最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
オチがそっち方向に寄りすぎじゃないですかね、第16話。いや、ニーズにあってるんだったらいいんだけども。……ニーズとは何なのか。 Aパートは……、もう触れなくてもいいんじゃないかな。最近だと妖怪ウォッチで「北斗の犬」をやってたので、ノリとしては同じ。お茶の間で流しにくいのも同じ。「こっちバージョン」の六つ子を見るたびに思うけど、中の人たちはこういう仕事で安定してる連中なんだよなぁ……長男とかさ、現在はどこぞの宇宙で仮面被ってドヤ顔してるわけじゃん。なんかこう、並行した世界線の何が正しいのか分からなくなってくるね(その点、イヤミは安心して見てられるから助かるわ)。個人的に大事にしていきたいポイントは、こんな世界だけど(こんな世界だからこそ)カラ松はちゃんと肩パット付けてくれてるとこですね。そのセンスはブレないんだ。 Bパート、本日のメイン、「一松事変」。「事変」といえばすでにカラ松が体験済みだが、今回の一松が起こした事変、どこぞの専門家(松推しの方々)のツイッターかなんかのイラストで、今回の事の発端を予想してる人はいたな。どんぴしゃやんけ。やっぱり血は争えないもので、なんだかんだ言っても革ジャンとグラサンには興味あるんですかね。まぁ、一松は残り5人の中でもそっち方向に興味がありそうな奴ではあるが(トト子回の時のビジュアル系(??)衣装もあるし)。トド松あたりはどれだけ勧められてもあの格好はしないだろうよ。多分、カラ松がこの世に存在しなければ余計な憎悪を抱かずに済んだので、一松がああなってた可能性もあるよな。今回はそんな歪んだ世界線の一端を垣間見せてくれるお話。一松が未だかつてないほどに大声をあげ続ける話というだけでも貴重だが、「カラ松って誰でも簡単になれるな」っていうのもよく分かるお話。「正しいカラ松」が分からずに悩んでいた一松だが、普段あれだけ憎しみを燃やしてるってことは、それだけ対象を良く見てるってことじゃないのか。いや、憎んでるからこそ真似するのが大変なんだろうけども。 空気を読まないことにかけては右に出る者のいない長男の見事ないじりによって追い詰められていく一松。彼が心情を吐露するお話というのは今まで無かったので、今回は彼の内面が嘘偽りなく描かれており、なかなかに気持ち悪い。もう、単なるネコ好きの引きこもりだな。煮干しをおやつ代わりにバリバリ食う長男もどうかと思うが、その煮干しが原因で手がでてしまうのもどうかと思う。あと、その場所は「隠している」といえるのかどうか。松野家はどう考えても人数に比して狭い家だと思うのだが、6人が思い思いに色んなものをそこら中に隠してるんだろうなぁ。しかし、一松の煮干し代ってどこから出るんだろうな。いや、他の諸経費全部そうだけどさ。彼らの経済状態も謎だ。 そして冷静に考えるとひどさでいえば「平日昼間から寝てる」カラ松も大したものだが、今回もカラ松age回である。寝起きのぼんやりした頭で、一瞬にして状況を理解し、ベストの行動が取れる弟思いなカラ松。そりゃカラ松ボーイズが誕生してしまうのもやむなし。逆に死ね。一松にはあれだけ虐げられてるのに、それでも彼のことを考えてあげるなんてどんだけ優しい男なんだ。逆に死ね。一松の態度が今後少しでも軟化すればいいんだけどね。逆に死ね。 しかし、来週の予告……あかん、もう、駄目だ…………。 PR 言ったらやめてくれるんや、第15話。割と散逸的な内容。ちょっと十四松を便利に使いすぎてやいませんかね。 1本目、「面接」。十四松の規格外のスペックを見るというよりも、その捉えどころの無さを嘆くチョロ松のレスポンスを見る方がメインになるお話ではなかろうか。人間、あまりにも想定を超えてしまうとどう反応していいか分からないものでね。こういうネタ回しになると、本作では特徴的な「クドいくらいの天丼」がよく見られるようになるが、このしつこさも良し悪しだよなぁ。冒頭のケツのくだりなんかは1回切った方が良かった気もするが……でも、無駄に長いおかげで次の「言えばやめてくれるんだ」の重要性が増すとも考えられるので、難しいところだ。ギャグのテンポって、一朝一夕で完成形が見えるものでもないからなぁ。ま、その辺はいつも通りに放っておくとして、やっぱり十四松が暴れるときは常に一松がサポートに回ってるってのはチェックポイントだな。今回は会社社長がカラ松っていう思い切った配役になってるんだが、あれって単に面接官(突っ込み役)にチョロ松とおそ松を回す必要があったからあまりもんなんだよな。まー、ニート4人の会社経営の時点でアレな企業なのだろうが。しかし「ニートが経営する会社」とは一体? 2本目、「じょし松さんリターンズ」。まさかの2回目。てっきり使い捨てのネタだと思ってたのだが、思いの外早く帰ってきたので驚きである。でもまぁ、ネタ回しは前回の登場回を超えるものではないから、なんか穴埋め感が強かったかな。こっちバージョンになるとおそ子が一転して被害者側にまわるのは不思議ね。団体旅行が上手くいかない時のあの特有のもやもやイライラした感じはよく出ていると思う。コミュ障なら特に分かるはず。でも、最終的にLINEでおそ子も和気藹々としてるあたり、結局この6人って男だろうが女だろうが仲良いんだよな。 3本目、「チビ太の花の命」。久しぶりにチビ太メイン回で、たまにやってくる「ちょっといい話」(オチがカラ松なところまで予定調和)。チビ太さんのストイックさは確かに「十四松でも分かるくらい」ヤバい。でもまぁ、ニートどもが文句いうところじゃねぇよな。そして花の精の指摘する「縮小再生産」というあまりにも的確かつクリティカルなアドバイス。よくアニメ業界やラノベ業界を揶揄するときにも使われる言い回しですよね。チビ太さんはちゃんとその言葉を受けて自分を変えるだけの柔軟さ、度量の広さがあったのは幸いだった。ラストに「ちょっとしょっぱい」と言われていたが、あれは少しずつ何かを変えようとしていることの表れだったのだろう。チビ太サイドだけを見れば純粋にいい話……だけど、多分2人で食事しに行ってた店って、レンタル彼女の時にネタが割れたあのお店だよね。よく出禁にならずにすんでたな。あと、彼女が選んだらしき新しい衣装コーディネート。どないやねんと思ったが、あれって「バーロー」繋がりなのか。しばらく気付かんかったわ。 他方のカラ松さんサイド。まさかのオチまで転がり込む衝撃の展開だったが……カラ松ガールズからしたらいい話よね。カラ松がすごく一途で尽くしてくれるタイプなのは分かったわけだし。元々性格は良い奴なんだよな。まぁ、しょせん根っこはクズニートだけどさ。残された問題は、結婚設定が来週までひっぱられるかどうかやな。幸いにしてシコ松設定は引き継がれなかったが、「トッティ」呼びとかエスパーニャンコのエピソードなんかは設定が残ったままで進行してるんだよね。来週は一松事変らしいが、カラ松の生活がどうなっていることやら……。いや、もし設定引き継いでたとしたらあのビオランテが暴れっぱなしってことになるんだけどね。 もう、どこからどう突っ込んでいいか分からない第14話。まぁ、つまりはいつも通りです。 1本目「風邪引いた」。この話の最大のポイントは、完全にキャラが崩壊してたってことだろうなぁ。みんな風邪引いたりぶり返したりでぐちゃぐちゃだったので、直ったふりして全員熱で朦朧としてたってことにしよう。トップバッターの長男はいつも通り。惚れ惚れするクズっぷりだが、彼にとって弟たちってのはこの程度の存在なんだろう。しかしこいつら全員でパチンコ好きなのかな。最悪やな。2番手はトッティ。ほら、キャラがおかしい。「潔癖症」という言い訳をしていたが、今までのトッティの行動原理からするとあり得ないことをやっていた。そもそもニートが自宅を焼くなんて絶対にあってはならないことだ(いや、ニートじゃなくてもあかんが)。この時のトッティの勢いだけはホントに謎。3番手が一松。こいつのテンションもわからねぇな。腐女子サービス用に音声素材をたっぷり提供する狙いだったのか……いや、でも、これまでの一松の狂い方とも違ったよなぁ。ただ、実は一番まともな「看病」を唯一達成してたのはこいつだけだった、というのも事実である。前回トッティに暴かれた「実は普通の子」疑惑が深まる結果に。そしてカラ松。彼の場合は兄弟愛は本物なんだよね。唯一人、何のネタも求めず、ただひたすらに兄弟のことを考えて行動してくれた心優しい男。でもスルーだぜブラザー。そして(チョロ松は大したことしないので飛ばして)オチへ。安定の十四松オチだよ。お母ちゃんの心の叫び、「十四松は一人でいいんです!!!!」とのことだが、正直に言えよ。一人もいらねぇだろが。 2本目「トド松のライン」。こういう何気ない会話劇が一番気が狂ってて面白いのが今作の特徴。ドライモンスター・トッティの本領発揮。これまでは体面を考えて敢えて振る舞ってきたような部分が多かったが、今回の「ライン」の話は完全に素だった。囲碁クラブまではまだいいが、ニートのくせしてジム通ったり富士山登ったりしてんじゃねぇよ。そりゃお兄ちゃんたちも怒るわ。トッティに対していちいち突っ込みを入れるのは長男と三男の役目。団結したときのこの2人の連係プレイ、本当に素晴らしい。息つく間もなく見事に突っ込みの流れを作るからね。それに対して真っ向から立ち向かったトド松の狂気もなかなか見応えがあった。是非とも彼の中の真実の兄弟ランキングは聞きたかったところだが……カラ松、1位って言われてあんだけ喜んじゃうあたりが素直だよなぁ。一松さんは今回何故かチョロ松と連携して不思議な博士キャラを楽しむよく分からないポジション。イメージ映像じゃなくて、あれっていちいちセット用意してたのね。色々と気配りが出来る男、一松。そして安定の十四松オチだよ。……いや、安定してねぇ、流石にあれはやべぇ。何が起こった。自宅の電話に誰がかけてきた。ハッスルハッスルでもマッスルマッスルでもねぇ。あ、でもこの世界はMr.フラッグが巨額の富を築く世界だからな。案外十四松も何とかなるのかも……。 ラスト「チョロ松先生」。同じようなベタネタで畳みかけるタイプの古いネタ回しなのだが、それでも何故か不思議な破壊力があるのは、我々の脳内に「神谷浩史ボイス」+「先生」+「無駄な心配」という組み合わせのひな形が出来上がってるからだろうか。絶望した! 何でも卑猥に聞こえる文化祭に絶望した! 神谷兄ぃは普段突っ込みに回ってばかりなので、こうしてはみ出したストーリーでボケ倒せる時は本当に楽しそうだ。普段のアフレコスタジオでも小野大輔を見ながら「あれ俺もやりたい、俺がやればもっと上手くやれる」とか思ってるに違いない。いや、実際言ってたけど。中の人たちも本当に楽しそうでなによりだけど、喉壊さないように注意してほしいですね。
ねぇ、お願いだから新年一発目くらいは自重して、第13話。これがさ、新年明けてさ、一発目の通常深夜アニメだったわけさ。そりゃCSの特番とかで色々見てたけど、やっぱり地上波放送の通常番組に戻ってくると「久しぶりだな」って感じがするじゃん。そこでこれだよ。どうしてくれんだよ。 Aパート(アバン?)、いきなり正月の祝賀ムードを全力でぶち壊しに行くスタイル。腐女子人気が高いとか聞いてるのに、全力で腐女子が食いつきにくいコンテンツを作っていくスタイル(なお、食いつけないとは言ってない)。下がるわ。超下がるわ。なんなのあの気合いの入った作画状態は。いや、別に動画に力入れてるとかじゃないけど、雰囲気を変えるために全部のキャラ描き起こしてるわけじゃん。背景とか、プロップとか、このわずか十分弱のために、新作アニメ作る勢いでデザインしてるわけじゃん。何なの? 鬱にしたいの? 鬱松さんなの? しかもあれ、3話目なんだよ。前回までのあらすじじゃねぇよ。この前の2話で何やってたんだよ。そして次回は何するんだよ。よりによって主人公の実松のCVが小野Dなのかよ。ギャップきついわ。井上和彦の正しい使い方が13話目にしてようやく見られて一安心だよ。もう何から突っ込んでいいかわからねぇよ。地味にコンビニの看板とか、そういう部分だけちゃんと元作品の要素残してるのも腹立つな。あー、キモかった。ところで、4話目はいつ放送されるんですかね? Bパート。既にそこかしこで行われている、「おそ松さん女体化計画」。それだけで盛り上がれるというなら、そこにも公式設定を与えてしまいましょう。これが公式の、女の子バージョンおそ松さんです。なんやかんや言ってみんなして収まりの良いところにすんなり入ってるのが笑った。特にカラ松。なるほど、女性化するとああいうデザインになる……いや、ならんだろ。厨二病は男女を問わず厨二病じゃないのか? あー、でも男の子にとっての厨二病的要素って、女性に対しては案外違うものになるのかもしれないな。厨二病に欠かせない「オタク要素」をチョロ松が取っちゃったから、カラ松は「誰もが違うと分かる勘違いした格好良さ」の体現か。一番しっくり来るのはそのまんまだったトド松だろうが、おそ松・一松あたりもすんなり受け入れられる。一松みたいな存在は割とどこのコミュニティにもいるし、少なくとも一松本人よりは受け入れられそう。まぁ、みんな女性化したらちゃんと仕事につけてるわけで、それだけでもだいぶニュアンスは変わってくるよな。本当に対照を成すなら女性版ニート六つ子を描く必要があったはずなのだが、「じょし松さん」は1話限りの限定されたネタであり、それぞれのキャラに社会との接点を作った方がキャラが描きやすいっていう判断だろう。実際、おそ松の「長男キャラ」は「会社でお局様と化しそうな勘違い姉御キャラ」というデザインに転用して活用されている。唯一、定職についているか怪しいのが十四松だが……まぁ、そっとしておこう。「十四松」って言う言葉だけで悪口になるぐらいだしな。 そして新オープニングを挟んでのシコ松讃歌。そうやなー、このノリが一番この作品らしいなー。良く見るとAパートに持っていかれたせいか動画枚数がかなり少なめに回っているのだが、それを一切気にさせない勢いが強すぎる。まぁ、2クール目も始まったことだし、改めて各々のキャラの駄目な部分を確認しておきましょうね、ってことなんだろうが……一松のエスパーニャンコ事件をあげつらうなど、過去のエピソードにも一切容赦がない。あのままだと十四松の恋人事件にも切り込むかと思われたのだが、幸か不幸か、十四松はあまりの闇の深さに大して触れられずに済んだ。いや、でもついに「昔はこうじゃなかった」っていう禁忌に踏み込んだんだよな……。そう、小学生時代はみんなほとんど差なんてなかったんだ。そこからどういう中高生時代を経て、十四松が出来上がるのか……。他の兄弟もその原因を認識してないんだよな。怖い。そして今回確認出来た重要な要素は個人的に大きく2つ。1つは、おそ松という「一番の無個性」と言われていた人間の本質。こいつ、人を苛立たせる才能に関しては他の追随を許さないスペシャリストなんだ。そして、この空気を読まないむかつきスキルがこいつの最大の特色なんだ。チョロシコスキー騒動はまだいいが、そこからの流れるような新たな呼び名の連打は天賦の才。お見事としかいいようがない。それにしても、こいつらってこれまでずっとどういう風に処理してたんだろうな……決して広くない家で、6人分……。あんな無警戒だった自家発電三郎が今回初めて目撃されたのが意外なくらいだ。やっぱり一人くらい減らした方がいいのかな……。 んで、もう1つの新しい発見。カラ松という存在の重要性。今まで本当に「単なるイタイだけのヤツ」だと思ってたけど、案外、重要な癒しのポジションを担っているのかもしれない。カラ松ガールズの気持ちがちょっと分かった。脱衣所でシカトされたカラ松の漏れるような「えぇ……」っていう吐息にかつてない哀愁を感じました。 今年も1年良い年になります……かね……。 総集編はもう嫌だ! 第12話。単なる総集編ですよ。すでに大量のMADが世に拡散している中で、今更公式がMADを放送しても意味ねーじゃん、と思いきや、そこは抜け目のない制作陣のこと。なんと副音声でコメンタリーをぶっ込んでくることで労せずに「価値ある」1話を作り出してしまった。一部、興味の薄い層からは「どうせ声優人気で保ってる作品なんだからラジオドラマでいいんじゃないか」なんてクサされることもある作品だが、もう、そんなことを気にせずに最大限まで利用する構え。そして、私はその「声優人気」が大好物でね。すまんな。 というわけで、映像の中身の方はまぁいいでしょう。しいて取り上げるなら、チョロ松パートの内容が微妙だったから「やっぱりチョロ松ってそこまでコワレじゃないのかな」と思ったことくらい。パチンコ警察以外は基本的に突っ込みに回ってる側だからなぁ。神谷兄ぃは「そうでもないんですけど」って言ってたが、残念ながら現時点ではそこまでの狂気は感じられない。いや、狂気が感じられるのって6人中3人くらいだけどさ(数字松と、あと長男が危ない気がする。あいつが一番のサイコパスなんじゃなかろうか)。 さておき中の人の話だが、作品上で一番不遇なのがカラ松なのに対し、この6人が集まったときに一番いじられるのは我らが小野大輔であることは自明の理であった。前半パートの3人で徹底して小野Dをいじる展開が面白すぎる。そして、アフレコ現場で汗だくになりながらあれこれ試行錯誤している小野Dを想像するのが容易過ぎる。 中村「小野さんがね、十四松がお客さんに刺さってるなってのを自覚し始めてからね、鬱陶しいんですよ」「しゃぶりつくそうとしてるんですよ」 神谷「そうなるとね、アイツだんだんつまんなくなっていくんですよ」「三振かホームランでいいのに、ヒットを狙い始めるんですよ」 あとは1人だけ世代が離れている入野自由の扱いかな。今回のコメンタリーでもそこまで台詞量が多くなかったのだが、まさに本人のいう通り、トド松のようにどさくさに紛れて上手いことやり玉に挙げられるところをかわしている感じが凄い。 しかし、コメンタリーだっつってんのにこんなにピー音の入る放送ってどうなのよ。やっぱりこの6人の組み合わせっていうだけでカロリーが高すぎるんだ。この6人集めて馬鹿話させるだけでもけっこうなギャランティが発生してるんだろうなぁ。そう考えるとやっぱり恐ろしい作品だぜ。2クール目はみんなが刺激に馴れ始める時期だが、ここから先にも同じような衝撃は待ち受けているのだろうか。また来年松。 提クレの入り方がずるい、第11話。あんなん笑うしかないやん。さらに提クレバックで本編画を使い回して遊ぶのはお約束。まぁ、そのあたりのトップは個人的には「WIXOSS」シリーズでしたけどね。 放送日程的には一週間早いクリスマス回。来週やればよかったんじゃね? とも思ったが、来週は正月ネタとかやるのかしらね。しかしまぁ、クリスマス縛りとはいえ基本的には小ネタ集なので、前回のまとまった一本とは打って変わってカオス度がかなり高い。一本ずつ見ていこうにも、別にどうでもいい話もいっぱいあるしな……。一貫してるのは「クリスマスで浮かれてるやつ死ね」なわけですが、毒の吐き方もそれぞれです。 1、「松野家のクリスマス」。導入、ホラー、スプラッタ。親父さんが「化け物だ……」って言ってたけど、その様子だとどうせ毎年やってるんじゃねぇのか。一部どうやって仮装してるのかすら分からない異次元な奴もいましたが、まぁ、そこはギャグパワーですから。 2,「ブラックサンタ」。一松のソロ話。やってることはいつもの一松。特に目立った点もないが、どっちかっていうとこんな不審者が隣に座ったのに逃げもせず、果てはノロケまで発展させたあのカップルの胆力が怖い。普通、あの状態で隣に座れる奴はいないし、もしそんな奴が現れたら即逃げるだろうに。サンタだからって油断したのかしら(ブラックだけどな)。 3,「逆ナン」。カラ松ソロ話。いつも通り、特に突っ込む余地無し。カラ松ガールズという言い方も世間であっという間に浸透しました。 4,「the perfect Christmas」。今回のメイン。10話ぶりに登場した頭身の六つ子連中と、より濃い顔になったトト子による茶番茶番アンド茶番。まぁ、中の人たちの普段のお仕事を考えるとこっちの仕事の方が随分しっくり来るんだけどね。特にチョロ松。おそ松も割とこっちの方が楽そうだけど、十四松だけどっちに寄せていいか決めきれずになんか変な方向にいってたのがちょっと面白い。キャラ守らなきゃいけないから流石にセバスチャンみたいな方向にはなれないしなぁ。そして、この話を見ていてやっぱり思うのは、遠藤綾の懐の広さである。この6人を受け止めてしっかり返せる女性キャストってなかなかいないと思うのだが、彼女は平気な顔でこれを受け流せるのである。しろくまカフェの時もすげぇとは思っていたが、このエピソードとラストの「土下座」でトト子ちゃんの存在感を再認識した。だって、どれだけおちゃらけてても一応ヒロインじゃん。超えちゃいけないラインとか考えるじゃん。でも、トト子ちゃんは平気で「このオチ」なんだぜ。すげぇよ。なお、個人的に一番気になったのは、冒頭、トト子が「やたら甘い」っていうケーキを売ってる店があったんだけど、その店の名前が「不二夫家」なんだよ。いや、そりゃ赤塚作品だから「不二夫家」なんだけど、なんか微妙にアウトじゃね? 5,「プレゼント交換」。一松のプレゼントをもらった十四松の笑顔が印象的。もう、この2人さえ無事だったら松野家とかどうなってもいい気がしてきた。そしてカラ松を押しつけられた一松との好対照。クソ松ホントクソ。いや、でも中身がほぼ一緒だったってことは、あのラメラメの包装はカラ松オリジナルだったってことだよね。そこまで気を遣ってくれてるんだから、案外良い奴かもよ。 6,「マッチ売りのイヤミ」。特に突っ込む余地無し。ダヨーンの狂気、その1. 7,「愛」突っ込む余地しか無し。ダヨーンの狂気、その2。もう、本当にこのコンビは笑えるとか以前に狂気しかないから怖いんだってば。オチについては深く考えない。 8,「十四松とサンタ」。ぼくらのマスコット、十四松の心温まるエピソード。一松の立ち位置も安定の数字松。そして斜め上のオチ。あの後どうなるんだよ。あと、前は六人で綺麗に並んで寝てたのに、なんでよりによってこんな寒い季節にみんなして寝相悪いんだよ。 9,「クリスマス飲み」。特に突っ込む余地無し。チビ太に、あとハタ坊に出番を。チョロ松が女性関係について頑張ってるときのおそ松・トド松の連携は尋常じゃない。 9,「土下座」。六つ子とトト子ちゃんの現在の関係性がよく分かるお話。そして、作画リソースが非常に節約できるアニメーター思いのお話でもある。単に7人でバタバタやってるだけでとにかくアフレコ現場は楽しそう。 10、「ダヨーン相談室」からの提クレ。カラ松、来年もよろしく。生きてれば、ね。 「ミステリアスな雰囲気」「出会い頭にザンギエフの話題」「友達がつるっぱげ」……これって杉田じゃん! 第10話。そりゃ神谷兄ぃ(チョロ松)がドハマリするはずだ。「もう好感しかない!」 ついに1話(ほぼ)まるまる一本のお話。つまり、これまで以上に色々とギミックを詰め込むことが出来るってことだ。ぶつ切り感が無くなり、より元祖のテイストに近づいたと言えなくもない。いや、言えないかも。でも、こういう時だからアバンの小ネタの切れ味も大切にしたいところですね。カラ松、実は案外良い奴かもしれない説。これまで本当にクソみたいな扱いしか受けてこなかったが、今回のおそ松への人生相談を見ていると、どうやら本当に「分かっていない」だけのようである。つまり、「六つ子の中で一番馬鹿」はほぼ確定だとは思うのだが、彼の場合にはおそ松・一松・トド松のような他人に対する悪意みたいなものはない。いわば十四松と同じような純粋無垢なまま育ってしまった可哀相な子供なのだ。誰かがちゃんと手を差し伸べてやれば、案外まっとうな道に進めるかもしれないのだが……回りにいるのは「5人の悪魔」だからなぁ……。きっちり2話目との天丼で釣り堀の中からトド松が出てきてオチ。2話とは逆転してて突っ込み役が出てきて終わり、っていうのがやたらシュールで笑わせてもらいました。 メインシナリオの方では、「あんな絵なのに女の子が確かに可愛くてなんか腹立つ」っていうのが第一印象。イヤミの方にたかはし千秋、チビ太には野中藍という徹底的に「それらしい」配役もお見事だ。チビ太は何であんな勧誘に引っかかってしまうのかがさっぱり分からないのだが……何なの? 女装してみたいの? ひょっとしたらこの作品で一番闇が深いのってチビ太なのでは……(謎しかないダヨーンは除く)。 あとはひたすらに愚行を繰り返す童貞6人衆の悲哀を描くだけの物語であるが、ふと先週のことを思い出して「十四松、お前ってやつぁ……」とか考えたら負け。あとトド松って普段もあんな感じで女の子と接してたはずなのだが、それでもまだ童貞なのだろうか? そこが最大の疑問だよな。アイツだけやたら金持ってる感あるし、機会も場所もどうとでもなる気がするのだが……ひょっとしてここまでトト子ちゃんに操を立てていたとかじゃあるまいな? まぁ、そのトト子ちゃんも今回いい仕事してくれましたね「トト」っていう名前なのに魚類を捨てて甲殻類に行った時点でアイデンティティは崩壊してるがな。まぁ、「本気出せば仕事出来るし金も稼げる」っていう時点で六つ子のアイデンティティが完全崩壊だけどな。金なんてちょっとハタ坊のところにいって尻を捧げれば一発やんけ。 今回の見どころ:十四松の謎猪木。っていうか、単に小野Dがやりたいだけでは。
CV桑島法子だから自殺もやむなしみたいな風潮イクナイ、第9話。違うから、単にマクロスFのキャストっていうだけだから(知らんがな)。 Aパート。今作唯一の良心であるチビ太をぶっ壊すお話。以上。まぁ、そのためにクソ松、ちがう、カラ松が犠牲になるのはしょうがないことだ。5話の時もそうだったけど、何故か六つ子内では一切人権の無いカラ松もチビ太にだけは可愛がられてるんだよな。単に同情なのかしら。もしくは厨二的な電波を受信する部分に何かしら共感を覚える部分があるのか。いや、一番ありそうなのは、「本当に良い奴なチビ太は、最も生活力が無くてほっといたら真っ先に死にそうなカラ松が一番心配」っていう線だな。そんだけ良い人なチビ太でも、本作では容赦無くマジキチ扱いされてしまうという……まぁ、冷静に考えて、あれだけ幼い頃からおでん好きって、普通に考えたらかなり偏った趣味趣向だもんなぁ。「おでんの串を常に携帯してる子供」って、今になって考えるとなんかホラーだわ。そりゃこんだけのキチガイになってしまうのも頷けるってもんで。それでも自分の店をやれてるんだから偉いけどね。カラ松はあの惨状を見た後なのにBパートでは平気な顔で店のもの食えるんだよな。どういう神経してんだ。 そして今回間違いなくメインになるのはBパート。ついに来てしまった十四松メイン回。どんなカオスになるのかと思いきや、なんとこれまでのお話の中ではトップクラスにまとも。「エスパーニャンコ」のときといい、マジキチ要員でお話を作るときには、逆にいい話に持っていくギャップを見せるのが好きなスタッフなのかも。冒頭、「いつもの十四松の日常」は逆に安心して見ていられる風景。言動の全てに野球を絡めてくるあたりはよっぽどの焼き豚であるが、あんだけ努力してるのにそっち方向で仕事をするとかいう発想は一切無いのが不思議なところ。道具も一式持っているところを見ると、学生時代は野球部だったのだろうか(少なくとも小学生時代は違ったけど)。あれだけのフィジカルがあるのだからスポーツ選手としては一山当てられそうにも見えるのだが……まぁ、野球ってのも団体競技だし、頭も使うスポーツだからね……。結局、彼は「成人しても特に定職に就かず、毎日バットを振り続ける大人」に。やべぇ、こうして改めて書くとやっぱり一番怖い。 でも、毎日充実してる風なんだよなぁ。一番美味そうにご飯食べるし、一番健やかに寝るし。六つ子で一番長生きしそうなのは十四松だよな(一番早死にするのは、他殺ならクソ松、自然死ならチョロ松)。「鬼のように滑るが手数が多い男、十四松」の日常は、ちょっと距離を置いて見ている分には大変微笑ましいものであり、これこそが我らが理想の十四松像であった。しかし、そこに異変。たまたま出会った女の子と珍しく良い仲になり、あっという間に彼の日常も変化。単に日中出会ってデートするだけの関係性が生まれただけであれほどまでに態度が変わるってことは、別に普通の生活も出来るヤツなんだろうな。普段は他の兄弟に併せてキチっていただけなんだろう(彼なりのサービス精神?)。あの彼女が「十四松さん、もっと落ち着いて行動して下さい」とか注意したとも思えないし、むしろ積極的にネタ見せを促してたわけだから、十四松の生活が是正されたのは、「彼女のことを考えると、他の兄弟に合わせる余裕が無い」ことの表れだったのではなかろうか。 そして、そんな十四松への残り5人の態度もまた微笑ましい。そりゃまぁ、邪魔したくもなるし、実際邪魔もするのだが、どこぞのトッティの時とはエラい違いだ。基本的にみんな十四松には優しいんだよな。バットになってあげる一松はおかしすぎるけども。「せっかく準備したのに」って、どんだけ優しい(?)んですか一松兄さん。その優しさの2%でいいからカラ松にも分けてあげてよ。いや、俺もカラ松に優しく出来る自信は欠片も無いけどさ。一松は他にも十四松のデートシーンを見てやっかみから頭をかち割るなど、異常なまでの十四松への愛情が確認出来る。そっち方面の人から見たら単なる燃料だろうが、そういうニュアンスでなくても、貴重な兄弟愛の片鱗として見ることは出来ます。そりゃ6人もいたらその中で好き嫌いもあるでしょうよ。一松の場合、なかなか本音が言えないタイプの人間なので、素直で快活な十四松に憧れる部分もあるだろうし、天真爛漫な彼に救われることも多かったんだろう。 結局、恋愛は成就せず、「彼女」さんは田舎に帰ることに。何故彼女が帰ることになってしまったのかは、おそらくおそ松だけが気付いた「裏の事情」があるのだろうが、今作には珍しくそのあたりの要素は匂わせるだけで答えは明示されていない。ラストカット、彼女が手首に巻いた「14」のリストバンドに彼女の本心がうかがい知れる程度のものである。最後の最後まで十四松は十四松らしく、これはこれでハッピーエンドといえるんじゃないでしょうか。少なくともカラ松やトッティに比べればね。ちなみに、超余談ではあるが、ラストシーンで彼女が乗っていた新幹線はカラーリングから東北新幹線「やまびこ」だと思われる(ディティールは違うんだけど)。つまり、あの新幹線が向かう先は桑島法子の生まれ故郷である岩手県なのではないかな。そんな夢想。 カラ松の中の人は仕事が楽そう、第8話。と思いきや、最後にCパートでオリジナルソングを披露していたので、仕事量で言ったら一松の方が楽。突っ込みにまわる三男、末っ子が全体的に大変。 Aパート、とりあえずカラ松を殺すところから話を始めよう。何かこういう話はミルキィホームズにもあったような気がするが、こうしてみるとこのアニメって別次元におけるミルキィホームズと言えるのかもしれない。全員駄目駄目なのは間違いないし、キチガイっぷりもどこか似た部分はある。おそ松=シャロだとすると、多分トド松=エリー、十四松=トゥエンティだと思う。残りはしらない。ミルキィって突っ込み役いないしな。まぁカラ松はネロでいいや。 さておき、そんな殺人事件のお話は、普段とは配役が変わった舞台演劇みたいな趣き。いや、普段から大して縛りなんてないんだけども、唯一十四松だけが普段と全然違うキャラで登場しており、非常に貴重な「目の焦点の合う十四松」を見ることが出来る。普通にしゃべってれば一番の常識人に見えるよね。まぁ、それが出来ないからこその十四松なんだけども。今回はトッティが突っ込み役に回ったためにチョロ松も半歩ずらしてボケに回っており、おそ松・チョロ松という「やんわりと狂う」コンビが少しずつ世界を歪めていく。途中から一気に加速していく「なごみの狂気」はいかにも本作らしい、適当過ぎるブラックネタであるが、あからさまに犯人だと思われていたホッケーマスクがしれっと殺されてるあたりがいかにもな捻り方。最終的にはひじりさわしょうのすけで締めるという安定の(??)オチ。ダヨーンの火炙りは分かるが、デカ犯の氷漬けは一体どうやって実行したんだろうな……。 Bパート、久しぶりにトト子ちゃんメイン回。妙なところで息が合うことで有名な六つ子だが、ことトト子ちゃんへの狂信となると、回りの人間は一切理解出来ないのに六つ子の中だけは完璧に呼吸が合う。幼馴染みだからこその腐れ縁というヤツなのかもしれないが、女の子の好みも多様かと思われる六つ子が全員まとめて目をハートマークにしているのだから、実はトト子ちゃんにもそれなりの魅力が……あるのかなぁ……。いや、ルックスは悪くないんでしょうね。この世界の美醜の規準も分からないので判然としないが、少なくともマスクさえ取れば割と「美少女風」に見えるシーンは多い。ただ、彼女はその精神性が素直にクズなだけなのだ。何も知らない一見さんだったらもう少し引っかかってもいいのかも。 トト子ちゃんの中でも六つ子の評価は安定しているようで、とりあえず何かあったらカラ松に腹パン入れておけばいいという。十四松が珍しく積極的に「意味のあること」を提案して嫌われているあたりも、短くない付き合いの期間を感じさせるものだ。ああいう議論に十四松を参加させるのは駄目でしょ……あと、一松とカラ松を一緒に入れるのも駄目だ。まぁ、そうすると殆ど面子が残らないんだけどな。カラ松VS一松戦争はいつものことだが、兄弟全員で○○松の「○○」のところしか区別する要素がないのに「クソ松」呼ばわりはどうなのよ。 しかし、トト子の「本心をさらけ出すアイドル」っていう設定は、微妙に中の人にリンクするんだよな。「もう少し隠せよ」感とか。確かにあれは、魅力と言えるのかもしれない。 |
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Thraxi
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男性
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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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