最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
Decimator of the Provinces (10) M クリーチャー・エルドラージ、猪 7/7 トランプル 速攻 現出(6)(G)(G)(G) あなたが〜を唱えた時、あなたのコントロールするクリーチャーはターン終了時まで+2/+2の修正を受けるとともにトランプルを得る。 「孔蹄のビヒモス(AVR)」の焼き直し。そういえばアイツもイニストラード出身なんだよな。コストこそ重くなったが、そこは現出効果で微調整が可能。この能力を頼みにする時点でクリーチャーを並べることは確定なので、その中でパワーの値とマナコストが一番アンバランスな重めのヤツをサクれば、ある程度現実的なコスト域でこいつが出せるはず。187能力ではなく唱えた時に誘発するため、ご丁寧にビヒモスよりもサイズアップしている(ビヒモスと違って自分の能力の恩恵が受けられないから)のも親切で、こいつが7/7トランプルで転がりつつ、3〜4体も増強出来れば当然ゲームが終わる。使い方は「ビヒモス」と一緒で、いくらか選択肢が広がっているのだからそりゃ強いだろう。現出の活用が現実的なら構築レベルも無くはない。でもまぁ、下の環境なら墓地やライブラリから一本釣りしても効果を発揮するビヒモスで安定だろうなぁ。
PR Assembled Alphas 集合した頭目 (5)(R) R クリーチャー・狼 5/5 〜がクリーチャー1体をブロックするか、クリーチャー1体にブロックされるたび、〜はそのクリーチャーに3点のダメージを与え、そのクリーチャーのコントローラーに3点のダメージを与える。 赤のエントリーセットレアは、「灰口の猟犬(ISD)」や「ケッシグの鍛冶場主」の能力がレアクラスに膨れあがったもの。「レアのくせになんか地味」と思われるかもしれないが、ついでにプレイヤーに飛ばせる効果のおかげでこれが結構洒落にならない。5/5というステータスは単体でのブロックはそこまで簡単じゃない。それならばと2体受けしようとすると、それぞれに能力が誘発するのでブロッカーはタフネス3以下では機能しないし、6点のダメージが本体に飛んでくる。これはブロック時にも適用されるわけで、攻守にわたって常に相手をかみ続ける精神はなかなかのもの。リミテッドならばやっぱりゲームエンドが近づくクリーチャーである。ついでに「吠え群れの復活」でトランプルを与えてやると、相手クリーチャーへの致死ダメージが一気に下がって本体にも突き抜けやすくなる。構築は流石に目指せないので、開けたパックから出てきたら可愛がってあげたい。何しろ、これだけあっちこっちで触手が生えている世界のなかで、ここまでモフモフした狼がいるのは貴重なのだから(残念ながら、このイラストはプロモ版だけ)。
さて、無事にプレビューの2週目が公開され、定番である「このセットのメカニズム」も明らかになった。一つ目の衝撃、エムラクールを含めて、第1回のレビューを始めましょう。
○このセットのメカニズム
1.合体(Meld) 実はちょっと前に話題になっていたらしい(私は知り合いから聞いただけだが)「裏面を使って合体カードを作りましょう」のプロジェクト。かの「B.F.M.」にのみ許されていた2枚のカードの夢の共演……それが、両面カードというギミックを使ってついに可能になったのだ。 ルール化されたとは言っても、今回のセットに収録される合体カードは3組のみ。それぞれに個別ルールとして覚えてしまっても問題無いレベルだ。要は「2枚のカードが揃ったら、どっちも追放して合体状態で場に戻す」ってことだ。ただ、この合体カードは2枚が1枚になるという初めての挙動を見せるために色々とデリケートである。まず、2枚とも自分がオーナーじゃないといけない。相手からパクったギセラと自軍のブルーナでは合体しないし、相手から2枚ともパクッても駄目だ。この制限が設けられた理由は、「オーナーが2人存在する1枚のパーマネント」が存在するとまずいからだろう。「刻印(USG)」を使った時どうなるのか分からなくなるしな。さらにコピーカードなどでごまかすのもNGだ。だって、コピーじゃぁ裏面の合体ギミックが使えないからね。コピートークンなど言語道断だし、例えば「クローン」でコピーしたとしても、合体は完成しない。一応、能力は誘発して追放されるのだが、合体面(裏面)が無いので戻って来られず、2枚とも追放領域に居残りになってしまうという。まぁ、通常の両面カードでもそういう状態は一応あったからね(ジェイスをコピーした「賢いなりすまし(KTK)」は、変身条件を満たすと追放されるが、そのまま戻って来ない)。他にもバウンスされたら2枚とも手札に戻るとか、ライブラリトップに置く場合はオーナーが順番を決めて良いとか、細かいルールはあるが、どれも大体直感で処理出来るものだろう。まぁ、そうならなきゃ実際に印刷されるまでには至らないだろうしね。なにかルールの抜け穴的なバグが見つかる可能性はあるけども。ただ、出来れば3組と言わずもっとたくさんつくって欲しかったところだけどねぇ。あくまでも今回は「試験運用」だとさ。
2.現出(Emerge) 以下の能力語である。「Emerge(X) あなたはこの呪文を、クリーチャーを1体生け贄に捧げて現出コストを支払うことで唱えても良い。その場合、現出コストはX点少なくなる。Xは、生け贄に捧げたクリーチャーの点数で見たマナコストである」。まぁ、つまりは汎用性を増した「献身」。献身能力つうても今の若い子は知らないかもしれないが、「神河謀叛」の守護神シリーズで5枚だけ適用されたマイナールールである。献身と違ってインスタントタイミングにはならないし、どう転がしても色マナが軽減出来ないのがポイント。現出コストの支払いはクリーチャーをサクることが前提条件なので、「0体サクってそのまま」ってのは駄目。「コスト0のトークンサクってコスト全額支払い」はOKだ。この能力のポイントは2つ。1つはフレーバー的な側面で、既存のクリーチャーの中から生まれ変わった生命体であるエルドラージが爆誕しちゃいました、という雰囲気が出る。クリーチャーの形をしたレベルアップカードだな。そして、より大事なのはシステム面での貢献。普通に考えると、ゼンディカーを離れてしまった今、再び平然と無色のカードを出すことは憚られるが、こいつらは現出コストのおかげで一応色特性を帯び、各色に配置することが可能。さらに、わざわざ欠色を付けずとも額面上は無色。ごく自然にイニストラードにエルドラージが導入できたわけだ。前後のセットを繋げるために色々と考えるもんですね。まさか、事ここに及んでエルドラージデッキの強化パーツが増えるなんて誰が考えるだろうか。このカードデザインならコストを重くしても平気なので、エルドラージらしいサイズ感を維持出来るのもうま味。旧システムの焼き直しでもここまで付加価値がつけば充分新機軸だ。
3,増呪(Escalate) 以下の能力語で与えられる。「Escalate(X) 2つ目以降のモードを選ぶとき、それ1つにつき増呪コストを1回支払う」。まぁ、これは……焼き直しだな。日本語名だともろに「双呪」と被るし。双呪と違うのは、モード選択が3つ以上の場合もあるというところ。モードA、B,Cを持つ呪文なら、Aだけなら単体コストだけでキャスト可能、A&BやA&Cのモードなら増呪コストを1回、そしてA&B&Cのモードなら増呪コスト2回払いが必要になる。もちろんA&A&Aとかは駄目だぞ。まぁ、これも直感的に処理出来る部分か。一応、全てのモードは個別に扱われるため、1枚の呪文ではあるが、全てのモードの対象を同一にしても構わない。
その他再録メカニズムはマッドネスと昂揚があることが発表された。つまり、今後の環境に調査はございません。「異界月」2「イニ影」1のドラフトになるので、各種調査絡みのカードは軒並みパワーダウンだぜ。
(以下、個別カード)
Emrakul, the Promised End 約束された終末、エムラクール (13) M 伝説のクリーチャー・エルドラージ 13/13 飛行 トランプル プロテクション(インスタント) 〜のコストはあなたの墓地にあるカードタイプ1つにつき(1)少なくなる。 あなたが〜を唱えた時、あなたは対象の対戦相手の次のターンの間、そのプレイヤーのコントロールを得る。そのターンの後、そのプレイヤーは追加の1ターンを得る。 さぁ現れた、無く子も黙る僕らの江村。彼が舞い降りることこそがこの「異界月」の幕開けだ。まぁ、既に前エキスパンションの手掛かりのおかげで彼がやってくることは確定していたので特に驚きはないのだが……。で、そんなお外からの来訪者であるエムラさんは、何とかイニストラード環境にすり合わせようとして疑似昂揚能力を内蔵。墓地のカード種類によって軽くなるので、現時点で最安値を目指すならなんと8点の値引きが可能なので5マナで13/13と恐ろしくフレンドリー。スタンダード環境だと「部族」カードが無いので1マナ高くなるが、それでもプレインズウォーカーを含めて7つのカードタイプを墓地にたたき込めば6マナで手軽に終末が約束される。このコストは結構洒落になっていない。そりゃま、かつてのエムラさんに比べればサイズもイニストラード仕様(13)になったのでちょっと縮んだし、滅殺も無ければ追加ターンも無い(?)。プロテクションの性能もやや衰えてしまっているので「破滅の道」でも「石の宣告」でもコロリと落ちる。しかし、この「プロテクション(インスタント)」の絶妙ないやらしさよ。何しろ、通常の手段で通せば「精神隷属器」が発動するので相手のソーサリー除去は未然に使い潰すことが可能になる。相手からしたらターンを奪われる前に対処したいのに、プロテクションのおかげでどうにも手が出せず、後はエムラさんのなすがまま。一応その後に救済ターンがあるので「土地フルタップで相手ターン」という憂き目をみずに済むが、それでもクソみたいなスペルの無駄打ち、泣きたくなるような無駄死に戦闘など、1ターンの虜囚の後にはボロボロの戦場しか残っていないだろう。まぁ、結局は「約束された終末」なのである。終末が約束されているなら、かつての姿の半分以下にまでコストが下がるこちらの方が実はヤバい可能性すらある。一応の救いは、こうした変則的な除去耐性なので「実物提示教育」や「騙し討ち」の弾としてはイマイチになったこと。まぁ、そういうデッキは今まで通りに旧エムラを使えばいいだけなんだが。 気になるのは、こいつがセット内容的に完全に浮いてることなんだよな。リミテッドだと単なる「色を問わない重いボム」。昂揚が狙えるデザインの方が有利なので緑や黒がやや使いやすいくらいか。ちなみにフレーバーテキストのフォーマットは既出の2体とおそろい。ウラモグが「A force as voracious as time itself(時間そのもののごとく貪欲な力)」、コジレックが「Avoid as cryptic as reality itself(虚空としか言い様がないその実体)」、そしてエムラさんは「An enigma as vexing as life itself(人生そのもののように厄介な謎)」。やっぱこうしてみるとコジレックの和訳だけちょっとひねてるのが惜しいなぁ。3人揃っての名乗り台詞だと思えば格好良いか(そうか?)。
Wretched Gryff 不憫なグリフ (7) C クリーチャー・エルドラージ・ヒポグリフ 3/4 飛行 現出(5)(U) あなたが〜を唱えた時、カードを1枚引く。 現出能力のお目見えとなったカード。既に説明した通り、無色のクリーチャーで7マナと高コスト、つまりエルドラージの典型的デザインでありながら、普通の環境に馴染むように工夫された現出能力の妙味が分かるだろう。普通に7マナで唱えても、5マナ相当のクリーチャー+キャントリップなので計算は合うが、やはりちょっと割高感があるか。しかし1体クリーチャーをサクれば(青限定とはいえ)1マナ軽くなるのだから、そこは素直にフレーバーに従って現出からの登場を狙いたい。青はクリーチャーが貧相なのが残念だが、「隠れたホムンクルス」や「海墓のスカーブ」程度でもこいつが4マナで出せる礎になるなら万々歳ではなかろうか。キャントリップのおかげでサクった分は補填出来てるし、一応青ならゾンビとの絡みで墓地回収も可能。トークンを置いていく「ドルナウの死体あさり」あたりもいい餌対象だし、「縫い翼のスカーブ」だと……得してるんだか損してるんだか。
Blessed Alliance (祝福された同盟) (1)(W) U インスタント 増呪(2) 次のうちから1つかそれ以上を選ぶ。 「対象のプレイヤーは4点のライフを得る」 「最大2体までのクリーチャーをアンタップする」 「対象の対戦相手は攻撃クリーチャーを1体生け贄に捧げる」 こうしてみるとやっぱり増呪スペルって「命令」サイクルだよな。アンコモンに位置するかなり強力な増呪。基本的には一番下の「天界のほとばしり(ORI)」能力を使っていくことになり、そのときマナに余裕があればアンタップモードを使って更なる追撃を、そして万一6マナあればさらに4ライフもゲット出来る呪文。もちろん、アタッカーが1体なら4マナで除去+ライフゲイン。これだけで充分過ぎる性能だ。様々な使い方が可能なのが増呪の利点であり、基盤となる部分が強ければそれだけ汎用性も上がる。リミテッドなら必須除去。構築の場合、もう少しトークン戦術が下火になればひょっとしたら。一応オジュタイを倒せるのは意味があるかもしれないし。まぁ、攻撃してるオジュタイなら他の方法でも倒せるんだけどさ。
Bruna, the Fading Light 消えゆく光、ブルーナ (5)(W)(W) R 伝説のクリーチャー・天使、ホラー 5/7 飛行 警戒 (折れた刃、ギセラと合体する) 〜を唱えた時、対象の、あなたの墓地にある天使か人間・クリーチャー・カードを戦場に戻しても良い。 悲劇の大天使。ストーリー部分の紹介は他のサイトにでもお任せするが、ざっくりまとめると、天使3姉妹(ホントは4姉妹)のうち、元々呪禁持ちだったシガルダだけがエムラクールの魔力に引っかからずに済み、脳筋のギセラ、穏健派のブルーナはアヴァシンともども狂気にやられてしまっている。そして今回、そんな悲劇の天使姉妹が3種の合体カードの1つに選ばれたわけだ。一応開発チームの解説だと「この天使のイラストからケン・ネーグルが合体カードを作り始めたんだよ」みたいなことも言っている(マローはもっと前から考え続けてたって言ってるんだけどな)。そんな天使の片割れ、ブルーナ。かつての姿では青含みだったが、今回は面倒なので白一色になり、性能も随分シンプルに「大天使(AVR)」のアップグレード。そして合体能力を促進させるために節操なしのリアニ能力を付与。これで、墓地にギセラを置いておけばこいつ1体で半自動変身が可能になった。率先して不幸になっていくスタイルか。単体での性能もそれなりに強力だし、釣り上げる天使は当然アヴァシン様でもいいのだから無理に合体してグロ画像を拝む必要も無いが、やっぱり与えられたからには狙ってみたいところ。エルドラージに影響されたせいで能力は187ではなくキャスト誘発になってしまっているため、コストの踏み倒しは基本的に禁止。素直にコストを払ってギセラと合流しよう。ちなみに、何故かこのコンビだけ、合体カードで互いのレアリティが異なっており、ブルーナはレアなのにギセラは神話になっている。姉妹の中で唯一格差を付けられたブルーナさんカワイソス。おかげでリミテッドでの合体はプチ奇跡。もし登場したらホールインワン賞なみの扱いで。
Dawn Gryff 夜明けのグリフ (2)(W) C クリーチャー・ヒポグリフ 2/2 飛行 環境を規定するフレンチバニラ。最大の難点は特にコメントが見あたらないところ。あぁ、そうそう、一応イニストラード特産のヘンテコ生物であるグリフはクリーチャータイプがヒポグリフなんですよね。かつて1枚だけカード化されたのは基本セットに出張していた「静翼のグリフ(M15)」でした。ヒポグリフって本当はグリフィンと馬の合いの子のことをいうのだが、グリフはどう見ても白鳥と馬の合いの子。同じクリーチャータイプにまとめてしまっていいものかどうか。そもそも白鳥と馬の交配ってレベル高すぎやろ……。「馬が白鳥を襲う」はどう考えても不可能だろうからその逆なんだろうが、突然空から舞い降りて「オラァ! 尻だせやぁ!」って雌馬にのしかかった白鳥さんサイドにも狂気しか感じない。イニストラードはエムラクールなんか来なくても最初からぶっ壊れた世界だったんじゃないですかね?
Gisela, the Broken Blade 折れた刃、ギセラ (2)(W)(W) M 伝説のクリーチャー・天使・ホラー 4/3 飛行 先制攻撃 絆魂 あなたの終了ステップの開始時に、あなたが〜と「消えゆく光、ブルーナ」というカードをコントロールし、それらのオーナーであるなら、これらを追放し、合体した状態で戦場に出す。 ↓ Brisela, Voice of Nightmares 悪夢の声、ブリセラ M (無色) 伝説のクリーチャー・エルドラージ、天使 9/10 飛行 先制攻撃 警戒 絆魂 あなたの対戦相手は点数で見たマナコストが3以下の呪文を唱えられない。 はい、ギセラさん。こちらもブルーナ同様に元々持っていた赤マナを失ってシンプルな性能になっているのだが、よく見れば戦闘性能が「悪斬の天使(M11)」ばりのコワレですね。合体能力なんて香ばしい部分は無視して、単体で無双出来てしまうのでは。これ以上白に余計なもん渡すなよ。結局こんだけダークな世界なのに「アヴァシンの帰還」以上に天使が元気やないか。基本的にスタンドアローンで暴れ回れるデザインだが、万一姉妹が合流したらそりゃエラい騒ぎ。どう見ても「ゲームに勝つ」って書いてあるカードだし。一応、除去されるとカード2枚を失うというリスクはあるが、そもそもブルーナさんが1体リアニしてる時点で損は出ない。そして除去すると簡単に言っても、容赦無い呪文制限能力のおかげでこれを除去る方法なんてほとんど無い。「反射魔道士」すら撃てないしなぁ。ここまで大変身してしまったらもう元の姿に戻るなんてことは絶対ないんだろうけど、シガルダさん、どうやってこんな化け物倒すんでしょうね。イニストラードもミラディンばりの完全バッドエンドやなぁ。
Long Road Home 遙かなる旅路 (1)(W) U インスタント 対象のクリーチャーを追放する。次の終了ステップの開始時に、それに+1/+1カウンターが1つ置かれた状態で、オーナーのコントロール下で戦場に戻す。 どう見てもカード名に「さらば友よ」って付け加えたくなる1枚だが、効果は完全に「来世への旅(CHK)」と同じ。違いは秘儀かどうかだけだ。いわゆるブリンクなので様々な応用が可能だが、カウンターがのることを考えたらやっぱり自軍の緊急避難用に構えておきたい。187能力持ちならさらにウハウハなので手っ取り早く「スレイベンの検査官」に撃ってしまってもそこまで問題は無いだろう。また、変身カードはブリンクすれば第1面で戻ってくるので、強引に人狼を人間に戻したり、「氷の中の存在」を再び氷漬けにしたりも。ちなみに合体カードもそれぞれが第1面で戻ってきて、各々のカードにカウンターが乗る(「ハンウィアーの要塞」は土地にカウンターが乗る)。まぁ、その後すぐにまた変身するだろうからカウンターの意味はあんまりないんだけどさ。
Thalia, Heretic Cathar (2)(W) R クリーチャー・人間、兵士 3/2 先制攻撃 あなたの対戦相手のコントロールするクリーチャーと基本でない土地はタップ状態で戦場に出る。 サリアさんは当然永遠にヒロインなので闇堕ちなんかしない特権的立場。崩れゆくアヴァシン教団をどうしたら良いか悩んで悩んで教団と袂を分かったオドリックさんが「ひとりだけになっちゃった」と劇場版のカチューシャみたいにへこんでいたら、「まだあなたが残っているわ、オドリック」とダージリン様みたいなことを言いながら登場したのがこのサリアさんだ。彼女は既に教団からは離脱し、新たに過去の偉人の加護を受けた「聖トラフト騎士団」を結成していた。白のクリーチャーたちが本当に白っぽく正しいことをしているのは久しぶりに見た気がするな。さておき、クリーチャーとしての性能は相変わらずのヘイトベア(もうベアじゃないが)。かつての「アメジストのとげ(LRW)」能力を失い、代わりに手に入れたのは部分的な「宿命(6ED)」能力。最近だと「威圧する君主(M14)」という似たようなカードがあったが、レジェンドなので当然戦闘性能で勝っているし、土地も縛れるので適用範囲は広い。旧サリアに比べると汎用性が低下したが、それでも下の環境ならば特殊土地の多さからマナを縛る機能はむしろ使いやすくなっている。さらにクリーチャーも縛れるのだから、旧作と比べると逆にビート方向のデッキに刺さるようになったか。後は、この1マナの増加をどう見るかだが……やっぱりちょっとマイナスではあるよな。ギデオンから出るトークンやアヴァシンですらタップ状態で出てくるので、構築ではトークン系に結構効くかもしれないな。
Thalia’s Lancers サリアの槍騎兵 (3)(W)(W) R クリーチャー・人間、騎士 4/4 先制攻撃 〜が戦場に出たとき、あなたのライブラリから伝説のカードを1枚探し、それを公開して手札に加えてもよい。その後、あなたのライブラリを切り直す。 ミラクル「緊急時(CHK)」内蔵のサリアサポーター。フレーバーからすると上官のサリアを呼びに行くのが正道なのだろうが、4/4先制が出てきた時点でサリアさんはあんまり求められるお仕事でもないので、大人しくエムラクールやアヴァシンを呼びに行く方が正しい。駄目じゃん、聖トラフト騎士団、全然機能して無いじゃない。……まぁ、きっとどこかの世界線ではオドリックとかと頑張って戦っているよ。チューター能力なので一応レアにはなっているが、カードが揃わないリミテッドでは「そりゃ強いけど地味」っていう程度の能力だし、構築でもわざわざこんな地味なカード使ってチューターする必要もなさそうだし、なんか中途半端なカードである。一応、伝説のカードならクリーチャーでなくてもいいってのがポイントになるのかしら。下の環境でなにか……出来るかなぁ。ちなみに、「イニ影」でサーチ候補になりうる伝説カードは、アヴァシン・オドリック・オリヴィア・シガルダの4体に加え、「タミヨウの日誌」と「ギトラグの怪物」。……「助け呼んできます!」→「巨大蛙登場!」。何 が 起 こ っ た。
6月24日 ドラフト模様(SOI×3) ピック順 【Sangriter】→【Serra】→【Thraxi】→【Sea-chicken】→【Mei】→
どんよりとした梅雨空のように、安定しない我々のドラフト模様。先週は欠席が2名出て中止、先々週は突然のエタマスドラフト。そして3週前も2人の欠席者が出て中止……つまり、イニストラードを剥くのは約1ヶ月ぶりという事態だったのだが……今週は集合時刻の2時間前にドタキャンが1名であわやまたも中止……まぁ、やるんですけどね。5人戦でもやるんですけどね。ただでさえしんどい6人ドラフト。5人戦になってパックの数が減ったら、そりゃもうカードが足りるわけがない。全体的に弱いデッキが顔を並べ、諸々がグダるしんどい試合展開。荒れ場になれば番狂わせも起こるかと思ったが……人生そんなに甘くない……。 早くしろ貴様ら! こうしている間にもエムラクールは少しずつ近づいてるんだ! 間に合わなくなってもしらんぞーーーっ!
先週はエタマスドラフト、先々週はドラフトがお休み、そして今週もドラフト無し……我々は実に3週間ものあいだ、イニストラードから離れてしまっている。そして、私個人としては毎週土曜日のピック表記録と通信執筆が完全にバイオリズムに組み込まれているせいで、何も書かないとどうにも据わりが悪い。そこで、今回はちょいと趣向を変えて、1つ興味深いMagicの遊び方についての記事を書いてみたい。それがこの、「Maelstrom Magic」である。多分、ほとんどの人は聞いたことがない名前だと思うが、私もつい最近初めて見たものだ。元になったソースはこちらのブログ記事なので、出来たらそちらを読んでもらうのが手っ取り早い。こちらのサイトは、ちょいと前にフラフラ巡回していた時にたまたま行き当たったのであるが、Magicに関する記事の目の付け所が他とは違ってとても面白い。当該記事はあくまで他所の記事の翻訳だが、こういう話題を見つけてきて和訳してくれるだけでも私みたいな変則Magicプレイヤーには嬉しいし、単なる攻略記事、世界観の掘り下げだけでなく、Magicのシステムそのものをトピックとして取り上げるってのは、実は割とレアなんだ。もし興味がある人は当該記事以外にも色々見てほしいところ。 まぁ、そんなわけで「メイルストロム」というヘンテコなフォーマットを見つけた私は、さっそくこれを実践することを考え、ドラフトのない金曜日に犠牲者を一人捕まえてプレイしてみましたので、そのあたりに関する諸々をまとめていこう。
6月10日 ドラフト模様(EMA×3) ピック順 【Alessi】→【Mei】→【Sangriter】→【Thraxi】→【Serra】→→【Sea-chicken】
一週間ぶりのドラフト、しかし、今回は突発事案として私が無理矢理ねじ込んだエタマスドラフトである。パックのお値段が1つ1500円だったので1人につき4500円の高級ドラフト。流石に2回目は無いです。 しかし案の定、この「リミテッド用に調整された」パック群は、全く高級感を感じさせることなく、パックによってはむしろ地味なくらい。「これ、イニストラードのデッキとぶつけても勝てへん」とか言われる始末。まぁ、流石にそこまでヘボくはならないと思うが、あんまり高級感が感じられないのは事実。いっそ、こういう昔のカードだけで構成された新たなリミテッド規格を、嘘みたいな高級レアを全部取っ払って適正価格で販売してもらえないもんかなぁ。今回のエタマスだって神話レア全部取っ払えば値段は1/3くらいで済むだろうよ。我々みたいなリミテッド専門のプレイヤーはカードを集める必要が無いから「面白いリミテッド」が出来ればなんでもいいんだけど。 幸い、「高級感」は皆無でも、プレイするモチベーションとして「郷愁」という要素はある。特に今回のセットは我々が猿のように年間100試合ペースでドラフトをしていたオデッセイ・オンスロート期のカードが多く収録されているため、その懐かしさだけでも割と満足出来た感はある。コンボ要素とかも多いのでおふざけリミテッドのソートとしては割とよく出来てるしね。どっかのショップで「神話レア、抜いちゃいましたパック」みたいなの販売してくれよ。 なお、今回開封された中での最高値はおそらく「不毛の大地」、次点は下手したら独楽なのかな……コレクターアイテム的にはFoil版の「陰謀団式療法」もそこそこ。
5月27日 ドラフト模様(SOI×3) ピック順 【Alessi】→【Sangriter】→【Sea-chicken】→【Thraxi】→【Mei】→【Serra】→
土曜日遊びほうけてたのでちょっと更新遅れました(そして2日あけてから書いてるので記憶も薄れました)。あと、事前に連絡した通り、当日報告した順位が誤りだったのでここで訂正しときます。単に数かぞえ間違えただけなんだけどね。ちなみにピック表を書いた後にその事実に気付いたので、ピック表のフォーマット(毎回優勝者が一番左に来るようになっている)は修正してません。 地獄絵図と化している今環境のドラフトだが、新しい風を吹き込むために我々が考えなきゃいけないのは「エタマスのドラフトはいくらまでなら出せる?」ってことではなかろうか。箱では買えないけど1人3パックずつなら俺が多少自腹切ればワンチャンあるのでは? まぁ、店頭に出回るパックの値段次第なんだけどさ。
5月20日 ドラフト模様(SOI×3) ピック順 【Sangriter】→【Sea-chicken】→【Mei】→【Thraxi】→【Alessi】→【Serra】→
えー、あー、……流石に環境も固まってきたからあんまりここで書く事無いな。異界月までは一応二ヶ月くらいだけど、まだまだ先は長い。その間に発売される商品は「エターナルマスターズ」のみ。ちなみにその後は7月に「異界月」が発売して「コンスピラシー2」へと続き、秋には「カラデシュ」、統率者の新セットなどと続きます。ちなみにエタマスは予約もしてねぇし、流石にドラフトは発生しないと思う。記念に1,2パック開封して終わりかなぁ。今になって思えばモダマスでドラフト2回(一部の人間はさらにシールド1回)も出来たのって結構な散財だったよな……。ちなみにこれを書いてる現時点でエタマスの予約価格(Amazon)は44,840円。1パック当たり1900円弱の計算なので、1人6000円払えばドラフト1回出来るぞ! ぶっちゃけ、別にドラフトでWillとか使いたくないな! まぁ、今まで一回も触ったことないから人生経験として見てみたい気はするけど。
5月13日 ドラフト模様(SOI×3) ピック順 【Thraxi】→【Alessi】→【Serra】→【Sea-chicken】→【Sangriter】→【Mei】→
一週間のご無沙汰でした。連休をはさんで久しぶりのドラフトですが、色々と変更点などもあるので業務連絡込みで。①、今回からついにカラースリーブが導入され、ピック中に両面カードの情報が伏せられるようになりました。これで普通の環境と同じようにピック出来るぞ。一応PTと同じルールってことでね。②、来週から、開始時刻を早める算段になった。毎回夜中の1時くらいからスタートしてたからなぁ。加えて今回は試合にやたら時間がかかり、青空ドラフトしてたら少しずつ空が白み始め、照明がオフになって朝ぼらけの中、眠い目をこすり、寒さに震えながら薄闇のデュエルを行うという地獄絵図に。多少早く始めれば、まぁ、あんま変わらないけど……朝日を拝むようなことにはならないと祈りたい。③、オンライン勢2人がやたら元気。経験値で突き抜けられてるし、片方はボチボチ構築でも色々やりはじめそうな勢い。我々草の根ドラフターたちは置いて行かれる一方や。でもまぁ、8人戦の(そしてそれなりにスキルがある対戦相手との)ドラフトに慣れてしまうと、クソ集団の中での6人ドラフトでは勘が狂っていくことになるんやで。どっちが正当かなんて、気にしない方向で。 来週は11時目安で集合、スタート予定。某氏が父子愛情物語を発揮したらしょうがないから5人戦になるんやろうな。ますますクソゲーやで。
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プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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