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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 やっぱオオサンショウウオはマストじゃんね、第9話。京都水族館のマスコット、オオサンショウウオぬいぐるみ。ふわふわへなへなでサイズも手頃。買うならせっかくなので特大サイズが欲しくなっちゃうけど、その分お値段も特大になっちゃうので悩ましい商品である。一果ちゃんは買ってもらったんでしょうかね。

 さておき、クリスマスと誕生日という2つの記念日にかこつけて一果と和の関係性を掘り下げる心温まるお話ではあるのだが、最終的に着地するのはクリスマスという「戦争」の日を巡っての女の戦い第2戦である。佳乃子と美弦の戦い、本当に一触即発の雰囲気が生々しくて怖いんだよ……しかもこの2人、本当の意味で仲良しなのは間違いないだろうし、「それはそれ、これはこれ」で互いのライバル意識をおくびにも出さずにぶつかり合う様がまさに「女の戦い」。そりゃ一果じゃなくても怯えるってもんで。2人して魅力的な女性に見えるのでどっちもどっちで頑張って欲しいのだが……最大の疑問は、こうして健気な女子高生と気配りOLの2人がなんで和みたいな朴念仁にここまでご執心なのかってことなんだよなぁ……いや、これまでのエピソードでそれなりに人間的魅力って部分は納得しているつもりだが……それでも、そこまで熱を上げるようなもんでもない気が……あれじゃないかな、他人から取られると思ってしまうと、かえって手放したくなくなるっていう例の心理。……少なくともクリスマスプレゼントと称して路上で突然歌い出す男はまともじゃないと思うぞ。

 そんな女の戦いの余波でいらんダメージを食らっていたのが一果ママ。どうやらあの日の一件以来また会わない日々が続いていたようなのだが、まー、海外での仕事が多いならしょうがないのかしら。「お父さんお母さんもフランスにいる」ということで、一果のことがなかったらほぼ活動の拠点が海外の人なのだろうなぁ。こないだの一件で一果が緑松に残る結果になったのはちょっと薄情じゃねぇかと思ったりもしたのだが、小学生がいきなり海外に連れて行かれて育ての親同然の人たちと引き離されるのはやっぱり辛いか。ママンもちゃんとその辺を考えた上で、少しずつ娘が喜ぶことをしてあげられるようになっているのは良い傾向である。

 唯一気になるとすれば、一果は育った環境のおかげでごりっごりの京都弁になっちゃってるってことなんだよな。どうやら父親も京都の人間みたいなのだが、ママンは関西人ですらなさそう。いつの間にやら言葉が京都に侵食されてしまった娘さんとの会話、内心忸怩たるものがありそうだ。

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 シャアの方はちゃんと別名義もらってたのにアムロはアムロなのかよ、第9話。この2人、特に池田さんの方は「どこに行ってもシャアばっかり」って辟易するみたいなこと言ってたはずだが、結局このセット売りはどう思ってるんだろうか。しばらくは文句もあっただろうが、如何せんコナンであれだけバカ売れしちゃったからなぁ……。あれ、もしかして俺は見てないけど、今期古谷さんって本家コナンも含めると最大3か所で「アムロ」やってることになるんか?

 というわけで、キャラが、いや、キャストが濃すぎる日本編スタートである。なんかもう、キャスティング側の年齢層が気になってしょうがないですね。今のご時世、まさかサトリナ・中原麻衣の両名にゴリゴリに女子高生やらせる作品とかなかなか無いやろ。あと、今回制服着てて気づいたんだけど、もしかして葵のサポートの小清水(新庄さん)も女子高生なんか? 色んなプリキュアが女子高生祭りやな(キュアメロディ・キュアフラミンゴ・キュアマカロン、そして伝説のプリキュア)。

 まぁ、以前ちょっとだけ出てきた段階で「こんだけゴリゴリにキャラ固めてんのに日本編やらないのはありえへんやろ」とは言っていたのだが、9話目にしてイヴが初来日となると、「残り数話で食い尽くす気か?」という疑問も。なにしろ今回だけでも「キャディを目指し、イヴとのラインをゴリゴリに繋いだイチナ」「実力はそれなりにあるっぽいのに噛ませポジになってしまい雪辱に燃える実園さん」「現在治療中だが、説明不要の貫禄で実力を匂わせる部長」と3人もの掘り下げ甲斐のありそうな連中が現れているのである。確かこれ以外にも他校にもプレイヤーはいっぱいいたはずだし……やっぱ2クールじゃねぇのか?

 とりあえず今回は改名した上で入国し、さっさと葵に会いにきたイヴが転校(入学?)するという鉄板の展開。マジで気になるのはイヴが突然日本語を理解するようになるシーンなのだが、あの辺が実はこの世界がバーチャルワールドだ、というとんでもオチの伏線だったらどうしよう。意味わかんないんだよね、あそこでわざわざ言語の違いを持ち出して、その上で解決しちゃうのは。関係ないならないで流せばよかった部分だし、わざわざ触れたのに問題視しないってことはなんらかの意味があるとしか……まぁ、今作特有の一流ジョークなのかもしれないが。こわいよー、ちゃぶ台返しの可能性こわいよー。

 まぁ、多分世界中でそんな不安抱えてるやつはほとんどおらんとは思うが……。真っ当な視聴者なら「せっかく葵との再会を描いて、しかもシャワーシーンまであるレズレズ回になるはずだったのに、なんで作画がしょぼいんじゃい!」ということの方を心配しますよね。冒頭のバスの描写の時点で「ヲイ大丈夫か?」とすげぇ心配になったが、その後もちょくちょくキャラ作画が残念だったのはキツかったっすね。まー、1人作監回だったようだし、これもまた個性と言えば個性か……(高橋晃って、プリキュアあたりで名の知れた作画家なのよね)。ほら、何もかもがプリキュアに収束していく(しません)。

 とりあえずイヴのはちゃめちゃゴルフが日本でもぎりぎり通用する(?)ようで安心はした。このままオレツエーで異世界ゴルフマウントとか取る展開にはならないようにお願いしますね。

 

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 この1週間で、ほぼ毎日日高里菜の声を聞いた気がするんだが? 第9話。気になったのでまとめてみたら、八満(式守さん)、幽霊ちゃん(幼女幽霊)、山井さん(古見さん)、ピンク(こいせか)、サンドリヨン(エスタブライフ)、そして今回の阿波連妹。6キャラか……こういう波ってやっぱりあるんだよなぁ。ちなみに水瀬ボイスは今作と「ヒロインたるもの」が連続の枠なので常に2作品続けて聞こえてくるんです。

 というわけで、中の人的に気になったよ、というだけで記事立て。日高ボイスが聞こえてこない日がないというのに、さらに今作では阿波連さんの妹という重要なポジションでさらに重ねてきたのである。加えて、これで阿波連一家は3兄弟となり、上から水瀬・日高・久野とかいう地獄のようなラインナップとなった。よくもまぁ、こんなゴリゴリのキャスティングにしたもんである。何がびっくりって、この並びだと最年長は久野ちゃんなのよ。いや、誰が年長だったとしても驚きではあるのだが。一応確認すると上から93,94,95年生まれで、なんと3年並び。中高生だったら久野ちゃんが高3の時にちゃんりなが2年生でいのすけが新入生という関係性になるわけだ(厳密には久野ちゃんは早生まれなので1年ずれるんだけど)。アニメそっちのけで私は何を考えているんだろう。

 というわけで、阿波連ファミリー勢揃いでまだまだカオスが持続する世界観なのだが……流石にこの話数にもなってくると、いい加減ライドウの方も覚悟が決まって「ラブコメ」の「ラブ」要素がだいぶ強くなってきている。互いに意識はしているようだし、これまでも下手な夫婦より密接な関係性を築いていたのだから、その気になればすぐにでもベタベタカップル認定されることだろう。今期は「さっさと爆発しろよ」というカップルが多くて困り物である。

 ただ、今作の場合は1話目から完全に距離感を間違ったコミュニケーションで「恋人というよりは……ペットと飼い主では?」みたいなところもあったので、今更意識しだして適度な距離を取ったところで、はかれてなかった過去は覆らないんだけどね。ギャグ漫画の宿命ではあるのだが、急に真面目になった時に「今までのノリはなんだったんや」という齟齬が生まれるのは致し方ない。いや、そんなことを心配するような芸風でもなかろうが。

 それにしても、いったいどういう血のつながりだとこんだけ凸凹な兄弟が形成されるもんだろうか……末っ子の弟はまだ「姉たちを見て対照的に育っている」と思えば納得もできるが、この姉が下2人から万全の信頼感を持って扱われてるのも謎なんだよなぁ……まぁ、阿波連さんも才能の塊なのは事実だけども……。

 

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 そう、バイバインは世界共通語……第8話。なにしろ広辞苑にも載ってますからね。間違いない。

 ようやく明かされた佳乃子の真実。まぁ、今までの描写でだいたい分かっていたことではあったが……女心ってめんどくさい。ただ、それ以上に和という人間が面倒臭い。馴れ初めが明かされ、佳乃子が和のどういうところに惚れ込んだのかはなんとなく理解できるようになった。いわゆる一つの「優しい男が好き」という定型句をそのまんま実践したような形で、佳乃子さんからしたら結構な純愛であるし、和もたまたまとはいえ良い面を見て、好意を持ってくれる女性が現れたのは本当に良いことだ。将来が不安という難はあるが、これはこれでナイスカップルだったんじゃなかろうか。

 しかし、実家のこととなると恋人でも案外触れにくいのは事実。2人して結婚まで視野に入れていたのならなおのことで、佳乃子からすれば「実家の話をしなきゃいけないのかなー」とか思ってる空気でも、和の方が「それはええねん」とさらっと流してしまっている状態だと、「触れない方がいいのかな?」と気遣ってしまうのも必然的な流れだったのだろう。しかし、そうしてあえて触れないようにしていたせいで、最後まで和にとっての実家という存在がどれほど大きいものかに気づけなかったのがすれ違いの最大の要因だった。和のバンド仲間は付き合いの長さもあってその辺りもなんとなく気づいていたようだが、残念ながら佳乃子目線では「和には実家がない」くらいの理解になってしまっていたのだろう。そんな男が突如「実家継ぐから地元に帰る〜〜〜」と泣き出したところで、一時の気の迷い、大した問題じゃないと思ってしまってもしょうがない。「あたしと実家のどっちが大事なの」でもなかろうが、一回袖にして選択を迫れば、あの甲斐性無しの和のこと、コロリと自分の方に転げて里帰りなど諦めてくれると踏んでの行動だったのだろう。まぁ、行動力があるのは良いことだし、それくらいの駆け引きが男女の間で繰り広げられるのも珍しいことではないのだろうが……。

 結局、和が佳乃子の想像を超えてアホだったのである。「洋菓子の方が好き」という断りの文句にもなっていないような台詞を真に受けて、和はそのまま相談も無しで京都へ消えた。残された佳乃子はまさかそんなことになるんかいと驚いて、自分のやらかしにもやもやを引きずりっぱなし。形の上では自分が振ったことになってるのに、佳乃子目線では「自分なんかよりも家業の方が大事」と振られた状態。ヨリを戻したくてもどうアプローチしたものか見当もつかないのである。思い切って京都に居を移しただけでもかなり思い切った判断ではあるのだが……ここからのもう一歩、そのうち進むことができるんでしょうかね。彼女の気性を考えたらできそうな気はするけどね。

 結論:猫耳小学生は可愛いです。海坊主と黒坊主は別の妖怪だと思うのだが、地域によって呼び名が変わるのはよくあることなので、もしかしたらそういう地域出身の子なのかも。海坊主と船幽霊の混同も地域によってはあり得る話です。

 

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 闇ゴルフ編、完! 第8話! 次回より、高校ゴルフ編が開幕します! ……これ、アニメとして1期2期に分けてもよかったんちゃうか? あと4〜5話でなんかできるか?(え? もしかして2クールある?)

 前回のラスト、ローズさんが文字通りに弾けて飛んだことから勝負は終わったものかと思われたが、さにあらず。何と左腕一本でそのままゴルフを続け、一瞬はイヴをヒヤッとさせるまでに追い込んだ。とんでもねぇ胆力ではあるのだが、冷静に考えるとローズが打ったのはセカンドショット、そして寄せのサードショットの2発のみなので、まぁ、そこまで驚くほどのもんでもないのかもしれない(いや、びっくりやろ)。結局それも悪あがきの域を出ず、一切手加減する様子の無いイヴには完膚なきまでに叩きのめされた。ここまではっきりとローズとの決着をつけたのは、やはりこのアニメのメインシナリオである「アンダーグラウンドゴルファーが表舞台へ」という流れをなるべく自然に見せる意図があるのだろう。ここで「闇」の代表として同門のローズをやぶることで彼女の決意の強さを浮き彫りにし、なおかつ明確な「手切れ」のエピソードにすることで今後の彼女の人生にマフィアの影がちらつくことのないように配慮されているわけだ。まぁ、ヒットマンが日本まで追いかけてくる可能性も無くはないが……(というか目的を考えればそうしない理由はないのだが)、まぁ、法治国家の日本ではヒットマンに狙われたりはしないんですよ。多分。

 試合自体はローズの負傷が原因ってことであまりにも明暗くっきりだったわけだが、そこから先の人生行路も明暗がくっきり。イヴの家族一同は絵に描いたようなハッピーエンドを迎え、今後一切経済的な心配をする必要もなさそうだ。子供らはこれまでの極貧生活からはステージが変わりすぎてついていけるかどうかも怪しいが、まぁ、図太さはイヴ譲りだろうし、きっと新しい環境でもうまくやっていくのだろう。ついでに、実は今回一番のハッピーをもぎ取ったのはヴィペールだったというオチも用意されており、ポッと出のイロモノキャラのくせに美味しいところを全部持っていった立ち位置はずるすぎるな。まぁ、彼女は彼女なりに命を賭けた結果ではあるからな……どう考えてもあんな怪しい女に男は寄り付けねぇ気がするのだが、おっぱいさえあればどうとでもなるということか。今後のヴィペールがどういう人生を送るのかは気になるところだが、下手したら数年後にはカトリーヌみたいになってそうだな。

 そして明暗分かれた「暗」の方はあまりに容赦ない制裁が待ち受けている。おみんちゅことアンリは泣きながら逃げていった程度で済んだが、彼女にとってローズの喪失というのはあまりにも大きく、このまま復讐鬼に姿を変えて最終回直前でイヴに襲いかかってきても不思議じゃないレベル。多分そういうシリアスすぎるおっかない可能性を消去するためのCVおみんちゅだったのだろう(個人の感想です)。そしてローズには約束通りに死の制裁を。彼女は「裏世界で生き続けたイヴがどうなるか」というifの世界線を示すキャラでもあるので、彼女が悲惨な最期を遂げれば遂げるほど、イヴが日本に向かったという事実の晴れがましさが際立つのである。まぁ、2人の女性の人生をこうもくっきり分けてしまったのは全部レオが悪い気がするのだが……結局、あいつは単なるゴルフ指導大好きおじさんなのだろうか? 理由もなくこんだけ強烈な2人にコーチングしてるんだとしたら、そういうタイプの妖怪にしかみえないのだが。その上、ローズのことを見限った理由もずいぶん即物的だし、あんまり人間的に大きな人物に見えないんだよなぁ……。

 そして、来週からは日本編が開幕するわけだが……すでにヴィペールとかローズでインパクト勝負はやりきっちゃってる感がある中、お行儀のいい女子校ゴルファー相手に、イヴがこれまで以上に輝ける展開ってあるんだろうか?

 

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 松本さちの名前をマジで久しぶりに見た気がする、第7話。最近はほとんど仕事してなかったみたいなんだけど……なんのご縁でこのアニメに出てたんでしょうかね。なんで名前覚えてたかっていうと、我が心のアニメの1つ「プリンセスチュチュ」のレギュラーだったから。

 毎度おなじみ中の人的な話題から入るなら、やはり今回のAパートは「早見回」というのがふさわしかろう。どういうキャラで出てくるかと思ったら、絵に描いたような(アニメキャラのような)完璧主義者のメンタル脆い系若人だった。アニメにはよく出てくるけど現実ではあんまりお目にかかったことがないタイプのキャラクターね。いや、どうだろう、程度の差こそあれ、こういう考えのミニマリストって最近は増えてきてんのかもしれんな。注目すべきは、みさおボイスであるにも関わらず喋る言葉は間違いなく京都弁であるということ。まぁ、流石に生育地方言ではないので多少辿々しい部分はあるのだろうが、そもそも主人公の信長だって若干怪しいところはあるのだし、これくらいならあまり気にならないだろう。

 むしろ面白いのは、こういうキャラも全員京都弁を話してるという部分なのかもしれない。アニメだとどうしても「京都弁喋るキャラ」ってイメージが固まりがちで、すげぇ端的に言うなら「なんか遊佐浩二的キャラ」が多い気がする。どっかすかしてたり、他人を馬鹿にしていたり、貴族意識があったり(どこぞの双葉はんに迷惑かけまくりクソ女みたいな)、そういう京都のステレオタイプがてんこ盛りのキャラ以外の「京都弁」ってなかなかお目にかかる機会がない気がするのだが、今作の場合は、なんといってもほとんどのキャラが京都弁。色んなキャラが全員京都弁を話しており、普段なら絶対「京都キャラ」にならないメガネクイッの完璧女までもが京都弁なのである。その辺のギャップだけでもちょっと面白かったわね。お話は……まぁ、わかりやすく。気づいたら一果ちゃんが随分ダイレクトに和の前でもデレるようになっちゃったわね。あの子の性格を考えると、たとえうっかり(?)和を褒めるようなことになったとしても、自分の信念を曲げるようなことは許さないということなんでしょう。小学生に正論で怒られたら、そりゃメンタルだってバキバキにされるわ。

 そして割とあっさりと新キャラ・緋色ちゃんの登場エピソードは終了。そこからはさらなる和ageイベントである小学校訪問へ。伊藤彩沙ボイスのそばかすっこは充分に可愛かったのでそれでいいんじゃないでしょうか。せっかく名前入りのキャラクターになったけど……多分この後の再登場はなさそうだな……。どっちかというと、本当にAパート明けで緋色ちゃんがすぐ馴染んでることの方が注目ポイントかもしれない。緑松、意外に懐が広くていい職場なのかも。ただ、近所の常連のお客さんが平気で「あの子愛想無しやんか」とか言っちゃうあたりはドロドロの京都的フレバーも感じる。……京都人の性格は別にワルクナイヨ?(考えてみりゃ純正京都人なんてそんなに知り合いにおらんわ)

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 複雑な家庭環境ッ、第6話。こういう母親がらみのエピソードになると、どうしても心穏やかではなくなってしまうな……。何がハッピーなのかもよくわからんのが難しい……。

 Aパートは何もダークな部分が無い秋晴れの運動会エピソード。そもそも「学区運動会」ってのがなんなのか私はよく分からんのだが(少なくとも私の故郷ではそんなんに参加したことがない)、まぁ、地元町内会のおっきめのイベントだと思えばいいのかしら。京都のご町内って割とそういうイベントが目に見えて展開されてる気はしてて、私はこっちに来てから初めて「地蔵盆」なる行事の存在を知ったのだが、あれもご町内で子供を招いてイベントをやってるのが見えるのだ。今のご時世ではなかなかそういう催し物も大変そうだが、お子さんたちが地域密着で郷土愛を持てるイベントはどっかでやってくれると嬉しいですね。まぁ、近年では「坊主と学生しかいない街」とか言われてる環境ですんで、入れ替わりの激しい不審者たちに警戒する意味でも、地域の結束は強めていきましょう(部外者目線)。ちなみに今回の運動会をやった小学校については流石に場所はわかりません。不審者じゃないので。

 そんなわけで和気藹々としたイベント。和のあの性格のおかげでじっくり6話もかけて一果の心も解きほぐされており、今回のイベントでいよいよ「家族」という言葉にも言及してお互いの距離を確かめあった。表面上はツンしか出さないけど後ろを向けば顔がにやけちゃう系ロリはなかなか可愛らしいですよね。おそらく一果の場合は精神年齢が高めなので、5年生の現時点からもうちょっとした反抗期みたいな時期になっているのだろう。このまま中学・高校と上がっていった時に和との関係性がどう変化していくものか……佳乃子さん、きちんと手綱握っといてくださいね。

 しかし、そうしてほっこりエピソードを積み重ねた先に波乱が待ち受けるのもホームドラマのお約束。いよいよ登場した一果の肉親。我が子を放置とかよっぽどの毒親かと思っていたのだが、これがまたふつーの感性を持つふつーのお母さんであった。まぁ、離婚云々で夫婦仲が拗れちゃったところで娘さんの処遇が難しいのはしょうがない。放置するつもりもなく結果的に捨て子状態だったのはお互いにとってバッドラックと言えるだろう(まぁ、全部親父が悪いのだが)。その上で、ママさんの言ってる「一果は責任を持って引き取り、納得のいく環境に置く」という提案は極々当たり前のものであり、法的にもそれがベストなのは間違いない。もちろん和たちもそれを分かっているし、一果の幸せを自分達が決めるなんておこがましいことは言えない。残念ではあるがここでお別れと腹を括る。

 しかしそこはまさにドラマでのこと。一果がデレに突入したタイミングだったこともあり、別な意味でママさんの心は2度目のクラッシュである。いや、悲しいかどうかは微妙なところだが……「ママよりよそんちの方が楽しい」ってダイレクトに言われたようなもんだし、これはこれでショックだよな……彼女の場合は自業自得とも言いにくいし……ママさん目線だとなんだかかわいそうなお話であった。

 でもまぁ、これできちんと連絡もつくようになったし、それこそ一果の友達が言ってたように「海外出張が多いから和菓子屋で面倒見てもらってる」みたいな扱いが公的なものになったと考えればいいんじゃなかろうか。週1とか月1とかで面会して少しずつ距離を詰めていけばいいと思うよ。あと、その度に和のことはちくちくつついていけば不埒なことにもならないと思うよ。

 次回予告では早見ボイスの新キャラ登場、そしてここまでは京都声優としてモブを担当していた彩沙にようやく名前ありの役が回ってきそう?

 

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 げに恐ろしきもの、汝の名は女、第5話。ABパートともに、それぞれに強さが出ているエピソードでしたな……。

 Aパート、女VS女の水面下の戦い。いやー、芯の強そうな佳乃子がこういう展開を見せるのは分かるんだけど、まさかの美弦ちゃんもなぁ……。私は男ですので、男と男の関係性はよく知ってるつもりなんですよ。男と女の関係性だって、まぁ一般よりはだいぶ低いですけどある程度認知できる。でも女性どうしの関係性ってものは感知のしようがないので理解も共感もなかなか出来ない。だからこそきっと、私は百合に無限のファンタジーを感じてしまうわけで。しかし、女同士の関係性というのは何も百合ばかりではない。そう、こういう関係性もまた女&女の関係性なわけで……美弦ちゃんのこの態度も割と普通に出て来うるものなのでしょうかね……強いなぁ……現時点で美弦ちゃんから和への感情はかなり明確。それは一果も佳乃子も承知しているところ。ややこしいのは佳乃子から和への感情で、今んところどっちも「相手にフラれた」と思っている(和はそのまんまの意味でフラれてるし、佳乃子目線では和菓子を優先されたと思ってる?)。しかし京都に来てからの佳乃子はどうやら和に対して特別な感情を持ち続けているようで、好きあらばヨリを戻す可能性も十二分にある状態。そんな中、激しく思惑をぶつけ合う女性2人に挟まれた一果の運命は…………トラウマ、引きずりそうだね……なんとか、一果ちゃんがいい女に成長した暁には、こんな殺伐とした心理戦を演じないような人間になってくれますように。

 毎度「京都のどこをどう移動してるかなー」なんて聖地巡礼目線で見るのが楽しい作品なのだが、今回序盤の動きは正直よく分からなかった。そもそも緑松の具体的な場所が分からんので何とも言えないのだが、まず、一果と美弦ちゃんが遭遇したのは間違いなく左京図書館である(内観はあんま覚えてないが外観は確実にそう)。そこから所在地不明の蕎麦屋への道中で佳乃子に遭遇。その後は「楽器店」→「アイスクリーム屋」と巡り、一度橋を渡った後に「どこかの神社」→「吉田神社」というルート。途中に道のりはさっぱり分からないのだが、渡った橋は川幅や周りの様子から見て少なくとも出町柳よりも北で間違いない(おそらく御影橋だと思われる)。橋は西→東と渡っているので、楽器店やアイス屋があったのは下鴨界隈だろうか?(実際にあるかどうかは正直分からん)。となると、そこから橋を渡った先の神社は田中神社だと考えるのが妥当。そこからならちょっと足を伸ばしてすぐに吉田神社である(ちなみに最後のシーンは京大正門バス停)。いうても結構な距離を歩いてることになるので、真夏に、小学生がうろつくのは大変だっただろう。ま、それでもホイホイ歩いちゃうのは京都のいいところでもありますね(ここまでの情報、誰が得をするんだろう)。

 Bパートは何と和のばあちゃんというなかなか強烈なキャラが登場。この一家は親父さんが割と老けてるのでばあちゃんが突然現れてやたら若々しいのがびっくりだったが、まー、旦那に先立たれた女性というのはむしろ活力が増すという話も聞いたことがあるので、このばあちゃんもそんな感じでエネルギーに満ちているのだろう。もちろんそれは薄情とかいう意味ではなくて、2人分の人生を背負い、余生を満喫しながらも後進の育成に励む理想的なお年寄りの姿でもある。和はこんだけ立派なばあちゃんに育てられてあんなふうになったんか……。お母ちゃんが割と優しそうやからなぁ……。

 今回の見どころはそうしたばあちゃんのキャラはもちろんのことだが、何気なく描かれる「日本のお盆」の姿にさまざまなノスタルジーを感じる部分。残念ながら昨今のコロナの影響で里帰りも難しく、法要なんかを執り行うにもしがらみの多い時代になってしまったが、私が幼い頃なんかはそれこそ田舎のばあちゃんの家に親戚が集まってお盆はたいそう賑わったものである。「家族が集まり、お寺さんを呼んでの年法要」とか、日本人ならしみじみと受け入れられる文化に違いないが、さて、これって海外配信とかで見てる外国の人にはどう映るんでしょうね。護摩札の文化とかもそうだし、こうして小さいけど確実にあった日本の原風景みたいなものを見せてくれる作品は、内輪で申し訳ないが貴重な気がしますね。

 ……今年の夏は実家帰りたいなぁ。

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 一果ちゃんちの苗字「ゆきひら」なのかよ! 第4話。今まで全然気づいてなかったわ……ってことは当然親父さん(CV松岡禎丞)の苗字が「ゆきひら」なわけで……おあがりよ……。よく見れば田所恵もおるしなぁ……。

 毎回禎丞に触れてる気がする作品だけど、作品の中身もしぶ〜くいいとこ突いてくる感は健在。今回は初めて2本立ての構成になっているが、特にAパートの話は分かりやすいネタにちょっとだけ意外な要素を混ぜ込んでて笑ってしまった。あの格好で夜の木屋町を闊歩してるのは危なすぎるんじゃないかなぁ……多分それなりに声かけられることも多いだろうし……単に着替えるだけじゃなく、そのかっこである程度人がいる場所を歩かないとストレス解消にはならないんでしょうかね。難儀な性癖をこじらせたもんだ。あ、「みよし」のアニメデビューおめでとうございます。

 一応ABパートを通してのテーマとして「一果と和の関係が近づく」ってのがあって、Aパートではちょっと呆れられていたが、Bパートでは歩み寄りの姿勢が窺えた。このままいい感じに距離が縮まっていくのか、と思っていたら、なんとここで更に「一果の親父、実は和の先輩だった」という更に面倒な情報も公開。なんて人間関係の狭い世界なんだ……。多分京都市内だけでもギター弾いてる人間なんて山ほどいると思うんだけど、偶然行ったプールで偶然ギター弾いてた奴が親父。……こいつ、逃げる意思はないんかな? まぁ、そもそも現時点ではなんで娘を捨てたのかもよく分かってないし……いや、でも普通はもっと距離おこうとする気がするが……平和なほのぼのアニメのフリをして、まだまだその奥に根深い何かを残しているのかもしれんな……。

 とりあえず今回店員の男の子にスポットが当たったので、店のメンバーは一通り扱ったと思うのだが、ここからはどういう方向に話が転がるんだろうか。一通り扱ったとはいえ、2話目以降、美弦ちゃんの出番が少ないのは勿体無いですね。せっかくの水着回だったんだから連れてってくれよ。

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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