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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 「よろしいのではないでしょうか!」第5話。やっぱり女性キャラが全員ぶっ壊れてるのが気持ちいいお話。全力でアヘ顔晒していく姿勢、好ましい。モモンガ様も顎カクンってなるのしょうがない。

 今週のハイライトは冒頭アバンのアルベドさん、シャルティアさんのやりとりである。結婚指輪(?!)を受け取って有頂天のアルベドさん。身も心もモモンガ様に捧げるために準備万端。ライバルであるシャルティアちゃんは現在のところそこまで猛烈なアピールというわけではないが、アルベドさんへのちょっかいの出し方は修羅場不可避。アルベドさんが「賞味期限切れ」、シャルティアちゃんが「食品サンプル偽造」。うーむ、あのゴスロリ衣装の下には一体どんなボディが眠っているのか……相変わらずすみぺは中の人の胸部装甲を反映しないキャラが多いようである。

 しかし、こうした痴話喧嘩の中にも、この世界の気になる要素は見え隠れするのである。今回注目すべきは、アルベドさんの創造主に対するコメント。以前も語っていたかもしれないが、彼女は自身が「作られた存在」であることを自覚している。さらにモモンガ様が設定をいじったことも(本人に言われたからなのか)知っており、その上で激烈モモンガ様LOVEを貫いているのである。また、彼女達アインズウールゴウンのメンバーは、自分たちが「ユグドラシルの中の存在」であることを知覚している。アルベドの報告では「ユグドラシルの人間がこの世界では確認されていない」と述べられており、現在自分たちが位置している世界が明確に「自分たちの生まれた世界」でないことを知っているのだ。以前からこの世界が「ユグドラシルの延長」なのか、それとも「多くの重なりを持つ別次元」なのかは判断に迷うところであったが、今回のアルベドさんの言葉から考えるに、後者である可能性の方が高そうである。

 そして、そんな「新しい世界」において、アルベドさんたち配下一同以外の部分は、もうモモンガ様の手の届かないところで動いている。もう、NPCが云々とかいうレベルの話ではなく、種々の町の人々は好きなように生活を営んでいるのである。新たな町に乗り出したモモンガ様は、最強最大の能力をその鎧に潜め、なんとぺーぺーの冒険者として1から地盤を固めていくという。情報収集するにしてももう少し効率的な方法があるだろ、とは思うが、「あまり目立ちすぎると、万一自分を快く思っていないユグドラシルユーザーに出会うかもしれないのが危ない」とのこと。これだけ最強のくせに随分慎重派の魔王である。流石にこれだけ馬鹿でかい世界で、自分と同じ経験を持つ「別プレイヤー」に出会った時に、即座に敵対することは無いと思うんだけどなぁ。そういう人間たちからすればあくまで「ゲームの延長」という認識は共通しているわけで、そこで互いの尊厳をかけて頑張り続ける意味も無いだろうし。ただまぁ、モモンガ様はアンデッドのキャラ設定のおかげで冷静になったり色んな煩悩が抑制されたりしたのはラッキーだったけど、もしキャラ設定がバーサーカーのヤツがこの世界に定着してたら、マジでモモンガ様と同程度の能力でイカれてる可能性もあるわけだからね。何事も用心用心。

 そして、ある程度は身を潜めていてもやっぱり目立つものは目立つのが魔王の運命。うっかりオーバーテクノロジーなポーションを差し出してしまったことから察知される「ただ者ではない」オーラ。いくら地道にやろうと言ったところで、根っから主人公設定なのだから世間が待ってくれるはずもないのである。とんとん拍子で話は進み、どうやら早くも小さな村の冒険者ギルドくらいなら簡単に牛耳れそう。ま、そのくらいまでは計画通りかな。問題は、脇に控えている新たな萌えキャラさんの毒舌が止まらないことくらい。まさか最初に出会った冒険者パーティの中に、あの罵詈雑言がプラスに働くキャラがいるとは。

 なお、アルベドさんは四条貴音様、毒舌メイドのナーベさんが我那覇響君と同じ声である。つまり、このままだとミキミキ待った無しなの。

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 モモンガ様の強さが度を過ぎてますね、第4話。ここまで圧倒的俺ツエーだと全く文句が出ないのです。マジでラスボスクラスがゲーム開始時の村を訪問した感じになってんのかな。職業的には魔法使いのくせに、物理・魔法どっちの攻撃も一切受け付けないとか、どんだけレベルあげれば殴れるようになるんだろうか。

 今回のお話でもって、ようやく「モモンガ様の世界探訪」は一区切りだろうか。村人達や有益そうなキャラクターからは世界の情報収集、明らかに敵と見なせる悪役からは戦闘データの収集。効率よく世界の理を集めていくモモンガ様の目的は、今後自分がこの世界で立ち回るための基盤作りと、もし同じ境遇の人がこの世界に迷い込んでいた場合を考えての情報発信である。既に世界に対する焦りとか怯えはなくなっているようで、割り切り方も非常にはっきりしてきている。今回、「ユグドラシルと同じ○○」というフレーズが多数登場し、モモンガ様はモンスターも、アイテムも、魔法も、(おそらく戦士長が使っていた武技も)、全てゲーム世界と共通するものであり、自分が廃人ゲーマーとして必死にかき集めていたゲーム知識がそのまま通用するものであることをあらゆる点から補強していく。そして、ここで非常に気になるのは「ユグドラシルと同じ」という表現そのものである。

 現状、少なくとも我々視聴者目線(つまりモモンガ様とほぼ同じ目線)からは、2つの可能性が並行して存在している。1つは「たまたまユグドラシル終了のタイミングで、モモンガ様がゲームと同じような世界に飛ばされてしまった」という可能性。この場合、彼が今奮闘している世界はユグドラシルではないわけで、「ユグドラシルと同じ○○があるんやぁ」という驚きが表れるのは自然なことである。そしてもう1つの可能性として、「何らかの要因でもって、どこか歪んでしまったユグドラシルというゲーム世界に紛れ込んでしまった」という可能性。形は違えど、かつての「SAO」や「ログホラ」はこちらのパターン。「SAO」は茅場晶彦という1人の天才とナーヴギアというシステムのおかげでこうした「転落」が可能になる理由付けがなされていたが、ログホラは(少なくともアニメの段階では)なぜそんな超常的な事件が起こったのかは分かっていない。クロエたちは「ゲームプレイ時とエルダーテイルでは感覚が何か違うわー」と言っていたが、少なくともログアウトが選べない以外インターフェイスは同じだったし、少しずつ歪んでいく世界観についても、どちらかというと「ゲームじゃない世界が見えた」というよりは「ゲームの舞台裏がほころんで見えてきた」という感じだった。とにかく、過去の類例から考えるに、普通の人間ならば2つの可能性のうち後者の方、「ここはあくまでユグドラシルの中」と考えるのが自然なのである。しかし、モモンガ様は「あれもこれもユグドラシル『と同じ』だ」と言っており、「ユグドラシル『のまま』だ」とは言っていない。どうやら彼は「似たような他世界説」を想定の中心に置いているようなのである。どちらが正解なのかは分からないが、そのあたりの思考は現時点では追い切れてていない。

 でもまぁ、細かいことはどうでもいいのかもしれない。確実なことは、「この世界ならモモンガ様はマジで魔王」ということだけ。仲間と協力して集めたアイテム、高めたステータスは全て回りの環境を圧倒し、仮に対抗する手段が世界に存在していたとしても、それがモモンガ様ののど元に辿り付くのは相当先の話になるだろう。現状では自分が動きやすいように世界をコントロールし、イメージの確立、居場所の設定を進めるのが正しい姿勢である。それがたとえ「世界征服を目論む魔王」であったとしても。もちろん、外面と内面を使い分ける一般庶民なモモンガ様は世界を手に入れたいなんて征服欲は大して無いのだろうが、全幅の信頼を寄せている部下たちはそれなりに「魔王然としたモモンガ様」に憧れているわけだし、適度に治安維持と武力統治を進めながら、自分でコントロール出来る要素をこの世界に増やしていくべきだろう。どっちかっつうと、RPGからシムシティにシフトしてる感じだよな。もしくは「アクトレイザー」。もう、今の若い子はしらんかな。

 さぁ、そんなモモンガ様のあれこれを孕みつつも、世界は勝手に物語を進めていく。今回もアニメ的な見どころは豊富に用意されており、例えば前半部分の戦士長の特攻シーンなどは、CGでの戦記描写を売りにした「アルスラーン戦記」にも負けていない、いや、馬の速度と斬撃の絡め方など、見せ方の構図はこちらの方が上手かったレベル。戦士長が空中でクルクルしたときは笑ったが、おそらくあのモーションも含めて、ユグドラシル時代に「武技」として設定されていたものなのだろう(戦士長は途中でMP的なものがなくなったと思われる)。大量の人工的天使を相手に一歩も引かない男の生き様が実に格好良い。また、相手方の繰り出す天使・クリーチャー・トークンもなかなか面白い存在で、子安は一応この世界では聖職者的なポジションなのだろうが、そういう連中がいかにもディストピった感じの天使を使役できるという設定は、この世界における「神」の存在を色々と想像させてくれる。ユグドラシル時代には実際の「神」はキャラとして出しづらかっただろうが、その従者としての「天使」ならば兵器として使用することが可能で、いわゆる神話的な一個の意思としての「天使」ではなく、あくまで神の「力」の代弁としての武力だけを示す者として設定されているのだろう。

 そして、そんな聖なる者たちが必死にありんこレベルで反撃してくるとキレちゃうのがアルベドさんである。しょうがないね、モモンガ様ちょーかっけーからね。人間を惨殺することに一切の躊躇はなく、その力もモモンガ様ほどではないが充分にチート級。ひょっとしたら、モモンガ様にとってこの世界で最大の難行って、アルベドさんたちをきっちりコントロールすることなのかもしれない。最終的に「愛する人が神の剣で刺されるのを……!」の強弁に、モモンガ様は「あっ、ハイ……」って答えるしかなかったものな。突然素が出ちゃうモモンガ様可愛い。

 あと、今回美味しかったのはやっぱり子安である。負け確定後の命乞い台詞は定番中の定番なのだが、その小物っぷりが尋常じゃなくて笑いを誘う。やっぱり子安がネトゲに入ってくるとろくなことがないな。

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 アルベドさんのお顔が見えない、第3話。てっきり「完全武装で来い」って言われて勝負下着で来るっていうオチかと思ったけど、そんなこたぁなかった。女の子成分の全然無い、殺伐とした話数になってしまった。

 延々続くチュートリアル。この世界のことが何も分からないために、必死で探索を続けるモモンガ様の涙ぐましい調査の記録である。いや、でもこれで合ってるんだよ。何も分からない世界に放り出されて、まず情報を集めようっていうのは一番の正解なわけで。ろくに世界を理解せずに暴れるよりは、1つ1つの要素をすごくすごく慎重に確かめていく方がいいのである。その際に、「うっかり死んじゃう」という選択肢が怖くて確認出来ないのは悩ましい。おそらくユグドラシル時代には、多少のペナルティはあっても「死亡」というのは1つのステータス変化として捉えられる現象だっただろう。しかし、この世界ではどうなるか分からない。SAOのようにプレイヤー本人も死に至るのか、それともエルダーテイルのように、単に町の拠点に戻されるだけなのか(ただし、記憶は失う)、本当ならそこも確かめてみたいところだが、万一前者なら一発アウトなので、そこだけは「死なないように」プレイするしかない。だからこそ、モモンガ様が最初に対峙した騎士を相手にレベルMAXの呪文から使っていったわけだ。うっかり出力を抑えて斬りつけられたんじゃたまったもんじゃないし。

 結果的には、この世界におけるモモンガ様は「最強の一角」であることが確認された。ユグドラシル時代と同様に、この世界における彼は絶対的な力を持った「強者」である。少しずつ攻撃レベルを下げていっても相手は死ぬし、「中級アンデッド」のナイト1つで村を蹂躙していた騎士団を余裕で倒壊させるだけの実力を持つ。なるほどこりゃ強い。その他にも色々とスペシャルな能力を持っているし、ほんとに画に描いたような「俺ツエー」なのである。しかし、モモンガ様の良いところはほどほどに謙虚なところ。正確には「俺ツエー」ではなく「俺ツエー?」であるから、どれだけ好き放題にプレイしていても嫌悪感はわかない。むしろ、不安いっぱいで必死に情報を集めてくれる彼のおかげで、我々視聴者も少しずつではあるが世界の全容が見えるようになっているのだ。非常にユーザーフレンドリーで、気の利く主人公ではないか。

 さて、こうして世界設定は1つずつ紐解かれていくわけだが、残念ながら、モモンガ様だけではどう頑張っても分からないこともいくつか存在している。まず、この世界におけるNPCの扱いだ。てっきり前回までの展開では、モモンガ様のチーム(アインズ・ウール・ゴウン)の従者キャラ以外にはこの世界のありとあらゆる人類が消え去ってしまったものかと思っていたのだが、実際には、(おそらくゲーム当時もそのような景色があったのだろう)世界の中で生活している「無関係な」NPCが存在していた。エルダーテイルでいうところの大地人とも言える彼らは、一体どのような状態で生み出されたのかがまず分からない。モモンガ様が世界について彼らに尋ねていたことを考えると、おそらく今回登場した村などの設定はユグドラシルの世界とは異なったものだ(もしゲーム実装当時から存在していたのなら、これだけのヘヴィーユーザーだったモモンガ様が世界情勢などの設定を知らないはずがないだろう)。ということは、村の中でさもずっと生きてきたかのように振る舞っていた大地人たちも、実はユグドラシルが停止する予定だった、あの晩以降に生まれた世界の一部であると考えられるのである。なんか五分前仮説みたいな状態である。もしそうでないとしたら、純粋にモモンガ様が1人だけで「本当にあるそういう世界」に転移したと考えるしかないのだが……その場合、色々と設定を引きずりすぎているわけで、どちらにしてもちょっとおかしな状態になってしまう。

 また、そんな世界を冷静に見守るモモンガ様のメンタリティについても、彼が客観的にとらえることが出来ない対象の1つである。作中、ことあるごとに「アンデッドになっちゃったから冷静だわー」と己の変化を実感しているモモンガ様であるが、「惨殺シーンを見ても卒倒しない」というのは、いわば当たり前のことである。何故なら、そこにいるのはモモンガ様にとって「村人」ではなく「変なゲームのNPC」でしかないのだから。流石にゲームでモブを殺されるシーンを見ていちいち涙する人間はいないだろう。

 だが、一度は「見捨てておけ」という当たり前の対応を見せたモモンガ様は、過去の恩人の礼に則って村人を救出することに。「冷酷だけど、正義の味方」という不思議な感情のバランスについても、やはり「心が冷静だわー、アンデッドだから冷静だわー」という非常に便利な言葉1つで両立をはたしてしまっている。正直、この設定はご都合主義でしかなく、なんだかんだ理由をつけて村人救出に出陣したのも単に「シナリオの要請上」でしかないのだが、こうして余計な問題については「感情がシャットアウトされているので考えません」という大胆かつ大雑把な免罪符を用意してごまかすのは、設定としてはうまい(というかずるい)。現時点では、「魔王のように冷静」なメンタリティと、時折出てくるモモンガ様のモノローグの関係性が未だはっきりしていないのでいささかちぐはぐな印象ではあるが、外面だけを見たキャラとしてはばっちり立っているので、これはこれで良しとしよう。やっぱり「優しい魔王様」っていうのはそれだけで人気の出る設定だよな。

 しかし、本当にメンタル面にまで影響を与え、「魔王的思考」に制限されるように設定されているのだとすると、モモンガ様が使っているゲーム機の中に、そうした一種の「洗脳」機能がついているとも考えられるわけで……怖い、ナーヴギアやっぱり怖い。

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 わーい、今週もアルベドさんが可愛く……なくなったよぉぉぉぉ! 第2話! なんやねん! 完全にアヘ顔じゃないですか〜! やだ〜! いや、これはこれで……でもやだ〜! でもまぁ、魔族だからしょうがないのかな……もう、愛すべきギルドの仲間達の中でも確実に一番残念な人になってしまいましたわ……「絶対服従・従順ビッチ」ってすげぇな。でも残念ながらモモンガ様には性欲はあまり無いらしいです。残念、ご子息の面倒までは見られないかな?

 2話目でどんな展開が起こるかと思っていたら、なんと「別になんも起きない」という素晴らしい展開。前回一堂に会したやたら濃いNPCたちが勝手に会話を始め、この世界の実情がわずかではあるが明かされていく。一応モモンガ様もゲーム内世界のルールを整理していくために色々とチェックしているようなのだが、あんまり細かい部分は我々視聴者には分からないので、「まぁ、そのへんは適当にいい感じにしといて」としか言いようがないな。ユグドラシルってのが元々どんな感覚のゲームなのかは分からないのだが、モモンガ様は全く違和感無しにコンソールなんかをいじることが出来ている。普通に考えて「ログアウト出来なくなったゲーム内の行動」なんてのは混乱するのが当たり前なのに(実際、ログホラではコマンド選択のタイミングなどの勘を掴むまで大変だって言ってたし)。まぁ、多分SAOのナーヴギアみたいに最初から体感がほぼ同じ設定になってたんでしょうね。

 モモンガ様が試行錯誤している部分はそのうち解決するだろうから別にいいんだ。どちらかというと、視聴者目線で気になるのはその他の部分、つまり、彼が関与出来ないNPCサイドの世界設定である。彼らの言葉の断片から、本来あり得なかった「NPCの独自思考」というものが確実に読み取れるようになっており、そこから、この世界がどのように「誕生したか」が垣間見える。例えば冷静なデミウルゴスさんたちは、他のPCについては「どこかへ行ってしまった」と認識しており、更にマーレは自分の衣装を「ぶんぶくちゃがま様に設定してもらった」とも証言している。つまり、彼らにとって実装時代のユグドラシルは「実際にあった時代」であり、記憶は連続的なものになっている。この世界がユグドラシルのサービス終了と同時に突発的に産まれたものではないことが分かる。また、衣装の話から「誰によって設定された」という際どい認識も持ち合わせていることが分かり、彼らの性質・任務・生き様は、「生まれもってのもの」でこそあるが、「他人に与えられた」という意識もある。そう考えるとアルベドさんの好き好き大好き設定はかなり際どい。何しろ「与えられた設定」という認識を得ることが可能で「モモンガ様によって設定されたモモンガ様大好き設定」だと知ることも出来るはずだからだ。その事実について自覚的になってしまうと、非常に危ういものである。でもまぁ、今のアルベドさんを見る限りではそこを気にする様子はないのだけれど。単に嬉ションしそう。

 さて、NPCたちは「過去の記憶」と「設定の認識」がある、というなかなか複雑な現状も理解出来た。その上で、彼らもモモンガ様と同じように「変わってしまった世界」を理解しており、更に「モモンガ様への絶対忠誠」はゆるがないという。何とも不思議な状態であるが、ひょっとしたNPCたちも変わってしまった世界については不安を覚え、頼れる上司にすがりたいという気持ちもあるのかもしれない。そう「気持ち」だ。もう、ここまで自由奔放な彼女達の暴れっぷりを見たら、1人1人のNPCに「感情がある」ことは認めねばなるまい。理屈は全く分からないが、ここは「そういう世界」なのだ。ログホラでいうところの大地人に近い設定だが、大きな違いは、あくまでこの世界のNPCは「作られた」ことが確定しているということ。うーむ、なかなか悩ましい。今後、彼らのこうした複雑な生い立ちがストーリーに重大な影響を及ぼすことはあるのだろうか(まぁ、ひょっとしたら全く関係無い可能性もある)。個人的には、非常に興味深い状況設定なので、何か「ログホラ」ばりにここから斬新な物語展開が見たいところであるが……。

 とりあえず、子安が来たよ。誰もいない、宝石箱のような無限の大地だと思っていたところに、突然の子安。勝てる気がしない。まぁ、似たようなSAOの世界だと考えると逆に負ける気がしないけど。

 追伸:アルベドさんが好きです。でも、マーレ君はもっと好きです。この世界のキャラ、みんな良い。

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 ええ話やないか、第6話。毎週楽しく観ているんですよ、えぇ。

 もう、こってこての浪花節だ。これ以外にないっていう完璧なお約束。ここまでやってこそのベタ、ここまでやってこそのテンプレ。これでいいんだよ。お話ってのはさ。もちろん、生中な気持ちでやってもらっても単なる「お約束」でしかないわけだが、今回はきちんとそこにいたるまでの段取りが真に迫っていたし、落とすところ、持ち上げるところの落差を見せてくれているので、クライマックスでのヒーロー感がばっちり出ていたし、リリがついに籠絡されるまでのカタルシスも文句無し。散々理不尽に罵倒されていたベルであるが、「ベル様の女の敵! すけこまし!」ってのは紛う事なき事実である。そりゃヘスティアちゃんが心配するのも仕方ない。

 今作は例の紐の話題が本当に一時的に盛り上がり、それだけのアニメのように見られるという逆に不当な流れがあるが、決してそれだけの作品ではない。作画の質は良好であるし、毎回の丁寧な作劇はストレス無く見ることが出来る。制作側だって「ベタな話」であることは百も承知なわけで、そこをあれこれいじって無駄に視点を散らすよりも、その浪花節な展開をしっかりと地に足がついたお話にして、いくらかでも共感を生むことを最大目標としているはず。「結局ダンジョンってなんやねん」とか、「生死が関わってるのにこいつらのダンジョン攻略が気軽過ぎる」とかいう問題は抱えているものの、それらは辛うじてベルのパーソナリティに帰着できる範囲でまとめられているし、「この世界はそうあるものだ」という世界構築もつつがなく行われているのである。

 あとはまぁ、ヒロイン勢(とベル)の見せ方だよね。今回はリリ編のクライマックスということで、リリの、そして内田真礼の真骨頂を見せてもらった。やっぱり真礼は良い仕事するんだよ。泣きの芝居にも力が籠もっているし、「悪い奴」としてのリリをきっちり作りながら、それを憎たらしいだけに終わらせずに、救いがあることが肯定的に受け入れられる「少女」としての枠もちゃんと守り、ベルが救いの手を差し伸べることを正当化する役割を果たしている。良質な作画のサポートもあり、「ファイアボルト!」からの2人の対話はグッとくるものに仕上がっていたのではなかろうか。ヘスティアちゃんがいなくてもきちんと山場は作れるんやで。まぁ、いてくれた方が嬉しいのは事実なんだけども。エルフねーちゃんも女騎士さんもなんだかんだで可愛らしいしね。飲んだくれの神様も好きですよ。中の人も含めて。今期は大活躍だな! っつって!

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 信じられないほどのサービス回、第13話。あ〜〜〜まさかの年末にこんな回があるなんて〜〜。

 結論から言えば「この世界の女の子は身の毛ものよだつほどに可愛い」ということである。マリ姉だって可愛いし、ミノリちゃんは当然可愛いし、レイネシア姫は怠惰可愛く、にゃん太さんに一途なせららちゃんだって問答無用で可愛い。考えてみると「WIXOSS」が終わっちゃったから久野ちゃん成分を補充するのにこのアニメは最適である(あとどこぞの豚)。そして当然アカツキちゃんのマジトーンが可愛い。いつも通りには違いないのだが、あれだけの苦難を主君とともに乗り越え、一回り大きくなったと思われたアカツキちゃんもそっち方面では相変わらずの様子なのがなんともいじらしい。直継に対するキックの速度が上がっており、まさかのここだけ特別スキルである瞬間移動流星キックをマスターしているのも見どころだ。

 でも、やっぱりそんな女の子連中を出し抜いて今作で一番輝いているのがてとらちゃんであるのはまごう事なき事実なので困ってしまう。あぁ〜癖になるんじゃぁ〜〜藤井ボイスのおかしさここに極まれり。このウザさは恐ろしい中毒性。なんだかんだで割と良い奴なのもポイント高いしなぁ。直継が気付いてないのはネタとして問題無いけど、残った「気付かない面子」がアカツキ・ミノリなのがどうにもこうにも。盲目とはよく言ったものですね。

 こんだけ素敵な女の子が大挙して押し寄せ、ボーナスエピソードとしてはお腹いっぱいやな、と満足したところに、なんと最大のボーナスが舞い降りる。次のシナリオに繋がるラストパートであるが、ドSで罵倒語を駆使する怖い怖い黒さぁやの降臨。容赦無い罵詈雑言と、恋愛の象徴である食べ物を土足で踏みにじる下衆極まる精神性がたまらない。罵倒されているのがヤンデレ気味の千和というのもかなりの高得点。たまらん。良い年末が迎えられそうですね。

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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