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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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  中に人などいない第5話。「中の人などいない!」っていうフレーズは完全に定型句としておさまっているな。吉田戦車は偉大だ。

 サブタイトルにもなっているが、今回は予定通りに救出作戦でまるまる1話。突撃するまでに色々と準備は必要だったが、いかにネコ宗教の人たちが軍備を固めていたとして、相手は地球外科学の結晶みたいな連中(しかも2勢力)。いざ攻撃が始まれば、あとは巨大艦が撃沈されるまでは特に時間もかからず、襲撃作戦自体にはそこまでの盛り上がりはなかったか。メインウェポンがオリジナルアシストロイドの皆さんなので、ビジュアル的にシリアスにならないっていうのも要因かも(あいつら無駄に強いし)。

 というわけで、今回は大きく分けるとドラマとしては本筋以外にも2つの要素がクローズアップされている。1つ目は教団トップの少女、アントニアの生い立ちと改心。ロボットの中の人として間近でエリスと交流し、さらに騎央からは主人公補正つきの説得を受けたため、わずか1話でお嬢さんも心を改めてしまいました。一応船内遊園地の描写から彼女の孤独さとかやるせなさみたいなものは分かるようにはなっているわけだが、流石にちょっと安易だし物足りない部分も。あんなに簡単に諦められるくらいの野望なら、あそこまで大々的な誘拐作戦を展開せずにもう少し穏便にキャーティアと接触すればよかったのにな。どちらかというとアントニア自身よりもその回りに使えているメイド軍団の忠心と行動力の方が見ていて楽しい部分で、眼帯さんのしょうもなさとか、マジ顔で「中の人など……」と連呼する傷のおねーさんなんかのキャラの方がたっていた。今後もこのメイドさんたちとの絡みは続けて欲しいもんだけど。

 そしてもう1つのファクターは、今回ついに直接的な接触を果たした「犬の人」の存在。これまでは影に潜んで具体的なアクションを起こさなかった犬耳星人だが、今回は「ネコ好き教団なんて許し難い」ということで、ステルス装置つきの最新兵器を携えて乱入。更に「悪運紅葉」ことアオイとの直接対決も実現し、あの謎のパワードスーツが犬の人たちが卸したものであることが判明した。アオイ、つまり入国管理局に犬の人たちの息がかかっていたってことは、アメリカ政府以外にも割と根深いところまで関わっていたのかしら。

 アシストロイドメインだったのでどこかユーモラスな突入戦の描写に比べて、犬の人VSアオイの戦闘は、時間こそ短かったがハードな展開が手に汗握る。唯一の難点は、あのスーツ着ちゃうと誰が誰やらよく分からなくなることだね。

 そして、更にもう1点あげるなら、今回の特定層へのアピールポイントは、よく分からないキャラの映画監督が絡んだせいで登場した真奈美とアオイのマイクロビキニ。どう考えても律儀にあれを着てから乗船する必要はないと思うのだが、この作品的には避けられない部分だった模様。真奈美の水着も充分酷いが、アオイの場合は貧相なボディラインが包み隠さず現れるので更にキツい。あれはエロとかいう以前に虐めじゃなかろうか。それとも、ステータスだし希少価値なんだろうか。この絵柄ではあんまりニーズがなさそうだけどなぁ……

 そういや、どうでもいいことに今回気付いたんだが、戸松と花澤がレギュラーで共演する作品ってのはかなりの量があるわけだが、何故か共演すると必ず花澤キャラが黒髪で、戸松キャラは別な色になる(唯一「バスカッシュ」だけちょっと違うけど)。分かりやすい声の棲み分けが出来ています。でも乳の大きさは作品によって可変。だいたいどっちかが貧乳で悩んでいる設定な。

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  まさかのアシストロイドに個性が出ていた第4話。ピーキーってそう言う意味じゃねぇ気がするけどな……どんな格好でも可愛いもんは可愛いけどな。

 前回登場した謎の誘拐組織の全貌が明らかになった。入国管理局やCIAも顔負けの統率力、組織力、そして魔法力(?!)を持つ新手の宗教、その名も「小猫の足裏」。猫と猫耳を至高の存在とし、その顕現であるエリスの奪還に命を賭ける。ふむ、「ビューティフルコンタクト」以上に訳の分からない連中が登場してしまいましたな……いや、教義には賛同しないわけでもないが……猫の愛らしさは口元と額。異論は認めない。

 で、そんな連中がものすごい綿密かつ大がかりな作戦を実行してエリスの誘拐を実行したため、東京の色んなところに影響を与えそうな大暴れが起こりつつ、アオイと真奈美という2人の現地SPが就任後すぐのミッションで護衛隊商を奪われるという失態をやらかすことに。そらまぁ、魔術や人海戦術、地の利に軍備と、正直女子高生2人の手でどうにかなるような相手ではなさそうだったけど。むしろあれだけのすさまじい攻勢を相手によく頑張ったと言うべきか。今回もドンパチや殺陣を含めてビビッドなアクションシーンが見応え充分でした。ぶっ飛んでごろごろと転がるアオイとか、一歩間違えたらギャグになりそうなシーンだったけどね。

 結局、キャーティアの科学力とCIAの情報収集力で敵の正体はあっさりと判明し、外交上の問題で手助けを受けられないアオイたちは、2人(+自分たちのアシストロイド)で巨大客船に特攻をかけることになる。次回は奪還作戦ですね。

 今回はAパートの中野ブロードウェイ探索シーンと、Bパートのアクションシーンが各々見どころ。買い物に興じる面々はとても女の子とは思えないような趣味が面白かったり、宇宙人との交流や秘密組織のミッションには関わっているのに経済力は一介の高校生レベルだったり、妙に親近感の湧くシチュエーションに共感が持てる。また、提携各社の力をフルで活用して様々な作品から引用してきたオタクショップの背景なんかも、妙に画面に馴染んでいて笑えてしまった。こういうコラボネタだとやたら「ゼロの使い魔」が出てくるのはどうしたことなんでしょうね。他には私は見てなかったけど「聖剣の刀鍛冶」あたりが出てきたか。背景の声優ポスターは……ひょっとしてスフィア? キャーティアがかき集めた漫画アニメの資料にはどんなものが入っていたやらね。

 Bパートのアクション絡みでは、今回アオイと真奈美が新たに雇ったアシストロイドの個性が見もの。アオイの配下はキンちゃんとチバちゃん。不可能命令を出されるとじゃんけんで負けた方が切腹しなきゃいけないというあり得ないデフォルト設定の儚げな奴らだ。銃のトリガーには指を入れられないが、じゃんけんは対応可能な絶妙なスペックがたまりません。見た目通りに時代劇が好きみたいだけど、どこからどこまでがアオイの入力した性質なんだろう。真奈美のアシストロイドはユンファというらしい。こちらもグラサンがなかなかハードボイルドなイカした奴。今回は特に出番もなかったが、次回はナイスなコンビプレーに期待したいところです。

 で、本編には直接影響しないどうでも良いことなのだが、今回は「小猫の足裏」のおかげでエリスたちキャーティアのスペックについて改めて理解が深まった。特筆すべきはキャーティアはきちんと「人耳」もあるといことが分かる部分。ネコミミキャラって、「絶望先生」なんかでよくネタにされるのは「顔の横の耳はどうなってるの?」って部分なのだが、エリスはきちんと「人耳」が見える位置についており、いわば「耳が4つ」の生き物なのだ。ま、結局「じゃぁ上の耳はどういう機能なんだよ」っていう謎は解けていないわけだが、「ネコミミは単なるオプション!」という造形上の潔さが分かりやすくて良い。そして、目から鱗だったのは「我々人類は猿から進化してしまったのが失敗だった!」という説教の論旨。そうか、確かにネコミミキャラやウサミミキャラはいるけど、サルミミキャラってのは聞いたことがない。人間は生まれながらにサルミミだったのだな。「サルっぽい少女」って新しいジャンルとして受けないもんかね。

 ま、そんなことはどうでもよくて、最後はエンディングテーマの話。今のところ毎回エンディングが変わっているわけだが、今回の曲はエリス役の伊藤かな恵の歌唱ってことで、一応「正式なエンディング」と見ていいのではなかろうか。かな恵ちゃんの歌唱力は……まぁそこそこだが、作品を強く意識した歌詞と、沖縄音階をベースにした曲調はなかなか面白い。これらのエンディング群はどういう形でリリースされるんでしょうね。

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  キャラクターも制作者側も変態しかいない気がする第3話。もう、「キミキス」→「アマガミ」と来たら、次は「キ○ガイ」でいいよ。

 というわけで、この3話についてはもう語るのも馬鹿馬鹿しいくらいの出来になっているので、視聴している間に考えていたよしなしごとを綴っていこう。

 「考えていたこと」の起点は、「現在の声優のスタンスはどこで確立されたのか」ということである。この記事をわざわざ読んでいるような御仁は既に承知の通りに、現代において声優という職業は実に奇妙なアイドル性を帯びた、確固たる「華の職業」である。しかし、十数年前にはそのような状態は固定化しておらず、歴史年表を紐解けば何度となく現れる「声優ブーム」にしても、「第n次声優ブーム」という書かれ方をすることから分かる通り、一過性のものであった。しかし、現状において、「声優人気」は(たとえ一部の層に限定されているとはいえ)不動のものとして成立してしまっている。この状態は、一体どんな要因がもたらしたものなのか。

 歴史的な転換点をピンポイントに指摘するのは難しいが、確実に言えるのは90年代末期から2000年代の初頭にかけての時期が、一つのターニングポイントとなったことだ。たとえば「やまとなでしこ」の結成が99年、「みっくすJUICE」は2002年。声優雑誌「hm3」が確立したのも2002年のこと。この時期に何が起こったのか。

 端的な答えは、「深夜アニメの爆発的な増加」だ。最盛期には国内アニメの年間製造本数が500とも600とも言われたこの時期、それだけの受け皿が用意された声優たちは、自然と活躍の場を増やし、それだけ力を発揮する場が増えた。この時期にデビューした面々が現在においても業界を牽引していることを考えると、この通称ゴールデンエイジの存在感というのは、偶発的なものではないだろう。また、この時期は劇的なIT革命とも重なっており、インターネットの普及により、これまで裏方に回っていた役者たちの声、顔、キャラクターが一気に身近なものになった時代でもある。この「声優業界の近接化」が、これまでの声優ブームとは異なり、「声優の常在化」を引き起こしたと考えられるだろう。

 業者別に見ていくと、この「声優という商品」にいち早く目をつけて動いたのは、先に「やまとなでしこ」の名前を挙げたことからも分かる通り、アイムや日ナレを要するアーツビジョンであった。「元祖」カリスマ声優林原めぐみを要していたことでノウハウがあったことも大きいが、積極的に「アイドル声優」の路線を開拓し、現在にも残る多くの名優を排出するに到る(「ブリブリの引くくらいの衣装」や「大して上手くもない歌」といった「アイドル声優」の負の側面も、このあたりの時期に確立している)。また、声優事務所としては老舗の青二プロダクションもこの流れは見据えており、林原の対抗として一時期はアイドル声優の代名詞ともなった國府田マリ子の次弾として「DROPS」を送り込んだり、既存の声優像以外の売り込みも心得たものだった。

 そして、そんな中で独自の方向性で分野を開拓した2つの事務所がある。1つは、大沢事務所。それなりに古参の声優事務所であり、伊藤美紀、南央美といった確実な「アイドル性」を持つ役者を一転突破型で輩出していた大沢は、98年に川澄綾子、02年に能登麻美子という核弾頭クラスの役者をヒロインデビューさせる。この1点豪華主義のごり押し気味の采配は、現在に至っても変わらぬ事務所のテイストとして確認出来て、花澤香菜、井口裕香など、数こそ多くないものの、業界を牽引するレベルの役者を出すか、もしくは業界を巻き込めるレベルにまで育て上げる根気と地力の強さを見せる。単なる「アイドル」ではなく、きちんと役者として成立出来る事務所、という何物にも代え難いブランドを生み出したのだ。

 そしてもう1つの事務所が、内海賢二率いる賢プロダクションである。アーツや青二のようにアイドル性の高さや数で押すわけでもない事務所だが、雪野五月やかないみかなど、こちらも名の知れた役者を輩出している。そして、独特なのは、他社ではタブー視されている場合もある「エロゲ出演」への寛容さである。もちろん変名は使っているが、賢プロ所属の役者はメジャーである程度有名になった後でもエロゲーに平気で登場するという妙な社風がある。「仕事の貴賤を問わず」という、ある種見上げた姿勢ではあるのだが、このことが、数年前に定着した「アイドル声優の常在化」の中では何とも奇妙に映る。

 やはり、エロゲーに登場していた声というのは、アニメと比較しても非日常の極み。そうした人間たちが一般アニメに現れたり、ラジオ番組をやったりという流れは、いくらかいびつに見えてもしかたない部分がある。今となってはエロゲも深夜アニメも大差ないので気にもならないが、やはり当時は「エロゲーに出てることはタブー」という風潮があった気がする。

 そして、そんな中でも「エロとアイドル性の両立」という易しそうで難度の高いハードルをクリアしてみせたのが、賢プロ所属の「アイドル声優」の1人、伊藤静というわけだ。彼女のデビューは03年。翌年には「マリア様が見てる」で代表役の1つである令を演じているし、彼女(たち)の印象を決定づけた「開運野望神社」もこの時期に始まった。様々なアイドル声優が現れ、消えていったこの時期に、伊藤静は生天目仁美とコンビを組みつつ、たくましく、図々しく、そして気高く生き残ったのである。エロに出ていればこそ、膝の裏を嘗められようが、緊縛ラーメンプレイをさせられようが、そこに残るのは嘘くささや馬鹿らしさ(だけ)でなく、純粋なエロさなのである。

 気付けば、もう半年もすれば彼女も三十路の大台に乗る。それでもなお、彼女はエロキャラであり続ける。痛々しくない、自然体のアイドルにして、僕らの御前。彼女の行く末を、今後とも興味深く見守っていきたいものである。

 どっとはらい。

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 アシストロイドが無闇に可愛い第3話。バトルアクション展開が収束したらどうせつまらなくなるだろうとふんでいたのだが……あれ? 嫌いじゃないぞ。

 正式に国交(?)を結んだ日本とキャーティア。まだまだ摩擦は多そうだが、とにかく騎央の家を大使館に地球との交流の足がかりとし、しばらくは観察を続けることが決まった模様。そして、そこに転がり込んできたのは一転追われる身となりそうな真奈美とアオイ。「騎央の家ならば治外法権なので滞在しても大丈夫」という大胆な動機づけによって、エリスも含めた奇妙な4人暮らしのハーレムが始まった。

 あとはまぁ、この手の作品にはお約束な要素を1つずつ積み重ねて行っているだけな気もするのだが、今回もクリアな画質にぱっちりとメリハリの効いたキャラ画が実に綺麗。好みの描かれ方だなーと思っていたら、作監は乳と尻の魔術師、木村貴宏。安心のキムタカ作画により、キャーティアの方々のスク水姿も2割り増し。乱舞する湯気も致し方ない。まぁ、リビングに飛び出しても湯気が追いかけてくるのだけはどうにかならないかとは思うが。

 ドタバタが落ち着いて設定が確認出来たので、今回から各キャラクターの表情が追いやすくなったのもありがたいポイントで、今後も長い付き合いになるであろう、アオイと真奈美という2人のキャラクターが改めて紹介されている。

 CIA志望というちょっと変わった幼なじみ、金武城真奈美。卓越した情報技術を抜きにすると、彼女は実に分かりやすい幼なじみスタンス。騎央の家に住まうことになって一時は取り乱したものの、いざ決まってしまえば失礼なほどのくつろぎっぷり。2人の間に流れていた長い時間を感じさせる態度である。そして、「自分はどうせ女性として見られていないから」という理由でアオイの恋愛談義にも積極的にのってやり、応援するようなそぶりを見せていた。しかし、ラストの食事シーンで騎央が自分を女として「も」見ていたことを再認識して少しだけ戸惑いを露わにした。良いバランスの恋心である。アオイに銃を渡されて「援護して」の一言だけで乱射出来る瞬発力も凄い。CIAメンバー候補っていうのがどんな訓練を積んできたのかは見当もつかないが、案外戦力としてカウント出来そうな、肝っ玉の据わった子である。まぁ、騎央に向かって銃を乱射するのは勘弁して欲しいけどね。あれだけ乱射したのに銃弾は当たらず、最後のヘルメットだけ直撃するっていうのはどんなミラクルなんでしょう。

 そしてもう1人は、黒髪眼鏡、双葉アオイ。入国管理局のエージェントであるということ、物質転送能力を保持していることなどが改めて確認され、宇宙人に負けず劣らずの無茶な経歴と属性を持っていたことが分かる。恋愛に関しては奥手なのでエロ絡みではなかなか活躍の場もない彼女だが、いざミッションとなると本当に人が変わったかのようによく動く。最後のシーンで真奈美の心の揺れを察知するなど細かい観察力にも優れており、今後はSPとしてメインで機能していくことになるんだろうか。他のキャラクターとの差別化が図られた徹底的なまな板胸が、逆に売り。

 その他、新手の組織からアシストロイドを誘拐しに挑んできた謎の隻眼美女(CV・あけのん)や、キャーティアの一番偉い人(CV・17歳)、敵対組織の中枢で冗談の分かる犬美人(CV・17歳)などなど、まだまだ気になるキャラクターは増殖中。結構色んな場面がごちゃごちゃしているはずなのに、分かりづらくないのは筋立てが単純だからか、構成がまとまっているからか。何にせよ引き続き視聴のモチベーションを保持するのに苦労はありません。

 そして、今回最も気に入ったのが、ちょこまかと動き回る数多のアシストロイドたち。生み出された時には「阿漕なマスコットキャラやん」と思ったものだが、今回の大活躍で一気に好きになってしまった。なにかに似てると思ったら、パワプロのモブキャラ、通称ザコプロくんだ。あれだけ高性能なAIを搭載しているにもかかわらず、何で日本語は覚えてくれないのかが気になるところだが、絶えずフリップ片手にたどたどしい日本語でコミュニケーションを図ってくれる姿勢がたまりません。「おせなかながしまさんばん?」って、どんな情報インプットしたんだよ。あと、くそ真面目に監視の任についていた誘拐犯が「シリアルナンバー、17に変わって……17?」っていうシーンがやたら面白かった。気付いてたなら番号変えろよ。お風呂入ったら消えちゃったみたいだから、今度はちゃんと区別出来るようにね。

 そして、この作品の視聴モチベーションを維持してくれているもう1つの要因が、背景を埋める沖縄描写の細やかさ。琉球硝子のタンブラーとか、食事に出てきた沖縄ソーセージとか、クソ暑いこの時期だからこそ、沖縄の青空を見に行きたくなりますよ(いや、行ったことないけど)。深夜放送が終了した後に無性に近所の沖縄料理屋に行きたくなるのに、もう閉まっているジレンマ。海ぶどう喰いながらオリオンビールうめぇな。 

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 御前がエロい、御前がエロい、御前がエロい第2話。放送が進んだ地域では3話が話題になっているそうですが、こちらはまだ2話です。現時点で、色々覚悟が必要らしいので今からドキドキものです。

 といっても、別に2話で書きたいことも特にないんですけど、とにかく森島先輩のキャラが色々酷い(褒め言葉半分)のがこの作品の見どころの1つ。色々と言いたいことはあるのだが、一つだけ確かなのは、この娘、普通に考えたら周りから人気ないだろ。天然系だかなんだかしらんが、流石に痛すぎる。

 そりゃもちろん、エロい目的なら構わないので我等が主人公の橘君みたいな男の子から慕われる分には理解出来るのだが、絶対に女性受けしない性格だと思う。わがままだし、空気読まないし、その上で優秀らしいし。あんまり近付きたくないタイプだと思うぞ。その上で欠点を覆い隠すほどのカリスマ性があるのだとしたら……アニメではそれがあまり出ていないと思う。な〜んかいちいち台詞回しが胡散臭いんだよな、この脚本。これがギャルゲースタンダードなのかねぇ。その上で何となく流れで観てしまえるのは、序盤からキャラをある程度分散して学園生活の中でのコミュニケーションを装っているというのが1つと、橘君のキャラクターの潔さが1つあると思われる。最近のハーレムものの男性キャラっていうと朴念仁が大半なのに、橘君はそれなりに自分を持っているので見やすいです。ま、来週覚醒するって噂だしな!

 で、その上で森島先輩は声が伊藤静なわけだよ。中の人に似ている部分もあり、そうでない部分もあり。案外彼女ならば男同士のプロレスに飛び込むくらいのことはやりそう。とりあえず、森島先輩に酒を飲ませてから考えよう。

 今期はほんと、御前クールになったな。でも僕は棚町さん(の中の人)が好きです! 

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  ロリキャラフェスタの第3話。2話が普通だったのでスルーしてたんだけど、3話はやたら色々と盛り上がったので、書かなきゃいけない気がしました。

 今週スポットが当たったのは、1話2話でもちょろっと登場しただけですぐに別室送りになった浦島太郎と乙姫。そしてそこに釘宮ボイスのウサギが乱入することで、世紀のロリキャラ大戦争が勃発するという中身。シナリオラインは大したことない馬鹿馬鹿しい話なので割愛するが、アニメ的にはかなり色んな刺激があったので、それを見ていこう。

 まず、何はさておき釘キャラである。釘ボイスのロリっ子で「ウサギとカメ」といえば、当然思い出すのは「地獄少女三鼎」の15話だ(誰も覚えていない可能性はこの際排除する)。あちらのエピソードでも釘っ子は「うさぎ」だったわけだが、もちろん今回のキャラクターとは全然関係無いのでどうでもいい話である。何故引き合いに出したかと言えば、単に思いつきだ。

 で、そんな釘キャラに対抗するのが、元々デブでのろまとさげすまれていた「カメ子」こと乙姫。中の人は豊崎。やたら食い物を食ってるイメージの中の人は、地声が高いか低いかで議論を巻き起こしたりと、なにかと二面性が話題になる人。こちらもなかなかハマリ役。

 さらに、そこに「キャラ被ってる」と連呼された林檎、今だよく分からない立ち位置の魔女っ子、頭取が変身した謎の美少女、コンテスト主催側のMCの女の子と並び、実に豪華な顔ぶれが出そろっている。順に中の人の名前を挙げていくと、伊藤かな恵、こやまきみこ、佐藤聡美、矢作紗友里。物の道理が分かる紳士が見れば、一発で「ほう、ロリキャラフェスティバルですな」と理解出来るくらいの鉄壁のラインナップ。もうオオカミさんなんていらなかったんや!

 更に中の人を交えた遊びは悪ふざけの方向へと加速する。頭取に依頼されて林檎たちが向かったコスプレ撮影会の衣装は「ゼロの使い魔」。林檎たちが扮するのはルイズ、アンリエッタ、シエスタ。中の人はご存じの通り、釘宮理恵、川澄綾子、堀江由衣。奇しくも全員この作品に登場しているキャストばかりである。敢えてキャラを被せずにコスプレさせるあたりが捻くれていやがる。

 あとはまぁ、釘キャラ・かな恵キャラ・あいなまキャラの口汚い罵り合いを堪能するだけのお話。ほら、幸せ。放送禁止用語のピー音がナレーション任せってのはなかなか斬新であった。

 ただ、今回はそんな中の人の美味しい部分を堪能するだけでなく、やたらとコンテワークでも引っ張られた。視聴中は分からなかったのだが、なんとコンテ作監が田中宏紀じゃないか。こんなところにも顔を見せるとは……油断ならぬ。

 次回以降もこういうノリでいってくれると楽しくていいんだけど。中の人ネタだけでも幸せになれるので、声ヲタは楽である。

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 意外な高速展開に戸惑いを隠せない第2話。1話を見た時点ではもう少しダラダラするんだと思ってたのだが……CMを見て初めてこの作品が14巻も出ているラノベであることを知りました。……すげぇな、ラノベ業界。

 1話を見た時点ではそこまで目立った印象もなく、まとめて登場したヒロイン勢が自分たちの素性を隠しながらも、エリスといちゃいちゃする主人公を見てやきもきする作品に違いない、と勝手に思っていたのだが、2話目にして先生、幼なじみ、黒髪眼鏡が全員素性割れ。わざわざ三つどもえならぬ四つ絡みみたいなでたらめな状況を作ったというのに、それを全く意に介することなく、力業でまとめ上げてしまった。この場合、「凄い構成力だ!」というよりも、「なんでそんな設定作ったんだよ」という突っ込みの方が先んじてしまう。いや、もちろんこれから色々と組織の設定を使ったお話になるんだろうけど……それにしてもぽかーんであった。

 1話でそこまで説明されたわけではないので、宇宙人を巡る様々な組織についてはいまいち分からない状態で観ていたわけだが、2話であれだけの騒ぎが起こり、まず糸嘉州先生の組織の目的意識は一応理解出来た。「いくら沖縄だからって素人集団にその武器供給率はどうよ」とか、「写真撮られたくらいで協力しちゃう適当な構成理念はいいのか」とか疑問は山ほどあるが、まぁ、そういう宗教みたいなものだと思えばいいか。端的で分かりやすい秘密結社設定は、まず宇宙人に襲いかかるのはうってつけの適当な敵キャラ。流石に軍が絡む組織にあのチンピラ臭は出せないだろう。

 続いて、戸松ボイスの幼なじみ、金武城真奈美が所属する(正確には所属を希望する)のは、秘密結社を上回る定番、CIA。たかだか高校生であそこまでの技術力を誇るのは宇宙人もびっくりだが、既に組織からの援助があるということなのだろうか。騎央がエリスといちゃつくたびに色々とへし折る経済理念の低い女の子だが、キャラとしてはシンプルだからそれなりに愛着も湧きやすそう。やってたことは単なるストーカーだったしね。連絡を取り合ってる金髪のねーちゃんは未だに素性が分からないが、CIAがエリスたち宇宙人との接触を拒むのが、「犬臭い」おっさんとの絡みで今後のメインということになるか。

 そして、一番分からないのは花澤ボイスの眼鏡っ子、双葉アオイが所属している秘密機関。技術力だけを見れば三つの組織の中で一番現実離れしており、謎のプラグスーツや変幻自在のビームサーベルなど、CIAも真っ青の軍事力を誇っている。今回はアオイが謀反を起こしたおかげで事なきを得たわけだが、今後はこの組織もどういう風に動くのかが気になるところ。それにしても、花澤・戸松・伊藤かな恵の3キャラに同時に迫られる主人公って、ほんとに現代アニメの縮図みたいな設定だ。

 で、最終的にはエリスの母艦が堂々とファーストコンタクトしちゃった、というオチな訳だが、これで三つの組織との争いは終わりなんだろうか。宇宙人の存在が世間の目に触れてしまっては、もう組織が頑張る意味も無いだろうし、普通に考えれば終わりよね。今回の見どころは理屈抜きのドンパチのシーンで、立木ボイスのおっさんのファンキーさも相まって、闇夜の襲撃事件や基地に乱入しての奪還作戦なんかは、見応えたっぷりの面白い画面が続いた。つまり、この作品の今のところの面白さは、光線修正が入りまくりのお色気などではなく、よく分からない兵器や沖縄米軍譲りの武装によるドンパチなのである。次週以降、こういう動きのある展開が終わっちゃってると、見るモチベーションはやや下がると思うのだが、果たしてどうなるんだろう。最後に堀江ボイスの宇宙人(犬?)が出てきてたから、今後は猫対犬の対決ってことになるんだろうけどねぇ。堀江由衣はネコだろ、今の作品的に。

 まとめると、「最初は画面がきれいなだけでとっととグダグダになる萌えアニメだろ」と思っていたわけだが、どうも2話の時点では油断が出来ない状態。この設定でハードSFなんて望むべくもなかろうが、適宜刺激をいれながら宇宙人とのコミュニケーションの様子を描いてくれるなら、存外面白く見られてしまうかもしれないのである。頼むから、2時間ぶっ続けで気の抜けないアニメタイムは勘弁して欲しいのだが……嬉しい悩みである。

 あと、今回気付いたんだけど、かな恵ちゃんの巨乳キャラって、初? 

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  神浜市の自然の奥深さに恐れおののく第36話。ちょっと漁船で移動するだけであれだけの規模の洞窟があるとは……恐ろしい町だ。

 今回はリコとケンの関係性がやんわりと変わる、実に印象深いお話。一応ミサに認められたりしているところを見るとケンもなかなか頼りになる奴のようだが、今回のように馬鹿要素を廃してきちんと男を見せられたのは初めてのことかもしれない。ネズミ好きでネズミ属性の男の子ってのはなかなかキャラを立たせるのも難しいのと思うのだが、コウモリとの対話や方向感覚の鋭敏化、さらにクライマックスの「あの台詞」と、なかなか上手い具合にネズミ属性をポジティブに活用している。

 ストーリーは、タイトル通りの「宝探し」なわけだが、この作品のすごいところは、次回予告でとんでもない設定が出てきて、「またまたご冗談を」と思っていたら割と真正面から無茶なネタを描いてしまうところ。特に宇宙人のUFOの回は「一体何をUFOと勘違いするのかしらね」と思って見ていたらマジもんのUFOの中で途方に暮れていたので、どうしていいか分からなかった。今回もそれは同じで、「宝探し」とのことで「どこに行くんだよww」と思っていたら、本気でそれなりの規模の洞窟に突入してしまった。どんな理由にせよ、あの洞窟に単身乗り込めるケンの親父がまずすげぇ。

 そしてそれなりにシリアスに展開するリコとケンのドキドキ二人旅。鈍感2人の珍道中なので小学生らしい掛け合いになっているのだが、あのシチュエーションで「自分を喰え」とさらっと言えるケンは男の子としても最上位に位置するくらいのイケメン。しかもその台詞が絶望からヤケになって漏れたものでも、ちょっとキザったらしく頬を赤らめて言った台詞でもなく、本当にさらっと、何気なく言った台詞である。他にも寒さで弱ったリコをすぐに抱きしめてやれる男気、何気なく上着をかけてやるさりげなさ、やべぇ、格好いい。ここまで気遣われたら、流石のリコも従順にはなるよ。いや、なってなかったけど。

 今回は本当にこの2人のいちゃいちゃっぷりを眺めるだけの回で、タイトルに登場したゾウなんかはほとんど出番も無かったわけだが(彼はどうやってあの島に行ったんだろう……)、個人的にはポチ姉のナイスボケが印象的。家族5人で食べるとしたら多分600グラムでも足りないくらいだと思うけど。

 で、今回のエピソードで脳裏に蘇ったのは、カノンの中の人繋がり(?)なのか、CCさくらの17話、「さくらのこわーいきもだめし」である。あれは確か臨海学校に行ったときのエピソードだが、友枝町近辺にも結構な規模の洞窟があったわけだ。そして、暗闇で協力するのは普段あまり仲の良くない男の子と女の子。真っ暗な中で協力して問題を解決するのが、子供たちの仲を取り持つ第一歩なのは10年経っても変わりませんな。ちなみに、小狼が始めてさくらを名前で呼んだ「さくらと小狼とエレベーター」(57話)も、暗い閉鎖空間の中でのお話。あのあたりの雰囲気が大好きでした。

 流石にリコとケンは最終的にさくらと小狼みたいな関係にはならないだろうけど、今回の男前ケンにならリコを任せてもいいと思った。既に父親の心境です。でも、リムをタマオに任せるのはちょっと……

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 ロリっ子2人の奇妙な協力体制を描く第35話。いや、別に特別記事を立てるようなびっくりする話数というわけではないのだけど、どこぞで「3大ロリ声優って誰だ?」っていう話題を見かけたので、それ繋がりで。

 放送開始からずっと動いてこなかったリコたちとカノンの関係性。それが今回、3人ががっつりと絡むことで明確に変化した。カノンが御子神姉妹のがんばりを観察して少しだけ認める気になったのに加えて、カノンの気紛れな武勇によるコウモリのイメージアップが、カノンの方からも歩み寄る要因を作ってくれたおかげだ。ようやく年齢にふさわしい屈託のない笑顔を見せられるようになっただけに、ラストのミサの一言が本当に切ない。カノンは基本的にはいい子なので、最終的に幸せになってほしいもんです。でもなぁ、リコがケンとうまくいっちゃうと、リムがタマオ、ポチ姉がパルスだろ。カノンだけ余るんだよなぁ。

 今回の見どころその1、キルミンフォーゼした直後のグルミンの鳴き声シーンで、リコのネコグルミだけやる気無し。ふてぶてしくても愛らしい。まさに猫の鑑。何度も「猫は鳥とか襲うでしょ」と言われて息巻いていたリコだが、基本的にキルミンズは変身後も理性は維持出来るんだよね。まぁ、タマオとか、アンゴラウサギの時のリムは駄目だったけど。リコは鳥をみてもすぐに襲いかかりたいとは思わないみたいだしね。そう考えると、完璧なアニマリアンとか言ってるくせに牙組の連中は本当に節操がないよな。
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今回の見どころその2、ナギサ姉が初的中(かつ初皆中?)。弓道始めてどれくらいになるかしりませんが、あれだけ弓を引いてる姿が描かれていたのに、まだ中ってなかったんだね。的中出してないような初心者が補助無しで練習してるのは問題がある気がします。一応今回の「急に中りだした」「ひな鳥の声に全く気付かなかった」っていうのはナギサ姉の成長フラグなのかな?

 で、冒頭の話題に戻るのだが、今回中心となって話を盛り上げてくれたリコとカノンだが、中の人の年齢差はなんと19歳。リコ役の悠木碧はまだ18歳でギリギリ、リアルロリとすらいえる年齢なので、なんとダブルスコアの年齢差。それなのに、このロリっぷりといったら。考えてみれば丹下桜も我が人生を迷わせた元凶の1人といえるかもしれません。ちなみに「3大ロリ声優」と言われて「どうせ釘とかだよなぁ」と思っていたのだが、「齋藤桃子」という意見が多く見られたのでなるほどと思った。確かに桃子の声は何物にも代え難いものがある。「ロリキャラ以外の選択肢が与えられそうもない声優」というカテゴリで分類すると(こおろぎさとみやかないみかを入れないという条件で)個人的には「齋藤桃子、こやまきみこ」まで決まった。あと1枠はあおちゃんでいい気もするが、リアル若者を「ロリ声声優」と言ってしまっていいものか……。他に候補は明坂聡美とかだね。そういや、千葉千恵巳って最近なにしてるんだろ。

 最後に見どころその3、カノンが常笑いの魔刀・シュラムッフェンを装着。……同じことを想像した人、何人くらいいるかなぁ。

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