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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 この後に及んでパンツァーフォー、第11話。考えてみりゃミーナさん(の中の人)の戦車道もカールスラント……じゃない、ドイツ式がベースだったな。変な繋がりがある。角谷会長はよくわからん。

 最終決戦へ。どのタイミングで芳佳ちゃんの出番があるのかと思ったが、残念ながら魔力残量ゼロのままでの作戦決行へ。どこの世界のミリタリーものも、上層部がアホやから戦争でけへんってのは同じようで、この世界でも、あんだけネウロイに地球を食い尽くされているというのに、未だ各国の威信も面子も大切なようだ。会議は踊るばかりで、進まない。まぁ、それでも今回は戦車部隊がそこそこ頑張ったので、「男連中はほんと役に立たない」で有名なストパン世界線ではまだマシな方だろう。なんだかんだ言って、玄田哲章が頑張れば軍はなんとかなるもんである(幼女戦記を除く)。

 芳佳ちゃんはとりあえずお留守番、ってことで最後への溜めを作るはずだったのだが、あの宮藤が待機命令でおとなしく従うはずがない。なんと、下手したらウィッチ軍団よりも危険度が高い最終兵器の超巨大戦車内部でのメディック活動へ。冗談みたいなサイズだが「もしかしたら歴史上こういう戦車があるのか?!」と思って検索してみたら……流石に無かった。「最大の戦車」でググったらマウスが出てきたし、流石に機動性を考えたらおばかサイズは実現不可能か。でも、今回「陸上型軍用艦」みたいなこと言ってたし、あれって戦車じゃなくて戦艦扱いなのかもしれん。ますます分からんだけだな。この世界の科学水準、どうなってんだろう。魔法がある時点で科学の発展って望むべくもないなぁ。

 まぁ、とにかくそんな最終兵器で突っ込むことにより、ウィッチじゃなくて野郎どもが死地に活路を開いた。相変わらず芸達者なネウロイさんがいちいち盛り上がるような変形ギミックを披露して気を利かせてくれるが、これでめでたく、「鉄火場に取り残された宮藤さんをみんなで救い出せ!」の構図が整ったわけだ。ご丁寧にはるか上空には彼女の専用ユニットを抱えて軍用機で移動している坂本さんまでいる。さぁ、芳佳ちゃんに最終兵器を投げつけてやるのだ。魔力がない? そんなもん火事場のクソ力でどうとでもなるんだよ。いや、もしかしたら最後の最後で服部が芳佳ちゃんのユニットを受け継いで覚醒するっていう流れもあるかもしれないけども。静夏は結局ひよっこのイメージが拭えなかったので、ここいらで宮藤流のお株を奪って「次世代」を強くアピールしてもいいとは思うんだけどね。でも最後はやっぱり宮藤芳佳が決めないとダメかなぁ。

 そういえば、同じ現場にちらっとブレイブウィッチーズの連中がいましたね。結局ブレイブ組はあんまり真剣にアニメを応援してなかったので記憶に残ってないんだけど、ここでの接続から2作品の共同ラインが繋がったりするのかしら。それはそれで見てみたい気もするね。今確認したらブレイブウィッチーズにはローズヒップさんとマリー様がいらっしゃる。空軍じゃなくて、戦車乗ろう。

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 さぁ総力戦、第10話。501が力を合わせて攻め入る天王山。盛り上がらなきゃ嘘である。

 とはいえ、基本的にこの世界のネウロイさんは(空気を読むことに長けすぎて)どんな隠し球を持っているか分からない存在。そもそもそのエネルギー源がどこなのかもよくわかってないので、前回のミッションで突破口を開いたとて、それが人間サイドの兵器で打破できるくらいのものになっているのかは、多分誰にも分からない。軍司令部は血気はやって今回の作戦にGOサインを出しているわけだが、果たしてどのくらいの勝算で挑んだものなのだろうか。ネウロイの巣の中にどれだけの奥の手があるか分からない状態で攻め入るのって単なる博打なのよね……まぁ、持てる全軍事力をぶっこんでの攻撃なら、勝っても負けてもあとはないのだから構わないのかもしれないけども。

 そして予想通り(?)に、バンザイアタックでは突破できなかったベルリン本拠地。最初にちょっと絨毯爆撃が成功したように見せて期待を持たせるあたりは流石のネウロイさんで、さらにそこから「ベルリンといえばやっぱ壁だよなぁ」という舞台を意識した演出。なかなか手が込んでいる。この世界のベルリンに壁があるのかどうかは定かでないが、この壁を撃ち壊すことで人間とネウロイの融和が示されて冷戦時代が終わりを迎える……わけではない。まぁ、単なる強化砲台ですからね。おとなしく1枚ずつ破壊していくしかないでしょうね。残念ながら火力が想定を超えてしまったため、総力戦は一転して撤退戦へ。この流れも今期は割と多いなぁ。

 そしてやきもきする我らが芳佳ちゃん。あんまり無双させすぎると「単に魔力量がおばけ」という芳佳ちゃんはチート気味になってしまうため、今期導入された「回復めっちゃ遅い」という制限が、どっちかっていうと周りの戦況よりも本人のメンタルに多大な影響を及ぼす。焦る芳佳ちゃんだが、そこは信頼できる仲間がいる。今回はサブタイトル通りに静夏との関係性がフィーチャーされているが、冒頭でリーネちゃんとの関係性を見ての嫉妬メラメラムーブについては残念ながらフォローが入らず、そのまま「私がもっとちゃんとしていれば宮藤さんも振り向いてくれるのかしら」という焦りからぶっ倒れてしまうという残念な結果に。今回のミッション、服部が悪いところは何もなかったはずなんだけどな。その辺りで責任を感じてしまう不器用さはまさに芳佳ちゃんの後輩なればこそか。この流れを見るに、次回からのクライマックスは静夏の雪辱戦っていうのがメインコンセプトになりそうだなぁ。それこそかつては青二才と笑われながらも大活躍して見せた宮藤芳佳の再来のごとく、扶桑魂を見せて欲しいものである

 もちろん、総力戦ってことで他の面々の活躍シーンもアツい。いよいよベルリンが目前に迫っているのでカールスラント組がカッカしちゃうのは致し方ないが、そんな中でもシャーリーがうまいことポジションを見つけてサポートしてくれているのが心憎い。やっぱり単純に「速い」っていう個性は画面に映えるのだよな。そういえば坂本さんが久しぶりの登場だったけど、本当に指揮側に回ってしまっているので活躍は見られそうにないかな。クライマックスで日本刀持ち出してくれると盛り上がるのだけど……。

 

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 オチの必要性よ、第9話。もう、事前にあの謎燃料が出てきた時点で「えぇ……」ってなってたけど、あんな激アツ展開からまさかそこに持っていくとはおもわないじゃん……。ちなみに「服までとかしちゃう溶液」は確実に人体に害があると思われるので、ズボン(パンツ)だけ心配してる場合じゃない。多分、ラストシーンの後に死傷者が出てる。

 さておきタイトルに堂々と冠されたミーナさんメイン回。今期はエイラーニャやルキシャリのように(いつも通り)ニコイチでお当番回を任された人間が多かったわけだが、坂本さんがいなくなったこともあり、ミーナさんはめでたく単身でのお当番である。これが引退前のセレモニーみたいに見えてしまうのが辛いところだが……こうして進退を問われる展開があるのも今作ならではと言えなくもないね。おそらくこの世界観を作る最初の最初で「なんでうら若い女の子ばっかり戦場に出るんだよ!」っていう当然のツッコミを回避するために「ババアはウィッチになれねぇんだよ!」という設定を作ってしまったがために、こうして「二十歳過ぎたら引退ですよ」という余計な枷が生まれてしまったわけだ。まぁ、坂本さんの時もそうだったし、引退がらみですったもんだするのも立派にドラマになるので、これはこれで美味しいかもしれん。普通に考えたら、高校が舞台の部活モノとかは常に引退問題がつきまとうわけだしな。これを回避しようとしたら、サザエさん時空を用意するか、とにかく時間の進行を遅らせるしかない。どこぞの戦車アニメのように1つの試合に2年かければそうそう引退せずに済むわけだからな(向こうの世界ではミーナさんの中の人は一応引退扱いなんですかね?)。

 もう自分には時間が無いと意識せざるを得ないミーナさん。別に小隊のみんなは元気だし、きっと後進だって育ってきてるだろう。たった1人の退役にそこまで大きな意味は無いし、ミーナさんだって引き際はある程度わきまえているのだろうが、今回ばかりは祖国の命運がかかったオペレーションということでやきもきが抑えられない。長年の悲願をなんとか自分の手で成し遂げたいという思いがミーナさんに無茶をさせる。そして、程よい無茶を提供してくれるネウロイさんは本当に空気を読んでくれる。なんか、こうして見てると他のアニメの敵性存在と比べて、ネウロイさんは随分感情豊かな気もするよな。今回のタスクだって、なんかすげぇ情感がこもってて、「せっかくの巣を壊されたく無いんですわー」っていう素直な生物種としての本能が見える気がする。

 しかし、そうしてネウロイが頑張るからこそ、ウィッチはもっと頑張れるわけで。久しぶりの登場と相成ったウルスラも加えたカールスラント軍団は、ミーナのサポートのために全力でのワンチーム。今期はバルクホルンさんの活躍シーンが多いのは嬉しいですね。かなり巣に肉薄している様子も見て取れるし、いよいよクライマックスという緊張感が高まる。ただ、よく分からんのは今回の作戦ってロケットネウロイを1発撃ち落として終わりではなかったはずなんだよな? 仮にあそこでネウロイが掃射状態に入らなかったとしたら、多分毎日1発ずつ精度が上がったロケットは撃ち続けられたはず。その上で、ミーナさんたちの射出位置はすでにバレているわけで、2日目以降の攻撃阻止は多分無理だったような気がする。どういうプランでわざわざ敵軍お膝元まで出てきてたんだろうね。まぁ、結果オーライといえばそれまでなんだけども。

 今回の全力放出で、おそらくミーナさんの見せ場は終わりだろう。彼女も坂本さんと同じ引退組にクレジットされることになるとは思うが、そうなれば新入りが頑張る展開に……なるのか? ならんのか? 大丈夫か服部。

 

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 単なる痴話喧嘩やんけ、第8話。ルッキーニ回でもないのにチワ喧嘩とはこれいかに(ルキシャリ回でいうの忘れただけやで)。

 いや、本当に単なる痴話喧嘩なんだけどさ……まぁ、当方残念ながらエイラーニャ推しでもないので、そこまで刺さる話にならないってだけで、内容は大体ルキシャリ回と同じようなもんである。一応2人の特殊能力が関係する構造にはなっているわけだが相変わらず空気を読んだネウロイさんがそれ用の戦闘を用立ててくれるから話が早くて助かる。「霧が出たぞ」→「広域探索能力の出番だな」。「でも探査できない敵がいるぞ」→「予知能力で助かった」。なんとまぁ、当たり前のお話。ただ、こうしてみるとエイラの方は無条件でサーニャの性能を信じていたことで活動できたのに対し、ピンチを招いたのはエイラを信じきれなかったサーニャのせいなので、なんだか関係性の不均衡ができてしまっているのは気になる。なんかサーニャが不義理みたいに見えちゃうんだよな。

 そしてサトゥルヌス祭ってのはこの次元におけるクリスマスなんだろうと思って調べてみたら、クリスマスとは全然違う別なお祭りらしいわね。「ヒンメリ」も気になったから確認したけど、元来土着信仰の精霊祭などの飾りだったものが、キリスト教徒によるクリスマス文化の流入によりフィンランドから消えかかっていたが、逆にクリスマス文化との融合を狙って今日に復活させたらしい。なかなか面白い現象である。エイラもそんなヒンメリ文化の担い手の一人だったわけだね。画像検索とかでみてみるといろんな形があって楽しい構造体。こういう地方独自の細工がクリスマスツリーにかかってるのも面白い光景かもね。

 あんまり今回は本編にいじることがなかったのでせっかくなので外国の文化を学んでみました。そんなことよりも、個人的にはミーナさんとバルクホルンさんの「リミット」の話の方が気になるんですけどね。やっぱそこは無視できない要素なのか……頑張れ年増軍団……(まだ20だよ)。

 

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 ビバ7話! 第7話! 毎回恒例の、いわば「7話回」。いやぁ、すべらんなぁ。

 ほんと、ずっと笑いっぱなしの30分。臆面もなくここまで堂々とネタをやり切ってくれるからこそのストパンよな。この「7話ムーブ」も本当に久しぶりなんだけど、一切衰えないどころか、普段のシリアスが強かっただけに振り切れ具合が逆にキレッキレに見える。潔くて大変結構。いいぞもっとやれなんだけど、あんまやりすぎてもありがたみがなくなりそうで悩ましい。とりあえず、ドイツにある土偶 is何。もう、最初のツボ登場シーンで無理。

 ネタしかないエピソードなのでどこから拾っていけばいいのかと困ってしまうが、とりあえずメンバー1人ずつ見ていけばいいんだろうか。一応形の上ではリーネ回であり、アイキャッチなどの要所でリーネちゃんが正妻の貫禄を見せつけているものの、スタートはまずルッキーニから。シャーリー回ではちょっと可哀想なポジションだったので、改めて振り切れたルキ成分100%の様子を見ていると、「あぁ、帰ってきたなぁ」と感慨深い。なんか、今年に入ってからまた千和の仕事が元気になってきた気がしますね。「100万の命云々」でも変な役やってたし。これこそいいぞもっとやれである。

 エイラーニャは次回がお当番回なので今回は控えめだが、最初にサーニャが揉まれた時のエイラで爆笑してしまった。まぁ、ショウガナイネ。この人はどんな状況でもストレートに告白できるのが強いわ。そしてルッキーニの相方であるシャーリーは今回「バストアップ回」ということで逆に出番が無いかと思われたが……流石に規格外をさらに規格外にするとギャグなんだな。そして、まだお若いはずなのに垂れてきてるんですか?(個人の感想です) ……ナイトブラとかどうっスかね? ちなみに、さらに地味だったのはミーナさんなのだが、並べてみると、キャストの中で貴重なおっぱいが今回は影が薄いというのは因果なものである。まぁ、過去に7話担当した人は控えめにしとかないとバランスが悪くなるから。あの状況でも全裸でシャワーから出てこないのは彼女なりのギリギリの理性だったんだろうか。

 前回素晴らしい働きを見せてくれたハルトマンとバルクホルンさんも今回は全力でギャグへ。ほんとに何がしたいんだお前は。そしてさりげなく芳佳ちゃんに「バルクホルンさんの馬鹿力」とか言われてるのも草。おねーちゃん、やっぱりネタ回できっちりネタ要員に回ってくれる律儀さがえらい。個人的には謎のMVPを受賞したのはペリーヌさん。ペリーヌブチギレからのジャガイモ突撃までの流れ、完璧じゃないですか。こういうの見てると、「最近はテンション芸が回ってくることも減っただろう中堅〜ベテランキャスト陣は呆れながらやってたんだろうか、楽しくやれたんだろうか」っていうことが気になるんですが、みゆきちと千和あたりが集まってバカをやるってのも、10年ぶりくらいの可能性があるんですよ。なんか、見てるだけで幸せになれます。

 そして我らが淫獣、芳佳ちゃんは全部マジモードからの本領発揮。結局今回は、芳佳ちゃんが合法的に乳を揉むために用意されたエピソードというしかないのだよな。いや、結局揉んでないんだけどさ。こいつらの中での「セクシャル」の線引きが全然わからんわ。どこまでがセーフでどっからが「恥ずかしい」になるんでしょうかね。よくわかんないけど、今後は芳佳ちゃんが毎回乳をもみまくれば解決するだけの話にならないのかしら。どこのダイミダラーだ。

 楽しい時間をありがとう。もし次のシリーズがあったとしたら、これを超える7話を作れるのだろうか(何年後の話だろうな)。

 

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 尊さ、そして筋肉、そう、バルクホルンだ! 第6話!!! いやぁ、最高ですね。ストパンのアツさ、尊さ、そしてバカバカしさがすべて詰まったお話。やっぱカールスラント軍人は最高やね!! ビバ、友好国(決してリベリオンと敵対する意思はありません)。

 というわけで、説明不要でとにかく盛り上がれるお話。いつからだったろう、私が501の中でもバルクホルンさんが大好きになってしまったのは。多分2期目からだと思うんだけど、おねーちゃんの宮藤愛が突き抜けてるところとか、徹頭徹尾石頭のくせして最終的にギャグメーカーになっちゃうポンコツなところとか、本当に愛らしい。そして当然ハルトマンとのコンビネーションも最高である。今回は「ズボン」にもやたらスポットが当たっている回で、ハルトマンのおかげで色々と開けっぴろげなシーンも楽しめましたね。ノーパンで寝てるのは別にいいんだけどさ、ズボンがあれ1枚だけってことはないよね? 大丈夫だよね?

 今回最高なところ1つ目、とにかくシャープでスマートでグレートな戦闘描写。最初に襲撃されるシーンのあまりにキビキビしたネウロイのモーションも楽しいし、それに対応しようと奮戦する2人との空戦作画は今期でも随一。こういう空戦の描き方もあるんだよなぁ。そして、復讐のバルクホルンさんが1機目を撃墜するところが随分あっさりだったもんだから「なんや、こんなクライマックスあるかい」と思ってたら、まさかの「追いネウロイ」でさらなる超絶戦闘へ突入。エーリカの生死を巡ってテンション乱高下のおねーちゃんがおかしくなってしまい、まさかのネウロイ相手の筋肉祭り。もう、今期は西のストパン、東のゴールデンカムイっていう筋肉フィーバーですね。ホモがいいかレズがいいかで、お好みの方をお選びください。

 今回最高なところ2つ目、おねーちゃんのお願いマッスル。2日で限界までウェイトを落とすバルクホルンさん、そこそこ力石の領域。ぜってぇそんな急激に変わるわけないやんけ、とか、それこそ力石ばりにスタミナ犠牲になるやり、とか思うけど、必ず最後に愛は勝つ。そもそも、視聴者だってあのおっそろしい筋肉見せられたら押し黙るしかないだろう。今作は尻や胸を楽しむアニメには違いないが、違うそうじゃない。いや、これでいい。こういう見せ方だってそれは人それぞれだッ。

 時を戻そう。今回最高なところ3つ目、画風すら変わってしまったようなバルクホルンさんに対し、それでも微動だにしないエーリカ。今回は助けられるお姫様ポジションに徹するのかと思ったが、ラストはしっかり見せてくれましたね。その上で、あれこれ容赦無くおねーちゃんを刺激してくれるおかげで、わけのわからん映像がたっぷり見られたよ。ズボンの中にごついリボルバーとか、谷間にたまたまチョコレートとか。もう、全編にわたって「汗臭そう……」しか出てこないお話ですよね。まぁ、エーリカだって2日間森の中をさまよってたんだから臭いと思うけど。もう、臭いドイツ人ばっかりのアニメやな。

 今回最高に心配なところ。サウナ、誰かちゃんと直したのかな……。

 

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 オランダだからチューリップの話にしましょうっていう実に安易な発想、第5話。まぁ、別にそれ自体は全然構わないのだが、視聴後に「で、結局なんだったんや?」ってなるよく分からない目的のお話ではあった。

 まぁ、目的はなんだって聞かれたら「ペリ犬さんの活躍を描きたかった」っていう結論になるんでしょうけどね。ペリーヌさんの最大の魅力はやっぱり小うるさくキーキー言ってる時に発揮されると思うのだけど、坂本少佐を巡る最大のライバルである芳佳ちゃんのことをまるっきり認めてしまい、割とシリーズ序盤から本当に優雅なお貴族様として落ち着いてしまった感があり、「あの頃の犬よもう一度」と思ってもその勇姿を見ることは叶わなかった。いや、別におしとやか軍人でも別にいいんだけど、せっかくだったら元気な姿も見たいじゃないですか。そこで今回のように、芳佳ちゃん以外にペリーヌさんをキーキー言わせられる外野を用意して、手っ取り早く引っ掻き回そうっていうシナリオラインになるわけだ。うむ、製作理念は分かった。分かったけど、やっぱり今回の話ってなんだったんだろう。

 静夏が割と早い段階で「こんなことしてていいんだろうか」というツッコミを入れていたが、まさにそんな感じのお話。一応オランダはすでに国土を奪還しているので戦地にはなってないし、前線にほど近い国で、さらなる国威発揚のために国民の心の拠り所、国の象徴たる「クイーン」を刺激しようっていうお仕事は分からなくもないのだが、結果的には「その辺の庭師の連中が頑張って咲かせようとしていたチューリップが1輪咲いた」というお話でしかなくて、途中のボイラーのくだりなんかはかなり強引な設定。そして強引さを超えて完全にブックを理解した上で出てきてくれるネウロイさんの大活躍はむしろ微笑ましいくらいで、あのネウロイがどこで何してて、今回出てきてなんで温室を襲いに行ったのかもさっぱり分からない。まぁ、先週もそうだったし、ネウロイさんってのは本当に柔軟にウィッチ側のニーズに応えてくれる存在なのである。サービスシーンはガメラ回転でしょうかね。そこらじゅうの地面にあんなもんが埋まってるとしたらそれはそれで問題だよな。

 まー、結局あんまりピンとこない話ではあったのだが、一応ペリーヌさんの活躍が見られたということで良しとしておこう。パンツァーフォー。

 

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 シャリルキの純な尊み……第4話。こんなベタベタのベタなのに一切の不満が残らないすっきりした喉越し。これこそストパンのカップリングであるなぁ。

 シャーリー、こんなに男前だっけ、って思うくらいに男前だし、ルッキーニはこんなに子供だっけって思うくらいに子供……だったな。うん、そこはイメージブレてない。むしろ初登場からそれなりに歳を重ねてるんだからもうちょい精神的な成長があってもいいんじゃないかと苦言を呈したくなるレベルなのだが、しかし今の時代になっても純正の千和ワークが聞けるキャラはいまやルッキーニくらいになってしまったので、彼女にはずっとこのままでいて欲しいとも思う。娘さんも随分大きくなっただろうが、「お母さんはルッキーニなんだよ」っていうわけのわからない教育で健やかに育って欲しい。パンツじゃないから大丈夫。

 スピード狂というシャーリーの特性を打ち出したエピソードはすっかりおなじみのものであるが、今回はシンプルにルッキーニとの関係性を見せるために(相変わらずネウロイさんも空気を読んだ登場をして)分かりやすい話にまとまった。確かに誰もが思う通りに「もう、毎回すげぇスピードで飛んでるんだから今更地上はどうでもよくね?」とは思うわけだが、そこにルッキーニとの友情を混ぜ込み、クライマックスはどうなるかみんなわかってるのにしっかり盛り上がれる展開を作っている。いや、「いくらなんでもルッキーニがやらかしすぎだろ」とは思わないでもないが、そこまでやらかしてこそ、シャーリーの株は上がりますからね。ついでにバルクホルンさんもいつも以上に格好いいところを見せてくれています。やっぱり坂本さんがいなくなったおかげで、年上チームの活躍の機会は増えてる感じがあるな。

 放送日の関係で「シグルリ」と割と並びで見てしまってかぶる要素が多々あるのだが、ストパンはストパンらしい部分でちゃんと差が出せているので没個性にならない。今回も「そこで股間にこだわらなくても……」みたいなアングルの取り方がアクロバティックだったし、クライマックスのシャーリーの加速シーンなんて、短いカットながらもその疾走感が抜群に画面に映えていて気持ちいい。画は長年変わってないように見えて現代でも色褪せないのだから、考えてみりゃ大した作品である。

 来週はペリ犬さんか。結局、501は全メンバーにちゃんと思い入れがあるからどのお話を見ても楽しいのだよな。

 

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 ヨーロッパの軍部には玄田哲章がいがち、第3話。これで大塚芳忠もいるなら存在Xが暗躍していることを危惧しなきゃいけなかったのだが、流石にそこまでじゃなかった。

 さて、本格的に再始動した501であるが、坂本少佐の退場に合わせて、劇場版キャラだった服部静夏がレギュラーに昇格。正直劇場版の内容はそこまではっきり覚えてるわけじゃないんだけど、だいたい芳佳ちゃんのことを見て「なんやねんこのほわほわ軍人は」って思ってたけど、最終的に根性で覚醒する先輩の強さを見せつけられてコロッと転げちゃう展開だったことはなんとなく覚えている。これで501に所属している「芳佳ちゃんファンクラブ」の人間は、名誉会長の坂本さんを除くなら、現役会長にして不動の正妻ポジションのリーネちゃん、暗躍するシスコンファイター・バルクホルンおねーちゃん、ツンデレの鑑・坂本少佐のおまけ要素としてみてたペリ犬さん、そして新入りの静夏ちゃんということになる。ことに静夏の場合は露骨なすきすきオーラが顕著なのだが、いかんせん正妻の御前である。なかなか強く出られないというのでこのままいったら三角関係からの昼ドラ展開待った無しだったのだが、少なくとも今回に関しては、ボーナスステージで特権的スキンシップを図れたことでかろうじてSAN値を正常に保つことが出来た。ただ、今後もリーネちゃんが自重する予定はないため、日増しに静夏が闇落ちするリスクは高まっていくかもしれない。同室であるという最大のアドバンテージを活かせるかどうかだが、その部屋を作ってるのもリーネちゃんだしな……下手したら部屋じゅうに盗聴器仕掛けたり、最新鋭のGPSつけて追跡してる可能性すらある。

 まぁ、そんなこんなで芳佳ちゃん争奪戦は激化していくわけだが、そんな芳佳ちゃんだって無敵のヴァルキリーではなかったようだ。2期以降はすっかりウィッチとして覚醒していたので気にしてなかったが、そういやいっぺん魔力の出力でトラブっていたのだったね。すっかり忘れていたが、どうやら3期はこの「芳佳ちゃんの魔力トラブル」というのが物語の中心に置かれそうである。このまま坂本少佐を追うようにして引退、なんて最悪なパターンも無くはないが、まぁ、負傷退場ってのはその後のカムバックのための伏線みたいなもんでね。最終回で劇的に返り咲くのか、それとも今回の騒ぎは静夏ちゃんのための単なるボーナスイベントだったのか。あんまり「動きたいのに動けない!」っていう時間が続くのは視聴者的にも勘弁してほしいんだけどね……。

 まぁ、そうして主人公がくすぶっている間は、他のキャラたちのエピソードで埋めてもらうしかないだろう。このまま静夏をメインにした展開も多くなりそうで、流石に2期もやってると個々の隊員のエピソードだってすでに天丼気味。そこで静夏という新しい視点からメンバーを見直すことで、また新たな魅力を引き出す流れがあるんじゃなかろうか。次回はいきなりシャーリーメイン。つまりルキ公も大活躍に違いない。一番の飛び道具を真っ先に味わって、静夏は何を思うやら。「こんな飛び道具が先陣切るのかよ」って思ったけど、考えてみりゃ501っておねーちゃんとかジチョウシナイネンさんとか地雷が多いので、どっから入っても大差ないな……。

 ちなみに今回のエピソードでの新発見は、「え、この世界に下半身がらみの羞恥心って存在するの?」ということである。頑なに露出しなきゃいけない文化なのに、流石に尻見せは恥ずかしいのか。謎である。

 

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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