた当時のセットってどうしても印象深いしね。さておき、「琥珀の牢」よりも設置が1マナ軽く、起動コストも相手次第で軽くなる可能性は高い。でかいクリーチャーを捕まえるにはそれなりのコストがかかるが、伴う結果を考えれば多少の出費は仕方あるまい。いわゆるタッパーと違って初期投資すれば運用が楽なので、リミテッドでは間違いなく活躍できるカードだ。ちなみに余談だが、「琥珀の牢が懐かしい!」とは言ったが、実は旧作テーロスでも「脱走兵の間」の形で同じギミックがリメイクされていたりする。なんでだろね、テーロス次元はこのギミックが好きなのかな?
 
鏡の盾 Mirror Shield (2) U
アーティファクト・装備品
装備したクリーチャーは+0/+2の修正を受けるとともに絆魂と「このクリーチャーが接死を持つクリーチャーにブロックされるか、接死を持つクリーチャーをブロックするたび、そのクリーチャーを破壊する」を持つ。
装備(2)
 フレーバー最優先ながらもかなり面白い仕上がりになっている新手の装備品。イラストを見ればわかる通りに、ペルセウスさんがメデューサを倒した例のアレである。このことから分かるのは、ゴルゴンの石化能力はあくまで念であり、光学的な視線には意味を持たないということである。いや、よくわからんけど。「盾」の装備品なのでタフネスがあがるのは当然として、ついでのように呪禁がつくので、どっちかっていうとそのニーズが強そう。虎の子のクリーチャーにこれをぺたりで一安心。そしてフレーバー的な要素として「接死持ちに一方的に勝てる」というなかなか斬新な切り込み方も採用されている。ちなみに今回収録されているゴルゴンは2体だが、そのうちコモンの「毒の秘儀司祭」は接死持ちなので神話の再現が可能だ。ちなみにもう1体のゴルゴンである「ファリカの落とし子」は接死を持ってないし、しかも生贄を要求するタイプなのでこの盾を装備してても命の保証はない。……ゴルゴンの方も機能改善が進んでいるようだ……。
 
ニクスの睡蓮 Nyx Lotus (4) R
伝説のアーティファクト
〜はタップ状態で戦場に出る。
(T):色を1つ選ぶ。あなたの選んだ色への信心に等しいだけのその色のマナを加える。
 で、出た〜〜睡蓮の名を継いでマナ出しまくり奴〜〜〜! 見ての通り、「ニクスの祭殿、ニクソス」がアーティファクトに生まれ変わった姿である。べらぼうに重くはなったが、その分起動にマナが必要ないので、信心分がまるっとマナに変換される。当時の「ニクソス」と同様、専用のデッキならとんでもない量のマナをやすやすと稼ぎ出すカードである。「ニクソス」が環境次第では禁止指定されるのだからこのデザインがやばいことは開発チームも重々承知しているだろうが、4マナアーティファクト、しかもタップインという制限でこれが御しきれるという判断なのだろう。確かにマナソースが4マナってのはかなりのハードルであり、「火想者の器」がどこかで活躍してるなんてのは聞いたことがない。ただ、「ニクソス」だって序盤はマナが増えない設定だったのでそこまで爆発はしなかったわけで、それこそ4マナ、5マナ圏あたりが勝負所な気もするのだが……どうなるかな? くるかな? 来ないかな? まぁ、最悪通常レアだしそこまで値段は高騰せんやろ!(一応フラグ気味に)
 
影槍 Shadowspear (1) R
伝説のアーティファクト・装備品
装備されたクリーチャーは+1/+1の修正を受けるとともにトランプルと絆魂を得る。
(1):あなたの対戦相手がコントロールするパーマネントは、ターン終了時まで呪禁と破壊不能を失う。
装備(2)
 やたらと不穏な装備品。なんとも厨二心を刺激される形状とフレーバーだ。ペスさんが自分の悪夢から引きずり出した「裏クルソー」ともいうべき問題作で、ダイレクトに「太陽神の槍」の裏返しだから「影槍」。ちなみに過去のカードに「影の槍/Shadow Lance」というどうってことないアンコモンも存在するが、当然このカードとは何の関係もない。もともとの太陽神が持っていた槍に比べるとありえないくらいに軽量コンパクトな装備品で、1マナで出して2マナで装備、それだけで+1とトランプルと絆魂である。さすがレア、さすが伝説。リミテッドならこれ一本で怒られるのに充分なスペック。そして、この槍は当然ペスさんのヘリオッド憎しの思いがこもっているらしく、破壊不能を誇る神々ですらたやすく屠ることができるという。槍を持って戦闘関係になる必要すらなく、その辺に置いといてよきタイミングでピカーってなるだけで世界から破壊不能も呪禁も消える。意地悪な狼だって、もう意地悪できなくなっちゃうのである。ステータスの修正値が小さいので構築環境で使われるかと言われると厳しい気もするが、相手クリーチャーの硬さやしぶとさに辟易したなら、サイドボードに考慮してもいいのかもしれない。
 
魂標ランタン Soul-Guided Lantern (1) U
アーティファクト
〜が戦場に出た時、対象の、墓地にあるカードを追放する。
(T)、〜を生贄に捧げる:各対戦相手の墓地を追放する。
(1)(T)、〜を生贄に捧げる:カードを1枚引く。
 いかにもこの環境のために用意された感があるアーティファクト。場に出た時に1枚、そしてサクると全部、この墓地対策法によって相手の墓地を抑えるのはかなり簡単だ。慌てて出しておく必要は特に無くて、相手の最初の脱出カードが墓地に行った時点で初めて展開し、その1枚を処理。続けてもう1枚来そうだったら、その時にいくらかまとめてお掃除してやれば、もう相手の墓地は機能しなくなるだろう。また、万一これが機能しそうもないデッキが相手でも2マナで引き直せるのでほとんどロスはない。メインから入れておける対策カードとしては満点の出来。まぁ、追放とドローが同時にできる上に永続性もある「大祖始の遺産」の方が億倍強いやんけ、と言われるかもしれないが、まぁまぁ。
 
秘術師の使い魔 Thaumaturge’s Familiar (3) C
アーティファクトクリーチャー・鳥
1/3 飛行
〜が戦場に出た時、占術1を行う。
 「thaumaturge」っていう単語は聞いたことがなかったのだが、調べてみたら「奇跡」みたいな意味からスタートして「魔術」「魔法」を使う人のことらしい。すでに「魔術師」「魔道士」あたりの単語は使われてしまっているが、さて、日本語訳はどうなるだろうか……って思ってたら「秘術師」だった。過去に「秘術師」の名を冠したクリーチャーの訳語は全て「Thaumaturgist」だったのだが……まぁ、似たようなもんか。とにかくそんな大それた名前のやつの使い魔の割には普通のクリーチャー。「協約のペガサス」が1マナ重くなって占術をつけただけだ。「穴埋めコモンかぁ」とは思いつつも、実は案外悪いものではない。何しろ「協約のペガサス」はその地味なステータス故に毎度「微妙やな」と思われながら、気づけばどの環境でも採用される謎実績を持つのだ。やはりパワー2のフライヤーを止められる戦力ってのは大事なのである。今回はそれが白以外の色(つまり飛行が苦手な緑や赤)でも採用できるのだから、むしろペガサス以上にニーズがある可能性も。これもこれで小さな秘術だ。
 
轟く戦車 Thundering Chariot (4) U
アーティファクト・機体
(3/3) 先制攻撃 トランプル 速攻 搭乗1
 随分あっさりとした機体。まぁ、どこぞの機体次元がやりすぎたせいで、それ以来(つまりほぼ誕生直後から)機体は割と性能が制御されてる印象があるが、生まれの不幸を呪うしかないな。この機体もそこまで悪いってもんでもないが、4マナで設置した割には無難な性能。先制攻撃があるので突破力には信頼が置けるし、速攻もあるので乗り手さえ用意していれば4ターン目に出すクリーチャーとしてはそこそこ優秀。あとは相手がアーティファクト対策をどれくらい用意しているか。エンチャントにまみれた環境になるので、その対策ついでに割られるような状態になっちゃうと存在自体がごめんなさい。
 
旅行者の護符/Traveler’s Amulet(RIX)」 C
 安心性能のいつものやつ。旧テーロスにも存在していたし、「未知の岸」とのさりげない多色サポートはこの次元の定番なのかもしれない。そして実は今回は「生贄ギミックの燃料」というちょっとした追加要素も期待されているので、そっち系のデッキに行きたい人は、色数関係なしにこっそり回収しておくといいかもしれない。手軽に墓地が肥やせるので、案外今まで以上にニーズは多いのかも。ちなみに今回は死の国の亡骸が持っている思い出の品というフレーバーになっているので、これまでのものよりもなんとなく哀愁が漂っている。
 
傲慢の翼 Wings of Hubris (2) C
アーティファクト・装備品
装備したクリーチャーは飛行を持つ。
〜を生贄に捧げる:装備したクリーチャーは、このターンブロックされない。次の終了ステップの開始時に、そのクリーチャーを生贄に捧げる。
装備(1)
 太陽に向かって飛ぶのだ。デザインをみてお判りの通りにあのイカロスの物語をベースにしたカード。蝋で固めたわけではないが,まぁ、そのうち落ちるのは必然であろう。ちなみに、旧作テーロスにもイカロスを題材にしたカードは作られており、それが「性急な太陽追い」。こちらも別な意味で「そのうち落ちるやろ」というテイストが絶妙である。今回のこの装備品と「太陽追い」にどんな関係があるのかと思ったが、イラストを見ると、どうやら「太陽追い」が背負っていた飛行機械がコレのようだ。フレーバー情報では今回登場した青赤レジェンドのダラコスさんが作ったものらしく、ご丁寧にダラコスの方のイラストにもこれに近い装置が描かれていたりする。どんだけ飛ぶの好きなんだ。飛行装備品の基本形は「ニューロックの滑空翼」の設置1装備2、もしくはこれと同じ「継ぎ当ての翼」の設置2装備1。基本設計にプラスアルファの能力なのだからコモンとしては優良品。手軽に1マナで空が飛べる時点でダラコスさんは割と優秀だ。そしていざとなったら投げっぱなしのカミカゼアタックも可能。合言葉は「勝てばよかろうなのだ」。設置しといていざとなったらマナも使わずに使える能力なので、実は案外バカにできない。どうせカミカゼなので対応してクリーチャー殺されても大した痛手じゃないし。デッキに何枚入れるか悩むところだけどなー。
 
廃墟の地/Field of Ruin(XLN)」 U
 イクサランから再録された土地対策土地。当時はそこそこ採用されたカードで、やはりいつの時代も特殊土地を対策できる土地ってのは重要。一応私もアリーナでは「死者の原野」が出始めた頃に対策としてお世話になった記憶がある(まぁ、すぐにそれだけでは抑えきれなくなったが……)。そんな「原野」が禁止されたために現在はそこまで危険な土地も無いような気がするが、ファイヤーズにおける「ヴァントレス城」のようにやはり鬱陶しいカードは色々と存在している。なかなかメインから土地対策するってのも難しいので、こうして手軽に選べる選択肢が増えるのはありがたいことだろう。
 

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