忍者ブログ
最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
[1] [2] [3] [4] [5] [6]

 誰が何と言おうと大団円、最終話! 日常はどこまでも続いていく。そんな当たり前が一番嬉しい、幸せなアニメ。

 Aパート、弓耳祭の顛末。まずもって、このエピソードがBパートの大トリじゃないあたりが今作らしい構成でとても良い。一応これまでのシリーズの中では一番大きく、盛り上がりを見せるお話だが、それだって高耳神社の日頃の業務の1つでしかないわけでね。小糸にもエルダにも、ちゃんと活躍のシーンがあって良いイベントでしたね。

 オチを見ればもちろんエルダの株が上がるわけだが、実は巫女の責務はなんだかんだ言いながらきっちりこなす生真面目な小糸の株が上がるお話である。彼女がわずか3日の修行で何もマスターできなかったのは致し方ない。弓道はそんな簡単なもんじゃないし、足場が不安定な船の上で、しかも相当風が強いであろう海上。かてて加えて鏃の部分がモロに風圧を受ける吸盤のおもちゃなんて、プロの弓使いでもまともに飛ばす方が難しいだろう。一朝一夕でどうにかなるもんじゃない。それでも小糸は、きっとできる限りの猛練習をしたに違いない。本番に挑むに際して彼女の頬についていた絆創膏、あれはおそらく練習中に「顔打ち」した結果だ。顔打ちとは、弓を持つ手(弓手)の形がうまく作れなかった際、綺麗な弓返りが起こらず、離した弦が真っ直ぐに顔に当たってしまう現象のこと。初心者にはありがちな失敗で、このほかにも弓手の内側に当たってしまう腕打ち、女性ならちゃんと防具をつけとかないと「胸打ち」なんてのも。初心者が使う軽い弓でも、これが結構痛いようだ(私はやったことないから分からんけど、腕打ちで苦しんでた部活仲間の腕が真っ赤に腫れ上がってて痛々しかった)。いっぺんでも「顔打ち」してしまうと、その痛みがフラッシュバックして弓を引くのが怖くなるものだが、どうやら小糸はそんな状態にもめげずに練習し、本番では立派にそれなりにいい射形で矢を放っている。3日での急拵えでもここまでできるなら大したものだ。案外、このまま特訓すれば来年にはいい弓引きになってるかもしれないよ。

 そんな小糸の頑張りを見ていたからなのだろう。エルダが普段は見せない一世一代の大仕掛けで見事に祭事を成功に導いた。やっぱエルフだけあって、俊敏に動いたときは絵になるよねぇ。ちなみにエルダの弓引きも格好良かったんですが、彼女は馬手(右手)の離れ(フォロースルー)が小さい「小離れ」と呼ばれる状態で矢を放っていた。これはおそらく、実際に森で獲物取る際など、なるべく小さなモーションで矢を放てるようにしたもので、「武道」としての型を推し進めた和弓による「弓道」とは一線を画するもの。なんだかんだ言って、エルダも立派な「森のエルフ」なんでしょうね。

 ちなみに、Aパートで一番気になったのは観客に紛れて精霊さんも神事を見守っていたこと。精霊さん、小柚子の隣でドキドキしてましたね……小柚子、なんか妖精とかに好かれそうだよな。

 というわけで、いかにも最終回らしい晴れがましいエピソードをやっておきながら、そこからBパートは「神頼みする祭神」という途端にダメダメなエピソードを締めに持ってきた。うん、やっぱりエルダはこうじゃないとね。小糸もちょっとエルダのこと甘やかしすぎな気もするんだけど、こういうのんびりした家庭だからこそ、エルダもめげずに幸せを享受できるのだろう。じいちゃん、せっかくの機会だしちゃんと怒ってあげてね。

 高耳神社の御神体は間違いなくエルダ。そのことはこれまで400年変わらなかったし、今後も変わらずそこにいてくれるのだろう。シマデンのばあちゃんも言ってたけど、「変わらないでいてくれるものがあること」が、本当に安心感をもたらすのだ。エルダには、そしてこのアニメには、そんな安寧の象徴になってほしいと思います。サザエさんくらい続けばいいのに。

拍手

PR

 ユミミミマつりって、キャストをいじめたいとしか思えない名称だな、第11話。2人して頑張ってました。

 Aパート、サブタイ通りにコマちゃんの暇つぶしに付き合うお話。これまでも短い登場シーンでやたらインパクトのある仕事をしてきた謎の親友・コマちゃんだが、今回は長丁場で出ずっぱり。そんでそれだけによく分からん性格もフル回転。基本的には後先考えない享楽主義者なのだろうが、その割には意外と分析眼が優れていたり、不思議と思慮深いところもあったりする。この町の女子高生は色々と優秀だ。

 事件の内容はエルダが大事にしていたプラモの紛失事件。ただ、大事にしていたという割には以前の大掃除の時点で既になくなってたことに気づいてなかったっぽいし、エルダがあの本殿に住み始めてからの年月を考えると、そりゃプラモの1つや2つ無くなったところであんまり問題ではない気もする。オタクの収集癖ってさ、集めるまでが仕事で保管しはじめた後はそんなに意識が向かないもんだしな。そりゃ踏まれるようなところに置いとくほうが悪い。

 しかし、コマちゃんの悪ノリはおさまらずに暇そうな(?)大人連中も召集してのお裁きも開始。本殿の台上って、巫女と御神体以外が上がっちゃっていいもんなんだろうか。しかもあんなラフな様子で。コマちゃんは自由だからしょうがないのか。ちなみにエルダは「接着剤という大きめの選択肢」とは言っていたが、冷静に考えれば普通の女子高生は手の届くところに接着剤置いてないと思うぞ。木工用ボンドくらいならあるかもしれないが……そんなもんで接着されても困るだろうし。エルダは素組み以外の工作もするだろうから流石にちゃんとしたプラモ用の接着剤はもってるんでしょうかね。さらに確認してみると、なるほどガンダムはファーストシリーズが全43話だった。……微妙な尺だな……。小糸だって忙しいんだから、いかに罰とて一気見は流石に無茶振りな気がする。興味のない女子高生にガンダム全話視聴させる行為、完全にやっかいおじさんである。

 Bパート、うってかわって今度は祭事のお話だが、なるほど月島ってぇと海に関わる行事も色々とあるわけか。エルダはやたらと「船怖い、海怖い」と主張していたが、さて、エルフって海が苦手なもんなんでしょうかね(エルダ本人が「海無し地域にいたから」と言っていたので完全に個人の属性かもしれないが)。思い返してみると、「森の民」たるエルフって森を育む水との相性はむしろいい方だとは思うが、潮水でしかない海となると確かに相性がいいかどうかは微妙。まぁ、火属性に比べればまだ毛嫌いしない方向性だとは思うのだが……具体的に海について言及してるエルフがあんまり思い出せない。あぁ、ソードワールドRPG初代のケインくんは多分船は嫌いだと思う(ノームが使役できずにスネアが使えないから)。

 あと、もう1つ気になったのはエルダが家康の行った江戸地域の治水事業に関して言及していたこと。家康がかつては単なる田舎の湿地だった江戸を大改造して一大首都に育て上げたというのは事実であるはずだが、エルダはその様子をどのタイミングで見守っていたのだろうか。わざわざ江戸に召喚されたってことは、多分家康がそれなりの地位になってから召喚されてるはずなんだよな。関ヶ原よりも後だと勝手に思ってたんだが、家康の死没は確認したら1616年。つまり関ヶ原の後に権力をふるったのは十年程度ということになる。その間にエルダを召喚して一緒に江戸が発展していく様子を見ていた……いや、多分違うんだろうな。同時期に召喚されたというヨルデが豊臣方に使役されてたんだから、多分もうちょい前の時点、まだ天下の趨勢が揺れ動いてた頃に召喚されたと考えたほうが自然か。だとしたら、家康がさっさとエルダを江戸の月島に固定してそこでなんらかの信仰対象として祭り上げ、民衆のコントロールに活用したと言うほうがありそうな図なのかもしれない……いや、真面目に考えるトコじゃねぇけど。それでも当時のエルダがどこで何してたのかを想像するのは楽しい。

 肝心の神事については、エルダが弓矢の話で何か言葉を濁しているシーンが印象的。多分、小糸のお母さんがらみの話だったんだろうなぁ……「小金井の者は代々弓道をやる」って言ってたのは、多分おかーさんも含まれたんだろうし。小糸らの母親についてはあんまり明確には語られないんだけど、やっぱエルダは色々と思うところがあるんだろうし……その辺のしっぽりした空気も含めて、一応最終回前に「小糸と一緒に頑張って神事を成功させろ!」というそれっぽいミッションが発動。スカイツリーの時と違って、今回は多分お客さんが多いぞ。エルダ、大丈夫か!?

 

 

拍手

 明日は明日のエブリデイ!!! 第10話! いいなぁ、元気の出る言葉だ。そしてちょっとキュッとなる要素もあった前回とは逆に、今回は徹底してほんわか、だらだら。このアニメに一番望んでいる素晴らしい空気。唯一の不満があるとすれば月島一の美人さんと言われるタマのご尊顔が拝めなかったことくらいだろうか。きっとカワイスギなクライシスなんだろうなぁ。

 長めのアバンで、まずは東京のエルフの1日。何がこえぇって、エルダの日常、一時期の俺の日常と大差ないっていう……まぁ、ニートのタイムスケジュールなんてこんなもんか。起きる時間も自由、家から一歩も出ないのにそこに何か不自由を感じることもなく、ただひたすらゲームとネットだけで時が過ぎていくという。その上でネット通販で何気なくぽちぽちするので財布はすり減っていく。エルダは将来への不安とかないんでしょうかね。まぁ、420年生き延びてるとその辺はあんまり気にしなくなるか。それにしても小柚子ちゃんの料理はいちいちクオリティが高くて羨ましいな……いわゆる「母親がドアの前にご飯置いてくれる」系のニートでも、ここまでハイクオリティな食事を堪能し続けられる恵まれた環境はそうそうあり得ないだろう。江戸前のエルフのくせに食ってるものがいちいち洋風なのがなんかムカつくわ。不思議と朝食のちょっとオーブンであっためたクロワッサンが一番うまそうだったかもしれん。

 Aパートの残りは大阪のエルフ。久々登場のヨルデ様、相変わらず容赦無く釘可愛いのでコロコロ変わる表情を眺めているだけでも多幸感に包まれる。小糸とエルダの関係性は一応エルダが年上っぽい要素も多いのだが、大阪組の場合は向日葵が恵体ってこともあり、完全にヨルデが妹にしか見えないのである。エルフって何年生きても精神性は成長しないように出来てるのかしらね……まぁ、多分生き物って寿命にあった成長のスケールみたいなものがあるので、多分エルフは400年くらいは無垢なままでいてもいい生き物なのだろう。みんなしてどこか煩悩に忠実で社会性のどっかが欠落してるのも、そういうエルフ独自の成長過程の現れなのかもしれない。そんなエルフの隣にいたら、そりゃ向日葵ちゃんが一足先に大人になっちゃうのもしょうがないことよね。梅田の地下街に1人で行っちゃだめだぞ。

 Bパートは水星金沢のエルフ。こちらはいきなりいすずちゃんの爆裂画像データストックから幕を開けたので「実は巫女の方がヤベェパターンか?」と思わせておいて、やっぱりハイラの方が純然たるダメではあった。いやでも、10歳から始めた写真集が200冊目はかなりやばいだろ。いすずちゃんは確か小糸と同い年だから16でしょ。だとしたらわずか6年で200冊。6年がざっと2000日強なので、10日に1冊の写真集が生み出されていることになる。もう、ほぼ少年ジャンプじゃん。いすずちゃんのモチベーションがどこから出てくるのかも気になるところだが、そうして写真集を生み出すための必要経費は神社の経理で落ちてるのかが一番気になる……多分、世界中で需要があるのはいすず本人だけだと思うのよね。出版したり配布したりするもんじゃないから……まぁ、もしかしたら社務所で販売してる可能性はゼロではないか。御神体の写真集、ご利益あるかな?

 そんな危険ないすずの目を掻い潜り競艇場へせっせと通うデッドオアアライブなクソエルフ・ハイラ。でも声の魔力のせいでそんな生き様すらどこか崇高に思えてくるから不思議なもの。一応お小遣いは無駄に消し飛ばしつつも、家庭菜園(?)で渋く家計に貢献したりもしてるんだよな。3組のコンビの中ではやっぱり一番おねーさんムーブしているのがハイラだし、これだけ文句を言いながらもいすずちゃんが心酔しちゃう不思議な魔力はやはりエルフのパワーか。もしかしたら、この世界の人類は無条件にエルフを保護したい欲求に駆られてしまうのかもしれません。それこそカワイスギなクライシスです。

 というわけで、エンディングはさんでもう一度月島へ。改めて描写されると、エルダとの対比のせいもあり、小糸がどんだけ真っ当で清く正しい生活を送っているかがよく分かる。普通に勤労学生なんだよな。高校1年生がこれだけの仕事をこなしながら真っ直ぐに育っているのはとても清々しい。これももしかしたら高耳様のご利益なのかもしれません。でも、多分健康面へのご利益はあんまりないと思われるので、寝る前の甘いものは気をつけるんだぞ小糸。若いからって代謝を過信するな! 太るぞ!

 

拍手

 40年前に始まった漫画が「アクリルの仮面」なのは先見の明が凄すぎる、第9話。がっつりアクリルフェイスガードの話みたいだったし……いったいどういう発想で連載まで漕ぎ着けたのだろうか……。

 なんだかいつも以上にテンポがのんびりで随分だらだらとしたお話。まぁ、雨の日のどこかアンニュイな感じとか、過去を掘り出してのノスタルジーとか、いつにも増してゆったりと空気が流れる話ばかりだったので必然といえば必然なのかもしれないけど。エルダのテンポに合わせようとすると自然と人間はネイチャーな歩みになっていくのかもしれませんな。

 Aパートは雨、そして雨漏り。高耳神社の本殿もだいぶ年季の入った建物なのは間違いないので、そりゃ普請を考える必要があるのは当たり前の話。古いとはいえ、エルダがあれだけ引きこもり続けてさらに居住環境に一切文句を言ってないことを考えると、おそらく時代に合わせて適宜リフォームは繰り返しているのだろう。以前の騒動でスマホは持たないことになったので別にWi-fiは必要ないかもしれないが、ネットジャンキーなので高速回線は必須だろうし。いや、普段エルダが使ってるノートPCに物理的な配線が見えないことがあるので、もしかしたらネット回線はすでに盤石かもしれんな。

 江戸時代の雨具についての蘊蓄は、なんと400年の時を超えて「やっぱ傘って全然進化しないよね」という定番の話題へ。もう、人類が傘を手放すには完全に天候を操れるようになり、計画降雨のみのスペースコロニーみたいな状態になるしかないんやろな。なんだろね、おっちゃんも長いこと生きてはいるが、むしろ傘の進化よりも天候の荒ぶりレベルの向上の方が凄すぎて、昔よりも雨の日が過ごしにくくなってる感すらあるぞ。まぁ、たとえ凄まじい技術レベルの傘が開発されたとしても、わざわざ高い金払って単なる雨具を買いたいかと言われたら微妙だけども……。ちなみに「合羽」の語源についてはエルダから「諸説あるぞ」とのことだったのだが、出来れば悠久の時を生きるエルフだったらどの説が本当なのかも知っていて欲しかった。まぁ、引きこもりエルフが市井の民の言語の変化に敏感なわけがないので無理に決まってるが……。

 Bパートは大掃除からの思い出テープ。小糸がビデオテープを「初めて見た」と言ってる時点で割とショックだったが、まぁ、今の女子高生だったら当たり前かぁ……16年前っつったら、わたしゃギリギリVHS使ってた時代なんですけど、世間的にはもうだいぶ時代遅れだったしなぁ。ちなみにベータについては私も世代的にギリギリ。見たことはあるが流石に使った経験はほとんどなく、父親の荷物の中に入っていたような気がするくらいである。電気屋とはいえきちんとデッキを保管していたシマデンのおばあちゃん偉いな。

 そんなベータで録画されていた過去の高耳神社の光景は、エルダたちの会話からしてFF7のころ、つまり1997年ごろであることが分かる。……この時代ってもうベータはほぼ死滅してた時代だな……まぁ、映像の中でエルダも「久しぶりに見た」って言ってたので、シマデンのおばあちゃんも懐かしいベータの録画装置をどこかで見つけて、最後の空テープを埋めるために記念録画したということなのだろう。ちなみにWikiによれば最後のベータデッキの発売が1993年、生産終了告知が2002年ということなので、思ってたよりもそこそこ長生きはしていたみたいだ。

 そうして掘り出されたビデオの中で、小糸は懐かしい母親の顔を見る。そして若かりし母親の姿に時代の移り変わりを実感しつつ、何一つ変わらぬ様子で写っているエルダを見て、改めてエルフという存在の特異性をまざまざと見せつけられた形。小糸がビデオの所有についてエルダに持ちかけられ、「やっぱりエルダが持っていて」と返したのは、おそらくその方がビデオが長い時を生きて有効に機能すると考えたからだろう。確かに娘である自分がビデオを受け取り、折に触れて見返せるようになれば母親の思い出としては宝物にもなり得るが、それでも自分が生きるのはせいぜい数十年スパンにすぎない。もしも自分がビデオを受け取ってしまったら、その先の時代も生きていかねばならないエルダの思い出を1つ奪ってしまうことになるのだ。普段から憎まれ口も多いが、やっぱり小糸はエルダのことをきちんと思い遣ってくれているのである。多分、そのうちスマホで録画した自分たちの動画とかもシェアしてくれるんじゃないかな。まぁ、今の時代だと動画ファイルの保管先がクラウドとかになるから、逆に数百年後に残ってるかどうかはかなり怪しいが。

 

 

 

拍手

 時の為政者は、能登麻美子が産まれたことを世に知らしむるべき最大の慶事であるとし、その生誕の地を「能登」と呼ぶようになったという、第8話。……既にこの世の理と言えるまでになった、石川だったらとりあえず能登麻美子に任せとけ案件である。これで幸せパワーは1兆倍。世に太平をもたらすのであった。

 というわけで3組目のエルフ登場回だが、おそらくネット界隈でも「金沢じゃなくて水星じゃねぇかwwww」という話題で持ちきりになっていることだろう(この作品がネットの話題を持ちきりにしてる前提で話を進めています)。「進めば2つ」の精神でスクラッチくじに挑む仮面を付けてない母性のエルフ・能登麻美子。そしてその巫女にして、なんだかんだで麻美子に全幅の信頼を置きつつ、MSのことはよく知らず家族ロボットと呼んでしまい、エアリアルの秘密もまだ知らない娘さんが市ノ瀬加那である。こんなプチ奇跡を起こしちゃうあたりは今作の研ぎ澄まされたセンスのなせる技(業)であろう。「ちょっとツンケンしてる子だし、流石にハイラとの関係性は他2組のエルフと比べると芳醇さに欠けるか?」とか思って見てたら、最後の最後できっちりぶっ込んできてお腹いっぱい。この世界のエルフ、みんなして甘やかされすぎだし、幸せすぎるだろう。まぁ、その分巫女たちも幸せではあるようだし、この世界のエルフは生まれながらにして幸運のシンボルなのかもしれない(そのくせ、みんなしてくじ運はやたら悪いが)。

 というわけで、新キャラ・ハイラの造形がまた強烈。ヨルデも「コテコテに関西風味にしといて」という分かりやすいエッセンスに釘宮ボイスが核融合した良いキャラだったが、なんとハイラはエルフ界隈で最年長の包容力キャラかと思わせといて、その実はギャンブル中毒でやっぱりクズという安定のエルフマジック。ギャンブル狂いの能登麻美子とか、婚活に焦る能登麻美子とか、石川アニメは本当にいろんな能登麻美子を提供してくれるので退屈しねぇや。まぁ、能登麻美子がスクラッチを削ったらその奥からは彼女を賛美する呪いが現れるというのが「能登麻美子伝説」の一説なので解釈不一致なんですけどね。うちの麻美子は酒はやるけどギャンブルはやりません!

 そうして生み出された「能登・小清水空間」はもうそれだけでエルフの体現する不老不死の強度をこれでもかと叩きつけてくれるハッピエスト空間になってしまっているが、今回もきちんと江戸豆知識を織り込み、ちょっと楽しげな伝統文化のお勉強ができる。「茶屋娘」って存在が浮世絵に描かれて番付まで作られた人気商売だったってのは初めて知りましたね。やっぱ日本人のDNAって400年程度じゃそんなに変わらないよね。ところで、エルダの話を毎回聞いてると「こいつ、江戸の話はするのに明治〜昭和あたりの話とか特にしねぇじゃん、もしかして日本文化エアプか?」と訝しむことがあったのだが(まぁ、作品タイトルからしてしょうがないのだが)、今回の様子を見ていて「転移した直後の江戸時代はまだ有無を言わさず人間社会で揉まれながら生き抜く必要があったが、その後身分が安定するとろくすっぽ外に出なくなったのであんまり変化についていけなくなった」説が通るかもしれないと思い始めた。エルダが戦時中とかにどこで何してたかは気になるよね。東京大空襲とかどうやって生き延びたのかとか気になるけど、今ざっと確認したところ月島は無事だったのかな? それこそ本殿の奥で震えながら時がすぎるのを待っていたのかもね。明治期以降の廃仏毀釈とか、宗教系のゴタゴタで迫害されずに済んでよかったね……。

 あとはまぁ、単純に「年取ると若い頃のことの方が覚えてる現象」という可能性もあるのだが……不老不死のエルフにとって、どの時代の記憶が一番印象に残るものなのでしょうか。できれば、常に新しい時代を鮮烈に生き抜いてほしいところですよね。そういう意味では、最後に小糸が言っていた「思い出を一緒に作っていこう」っていう姿勢は素晴らしいと思います。不老不死のキャラが出てくる作品って、どうしたって「定命と永命、その差はいくら頑張っても埋められぬのでいかにしたものか」という命題がついてまわり、最近でも「ノケモノたちの夜」でマルバスさんが「どうせお前は先に死ぬんだから、その程度の付き合いだったら飽きずに見てられるだろ」と人間側に気を遣ってくれていた。今回、いすずちゃんもご多分に漏れずこのお悩みにぶち当たってしまったわけだが、そんな深淵な悩みについても、特に理屈など説明せず、あっけらかんと「でも、それは間違っているから」と断言できる小糸の強さが眩しい。エルフの巫女たるもの、これくらい図太く、信念を持って生きねばならないのでしょうね。どちらのコンビも、末長くお幸せに。

 

拍手

 箱買いもオタマだったんかいwww第7話。高耳様、残念ながらくじ運は最悪っぽいけど、あんまりその事実が露見しちゃうとご利益に影響ありそう。

 Aパート、姉より優れた妹、小柚子ちゃんのお話。なんであの姉の次に生まれた妹がこんなハイスペックに育ったのかは全くの謎。「妹の方が優秀」パターンでありがちなのは「姉が壊滅的なダメ人間だったから世話焼き妹がスキルアップした」みたいやつだが、いくら何でも小糸はそこまでダメなわけじゃないし……もしかしたら親御さんの関係なんでしょうかね。姉が巫女の業務をこなさなきゃいけない関係上、妹が家事全般でめきめき腕を上げたとか。……あれ、でも小糸は最初に「16歳になって巫女になった」っていってたからそれも違うな……まぁ、姉妹でも生まれながらに持つ者と持たざる者になる可能性はありますのでね。

 でも、今回の小柚子ちゃんはちょっと寂しくなって妹らしく甘えてみせるという珍しい表情のお話だった。こちらも可愛いから問題ないし、こんな無茶苦茶な「偽装」のくせに、きっちりエルダが活躍できるように「昔の遊び」というギミックを導入して姉を誘っているあたり、どこまでも配慮とスペックが青天井な妹さんである。ドヤ顔で語り始めたお江戸知識は相変わらずタメになる蘊蓄が揃っており、中でも凧の語源については私も知らんかったので「へ〜」と思ったのだが、気になって調べてみたらあくまで「諸説アリババ」のうちの1つっぽいのでエルダが見ていた江戸町民が極端に捻くれていただけ、という可能性もあるし、下手したら江戸時代に凧揚げにハマったエルダ自身がそういうことをやってた可能性すらある。

 ほかにも折り紙では珍しくエルダが独自の才能を発揮。まぁ、ガンプラを丁寧に作れるなど、手先はそれなりに器用みたいだけどね。エルフってそこまで工芸品の製造とかにこだわるイメージはないよね。どっちかっていうと犬猿の仲であるドワーフの方が細工物が達者なイメージがあり、そういう意味でもエルダは相変わらず異端なのかもしれない。そもそもネット知識で腕を上げてる時点でエルフ由来の要素でもなんでもないけどな。

 そして最後はシャボン玉。シャボン玉の起源ってのも言われてみれば考えたこともなかったなぁ。そうか、意外に歴史のある遊戯だったんだね。「専門の業者まで現れた」ってあたりがいかにも江戸文化。江戸期って、いうても同時期の世界史で比較しても群を抜いて平民の生活が安定していた時期らしく、ある程度ゆとりがあるおかげで庶民でも遊びに興じる余裕があり、それを商売にする人間も結構いたらしいからね。落語で知った一番笑った職業は「猫のノミ取り屋」。

 Bパート、徹底的に甘やかされる高耳様の図。普段は厳しいお医者の佐々木先生も、頑張って外に出たエルダを評価したものか、あんだけ頑張ってエルダの願いを叶えてくれた。ほんと、月島の人間はエルフに甘いな。ちなみにどうでもよすぎる話だが、今回のもんじゃ屋の描写で久しぶりに佐々木先生(の中の人)の札付きの酒癖の悪さを思い出しました。数多くの武勇伝を語っていた過去のラジオが懐かしい。エルダ様(の中の人)もなかなかだが……みんなしてもう若くないんだから無理すんじゃないよ。

 幸いエルダ様は不老不死だし年齢を気にする必要はないのだが、普段の様子からしてどうやらあんまりお酒はやらないみたいですね。日頃からエナドリばっかり飲んでる奴は酒を入れたら色々危なそうだもんな。小糸が成人したら、ちょこちょこ付き合ってあげてください。

 

拍手

 小糸はスシを「寿司」じゃなく「鮨」と書くタイプ、第6話。今調べたらどちらでも意味は変わらないらしいですが、もともとは「鮨」があり、江戸時代に縁起言葉として「寿司」の表記も使われるようになったそうです。もしかしたら、エルダが読み書きを覚えた時代には「鮨」しかなかったのかもね。

 サブタイも意味深で良いですが、相変わらずの空気感で本当に見ていて幸せな気分になれる作品。今回はいよいよキャストロールもわずか4名となり、ほとんどの時間を小糸とエルダの漫談だけで埋めるようになっている。特にBパートの構成は「2人して延々スカイツリーを登りながらちょっとした江戸時代の小話を聞く」というaudibleみたいな展開なんだけど、エルダの声がいいもんだからただ聞き入ってしまう。このアニメ(とか原作漫画)でちょっとでも江戸文化に興味を持ってくれる人が増えたら、一介の落語ファンとしてちょっと嬉しいかも。

 Aパートは試験勉強のお話。小糸さんはどう見ても要領がいいタイプじゃないのでちゃんと勉強しないとダメみたいだが、まず学業成就のお守りから入っちゃうあたりは神社の娘らしいと言えるのか、それとも「浮気者」と言えるのか……まぁ、エルダ自身が「別に自分は神通力なんて持ってないし、お守りもご利益なんてあるんかい」と言ってる身なのだから自分のとこのお守りじゃないものを持っていたとしても責められた立場ではないんだけど、普段から内に内にこもってるもんだから、こういうタイミングで時折メンヘラじみた言動を見せてしまうのかもしれない。お守りからわかる「浮気」ってのも珍しいが。

 小糸さんは高校1年生だろうが、果たして日本史で江戸時代をやる必要があるんですかね、というのがちょっと気になったポイント。いや、どうでもいいんですけどね。私の高校時代は、1年生の時に全学年共通で現代社会をやって、2年生からコース分けして、日本史・世界史・地理のどれかを「B」の範囲で始めるというデザインでした。私は日本史だったんだけど、当然古代から順番にスタートするもんで、2年生が終わった時点でまだ室町時代くらいにいた気がする。受験が迫る時期に近現代史を超特急ですぎちゃうのが、母校のお約束だったらしい。小糸さんも持ってる教科書は「日本史B」だったのでそれなりにちゃんとやるはず(リーフデ号は適当にやったら出てこないよな)。どういうカリキュラムなんだろうね。

 そして、エルダは本当に江戸時代にどういう身分で、どういう仕事をこなしていたんだろう。今回一番衝撃だったのは、異世界転生最初のハードルである「言語の壁」にエルダが思い切りぶち当たっていたということ。どこぞのおじさんみたいに必死になったら翻訳スキルが発動するなんてこともなく、マジで一から右も左もわからぬ世界で日本語を習得したようだ。めちゃめちゃ大変だったと思うのだが、まだその時代のエルダは気力があったのか、はたまた生き死にがかかってきたら流石に真面目にやるのか……しかも家康に召喚されてしばらくは一緒に行動してたし、なんならヤン・ヨーステンとかとも面識があるっていう。神社自体の歴史が「400年以上」と言ってるのだから、もう転移してすぐに御神体扱いだったんだろうなぁ。ちなみに小糸の試験勉強を見て、久しぶりに「単語カード」の存在を思い出したけど、今にして思うと、あの単語暗記法、めっちゃ効率悪いよなぁ……詰め込み教育の権化みたいな存在だ。

 Bパートは「スカイツリーと富士信仰」。いいね、夜の薄暗いスカイツリーをちょっとずつ登りながら、滔々と語られる富士信仰のお話。いつも通りにエルダが喋ってるだけなのに、どこか厳かな気持ちで聞いちゃう部分がある。エルダがまつられたのが神道系の神社だったということもあり、土着の富士信仰との相性は悪くなかったのだろうね。私の認識だと富士信仰が本格的に民間に広まったのって人の移動が増えた江戸期だったという印象があるのだが、もしかしたら江戸の街に鎮座したこの長耳が富士に信仰先を押し付けたなんて背景もあったのかもしれません。

 「最新鋭の技術の象徴たるスカイツリー」「古き良き日本文化の体現である神事と巫女」「なんの関係もない異世界エルフ」という組み合わせが実にこの作品らしいミスマッチを醸し出していて日本文化のおおらかさというか、一番の妙味を見せてくれている。これって、サイバーパンクと八百万の神とプレインズウォーカーが絡み合う神河次元の物語と全く同じ構図なんだよな。ニッサも神河にプレインズウォークして抜け出せなくなってたら、翁院とかで祀られる存在になっていたのかもしれませんな。

 ご来光と共にいつも通りの子供の喧嘩に戻ってめでたしめでたしになる安定の締め。清々しい気持ちで、次週を待ちましょう。誰か鮨をおごってください。

 

 

拍手

 キャストロールに3人しか出てこない作品……第5話。ガチで引きこもりが引きこもってるお話だからなぁ。それだけに濃密な小清水アワーが楽しめると思えば一切の不満はないのだが。

 Aパート、生まれてしまう、返信要求モンスターがッ!! エルダの中の「現代常識」がよく分からなくなるタイミングが結構ある。あんだけPCもネット通販も使いこなしてるし、小糸がよく分かってないWi-fiについてもきちんと認識してるんだけど、それでもスマホは持ってないし、使い方もよく分かってないという。まぁ、電子機器に関しては奉納品とか、小糸が買ってくれたものじゃないと手に入らないだろうから、自分から積極的に「欲しい」と言わないとずっと縁がないのかもしれない。エルダがどれくらいのタイミングでパソコンと通信網を要求し出したのかってのは気になるところだ。だって、おそらく90年代まではそんなものの話は一切出てこないはずで、どこかから「最近はインターネッツが便利らしいですわよ?」って囁かれないと「PCとネット環境を所望するぞ」とは言わないはず。まぁ、テレビはあるみたいなので、基本的な情報はそこから得て、進化していったのかな……PCエンジンとCD-ROM2があるってことは家庭用ゲーム機に関してはかなり早い段階で入れ込んでたオタクってことになるし。おそらく高度経済成長期あたりで親切な氏子からテレビはもらってて、「外に出なくても情報が得られたり、娯楽が得られる」分野についてはそれなりに力を入れて集めるようにしてたんだろう。そんで部屋に引きこもって常に手元にPCがある状態ならスマホとかタブレットが必要ないのも必然。そうして生まれたのが、現在のエルダなのだろう。

 それまで精霊が担ってきた一方的な連絡手段が双方向になり、返信欲求モンスターになってしまうエルダ。これも実はかなりの共感要素で、私もメールとか送るとPCの前に正座待機してしまうタイプの人間。メール書くのにも無駄に時間がかかるため、1本のメールに与える重要度というか、シリアスさがおそらく他人とは違うのだろう。おかげで、「既読がつく」「返信機能が怖い」という理由からLINEを使っていない恐ろしいまでの情弱おじさんになってしまった。最初は「ほら、LINEってセキュリティに問題があるツールって言われてるじゃん?」でお茶を濁していたのだが、現代社会でその言い訳はもう通用しねぇんだよな……Twitterはやってる時点でお里が知れるしな……。そういやエルダはTwitterアカウントも持ってないんでしょうかね。それこそまさに承認欲求モンスターが生まれてしまいそうだが……。

 Bパート、ジャンクバーガーとケチャップの話。違う、お洋服とファッションの話。小糸が自分のルックスに似合わない大人っぽいファッションに憧れちゃうの、なんか可愛いから余計に可哀想。まぁ、まだ中学生だから今後の自己研鑽次第で理想のレディになれる可能性は無限大ですからね。身近にあんだけシュッとしてる(はずの)女性がいるのだから、目標は立てやすい……かなぁ。どうかなぁ、エルダだしなぁ。エルフは痩身にして眉目秀麗が世間のお約束。最近はおっぱいの大きなエルフとかいうけしからん種族もちらほら見かけるが、私の理想はやはりスリム&スマートである。ディードが永遠の憧れ。エルダ様はいつもあの服なのでおっぱいが大きいかどうかはよく分からないが、おそらくは理想的なエルフ体型のはず。あんだけ自堕落な生活してても太らないのは羨ましいですね。いや、きっと妹ちゃんの食事の管理が優秀だからですね。同じものを食べてれば、きっと小糸だって素敵バディになれるに違いない。

 ちなみに「ポンコツだけどシュッとしてて見た目にできる女性風」というと、どうしてもエルダと中の人が重なる。高身長のモデル体型小清水、ほんと格好いいんよ。見た目は。えぇ、見た目は。

 

拍手

 まーた双葉はんが面倒な子守り任されてはる……第4話。生田輝とかいう、「関西の高貴な御身分のお嬢の面倒見なきゃいけない声優」なんなの。

 まぁ、単に関西弁ネイティブ声優ってある程度限られるからだろうけども……というわけでAパートは関西エルフの来訪である。前回ちょっと顔見せしてくれていたが、ヒロミミ様ことヨルデさん、これがもう、本当にいい釘キャラでね……声優・釘宮理恵、すでにレジェンドの名をほしいままにする生きた奇跡には違いないが、最近はベテランもベテランになり、安定した配役が増えて後進を見守る役が増えてきた。そうした状況下でのヨルデのとことんまで可愛い関西弁キャラ、久しぶりなもんで刺さる刺さる。今作最大の売りは「良すぎるあみっけキャラ」であるエルダなわけだが、良すぎるあみっけと良すぎるくぎゅうの化学反応は、いつの時代だって綺羅星のごとき輝きを持つのである。またヨルデのキャラがぎゃんぎゃんに飛ばすけたたましい役なもんだから、どこか引いたところから声を出すエルダさんの発声の良さがいっそう引き立つという実に良い配置。このトーン、この音量できちっと「いい声」になって、なおかつすごく聞きやすいっていうのは声優・小清水亜美の熟練の技ですよ。元々通る声質だってのもあるけどね。

 中の人の話ばかりになってしまうのはいつものことなんだけど、大丈夫、今作はそうしてのんびりした空気でキャラを愛でているだけで問題なく成立するので。くちゃっとしたデフォルメになるとエルダも小糸も可愛いわけだが、当然元からくちゃっとしたヨルデはさらに可愛い。ちょい黒めの肌のダーク寄りなエルフであるヨルデが涙目になってくちゃくちゃしてる様子、本当に可愛い。また、巫女である向日葵との関係性がヒルダ×小糸の関係と似ているようでちょっと違っていて、それぞれのペアの個性が出ているのも良い雰囲気である。まぁ、こんだけ長生きで情報網もちゃんとしてるエルフ2人が未だに○×で真剣に争ってた部分だけは意味が分からんが……こいつら、基本的に大馬鹿なんかな? でもエルダは年相応に経験も積んで賢い部分はあるはずなんだよねぇ。ヨルデの方だって、精神性は子供っぽいが、その分エルダと違って外で活発に活動してるはずだから、その分様々な情報に触れる機会も多いはずなのだが……エルフ、基本的に刹那主義で楽しいことしか考えてない可能性があるな?

 2人の年齢が600歳ちょいということで生まれは1400年くらいということになるが、召喚されたのが江戸期前ということなので、この世界での経験は400年くらい。ヨルデが秀吉に召喚されたということは、厳密には江戸幕府の設立よりちょい前やね。つまり関ヶ原以前の「戦国」か、ある程度秀吉が全国を統治していたくらいの時期なんだろうか。同じタイミングで秀吉と家康が異世界召喚を試み、エルフを手に入れていたという事実、なかなかに不穏で裏がありそうなのだが……まぁ、まさか召喚した結果得られたのがこんなポンコツ2人だとは思わんよな……その当時の殺伐とした状況下で、2人のコミュ障エルフがどのように生き抜いてきたかが描かれる機会はあるんでしょうかね。

拍手



忍者ブログ [PR]
カレンダー
12 2025/01 02
S M T W T F S
22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
ブログ内検索
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
ーーーーーーーーーー
↑越えられない壁
沢城みゆき 斎藤千和 
中原麻衣  田中理恵  
渡辺明乃 能登麻美子
佐藤利奈  佐藤聡美
高垣彩陽   悠木碧
最新CM
[01/21 デュッセル]
[01/20 NONAME]
[01/20 NONAME]
[01/19 NONAME]
[01/13 seachicken]
バーコード