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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 この期に及んでこの盛り上がりである、第23話。「盛り上がり」っつってもここのところは割と義務的というか、パターンに則った「盛り上がり」だった気がするんだけど、今回はケタが違った。小松田大全のコンテ演出回ですわ。ブラボー。

 最終決戦の前段階だが、次でこれを越える展開は無いんじゃないかと不安になるくらいに、全弾撃ち尽くし、やれることは全部やりきった感。お約束の「昨日の敵もみんな集まってアクシズ押すよ」展開まであり、そりゃもう大満足ですわよ。こうして今まで培ってきた全てを再確認していくと、やっぱりこのアニメって四天王のためにあったものなんだなー、って気がする。

 今回、番組開始の第一声は蟇郡さんの「満艦飾!」である。前回叫べなかったので今回は続けて2回のコール。喧嘩部部長・満艦飾マコが復活し、戦闘力は桁違いに跳ね上がった(なお、おつむは伊織の手をもってしてもどうしようもなかった模様)。奮戦するマコに続き、更に四天王も極制服が完成、それぞれにイカした名前の「最終形態」を次々に披露し、オリジナル技あり、コンビネーションありで、千切っては投げ、千切っては投げ。四天王1人1人の活躍を描いた動画や止め絵が本当に素晴らしく、個々のキャラクター性を前面に押し出しながら、不思議と4人が喧嘩しないで同じ画面に共存して高めあっていく感覚が絶妙。

 蛇崩さんのコスなんて痴女以外の何ものでもないけど、よく見ると鮮血・純潔に似てる気がするのが面白い。蟇郡さんは縛の装から解放されて表に出てきちゃったけど、大丈夫なんでしょうかね(倫理的に)。犬牟田さんは……いつも通りだった。最終的に四天王がこぞって皐月の下に駆けつけ、それぞれ羅暁の一言送るっていうシーンがあるわけだが、犬牟田さんだけ特にコメントが無くて「はい皐月様、縛斬です」みたいな運搬役になってたのは笑った。そして、これまでなかなか良い仕事が出来ずに悩ましげだった猿投山さんも、最後に羅暁に一太刀浴びせる事に成功、いつの間にやらその目は見えていたんですよ。いや、「目を潰して強くなった」奴が今更目を復活させたからどうやねん、という気もするんだけども。いいじゃない、全員どこか「強くなった感」があるんだから。まぁ、実は一番強かったのって伊織だったじゃないか、って気もするんだけどね。あと、地味にたくましいのが揃さん。美木杉の「無い袖は振れないけど!」みたいな台詞に対して「もうどうでもいいや」みたいなテンションで「ごもっともで」って言ってたのが無闇におかしかった。流子側が満艦飾コロッケ、皐月側が揃のお茶、っていう風に回復アイテム、「帰るべき場所」がはっきり分かるのってなんか良いよね。

 そして、羅暁との直接対決でコンビネーションを見せつけた流子・皐月姉妹。流子は相変わらず主人公という名の単なる飛び道具なのでどうでもいいのだが、それを有効利用するために頑張る皐月様の甲斐甲斐しさが良い。本当にどこまでも高潔な人で、目的がはっきりした今なら、流子のための囮になることも厭わないという。彼女の立ち位置って、ロボアニメ、戦隊シリーズなんかでいうところの「1号ロボ」なんだよね。プロトタイプだから明らかに主人公機(新型機)よりも弱いはずなのに、意志の強さや経験で上手くサポートして渋く活躍するっていう。今回も見事な犠牲で道を拓いたわけだけど、願わくは、彼女もちゃんと純潔を「着こなす」活躍が見たい。最後の最後に純潔が人衣一体になって羅暁を打倒する、っていう図が一番綺麗な気がするんだよな。

 ちなみに、対戦相手となる羅暁さんは、いつも通りのドヤ顔のはずだったのに、割とあっさり原初生命戦維が落とされるという、この作品にお約束の「前まであんなに強そうだったのに」状態に。でもまぁ、これだけ主人公パーティーが盛り上がっちゃうと、たった1人で戦い続けるボス側は不憫な状態になるかな。豊満な乳をもみしだきながら悦にいる様子は相変わらず悩ましげでよろしい。最終的にどういう扱いになるのかとドキドキしていたが、ちゃんと決戦兵器を完成させた針目との関係性も継続するみたい。てっきり「お前は用済みだ」とか言われて吸収されるかと心配してたんだけど、吸収されたのはまさかの鳳凰丸だった。結局最後まで彼女のスタンスはよく分からんままだったな。原初生命戦維の意志を代弁する折衝役とかなのかな。針目は前回ボコボコになったことで面子を潰されてしまったわけだが、今回は掟破りのエンディングジャックなど、悪辣な様を存分に見せて汚名返上。やっぱり一番活き活きしてて楽しい悪役は針目だなー。中の人のハイスペックさも思う存分堪能出来る良いキャラであった。

 そして、最後の最後までやっぱり中心に居座っちゃった我らがマコさん。初っぱなに登場して暴れ回ると、途中で一回負傷退場、脳内流子との会話に勤しんで「脳内にお友達を作り出すのは中の人だけにしてくれ!」と不安にさせるも、コロッケパワーで無事に復活し、最後は流子との合体技で原初生命戦維をぶっ壊すという大金星。まぁ、一応ヌーディストビーチの兵器があったおかげではあるのだけど。無茶しまくりのネーミングセンスに苦笑続きの本作だが、「マッパダガー」は正直笑った。センスが「生徒会役員共」のラジオ番組と同レベルやね。

 ラストバトルは羅暁・針目コンビとの総力戦。最後の最後に戦う舞台が、一番最初の到達目標だった本能字学園っていうのも心憎い。ドラクエ3で巡り巡って竜王の城に戻ってくるみたいなカタルシスがあるよ。はてさて、どんな驚きが残っていますやら。

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 地震速報がエンドレス、第22話。震度5はしょうがないな……文字表記が多いアニメだから、地震速報と重なるとかなりのカオスである。「何か知ってる地名多いわー」と思ったら、めだかボックス知識だった。そんな珍しい地域での地震。

 さておき、速報の後ろで展開されたアニメは王道まっしぐらの展開である。実にあっけない流子の復活。そして、「鮮血の中に皐月の血を取り込んだ」ことが覚醒のファクターとなったらしい。これまでずっと苦戦を強いられてきた針目縫を相手取り、なんと流子がワンサイドゲームを展開。強さがインフレする作品ではあるが、大した説明も無しに長年の宿敵である針目を手玉に取るまでになるというのは流石に驚きである。両腕を切断して戦力を削ぎ、更に新たな能力である「生命戦維機能停止」を披露。これによって針目を一気に無力化させることに成功したのである。鳳凰丸の機転によってとどめを刺すまでには至らなかったが、どうやら、直接対決の天秤は大きく流子側に振り切ってしまったよう。今までのような余裕の表情が欠片も無くなってしまった針目は、後は最終決戦兵器の製作業務に(両腕がない状態で)当たるだけ。何かどでかいことをやらかすキャラになるかな、と思ってたけど、どうやら、このまま悲壮な死を遂げる普通の悪役キャラで落ち着きそうやね。逆に、未だ素顔が見えてこない鳳凰丸の方が腹に一物ありそうで怖い。

 無事に針目を撃退した流子一派は、ついに正式に皐月様との同盟締結へと至る。互いの生命戦維を鮮血・純潔を通じて交換した姉妹は、これまでの因縁を全て忘れるわけではないが、だからこそ強い結束も感じられる。素直じゃない流子は「一発殴らせろ」と迫るが、本能字四天王の晴れ舞台にそんな意地は野暮ってもんだ。蟇郡さんも猿投山さんも恰好いいわ。ちょっと心配だったけど、ちゃんと「皐月様を殴るなら俺を殴れ!」シーンに犬牟田が出てきてて良かった。その直前のバトルシーンでは、戦ってる面子が4人いたから四天王かと思ったら、犬牟田じゃなくて黄長瀬だったんだよな。まぁ、実働部隊じゃないから。とにかく、「変なヤツに助けられている」どうしということで、無事に姉妹喧嘩は終焉を迎える。皐月と流子、どちらも一筋縄ではいかない女性であるが、理解し合えばこれほど頼もしいタッグも無さそうだ。

 二人同時展開の人衣一体を披露し、嫌が上でもクライマックスへの高まりが感じられる。鮮血が空を飛び、純潔がそれを追う。あとは細かいことは気にせずに、2人がどのように羅暁を相手取るのかを見守るだけ。当然、羅暁側の方が戦力は充実しているので、外野にも脅威は及ぶ。伊織の極制服姿が初披露されたが、まだ四天王の方は戦闘準備が整っていない。そんな窮状に分かりやすい怪物デザインのCOVERSが襲い掛かるわけだが……そこに現れたのは、なんとあの喧嘩部部長、満艦飾マコ!! 7話時点でちょっと予想(というか妄想?)してた展開だけども! まさか本当に駆けつけることになるとは……ところで、マコが出てきて四天王より役に立つ可能性ってあるんでしょうか? そういや今週は蟇郡さんとの絡みが無かったな……。

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 犬牟田いらない説、第21話。四天王連携プレイのくだりも、別に犬牟田の手順なくても問題なかったよね。その他のパートも3人だけで動いてるシーンが多かったし……。

 今回は……特にいうことが無い! だって! 予定調和だし! いくらなんでも流子さんは尻軽すぎやしませんかね! あんだけ絶望的な寝返り展開だったはずなのに、もう鮮血にほだされちゃったの?! お前、そのくだり何回目やねん! もう少し捻りないもんかねぇ。そりゃ鮮血は頑張ったんだと思うけども、マコも頑張ってたけども。前も同じようなことやってるんだよなぁ。一応、マコ劇場に乱入(スポットライト対抗)して流子がマコ劇場を打ち負かそうとしたところがちょっと新しいところではあるか。まぁ、作中最強のマコはその程度では動じなかったけどね。なお、そのどさくさに紛れて蟇郡さんはちゃんとノルマの「満艦飾!」を達成していた模様。この2人さえ見られりゃ満足だからそれでいいやあ。

 その他、冒頭は全裸の流子・縫・羅暁という珍しい3人の全裸ショットが展開されたり、相変わらずみんなして惜しげもなく脱いでいるのでサービス作品と思って観ればそう見えないこともない。更に、半裸で変態にしか見えない鮮血のあのフォームも、実は生命戦維との接触面積を少なくして人間が「着る」ことを維持しようとする技術的な意味があったということも判明した。すげぇ、伊達に変態じゃなかったんだね。でも、別に鮮血だったら問題無かったような気もするし、皐月様が着てた純潔だって充分変態レベルの露出度だったけどね。

 そんな換装パートはどうやら今回で終わってしまうらしく、流子は純潔を手づかみでビリビリにしてしまった。出来るならはよやれ。いや、でも流子は本当に悪役の方が似合っていたので、このまま流子がラスボスでもありだった気もする。改めて振り返ると、皐月様の方が圧倒的に主人公だからな。友情で努力で勝利だからな。彼女の四天王に対する信頼の厚さはまさに仁義の物語ですよ。流子の場合は相手があのマコのせいでなかなかピュアな友情って見せにくいからねぇ。いや、好き合ってるのは分かったけども。高潔を維持し続けた皐月様が地べたを這いつくばって昨日の敵の救出に尽力し、汚れる姿はゾクゾクしますね。

 さて、純潔はビリビリになっちゃったけど、今回の顛末で完全に打倒したと見ていいのだろうか。普通に考えると、鮮血が流子の手に戻るなら、やっぱり皐月様が純潔を装備しないと恰好がつかないよね。縫の手さえ及ばなければ、普通の武器としては強いだろうし。ラスボスは原初生命戦維取り込み羅暁なのかな。鳳凰丸が隠しラスボスとかだったら面白いけども。藤村歩ボイスのラスボスなら、「ガルガンティア」に続いて2作目だぞ。

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 本日の蟇郡さんの「満艦飾」は1回、第20話。もう絡むチャンスがほとんどないと思われながらもギリギリで残るこの絆。全裸どうしでもずっと仲良し。

 それにしても流子の体たらくったらどうしたものだろう。前回鮮血に対してキレたあたりで「相変わらず困った主人公だぜ」とは思ったものだが、残念なことにヤサグレ状態は1話で解消することはなかった。それどころか、あっさりと羅暁に取り込まれての純潔モードは、完全に悪役ポジションにまで落ちてしまった。こないだの精神仮縫いの時は自力で打破出来たと思ったのだが……やっぱり鮮血無しだと使い物にならないのかなぁ。「勝手にどんどん兄弟増やすんじゃねぇ!」には笑ったけども。そりゃこっちの台詞だよ。針目縫も落ち着くところに落ち着いたなぁ。姉妹喧嘩、親子喧嘩が今作のメインだとするならば、今週だけを見れば間違い無く主人公は皐月様ですからね。もう、それでいいような気もしてきた。

 ヌーディストビーチは頑張っていると思うが、それでも反攻作戦のメインは間違いなく四天王の皆さんである。今回は皐月様の復活にかける四天王の熱い思いが実に恰好良くて、4人が仲よさげに喜んでいる姿を見ると、一番の愛されキャラってあの4人なんだな、っていうのがよく分かる。オールヌードの皐月様を見たときの反応も四者四様で、データを見ちゃってるしあんまり興味が無い犬牟田、同性だからどうでもいい蛇崩さん、「見るなぁ!」と必死に(視聴者からも)隠しちゃう純朴な蟇郡さん、そして、「見られねぇ! 見せてよ!」と悶える猿投山さん。蟇郡さんは本当にむっつりスケベだよな。猿投山さんは真っ直ぐ過ぎる性格のせいで、2人もひねくれ者がいる四天王では損してる役回りね。こうして全員集まってるのを見ると本当にいいグループだよ。

 その他の面々は、ヌーディストビーチの2人は相変わらずなご様子。毎回必ずスローモーションを入れてくる美木杉のあざとさ(誰に対してのアピールだ)、この期に及んで純潔モードの流子に何とか渡り合う黄長瀬のわけの分からないタフさ。今回はこれに宝多までが参戦し、案外日本国民も頑張ってたんだな、ということが分かるのである。宝多さん、良いキャラだったからもう一回出番があって良かったよ。そして、そんな管理下に置かれているのは満艦飾家御一行。マコは相変わらずのテンションだったが、今回のヤサグレ流子はついにマコ劇場をも打ち破ってしまった。一番の親友さえも置き去りにする流子の非情さが際だつ。まー、そりゃショックだったのは分かるけどさー。「マコが動いたら全部解決」というこの世界の理まで打ち破ってしまうとはねぇ。そんなマコが帰ってきたおかげで、お父ちゃんたちも元気いっぱい。ただ、あいつらがついてきてどういう役に立つのかは相変わらず不明。一応鮮血の世話役なのかな。ちょうどさぁ、「銀の匙」で厳格な八軒の親父さん役も賢雄さんがやってるのよ。ホントにギャップがすげぇなぁ、って。

 結局、総力戦で本能字を強襲したおかげで、皐月様奪還作戦は割とあっさり成功。羅暁も管理が甘いんじゃないか、とは思ったが、多分彼女は余裕があるからわざと皐月を引き渡したんだろうな。その方が姉妹喧嘩が白熱して面白いし。元々流子に純潔を着せることは決まってただろうから、その流子に皐月を始末させるところまで織り込み済みだったのだろう。問題は、その皐月が鮮血をまとったことである。まさかの換装対決。これはちょっと予想してなかった。完全に悪役になってしまった流子をさっさと叩きのめしてほしいところだが、現時点ではどちらにも先んじる要素が無いので互角の戦いなんだよな。鮮血の思いがどこまで届くことになるのかしら。

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 メインヒロイン大活躍! 第19話。なお、ここでいうメインヒロインとは蟇郡さんのことを指します。すっかりツンデレキャラが板について、今回は愛情ほとばしって「いちゃいちゃ」とまで言われるようになってしまったじゃないか。もう、この2人が幸せになれば何も言うことは無いわ。

 まさかの1ヶ月後。展開の速いアニメと言われて久しいこの作品だが、まー、面倒臭いところはずばんと飛ばして一番美味しいところだけやってくれればいいと思うよ。ただ、あの程度の戦力で1ヶ月は持ちこたえたあたり、COVERSも大した脅威じゃねぇな、って気もするんだけど。全盛期の本能寺学園が本気になればもっと短期間で全国制覇出来てたんじゃなかろうか。結局COVERS自体にはあんまり知性も無いみたいだし、単なる羅暁の道具扱いなのは拍子抜け。まー、結局は皐月が使ってた極制服の延長線上の存在だからなぁ。

 真の敵がはっきりしたために、ようやく待ちに待った全キャラ共闘態勢が実現した。本能字学園四天王とヌーディストビーチの共演は、どのキャラもなかなか憎めないだけにずっと待ち望んでいたものだ。四天王は極制服が脱げちゃったせいで独自の活躍が難しいかもしれないが、そこは愛情と新兵器でなんとかカバー。蟇郡さんが鯨波みたいになって、いよいよここから大活躍だ! と思ったら……マコ1人救出して終わったな。理由もなく流子が強すぎんよ。蟇郡さんも「出番これで終わり?」みたいな困り方してたやないか。流子はあんだけ暴れられるならもっと前からやっとけ。そして、鮮血との痴話喧嘩も大概にしてくれ。そりゃ自分の生まれの秘密を明かされたんだからショックなのは分かるけど(まさか鬼龍院の親父さんと一身博士が同一人物とは思わなかったが)、流子と鮮血のいざこざは同じところをグルグル回り過ぎやろ。どうせ来週には仲直りして厚い友情を契るんだろうしさぁ。流子はもう少し賢くならなあかん。その点、四天王の皆さんの分をわきまえた活躍は見ていて気持ちが良いな。蛇崩さんは極制服無しの白兵戦でも割と強かったのが驚きだけども。下手したら単体では猿投山よりも強いんじゃなかろうか。犬牟田は……まぁ、どこまで行っても前線タイプじゃないからいいや。アイツの極制服が喪失する理由は無い気がするんだけどな。COVERSと仲違いしたことで根源的なエネルギー供給でも切れたのかな。

 本筋はそんなとこだが、ドがつくシリアスのはずなのに小ネタの数々は相変わらず。ゆっくり脱ぐな。そしてゆっくり見るな。満艦飾ママの視点が常に美木杉の股間に固定し続けてたのはどないやねん。ママン,そんなに薄い本が出してもらいたいのかい? でも相手が美木杉だとエロくならないでギャグに終始しそう。エロでいえば今回は皐月さんの一人勝ちでしょう。執拗な尻スパンキングはなかなかのサービスシーンでしたぜ。おかあちゃんも趣味いいよな。早く皐月様の復活が拝みたいのう。

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 なるほどそう来やがりますか……第18話。皐月と流子の共闘はこれまでの展開からなかなか認めがたいと思われていたが……それならしょうがない。

 皐月の反乱。それはほぼ失敗することが約束された下克上。仕方ない。だってまだ18話だもん。この流れだと羅暁(原初生命戦維)がラスボスでほぼ確定だろうから、ここで皐月の反乱が成功するはずがない。あとは流子との共闘が自然にいけばいいな、と思っていたのだが、なんとまぁ、血縁関係ですって。一番手っ取り早い因縁の回収のしかた。今週張った伏線を今週回収しちゃ、それは伏線とは言えないのだけども……まぁ、分かりやすいからいいか。あとはもう、とにかく羅暁の圧倒的な力と、それに抗するために立ち上がった皐月の高潔さを見せるだけのエピソード。純潔を身にまとい舞い踊る皐月の姿に酔いしれるがいい。本当のところ、皐月様が無様に敗北する姿は見たくなかったのだが……致し方ないよなぁ、シナリオ上なぁ。

 マッチメイクは至極簡単。何しろ羅暁サイドには羅暁とお供の執事(鳳凰丸というらしい)、それに針目縫の3人だけ。この3人を相手に、皐月・流子の連合軍が全ての戦力をたたき込めるのだ。実際は、今回皐月と羅暁は完全にタイマンだったので、残りの戦力が配下の足止めに回っている。鳳凰丸の強さは未だはっきりしないが、皐月の一撃を余裕でいなしたことを考えると相当な手練れ。そして、相変わらず飄々とした図太い強さを見せる針目。彼女の場合は声のインパクトのせいでかなり「どうしようもなさ」が際だっているわけだが、今回はまさかの四天王全部ぶち込み。最初は蟇郡さんたちが羅暁戦のサポートに回り、針目対策は猿投山1人で担当するのかと思って期待していたのだが、残念ながら流石に1対1で渡り合えるほどではなかったらしい。猿投山さん、結局1人だけでの活躍があんまり無いなぁ。まぁ、四天王の共闘シーンは見ていて楽しいからこれはこれでありがたい。今作の中でも一番仲良しっぽいグッドな関係性、それが四天王なのだ。この4人がいればなんとか針目は抑えられ……なかった。圧倒的すぎるな。しかし、そこで流子が間に合って完全にタイマンの2マッチが成立。一時は羅暁の精神仮縫いの餌食になって「主人公、先週に引き続きボロボロやないか」と思ったが、そこは強引に羅暁の呪縛を打ち破ってなんとか面子を守った。自分の脳に絡んだ糸を引きちぎるシーンってのは(現実感がなさ過ぎるとはいえ)かなり痛そうなのでグロ苦手な身としてはきついですわ。

 驚いたのは、覚醒後に流子が「なんかすげぇ調子がいい」ってんで針目を圧倒したことである。四天王相手ですら眉1つ動かさなかった針目。しばらく眺めながら「もう、最終回間際でブチ切れながら断末魔をあげる針目が見られるならそれでいいかなぁ」とか思い始めていたのに、案外早く焦り顔を拝むことが出来た。おそらく鮮血と流子はお互いの目的を理解し合い、完全に通じ合えたことでワンランク上がったってことなんだろうね。羅暁によって皐月が「服に着られていた」と断じられたわけで、こうなると「服と互いに着つつ、着られつつ」している流子の力こそが最終決戦の鍵になることは必定。今回針目を圧倒したことはその布石ってことでいいのかな。針目は最終的にどうやって負けることになるかなぁ。ちなみに鳳凰丸は最後までどの程度本気で戦っているかは分かりませんでした。

 しかし、結局最終的には羅暁と原初生命戦維の強さは圧倒的。首の糸一本から余裕で復活し、思い切り皐月に鉄拳制裁を見舞う。純潔は奪い返され、我々視聴者は皐月の敗北姿という絶望と、ババアの半裸という絶望を同時に味わう羽目に。いや、羅暁さんも良い身体してるんだけどね。ぶっちゃけこの作品の半裸はあんまりエロくないからね。変形前の純潔着てる姿も「学生のコスプレしてるオバハン」みたいでちょっときつくないですかね,羅暁さん。皐月さんもこの母親には負けたくなかっただろうなぁ……。そして、「もう一人の娘」がここで見つかってしまったわけだ。纏一身博士が残した最終兵器は鮮血だけでなく、COVERSのラボから引き取った「失われたはずの命」そのものだったってことで。とにかくこれで皐月様との共闘の大義名分は出来た。現時点でボロボロだが、まぁ、流子に至っては何度目のボロボロかも分からないくらいですから、なんとかしろ。次週は復活出来るのかどうか……。

 って、来週なんでマコまで行方不明なんだよ?! どこ行ったのさ。大阪土産で民衆を誘導してるところまではいたと思うのだが……流子が消息不明になると、マコまで一緒にいなくなるのかな。今週はマコの活躍があんまりなくてちょっと残念だったが、ちゃんと蟇郡さんとは絡めたので良しとするか。常に「満艦飾!」って言いたくてしょうがない蟇郡さん。一般女子生徒をどんだけ信用してんねん。実は作中で一番美しく正しい男女関係なんじゃなかろうか。

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 皐月が動いた! 第17話。遅かれ早かれこういう流れになるとは思ったが、流石にキルラキル、大展開のターニングポイントはすぐに訪れる。

 「展開が早い」ってわけじゃないんだ。今回起こったことってほとんど無いから、脚本が詰まってるって感じは一切ない。でも、やるだろうと思ったことを一番効果的な要所で回している。皐月の反乱は、はっきりと「生命戦維を打倒する」と宣言したものだった。もちろん四天王たちもそれを知った上で動いていたし、これまでの様々な伏線がここにきてきっちりまとまった。あくまでも皐月は本能字学園のトップであり、その学園こそが彼女の武器。今回はわざわざ30分かけて徹底的に「学園内の設備の荘厳さ」を高めてあり、ここから彼女が世界を敵に回す覚悟が示される。まぁ、親子喧嘩に巻き込まれた形の流子はぽかーんだけども。

 もちろん、動いたからといって、現時点では皐月の心中を全て読み取ることは出来ない。鬼龍院の家に育った彼女が、どのタイミングで羅暁への反乱を決心したのか。その動機はなんなのか。彼女の目指すゴールはまだはっきり示されていない。ただ、「服に着られる人間」という歪んだ理想像に対して嫌悪感を抱いているのは確かなようであり、そこだけを見れば流子とも通じるものがあるだろう。皐月の性格から考えて流子と手を組む展開はなかなか見えてこないのだが、最終的には羅暁という巨大な敵を前にして、2人が共闘する姿が見られるに違いない。ま、オープニングがそんな感じですし。結局、ここまで徹底的に「悪」ではなく「傑物」として描かれ続けた皐月が敵になるわけがないんだよな。彼女がラスボスだと、四天王とも正面から敵対しなきゃいけないから、なんか寂しいもんね。今作で一番愛されてるのって四天王の面々なんじゃなかろうか。ちなみに、形式上「ラスボス」と言ってみたものの、現時点で羅暁がラスボスであるかどうかは定かではない。その奥にはCOVERSという存在もあるはずだし、「羅暁がすげぇ強い」かどうかすら今は分からないから。少なくとも、次回予告を見る限りは剣で刺されるくらいじゃ死なないのは確か。

 そんなわけで、鬼龍院家のごたごたばかりが描かれてしまったために、今週も主人公(のはずの)流子の存在感がどうにも薄い。マコ劇場があるおかげでシーンごとのインパクトはそれなりなのだが、どこまで行っても巻き込まれ型。なかなか寄って立つところが出てこない。黄長瀬の過去話とか、ゆっっっっくりと白衣をはだけていく変態チックな美木杉とかの方が見るべき部分が多かったような。あ、でもどんどん仲むつまじくなっていく鮮血との関係性は良いね。美木杉たちに真実をしらされてしまったせいで、鮮血が本当にしょんぼりしてるのがちょっと可哀想だからね。いっそ鮮血はマコに着てもらうのはどうだろう。細かい悩みとかどうでもよくなるぞ。まぁ、マコは着らんないんだけど。

 そろそろ最終ステージ近くになってしまうので満艦飾家のおちゃらけもなりを潜めるかなぁ、という気もするのだが、どれだけ鉄火場になっても容赦しないのがあの一家。今回は親父が蟇郡さんと直接対決するという見せ場が。「マコはどこに行った」って蟇郡さんに聞いてたのは、「多分お前がマコについて一番詳しいだろ!」みたいな世間の風潮を加味したからに違いない。現時点での四天王の役割は、猿投山=実働部隊の統括、蛇崩=同じく装飾・音響関係統括、犬牟田=情報制御、蟇郡=マコの子守り。

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 オープンエンド変更、第16話。エンディングはまさかのマコフィーチャーである。やっぱりこのアニメのラスボスはマコなんじゃねぇかな。あと、オープニング見てて驚くのは「蟇郡さん、割と衣装持ち」。次に四天王に出番が来るのはいつだろうなぁ。

 冒頭、まさかの総集編告知で「えー、でもこの話数ならしょうがないのかなぁ」と軽くガッカリする。グレンラガンもきっかり同じタイミングで総集編が挟まってたから、ある意味自然だったのかも……、と思わせるところまで込みでのネタである。関俊彦によるマシンガンナレーションで総集編は瞬殺されてしまった。すげぇよ、声優さんやっぱりすげぇよ。多少音声加工はされてるんだろうけど、どんな録音形式だとしてもアレはやっぱりかなりの難行だったと思うぞ。お見事としか言いようが無い。

 そして、そんな冒頭のひとネタでごまかすこともなく、今回は大きくストーリーが動くことになった。オープニングでははっきりと「流子サイド」「皐月サイド」が半分ずつに分かれている様子が描かれ、そこに立ちはだかる羅暁がボスキャラとして存在することが分かる。今回はそのセッティングをそのままに、流子&ヌーディストビーチサイド、皐月&COVERSサイドという2つの陣営が交互に描かれた。

 皐月サイドは、母と娘の官能的過ぎる入浴シーンで思い切り目を引きつつも、これまではっきりしていなかった羅暁の最大目標が臭わされる。彼女が隠していたのは「原初生命戦維」と呼ばれるエイリアンの元締め。COVERSとは、そうした生命戦維たちの総称であると思われ、鬼龍院グループが経営するREVOCS社はCOVERSのアナグラムになっている。元々生命戦維は人間の進化を促し、地球上での支配権を得るために人類をコントロールしていたらしいが、歴史の途中でその干渉が途絶えた。その「休眠中のCOVERS」を目覚めさせ、何らかの大望を持っているのが羅暁ということらしい。彼女にとって本能字学園は様々な兵器を試す実験場であり、おそらく生命戦維と人類の今後の共存関係(もしくは支配関係)を観察するためのサンプルなのだろう。そんな大切な場であるからこそ、愛娘である皐月に管理を任せているのだ。現時点において、羅暁は娘に一定以上の信頼を置き、はっきりと「後継」とも言っている。もちろん、これは皐月が彼女の期待通りの働きをしている限り、と言えるのかもしれないが。皐月の方はそんな母親に従い、望まれた結果を残しているが、その先に何を見ているのかはまだ分からない。「着せる服」と「着られる人」という問題を、彼女は一体どのように見ているのだろうか。

 もう一方の流子サイドでも、同じように世界の核心が披露された。生命戦維の正体と、それを使った羅暁の暗躍、そして、それに対する纏一身博士の狙い。ヌーディストビーチの創設者は博士であり、羅暁の陰謀を阻止し、地球上での人類の尊厳を守るために結成された組織である。黄長瀬や美木杉が最初に流子と鮮血を警戒していた理由もこれで判明した。現時点においてなお、鮮血は「地球を脅かすエイリアンの一味」ではあり続けているのだ。ただし、彼はあくまでも一身博士によって作られた存在であり、思想的には羅暁性の服とは一線を画す。実に歪んでしまった鮮血の存在を慮って、流子は「仲間殺しをさせない」と言った。確かに、今回の鮮血は想像以上に動揺し、懊悩していた。自身が忌むべき対象と同一存在でありながら、流子とは切っても切れない間柄になってしまった現状に、どのようにけじめをつければいいのだろうか。流子の言うように、殺戮兵器としての存在意義を拒否してしまえば、黄長瀬の脅かすように「戦えない神衣」に堕してしまう。しかし、戦うことを決意しても、それはおのがオリジンを否定することに繋がる。現時点で、一番悩んでいるキャラが服って、すげぇ世界である。

 次週からは、今度は「大文化体育祭」。……なんやねんそれ。勝利宣言かぁ。実質日本国内の反抗勢力は大体叩いちゃったからねぇ、あと何するんだろうね。あ、今回のマコはそこまで活躍出来ませんでした。友達としてはいい事言ってんだけどね。

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 流子VS皐月2戦目、第15話。もう、この世界に強さの尺度とかを考えても意味ねぇな。

 作画的にも文句なく「2つ目の山場」である。流子の鮮血奪還、2つの神衣の2度目の直接対決、ヌーディストビーチ本隊の出撃、四天王の「改」の奮戦。もう、何が何だかさっぱり分からない絵面になっているが、とにかくすごい戦いになっているのは分かる。通天閣近辺での戦闘シーン、あれいったいどういうことになってるんだかね。もう、凄すぎてわけ分かんない。だから、どんとしんくふぃーる。もう、強さが云々なんて気にしたら負けだよ。「なんだ、美木杉別に強くないやん」とか、「犬牟田はどうやって戦ってんねん」とか、「猿投山さん、あれだけ強キャラオーラ出してた時期もあったのに、結局そこまで飛び抜けた活躍してないやん」とか、神衣着てない状態でも流子強いやん」とか。今の流子と皐月の強さは、針目と比べるとどのくらいなんでしょうね。

 今回嬉しかったのは、前回微妙だった蛇崩さんがきっちり仕事をしてくれたことだろうか。それぞれに皐月との因縁がある四天王の面々だが、唯一の同性ってことで蛇崩と皐月の関係性はなんだか素敵なもの。鮮血と違って飛行能力を持たない純血のサポートのために蛇崩さんが空気を読んであそこで単身出てきてくれたのはすごくほっこりする。「上から見るんじゃなかったのか」っていう皐月さんの台詞もツンデレてていいね。その後もちゃんと蛇崩さんが一番良い仕事貰ってたわけだし。四天王のポジショニングは個々に味わいがあって良い。今回は各々にマッチが用意されており、黄長瀬を抑えるのが犬牟田、そして最大の強敵(と思われる)美木杉には猿投山が張り付く。そして、新しい制服を着たおかげでなんかよく分からんサイズにまで膨れあがった蟇郡さんには………………マコだよ……なんでそこでマコだよ……完全にセット販売みたいになっているよ! マコ専属の子守役が蟇郡さんだよ! しっくりくるからいいんだけどね。流子と一緒に現れたマコを見て真っ先に「満艦飾!」って叫んでたのが蟇郡さんだったからね。どんだけ気にしてんねん。

 というわけで、今回はマコの活躍シーンが少なかったのがちょっと残念ね。流子の「私は1人じゃない、鮮血と2人で1人だ」のとこで、「え、アタシじゃないの!?」みたいなショック受けてるのがちょっと可愛かった。ま、実際に今流子が生きてられるのって、7割方マコのおかげなんだけどな。あれだけ部下に慕われてる皐月さんを見て「1人だ」ってのもどうかと思ったけど。

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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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↑越えられない壁
沢城みゆき 斎藤千和 
中原麻衣  田中理恵  
渡辺明乃 能登麻美子
佐藤利奈  佐藤聡美
高垣彩陽   悠木碧
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