最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
首都名古屋でちょっとワロタ第9話。沖縄無くなったり首都ぶっとんだり、日本も大変だな……
こうして改めて見ると、この世界があの「エウレカセブン」と繋がっているというのが不思議な感覚がある。日本があり、沖縄があり。確かに前作の時にもそりゃあったんだろうが、そういう視点で描かれたことが一切無い物語だったので、仮想世界とはいえ日本が登場すると何とも不思議な感じがする。これまでは日本とは別に区切られた「沖縄」だったのでそこまで意識してなかったんだが、今回改めて本土の様子が描かれることによって、その違和感が前面にでることに。 違和感と言っても別に悪いことという意味ではなく、むしろ制限が無い中で好き放題に「もしも」の日本を描いているのは面白い部分。「首都東京が機能できなくなった日本」というのはアニメに限っても色々と設定が作られてきたものだが(エヴァとかね)、この作品の場合、日本が壊滅した、じゃなくて「東京がスカブバーストで失われた」という設定なので、単純に首都機能を西に移動しただけである。他の都市が候補になる可能性もあるが、まぁ、この状態なら、素直に西の大都市に移しておくのが無難だろうか。名古屋に移転してるのに何故か似たような形の議事堂だけは再建されているのが、いかにもやりそうな話。後は新幹線が云々とかね。新たに開通したのが岡山・箱根間って、一体どんな輸送ルートを考えてのことなんだろうか。 とまぁ、色々と設定面で面白い部分がありつつ、今回は日本政府の中でのスカブを巡るあれこれがメイン。正体不明の天変地異なんだから忌避するのが当然なはずだが、それを何かに使えないかと手を伸ばしてしまうのが軍人さんの悪いところ。本来なら機能しないはずの古いスカブから屑をかき集めて、再びのバーストを試みてみたり、適当な予備知識で安全を謳ってみたり、もっと専門で研究しているゲネラシオンブルからしたらヒヤヒヤする部分も多いのだろう。軍備も古式ゆかしい軍艦なんかが並んでおり、深海200mでも戦えていたIFOを配備するゲネラシオンブルとは時代が違う感。日本人が「貧しい国でも良いから」とか言ってるのを聞くと、フィクションと分かっていてもちょっと切なくなりますね。果たしてこの日本政府の野望から、何かコトが発展する可能性はあるんだろうか。とてもそんな気概があるようには見えないのだけれど……トゥルースさんは何かを感じた模様。あれだけ超然とした存在なのに、一介の軍人さんに声かけてスカウトするとか、変なところで人間くさいんだなぁ。 ま、結局は設定上よく分かってない部分が多いのでぼんやり見てるしかないんだけど、今回は一応「水着回」ということで、それはそれでいいんじゃないでしょうか。白スクかぁ。 PR
アクエリオンからうる星まで、意外と守備範囲広いぞ第8話。「戦闘中は控えて」っていうのがアニメネタのことを言ってるんだとしたら、フレアさんたらエレナが言ってるネタ全部分かってるってことなんじゃなかろうか。
前回はすこぶる鬱展開だった上に結局何が起こったのかが不可解だったのだが、今回はそんな記憶はさっぱり忘れて、フツーのロボットものっぽい展開になった。いいのかアオ、結局ナルは行方知らずのままだぞ。トゥルースの存在は無視するしかないのかよ。まぁ、ゲネラシオンブルはあくまで民間企業ですし、個人の事情を優先してる暇なんてないんだから仕方ないのかもしれませんけどもね。 今回はアメリカからの依頼を受けて中東のシークレット討伐。そして、スポットが当たったのはパイドパイパーの面々が持つイデオロギーと、社長の思惑の対比である。「企業なんだから稼ぎが最優先」という重役と、理想を掲げた木っ端社員がぶつかるってのははるか昔からのお約束構図なわけだが、今作の場合、かたや仕事を始めたばかりのガキと反抗期真っ盛りの小娘、かたや世界の軍需をがっつり掴んだ経済人と、どうにも分が悪い構図。特にフレアの過去のエピソードは「いや、そこはお前が折れろよ」と思う程度のものなので、あまり反骨心を感じることが出来ないのである。「娘と妻と、どちらか1人を犠牲にすればもう片方が助かる」なんてシチュエーションはドラマでは時々見るものだが、ここでの選択で「娘」を選ぶのは仕方ないことだろう。どちらを生き延びさせても、生き残った方には永遠に罪悪感がついて回るのは当然だ。そして自分の愛情も娘と妻では選びようがない。となると、生かすことで未来を残す娘が選ばれるのは自然な流れ。「娘の命を犠牲にして生きた母親」よりかは、「母親の犠牲で生きた娘」の方が、まだ未来に希望がもてるのだから。 そのあたりの事情を、まだ娘さんは分かっていない。いや、ひょっとしたら分かった上でもそう簡単に感情に片が付かないだけなのかもしれないが、「私はママが好きだった」と漏らす程度ということは、多分あんまり深く考えていない。自分が死んで母親が生き残れば、今自分が抱えている罪の意識が、その愛する母親にのしかかっていた、ということを考えれば、むしろ父親に感謝してもいいくらいだと思うのだが……まぁ、割り切れないかねぇ。この父娘には、早めに和解して欲しいところである。 あとはまぁ、そんな思春期のもやもやを抱えた若者2人が頑張ってシークレットを撃破するだけの簡単なお話。最初に見たときはシークレットはネウロイだと思っていたが、今回のモーションを見るとどっちかっていうと使徒かもしれない。前回登場したのがメリーゴーランド型の妙に手の込んだものだったのに対し、今回は折り鶴から爆撃地雷に変形する割とシンプルな造形。本当にあいつらは何がしたいのだろう。そして、今回はニルヴァーシュ達の機銃であっさり破壊されてしまったが、個体の強さにも随分差があるってことなんだろうか。まさにシークレットである。 分かりやすい話だったから全体的には悪くない流れ、次回は再びトゥルースさんに話が戻るみたいだし、ゆっくり馴染んでいきましょう。基本的に、おっさんが活躍出来るお話は嫌いじゃないです。
夢オチ回にしてNTR回。第7話。今回の完全に脱色されたみたいな色彩は最終的に「ここまで夢」と分かるように作られていたんだと思うんだが、ず〜っとそれが続くもんだから最初はテレビがおかしくなったのかと不安になった。大丈夫と分かった後も、今度は目がおかしくなってきた。人間の感覚ってのは恐ろしいものです。
鳴り物入りで登場したトゥルースだったが、なんと今週はあっさりとゲネラシオンブルの中枢に食い込み、あまりにあっけなくアオやニルヴァーシュとの出会いを果たす。更に滑空するニルヴァーシュ上でも平気でアオをこけにし、そのまま撃墜、更に郷里の女の子をかっさらっていくおまけ付き。一応今回のエピソードの大半はアオが見た夢、ってことになっているわけだが、ナルがトゥルースと一緒に消えてしまったいきさつに関しては、大体あの通りだと思って間違いないだろう。つまり、ナルはときめく少女の憧れを持って、トゥルースと駆け落ちしたということだ。 現段階では相手方の目的はさっぱり分かっていない。トゥルースも青髪であることを考えるとコーラリアン絡みの存在であることは間違いないと思われるが、エウレカとの関係性も謎のままだし、当然彼がナルにモーションをかけた意味も分かっていない。現時点ではっきりしてるのは、「チート級に強い」ということだけである。ここまで好き放題やられて、果たしてアオたちはここから逆転の手があるのだろうか。いや、まず敵対する理由があるのかどうかもよく分からないけど。個人的には、今週は井上モードオンリーだったのが非常にご不満である。おねーさんモードにも変身しなさいよ。でないと盛り上がらないでしょー。今期の井上和彦は、やたらと青髪の悪役が多いよね、こいつ然り、フリット然り……(あれ?) アオが苦悩していた夢世界は、現時点では一応「嘘」ではあるのだが、ナルが突如覚醒してトラパーにのって飛行可能だったり、スカブコーラルの力を利用してトゥルースと2人で飛びそうだったり、色々とミラクルである。このまま立て続けにアニメを見ると実は御石様ってスカブで出来てるんじゃないか、って仮説すら出てくるレベル。ただ、空飛ぶ女子中学生に実害は無いが、唯一心を通じ合えるはずだった幼なじみに手ひどく裏切られることになったアオはキセキの一言じゃ片付かないショックであろう。ここまで見事なNTRは久しぶりに見た気がします。最終的には「姫の奪還」がこの物語の1つのテーマになってくるとは思うのだが(ナル=前作のエウレカポジションだろうし)、右も左も分からない現在のアオに、はたして何が出来るのだろうか。先の見えないアニメだ。
変な敵キャラキター! 第6話。今回はもうとにかくそこですね。今期も順調に悪役で2枠目ゲットかぁ。アイリスフィールも含めると、既に人外で3キャラこなしていることになる。すごいぞさぁや。おねーさん系のほわほわタイプから始まって順調に悪役、悪女役を広げていくっていう芸歴は、完全に17歳のそれと同じである。このままずっと仕事を続けてくれることを望みます。それにしても、今回のキャラ名のクレジットが「美女」て。
ということで、変な悪役を見るだけでだいぶ満足してしまった感があるわけだが、本筋の方は動いてるんだか動いてないんだかよく分からない状態。世界各地で暗躍するトゥルースと名乗る謎生物が、ニルヴァーシュを見て大興奮、その後ゲネラシオンブルを襲撃して非道の限りをつくしており、確実に今作のキーマンとなっている模様。ただ、今のところ軍やゲネラシオンブル、そしてシークレットたちの関係性がよく分かってないので、どこに敵対しているのかとか、何が目的なのかとか、何も見えていない。まずもってシークレットが何をしたいのかが分からないと、大筋が見えてこないのが難点である。 そのシークレットだが、ゴルディロックス隊を壊滅させたメリーゴーランド型はかなりのサイズで、それなりの破壊力もあったはずなのだが、わずか1話であっさり撃破されてしまった。もちろん撃破されるのは構わないんだけど、結局なんで打倒できたのかがよく分からないという。アオは何か作戦を思いついて突貫したみたいなのだが、画面を見る限りでは単にバンザイアタックを仕掛けて力業でぶっ壊したようにしか見えない。ゴルディロックスがろくに近づけもしなかったはずの相手に、ああも簡単に勝っちゃった理由はなんなんでしょう。単にニルヴァーシュの機体性能が高いってことなのかな。優しそうなおっちゃん一人を失った対価としては釈然としない幕引きであった。 アオを出撃に駆り立てた幼女との対話も、あんまりぴんと来るもんじゃない。前回はアオがパイドパイパーメンバーから邪険にされていたのは事実だろうし、そこにどんな意図があろうとも、他人にそれを言われて克己する展開っていうのは何か決定的な要素が欠けている気がする。まぁ、単にアオがあんまり深く考えない質だっていうのなら文句も無いんだけど。一番の難点は、流石にあそこまでシリアスで面倒な台詞だと、リアル幼女の松浦愛弓ちゃんでは少々荷が重すぎてあんまり入れ込めなかったことなのかもしれない。本当にキャストが若い現場だなぁ。いや、その分おっさんも多いんだけどさ。 ふむ、今回の展開は、正直言ってあまり面白かったとは言いにくい状態であるのだが、まぁ、謎が多すぎる敵キャラの顔見せ回だと思えば、文句を言うのは早いのかもしれない。出来れば早く大きな世界の姿を見せて欲しいもんだけどなぁ。
なんかよく分からんテンション、第5話。この、舞台が変わるとなんだかギクシャクもやっとする感じ、確かにエウレカな気がする。
相思相愛でゲネラシオンブルに招かれたかと思われたアオだったが、その立ち位置はなんだか不思議なものに。ひとつの都市に匹敵するとまで言われるゲネラシオンブル本部は、そりゃまぁ、小さな島暮らしをしていた少年にとっては魅力的なもの。イビチャは割とよく扱ってくれるし、身体検査も異常なし。コンプレックスだった髪の色だって「個性だ」とはっきり前向きに捉えるように言ってくれたのは、アオがこれまでの人生でずっと望んできた「受け入れられること」の表れだろう。この環境ならきっと上手くやっていけると、アオは思ったに違いない。 しかし、集団が大きいということは、それだけ事情も色々あるってことで。まず、仲良くなったと思っていたパイドパイパーの2人が案外そうでもなかったという。出会った直後は割と優しかったのに基地に着いたら突然素っ気なくなってしまったフレアと、一体いつの時代から現れたのかよく分からないアニメオタクのエレナ。唯一の男の子であるアオには理解しがたい生態系。居住IDももらえずに「なにをしにここに来たの」とか聞かれても、「いや、まずいったん落ち着かせてよ」と言いたくなるのもしょうがないんじゃなかろうか。そして、新たに現れた2つ目のチームゴルディロックス。こちらも女の子だらけで非常に華やかなチームであるが、やっぱり女の園じゃぁアオは外様。そしてその隊長には「帰った方が良い」と意味深な忠告すら受けてしまう。見た感じ悪い人じゃなさそうなので、アオを疎んだり排斥しようとしたりしてるわけじゃないんだろうが、それだけの一言の忠告が重い。イビチャもそうだが、どうやら上の人間たちはアオの出生や存在について、色々と含むものがあるようだ。果たして、心通わせる存在がナマケモノ一匹だけのこの世界で、アオは上手くやっていけるのかどうか。 でもなぁ、最後のワンシーンではちゃんとユニフォームの用意をしてくれてたり、そこまで扱いが悪いって感じでもないんだよね。事情が何一つ分からないままに振り回されてるアオはちょっと不憫なんだけど、主人公としての存在感が皆無なのがもやもやするのである。運び屋連中もどさくさに紛れて一枚噛んできたし、このまま空気のような存在にならないことを祈りたい。また、せっかく「サービスサービス」言ってるんだから、バスタオルくらいははずしてもらいたい。 そして今回注目なのは、新たに登場した割には未確認の敵キャラに瞬殺されて不幸満載なチームゴルディロックスの面々。隙あらばどこにでも現れる軍人気質声を持つ藤村歩に加え、なんとロリっ子役にはあの松浦愛弓ちゃんが起用された。りんちゃんが今度は軍人さんである。流石に、ナチュラル幼女を演じれば良かった「うさぎドロップ」の時と比べてしまうと「軍人役」ってことでおぼつかない部分が目立ってしまうが、やっぱりナチュラルロリっ子が最低限のレベルで声を当てている、という事実が素敵だ。今作で化けろ、なんて贅沢は言わないので、精一杯声優業を満喫して、その上でこの道を志してくれると喜ばしい。最近の若手声優は、基本的に子役上がりが多いのだが、やっぱり若い頃から下積みしてると圧倒的に有利なんですよ。
沖縄本島未来過ぎ、第4話。そりゃま、独立具合(米軍とのずぶずぶ具合?)にも差があるんだろうから多少設備が違っても問題は無いと思うが……なんかアオ達の島に比べると明らかに「似非近未来」じゃないですか。前期エウレカでも町ってあんな感じだったんだっけ??
一応、この4話までが「旅立ち編」ってことになるのだろうか。アオが新たな居場所を見つけて、そこで戦うことの意味を探しながら自分の過去と、母親の正体に迫っていくことになるわけだ。ここまでの展開で4話かけてるんだからそれなりに長い幕開けになったと思うのだが、この4話だけを観てもエラい急な展開で、諸々のタメをせずにすっ飛ばしている気がするのだが大丈夫なんだろうか。いや、足りない要素が多いってわけじゃない。今回の戦いのおかげでアオとニルヴァーシュの関係は大体分かったし、対戦相手となるシークレットの性能、戦力差なども、大体あんなもんか、ということは伝わってきた。その上でいかにも「エウレカ」らしい空戦メインの綺麗なバトルが観られたんだから、その部分に不満は無い。 ただ、そこから後の本島巡りのくだりが、やたらと早い。ごはんたべさせてもらったけど裏切られて通報されたくだりとか、そこから出てきてタクシーでゲネラシオンブルに合流するまでとか、本当に必要な要素だけをピックアップして並べているので、せっかくの「旅立ちの契機」なのにあんまり感慨が無い。ヒロイン勢はノリが軽いし、アオも生まれの秘密やらなんやらまとめて押し寄せてきているはずなのに、あんまり悩んだり苦しんだりしてる様子もない。多分、別に生まれに謎なんて無かったレントンの方がうじうじ悩んでた期間は長いんじゃなかろうか。まぁ、前期「エウレカ」は1年放送だったからなぁ…… まぁ、とにかく「準備は整った」ということだけ理解して次に行けばいいってことなのか。「うだうだと湿っぽい話はさっさと片付けた」と思えば、むしろありがたい話ととることも出来る。さっさと女の子達といちゃいちゃするモードに入ればいいじゃない。もしくはナマケモノといちゃいちゃするフェイズ。木曜日は夕方に「しろくまカフェ」で夜中にこれなので、なんだか珍獣を観ている時間が長い。
ほぼ説明だったよ第3話。とりあえずアオの生い立ちの謎は割と明らかになった感じですかね。エウレカさんも絶賛出演中ですよ。
2話の勢いは流石にお預けながら、入り乱れる色々な主義信条がコロコロと入れ替わりながら「アオの旅立ち」へと収束していく様は、思いの外分かりやすく仕上がっている。その起点にあるのが「ガイジンへの差別意識」だったりするので話としてはどうしても重たい方向に行ってしまうのが難点ではあるが、島の人間も悪い奴ばかりじゃない。よさげなところでちゃんとアオの「地元愛」を維持しつつ、それでも「外へ出る」という理由付けに繋がるのは、このぐらいのバランス感でいいんじゃないでしょうか。まぁ、あたしゃその辺の事情は疎いからさっぱり分からんけども、沖縄舞台のお話でガイジンがどうこういうのはどの程度セーフなのか分かりませんけども。独立云々とか、いいのかしらね。 まぁ、現時点で推察しても仕方ないことばかりなので、ある程度長尺でのお話を予定しているこの作品の場合、しばらくは黙って動向を見守るのが良いのかもしれません。個人的に楽しいのは、パイドパイパーの面々ですかね。前シリーズのゲッコーステイトもなかなかファンキーな連中が揃っていたが、最初のうちはどうしてもギスギスするところばっかり見せてたからねぇ、今回は割と色んなところがすっとぼけてる連中ばっかり。愉快愉快。あ、違うか、ゲッコーステイトに対応するのは運び屋3人衆の方か。まぁ、どっちにしても愉快愉快。 なんだか不思議な感覚なんだよね。確かに諸々のパーツは「エウレカ」なんだけど、形作られてる空気は随分違う。この違和感は、割と楽しい。
ショボンヘルメットがすごく可愛い、第2話。あれってオーダーメイドなのかな。すごくコスチュームにフィットしてたんだけど……欲しいなぁ。声が小見川のくせに可愛いのはずるい。
さて、1話目は「よく分からん」という評価だったエウレカ、第2話は無事に主人公アオがロボットに乗り込み、ようやくきちんとエンジンがかかった感がある。なるほど、これならば前作の蓄積をプラスに働かせた上で、ちゃんと「新しい」面白いものも出てきそうな気がする。俄然期待感があがった。 メカもののお約束であるボーイミーツロボットのプロット。意志を持って乗ったり、巻き込まれて乗ったり、はたまた最初から乗っていたりとパターンはあるが、今回はその中でいうと「巻き込まれ」+「ロボットに呼ばれて」という感じ。正式にエウレカとの血縁が明らかになったアオは、やはりニルヴァーシュとの因縁は浅からぬ仲。コーラリアンの血が反応したのか、名前を体現するかのように髪が青く染まり、ニルヴァーシュを呼び覚ました。「呼ばれて」要素については、そうした外面上の変化が強く運命を意識させるので、素直に見られる流れになっている。前作のエウレカもそうだったが、この作品はメインキャラクターの外面の変化というものを大胆に使ってくるので、刺激が多くて面白い。また、「巻き込まれ」要素についてもアクションがきびきびしているので盛り上がりが多く、モンスターに戦艦が狙撃され、そこから転がり込むようにIFOに乗り込むまでの展開がなかなかアツい。その後の戦闘シーンも相変わらず綺麗だったし、敵モンスターの変形ギミックも色々と楽しい。全体的に、画質の良さがそのまま作品の勢いを後押ししているのは良い状態だと思う。やっぱりエウレカセブンはトラパーに乗ってからが本番やね。 後の課題は、中の人たちなんだなぁ。アオの中の人、本城雄太郎は、前回そこまで悪くないかと思ったのだが、今回のように叫び台詞なんかが入ってくると、どうしても拙さが耳につく。今回活躍してくれたパイロットの女の子らもまだ新人のようだし、誰がメインになってお話を引っ張っていくのか、というのはまだ不安な状態だ。この中から次世代の小清水が出てくるかもしれないと思えば、楽しみっちゃぁ楽しみなんだけどね。
OK,皆まで言うな。みんな色々言いたいことがあるのは一緒だ。それでもいいじゃない! 最終話!!
なにから書いたらいいのかな。一応ストーリーとしての最終話からかな。登場直後にあっさりとヘッドにのっとられるザメク。なんでヘッドがサイバディの能力をあそこまで網羅して知っていたのかは置いとくとして、流石にシンパシーがチートだろうに。どんなゲームでも王を刺せる軍人将棋のスパイみたいな駒が居た方が面白いのは分かるけど、シンパシーの能力って、対サイバディ戦のタイマンだったら無敵じゃんね。シンゴの野郎、あんな無茶なシルシを譲渡しやがって…… そして、起動したザメクの能力によりロックマン方式のラスボス前一気戦闘開始。漆黒のサイバディ軍団にフルボッコされるタクトを見て、綺羅星の方々が緊急動議からの救援活動へ。本当にどうでもいいと思っていたフィラメントやおとな銀行の連中も一丸となり、何とか露払いに成功した。サンドバッグ先輩、記念すべき1勝目を記録。最初に「サイバディの声」に気づくという大切な役割を何故シモーヌが務めたのかは謎だが、じゃぁ他に誰が良かったかと言われるとそれも困る。切ないのは頭取が「いざとなったら島から逃げるぜ!」と前回格好良く決めていたのに、いざ封印が解かれてみると、結局地球規模の災害だから意味が無かったっていう。惜しい。 乗り手があまりにクズ揃いだったおかげで改心イベントが起こらなかったバニシングエージ組のサイバディをぶっつぶし、あとはラスボス戦。気合いのみで勝ち抜く展開は、とにかく盛り上がるから良し。ザメクじゃなくてヘッドをブン殴って終わらせるエンディングはやや拍子抜けかと思いきや、その後にザメク戦も勢いで終わらせる駆け足展開も、もうこの作品ならなんでもいいやと思わせるだけの無茶苦茶さが逆に心地良い。マゾヒスティックなちゃぶ台返し効果は、多分一晩寝たら「なんじゃそらぁ!」と叫びたくなっていることだろう。でもいいんだ、今が楽しいから! というわけで、気づけば残された問題は大体片付いてました。シモーヌをして「悪いサイバディ」と言わしめたザメクは宇宙空間で完全破壊され、今後、島に残されたサイバディが第5フェーズでなにをしでかすかはさっぱり分かりません。つまり、やろうと思えば続編を作ることも可能ということ(その場合、今回全てのサイバディが全損しているので、科学ギルドの皆さんにはかなり頑張ってもらわないといけませんが)。さぁ、この流れをどう見る? これまで執拗に追いかけてきた各キャラクターの心情面であるが、今回もケイトさんが頑張ってくれたおかげで、表面上は割とすっきりした形になったかもしれない。ただ、ワコが臆面もなく「二人とも同じくらい大好き」とか言いやがったせいで、「マクロスF」の地上波エンドに並ぶ俺たちの翼になってしまっているのは紛う事なき事実。ケイトも「スガタはあなたのことがずっと……」とか言っちゃってるし、下馬評のようにケイト×スガタ、ワコ×タクトという綺麗な問題解決にはならなかったようである。多分、これからも3人は微妙な空気を流しながらも島で仲良く暮らしていくのだろう。なに? 投げっぱなしじゃないかって? おいおい、この作品が今まで一度だって物事をぶん投げずに済ませたことがあったってのかい? 三角関係大いに結構。放送は終了しても、ワコ達の人生は続くんじゃい。 あと残された不安といえば、これだけのことをやらかしたヘッドが、今後の人生をどう生きるか、っていう部分でしょうか。フツーに生存して軽口を叩いていましたが、今後は絶対に島に残れないはず。第1フェーズも使えなくなるとすると、あとは年相応のおっさんとして、島の外でひっそり暮らすことになるんでしょうか。カタシロはなんだかんだ言いながらサポートしてくれそうだけど、今回みたいな身の丈に合わない大望を抱くのはもう無理だろうなぁ。結局息子には完敗だったし、これまで謎めいていた野望も、「未来とかおっかねぇから自分が楽しかった過去をずっとリピートするんだい!」っていうニートの夢みたいな願いだったし。ほんと、人として最低の奴であった。そもそもアイツの楽しかった過去って、どこのことなんだろうな。 とまぁ、シナリオ面は色々とありますが……とにかく最終回は楽しかった。今回の爆笑ポイントは2箇所。1つ目はヘッドの「なにが綺羅星だよ、馬鹿馬鹿しい」発言。うるせぇぇぇぇぇ! 今までお前らのせいで半年間も付き合ってきたんだろうがぁ! 知ってたわ! 馬鹿馬鹿しいことくらい半年前から知ってたわ! 馬鹿っていう奴が一番馬鹿なんだこん畜生! ほんと、この作品は笑いのツボを心得すぎだろうに。 そして第2のポイントは、クライマックスとなったタウバーン拳骨シーン。もうね、みんな笑うしかないよね。いや、確かに2話前の記憶が蘇って面白い、ってのもあるんだけど、あのシーンで蘇るのはそんな最近の話じゃないよね。どう考えても、あのシーンでは天元突破してるよね。「今石!」って叫んでしまったら、案の定、原画スタッフには今石洋之がいるわけですよ。もう、本当に俺を誰だと思ってやがるんだか。ロージェノムやアンチスパイラルをぶっ飛ばした拳骨なら、そりゃぁヘッドなんかひとたまりもないわ。そして、前半の戦闘シーンで色濃く出てきた田中宏紀の原画パートね。もう、本当にクド過ぎてたまりませんわ。これまでの放送で「戦闘シーンなんていらんかったんや!」と言われ続けたフラストレーションが大爆発した全編てんこ盛りのバトルバトルバトル。これが見られただけでも今日を生きていた良かったわ。 敢えて不満を上げるとするなら、最終話で期待していた巫女ソング大集合が行われなかったこと。流れたのは「モノクローム」と「木漏れ日のコンタクト」の2曲だけ。ワコソングは今回オリジナルアレンジVerで流れたし、当然流れなきゃいけなかったから分かるのだが、何故もう一曲の選曲が「モノクローム」だったんだろう。そこは流石にケイトに気を遣えよ、と思ったのだが。サカナちゃんに出番は無かったわけで、一番人気の「モノクローム」をかけるなら、もうそこから立て続けに4曲メドレーにして欲しかった。いや、残りの2曲はあんまり雰囲気に合わないのは分かるんだけどさ。 あー……馬鹿だったねぇ。半年間休み無く馬鹿だったねぇ。日本人は本当に昔から正しいことを言うと思う。「馬鹿な子ほど可愛い」。 |
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HN:
Thraxi
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趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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