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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 結局天使兄弟はダテンシティに定着してしまったのだな、第8話。まぁ、別にいてくれても構わないのだが……親父さんからの認可は得ているのだろうか。

 Aパート「大御菓子峠」。タイトルは当然「大菩薩峠」からだが、「ジャパニーズ侍ストーリー」というふわっとした要素以外には多分関連性はない(私も「大菩薩峠」はよく知らない)。何とほぼストッキングが1人で回すお話になっており、彼女のお菓子への執念が並々ならぬものであることが伺える。また、ダテンシティにおける「和菓子」の存在がどんなものかも何となく伺え……るかどうかは分からない。和菓子のテイストって、海外の人からはどんなふうに見えてるんでしょうね。

 単に「ストッキングがお菓子買いに行ったらそこにゴーストがいっぱいいたから退治した」というだけの話なのだが、問題はその「たくさん」の量で、なんと最終的には1億匹。そしてその全てがCV日笠陽子である。よく1人の声優が何役も兼ね役をすると「○○の本気」みたいに話題になることがあるが、流石に1人1億役は史上初だろう。いや、1億個全部演じ分けてるわけじゃないけど。最初の時代劇タイトルに絡めたNo.7あたりまではそれなりに演じ分けも工夫されており、しれっとこんなところで「日笠の本気」は感じられる部分かもしれない。単に制作側が日笠で遊びたかっただけ、という可能性もある。そしてもう1つの注目ポイントは、予想されていた通りにガンスミスビッチが再登場したこと。天使兄弟はどうでもいいからこっちの子にちゃんと注目したいところですよね。新井赤空の殺人奇剣みたいな変な武器を提供してくれる無敵のガンスミスビッチ。オチまで全部こなしてくれるので使いやすさはなかなかのもの。まぁ、ストッキングたちからはどんどんヘイトが溜まってる状態だからこのまま出番があり続けるかは知らんけど。

 Bパート「ノット・2・ホーム・アローン」。こちらはうってかわって天使兄弟メインのお話。おかげであんまり印象には残っていない。パンティが常日頃使っているセックスマシンが何だかやばそう、ということくらいだろうか。視聴者は誰も天使兄弟の尻を掘られるシーンとか期待してねんだわ。あと髪型さえ何となく整えればパンティだろうがストッキングだろうが成り代われちゃうという個体認識のガバガバっぷり。デイモン姉妹が認識しないのは単なる興味の薄さで誤魔化せるかもしれないが、姉妹どうしでも認識がずれるの、ほんとどうかと思う。

 そしてCパートは「Six hundred Sixty Six Candles」。なんと、待望のニーソックスさんメイン回!!!! いやぁ、よかったですね。彼女の可愛らしさが存分に発揮されていた回であり、貴重なロリデイモン姉妹なんかも楽しめました。ニーソックスさんは幼少期の声が高い頃の音が山本和臣くらいの音域になるな。今から660年前に姉から送られたメガネをずっと大切にしていたニーソックスさん。それでも1年誕生日を忘れられたら悲しいニーソックスさん。そして、そんな「妹」を元気づけてやろうと気を遣うパンティさん。以前スキャンティ&ストッキングという変則バディ回があったが、今回はその逆パターン、こうしているとパンティはちゃんと「姉」としての責任感もあるし、決して悪いおねーさんじゃないんだよなぁ。ニーソックスさんも急にそんなふうに「妹」として扱われて戸惑っていたが、最終的にはパンティの好意を受け入れて楽しそうにしてたし。このエピソードが見られただけでも、2期の価値はありましたな。

 
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 アレクシス様、フッ軽すぎるだろ、第8話。いや、正義の人っぽいからオーバージャスティス本部長の方か? もうTRIGGERユニバースは訳わからなすぎて追いつけないよ。

 Aパート「インターネットをやっつけろ/インターネットたちの沈黙」。ひたすらに「我々は何を見せられているんだ……」と虚無顔を続けるしかない謎パート。少し調べてみたら、なんでもTRIGGERがはるか昔に作った「インフェルノコップ」というヘンテコアニメ(?)が元ネタになっているとかなんとか。残念ながらわたしゃその作品のことを全然知らなかったもんで、ただひたすらポカーンだったんですが……作風としては「ニンジャスレイヤー」のそれだよね。時代順で言えばむしろその「インフェルノコップ」とやらで生み出したデザインが忍殺にスライドしたってことになるのか。独自路線を突き進むTRIGGERの歴史の一端を感じられるお話といえば一応意味はあるのか。省エネ作画が省エネになってるのかどうかもよく分からん事例である。そういえばダテンシティって世界のどこかも分からない場所にある町だとばっかり思ってたけど、今回はサンタバーバラとかニューオリンズとかアメリカの地名がはっきり出てたけど、このトンチキパートだけの限定設定かしら。

 Bパート「ファ・ファ・フ*ック」。こちらの元ネタは当然「ラ・ラ・ランド」ということになるが、残念ながらこっちも元ネタを知らないので「ふーん」と思って見ている程度だったが……最低最悪のミュージカルシーンは見ていて気持ちよくなっちゃうものなので、そこは純粋に楽しい。これもどこまで原作オマージュなのかが分からないのでなんとも言えないんだけど、ノリノリのパンティが街中を闊歩するシーケンスの音楽性と映像表現が上手い具合に今作のキャラデザに噛み合ってたし、アメリカン・カートゥーンデザインになってる意味がはっきり出てる部分。もし可能であるなら、今回のミュージカル楽曲が全部伏字じゃないバージョンで公開されたら、ぜひカラオケにも入れてほしいもんである。みんなで「ファック!ビッチ!」ってコールするの盛り上がりそう。

 それにしてもエンジェルタンのとこだけやたら具体的にキモかったのなんだったんだ……。この世界における天使ってどういう存在なんだろうな。あと天界にちゃんとコンプラ委員会があったのも驚きだよ。もっとはよ仕事しとけ。

 
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 なんか普通の話でした、第7話。まー、これらを「普通」と感じるようになってる時点で割と末期ですが……。

 Aパート、「インデンペンデンス・ディック」。男連中が姉妹らと仲違いして家出するお話。男連中というのは当然ガーターとブリーフだが、そこにチャックもついてくるよ。チャックは普段からあんだけ不憫な扱い受けてんだから今更家出もなかろうにな。こちらのお話で気になるのは、やっぱり天使兄弟の再登場だろう。前回時点で「あんまり望んだテコ入れキャラじゃないんだけどなー」と思ってて「あ、1話で消えてくれるんだ。ほなええか」と安堵したわけだが、がっつり今回も出てきやがった。まー、流石にあんだけ作り込んで使い捨てはもったいないか。ちゃんと棲み分けて出しゃばらなければまだ許せるけども……どうでしょうね。一応、今回の設定だと「ダテンシティのゴースト狩りはパンティたちに取られちゃったから別な街でゴースト退治してたよ」っていう理屈はつけられてるからOKか?

 そしてBパート「ロンゲスト・ビッチヤード」。今更ながらなぜか脱獄のお話。あんまり捻りは無いが、いちいちデイモン姉妹が可愛いのが困ってしまう。特に2期に入ってから私の中でスキャンティ姉様の株がグングン上がっておりまして、「収監された理由が鳩の餌やり」の時点でまずちょっと可愛い。その後もパンティの安直な少年漫画展開にサクッとのっちゃう単細胞なところも可愛いし、パンティが殴ろうとして寸止めした時の「ひゃん」みたいな悲鳴が特に可愛い。そしてなんと言っても買収の動機が「にゃんこ買ってもいいって言われた」なのが最高に可愛い。なんなんだこの悪魔。

 そしてもう1つこのお話で無視できないのが……中の人である。いや、今作はゲストキャラでも毎回かなり遊んでる作品ではあるのだが、このパートで登場したゲストといえば、刑務所ゴーストの飛田展男はわかりやすくていいのだが、アメフトチームにいた3人の女囚が全員とんでもないキャスティング。でかいのが大原さやか、ちっちゃいのが伊藤かな恵、丸いのが小林沙苗である。何そのラインナップ。特に沙苗ちゃんなんてここんとこ仕事めっきり減らしてたから声が聞けるだけでも貴重だったのに……わざわざこの3人にした理由がほんとに謎。変なアニメである。あ、アメフトシーンのアクションは無駄に全部格好良かったよ。

 
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 劇場版でやれや、第6話。なんかもう……すごかったね。

 サブタイトルの時点で「ん?」と首を傾げる展開。だって危ないじゃん。2期目になってさ、当然何かしらのテコ入れはあって然るべきなんだけど、それがよりにもよって男性の新キャラ追加だったら不安要素が多い。今作は別にエロくはないが(そう、エロくはないんだ)、それでもやっぱり女の子with女の子な世界観にがっつり紐づけられているわけで、こんなところで男性キャラを当て馬にされたところで、せいぜい同人誌の竿役くらいしかにニーズはなく、今作においてはその竿役すら全く必要ないときている。「こいつぁ典型的なダメテコ入れになってしまうのでは?」と思うのは致し方ない。

 実際、開始からしばらくはそんな「ダメテコ入れ」の匂いが漂う。ぽっと出の「天使兄弟」はキャラこそ濃く設定されているものの、当然好感度など高くないわけだし(この世界で好感度高いやつなんておらんやろ、という問題はおいといて)、そんな連中が圧倒的な強さで天使姉妹・デイモン姉妹を踏みつけにする展開なんて気持ちのいいもんではない。そりゃまぁ、登場時から「手痛いしっぺ返しは喰らうだろうな」とは思えるわけだが、「でも、その後もこいつらがダテンシティに居座ってライバルポジションとかに収まっちゃったらそれこそ興醒めだよなぁ」とか思ってた。

 思ってたけど、そんなふつーの展開にするわけがなかった。今回のテーマは「ライバル登場!」ではあるのだが、そのライバルというのが「今後も戦い続ける設定がしっかりしたライバル」ではなく、どっちかというと「戦隊映画でなんとなく出てくる期間限定の強キャラ」の方。まさにシナリオの文法は劇場アニメのものなんだよな。前半でぼっこぼこにされて絶望してるけど、すぐに打開策を見つけて大立ち回りの末の勧善懲悪(この世界の悪がどっちかもおいとくとして)。後に残るのは「作画すげぇな」という感心とスカッと爽やかな爽快感のみ。そしてこれだけの大立ち回りを映画じゃなくて30分の通常枠に収めるということで、いつも以上に今石印の大活劇が冴え渡る。そうだ、これは戦隊オタクが大好きな「パワーアップ回」でもあるんだ。わざわざ天使兄弟の方にもリアルフェイスでの変身バンクを用意して煽っておき、そこからさらに畳み掛けるのがなんと天使・悪魔合同でのパワーアップバンク。ニューコスチュームでの新たな決めポーズなんて、そりゃもう記念すべき話数として記録されるべきところでしょうよ。ただのニューフォームというだけじゃなくて「4人でのバンク」っていうのが非常に重要で、いわば「わんだふるぷりきゅあ」と「にゃんだふるぷりきゅあ」の初の合体名乗りと同じわけですよ。たまりませんよ。個人的にはやっぱスキャンティ姉様のバンクが好き。天使は「はいはい、ビッチビッチ」っていう感じで処理できるんだけどデイモン姉妹は「うおー!エロいぞー!」ってなるのなんででしょうね。

 そうしてお約束にお約束を重ねてるはずなのに刺激満載で「全くもって正しいテコ入れ」になりましたとさ。多分この感じだと天使兄弟はもうメインとしては出てこねぇだろうしな。ちなみに、代わりと言ってはなんだがもしかしたら来週以降も出てくるかもしれないのは、こちらこそ正しいテコ入れである新キャラのガンスミスビッチ。なんとCVは青山吉能。今期は青山吉能はフル回転ですっかり一枚看板の風格。だいたいイロモノシチュエーションで起用されるあたりが流石でございます。一応「なんで私たちの行き先知ってるんだ?」という自然極まりない(?)伏線も張られているし、誰も突っ込まなかったけど「下着武器職人ってなんだよ」という部分もどう考えても天界や魔界との繋がりを示唆している。今後は彼女の動向も気にしながら見守っていきたい。まぁ、こんなこと書いてるけど今後一切登場しなくなっても別に驚かんけどな。

 
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 B級ホラー映画がテーマの回にきっちり野水伊織がゲスト出演してるのすげぇな、第5話。こういうイメージというか、好きなものを売り込むセールスってのはやっぱどこかでつながってくるものなのかしら。

 Aパート、「ローリングシスターズ」。どっちかっていうとローリング寿司ターズ。ショートエピソードなのでゴースト絡みの事件(?)はほんとにもう、何もないに等しい。単にその辺に適当な恨みを抱いたゴーストが現れ、悪魔の逆鱗に触れて調伏されましたよ、というだけのお話である。正直いって寿司職人という設定すらもどうだっていい。ではこのエピソードで何が描きたかったかと言われたら、そりゃデイモン姉妹の豊かな姉妹愛を……描けてるかなぁ……今期はふつーに週1ペースでデイモン姉妹がメインのお話が用意されてるのは嬉しいのだが、スキャンティ姉様はこの起用でよろしいのでしょうか。……まぁ、今作でお上品だのお下品だのといった言葉はなんの意味も持たないし……結局は「クソ」悪魔ってことでしょうからね……ちなみにこの話題が出ると毎回書いてる気がするんだけど、本当に1週間とかの規模で「無い」人って、そんなにいっぱいいるもんなの? こちとら常にお腹は下し気味なので毎日5回も6回もトイレに行くので、羨ましいとすら感じてしまうのだが……いや、多分そっちはそっちで苦労があるんだろうなぁ。女性は特に多いらしいですのでね。……悪魔もそうなの?

 Bパート「ミュータントガーターベルトズ」。一応ガーターメイン回(?)ではあるんだけど、本当に何がやりたかったんだよ、というくらいにあっさりで何も残らない話。前回の猫のお話があって直後にこれをやるんかい、というのはひでぇポイントではあるのだが、まぁ、これくらいのお話は多分1期にもなんぼでもあっただろう。一応ガメラのオマージュと言えなくもない……のか? 個人的には「パンティはガーターの産んだ卵をよくもまぁ触ろうと思ったよな」というのが一番の感想でした。

 そしてCパート「ビッチ連続殺人!」。「パンティに似たブロンドビッチばかりが殺される連続殺人事件」というそれなりに緊迫感のあるシナリオラインに、一応は「意外な犯人」が登場して短い時間にもどんでん返しが用意されている凝ったシナリオ。いや、これを凝ってるとか言い始めたら色々とおしまいな気もするけども。ただ、これまでのパターンからするとヘンテコな刑事が出てきた時点で「あぁ、多分犯人はこの刑事なんだろうな」って思ったので、そこからきちんと予想をひっくり返す工夫はあるんだよ。あと、冒頭の映像が「実はB級ホラーの映像だった」っていうのも実は結構丁寧なギミックになっていて、あれを最初に見たから視聴者目線だと「映画ゴースト=犯人」だと思って見ているわけだけど、あとから「そこだけフィクションでしたー」というミニ叙述が入り、意外な真犯人のお膳立てとなっている。前2本のエピソードがあまりにも適当過ぎたので流れでスルーしちゃいそうだけど、結構面白いお話だったんじゃなかろうか。

 まぁ、「伝説のブロンドビッチ」という存在が認められたら、という前提はあるのだけども。認められるよな、そういう世界だからな。今更ながらブリーフのストーカー行為とかをやんわり咎めてるパンティがバックグラウンドで延々文句言ってるところとか、脚本の密度もやたら濃いので今作らしいわちゃわちゃ感が楽しめるのは良い。

 
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 俺たちはいったい何を見せられているんだ……第4話。いや、パンストを見せられてるんだけどさ。前作でもここまでイカれた回ってあったっけ? ……いや、普通にあったかもしれん。こういう振り切れ方っていうと、例えば「おそ松さん」とかでもやりそうな内容なんだけど、今期のおそ松は全く振るってないからなぁ。あともう1つ「ポプテピピック」っていう可能性があるんだけど、「ポプテピピックみたい」は素直に悪口になりそうな気がする。

 Aパート「ダテンシティ・プレジデント」。なんと、ここからの2本はなぜか知らんがYostar Picturesがスタジオ名義でコンテ演出を担当しているという。なんのつながりやねん、と思ったが、調べたらTRIGGERYostar Picturesって親子会社みたいな関係だったのね。まぁ、中身は特段変わるわけではなく、今回の3本の中では一番普通といえば普通。ブリーフの脳内を仔細に描写し尽くす冒頭の謎映像が一番面白かった気もする。オチはマジで意味が分からないが、細かいことは気にしたら負け。

 Bパート「ペット・セメタリーヒルズ」。こういう作品に稀によくある「突然のハートフルドラマ」編。まぁ、この話をハートフルと言っていいのかどうかは微妙なところだが……猫のバイブの造形は今期さまざまな方向から攻めてくる猫アニメ群の中でも割と印象は良い。ちなみにバイブのCVはなんと前島亜美である。どんな起用だ。猫についてはみんなメロメロになってしまうのは致し方なく、スキャンティお姉様やニーソックスさんだって例外はない。みんなで1匹の猫を可愛がりまくる天使と悪魔の同居生活、もう完全にルームメイトっていうかダチじゃん。

 Cパート、今回の問題作「昨日に向かって撃て!」。なんとこちらのエピソードは1人シナリオ・コンテ・演出・作画回という事実上の個人制作映像である。五十嵐海という作者はTRIGGERの生え抜きっぽいクセ強クリエイターらしい。直近だと「きせこい」の1話目で流れたバニー戦隊みたいなののキャラデザ担当だったとか。相変わらず変な才能が育つ土壌である。

 作画テイストをいじることによって訳のわからん画面にするというネタ回しは時々見かけるが、今回は映像部分だけでなくシナリオ面でも訳がわからんせいで本当にとっかかりがなく、ただ茫然としている視聴者の前を謎映像が流れていくというカオス回に。個人的には序盤でドットビームを垂れ流し続けた「牧場の息子」がCV青山穣で延々妙な節回しが続いてたのが気になって気になってしょうがなかった。他にもアナザーキャラたちが土師さんとか勝生さんとか……まぁ、アメコミ的な遊びって言われたらこういう処理もそこまで意外なものではない……のかなぁ。もう今作に関しては基準がよくわからなくなってるわ。個人的な楽しすぎポイントはワニーソックスさんですかね。1人だけ不憫(?)なポジションで、CVが変わらなかったのは明乃さんだけである。まぁ、通訳必須になっちゃったけど。

 毎回こんなことやってて、今作品はシリーズアニメとして成立するんだろうか……。

 
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 このアニメと「ぬきたし」が同時に放送されてる今シーズン、もしかして史上最狂なのではなかろうか……第3話。狙ってる方向性は違うはずなんだが、特にCパートとか「ぬきたし」に負けたくないみたいな恐ろしい矜持が感じられたわ。

 Aパート「プロジェクトS 史上最悪の道場」。なんといきなりバディを解体して変則チームで戦わせる話。ほんとにスタッフは分かってるよな。こうして新たなチームが戦力として加わった後は、特殊な組み合わせが見たくなるのが情ってもんさ。スーパー戦隊のVS映画版で絶対に観たいやつだよね。4人から2人の組み合わせなのでその数は6通りだが、通常の2組を除けば4通りしかない。すなわちパンティがデイモン姉妹のどっちかと組む2パターンと、ストッキングがどっちかと組む2パターン。今回選ばれたのはイニシャル繋がりだったのか、なんとストッキング&スキャンティ姉様の組み合わせである。これまたなかなかイメージできないバディだよな。パンティとストッキングが喧嘩するのはいつも通りのことなのでここが分裂するのは至極自然にできたのだが、問題は常にニコイチだったデイモン姉妹から1人をピックアップする方法。なんと、ニーソックスさんが早々に逃げ出すというファインプレイを見せた結果スキャンティが残るという形になった。……どう考えてもニーソックスさんはめんどくせぇ任務を姉に押し付けただけなのだけど……それでもけろりと許してしまうスキャンティ姉様は妹への愛が溢れておる。

 そしてその後のバディ行動にしても、あらゆるシーンでスキャンティさんの人徳が表れる結果に。喧嘩したストッキングたちを単にバカにしたいという気持ちもあったかもしれないが、その実「姉妹とはなんぞや」ということを説いて仲直りを促してくれているだけ。悪魔のくせにほんとに人格者やね。ストッキングもそう簡単には悪魔の助言なんか受け入れたくなかったが、ケムール人みたいな見た目のくせにやることがバルタン星人というよく分からないゴーストを相手に、必要に迫られてタッグ戦を決意。なんだかよく分からないうちに名コンビが生まれてしまったとさ。……いい話だった。多分今回の話で一番ひでぇのはニーソックスさんな気がする。

 Bパート「ビッチ・パーフェクト」。1期の頃にはまだあまり馴染みがなかった「SNSでの承認欲求」がテーマのお話。いや、1期の時点でもすでにTwitterはあったとは思うが……今ほど主流ではなかったしね。そしてインスタなんてもんがあったら、そりゃストッキングをはじめとしたビッチ連中がハマらないわけもないという。互いに煽りに煽りあって高みを目指していくその構図、結果は酷かったが過程だけを見れば結構な才能と成果ではあるよな……まぁ、1銭にもならなかったぽいが。ヘンテコなコンテスト番組に出場した際の4人の変化がいかにもなあるあるというか風刺になっており、「やたら筋トレ始めるやつ」「やたら顔面の画像で盛りまくるやつ」「ダイエット始めちゃってボディバランスがおかしくなるやつ」「脱いだらいいねもらえるからどんどんエロ方向に暴走するやつ」と大変な騒ぎ。それを全て捻り潰すのがマウントゴリラ!! と言いたいところだったのだが……なんかよく分からんけどキングコングの真似事したら満足して消えてしまった。大きすぎる知名度は身を滅ぼしてしまうのか……今回の一件で、暴れ回った4人はなんのお咎めもなしなんかな。まぁ、珍しく犯罪行為には走ってなかったかもしれんが(多分この世界には青少年保護条例とかはない)。

 Cパート、「F*CK&FURIOUS」。ヲイ、ザーメンゴーストは1期でもやったやろがい、と思ったが……ゴーストですらない、単なる精子擬人化アニメだった。「ぬきたし」に負けないくらいにひたすらに下ネタギャグで畳み掛けてくる構成のせいで、「結局何がやりたかったんや……」という真っ当なツッコミもかき消されてしまいそう。ま、楽しければいいんじゃないでしょうか。何気に「メインヒロインがオナニーしてる様子を極限まで接写してるアニメ」なのだが、そんなこたぁもうどうでもいいっていうのがマジでこの作品のイカれてるところ。イっちゃってるところ。事後にバイブ突っ込んじゃった時点で、もはや1匹2匹の精子なんざノイズにすらならないのでは?

 ここから毎週こんな感じですかね……。

 
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 安定の30秒オープニング! 第2話。新曲だけどそこはちゃんと踏襲してくれててホッとしました。「panty & stocking」っていう無駄に長い文字列を律儀にアルファベットに分解して歌う
新オープニングもだいぶ無茶してやがる。

 いやー、やっぱ安心するわ。新番チェックもちょっとずつ落ち着いてきて今期感想を書く作品はちょっとずつ様子を見ていくが、今作はどうだろね。毎週書くようなネタがあるかどうか。ちなみに「前シリーズってどうだっけかな……」って思ってPC内確認したら、ちゃんとこのタイトルだけで個別のファイルが保管されてたわ(アニメ感想はそれなりに数が溜まったところで他の作品の感想とはファイルを分けてタイトルごとに保管している)。おかげでこのテキストは15年ぶりに開いたファイルに上書きするというヴィンテージ仕様になっております。Wordの保存形式がまだdocxじゃなくてdocだった時代の産物でしたとさ。

 閑話休題、Aパートはなんと、ご丁寧にデイモン姉妹の正式参戦を祝うような節目のお話になっている。てっきり前回のお話でなし崩し的に同僚扱いになってしまうかと思ったが(まぁ、なってるんだが)、改めて仕切り直しとして「天使と悪魔、それぞれが目的を違えながらも仲良く喧嘩していくぜ」という今後の方針が明示されたのはとても嬉しい。っていうか今後ずっとデイモン姉妹がレギュラーで出ずっぱりなのが確定して嬉しい。やっぱスキャンティさんって魅力的じゃないですか。ニーソックスさんの律儀な性格もこの作品では非常に貴重。この2人がなんだかんだ言いながらもガーターベルトの指揮下に入ってエロ可愛く活躍してくれるというのは今後が楽しみなニュースである。1話目はそんな「2期の設定の明示」を象徴するかのように、登場したゴーストは「水と油の複合体」というとってつけたような設定(いつものことだ)。出自も性質もよく分からないままに、4人の新たな変身バンクのお披露目が終わったら秒で退場処理であった。先週もあった新規版の「fly away」がかかるバンクシーン、たっぷりとデイモン姉妹が拝めるのはとても良い。あ、もちろん天使たちもビッチ可愛いよ(とってつけたように)。

 Bパート、うってかわってあとはふつーの単発エピソードである。金に目が眩んだパンティが無茶するいつもの流れだが、なんと今回のテーマは「TCG」である。カードの表面こそどう見ても遊戯王なのだが、ゲーム名は「Magic the angry uncle」、裏面のデザインはまんまMagicじゃねぇか! そのくせ高級カードはブルーアイズっていう。なんやねんblue eyes white uncleって。「眼の白叔父」にルビふるんか。

 そしてデッキが60枚、さらにライフが20ポイントというところも完全にMagicで、アンティのルールまであるのでかなり初期の殺伐としたアルファ版くらいの時代だろうか。挙句、勝負の鍵を握ったパンティの好きな卑猥なカードは、名前こそアレだがチラッと見えるイラストはどーみてもブラックロータスである。流石に3兆円はしないですが、世界を代表する高級カードなのは事実。そんなMagicプレイヤーの憧れの的であるロータスを、まさかの排便後のおっさんの肛門に突っ込むことになろうとは……何マナ出るんやろなぁ……。

 今回登場したゴーストの「あまりにも適当に扱われて冷遇され続けたコモンの怨念」という概念はわからなくもないのだが、Magicの場合はどーせコモンなんてほとんどがドラフト終わったらゴミ箱にポイなので、1枚だけのカードが冷遇されるって事態はあまり起こり得ない(むしろ歴史に残るゴミカードってレアのイメージ)。そして最近はWizards社の方針のおかげでどんなコモンでもリミテでは一定数の出番があるように調整もされている。きっとダテンシティと違ってこの世界のMagicのカードはゴーストにはならないですむでしょう。……発売後すぐに禁止されたカードとかの方が怨念たまってそうだけどな……。

 今日の好きポイント:ふつーに黙々とギークが集まるカードショップでバイトしてるニーソックスさん。

 
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 最終回なんかい! 最終話! いきなり終わるんかい、言うて終わらんのかい。終わるんかおもたら終わらんのかい。……まぁ、漏れ聞こえてくる噂からして2クールで完結するとも思ってなかったけども……。

 というわけでさっぱり幕切れ感無しに終わってしまったのは拍子抜けだが、思い切り尺を詰めまくって2クールにまとめるような暴挙に出なかったことは一安心だったんじゃなかろうか。今、原作だと何割くらいのところまで来てるんでしょうね。残りが1クールなのか2クールなのか……次の放送時期も分からないっぽいのでのんびり待つしかないが、こんだけ色々と要素がある作品でブランク空いちゃうと忘れることが多くてキツそうだなぁ……あと、完結したら原作買おうと思ってたんだけどそれが全部お預けということにも……もう大人しく諦めて2期始まる前に予習する方向に切り替えた方がいいのかしら?

 とまぁ、私の個人的な事情はさておき、一応「キリのよさ」を無理やり捻り出すとしたら、全く拠り所もないと思われていたファリン救出作戦に一筋の光明が見えたところでの幕引きというのは中休みを取るタイミングとしてはありかもしれない。そして、その唯一(?)の解決方法というのが「食べること」だという無茶苦茶な理論が今作の根幹を支えているのは潔くて良い。どこまで行ってもこの作品は「ダンジョン」であり「飯」でなければならない。普通は途中でギブアップしてしまいそうなそんな設定に、意地でも寄り添い続けようとするストーリーテリングは圧巻。よくもまぁ、こんな途方も無い話を思いつくもんである。

 常に視聴者の想定を超えてくる男・ライオス。今回はマルシルのひらめきに助けられた部分もあるが、難敵・ガーゴイルの討伐にモンスターをそのまま転用し、さらにそこからマルシル投擲で強引にねじ伏せるあたり、絶対にこのパーティでなければ実現しえなかった討伐スタイルでピンチを乗り越えた。前回も触れた通りにチェンジリングの設定がいささか便利すぎてついていけない部分はあるのだが、無理やりで「まぁ、これがチェンジリングという1つの種の生き残り戦略なんだね」みたいな説明を付与されるだけで「まぁ、ほんならしょうがないか……」という気になる(かもしれない)。「単に表面に胞子がついているだけ」という認識と、後で調理したダンプリングの「中身まで変わってらあ」はどう考えても両立しない気もするのだが……仮に「本来小さかったのにデカく変化したもの」(チルチャックみたいな事例)を食べた場合、当然胃の中で消化されたら胞子の影響はなくなるはずだが、その時に腹の中で突然ものが膨らんだりしないもんだろうか。謎である。

 まぁ、調理にチェンジリングを使うことを思いついたのはセンシの方だし、他のメンバーも納得づくでそれを食べているのだからこのくらいはもう理解の範疇だと思うしかないが……さらに飛び出た最強トンデモ理論が、「竜の部分を食えばファリンは助かるかもしれない」という「食えば全部解決する」理論。一応「魂の捕食」というこのダンジョンの摂理をもって説明としていたのでその部分に疑問を挟む余地はないのだが(文句言ってもしょうがないのだが)、やべぇのはそれをあっさり受け入れてしまった実兄のメンタリティ。以前私はファリンがモンスター化してしまった時に「ファリンを今までのモンスター同様に食物として見ることができますか? できねぇよなぁ!」みたいなことを書いたんだが、なんとまぁ、ライオスはそんなラインは秒で飛び越えられるやつだった……とんでもねぇ話だよ。ほんで「食べていいか否か」は問題にもせず、「誰にどんだけ食べてもらえるか」に発想が飛んでるあたりがやべぇ。カブルーは話の流れでライオスに合わせてモンスター食を肯定したことが今後一生の傷として残りそう……。

 まぁ、とにかく食うか食われるかの兄妹愛でもって先行きの見通しは立った。残念ながらそんな「先行き」が何年後になるかは分からないが、今日も原作漫画をポチるかどうか悩みながら次の展開を待たせてもらおう。

 
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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