最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
6月3日 ドラフト模様(NPH,MBS,SOM) ピック順 【Mei】→【Serra】→【Sangriter】→【Alessi】→【Thraxi】→【Metallica】 「新たなるファイレクシア」3回戦。気づけば安定した6人戦環境が維持できているのは嬉しい限りである。ただ、連続で6人戦が開催されるのは久し振りのことで、実際に5戦やると精神的にも体力的にも結構へろへろになるのである。一昔前には一晩でダブルのドラフトを回したり出来たものなのに……歳は取りたくないものですなぁ。ちなみに、世間では日本選手権予選真っ盛り、今週末も近所で開催されているようなのだが、こちとら忙しくて顔を覗かせることも能わず。まぁ、現環境スタンとかで勝てるとは欠片も思えないんですけどね。 PR 5月27日 ドラフト模様(NPH,MBS,SOM) ピック順 【Sangriter】→【Alessi】→【Metallica】→【Lionhall】→【Thraxi】→【Mei】 「新たなるファイレクシア」2回戦にして、いつもとちょっと違うメンバーのドラフト。毎回環境が変わる時に一瞬だけ首都圏から現れる流れ者を加え、更に開始時間が多少遅れたことでメンバーに変動があり、最年少プレイヤーと最年長プレイヤーがぶつかる、年の差ン才のゲーム。久し振りの6人戦である。 この環境は、以前までが完全に固まったアーキタイプで動いていたおかげである程度分析のしやすいものだったこともあり、第3のエキスパンションが加わった影響もそれなりに積極的に議論がしやすい。そして、そんな中で必ず取りざたされるのが「感染は強くなったのか?」「環境の速度はどうなったのか?」という2つのポイント。現時点で我々の中では、前者の問いについては「あんまり変わってないし、許容出来る人数はむしろキツくなった印象すらある」。後者については「確実に遅くなった」である(もっとも、遅くなったのは「包囲戦」環境からだが)。そして、「新たなるファイレクシア」の最大の影響は? という問いに対しては、口を揃えて「マナマイアが減った」。……新しいカードにも触れてやれよ……
公式ページで「M12」の情報の公開が始まり、「あれ? 新エキスパンションが発売されたばっかなのに、ちょっと早くね?」と思っていたら、気づけばもう発売日まで2ヶ月きってたのね。やっぱり年に4エキスパンションが出るようになってから、1つ1つの間隔が短く感じますな。
年1回の基本セット改訂が行われるようになってから、やはり環境の変動も大きくなった。M11でいえば、なんと言っても多大な影響を与えた衝撃のタイタンシリーズがあるし、ほかにも渋いサポートが光る「神聖の力線(M11)」や、カウンタースペルの雄「マナ漏出」「否認」などなど、なんだかんだで、現代のデッキは基本セット無しでは成り立たないのである。「脅迫」も「破滅の刃」もない黒なんて怖くないし、「耕作」も「酸のスライム」もなければ緑は立ち往生してしまうかもしれない。それくらい、基本セットが変わるというのは大事件なのである。さて、今期は一体どんな新しいカードが現れ、どんなカードたちが姿を消すことになるのだろうか。個人的には、強いくせにあんまり枚数を持っていない「タイタン」シリーズが退場してくれると助かる(財布的に)。 5月13日 ドラフト模様(NPH,MBS,SOM) ピック順 【Serra】→【Metallica】→【Alessi】→【Thraxi】→【Mei】 年に3度のお楽しみ、新環境ー。なんか最近時間の流れが本当に早いですね。あっという間に使えるカードが変わっていく気がするよ…… さて、ドラフトが一番面白くなるのはやっぱりラストエキスパンションが出てから。3パック全て違うカードが現れ、戦術もこれまでのものが通用しなくなる。特にこの環境の場合、あとから出るセットが前のセットの対抗陣営になっているという初の試みがダイレクトに現れており、ジワジワと苦しくなるミラディン陣営の様子がよく分かる(まぁ、本当に歴史の追体験がしたいなら傷跡→包囲戦→ファイレクシアの順で開封すべきだと思うんだけど)。とにかく色々と大変な今回。一体どんな事件が起こるんでしょうか。 ちなみに我々のコミュニティ的にも、実は今回新環境開始日だというのに人数が集まらず、新人さんのデビュー戦も兼ねるという記念日になっております。いきなり3パックが違う環境ってのも大変かと思うけど、一応楽しいと言ってくれたのは救いですかね。さぁ、今後どんな戦況になっていくやらね。 ミル昇天
土地(24) 平地×5 島×2 山×2 広漠なる変幻地(M11)×2 ハリマーの深み(WWK)×4 沸騰する小湖(ZEN)×2 乾燥台地(ZEN)×2 氷河の城砦(M11)×4 金属海の沿岸(SOM)×1 ソーサリー&インスタント(22) 定業(M11)×4 失脚(ROE)×4 糾弾(M11)×3 先読み(ROE)×4 罠師の引き込み(ZEN)×2 審判の日(ZEN)×3 書庫の罠(ZEN)×2 その他(16) 紅蓮術士の昇天(ZEN)×3 ジェイスの消去(M11)×4 ジェイス・ベレレン(M11)×3 寺院の鐘(M11)×4 サイドボード(15) 否認(M11)×3 瞬間凍結(M11)×3 存在の破棄(SOM)×3 紅蓮地獄(M11)×3 貪欲な罠(ZEN)×3
4月29日 ドラフト模様(MBS,SOM×2)
ピック順 【Alessi】→【Thraxi】→【Mei】→【Sangriter】→【Serra】 昭和の日っていう祝日の名称は、昭和生まれの人間には絶対馴染まないですよね。「みどりの日」だよ。29日はみどりの日。昔実家で買ってた犬の誕生日でもある。語呂合わせでいえば屍肉の日。なんだかファイレクシアじみていて素敵なドラフトになりそうじゃないですか。 既に「新たなるファイレクシア」発売までのカウントダウンが始まっており、気分はすっかり新環境へ。とはいえ、最近構築戦に全然出られていなくて、久し振りにショップにフライデーを覗きに行ったんですが、ひねくれ者の関西民にしちゃ、「戦隊の鷹」の数が多かった気がしますね。やっぱりあのあたりのデッキが多いのかねぇ。一ヶ月後にどういう状態になっているかは気になるところですが。ちなみに今回はプレリに出ません。連休中は色々とやりたいこともあるのでね。 <無色2> Omen Meachine 前兆の機械 (6) R アーティファクト プレイヤーは、カードを引けない。 各プレイヤーのドロー・ステップの開始時に、そのプレイヤーは自分のライブラリの一番上のカードを追放する。それが土地カードであるなら、そのプレイヤーはそれを戦場に出す。そうでないなら、そのプレイヤーは、可能ならばそのカードをマナコストを支払うことなく唱える。 時たま現れる、とにかくルール全部無視カードの新作。「包囲戦」でも「知識槽」が「どうせいっちゅうねん!」感満載でデッキビルダーたちを盛り上げてくれたが、このカードもなかなか曲者。効果自体は「姥の仮面(CHK)」がやや近い。ドローをリムーブに置換し(つまり公開し)、それをそのターンのうちに手札にあるかのようにプレイするのだ。だが、決定的な違いが2つ。このカードはドローを置換するのではなく、あくまでドローを禁止する。「姥の仮面」ならドロースペルを使えばその分だけリムーブチャンスが与えられたわけだが、このカードはとにかく1ターンに1回こっきり。手札を増やしたければ「海門の神官」のようなドロー以外の補充手段を講じなければならない。そして2つ目の違いは、キャストにマナコストがいらず、しかも強制であるという点。自軍優位で「審判の日」がめくれても、場に「ジェイス」を置いている状態でさらに「ジェイス」がめくれても、とにかくプレイは義務。何が起こるかはライブラリのみぞ知る。カウンターを搭載しているデッキなどは、ポロポロと無駄カードがこぼれていくのが何とも寂しい。で、これを何に使うかというと……何に使うんだろう。見当も付かない。一応下の環境だと「ザルファーの魔道士、テフェリー(TSP)」と組み合わせることで相手の手を完全に止めることが出来る、とかいうコンボを今思いついたのだが、誰かやってみてくれまいか。 Pestilent Souleater 黒死病の魂喰い (5) C アーティファクトクリーチャー・昆虫 3/3 (ΦB):〜はターン終了時まで感染を持つ。 「魂喰い」サイクルの黒は「災いの召使い」のアーティファクトバージョン。またはでっかい「媒介のアスプ」。素で感染がついている「災いの召使い」の方が優秀に見えるが、決してそうでもない。このクリーチャーならば必要に応じて通常ダメージと毒を使い分けられるおかげで、いわゆる「ライフ30点」を回避しやすくなるし、どの色に入れてもそれなりの仕事が出来るのだ。万一感染が関係無い赤系のデッキに入ってしまった場合でも、クリーチャー戦闘のタイミングに限ってライフを支払い、相手クリーチャーにカウンターを残すプレイングも可能。「不純の焼き払い」で焼かれても痛くない、なんて微妙な売りもあるぞ。まぁ、感染無しで見るとスペックは高くないから、やっぱり黒デッキが補充の「召使い」として採用するのが一般的だとは思うけどね。
ゴールイン!
<無色> Karn Liberated 開放された者、カーン (7) M プレインズウォーカー・カーン 【6】 <+4>:対象のプレイヤー1人は、手札を1枚追放する。 <-3>:対象のパーマネント1つを追放する。 <+4>:〜により追放された全てのオーラでないパーマネント・カードを別にして、ゲームを再び開始する。その後、それらの別にしたカードをあなたのコントロール下で戦場に出す。 結局、最初のリークから一切の変化もなく、このカーンは実在していた。何とも嘘くさい設定、何ともふざけた効果。はたしてこのカードが今後の世界にどのような影響を与えていくのか、注目して待つしかない。初期値が6、1回の起動で10の忠誠値。確かにカーンのウルザに対する忠誠心を考えればこのくらいはやってのけそうな気もするけど、「ソリン・マルコフ」よりも1マナ重いだけの無色プレインズウォーカーがここまで死ににくいというのはどうだろうか。しかもプラス能力が充分強い。リリアナさんが泣き出しちゃう。そして小マイナスが「名誉回復」で、大マイナスがハンデ戦の「Shahrazad(ARN)」だ。確かウィザーズ社って「Shahrazad」効果は封印したんじゃなかったっけ……とにかくひどいカードだな。ある程度マナが出るデッキならば、とにかく何も考えずに放り込んでおくと、出せれば勝てるという。ウィザーズ社は、既に夏に出る基本セット2012でプレインズウォーカー対策カードを強化するという指針を出している。私は思う。「対策するくらいなら強くするな」と。 Alloy Myr 合金のマイア (3) U アーティファクトクリーチャー・マイア 2/2 (T):あなたのマナ・プールに、好きな色のマナを1点加える。 あの「極楽鳥(M11)」がついにアーティファクトの領域に! いや、サイズと役割からすると「ユートピアの木(9ED)」の方が近いだろうか。ただ、環境を考えるに実際のライバルは「パラジウムのマイア」の方。色マナの質を取るこいつか、質より量を求めるパラジウムか。もちろんデッキ構築にもよるだろうが、こいつはリミテッドの場合、1パック目に登場するというのが非常に重要になる。こいつを押さえておけばどんな色でも手軽に進めることが出来るし、多少無茶なピックをして色が散っても、何とかまとめられる可能性が出てくるのだから。今回、緑には土地コントロール系のカードが1枚もなく、更に「ミラディンの傷跡」のパックが減ることで今後はマナマイアの量も減ってくる。是非とも、早い巡目でこいつを押さえて、安定したマナライフを送りたいものである。 Batterskull 殴打頭蓋 (5) M アーティファクト・装備品 生体武器 装備したクリーチャーは+4/+4の修正を受けるとともに、警戒と絆魂を持つ。 (3):〜をそのオーナーの手札に戻す。 装備・(5) なにこれ怖い。生体武器の姿をした「セラの天使」……いや、絆魂もあるからひょっとして「悪残の天使」に近いのか?(飛んでねぇけど) これがどんな色でも使える5マナのカードだなど、不謹慎にも程がある。かてて加えて、こいつ単体で手札と行き来することで不死身のクリーチャーとなるし、除去でいなそうにも、3マナあればすぐに手札に戻ってしまう。ここまで自己完結した意味不明な装備品は、「Caw-Blade」全盛の今の時代を考えているのだろうか。リミテッドでは当然のゲームエンドカード、構築でも「石鍛冶の神秘家」から登場すれば地獄絵図。なんだこれ。神話マーク付けたからって何してもいいってわけじゃないぞ。 Blinding Souleater まばゆい魂喰い (3) C アーティファクトクリーチャー・クレリック 1/3 (ΦW)(T):対象のクリーチャー1体をタップする。 「傷跡」には「きらめく鷹の偶像」たち、「包囲戦」には「刃の歩哨」たち。毎回アーティファクトのコモンには、特定の色マナで起動できるサイクルが存在していた。今回もご多分に漏れずそのサイクルが存在しており、カード名は「魂喰い」と統一された。ついでに時勢を鑑みてΦマナ仕様になり、他の色からでも手を伸ばしやすくなった。ただ、キャスティングコストではなく起動型能力のコストなんで、毎ターン起動するときにいちいちライフを払ってたら流石にしんどい。そういう意味では、やっぱりこいつは特定色のクリーチャーだ。で、そんなサイクルの白は、「目つぶしの魔道士(M11)」である。タッパーはどんな世界でもヒーローであり、このクリーチャーなんてまさかのタフネス3を実現、リミテッドでの死ににくさは折り紙付きだ(まぁ、アーティファクトだけど)。白ユーザーならばユーティリティとして確保した上でアーティファクト数も水増しできる、願ったり叶ったりの存在。サイクル中でも最も起動回数が多い能力だろうから、他の色が浮気してくる可能性もそこまで高くない。助かりますね。 Caged Sun かごの中の太陽 (6) R アーティファクト 〜が戦場に出るに際し、色を1色選ぶ。 あなたがコントロールするその色のクリーチャーは、+1/+1の修正を受ける。 いずれかの土地があなたのマナ・プールにその色のマナを1点以上加えるたび、あなたのマナ・プールにその色のマナを追加で1点加える。 色を1色に絞り込んだ「ミラーリの目覚め(JDG)」。「ミラーリの目覚め」は当時「ウェイク」と呼ばれるデッキでそれなりの活躍を見せたカードなので、このカードも骨格はなかなか強い。ただ、無色になったことでコストが重くなり、どうしても単色デッキでの使用を義務づけられるため、デッキを作る難度は更にあがってしまった。狙い目としては、とにかくマナが倍加することだけを考えた単色デッキを組み、エルドラージランプのような怪物ガオーなデッキを組むこと。もう1つは、いっそのこと「清浄の名誉」や「蠱惑的な吸血鬼」まで詰め込んだひたすら単色ビートを目指すこと。6マナ払って効果が+1では援軍としてはそこまで期待出来ないので、デッキの可能性があるのは前者だろう。緑ならば「原始のタイタン」などを使うようなデッキ構築にして単純な「ランプ」に追加要素として見込めるし、黒単ならいっそ「ニルカーナの亡霊」まで詰め込めばかなりの悪さが期待出来る(「魂の消耗(M10)」がいないのが悔やまれるが)。まぁ、リミテッドで登場した時に引くかどうかをちょいと悩むくらいが丁度良い扱いなのではなかろうか。
気づいたら公式にもフルスポイラが。
今回はエラい早いな。 <緑> Beast Within 内にいる獣 (2)(G) U インスタント 対象のパーマネント1つを破壊する。そのコントローラーは、3/3で緑のビースト・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。 これはなかなかやりおるスペル。見ての通りの2種類の用法があるカードだが、そのどちらとして見ても、かなり強力な効果が得られるのではなかろうか。1つ目は、自分のいらんパーマネントを潰して3/3を得る使い方。緑には「ヴィリジアンの密使」という最良のパートナーがおり、3ターン目に「密使」が殴り(多分スルーされるだろう)、返しで殴ってきたクリーチャーを、突如現れた3/3ビーストで返り討ちにしつつ、土地をのばすのである。3/3瞬速クリーチャーは大体4〜5マナの価値があるわけで、追加コストがかかるとはいえ、それが3マナで手に入るのはありがたい。除去などで潰されるカードを燃料にしてしまうのも、無駄が無くていいだろう。そして、もう1つの側面は、緑が使える万能パーマネント処理としての使い方。確かに3/3ビーストを与えてしまうのは安いデメリットではないかもしれないが、壊すのが「蔵錬成のドラゴン」やら「解放された者、カーン」だった場合、3/3のビーストなんて比べものにならん。トークンなんてカスや。こんなお手軽取引が3マナインスタントで出来てしまうのだから、こんなに嬉しいことはない。出来ることなら、相手の最大級の脅威に備えて、序盤はグッと堪えて温存しておきたいスペルである。リミテッドなら必須クラス。構築でも、「草茂る胸壁」なんかがあれば3/3ビーストはある程度無効化出来るので、緑の万能スペルとして採用しても良いかもしれない。 Birthing Pod 出産の殻 (3)(ΦG) R アーティファクト (1)(ΦG)(T)、クリーチャーを1体生け贄に捧げる:あなたのライブラリから、生け贄に捧げたクリーチャーの点数で見たマナ・コストに1を足した値に等しい点数で見たマナ・コストを持つクリーチャー・カードを1枚探し、それを戦場に出す。その後、あなたのライブラリを切り直す。この能力は、あなたがソーサリーを唱えられるときにのみ起動できる。 「食物連鎖(MMQ)」と似たようなギミックを持つが、その素体は「適者生存(STH)」に近く、実質的なアドバンテージ爆発マシンとなりうる世にも恐ろしいカード。3ターン目にプレイすれば、あとは好きなクリーチャーをガンガン出世させてとんでもない化け物にまで生まれ変わらせることが可能だ。美味しく頂くコツは、187で能力を持ったクリーチャーで使い回すこと。例えば「戦隊の鷹」から「粗石の魔道士」、「オンドゥの巨人」とかいう繋ぎ方をすれば、起動するたびにアドバンテージが広がっていく。これが緑デッキならば2マナで起動できるってんだから大したものだ。現在は「獣相のシャーマン」という似たような仕事をするエースがいるが、こちらのカードはキャスティングコストを踏み倒せるのが最大の売り。過去に栄光を掴んだ「レベルチェイン」のごとく、何か幾何学的な美しさを見せるクリーチャーの5段活用とかが見られるようになるのだろうか。何はともあれ、いじってみたいカードではある。リミテッドだと……次のパックで「ヴィリジアンの密使」が取れると信じて。 Brutalizer Exarch 非道の総督 (5)(G) U クリーチャー・クレリック 3/3 〜が戦場に出たとき、次の内から1つを選ぶ。「あなたのライブラリからクリーチャー・カードを1枚探し、それを公開し、あなたのライブラリを切り直した後で、一番上に置く」「対象のクリーチャーでないパーマネント1つを、そのオーナーのライブラリの一番下に置く」 総督サイクルの緑は、1人だけ6マナと無闇に重たい。緑は時たまサイクルでこういう迫害を受ける時があるのが残念であるが、最近は「原始のタイタン」とか当たりを引く確率も上がっているので我慢してあげよう。で、このカードだが、コストに見合った3/3が総督シリーズの中では異質だ。ついでに能力も圧倒的だと嬉しいのだが、1つ目の効果は「俗世の教示者(6ED)」なのでそこまで強力ではない。まぁ、リミテッドではサーチ能力はそれなりに強力なので、無駄ということもないだろうが。そして、もう片方の効果は万能のパーマネント対策。緑なのでクリーチャーには触ることが出来ないが、土地からプレインズウォーカーまで、広範に対応出来て、しかもほとんど後腐れが無いのは二重丸。出来るなら、この能力をメインで使っていけるようにしたい。何にせよ除去であるから、リミテッドでは及第点。なんだ、最強の土地破壊スペルは、緑にあったのか。 Chancellor of the Tangle 絡み森の大長 (4)(G)(G)(G) R クリーチャー・ビースト 6/7 警戒 到達 あなたはゲーム開始時に手札からこのカードを公開しても良い。そうした場合、あなたの最初のメイン・フェイズに、あなたのマナ・プールに(G)を加える。 大長シリーズの緑は、案の定マナを操る。ちら見せ効果は1マナを生み出すというささやかなものだが、それでも1ターン目に得られる1マナは重要だ。「草茂る胸壁」がすぐに展開出来るし、「極楽鳥」「ラノワールのエルフ」などの2体展開も可能で、2ターン目以降も恒常的にマナ・リソースで上回りやすい。アドバンテージを活かしてさっさと7マナに繋げられれば、こいつ自身が場に降り立って突撃を始めるシーンも見られるかもしれないのだ。サイクル中では最も戦場に近いクリーチャーである。でもまぁ、出た後のステータスが適当過ぎる気はするけどな。そりゃ強いんだろうけど、結局除去ではあっさり落ちるわけで。リミテッドだと「まぁ、肉だし」っていう理由でとって「飲み込む金屑ワーム」と比較されてちょっぴり寂しくなるくらい。 Corrosive Gale 腐食の強風 (X)(ΦG) U ソーサリー 〜は全ての飛行を持つクリーチャーにX点のダメージを与える。 ファイレクシア版「暴風(M10)」。Φマナ仕様なので「ハリケーン(10ED)」などの既存スペルよりも1マナ軽くプレイ出来るようになったり、緑以外の色でプレイ出来るようになったわけだが、実際は他のΦマナスペルほどの影響は無い。フライヤーだけを根こそぎしたい色というのは基本的に緑であり、白や青はまず使わない。Xダメージを全体に、という大ざっぱな効果なので、1マナの差もそれほど影響が無い。結局、このスペルを最もよく使うのは緑のデッキであり、使う場合にはライフが勿体ないので普通に緑マナで、というのが基本になるだろう。一応赤もこのスペルを使う価値があるが、赤は緑と違って火力で各個撃破することが多いので、わざわざこのスペルを入れてどの程度のうま味があるか定かでないのだ。とりあえず、これでようやく「飛行機械の組立工」に対する答えが出来ました。当然、脇にこっそり「飛行の呪文爆弾」を入れておくと中吉。青と白はこれを警戒する必要が出てきたわけだが、腹いせに「空への跳躍」とか入れておくと末吉。 Death-Hood Cobra 死の頭巾のコブラ (1)(G) C クリーチャー・蛇 2/2 (1)(G):〜はターン終了時まで到達を持つ。 (1)(G):〜はターン終了時まで接死を持つ。 コモンで2マナ2/2の熊に、状況に応じて便利に使える2つの能力をパッケージ。コストがかかるのは面倒だが、どうせこの能力なら使っても1回か2回だ。けちけちせずに使ってあげよう。2つとも能力が起動できれば基本セットドラフトで抜群の安定感をみせた「命取りの出家蜘蛛(M10)」と同じ活躍が見込めるし、早めの展開から装備品を握ってタフネスを上げてやれば、接死でブロッカーを薙ぎ払いやすくなる。感染が無いので今ひとつ立ち位置が明確でないのだが、後のパックで「荒廃後家蜘蛛」が取れる保証は無いのだし、とりあえず1枚おさえておいて、フライヤーに備えたいところである。改めて見ると、「ソーンウィールドの射手(FUT)」ってやっぱりハイスペックだったんだな。 Fresh Meat 新鮮な肉 (3)(G) R インスタント このターン、戦場からあなたの墓地に置かれたクリーチャー1体につき、3/3で緑の、ビースト・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。 なんかヤな名前でビーストを呼び出す、緑の肉体再利用術。この手の「このターンに死んだクリーチャーを新たな命に」というのは緑の専売特許で、最も似た効果を持つカードには「鉤爪の統率者(ONS)」がいるし、回収役には「這い集め虫(RAV)」なんてカードも。そして、このカードはクリーチャーではないが、より直接的な方法でクリーチャー数をそのままに維持してくれる。単純に1体の保証をするだけでも3/3瞬速クリーチャーが4マナなら高い買い物ではなかろうし、2体以上ならごちそうさま。レアにしては地味に見えるカードだが、4マナインスタントが1枚で勝負を決められる可能性は大きい。最も相性が良いのは、エルドラージ原産の各種落とし子トークンだ。大量の落とし子を一気に墓地送りにし、その全てをビーストにしてやれば一気にとどめの一撃を見舞うことができる。落とし子からマナが出まくるので「マナ漏出」されにくいのも地味にセールスポイントだ。他にも単純に「審判の日」対策に採用出来るし、「エルフ」のようにマナが出やすいビートデッキならば、相手の「紅蓮地獄」対策としても充分。色々と可能性を感じさせる、楽しいカードである。でも、なんか名前がヤ。 |
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HN:
Thraxi
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趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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