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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 Aパート終わりが酷すぎて笑った、第14話。満艦飾マコ完全復活。やはり今作最強がマコであることが証明されてしまったな。「流子」と「欲に目が眩んだ流子」は違うクリーチャーだが、「マコ」と「欲に目が眩んだマコ」は同じものです。

 やったぜ都道府県対決。「都道府県代表がご当地感をだしながらのバトル」というだけで何となくテンションが上がってしまうのは我ながらどうかと思うのだが、あまりにもテンプレな京都・大阪・神戸の三都物語を、いつも通りのクオリティで敵キャラ化。まぁ、本能字学園が北関東にあってあんなんなんだから、関西がどれだけ異形の進化を遂げていてもおどろかんわな。こんにゃくいもが名産ってことは、皐月さんは群馬県民ってことでいいんですかね。

 ジャージが一番似合うことで有名な蟇郡が向かったのが、異人さんたちの町、神戸。「神戸」→「外国文化」→「アメフト」って、適当過ぎる繋ぎ方ね。ボリュームのあるアメフト軍団と対峙するのは蟇郡さん率いる子飼いの風紀委員たちで、鉄よりも硬い校則の象徴たる生徒手帳を武器に戦う。蟇郡さん自身は「俺のターン、ドロー」みたいなポーズで指示を出すばかりで今回ほとんど戦ってないのだが、これまでの戦闘スタイルが極制服頼みだったから仕方ないね。一番最初にアメフト軍団の頭に生徒手帳が刺さるシーンがなんだか榎本チック。結局、秘蔵の米軍横流し戦車やお肉アーマーも、超硬度を誇る生徒手帳を打ち破ることが出来ずにあっさり撃退。三都の中では割と影の薄い県であった。

 続いて蛇崩さん率いる部隊が進軍した京都。こちらは八坂さんちっくな謎の祭礼施設で迎え撃たれ、どすえどすえうるさい変な京都人が陰陽で攻めたててくる。でも、実際の攻撃は単なる(?)電磁波干渉だったようなので、「古き良き」というよりは案外最先端な戦い方だったのかも。絡め手には弱かった蛇崩さんは謎の四神攻撃に戸惑うも、乱入してきた犬牟田によってあっさり解決。あとは比叡山の僧兵みたいなのがゴリ押ししてくるだけなので、蛇崩さんの吹奏楽部だけで勝てた。一応今回は四天王の皆さんの汚名返上パートの意味もあるので、犬牟田のサイバー感が役に立ったり、楽しそうにしている蛇崩さんが見られただけでも良かったかもしれません。今時ブルマな女の子、素敵ですね。ちなみに、今回の関西編の敵キャラキャストは、きちんと全員が純正ネイティブで構成されている(必ずしも出身県では無いけども)。完全使い捨ての京都4人衆の中には、こっそりと大阪出身、津田健次郎の名前もあるのですよ。

 そして関西の要所、大阪戦に参じたのは、四天王最強(仮)の猿投山さん。彼だけは極制服がなくてもかなり身体能力が高く、最近流行りの「めっちゃ硬い竹刀」で金の力(物理)にものを言わせる相手大将と互角に渡り合う。竹刀を取り出す時に確実に鞘から抜いてたと思うんだけど、あんな長いのをどうやって背中から出せたんだろう。ただ、それでも抗争は激化して大阪全土を巻き込んでしまうことになり、最終的には皐月様の投入にまで至ったのであった。こうして見ると、結局皐月がサポートに出た大阪、実質四天王二人がかりだった京都と比べて、1人で全てを片付けた蟇郡さんが有能だった気がする。ちなみに大阪軍首領の宝多金男、こいつもかなり良いキャラしている。綺麗にベタな「大阪人」のイメージなのだが、何故かその汚さがあんまり嫌みじゃなくて面白い方向に出ている。キャストの人のベタッとしたえげつない演技も聞きどころで、どんな人なんだろうと思ったら、プロの声優ではなくて舞台メインの人らしい。劇団☆新感線所属らしいので、多分中島かずき繋がりでの登用なんだろう。こういう刺激があるのは良いとこだね。

 まぁ、結局なんやかんやと3つの砦が陥落していくよ、というお話なので、同じパターンを3回見せられるだけなのだが、そんな中で新しい動きを見せた人物が2人。1人は美木杉。「教師としての美木杉の終わり」と語っていたことから、物語が完全に次のステージにシフトしたことが分かる。ヌーディスト美木杉の晴れ晴れとした気持ち悪さは相変わらず。光輝く時に優先的に股間が光るのはなんとかなりませんかね。そして、美木杉に報せを受けて鮮血奪還作戦に乗り出した流子……はいつも通りなのでいいとして、どさくさに紛れて大阪に来ていたマコである。「大阪に来たのに遊べない」→「いや、遊びに行こう」→「でもお金が無い……」→「あった!」という見事な展開。久しぶりにフルタイムで楽しめたマコ劇場と、その後の見事な大阪解説の流れに脳がやられる。堪能してらっしゃるなー。また、一般生徒に捕まって宙づりにされたときのセクシーショットなんかも見逃せない。まぁ、中の人ネタ的には、大阪じゃなくて神戸の方にいって、是非とも美人おねーさんを含む西さんのご家族に挨拶してもらいたかったもんですけど。次の舞台は石なんちゃら県になるといいですね。

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 話進んでねぇな、第13話。番組スタート直後の超展開っぷりがなりを潜めて、最近は無難な速度だったが、今回はなんと、襲学旅行が結局始まらなかったという。これはこれで驚きだ。

 おかげで中身はさほどないのだが、とにかく「つえぇ奴」だらけなので画面がいちいち重い。ごつい。クドい。もう、蟇郡さんが出てくるとなんだかほっとしちゃうレベル。今回は流子があの調子だったもんだから皐月さんの活躍ばかりが描かれており、特に一度は凋落したはずの四天王に対しても温かい言葉をかけて奮起させてくれるあたりに、良い指導者の資質が見え隠れしているのである。ボロ雑巾みたいだった猿投山さんも何とか恰好いい姿に戻ることが出来るだろう。強くて美しくて人徳もあるとか、もう、このまま皐月さんがトップに君臨し続ければいいんじゃないかな。今のところは母親よりも下っていう位置づけみたいだけどさ。一応鮮血も手に入れたことになっているし……(実際はそんなことないんだろうけども)

 流子の方は、お約束の立ち直りイベントだー、と思いきや、よりにもよってここで一捻り入れてくる脚本。立ち直る理由となったはずの「弱い者」が全て針目の策略。この展開は流石にショックである。あれだけ情感たっぷりに鮮血との誓いを立てたというのに、次の瞬間には細切れにされておさらばって、本当にいい所無しだ。ここから根性と友情だけで流子が主人公に返り咲く日がくるのかなぁ。どうかなぁ。なお、僕の中の主人公、満艦飾マコさんは今週も元気だった模様。漢字だけ飛ばして新聞記事読むところとか、本当に中の人がオーバーラップして困る。マコが元気ならこの世界はどうとでもなるよね。なお、親父はオペで死んでる。

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 まさか、失血死すると最悪死んでしまうこともあるなんて……第13話。シナリオ上はもやっとしたものが残るものの、作画リソース、アニメーション演出としてはズガンと盛り上がった1つの山場である。まぁ、今作の場合は山とそうじゃないところの区別がほとんど無いのだけども……。

 針目縫との全力全開バトル。彼女の語る父親との因縁は流子が求めてきたものそのものであり、一身博士は針目の手によって惨殺されていた。「裁ち切りばさみ」も博士の発明で、生命繊維を断ち切るのに特化した強力な武器ではあったのだが、それすらも撒き餌として、博士は鮮血の存在を隠し通したという。それほどまでに、鮮血は人智を越えた存在。対鬼龍院・針目の最終兵器となりうるものなのか。しかし、そんな鮮血も今の流子では扱い切れるものではなく、圧倒的な実力差で叩き伏せる針目を前に、ついに恐れていた暴走がスタート。異形の姿となって暴れ回る流子。それを楽しげに茶化す針目、その針目の狙いに忌々しげに乱入する皐月。鬼龍院の内幕もまだ見えてこない状況で、やはり流子を止めることが出来たのは、「親友」のマコであった。

 と、いうわけで、久しぶりのマコ劇場! いやー、やっぱりいいな。暗転から彼女にスポットが当たったときの得も言われぬ不安なあの感じ。もう、何を言っても無意味なのは分かってるのだが、やはりマコの持つパワーは尋常ではない。今回は家族総出で「闇医者の娘の端くれ」としての存在感をがっつりアピールしており、地盤が崩壊した会場に何故かトラックで駆けつけたり、何故かそのままバックで流子に突撃したり、何とも異次元。はたして今回流子の首は一体何回へし折られたのだろうか。誰か暇な人はカウントして下さい。既に1クール近く見守っているというのに、禍々しい姿に変身してしまった流子のクリーチャーっぽさよりも、マコの奇行の方がよっぽど恐ろしいのである。まぁ、世界広しといえども、全力モードの流子・皐月の間に躊躇わず飛び込めるのなんて、マコくらいのもんだよなぁ。

 結局、勝負はうやむやになってしまったわけだが、針目は皐月との確執を深め、今後「本社」がどう動いてくるのかは火種だらけ。そして、皐月様は今回の戦挙をあくまで情報収集の場と認識しており、無事にデータが集まったことで、いよいよ本能字学園は進軍を開始するという……って、もともと皐月様の目標ってそんなことなんだっけ? てっきりあの偉そうなお母ちゃんの鼻をあかすことだとばかり思っていたのだが……まずは全国制覇からかぁ。本能字クラスのヤバい学校が他にも3都にあるってのかね。すさまじい世界だな。まぁ、本能字学園の精鋭である四天王の皆さんはご健在ですからね。出来ることなら蟇郡さんはマコの横に張り付いて的確な突っ込みを続けて欲しいもんだけどね。ちなみに、今回気付いたのだけど、四天王のうち半裸1人、ジャージ3人のうちわけになっているが、蛇崩さん、今時きちょうなブルマをはいてますね。いや、全くエロくはないんだけどさ。

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 猿投山さん………………第11話。そりゃさ、この進行で2クールなんだからそれこそグレンラガン並のインフレバトルになることは分かってたけどさ、その踏み台に猿投山さんを使うことないやん。まー、彼ならここから2,3回はヴァージョンアップして帰ってきそうだけども(ヴィラル的に)。

 ド直球なキャスティングが潔い新キャラ、針目縫。とにかく今回は彼女の登場を契機に更にステージが1段変わったことを示す明快なシナリオである。その前段階として、蛇崩先輩を利用して流子が1人でインフレを担当し、飛行能力や「無拍子」などの技を次々と開発。あれだけ巨大で分かりやすい「強敵」に加え、その敵が奥の手として繰り出してきたアンコールすら余裕で返すことで、鮮血がチートであることはよく分かった。いや、とっくの昔に分かってたけども。今回はやたら流子の尻にスポットが当たっていたのは担当スタッフの嗜好なのかどうかはよく分からないが、文字通りに最後の花火をぶち上げた蛇崩先輩の特大ミサイルなど、相変わらず壮絶過ぎる作画で堂々の戦闘シーンを飾った。

 そして、Aパートでの凄まじい大活劇から、一点して小さな少女によるちゃぶ台返しへと移行する。まー、蛇崩が「少女」なので完全にキャラが被ってた気もするのだが、蛇崩は「小さいけどでかい」というギャップがあり、針目は「小さいけど強い」というギャップになる。派遣元は当然鬼龍院の本家。皐月の母親が次の障壁になるであろうことは予想がついていたわけで、ボチボチ「学園編」と呼べるステージが終わりそうなのだから、このあたりで接続役が出てくるのは当然の流れといえるだろう。……でもさ、猿投山さんが一通り活躍してからでも良かったと思うんだけどね……同じ作品世界で、パワーアップを経たのに2度も噛ませになるキャラなんておるかね?(意外といる)

 CV田村ゆかりの時点で既に半端じゃない存在感の針目。ただ、インフレが前提条件のこの世界じゃ、そんな属性だけじゃ生きていけないぜ、と思いきや、なんと彼女が取り出したのはあのハサミ。ここでそのカードを切ってくるのか。もうこれで流子が皐月と対決する理由が何一つ無くなったな。現時点での実力を考えれば、流子は針目に勝てるはずがない。っつうか勝っちゃいけない。となると、この先、再び皐月と相まみえるチャンスが訪れるのかどうかがかなり怪しい。今回のバトルは一旦水入りになるのか、それとも完膚無きまでに叩きのめされ、ついでに皐月の方も母親に利用されて姿を消し、再び相まみえたときには最大の敵は母親、みたいな流れもありそう。そして、それと同じくらいに「理屈不要でなんやかんやいって流子が勝つ」もありそうなのが怖い。美木杉さんが流子鎮圧用の武器を用意してたので、あれを使うくらいに鮮血が暴走、っていうのもありそうだしねぇ。ここから一体どこへ向かうのでしょう。とりあえずCV朴璐美ってすげぇ嫌なボスだな、っていうことだけは分かる。個人的なイメージはハミュッツ=メセタだから。

 ま、今作については真剣にシナリオ考えても仕方ないので、困った時には外野席に逃げよう。あの満艦飾マコが、四天王2人を前にしたら防戦一方だ! とか思ったけど、中盤以降はそーでもなかった。今のところ、マコの一番の理解者は流子じゃなくて蟇郡先輩だと思うんですけどね。四天王はジャージもしくは半裸になっても元気なのでキャラは立ってるんだけど、やっぱり蟇郡先輩だけ特別元気で素敵な気がする。是非とも、次のステージでもマコと一緒に解説役として活躍してほしいものである。いや、マコは出来れば戦場に出てきて欲しいんだけどね。外野にいるだけだと、彼女特有の「命を全く大事にしてない」感がもの足りぬわ。

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 ある意味普通だよね! 第10話。このアニメ見てると、何が「普通」なのかがさっぱり分からなくなるんだよなぁ。流子がやってることは全部真っ当な主人公がやること……だよね? ちょっと忙しすぎるけども。

 犬牟田戦で1話は使わないだろうな、とは思っていたわけだが、こういう形での決着になるのはちょっと予想外。何がずるいって、犬牟田の変身を含めた彼の自己紹介パートを見て、大体の視聴者は「この手のデータ至上主義の野郎は『お前のデータは全て分析済みだ』とか言うんだぜ」と思ってたら、それを当の本人である流子がさっさと言ってしまったことだ。ずるい。みんなそう思ってたのに。実際テンプレ通りの策士系キャラだったはずなのだが(全身キーボードのギャグとしかいえない衣装はこの際置いとくとして)、流子がそんなことを言ってしまい、更にメタレベルをあげた「無茶すればいい」という無茶な解決により、犬牟田さんったら割とあっさり窮地に。「どこにいるか分からなければ全部攻撃すればいい」は、まぁ、割とありそうな解決なんだけど、そのビジュアルがいちいちおかしいのが本作ですね。

 で、結局「鬼龍院からスタンドプレーが認められている」とのことらしく、犬牟田さんは致命傷にならない段階でさっさとリタイア。前回全てをかなぐり捨てて戦い抜いた蟇郡先輩とはエラい差だが、この個性が共存してたのが四天王なんだよなぁ。そのまま第3ラウンド、蛇崩との対戦にもつれ込むことになり、こちらは正々堂々、大艦巨砲主義の分かりやすいボスキャラだ。この辺りも、実際の見た目とのギャップを狙った分かりやすいサプライズではある。いや、流石に蛇崩ちゃんの回想シーンは適当過ぎる気がしたけども。蟇郡の忠誠心と義心、犬牟田の実力と向上心については鬼龍院が評価するのは分かるけど、蛇崩って何か褒められるところはあったっけ。単に幼なじみっていうなら、あの幼稚園にいた全員が四天王ポジションにいてもおかしくないわけで……まぁ、あれだけの無茶をやった鬼龍院に怖じ気づかないで「同じ目線で見てやる」と言い切った胆力が評価されたのかしらね。

 1週で四天王を2人倒す展開かと思いきや、蛇崩はそう簡単にはやられずに次週へ引いた。そして、次回予告は謎の新キャラが出てきて混迷を極めている。はてさて、ここからどういう方向に悪ふざけが進むやら。ちなみに、今回のエピソードの最大の功績は、マコ×蟇郡という、何ともナイスなボケボケコンビを結成させたことである。この2人の掛け合い、すげぇバランスで見ていて爽快だ。マコの無茶苦茶も蟇郡先輩ならある程度受け止めてくれるのが偉い。もう、いっそのことマコが蟇郡先輩のジーンズで鼻の脂を拭く展開になれば完璧だったんだけどな! こんなマコを見ても心が安らぐらしい流子、どうかしてるわ。

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 蟇郡先輩、良いキャラだった……だったけど……変態だ……。

 この作品の尺度で言うならすげぇ普通の話。予告では四天王戦1戦目をやるといい、実際に四天王戦第1戦だけで終わったのだから、そりゃ普通だろう。たとえその相手がドMなド変態だったとしても。

 半裸まがいの女子高生をひたすら鞭で打ちまくるだけの簡単なアニメ。でも、打つ方も打たれることを望んでいるのがおかしなところ。「なるほど、これがほんとの「鞭打ち悶え(NPH)」かぁ、なんてどうでもいいことを考えたりする。蟇郡が自らを束縛し、自らを打つのは、あくまで風紀委員としてのこだわりがあるため。他の生徒の模範となるためには自らを縛り、縛り、縛りまくってこそ規範となる。そこから更にワンステップ上がると、他人を「打つ」ところまでいくわけだ。前回極制服のネタバレを喰らっていた流子はそれを読んで攻撃の手を控えたわけだが、それを突破するための技「自縄自爆」までいくと、風紀の理念がどうこういう問題ではなく、単に趣味の問題になってくる気もする。自家発電でおっきくなって女子高生相手に発散とか、最低の風紀委員だ。しかも、「はめてやるはめてやる!」と連呼しながら最終的には股間から巨大なイチモツを取り出す段になると、もう、本当に救いようがない。

 普段はエロいはずなのにあまりエロくないことでお馴染みの流子だが、今回は色々とエロいシーンもあったような気がする。舞台から落下の危機に確実におぱい全開で堪えている様子とか、最終的に制服の内側に取り込まれてみっちみちになってるボディライン(特に尻)とか。そういう意味では、変態を相手にしていたおかげでようやくそれなりのサービスが出来たんじゃないかと思います。いや、別に個人的にSMが好きってわけじゃないですよ。小清水叫びっぱなし、稲田さん叫びっぱなしでアフレコ現場は凄惨なことになってただろうな。

 ただ、ここのところ満艦飾家の活躍が少ないので消化不良気味なんですが、マコは賑やかし以外の出番が無いものですかね。次の相手はCVよっちんの人だったはずなのに、何故か次回予告に蟇郡先輩しか出てきてなかったのが気になる。この作品が素直にあと3週間も四天王戦をやるとは思えないのだが、はたしてどうなることやら。

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 蟇郡先輩予想以上にいい人、第9話。まぁ、多少の変態はご愛敬。猿投山のエピソードみたいにどでかい展開があるかと思ったら、割と真っ当な準備エピソードだったね。

 予定通りに行われた壊惨総選挙。概要はすごくシンプルで、7日間かけたバトルロワイヤルである。7日後に立ってればいいので、開始直後からおうちに帰っていた流子の判断が一番正しい戦い方。一般生徒の中からちゃぶ台ひっくり返す奴が出てくるかなー、と思って見ていたのだが、結果は四天王と流子の強さを証明しただけなので、正直あんまり意味は無い。っつうか、四天王が「直接叩こうか?」っていう流れは2話ぐらいからずっとあったわけで、皐月さんの思いつきでわざわざ「体制を一度リセット」とかいう意味は全く無かった。しかも直前に極制服の増産に合わせて部活の乱立を認めてたんだよね。もう、皐月さんの学校運営体制はブレッブレやな。いや、正直どうでもいいんだけどさ。自動車部とサバゲー部が手を組むような学校で何を言っても始まらないだろうし。

 今回のメインパーソンは当然のことながら蟇郡先輩。最初から四天王の中では一番分かりやすい存在感を出していた彼は、肩書きも「風紀委員」という簡潔なもので、性格も非常に分かりやすい。多分世界一雄々しい若葉マークを背負った彼の存在は、四天王の中でも一番シンプルな「最初に出てきてパワーで攻めるけど強引にねじ伏せられる役」に違いない。少年漫画の四天王でいったら玄武ポジションだね。属性が「めっちゃ固くなる」なのも丁度良い。しかし、あの変態っぷりは……稲田さんが楽しそうである。第一形態からにょきにょき、もしくはぼっきぼっきしていく彼のシルエットは、あまりにもナニでアレだ。だからこのアニメのスタッフはパンティ&ストッキングを産みだした連中なんですってば。このくらいのネタは軽いあいさつみたいなもんですよ。一応、風紀委員があんなコトやっちゃうっていうのが笑いどころなのかもしれません。

 そして、舞台設定は圧倒的シンプルさに収束。5本の塔、そして中央に用意された「闘兵場」。ノリがまんま男塾じゃねぇか、と思ったけど、最近の作品でいうならめだかボックスだよな。元々漢字のもじり具合とか、変なネーミングとか、西尾維新テイストに近いものはあったし。いつの間にか皐月さんとめだかちゃんが入れ替わってても気付かない気がする。流子たちだったら月の一つや2つはぶっ壊せるだろ。そういえばその皐月さんの過去の様子が再び描かれたわけだが、彼女が「親の力は利用するもの!」って啖呵を切るたびに、「あー、次のボスは親だろうから、完全に噛ませになってる気がするー」って思う。いや、皐月さんがみっともなくなる図は想像出来ないので、多分グレンラガンでいうところのロージェノムみたいなポジションに落ち着くんだとは思うんだが。もしくはるろ剣でいうところの蒼紫ポジション? 何にせよ、四天王戦がここからちょこっとあって、その後が皐月戦だとするなら、彼女の天下も1クール目で終わりそうですね。

 今回は満艦飾家成分が抑え気味だったのでそこまで異様なシーンは多くなかったのだが、「やみ石油(セルフ)」とかいちいち小ネタで笑わせにきやがる。もちろんマコの好き放題加減は相変わらずで、何故か笑ってしまったのは流子が実家に帰って地面に穴を開けたところ。流子が降り立ったと思った次の瞬間にはマコが既にロープを伝って地下に降りてきてるっていう。やっぱりアイツ極制服なしでも最強だろ。一介の無星生徒のくせに蟇郡先輩から「満艦飾なら仕方ない」みたいに一目置かれてるしな。

 そんな蟇郡君が中学3年生のときのエネルギー保存則完全無視のハイパートランポリンとかもすげぇけど、あのシーンで一番凄かったのは、ほんのちょっとしか出てこなかったスケバン役に中原麻衣を配するという無駄過ぎるキャスティングだったと思う。中原、柚木、小清水……よし、乙HiMEを目指そう。

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 茶番! 第7話! もう、Aパート中盤あたりから大体オチまでが確定ルートという、本当に茶番! なんでこんな話が7話目やねん、と思っていたが、一応最後に鬼龍院さんが狙いを言ってくれたおかげで成立した。えー、でもマコ戦はもっと後の方のサプライズにとって置いて欲しかったなー。今作のジョーカーみたいなもんなんだしさー。いや、ひょっとしたらもう1回くらい反逆はあるかもしれないな。もしくは、流子のピンチにマコが喧嘩部の制服着て助けにくるとか。……でもマコじゃなぁ。

 結局、最後に何か大オチが用意されているかと思ったけど、単に「家族総土下座」で終わってしまった茶番劇。今回得られた収穫は、「流子の半裸はエロくないのにマコの下着姿は何かエロい気がする」というただ1点だけだが(?)、満艦飾家の堂に入ったゴミクズっぷりなんかはなんだかすごく納得出来るものになっていた。まぁ、こいつらだったらこの展開でも大して心痛まないし、来週以降、平然と流子の家族面してても別に気にならない。そういう意味では恐ろしい連中である。ノリと勢いだけで全てが解決するこの世界、その「ノリ」の粋を極めたのが満艦飾家なわけで、正面から立ち向かったら勝てるわけがないのである。

 むしろ、今回流子は上手いことマコに二つ星極生服を着せることで「弱体化させた」と言ってもいいかもしれない。勝手なイメージだが、めだかちゃんが球磨川とガチで殴り合うステージを強引に用意したのにどこか似ているような気がした。ジョーカーキャラはどこまで本気か分からないようなノリでのらりくらりとさばかれると絶対に倒しようがないので、今回のマコのように、無理矢理でも「シリアスの舞台」にあげてやらないと、同じ土俵にすら立てない。極制服をまとったマコは、全てを無にする最強の「オールフィクション」ならぬ「オールギャグ」を奪われ、シナリオの要請をこなしながら「敗北」したのであった。うーむ、不思議な感覚である。あいつに仲間を思う心があったとは思えないのだが……。まー、今回は訳の分からない部活動がたくさん見られたし、「一つ上のステージ」にのぼるための最後の大掃除だったと思えばすっきりするんじゃないでしょうか。

 次回は四天王の1人、蟇郡のメイン回か。前回の猿投山が恰好良かったけど、一番登場回数が多くて目立っている蟇郡さんはどうなるでしょうね。今週の「意外と切り替え早い」シーンは不覚にも笑ってしまったけども。事前にデカレンジャー見ておくとドギーのせいで笑える度が1割増しやで。

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 ヨーコ、カミナときて、ヴィラル(の中の人)も正式参戦、第6話。どこでロージェノムが出てくるかが最大の見どころ。いや、出てこねぇと思うけど。

 四天王の1人、猿投山渦が参戦。これまでも四天王はほぼ出ずっぱりだったわけだが、直接流子に手を出してきたのは初めてのこと。そもそもシナリオの要請を考えると、3話の時点で大ボスである鬼龍院とガチバトルしてるわけで、雑魚敵である各部の部長も必要無ければ、四天王だっていらないんじゃないか、という印象があった。流子は最初からチート級の強キャラとして描かれていたわけで、それが四天王に負けてしまっては、皐月とやり合った事実とのバランスが取れないのだ。

 そんな状況で何が起こるかというと、なんと逆転の発想、四天王の敗北からの成長・逆転という、主人公がぐるっと入れ替わった状態でのバトル構成である。なるほど、確かにピンチの時に目を潰すのは圧倒的勝ちフラグ。流石の流子もここまでやられたら一時は負けを認めるしかないだろう。ちゃんと皐月も猿投山のことを認める発言をしており、肩を並べるとまではいかずとも、現状では皐月に継ぐ「副将」クラスの実力になったと見ていいのだろう。流石の檜山ボイスである。まぁ、やってることは単なる面胴小手なんだけどさ。「剣道部部長」もテニス部やボクシング部と一緒で、普通に考えたら雑魚の一部だよなぁ。

 ちなみに今回の流子の敗因は割とはっきりしている。「試合中にマコが来てくれなかったこと」である。マコが異次元の横槍を入れに来なかったのって、今回が初なんじゃなかろうか。「どうして出てくれないんだろう」と思って見ていたのだが、負けイベントじゃしょうがない。「マコのキチガイトーク」はヒーローにおける必殺技シークエンスみたいなもので、あれが出ると確実に流子が勝っちゃうからね。今回は満艦飾家の人たちも大人しくしており、見られたおかしなシーンといえば「狸寝入りのくせに鼻提灯は自在に出し入れ出来る」という恐ろしい能力だけだった。ひょっとして、マコって普段の教室でもああやって起きてるんじゃなかろうか。

 その他、鬼龍院皐月の更に上の存在、母親の存在なども提示され、学園での戦争が序章でしかないこともきちんと臭わせている。何しろCV朴璐美である。なんか、すげぇ展開になりそう。まぁ、すげぇといえば次回なんですけどね。まさかまた満艦飾家メインの話なのか。嫌な予感しかしねぇ。

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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