最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
8月29日 ドラフト模様(JOU、BNG、THS) ピック順 【Alessi】→【Mei】→【Serra】→【Thraxi】→【Sea-chicken】→【Sangriter】→
やった! ついに あいつの 優勝を 阻止したぞ! ……なんか「巨人の優勝はとめたけどどうせパリーグではソフバンが勝ってるに決まってる」みたいな空しさがあるよね……。もう、この世界はどうしようもないから次の環境に行こうよ。もしくは、開き直ってオンライン始めて猛特訓するかのどっちかやな……。
一応業務連絡:来週は欠席者が出るので、話し合いを行った通りに変則イベントになります。多分、夕方過ぎからカラオケに行くだけのイベント……まぁ、余裕があればドラフトも発生するかもしれません。しないかもしれません。
PR 8月22日 ドラフト模様(JOU、BNG、THS) ピック順 【Sangriter】→【Alessi】→【Serra】→【Thraxi】→【Mei】→【Sea-chicken】→
約一ヶ月のご無沙汰でした。夏休みを終えてドラフト再開。思えば7月までのドラフトは悲惨なものだったが、ながの休みをはさみ、これでようやく浄化出来る……。
何も変わらねぇ!!
<黒>
Accursed Witch 呪われた魔女 (3)(B) U クリーチャー・人間、シャーマン 4/2 あなたの対戦相手が〜を対象とした呪文を唱えるためのコストは(1)少なくなる。 〜が死亡した時、〜をあなたのコントロール下で、変身して対象の対戦相手につけた状態で戦場に戻す。 ↓ Infectious Curse 感染性の呪い エンチャント・オーラ、呪い エンチャント(プレイヤー) あなたがエンチャントされているプレイヤーを対象とする呪文を唱えるためのコストは(1)少なくなる。 エンチャントされているプレイヤーのアップキープの開始時に、そのプレイヤーは1点のライフを失い、あなたは1点のライフを得る。 クリーチャーが死ぬとエンチャントになって戻ってくるという変身ギミックは旧環境にもあったので目新しいものではない(「魂を捕らえるもの(DKA)」)。しかし、このカードにはどうしても目を引く気になる特徴が。それが、サブタイプ欄に刻まれた「呪い」の2文字。呪いは、旧環境で小テーマとして扱われたエンチャントのサブタイプであり、一応「不幸の呪い(DKA)」なんかの呪いを参照するカードもあった。ただ、いかんせん枚数が少なく、リミテッドでもギミックにならないし、構築レベルにもあんまり食い込まないし、非常に地味なまま終わった。マローもイニストラードを再訪するにあたり、「呪いは別にいらないし再録しないよ」と言っていたのだが、あのおっさんは毎度毎度嘘しか言わない。こうして、ギミックでも何でもなく、単にフレーバーを表すためにたった1枚の呪いが復活した(一応、下の環境で呪いデッキを組みたいプレイヤーは選択肢が増えた)。デザインの基になっているのは「苦心の魔女(ISD)」。「殺されたときに相手を恨んで呪いをくっつける」というデザインが、今回は1枚のカードの裏表で表現されたわけだ。ご丁寧に表面には「殺してください」と言わんばかりに誘ってる能力までつけているあたりが魔女。うっかり手にかけちゃった冒険者さんも大変である。その角だと、多分コスプレ会場でも規約違反で退場させられるわ。能力とかはどうでもいい、とりあえず、「たった1枚だけの呪い」を使ってみたくないかい。
Alms of the Vein 血管の施し (2)(B) C ソーサリー 対象の対戦相手は3点のライフを失い、あなたは3点のライフを得る。 マッドネス(B) 小粋なチュルンスペル。ドレインライフの基本形っていえば「吸魂(ONS)」のイメージなので、純粋な2人対戦ならばこの呪文のスペックは悪くない。ただ、だからといって流石に3マナソーサリーで使うのはあんまりお利口に見えない。だとするなら、やっぱりマッドネスが正義なんだ。1マナインスタントタイミングで手札を捨てると3点ちゅるん。神の御業ですね。是非吸血鬼マッドネスで運用したい……んだけど、大体そういうデッキって共鳴者入れて、他のクリーチャー入れて、っていう調整をしてるとこういうカードは優先順位が低くて落ちてしまうことが多いんだよねぇ。旧環境だと「夜の衝突(ISD)」の枠だと思うんだけども。せっかくのドレインではあるが、ここは「失わせる」部分をよりクローズアップさせ、1マナ3点本体火力が必要なデッキかどうかで判断した方がいいかも。ちなみに、今リンク張ってて気付いたんだけど、「夜の衝突」のフレーバーテキストに「ただの風ではない/It’s not just the wind」っていう台詞があるな。意識して作ったのか、単にホラーテイストだから鉄板設定で被ってるだけなのか。流石にこれはたまたまかな。
Asylum Visitor 精神病棟の訪問者 (1)(B) R クリーチャー・吸血鬼、ウィザード 3/1 各プレイヤーのアップキープの開始時に、そのプレイヤーが手札を持っていない場合、あなたはカードを1枚引き、1点のライフを失う。 マッドネス(1)(B) なんか過去に見たことがある気もするのに、絶妙に各所のたがが外れているイカしてイカれたレア。まず、「2マナでライフと引き替えにカードが引ける黒いウィザード」といえばどこぞのインビテーショナルカードが最初に思い浮かぶが、あれはコワレの殿堂入りなのでおいとこう。その後、黒はボブの後継者を作るために色々と制限を考えてくれている。これに似たところでは「血の公証人(DGM)」がいたし、さらに別の角度からのアプローチには「苦痛の予見者(BNG)」なんてカードも。これらはボブの過ちを繰り返さないように調整が施されており、残念ながら構築レベルで活躍出来たという話はあまり聞かない。しかし、この吸血鬼はひと味違う。まず、パワーが3だ。白ならコモンで2マナ3/1も珍しくはないが、黒にはなかなか与えられない値。これがデメリット無しどころかハイパーメリット持ちで現れたのだから、ビート派のアニキもにっこにこ。そして、「血の公証人」同様に手札を使い尽くすビートデッキならばアップキープに格安のドローが提供される。方向性がガッチリかみ合い、このアドバンテージのおいしさは分かりやすい。さらにさらに、今回はなんと相手プレイヤーの手札まで見張り始めるというトンデモ仕様。消耗戦になっても相手は手札を使い切ることが躊躇われるようになるし、こちらが攻めのデッキでなくとも、ハンデスで強引に相手を空手にしてしまうことがアドバンテージに直結するので、多少コントロール風味のデッキでも登用が可能になる。どれだけ受けが広いんだ。各アップキープでのチェックなので、相手ターンに引いて、火力撃って、さらに自分のターンに追加ドロー、なんて爆アドの可能性まで。さらにさらにさらに、もうそこまででいいのにおまけ感覚でマッドネス。前のめりに攻める赤黒マッドネスでは共鳴能力を骨の髄まで堪能しつつ、こいつは除去を避けるために相手ターンエンドに出てきたりするのである。なんだこれ。吸血鬼の夜明けは近いぞ(なんか灰になりそうな言い回し)。
Behind the Scenes 裏工作 (2)(B) U エンチャント あなたのコントロールするクリーチャーは潜伏を持つ。 (4)(W):あなたのコントロールするクリーチャーはターン終了時まで+1/+1の修正を受ける。 敵対色の起動型能力を持つエンチャントのサイクル。これを見る限りでは白黒は今回明確に何かテーマがあるようには見えないのだが、一応「小さいクリーチャーを並べて押せ」なのかな。人間もゾンビも並べる種族だし。まぁ、それを言ったらスピリットもそうだけどさ。とりあえず、書いてあることは両方強い。潜伏は今後の世界で何度か使ってみないと感覚が分からないが、案外馬鹿にならない回避能力に見える。そして、この潜伏が白い起動型能力に見事に噛み合っているのがポイント。パワーを参照されるのはブロック指定時だけなわけで、潜伏能力で潜り込み、スルーされた後に起動すればでかいパワーが火を噴いてライフレースを理不尽なワンサイドに持ち込めるわけだ。2/2のゾンビが3体、相手に3/3が1体という状態は普通ならピタリと止まるが、このカードが起動出来ればワンパンチで9点。こわわ。是非使いこなして対抗色マスターを目指してみたい一品。
Behold the Beyond 来世の警告 (5)(B)(B) M ソーサリー あなたの手札を全て捨てる。あなたのライブラリからカードを3枚探し、それらを手札に加える。その後、あなたのライブラリを切り直す。 わー、馬鹿だ馬鹿だー。いいね、久しく忘れていたよ、この黒の吹っ切れた馬鹿っぽさ。かつては「最後の審判(6ED)」なんてカードもあったし、この呪文に似た系譜としては「不正利得(USG)」なんてヘンテコカードも。とにかく、多少理屈も道理もねじ曲げていいから、自分の思い通りのゲームを展開したい、という悪魔の契約を取り付けるのが黒の役割だったのだ。さぁ、この久しぶりのブラック・スピリッツを……何かに活かせますかねぇ……。いっそのことウラモグ3枚サーチとかでも良さそう。いや、最後の1枚はコジレックの方がいいかな、ドロー出来るし。
Biting Rain 突き刺さる雨 (2)(B)(B) U ソーサリー 全てのクリーチャーは、ターン終了時まで−2/−2の修正を受ける。 マッドネス(2)(B) あー、刺さってますね。これは刺さってますね。何が降ってきてるんだろうか……上空で天使が大量のピスタチオでもぶん投げているのだろうか。質の悪い世界だ。毎度お馴染み黒の−2枠だが、今回はマッドネスをくっつけただけのシンプル設定。しかし、このマッドネスが想像以上に効いている。コスト削減もそうだが、この手の呪文には珍しくインスタントで唱えることが出来るのがポイント。相手アタックに合わせて使う形やターンエンドに一掃してからこちらが先に展開するパターンなど、これ1枚で相手の思惑を崩せるシチュエーションは多いはずだ。そうでなくとも、スピリット・ゾンビとトークンが元気なこの環境、全体除去はそれだけで値千金である。唯一残念なのは、ルーターみたいなマッドネス支援カードもこれに巻き込まれて死にそうなことくらいか。まぁ、必要経費やで。突き刺せ突き刺せ。
Call the Bloodline 血統の呼び出し (1)(B) U エンチャント (1)、手札を1枚捨てる:1/1で絆魂を持つ、黒の吸血鬼・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。この能力は、各ターンに1度だけ起動出来る。 オリヴィアさんが何かでっかいことをやらかそうとしている様子が描かれた、ちょっと気になる背景のカードは、どこか「ゾンビの横行(M12)」を彷彿させるトークン製造器。「ゾンビの横行」は手札2枚でトークン1体だが追加マナは必要とせず、1ターンに何枚でも捨てられた。墓地の枚数が物を言うスレッショルド環境なればこその性能だが、「何枚でも手札が捨てられる」という部分に注目が集まり、当時はBenzoなどのリアニメイトデッキ、コンボデッキで活躍することが多かった。今回のカードは追加マナ、回数制限などでコンボ要素を取っ払い、純粋に手札1枚とトークン1体のトレードを考えるためのカードになっている。もちろん、共鳴者としての安定感は高く、好きなタイミングでマッドネスを誘発出来るのは赤黒系なら大いに意味のあるところ。そのついでに1/1とはいえ絆魂持ちのクリーチャーが出てくるのもありがたく、攻めのデッキなら追加クリーチャーを2体出撃させられるし、守りのデッキならば防御網を拡充させることが出来る。回数制限があるとは言っても、自分のターンと相手のターンに毎ターン捨ててればさっさとトークンで溢れるだろう(まぁ、手札はどうにかするとして)。リミテッドならばアーキタイプを支え、吸血鬼を後押しするキーカードになりうる。構築だと……吸血鬼がどれくらい隆盛するかにもよるが、もう少しいい共鳴者があるかな?
Creeping Dread 忍び寄る驚怖 (3)(B) U エンチャント あなたのアップキープの開始時に、各プレイヤーは手札を1枚捨てる。あなたが捨てたものと共通のカード・タイプを持つカードを捨てた各対戦相手は、3点のライフを失う。(各プレイヤーは、捨てる手札を同時に公開する) ふーむ、「驚怖」でキョウフって読む単語、ちゃんと存在するんだなぁ。Magicやってて初めて知る日本語って結構あるのよね。「鑽火」とか。まぁ、このカードの場合は英語が「Dread」なんだから、これまでの定訳通りに「戦慄」にすれば良かったと思うのだが、そこは雰囲気重視のイニストラードなので、ちょっと頑張ってみたということなのだろう。辞書登録されてないからカード名をタイプするのが面倒です。さておき、そんなキョウフは何が怖いかというと、毎ターンドキドキワクワク相性ゲームが出来るところ。毎ターン全プレイヤーが手札を捨てるという効果は「屍気の霧(MRD)」と大体同じなので3マナくらいだが、そこで「俺と同じタイプを捨てたら罰ゲームだよ」効果をつけたので1マナ重くなっている。3ライフの支払いというのは結構な損失であり、他のプレイヤーは出来ればそこを避けて捨てたいところ。でも、昂揚条件の達成なんかもあるし、強いカードは捨てたくないし、やっぱり優先的に土地を犠牲に……とか考え始めると、あとは読み合いである。これを使っているプレイヤーは見事当てられたらにんまり。まぁ、そのために強いカード捨てちゃったら元も子もないし、実際に使ったらフツーに「一番いらないカード」をすてるんだろうけど。むしろ、他のプレイヤーは「土地捨てたいけどなぁ、どうせアイツも土地捨てるだろうしなぁ」みたいなところにジレンマを感じる設定なのである。ま、手札破壊カードの常として相手の手札が空になっちゃえばおしまいだし、このカード単体ではアドバンテージにも繋がらないので、マッドネスなどで副次的に利用出来ないのならば積極的に採用する理由はあまり無いとは思うけども。
Crow of Dark Tidings 闇告げカラス (2)(B) C クリーチャー・ゾンビ、鳥 2/1 飛行 〜が戦場に出た時と死亡した時に、あなたのライブラリを上から2枚墓地に置く。 戦場に出た時に墓地を2枚肥やしてくれる2/1といえば「金切り声のスカーブ(ORI)」だ。そして、それが黒に色を変え、空を飛んだ。2マナ2/1地上よりも3マナ2/1フライヤー。それが世の常、みんなの常識。さらにこのカラスは死亡時にももう一回削り効能があり、健気に昂揚能力を支えてくれるぞ。リミテッドではなるべく早めに押さえておきたいカードだが、こればっかり集めるとライブラリがぶっぱして死ぬ場合もあるので注意。ライブラリはどこから狙われているか分からないゾ!
同じイニストラード世界からの続投、イラストも同じである。最近Magicを始めた人からすると「消耗する負傷(KTK)」と比べて「やべえ、強い」って思うかもしれないが、当時はこれが普通やったんや。まぁ、強いですけど。同じ環境に「幽体の飛行(ISD)」とかが平気で転がってた時代だしな。エンチャントによる除去、っていう部分が昂揚ファンには大人気。っつうか、大抵の人には大人気。早めの確保を。
7月25日 ドラフト模様(JOU、BNG、THS) ピック順 【Sangriter】→【Serra】→【Mei】→【Thraxi】→【Sea-chicken】→【Alessi】→
1日更新が遅れたのは当然カラオケのせいですよ。しかし本当に10時間耐久出来るとはねぇ……まぁ、一時は1人で8時間持ちこたえたこともあるんだから出来なくはないんだろうけど。みんなよく頑張った。私としてもね、とにかく大声張り上げるばかりの歌唱スタイルは改善しないといけないと思うんだけどね。どうにもならずに翌日に死ねるね。というか当日すでに脳に血流行きまくって死ねるね。まー、色々と収穫のある良いイベントでした。 ドラフトのこと? もう1日あいだが空いたから覚えてねぇな! ちなみに、来週(8/1)は確定でドラフトがお休みになります。更にその翌週(8/8)は私はおりませんので、その他面子に任せる形になります。更に更にその翌週(8/15)はお盆期間なので正規の帰省組が多いかと思われますので、多分、次のドラフトは8/22以降になるんじゃないかと思うんですが……。まぁ、15日以降はこちらで調整します。
7月18日 ドラフト模様(JOU、BNG、THS) ピック順 【Sangriter】→【Serra】→【Alessi】→【Mei】→【Sea-chicken】→【Thraxi】→
先週と同じです。基本セットも発売したので買ってきてもいいかと思ったのだが、この環境の悪夢が終わるまでは他所のセットに浮気してる余裕はないわ。
7月11日 ドラフト模様(JOU、BNG、THS) ピック順 【Sangriter】→【Alessi】→【Sea-chicken】→【Serra】→【Thraxi】→【Mei】→
もう駄目かも分からんね。こんな環境に誰がした。
Just the Wind ただの風 (1)(U) C インスタント 対象のクリーチャーを、そのオーナーの手札に戻す。 マッドネス・(U) なんだただの風か……。いいねぇ、いかにもホラーなフレーバーの不穏な1枚である。いや、実際にはこのカードで大層な事件が起こることはないのだが。「別に心配するようなことじゃない」ようなので気にしない方向で。シンプルな基本バウンスなのでリミテッドでの有用性は言わずもがな。マッドネスも付いているが、1マナだけの差なのであまり気にする必要も無いだろう。元々「送還(M13)」が1マナなんだし。ルーターを起動するついでに使えると1枚分お得、とかいうメリットにはなるが、バウンスは効果的なタイミングが割と特定されているので、小さなアドを狙うために捨てることにこだわるよりも、使うべきタイミングにしっかり2マナで撃てるようにしておいた方が確実だ。実はここ半年の間は手軽なインスタントバウンスが無かったので、久しぶりの使い心地を満喫すればいいと思うよ。
Lamplighter of Selhoff セルホフのランプ灯し (4)(U) C クリーチャー・ゾンビ、ホラー 3/5 〜が戦場に出た時、あなたが他のゾンビをコントロールしているなら、カードを1枚引いても良い。そうしたなら、手札を1枚捨てる。 ゾンビのくせにランプを付けまくって世間を明るくしてくれる優しい奴。その灯火は我々にも知性の火を提供し、ささやかなルーター能力をもたらしてくれる。でも、他のゾンビがいないと火がつかないってことは……何に点灯してるんですかね。5マナ3/5でルーターといえば現在は「塵の預言者」である。コストがかかるとはいえあちらは繰り返し使用可能なので、こっちのゾンビはやや分が悪い。先輩と比べるなら同じ効果の「空長魚の群れ(SOM)」あたりかな。それでもちょっと負けそうだけど。まぁ、コモンだし。
Manic Scribe 躁の書記官 (1)(U) U クリーチャー・人間、ウィザード 0/3 〜が戦場に出た時、各対戦相手は自分のライブラリを上から3枚墓地に置く。 昂揚 - 各対戦相手のアップキープの開始時に、そのプレイヤーは自分のライブラリを上から3枚墓地に置く。 Yeah! Yeaaaaaaaaaaaah! キタネ、ようやく帰ってきたね! この世界が! 私の愛するギミックってのはことごとくWizards社によって葬られてきた。いや、ぶっちゃけ土地破壊だけなんだけど、最近はライブラリ破壊もなんだか下火。これまで、どこの環境でも(すげぇなおざりに)何枚かそれ用のカードが入れられていたのに、オリジンの「戦慄水」を最後に、ゼンディカーには一切そんなカードが存在していなかった。いや、強引にそういう展開になることはあったけどね。しかし見てごらん、この分かりやすい性能、明らかなコンセプト! 毎ターン3枚というのはかつてリミテッドを定義し(そうになっ)た「面晶体のカニ(ZEN)」に匹敵する。そしてこのクリーチャーはタフネスが1多く、生存確率がちょっとアップしているのだ。さぁ、ライブラリを削るんだ! 昂揚? しらんな! 敵に塩を送りまくれ!
Nagging Thoughts 収まらぬ思い (1)(U) C ソーサリー あなたのライブラリを上から2枚見る。そのうち1枚を手札に加え、残りをあなたの墓地に置く。 マッドネス(1)(U) 効果はほぼ「手練(7ED)」と同じ。1枚を墓地におけるようになったことで1マナ重くなってしまったが、さらにマッドネスまでつけてもらったので効率だけで見たら上がっている可能性すらある。「手練」が強いのだからこれだって当然強く、2ターン目にソーサリー+αという2種類のカードタイプを送り込めるのはありがたい。マッドネスを使えばさらにアドバンテージにも接続可能で、ルーターを使ってこれを唱えるところとか、想像するだけで楽しそうである。まぁ、往々にしてめくれる2枚は土地土地なんだけど、それでも儲かった気にさせてくれるのがこのカードの強さ。「予期」以上にお世話になりそう。
Nephalia Moondrakes ネファリアの月ドレイク (5)(U)(U) R クリーチャー・ドレイク 5/5 飛行 〜が戦場に出た時、対象のクリーチャーはターン終了時まで飛行を得る。 (4)(U)(U)、あなたの墓地にある〜を追放する:あなたのコントロールするクリーチャーは、ターン終了時まで飛行を得る。 青のエントリーレア。…………何だコレ……レア? いや、まぁ、そりゃ弱いことは無いが……いや、弱いだろこれ。場に出た時に1回だけ飛行。そんなもん、3マナくらいのクリーチャーでも出来るわ。そして墓地に行ったら全軍飛行を1回だけ。お前自身が殴らんのかい。まー、カードの性格としては戦場に出すことがおまけ程度に扱われてて、さっさと昂揚とか墓地シナジーのために捨ててもらって、フラッシュバック呪文として活用するってのが正しいビジョンなんだろうけども。それなら6マナでやる仕事としては普通に見える。あくまで、「重いクリーチャーに求めてる仕事じゃない」ってだけなんだ。……でも地味だよなぁ。墓地セットなんだから「不可思議(JDG)」くださいよ。いや、いらん、あんなヤバいもんに戻ってきてほしくない。
Niblis of Dusk 薄暮のニブリス (2)(U) C クリーチャー・スピリット 2/1 飛行 果敢 「ジェスカイの風物見(KTK)」の種族変更再版。「風物見」はリミテッドではご存じの強さを見せていたので、このカードだって青にとってはリミテッドの基盤となる優良コモン。強いていちゃもんをつけるとするなら、「風物見」がいたタルキールは青がジェスカイの中心色であり、果敢がそれなりにバックアップされていたが、今回は常磐木として普通に青赤に与えられているだけなので、積極的に果敢を支援する理由が今のところ無いということ。まぁ、今後の青赤はこういう路線で何となく果敢デッキが組みやすいラインナップを揃えていくとは思うけども。あ、あともう1ついちゃもんをつけるなら、果敢は登場したタルキール次元のジェスカイのイメージが強すぎて、未だに「カンフーする能力」だとしか思えないこと。カンフーゴースト、確実にコメディ映画のタイトルだ。
Ongoing Investigation 継続する調査 (1)(U) U エンチャント あなたのコントロールする1体以上のクリーチャーがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、調査を行う。 (1)(G)、あなたの墓地にあるクリーチャー・カードを1枚追放する:調査を行う。あなたは2点のライフを得る。 「対抗色起動」サイクルのシミックは、クリーチャーが全て弱カササギ化するカード。最近だと「飛行機械の諜報網(ORI)」や「タッサの二又槍(THS)」なんかで似たような効果が得られたが、どちらもレアで4マナのカード。今回はとにかくその気分だけでもお手軽に、ってんで2マナで設置出来るようになっている。1体でも通るクリーチャーがいればアドバンテージに直結するという構造は強い。今回は「潜伏」といううってつけの能力も与えられており、青にはこれを活かしたクリーチャーもいる。さらに墓地の燃料も4マナで1ドロー+2ライフと、潜伏みたいな低ダメージソースだけでも細々と殴り続けて生き残る算段も取れる。デッキを規定する面白そうなカードだ。誘発能力の方は複数枚張れば重複するので、リミテッドで見かけたら集めてみると面白いかも。まぁ、調査を運用するマナがやたら必要になるので、実際に得した気分になるのは結構大変そうだけどさ。
Pieces of the Puzzle パズルの欠片 (2)(U) C ソーサリー あなたのライブラリを上から5枚公開する。その中から、インスタントかソーサリー・呪文を最大2枚まで手札に加え、残りをあなたの墓地に置く。 今回調査能力では手掛かりが得られるようになっているわけだが、そんな手がかりをパズルのように組み合わせて解いていくのがジェイスのお仕事。その様子を表したのがこの呪文で、ベースになっているのは「ドラゴンの迷路」にあった「Uncovered Clues/発掘された道しるべ(DGM)」である。そう、あの時もジェイスはClueを探し、ラヴニカの街中に迷路を見つけ出したんだよ。ラヴニカでは迷路、ゼンディカーでは力線、そして今回も調査研究、いっつも何か探してるな、こいつ。「道しるべ」は4枚から探す呪文だが、一切使われる気配がなかったので、同じコスト、同じ利益で探す範囲を5枚に拡大して改めてチャレンジ。さらにイニストラード風に残りのカードを墓地に置けるようにしたので、単純に5枚ライブラリを削る呪文としても使用出来るようになった。望むならそのままソーサリーやインスタントを墓地に置いてもいいので、これ1枚で大きく昂揚に接近できる。リミテッドなら割と便利な燃料だ。まぁ、青単色だとあんまり昂揚が関係するカードは無いんだけどな。
Pore Over the Pages 熟読 (3)(U)(U) U ソーサリー カードを3枚引き、最大2つまでの土地をアンタップする。その後手札を1枚捨てる。 唐突なアンタップ。しかも効果の間に挟まっているのが謎だ。とりあえず、3枚引いて1枚捨てる呪文なので「ふるい分け(10ED)」と同じ。あちらは4マナだが、この呪文は土地が2枚起きる「半分だけフリースペル」なので1マナ重い。いや、1マナ軽い? まぁ、とにかくこの呪文の強さはこの余った2マナをきちんと使えるかどうかにかかっている。当然、今回の文脈なら「立てたマナを活用してマッドネスして下さい」ってことになるわけだな。これなら額面上5マナの呪文なのに3マナで唱えられることが純粋にメリットになっている。大振りな呪文だがアドバンテージは単純正義。非クリーチャー呪文をフィーチャーした赤青系のマッドネスでは特に力が発揮出来そうだ。
Press for Answers 回答の強要 (1)(U) C ソーサリー 対象のクリーチャーをタップする。それはそのコントローラーの次のアンタップ・ステップにアンタップしない。 調査を行う。 後ろにいるスカーブがキモ可愛い。ちょっとごまかせばベイマックスだと主張できなくもない。いや、無理だ、すまん。さておき今回の「霜のブレス(M14)」枠。「氷の猛進」と同じソーサリーになってしまったので使い勝手はあまり良くないが、とりあえず調査出来るから気楽に使おうよ、という設計。単なるキャントリップの「悪寒(KTK)」が3マナなんだから、別にインスタントのままでも良かった気もするが……。まぁ、多分これも昂揚用の調整だろう。青は放っておくとインスタントが増えてしまうので、ソーサリーでもまかなえるカードは極力ソーサリーに設定してるんだと思うよ。しかし、なんで「回答を強要」されるとタップして起きなくなるんだろう。
Rattlechains 鎖鳴らし (1)(U) R クリーチャー・スピリット 2/1 飛行 瞬速 〜が戦場に出た時、対象のスピリットはターン終了時まで呪禁を得る。 あなたは、スピリット・呪文をそれが瞬速を持つかのように唱えてもよい。 スピリットのスピリットによる、スピリットのためのスピリット。2マナ2/1瞬速っていうだけで「次元潜入者」と同じなんだからそこそこレアの領域なくせに、187能力で事実上のカウンターが誘発したり、後からくるスピリットが全部瞬速だったり、書いてあることが全部意味不明。最初の情報でアンコだって言われてどうしようかと思ったが、幸いにしてレアだったのでちょっとホッとした。まぁ、出てしまえば後は「空中生成エルドラージ」と大して変わらないので、打撃力が構築レベルに届くわけではないだろうが……。リミテッドだと2マナとは思えないクロック&トリックを提供してくれる。せっかくなので現在のスタンダードでスピリットのラインナップを調べてみようと思ったら……あんまりいねぇな。一応「族樹の精霊、アナフェンザ(DTK)」がスピリットなので、そのあたりでなんか悪さできるかも。
<青>
Aberrant Resercher 逸脱した研究者 (3)(U) U クリーチャー・人間、昆虫 3/2 飛行 あなたのアップキープの開始時に、あなたのライブラリのトップを墓地に置く。それがインスタントかソーサリー・カードであるなら、〜を変身させる。 ↓ Perfected Form 完成態 クリーチャー・昆虫、ホラー 5/4 飛行 これはナイスネタクリーチャー。やっぱりトップダウンの次元はこういうフレーバーに富んでいるのが面白いな。あらゆる環境を騒がせた、近年では珍しかった「コモンの怪物」である「秘密を掘り下げる者(ISD)」。彼の研究は、見事に3/2飛行のボディを手に入れた時点で完結しているものとばかり思っていた。だが、違ったのだ。「秘密を掘り下げる者」の変身後の名前は「昆虫の逸脱者」だが、実は彼のクリーチャータイプはまだ「人間・昆虫」なのである。そう、人の部分を残していたのだ。そんな彼がみるもおぞましい姿になった後で何をしていたかというと……御覧の通り、逸脱したままで研究を続けていた。「変身は過程である」というフレーバーにも分かる通り、彼の研究のゴールはここじゃない。腕もたくさん増えたおかげで以降の研究も捗ったことだろう。この度、さらに大体同じような研究成果を経て、彼はついに「俺は人間をやめるぞぉ!」に成功。さらにワンサイズ上の「完成態」へと到った。もはや人としての面影はなく、彼は完全なるホラーとなり、遠いお空へと去っていくのである。……イイハナシジャナイナー。なお、あくまでもこうした回顧が目的なので、決してデルバーさんのような化け物ではありません。4マナ3/2「雲マンタ」ボディが、ところにより5/4。まぁ、アンコなら充分。今回はリミテッドだけを戦場に留めて、自由な逸脱ライフを満喫するヨロシ。
Broken Concentration 集中破り (1)(U)(U) U インスタント 対象の呪文1つを打ち消す。 マッドネス(3)(U) かつて環境を賑わせたマッドネス呪文といえば大きく3つだ。驚異的なマナ効率で序盤の戦闘を支える「日を浴びるルートワラ(TOR)」、高効率のサイズからメインアタッカーを務める「尊大なワーム(TOR)」、そしてこれらのクリーチャーの進軍をサポートする鉄壁の防御、「堂々巡り(TOR)」。この「堂々巡り」の強さは、カウンターのコスト調整がなされる以前の環境(つまり「対抗呪文」が現役だった当時)でも破格のものであり、マッドネスデッキを青緑たらしめる大きな要因となっていた。そのために、マッドネスのカウンター呪文はこのセットでも注目される存在になるわけだ。そして、これだ。……うーむ、いや、弱くはないんだ。だって素で撃っても「取り消し」なわけで、一切損をさせるつもりはない。アンコモンなのでそこにボーナスがつき、マッドネスで撃てるようになっている。しかし、4マナ、4マナか……。「青」+「マッドネスという」ことは、どうせどこぞのルーター小僧が前提となっている。奴を起動してこの呪文を捨てれば、事実上4マナキャントリップのカウンター。つまり「放逐(TMP)」と同じ。おそらくそういう風に「手札を捨てて、アド得を取るときにコスト面で強くなりすぎないようにしよう」ってのがこの呪文だ。実際、捨てるはずの手札を捨てずにカウンターするのだから強いに決まっているが……なんか夢が無いなぁ。まぁ、カウンターが強すぎると環境がつまらなくなるからね。ちなみにこれと入れ替わりで落ちるカウンターは「軽蔑的な一撃(KTK)」に「頑固な否認(KTK)」。お、結構大事なところが落ちるぞ。カウンター呪文は今後の世界でその立場を守り通すことが出来るだろうか?
「Catalog/目録(8ED)」 C 青の手札調整呪文の中では1つの規準となっている呪文で、個人的には定番のイメージだったのだが、実際収録されたのは過去に2度だけ。実はそこまで常連さんでもなかった。基本コモンとして非常に手堅い性能で、手札の枚数は増えないものの、インスタントで動けて質の調整力は高い。今回のセットの場合にはもちろんディスカード部分も評価点となり、昂揚調整、マッドネス誘発などで多方面にわたって活躍してくれることだろう。まぁ、コストが軽いわけじゃないからマッドネス運用を中心に考えるならもう少し違うカードを用意する必要はありそうだが。「癇しゃく」1枚あれば4マナで2枚引いて3点。コモンだけでこのムーブが出来る世界ですよ。
Compelling Deterrence 抗えない抑止 (1)(U) U インスタント 対称の、土地でないパーマネントをそのオーナーの手札に戻す。その後、あなたがゾンビをコントロールしているなら、そのプレイヤーは手札を1枚捨てる。 基本バウンスである「分散(ORI)」の上位互換。ただし、この世界では相手に自由に手札を捨てさせると感謝される可能性すらあるのが面白いところ。オデッセイ当時のリミテッドを経験しているお年寄りならば、「アドバンテージ? なにそれ食えるの?」みたいにして好き放題手札を捨てていたあの当時のことを思い出せるかもしれない。もちろん、それを逆手に取り、自軍パーマネントを戻して共鳴者としても使えるわけだが。ゾンビを使っているときに相手にこれを使って良いものかどうか、なんとも奇妙な悩みが増えるものである。まぁ、アドだから(マッドネスされた場合は知らん)。ちなみにこのカードのフレーバーテキストは原文だと「So much for neighborly hospitality!」、日本語訳は「おもてなしは、これくらいに」となっているが、英語のニュアンスとイラストのかみ合わせを考えると、「おもてなしにしちゃ多すぎるよ!」みたいな感じの方がいいかも。確かに、多い。
Confirm Suspicions 疑惑の裏付け (3)(U)(U) R インスタント 対象の呪文1つを打ち消す。 調査を3回行う。 調査調査アンド調査。もう、こんだけ調べたなら結論出せよジェイス。単純に「3枚引けるカウンター呪文」ってんならそりゃヤバいだろう。キャントリップドローの「否定」が5マナだったのだから、さらに2枚カードをつけたら単純計算なら9マナでもおかしくないのだ(いや、おかしいけど)。レアリティをあげることで多少調整したとしても3ドローのインスタントは5マナなんだから(「ジェイスの創意(M15)」)、どうあがいても6マナ以上にはなるはずなのだ。そこをグッと削って、出血大サービスの5マナぽっきり! これでアドバンテージ3枚の爆裂呪文! ……ただしドローは後から来る。さぁ、追加のマナ勘定をどういう風に計算したらいいものかなぁ。とりあえず、運用コストが5マナなのだからギリギリ実用レベルには留まっているのではなかろうか。そこから先のドローをどのように使えるかは相手のデッキ次第なところもあるが、5マナのカウンターを積むことが許容出来るようなデッキならば、おそらく5マナカウンターを撃った後にもターンはあり、ドローのチャンスはあるはずなのだ。これが使える世界になるとしたら、様々なデッキが跋扈する愉快なカオス世界か、圧倒的コントロールが支配的なすごく辛い世界のどっちかになるんだよなぁ。
Daring Sleuth 果敢な捜索者 (1)(U) U クリーチャー・人間、ならず者 2/1 あなたが手掛かりを生け贄に捧げたとき、〜を変身させる。 ↓ Bearer of Overwhelming Truths 禁断の真相を知る者 クリーチャー・人間、ウィザード 3/2 果敢 〜がプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、調査を行う。 今回、青の人間の皆さんは全体的にジェイスに協力的。そらま、自分たちの次元が超ヤバいんだから身元不明の怪しすぎるフード男のお話でも、駄目もとで従うしかないわな。そんな「ジェイス調査団」の一人がこの男。なんとしてでもイニストラードの謎を解き明かしてやろうと必死のパッチ。手掛かりを有効利用することが出来れば、めでたく「謎は全て解けたッ!」といって変身する。一介のならず者だった彼がウィザードに大変身をとげるあたり、この世界のウィザードって案外安っぽい。表面は2マナ2/1の「湿地帯の水鹿」でしかないが、裏面には青い証である果敢の2文字が刻まれ、さらにダメージ誘発でドローとまではいかないが、新たな手掛かりを発掘する手掛かり連鎖が発生する。まー、この能力だと相手もそうそう本体に通してくれないだろうからよほどトリックと果敢を絡めない限りは相打ちがせいぜいではあろうが、青の2マナクリーチャーが他の色の中堅レベルと相打ちを取れるなら御の字。変身の行程で損もしていないし、ついでのお仕事ならこれで充分だろう。あとは、このマナ域をしっかり埋めることがどれくらい重要な環境になるかだ。ここ数年は「2マナ域」という言葉がしつこいくらいに繰り返されることが多いわけだが……まぁ、リミテッドって大体そんなもんよな。
Deny Existence 存在の否定 (2)(U) C インスタント 対象のクリーチャー・呪文1つを打ち消す。この方法でその呪文が打ち消されたなら、それをオーナーの墓地に置く代わりに追放する。 今回コモンで用意されたカウンター呪文はこれ1枚。まぁ、各レアリティを見ればそれなりに配置されているし、決して少ないわけではないのだが、この世界はそこまでカウンターに気を遣わずとも良さそうである。こちらの呪文は、レアリティを下げて色拘束を弱くした分、対象がクリーチャーに限られてしまった「雲散霧消(M15)」。もしくは追放効果をつけて1マナ重くした「本質の散乱(M14)」。どちらの文脈で見てもバランスはとれているだろうか。相手の墓地にカードを置かせないというのは昂揚抑制のために意味のあることだし、墓地に落ちてもスピリットをひねくり出すこしゃくな人間、墓地からもコンビニ感覚ですぐに戻ってくるゾンビなど、墓地テーマの環境らしく悪さをするクリーチャーは多い。それらを後腐れ無く処分出来るのだから、環境にマッチした的確なカウンターだ。現在のゲートウォッチよりは環境の速度は落ちるだろうし、多少コントロール目でバランスを取ったデッキも狙っていいかもしれない。
7月4日 ドラフト模様(JOU、BNG、THS) ピック順 【Alessi】→【Sea-chicken】→【Mei】→【Thraxi】→【Serra】→
ドタキャン入って急遽5人戦。でも案外5人ですぐにパックが回ってくることに対する文句は出ないのが不思議な環境。みんなピックに必死でそれどころじゃないって理由もあるのかもしれないが。今週のキャッチコピーは、「勝ち逃げしてるアイツがいないうちに、他の人間が優勝しとかなきゃ」です。
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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